JP2005511120A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 薬物送達システムであって、
   経皮薬物送達装置と、
   パッチに固定された温度制御装置と、を含み、前記温度制御装置が、加熱の規模および持続時間を制御し、かつ選択的に加減し、皮膚を通じて鎮痛剤の選択的な正確な要望に応じた送達を達成し、ここで前記温度制御装置は、前記パッチおよびパッチに隣接した皮膚を所定の持続時間、所定の温度範囲に加熱するように設計されている、システム。
2. 前記温度制御装置が、迅速に経皮パッチを加熱し、迅速な薬物送達を提供してブレイクスルー痛を解消する、請求項１に記載のシステム。
3. 前記温度制御装置が、
   非空気透過性材料によって規定された浅いチャンバーであって、該チャンバーが、非空気透過性材料を通じて所定の数とサイズの孔を有する少なくとも１つの側面を有し、所定の速度で前記チャンバーへの空気流を可能にするチャンバーと、
   前記チャンバー内に配置され、所定の持続時間の熱を提供する所定量の熱発生媒体と、
   を含む、請求項１に記載のシステム。
4. 前記浅いチャンバーが、前記チャンバーの少なくとも１つの側面に配置された接着剤を含む、請求項３に記載のシステム。
5. 前記温度制御装置が、前記浅いチャンバーを皮膚薬物送達システムへ付着させる手段をさらに含み、皮膚薬物送達システムへ付着させる前記手段が、前記皮膚薬物送達システムと前記ヒト皮膚との間の接着よりも皮膚薬物送達システムへの付着力が少ない特性を有する接着剤である、請求項３に記載のシステム。
6. 前記熱発生媒体が、所定比の活性炭と鉄とを含む、請求項３に記載のシステム。
7. 前記熱発生媒体が、塩化ナトリウムとおがくずとをさらに含む、請求項３に記載のシステム。
8. 前記温度制御装置が、電気が供給されると熱を発生する能力がある抵抗層を含む実質的に二次元の装置と、前記実質的に二次元の装置をヒト皮膚へ付着させる手段と、電流を前記抵抗層へ供給する手段とをさらに含む、請求項１に記載のシステム。
9. 電流を前記抵抗層へ供給する前記手段が、前記抵抗層へ供給される電流の量を調節する手段を含む、請求項８に記載のシステム。
10. 前記抵抗層へ供給される電流の量を調節する前記手段がサーミスタを含む、請求項９に記載のシステム。
11. 前記所定の温度範囲が３８℃〜４５℃である、請求項１に記載のシステム。
12. 前記所定の温度範囲が３９℃〜４４℃である、請求項１に記載のシステム。
13. 前記非空気透過性材料が所定の空気透過係数を有する、請求項３に記載のシステム。