JP2005511237A - 刺創に外的な圧力とともに凝固剤処置を施す装置及び方法 - Google Patents
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- A61L2400/04—Materials for stopping bleeding
Abstract
【課題】動脈のカテーテル法の後で、刺創を通じた血液の流出を阻止すること。
【解決手段】本発明に係る方法を用いると、正常な凝固メカニズムとキトサン(あるいは、他の凝固剤)を誘発するクロッギングメカニズムとを組み合わせることにより、止血時間を短くすることができる。刺創の止血を行なうための圧迫装置1は、圧迫体2と、その下端側面が刺創と接触するように前記圧迫体2に接続された加圧部材3とを備え、加圧部材3の側面にはキトサンが設けられ、これにより、圧迫体2が加圧部材3を介して刺創に外的な圧迫圧力を加えると、キトサンおよび外的な圧迫圧力が同時に刺創に加えられる。
【解決手段】本発明に係る方法を用いると、正常な凝固メカニズムとキトサン(あるいは、他の凝固剤)を誘発するクロッギングメカニズムとを組み合わせることにより、止血時間を短くすることができる。刺創の止血を行なうための圧迫装置1は、圧迫体2と、その下端側面が刺創と接触するように前記圧迫体2に接続された加圧部材3とを備え、加圧部材3の側面にはキトサンが設けられ、これにより、圧迫体2が加圧部材3を介して刺創に外的な圧迫圧力を加えると、キトサンおよび外的な圧迫圧力が同時に刺創に加えられる。
Description
本発明は、概して、刺創に対して外的な圧迫圧力を加えるとともに凝固剤処置を施すことによって止血を実現する方法に関する。また本発明は、凝固剤と外的な圧迫圧力とを同時に刺創に加えることができる装置に関する。
カテーテル法または同様の侵襲的な医療処置等の、侵襲的医療処置後においては、刺創を通じた血液の流れを止めて、侵襲的医療処置の終了後できる限り早急に止血を始めることができるようにしなければならない。刺創部位で血管を圧迫する圧迫圧力を与えて、刺創部位を通じた血液の流れを止めることにより、止血を容易にし、且つ促進させる幾つかの装置が提案されてきた。大腿動脈圧迫装置の例は、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4に記載されている。一方、橈骨動脈を圧迫するための装置の例は、特許文献5、特許文献6、特許文献7に記載されている。これら特許の全内容は、ここで参照することにより本願に組み込まれる。
非常に様々な構成およびタイプの機械的または空気圧的な加圧手段を有する多数の圧迫装置が存在するが、基本的な動作原理は同じである。すなわち、外傷部位に加圧部材が位置決めされ、加圧部材を刺創に対して押圧するある種の圧迫手段が設けられ、これにより、刺創を通じた血液の流れを止めて、止血を始めることができる。通常、止血が完了するのに約20分かかる。しかしながら、例えば凝血を避けるために患者にヘパリンが投与されていた場合には、止血が完了するのに要する時間は1.5時間もの長さになる場合がある。長い圧迫時間は患者にとって不快であり、またその医療行為が高価になるだけでなく、血栓症、組織壊死、神経の損傷、他の若干深刻な合併症を引き起こす場合もある。
前述した場合において、止血のための基礎を成すプロセスは、いわゆる正常な凝固メカニズムである。この凝固メカニズムは、基本的に3つのステップ、すなわち、1)プロトロンビン活性体と呼ばれる複合物質が形成されるステップと、2)プロトロンビン活性体がプロトロンビンと呼ばれる血しょう蛋白をトロンビンに変換するステップと、3)血しょう中に存在するフィブリノーゲン分子のフィブリンメッシュに対する結合をトロンビンが触媒するステップとを含んでおり、これにより、血管を永久的に修復できるまで、血液細胞を捕捉して、外傷を効果的にふさぐことができる(非特許文献1参照)。
正常な凝固メカニズムによって止血が完了するまでには一定の長さの時間がかかるため、対応する最小圧迫時間、すなわち、圧迫装置を患者の身体の一部の周囲に配置しておかなければならない時間も存在する。無論、この圧迫時間は、特定の刺創部位および刺創の大きさ、ヘパリンまたは幾つかの他の抗凝血剤が使用される場合などにおいては異なる血液関連パラメータなど、患者によって異なる幾つかの様々な要因によって決まる。いずれにせよ、当該の患者にとっては、最小圧迫時間が止血を完了するために存在する。
圧迫時間を更に減らすために、圧迫装置は、正常な凝固メカニズムとは異なるメカニズムによって止血を生じさせる幾つかの他の手段と組み合わせることができる。そのような止血剤はキトサンである。キトサンとは、脱アセチル化および解重合の様々な局面で、キチンからアセチル基を取り除くために適用される総称である。キチンは、節足動物の外骨格および菌類の細胞壁の構造的な高分子化合物である。それらは、β1−4グリコシド結合によって結合され、数百または数千の単位体を含む直鎖重合体となる。キトサンの調合技術はUS 3533940号に記載されている。この特許の全体の内容は、ここで参照することにより、本願に組み込まれる。幾つかの研究によれば、キトサンは、細胞凝集またはクロッギング(P. R. Klokkevoldによる論文(1995年、UCLA、ロサンゼルス)「体外骨形成におけるポリ−N−アセチル グルコサミノグリカン(キトサン)の効果」を参照)によって、正常な凝固メカニズムに依存せずに止血を行なうということが分かっている。ここで、キトサンが止血を行なうメカニズムをクロッギングメカニズムと称する。
したがって、キトサン(あるいは、他の凝固剤)から成る活性層を圧迫装置の加圧部材に設けることにより、正常な凝固メカニズムとクロッギングメカニズムとを組み合わせて、圧迫装置を患者の身体の一部の周囲に配置しておかなければならない時間を短くすることができる。この組み合わせ方法は、例えば患者のヘパリン処置に起因して正常な凝固メカニズムが無くなったり、或いは減少した際に、極めて有益となり得る。本発明の有意な効果は、血液の傷口からの滲出を抑制するという点である。この場合の「滲出」とは、傷口に近い局部を起点とした血液等の体液のゆっくりとした流れ、として規定することができよう。
したがって、本発明は、止血を行なう方法であって、正常な凝固メカニズムがキトサン(あるいは、他の凝固剤)を誘発するクロッギングメカニズムと組み合わされる方法を提供する。また、本発明は、正常な凝固メカニズムの効果が減少し或いは無くなる場合に止血を行なう方法を提供する。キトサン(あるいは、他の凝固剤)と外的な圧迫圧力とを同時に刺創上に加えることができる。
また、本発明に係る圧迫装置は、キトサン(あるいは、他の凝固剤)が側面に設けられた加圧部材に接続された圧迫体を備えている。圧迫体は、患者の身体の一部の周囲に配置される調整可能なベルトまたはクランプを備えていても良い。使用時、加圧部材のキトサン側面が刺創と接触した状態で配置されるとともに、加圧部材に対して外的な圧迫圧力を加えるために圧迫体が操作され、これにより、加圧部材が刺創に対して押圧される。キトサンが血液中および患者の組織中に放出され、そのため、正常な凝固メカニズムとクロッギングメカニズムとの組み合わせにより止血を行なうことができ、それにより、圧迫装置を患者の身体の一部の周囲に配置しておかなければならない時間を短くすることができる。
本発明に係る方法は、想定される殆どの用途がカテーテル法または同様の侵襲的な医療処置によって出血を止めることであるが、全ての異なるタイプの出血外傷に対して適用することができる。例えば心臓のカテーテル法は、通常、腿の付け根にある大腿動脈を介して、あるいは、内側の手首の橈骨動脈を介して行なわれる。したがって、本発明の方法を実施可能な同様の装置は、大腿動脈または橈骨動脈にそれぞれ位置決めされる。以下の説明では、本発明の装置に関する3つの異なる実施形態について述べる。そのうちの1つは、大腿動脈圧迫に関するものであり、残りの2つは、橈骨動脈圧迫に関するものである。
図1は、圧迫体(コンプレッサ)2と膨張可能な加圧部材3とを備えている大腿動脈圧迫装置1の好ましい実施形態を示す。圧迫体2は、ベースプレート4と、患者の身体の周囲に固定されるベルト5と、膨張可能な加圧部材3に接続されたポンプ6とを備えている。ベースプレート4は、上端部と下端部とを有するとともに、ベルト5に固定されるようになっている。膨張可能な加圧部材3は、ベースプレート4の下端部に設けられている。図2に最も良く示されるように、加圧部材3の下端側面には、キトサンから成る層7がコーティングされている。使用時、キトサン層7が刺創と接触するように加圧部材3が位置決めされ、その後、ベルト5が患者の身体の周囲に締め付けられ、膨張可能な加圧部材3がポンプ6によって膨張することにより、外傷部位に圧迫圧力が加えられる。キトサンが患者の血液中および組織中に放出されると、正常な凝固メカニズムとクロッギングメカニズムとが組み合わされた効果を成す止血状態を得ることができる。
橈骨動脈圧迫装置8の第1の実施形態を図3に示す。橈骨動脈圧迫装置8は、圧迫体9と、加圧部材10とを備えている。加圧部材の下端側面には、キトサンから成る層11がコーティングされている。圧迫体9は、支持プレート12と、複数の固定ストラップ13,14,15とを備えている。第1のストラップ13は、患者の手の指および掌を固定するために、支持プレート12の先端に設けられている。第2のストラップ15は、支持プレート12を患者の前腕の下側部分に固定するために、支持プレート12の基端に設けられている。加圧部材10が設けられている第3のストラップ14は、支持プレート12のほぼ中央で、第1のストラップ13と第2のストラップ15との間に配置されている。使用時、キトサン層11が刺創と接触するように加圧部材10が位置決めされるとともに、支持プレート12が患者の手首の反対側にほぼ配置され、その後、第1および第2の固定ストラップ13,15が締め付けられることにより支持プレート12が所定位置に保持される。そして、最後に、第3の固定ストラップ14が締め付けられることにより、外傷部位に圧迫圧力が加えられる。
図4および図5は、橈骨動脈圧迫装置16の他の実施形態を示す。橈骨動脈圧迫装置16は、圧迫体17と、加圧部材18とを備えている。加圧部材の下端側面には、キトサンから成る層19がコーティングされている。圧迫体17は、支持アーム20と圧迫アーム21とを備えており、これらのアームはC字形状のクランプを形成している。支持アーム20および圧迫アーム21は、支持アーム20の基端が圧迫アーム21の後側へと延びるように、ヒンジ結合部22で回動可能に接続されている。先端部、すなわち、ヒンジ結合部22から離れた端部において、支持アーム20の内側には支持パッド23が設けられており、これと対向する加圧部材18は圧迫アーム21の先端に設けられている。支持アーム20の基端には締付けネジ24が貫通してねじ込まれており、これにより、締付けネジ24の前端が圧迫アーム21と接触している。締付けネジ24を内側または外側にねじ込むことにより、支持パッド23と加圧部材18との間の距離を調整することができ、これにより、橈骨動脈に作用する圧迫圧力を制御することができる。締付けネジ24は、加圧部材18と支持パッド23との間の距離を調整する便利な圧力調整機構24であるが、バネ式の手段、歯車式または歯付きの手段など、このような距離調整(すなわち圧力調整)を果たすための他の手法も存在する。また、膨張可能な加圧部材及び/又は膨張可能な支持パッドを有することにより、空気圧装置で加圧部材及び/又は支持パッドを膨張させて、加圧部材と支持パッドとの間の距離を調整することもできる。
前述した実施形態において、加圧部材の下端側面には、キトサンがコーティングされている。すなわち、“コーティングされている”という用語は、キトサンから成る層が当該加圧部材の下端側面上に直接に塗布されている、という意味を含む。しかしながら、キトサンがコーティングされた、或いはキトサンを染み込ませた別個のパッチ、またはキサトンから成るパッチを使用し、このパッチを刺創部位と加圧部材の下端側面との間に設けることもできる。本特許明細書および請求の範囲において、“キトサンパッチ”とは、キトサンがコーティングされた、或いはキトサンを染み込ませたパッチ、またはキトサンから成るパッチを意味する。このキトサンパッチは、刺創部位と加圧部材の下端側面との間に別個に手で設けても良いが、圧迫装置の製造中にキトサンパッチを加圧部材に予め貼り付けておくことが好ましい。図6には、図1および図2に示されたタイプの大腿動脈圧迫装置と共にキトサンパッチ25が示されている。キトサンパッチ25は、大腿動脈圧迫装置の加圧部材3に貼り付けられる前の状態で示されているが、適切な変更を伴ってキトサンパッチ25を前述した任意の実施形態の圧迫装置と共に使用することができることは理解されよう。また、加圧部材を刺創部位にわたって位置決めする前に、刺創の部位に別個のキトサンパッチ25を配置することもできる。
同様の圧迫装置の組立て中にキトサンパッチが加圧部材に対して付着される場合、キトサンパッチは、剥離可能または取り外し可能なパッチであって、圧迫装置および対応する加圧部材が刺創部位から除去される際に刺創に貼り当接した状態を保っていることが有意である。キトサンパッチは、加圧部材の下端側面に貼り付けられる弱粘着性パッチの形態を成していても良い。圧迫装置が刺創部位から離される際、医師は、刺創部位に向かって下方に押圧されるキトサンパッチの端縁を保持することにより、キトサンパッチを所定の位置に保持し、その後、加圧部材と対応する圧迫装置とを取り除く。この場合、キトサンパッチは、加圧部材の下端側面に対して弱く付着しているだけでなければならない。すなわち、弱い接着剤を使用しなければならない。また、キトサンパッチを加圧部材の下端側面に対して引き付ける共有結合力によって、キトサンパッチを加圧部材の下端側面に付着させることもできる。比較として、薄いプラスチックフィルムを表面に付着させるのが共有結合力である。この場合、キトサンパッチは、薄膜またはプラスチック等の適切な材料から成る箔の形態を成していなければならない。
添付図面にも示される特定の実施形態に関して本発明を説明してきたが、当業者であれば分かるように、本発明の思想および範囲内で多くの変形および変更を成すことができる。例えば、本発明においては、キトサン以外の凝固剤(例えば、トロンビン)を使用しても良い。トロンビンは、非常に強力な凝固剤であり、正常な凝固メカニズム(クロッギングメカニズムと対照的なものとして)によって止血を行なうことができる。添付の請求項によって規定される本発明の範囲内で使用できる凝固剤の更に他の例は、アルギン酸塩、酸化セルロース、または、遊離アミノ基を含む蛋白質である。
アルギン酸塩、すなわち、L型グルロン酸(L-guluronic acid)およびD型マンヌロン酸の直鎖多糖類は、ワカメ、例えば昆布から抽出される。この多糖類は、セルロースと密接に関連するとともに、藻類の細胞壁内で検出される。アルギン酸塩は、カルシウムイオンと共に安定したゲルを形成するもので、食品産業においては、増粘剤として長年にわたって使用されてきた。
市場には、アルギン酸塩から成る幾つかの様々な創傷被覆材(Algosteril, Comfeel Allginate, Kaltostat, Sorbosan)が存在する。アルギン酸塩は、滲出液を吸収し且つ呼吸カバーを除いて湿気を維持することができるため、幾つかのタイプの局所外傷を保護するのに役立つ。また、アルギン酸塩は、そのゲル状構造により、新たに再生された上皮中に保持され得るコットンまたはセルロースから成る創傷被覆材と比べて、上皮で覆われる外傷からの除去が比較的容易である。
セルロース、すなわち、グルコースから成る直鎖多糖類は、最も豊富な天然に生育する有機物質である。セルロースは、全ての植物の主要な構造的材料である。セルロースは、化学的操作により多くの方法で容易に改質することができ、酸化セルロースは、長年にわたって知られ、また、創傷被覆材としても使用されてきた。酸化セルロースにおいて、幾つかのグルコース単位体は、酸化されて、グルクロン酸単位体となる。この変換によって、部分的に、または完全に水に溶ける分子が形成されるとともに、カルシウム等の二価イオンと共にゲルを形成することができる。遊離アミノ基を含む蛋白質に関しては、凝固を促進するコラーゲンおよびゼラチン等の幾つかの蛋白質構造が存在する。
1 大腿動脈圧迫装置
2,9,17 圧迫体
3,10,18 加圧部材
4 ベースプレート
5 ベルト
6 ポンプ
7,11,19 キトサン層
8,16 橈骨動脈圧迫装置
12 支持プレート
13 第1のストラップ
14 第3のストラップ
15 第2のストラップ
20 支持アーム
21 圧迫アーム
22 ヒンジ結合部
23 支持パッド
24 締付けネジ
25 キトサンパッチ
2,9,17 圧迫体
3,10,18 加圧部材
4 ベースプレート
5 ベルト
6 ポンプ
7,11,19 キトサン層
8,16 橈骨動脈圧迫装置
12 支持プレート
13 第1のストラップ
14 第3のストラップ
15 第2のストラップ
20 支持アーム
21 圧迫アーム
22 ヒンジ結合部
23 支持パッド
24 締付けネジ
25 キトサンパッチ
Claims (33)
- カテーテル法による処置後に刺創の止血を行なうための圧迫装置(1,8,16)であって、
圧迫体(2,9,17)と、
その側面が前記刺創と接触するように前記圧迫体に接続された加圧部材(3,10,18)と、を備え、
前記加圧部材の前記側面には凝固剤が設けられ、これにより、前記圧迫体が前記加圧部材を介して前記刺創に外的な圧迫圧力を加えると、前記凝固剤および外的な圧迫圧力が同時に前記刺創に加えられる、圧迫装置。 - 前記加圧部材の前記側面には、凝固剤から成る層がコーティングされている、請求項1に記載の圧迫装置。
- 前記凝固剤は、前記加圧部材から取り外し可能な凝固剤パッチにより、前記加圧部材の前記側面に設けられ、これにより、前記加圧部材が取り除かれる際に、前記凝固剤パッチが前記刺創に当接した状態を保つ、請求項1に記載の圧迫装置。
- 前記凝固剤パッチは弱粘着性パッチの形態を成し、該弱粘着性パッチの接着面は、前記加圧部材の前記側面に貼り付けられるとともに、前記加圧部材の前記側面から容易にはがすことのできる、請求項3に記載の圧迫装置。
- 前記凝固剤パッチは、共有結合力によって前記加圧部材の前記側面に付着するとともに前記加圧部材の前記側面から容易にはがすことのできる薄箔の形態を成す、請求項3に記載の圧迫装置。
- 大腿動脈を圧迫するための圧迫装置であって、
膨張可能な加圧部材を備え、
前記圧迫体は、患者の身体の周囲に固定されるベルトと、ベルトに接続可能で且つ上端部と前記加圧部材に接続される下端部とを有するベースプレートと、前記加圧部材に接続可能なポンプとを備え、
前記加圧部材の前記側面には凝固剤が設けられ、これにより、前記膨張可能な加圧部材が前記ポンプによって膨張すると、凝固剤および外的な圧迫圧力が同時に前記刺創に加えられる、請求項1に記載の圧迫装置。 - 前記加圧部材の前記側面には、凝固剤から成る層がコーティングされている、請求項6に記載の圧迫装置。
- 前記凝固剤は、前記加圧部材から取り外し可能な凝固剤パッチにより加圧部材の前記側面に設けられ、これにより、前記加圧部材が取り除かれる際に、前記凝固剤パッチが前記刺創に当接した状態を保つ、請求項6に記載の圧迫装置。
- 前記凝固剤パッチは、弱粘着性パッチの形態を成し、該弱粘着性パッチの接着面は、前記加圧部材の前記側面に貼り付けられるとともに、前記加圧部材の前記側面から容易にはがすことのできる、請求項8に記載の圧迫装置。
- 前記凝固剤パッチは、共有結合力によって前記加圧部材の前記側面に付着するとともに前記加圧部材の前記側面から容易にはがすことのできる薄箔の形態を成す、請求項8に記載の圧迫装置。
- 橈骨動脈を圧迫するための圧迫装置であって、
前記加圧部材と、
支持プレートを有する圧迫体と、を備え、
前記支持プレートは、該支持プレートの先端に接続された第1の固定ストラップと、該支持プレートの基端に接続前記加圧部材が取り付けられる少なくとも1つの中間固定ストラップとを有し、
これらのストラップは、実質的に患者の手首の両側の所定位置に前記加圧部材と前記支持プレートとを保持し、前記加圧部材の前記側面には凝固剤が設けられ、これにより、少なくとも1つの中間固定ストラップが締め付けられると、前記凝固剤および外的な圧迫圧力が同時に前記刺創に加えられる、請求項1に記載の圧迫装置。 - 前記加圧部材の前記側面には、凝固剤から成る層がコーティングされている、請求項11に記載の圧迫装置。
- 前記凝固剤は、前記加圧部材から取り外し可能な凝固剤パッチにより、前記加圧部材の前記側面に設けられ、これにより、前記加圧部材が取り除かれる際に、前記凝固剤パッチが前記刺創に当接した状態を保つ、請求項11に記載の圧迫装置。
- 前記凝固剤パッチは、弱粘着性パッチの形態を成し、該弱粘着性パッチの接着面は、前記加圧部材の前記側面に貼り付けられるとともに、前記加圧部材の前記側面から容易にはがすことのできる、請求項13に記載の圧迫装置。
- 前記凝固剤パッチは、共有結合力によって前記加圧部材の前記側面に付着するとともに前記加圧部材の前記側面から容易にはがすことのできる薄箔の形態を成す、請求項13に記載の圧迫装置。
- 橈骨動脈を圧迫するための圧迫装置であって、
支持パッドが設けられた支持アームと、
前記支持アームに接続され且つ前記加圧部材が設けられた圧迫アームと、前記支持パッドと前記加圧部材との間の距離を調整するための圧力調整アセンブリとを備え、これにより、患者の前腕上に本圧迫装置が配置されると、橈骨の上側の明確な領域に対して前記支持パッドが当接するとともに、該橈骨の下側の明確な領域に対して前記加圧部材が当接し、
前記加圧部材の前記側面には凝固剤が設けられ、これにより、前記凝固剤および外的な圧迫圧力が前記圧力調整アセンブリによって同時に前記刺創に加えられる、請求項1に記載の圧迫装置。 - 前記加圧部材の前記側面には、凝固剤から成る層がコーティングされている、請求項16に記載の圧迫装置。
- 前記凝固剤は、前記加圧部材から取り外し可能な凝固剤パッチにより、前記加圧部材の前記側面に設けられ、これにより、前記加圧部材が取り除かれる際に、前記凝固剤パッチが前記刺創に当接した状態を保つ、請求項16に記載の圧迫装置。
- 前記凝固剤パッチは、弱粘着性パッチの形態を成し、該弱粘着性パッチの接着面は、前記加圧部材の前記側面に貼り付けられるとともに、前記加圧部材の前記側面から容易にはがすことのできる、請求項18に記載の圧迫装置。
- 前記凝固剤パッチは、共有結合力によって前記加圧部材の前記側面に付着するとともに前記加圧部材の前記側面から容易にはがすことのできる薄箔の形態を成す、請求項18に記載の圧迫装置。
- 前記凝固剤はキトサンである、請求項1〜20のいずれか一つに記載の圧迫装置。
- 前記凝固剤はアルギン酸塩である、請求項1〜20のいずれか一つに記載の圧迫装置。
- 前記凝固剤は酸化セルロースである、請求項1〜20のいずれか一つに記載の圧迫装置。
- 前記凝固剤は遊離アミノ基を含む蛋白質である、請求項1〜20のいずれか一つに記載の圧迫装置。
- カテーテル法による処置後に刺創の止血を行なうための方法において、
外的な圧力が刺創に加えられると同時に、前記刺創の凝固剤処置が成され、前記外的な圧力は、患者の身体の一部の周囲に配置される圧迫装置によって加えられる方法。 - 前記凝固剤は、凝固剤パッチの形態を成して設けられ、該凝固剤パッチは、前記圧迫装置が患者の身体の一部の周囲に配置される際に、前記刺創上において位置決めされる、請求項25に記載の方法。
- 前記圧迫装置は、圧迫体と、該圧迫体に接続され且つ凝固剤が設けられる側面を有する加圧部材とを備え、
前記加圧部材の前記側面は前記刺創と接触し、これにより、前記圧迫体が前記加圧部材を介して前記刺創に外的な圧迫圧力を加えると、前記凝固剤と外的な圧迫圧力とが同時に前記刺創に加えられる、請求項25に記載の方法。 - 前記加圧部材の前記側面には、凝固剤から成る層がコーティングされている、請求項27に記載の方法。
- 前記凝固剤は、前記加圧部材から取り外し可能な凝固剤パッチにより、前記加圧部材の前記側面に設けられ、これにより、前記加圧部材が取り除かれる際に、前記凝固剤パッチが前記刺創に当接した状態を保つ、請求項27に記載の方法。
- 前記凝固剤はキトサンである、請求項25〜29のいずれか一つに記載の方法。
- 前記凝固剤はアルギン酸塩である、請求項25〜29のいずれか一つに記載の方法。
- 前記凝固剤は酸化セルロースである、請求項25〜29のいずれか一つに記載の方法。
- 前記凝固剤は遊離アミノ基を含む蛋白質である、請求項25〜29のいずれか一つに記載の方法。
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