JP2005510310A - チップの方向制御性と位置維持機構を有する呼吸チューブ - Google Patents

チップの方向制御性と位置維持機構を有する呼吸チューブ Download PDF

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Abstract

特に解剖的変異により生じた挿管困難な状況において気管への迅速挿管を容易にする呼吸チューブ(10)であって、チューブ(10)の遠位端(16)の位置を制御するために配置の際に曲げられる部分(34)を有する。この呼吸チューブ(10)の遠位端(16)は呼吸チューブ(10)の近位端(20)からアクセスできる機構または流体通路により選択的に湾曲ないしは曲げることができる。この呼吸チューブによれば、チューブ(10)の内部空間を塞ぐことなく挿入端の操作が可能でチューブ(10)の配置が容易となる。

Description

1.発明の分野:
この発明は一般に呼吸チューブに関し、特に、解剖的変異、外傷などのために難しくなった気道(気管入口の開口部)への挿管を容易にするように設計された曲げ可能部分を有する呼吸チューブに関している。
2.一般的背景と技術水準:
呼吸チューブは一般に直接患者に酸素と麻酔薬ガスを与える気道として用いられた円筒状のチューブを有する。円筒状のチューブは末端に気管内に挿入のために設計された開いた遠位端を有し、かつガス源につながれるように設計された反対側の開いた近位端を有する。呼吸チューブは、通常、気管の内壁とシールを形成するために、円筒状のチューブの外面上に可膨張式カフを有する。(ドーティー(Doherty)に付与された米国特許第3,460,541号参照)。カフは気管を塞ぐよう機能し、異物質が吸入されないように気管と肺を守る。特に、食物、異物あるいは消化器系の内容物が肺に入るのを防止する。呼吸チューブは主に外科手術で使われるが、緊急治療室と緊急現場(in-the-field)状況でも頻繁に使われる。
全身麻酔が必要な外科手術では、患者は薬および/またはガスなどの麻酔剤の投与によって意識不明にされる。患者はまた筋弛緩剤/麻痺剤も投与され、呼吸チューブの挿入に患者の吐き気反応を最小にする。喉頭鏡が患者の口に置かれる。喉頭鏡のブレード部が舌を横に押すのに使われ、そして挿管医が口と気道解剖学的構造を目で見えるようにするために喉頭鏡ハンドルに持ち上げる力を加える。気管内チューブの特定目標域は声門であるが、これは声帯と気管への入口の間にある孔である。呼吸チューブの遠位端が声門に挿入され、そして可膨張式カフ(バルーン(風船))に空気で満たされて、カフの壁と気管の内壁の間に気密なシールが作り出される。この気密なシールのおかげで、正圧下の酸素と麻酔薬ガスが、チップ(先端部)とバルーンの下にある気道に直接届けられる。
患者の解剖学的構造は大きく異なり、チューブ挿入の潜在的困難性に従って分類された特定のカテゴリーに帰属される。前声門(an anterior glottis)あるいは目標オリフィス(声帯および患者の首部の高い位置にある孔)を有する患者では、その穴通して呼吸チューブの挿入端を配することは極めて難しいことがあり、重大な傷害や酸素欠乏のために死にさえ至ることがあり得る。麻酔医あるいは健康管理医による注意深い評価によって困難が示唆されることがあるが、症状は通常前記オリフィスおよび声帯が喉頭鏡とブレード装置で目で見えるようになるまでは検知できない。これが起こると、医師は喉頭鏡を取り去り、金属またはプラスチックのスタイレット(半剛性の(semi-stiff)ワイヤー)を呼吸チューブの内部空間(lumen)に挿入し、そのチューブとスタイレットを適切な状態に曲げて挿入チップを適切な位置に配置されるようにし、配置ガイド役を務めるようにしなければならない。ホッケースティックの形に似た小さい曲がりがスタイレットと呼吸チューブの末端に作られるが、チューブの主な部分は変化しないままである。これが達成された途端に、医師により声帯と入り口を目で見えるようにする別の試みが行われる。挿入チップの曲がった形状により、チップが気管のオリフィスを通過する可能性が向上する。弯曲のためのスタイレットを有する初期の呼吸チューブの例がサンダース(Sanders)に付与された米国特許第2,458,305号に記載されている。
呼吸チューブの挿入端を湾曲させるのにスタイレットを使う方法は広く使われるが、それには多くの欠点がある。チューブを正しい形状に曲げ、次に挿入の道筋を目で見えるようにし、次に呼吸チューブの内部空間からスタイレットを取り去るステップは、挿管操作を完了する上で、貴重な時間を浪費するものである。時間は呼吸していない意識不明の患者では、特に、患者の胃が異物質を吸入する可能性が大きい満腹状態かもしれない場合には、最大に重要である。
スタイレットを使用することも、喉頭鏡を所定の場所に配置する最初の試みがなられた後は、通常行われている。さらに、そこでの意図された使用のために、スタイレットは半剛性で、容易に曲げることができ、しかも一旦曲がったらその形を維持しなくてはならない。この本来的な特徴は、患者にスタイレットによって気道に損傷を受けるリスクをもたらし、気道で出血する可能性も伴う。過去において、柔らかい組織への穿刺と声帯損傷がスタイレットを使用したためとされたことがある。
従来の装置のいずれも、スタイレットを使用しないで呼吸チューブを適切に配置して、患者に首尾よく挿管することができなかった。
気管内チューブが所望のオリフィスに配置されるのを支援する装置が多数設計された。例えば、喉頭鏡が挿入を補助するのに開発された。しかしながら、これらの装置は、呼吸チューブ自体の挿入末端の弯曲を制御する機構を備えていない。
ミラー(Miller)に付与された米国特許第4,589,410号、ジャクソンに付与された米国特許第4,150,676号、及びドネンフェルド(Donenfeld)に付与された米国特許第4,685,457号の各々に、チューブ長の1部に沿う壁に少なくとも1本の操作用引ひもを備えた呼吸チューブが示されている。このひもにテンションをかけると、あきらかに構成材料の圧縮率のために、バルーンに近位においてチューブが湾曲する。しかし、チューブのチップは曲がらないで、曲がりは操作用引ひもの全長に沿って起こる。これらの装置には、ヒンジもばね型機構も改造チューブ壁も採用されておらず、錠掛装置(locking device)も使用されていない。その結果として、これら従来の装置では、チューブのチップが選択された運動を行うことはできない。これら従来の装置では、チューブ本体はチューブのかなりの部分を曲げるプーリー機構によって動かされる結果、チューブの口の中での動きに起因する問題が発生する。
チューブ曲げ機構を採用したその他の装置としては、ウメダ(Umeda) に付与された米国特許第5,255,668号があり、この特許は気管支鏡に使用される曲げ可能な内視鏡に関する。これは、チューブの壁内の二つのコイルの間に間隔を置いて設けられた曲げ可能な遠位部分を備えていて、その遠位部分はチューブの壁内のワイヤを引くことにより曲げられるものである。ソスノースキー(Sosnowski)らに付与された米国特許第4,911,148号は、チューブの長さに沿って間隔を置いて設けられた一連の半径方向の切れ目と、その切れ目を付けられた壁を通る引きワイヤーを有する小径(0.15ミリメートル以下の直径)の内視鏡に関する。そのワイヤーを引くと、切れ目を有する部分に沿ってチューブが曲げられ、その結果今度はチップが曲げられる。パスカー(Paskar)に付与された米国特許第5,304,131号には、一方の側に沿って強度の弱い部分を有する動脈または静脈用カテーテルが示されている。この強度の弱さは、カテーテルの壁を横切るギャップの結果である。これらギャップの側壁を通って延びるワイヤーにより、強度が弱められた部分が曲げられる。強度が弱められた部分が元の真っ直ぐな配置に戻るのを補助するために、その部分をばねで囲んでもよい。そして、弱められた部分をシールするために、ばねと弱められた部分とをジャケットで覆ってもよい。
エマーソン(Emerson)に付与された米国特許第4,353,358号は、ソスノースキーらに類似した、切れ目とプルワイヤーとを有する柔軟なS状結腸鏡に関するものである。他の柔軟なチップを有する内視鏡と、ヒンジ付き部分とプルワイヤーとを有するカテーテルとがハイムバーガー(Heimberger)らに付与された米国特許第5,772,578号とヘッケル(Heckele)に付与された米国特許第5,448,989号にも示されている。ヘブン(Heaven)に付与された米国特許第5,306,245号には、柔軟なステンレス鋼製ヒンジの反対側に部分的切抜き壁を有し、該ヒンジの反対側のチューブ壁内にプルワイヤーを備える曲げ可能なチューブ状装置が示されている。少なくとも切抜き部は外側プラスチック材料によって覆われる。このプラスチックカバーもチューブの全長と同様にプルワイヤーを覆ってもよい。バルーンが曲げ可能な部分に対して遠位の位置に付加されてもよい。これらの装置は呼吸チューブで必要とされるような閉鎖バルーンを有しない。ヘブンにはバルーンが備わっているが、それは曲げ可能な部分に対して遠位の位置にあって、胆管撮影のために使用されるものであって気管の閉鎖を意図したものではない。
前の2つのパラグラフの装置はいずれも呼吸チューブの形態で働くことは意図されていない。それらは、チューブの主要部分は予め決められた原形のままでありながら、挿入チップ近くのチューブ部分が表現するような、本発明の特徴を有していない。
呼吸チューブについて種々の変更、改良および開発が行われてきたが、チップにおいてだけ曲がることができ、そして一時的に所定の位置に固定される機構を有する装置がなお求められている。このような呼吸チューブは、チューブを片手で操作しながら、他方の手はフリーで他の装置例えば喉頭鏡の操作を行うことを容易にするであろう。また、これはチューブの内部空間を損なうことなく達成される必要がある。
−発明の要旨−
本発明の呼吸チューブは、チューブのチップが声門に接近しつつある時に、スタイレットや他の案内装置の使用なしに人間の気管に挿入されるように設計されていて操作可能な遠位端を有する。チューブの主要部は原形のままであるが、呼吸チューブが配置される間、遠位端は主要部とは独立に湾曲ないしは曲げられ、所望の位置に維持される。呼吸チューブの内部空間は、患者の気道が閉鎖されないように、遠位のチップが湾曲させられる間塞がれない状態が維持される。遠位チップに所望の弯曲を実現することは、すべて本発明の範囲内のものとして熟考されたものであるが、チューブの遠位端を操るための1または2以上の機構と組み合せて種々設計を使用することによって達成される。本発明の1つの具体的で模範的な実施形態によると、これらは、
1)遠位チップとチューブ主要部との間にばねを配置する;
2)超音波、熱、溶剤での処理または類似の方法を使用して、チューブの曲げられるべき部分を構成しているポリマーの分子的構造または組成を変質させてその部分の柔軟性を高める;
3)遠位チップとチューブ主要部との間にポリマーバッフルを使う;
4)曲げるべき部分をポリマーばねで取り囲む;または
5)遠位チップとチューブ主要部との間に、支持ばねでまたは支持ばね無しで、細い、切れ目付きないしは切抜きの領域を設ける;ことを含んでいる。
上の機構のすべてが、呼吸チューブの外側に適用されてもよいし、チューブ壁内に取り込まれてもよいし、またはチューブの内部空間に挿入されてもよい。本発明の呼吸チューブは、また、チップの運動を引き起こし、かつ遠位端チューブに課される曲がりの一時的なロックを行うための制御機構も発明の範囲とする。これは、摩擦錠機構(friction lock mechanism)、単軸錠(single axis lock)、留め金付き滑り引き金(sliding trigger with catch)、戻り止めシステム(detent system)、あるいはプルワイヤーで動作する類似の固定装置を使用することよって達成できる。このロックされている位置では、医師は、少なくとも1つの手が自由となって他の装置を操ることが可能になる。その望ましい操作では、1つの手で呼吸チューブを持ち、他方の手で喉頭鏡を操作する。チューブの湾曲した端を所望の位置に挿入した後、引き金機構を容易に緩めて、チューブにその元の形状を取らせることができる。本発明の特徴を有する呼吸チューブは、チューブ内部空間が塞がっておらず、医師をして優れたチップ制御を可能ならしめ、かつ気道制御の迅速な達成を可能にすることが好ましい。
−図面の簡単な説明−
次の発明は明細書、添付の特許請求の範囲、および図面により一層理解されるであろう。ここで、
図1は本発明の特徴を有する呼吸チューブの一部切取り図である。
図1A は図1に示されたバルーンの拡大切取り図である。
図2はチップ曲げ機構を働かせた、図1の呼吸チューブの一部切取り図である。
図3は該装置の曲がった部分を示す、図2の呼吸チューブの遠位部の拡大した、一部切取り図である。
図4はチップ格納位置にある該装置の制御部を示す、図2の呼吸チューブの拡大した、一部切取り図である。
図5は呼吸チューブの近位端を示す、図4の線5-5に沿ってとられた端面図である。
図6は該装置の曲げ可能な部分を示す、本発明の特徴を有する呼吸チューブの第2の実施形態の遠位部の拡大した、一部切取り図である。
図7は該装置の曲げ可能な部分が曲がった状態にある形状を示す、図6の呼吸チューブの遠位部の拡大した一部切取り図である。
図8は該装置の曲げ可能な部分を示す、本発明の特徴を有する呼吸チューブの第3の実施形態の遠位部の拡大した、一部切取り図である。
図9は該装置の曲げ可能な部分が曲がった状態にある形状を示す図8の呼吸チューブの遠位部の拡大した、一部切取り図である。
図10は該装置の曲げ可能な部分を示す、本発明の特徴を有する呼吸チューブの第4の実施形態の遠位部の拡大した、一部切取り図である。
図11は図10の線11−11に沿ってとられた横断面図である。
図12は本発明の第5の実施形態による呼吸チューブの近位端の側面図である。
図13は図12に示された呼吸チューブの近位端の上面図である。
図14は本発明の第6の実施形態による呼吸チューブの近位端の側面図である。
図15は図14に示された呼吸チューブの近位端の上面図である。
図16は本発明の第7の実施形態による呼吸チューブの側面図である。
図17は線17-17に沿って見た、図16の呼吸チューブの横断面図である。
図18は図16の呼吸チューブの1部の側面図であって、ある程度詳しく示している。
図19と19Aは、それぞれ、第8の実施形態による呼吸チューブの1部を示す横断面図と側面図である。
図20と20Aは、それぞれ、第9の実施形態による呼吸チューブの1部を示す横断面図と側面図である。
図21と22は、それぞれ、近位端を曲がっていないまたは曲がった状態での形状で示す、第10の実施形態による呼吸チューブの近位端の側面図である。
図23と24は、それぞれ、その近位端を曲がっていないまたは曲がった状態での形状で示す、本発明の第11の実施形態による呼吸チューブのその近位端の側面図である。
図25は図23と24の実施形態で使われる1対の柔軟な膜の斜視図である。
図26は図25の一対の膜が重ねられた、即ち、組立てられた状態を示す斜視図である。
図27と28は、それぞれ、図23と24の呼吸チューブの近位端の、拡大側面図である。
図29と30は、それぞれ、近位端が曲がっていないまたは曲がった状態での形状を示す、本発明の第12の実施形態による呼吸チューブの近位端の側面図である。
図31Aは図1の可膨張式カフを膜で置き換えた呼吸チューブの側方立面図である。
図31Bは、図31Aの線31B-31Bに沿ってとられた、該呼吸チューブの鉛直断面図である。
図32は図31Aの呼吸チューブにおいて、ケーブルが後方に引かれてチューブに曲がりを作り出している状態を示す側方立面図である。
図33は多数の切れ目を利用する本発明の実施形態を示す側方立面図である。
図34はカフの遠位に配置された切れ目を有する呼吸チューブの側方立面図である。
−好ましい実施形態の詳細な説明−
本発明の特徴を有する気管内チューブ10、別称として呼吸チューブともいう、の最初の実施形態を図1-5に示す。気管内チューブ10は、その遠位端16の近くで管状体12の外表面の上に装着された可膨張式バルーン14、カフともいう、を有する中空の管状体12を有する。管状体12の近位端20から管状体12の遠位端16まで延びる導管18が、管状体12とカフ14の間の空間、即ち、多層壁構造のバルーンのカフの可膨張性部分に接続している。管状体12が患者の気道の所望の位置に一旦配置されたら、導管18がバルーン14を望ましい閉鎖直径に膨らませるのに使われる。導管18は、典型的には、管状体12の壁26の通路24を延びる、あるいは壁26の内表面もしくは外表面に沿って延びる小径のチューブ22である。あるいは、壁26の通路24は、通路24の近位端内に封じられた小径の管状体12とともに導管18を構成することができる。小径のチューブ22の近位端には、バルブ28―これはバルーン14内に膨張空気を維持するように作用する―と、典型的には、カフ14が気管からそれ以上の膨張に対する抵抗にあったときに膨らむパイロットバルーン30とがある。各図では管状体12の外径よりも大きい直径を有するカフ14が示されているが、これらの図はすべてカフ14と空気を抜かれた状態のパイロットバルーン30とを示しており、該カフとバルーンとは膨らまさられるとさらに大きくなる。
管状体12の近位端20には、気管内チューブ10を空気、酸素またはガス状麻酔薬混合物の供給源、例えば人工呼吸器あるいは壁に設けられた空気供給源(図示せず)に接続するためのアダプタ32がある。管状体12の遠位端16は、チューブ中に供給されたガスが患者の気道中に支障なく流れるように開放されている。図1で、遠位端16は、2つの横を向く開口と保護されたチップ端とを備えている代替設計を示し、滑らかなチップ表面が気道の組織にもたらされ、気管内チューブ10を配置する際に組織への外傷を最小にするようになっている。
気管内チューブ10には、カフ14で覆われた管状体12の壁内に柔軟部分34と、管状体12の近位端20から遠位端16まで延びるケーブル36と、ケーブル36の近位端に取り付けられた制御機構38とが備わっている。第1の実施形態では、柔軟部分34が、カフ14の下の領域にある壁26の一部または全部を取り去ることによって作られる。壁の1部が維持される場合には、維持された部分40は、図6−7の実施形態で示されるように、ケーブル36が配置される場所と反対側に管状体12の側面に沿って維持される。維持された部分40は曲がり、ヒンジとして機能する。第1の実施形態では、柔軟部分34に支持と一体性を提供し、一旦変形力が解除されたら曲がったチューブを元の形に戻すために、コイルばね42が管状体12の柔軟部分34内に配置される。
壁26の1部が除去される場合は、図1Aに示されるように、自蔵式(self-contained)カフ14が、カフ中のエア空間が気管内チューブ10を流れる気体流から完全に分離されように設けられる。自蔵式カフ14はその際に気管に対して膨張される外側の膜70と壁内の開放領域に面する内側の膜72を有する。端部74は管状体12の外表面に対してカフ14を封鎖するように設けられる。導管18がバルーン14を膨らませるために使われる。
図4に最も良く示されているように、ケーブル36は管状体12の近位端20の近くで、管状体12の壁26の穴44に通される。ケーブル36は管状体12の内部空間を通り、または管状体12の壁26内の第2の通路46を通ってカフ14の近傍まで延び、そこで壁26からカフ14により囲まれた空間48に出てもよい。ケーブル36の遠位端50はつぎに出口ポイントからより遠位にあるポイント52で管状体12の壁26に固定されるが、なお空間48の中にある。この固定は、接着剤、クリップ、リングあるいは当業者に知られている他の固定装置あるいは技術によって行うことができる。ケーブル36は種々の材料から形成することができる。例えば、それは、ピアノ線もしくは外科用ステンレス鋼線のような細線(wire)、ナイロンモノフィラメント、マルチフィラメント編組み構造物あるいは縫合糸のようなプラスチック製フィラメント、あるいは縫合糸またはテンションコードとして典型的に用いられる他のどのような種類の材料であってもよい。
管状体12の近位端20には、滑り溝56(図4と図5)内で縦方向に動かすことができるハンドルないしは引き金54がとり付けられている。ケーブル36の近位端は引き金54に取り付けられ、オペレーターが引き金54を図1の矢印で示された方向に引いた時に、引く力がケーブル固定の遠位ポイント52に伝えられ、管状体12をカフ14でカバーされた領域内で曲げさせ、ばね42を図2と図3に示されるように曲げさせるようになっている。引き金を放すと、ばね42が管状体12を図1に示すように曲がっていない状態に復帰させる。引き金54と滑り溝56とは、十分な摩擦力がこれらの要素間に存在して引き金54を引いた位置に維持するような寸法とされていてもよい。
図6と図7は第1の実施形態の変形を示し、延伸性を有するが実質的には膨張性はない膜58が柔軟部分34を覆って、ケーブル36と管状体12の内部空間とをばね42から切り離し、かつ管状体12を通して流れ出ている気体がカフ14上に膨張させるあるいは脈打つ力を作り出すのを防止する。この場合、膜58は図1Aでカフ14の内側の膜72として働き、ケーブルはバルーン内側の膜72とばね42の間ではなくむしろカフ14を通る。さもなければ、図6と7の変更は最初の実施形態と同じ方法で作用する。
図8と図9は別の実施形態を示すが、切れ目60の最下位62がヒンジとして作用するという状態で、壁26に1または2以上の切れ目60を設けることにより柔軟部分34が作られる。この実施形態ではばね42の使用が示されていないが、ばねを上述した同じ目的のためにチューブの当該部分内に使用することができる。膜58が示され、切れ目60をカバーし、カフ14の内側の膜72を形成している。
図10は切取り図を示し、図11は本発明の呼吸チューブの代替実施形態の端面図を示し、遠位端で内側の膜58がばね42を覆っている。
図12と図13は、ハンドルあるいは引き金82を完全に引いた位置に維持する機構80を備える、本発明の第5の実施形態を示す。図12と図13の実施形態は、呼吸チューブ12の近位端により受け入れられた汎用のコネクター84を備える。ハンドルあるいは引き金はケーブル86に取り付けられ、既に説明したように呼吸チューブ12の遠位端90を曲げさせるように縦方向に延びる滑り溝88内を動かすことができる。チューブ12の近位端92には、図12と図13に示されるように、引き金が完全に引かれた位置にあるときに引き金82を受け入れ、維持するための対向する凹部98、100を有する、長手方向に延びた一対の柔軟な保持部材94、96が装着されている。この保持機構により、前述のように、引き金の片手操作が可能である。
図14と図15は本発明の第6の実施形態を示すが、ケーブル引き金82をその完全に引かれた位置に保持する別の保持機構を備える。この実施形態では、垂直軸112の回りを回転できるホック110を留掛けした位置と留掛けしていない位置の間で動かすことができる。図14と図15に示すように、留掛けした位置では、引き金82はホック110によって完全に引かれた位置に保持される。引き金は、ホック110が図15で見られるように時計回りに回転させられると開放される。
図16-図18は本発明の第7の実施形態を示すが、柔軟な遠位チップ122を動かすための、曲がった比較的剛性の高い滑りバーないしは扁平ワイヤー120を備える。バーあるいはワイヤー120は、図17と図18で最も良く見られるように、チューブ12の壁内に形成された長手方向に延びる溝あるいはチャネル124内に滑り可能に配置されている。このバーあるいはワイヤー120の近位端にあるホック126は、遠位チップをその曲がった状態と曲がっていない状態との間で動かすのに使われる。
図19と図19Aとは本発明の第8の実施形態を示すが、遠位チップを曲げるための一本のケーブルの代わりに、呼吸チューブ12の壁138内にある通路134,136に配置された1対のケーブル130,132が図19で示されたy軸に沿う2つの方向のいずれかの方向に該遠位チップを曲げるのに使用される。この構成のより大きい汎用性を提供する代替案を、図20と図20Aに、本発明の第9の実施形態として示す。この場合、呼吸チューブ12の壁156内にある90度の間隔を置いた通路148、150,152および154に配置された4本のケーブル140,142,144および146が、前記チップをx軸、y軸あるいはその間のどれかに沿う方向に曲げるのに使用することができ、その結果、最大限の自由度が提供され、遠位チップを曲げる方向をより精密に制御することができる。
図21と図22は本発明の第10の実施形態を示し、呼吸チューブの遠位チップの柔軟性がカフ162内の蛇腹部160によって提供される。このような柔軟な蛇腹部により、カバーをなんら追加しなくてもチューブの気密な一体性を維持したまま、遠位チップのどの方向への動きも可能となる。図21と図22の実施形態は、呼吸チューブの遠位チップの蛇腹部160の下側に沿って配置された小バッフル房164を備える。小径のチューブ166によりこの房の中に圧入された空気あるいは流体は、蛇腹部の下側からの突き出る固定突起168に対して小バッフル房164の膨張を引き起こす。図22は、空気または他の流体を小バッフル房164内に圧入した際の、曲がった状態にある該実施形態の遠位チップを示す。
図23-図28は本発明の第11の実施形態を示す。この実施形態では、遠位チップの柔軟性が、呼吸チューブ12の遠位端の下側に形成されたV字形の切れ目170によって提供される。このV形切欠きあるいは切れ目170が二重の膜によって覆われ、その詳細は図25と図26に示されている。横方向に形成された波形のしわ174を有する第1の柔軟な内側膜172が、同様に横方向に形成された波形のしわ178を有する類似の外側柔軟膜176内に嵌まり込むように構成されている。波形のしわはこれらの膜の膨張を可能にする。これらの膜はそれらの間に閉じた空間184を形成するように縁180,182に沿って接着、合体される。加圧された空気あるいは流体が小径チューブ186によりこの空間に供給される。図27と図28は、この実施形態の呼吸チューブの遠位チップが曲がっていない状態、および空気あるいは他の流体が内側と外側の膜の間の空間184に押し込まれて曲がった状態を示す。
図29と図30は、既に説明したように、カフを備える遠位端を有する呼吸チューブを構成している本発明の第12の実施形態を示す。Vの形をした切欠きあるいは切れ目190が、カフの領域内で呼吸チューブ12の遠位端に形成されている。Vの形をした切れ目190の下端に、遠位末端194と近位末端196を有する可拡張式バルーン192が挿入される。遠位末端194は封止される一方、近位末端は小径チューブ198の遠位端を受け入れる。チューブ198の遠位端は、バルーンの近位端196内に接着されるか、あるいは液密状態でしっかり固定される。バルーン内に押し込まれた空気あるいは他の流体により、図30で最もよくわかるように、その膨張と呼吸チューブの遠位端の曲げが引き起こされる。
図21-30の実施形態は、バッフル房164、二重の膜172、176、およびバルーン192に空気あるいは他の流体を供給する小径チューブ166、186と198を示す。小径チューブは管状体主要部の外面に共押出し成形されたとおりに図示されている。しかし、小径チューブは管状体主要部の内側に共押出し成形されることもできる。別法としては、小径チューブは、管状体主要部の壁内の通路内を図1で説明した導管18と同様の形で延ばすこともできる。また、壁内の通路自体が気密または液密な小径チューブを構成することができ、その場合小径チューブは通路の近位端の中に封じられる。
本発明をある特定の好ましい態様と使用法とに関してかなり詳細に記述したけれども、他の態様および使用法も本発明によって意図されたものである。例えば、壁に意図的に柔軟部分を設けることも、ケーブルの遠位部分をカフとチューブ外壁との間に置くことも必要ではない。曲げ動作は、呼吸チューブの内部空間または呼吸チューブの壁内を通るケーブルを備えた標準的なカフ付きの呼吸チューブを使用して実現することができる。ケーブルは次にカフの直ぐ近位の壁を通して外に出て、該カフの直ぐ遠位の位置で該壁(すなわち、カフへの外側)に結合される。上述した方法でケーブルを引くと、カフによって覆われた部位でチューブが曲げられる。
さらに、柔軟部分34はカフ領域に制限される必要はない。所望の曲げ可能部位の前で壁から出るケーブルを設け、該ケーブルをそれに対して近位の位置で固定することによって、チューブをどんな部分でも曲がらせることができる。ケーブルを引くと、ケーブルがチューブの外側に出る部分内でチューブが曲がる。
上述した装置の一般的な範囲内で意図されている他のバリエーションとしては、たとえば、管状体を蛇管の壁とするか、あるいは管状体の遠位端部分を管状体の残りの部分よりも柔軟な材料で作ることによって、柔軟部分を作り出す他の手段も包含される。
利用方法によっては、可膨張式カフは必要としないし、望ましくもない。例えば、使用される子供たちによっては、呼吸チューブは可膨張式カフを使用しなくても気管の内壁とシールを形成するし、カフを除去すると装置の厚さ減少により挿入と操作がより容易になる。また、本実施形態のカフなし装置は、呼吸チューブとして以外に、例えば、人あるいは動物の体内に挿入するためのカヌーレ(套管)として使用することができる。
図31a、31bおよび32は別の実施形態を示し、上述した可膨張式カフではなく、1つあるいは2つの膜が使用されている。この実施形態では、ヒンジとして作用する切れ目の底208を有する1または2以上の切れ目204を壁206に設けることにより、該チューブの柔軟部分202が作られる。外側の膜210が切れ目204を覆う。内側の膜212がチューブ内に置かれてもよく、その場合には、引っ張り機構のケーブル214が外側の膜210と内側の膜212の間に配置される。外側の膜210は、チューブが差し込まれる体内通路の壁をケーブルとの接触から保護する。外側の膜210を、液密なシールを形成するチューブの外側表面に対してシールすることができる。別の方法としてあるいはさらに、内側の膜212をチューブの内側表面に対してシールして液密なシールを形成することができる。
図32は、膜によって覆われるチューブの柔軟部分でケーブル214が一時的な曲がりを作っているのを示す。ケーブル214は、チューブの近位端216から、チューブの膜によって覆われた部分の近位端まで延び、さらに柔軟部分202と外側の膜210の間を延びる。ケーブル214の遠位端は切れ目204の遠位の位置で壁206に固定される。ケーブル214は、壁206に、例えば、(図31aに図示されるように)外側の膜210の遠位の位置において、または(図34に図示されるように)外側の膜210の下で、固定することができる。引張り力がチューブの近位端216においてケーブル214の近位端に加えられる。
他の実施形態に関して上で説明したように、チューブの柔軟部分202は切れ目を備える必要はなく、他の方法で形成することができる。例えば、チューブをポリマー材料で作り、その際にチューブの柔軟部分202を形成する部分をチューブの周囲部分よりも柔軟性が高い異なった化学的特性を有するポリマーで作ることができる。また、柔軟部分202は、熱、超音波あるいはUV放射線により処理し、チューブの周囲部分より高い柔軟性を持つように作ることもできる。
この実施形態ではばねの使用は示されていないが、ばねをチューブ内で他の実施形態で説明したのと同じ目的で使用することができる。
図34に示されるように、可膨張式カフ228を図31aの実施形態とともに使用することができる。即ち、チューブ202の柔軟部分は可膨張式カフ228の範囲内にある必要はない。可膨張式カフ228は、(図34に図示されるように)柔軟部分202の近位の位置に配置することができ、あるいは柔軟部分202の遠位の位置に配置することができ、あるいは、(図8に図示されるように)柔軟部分202を囲むことができる。
図33は、220−226の複数の切れ目によって作られた柔軟部分を示す。図33は、チューブの軸に対して、切れ目220、222、224から180度の位置に配置された切れ目226を示す。これにより、一平面内の各方向へチューブを曲げることができる。さらに、これらの切れ目は、チューブの軸の周り360度どの方向にも配向することができ、平面の外側の各方向へチューブを曲げることができる。多数の切れ目は、図19、19a, 20および20aに示されているのと同様に配向された多数のケーブルにより制御することが可能である。それぞれの切れ目がケーブルを持つが、このケーブルは切れ目の近位端で壁を通過して外に出て、切れ目の直ぐ遠位で壁に結合される。他の実施形態で前述したように、チューブの柔軟部分は切れ目を備える必要は無く、他の方法で形成することができる。
上述し図示した本発明の実施形態には、ケーブル、酸素・流体供給小径チューブその他の、管状体主要部を曲げるための機構のあるものは、管状体主要部の壁内をチューブの近位端から柔軟部分まで延びることが示されている。チューブを曲げる機構のその他のものは、管状体主要部の外側に共押出成形されるものとして示されている。しかし、説明した全ての実施形態において、管状体を曲げるための機構は、管状体の壁内を延びることができ、および/または管状体主要部の外側及び/又は内側に共押出成形することができることも意図している。
上記の説明から、本発明の作用および構成は明らかであると考える。本明細書に示し説明した発明は特定の実施形態として特徴を説明してきたが、特許請求の範囲で定義された本発明の意図および範囲から外れない限り変更および修正を行うことができる。
本発明の特徴を有する呼吸チューブの一部切取り図。 図1に示されたバルーンの拡大切取り図。 チップ曲げ機構を働かせた、図1の呼吸チューブの一部切取り図。 該装置の曲がった部分を示す、図2の呼吸チューブの遠位部の拡大した、一部切取り図。 チップ格納位置にある該装置の制御部を示す、図2の呼吸チューブの拡大した、一部切取り図。 呼吸チューブの近位端を示す、図4の線5-5に沿ってとられた端面図。 該装置の曲げ可能な部分を示す、本発明の特徴を有する呼吸チューブの第2の実施形態の遠位部の拡大した、一部切取り図。 該装置の曲げ可能な部分が曲がった状態にある形状を示す、図6の呼吸チューブの遠位部の拡大した一部切取り図。 該装置の曲げ可能な部分を示す、本発明の特徴を有する呼吸チューブの第3の実施形態の遠位部の拡大した、一部切取り図。 該装置の曲げ可能な部分が曲がった状態にある形状を示す図8の呼吸チューブの遠位部の拡大した、一部切取り図。 該装置の曲げ可能な部分を示す、本発明の特徴を有する呼吸チューブの第4の実施形態の遠位部の拡大した、一部切取り図。 図10の線11−11に沿ってとられた横断面図。 本発明の第5の実施形態による呼吸チューブの近位端の側面図。 図12に示された呼吸チューブの近位端の上面図。 本発明の第6の実施形態による呼吸チューブの近位端の側面図。 図14に示された呼吸チューブの近位端の上面図。 本発明の第7の実施形態による呼吸チューブの側面図。 線17-17に沿って見た、図16の呼吸チューブの横断面図。 図16の呼吸チューブの1部の側面図。 第8の実施形態による呼吸チューブの1部を示す横断面図。 第8の実施形態による呼吸チューブの1部を示す側面図。 第9の実施形態による呼吸チューブの1部を示す横断面図。 第9の実施形態による呼吸チューブの1部を示す側面図。 近位端を曲がっていない状態での形状で示す、第10の実施形態による呼吸チューブの近位端の側面図。 近位端を曲がった状態での形状で示す、第10の実施形態による呼吸チューブの近位端の側面図。 近位端を曲がっていない状態での形状で示す、本発明の第11の実施形態による呼吸チューブのその近位端の側面図。 近位端を曲がった状態での形状で示す、本発明の第11の実施形態による呼吸チューブのその近位端の側面図。 図25は図23と24の実施形態で使われる1対の柔軟な膜の斜視図。 図26は図25の一対の膜が重ねられた状態を示す斜視図。 図23の呼吸チューブの近位端の拡大側面図。 図24の呼吸チューブの近位端の拡大側面図。 近位端が曲がっていない状態での形状を示す、本発明の第12の実施形態による呼吸チューブの近位端の側面図。 近位端が曲がった状態での形状を示す、本発明の第12の実施形態による呼吸チューブの近位端の側面図。 図1の可膨張式カフを膜で置き換えた呼吸チューブの側方立面図。 図31Aの線31B-31Bに沿ってとられた、該呼吸チューブの鉛直断面図。 図31Aの呼吸チューブにおいて、ケーブルが後方に引かれてチューブに曲がりを作り出している状態を示す側方立面図。 多数の切れ目を利用する本発明の実施形態を示す側方立面図。 カフの遠位に配置された切れ目を有する呼吸チューブの側方立面図。

Claims (60)

  1. 気管内に挿入するように設計された遠位端と反対側の近位端とを形成する中空チューブと;
    該チューブの遠位端に近い位置にある、該チューブの周囲部分よりも柔軟である該チューブの柔軟部分と;
    該チューブに固定された前記柔軟部分を覆う膜と;
    前記柔軟部分の近位端から延び、前記柔軟部分と前記の膜との間を延びていき、前記柔軟部分の遠位端の近い位置に固定された引っ張り機構と;
    を有し、該引張り機構の近位端に引張り力を加えることにより前記柔軟部分を曲げさせる、迅速気管内挿管装置。
  2. 請求項1に係る装置であって、該チューブが相互に離れていてかつそれぞれ別の膜で覆われている複数の柔軟部分を有し、別の引張り機構がこれらの別の柔軟部分と別の膜との間に延びている上記装置。
  3. 請求項1の装置であって、さらに、
    内表面と外表面を有する前記チューブの壁と、該壁内に前記の引張り機構がチューブの近位端から前記柔軟部分の近位端まで延びる通路;
    前記膜の近位端の近くで前記チューブに形成され、前記引張り機構が壁から出て柔軟部分と膜との間を延びるための出口ポイント;及び
    前記柔軟部分の遠位端の近くにあって、前記引張り機構が固定される固定ポイント;
    を備える上記装置。
  4. 請求項3の装置であって、前記の膜が前記の外表面に結合されていて、さらに、前記内表面に結合された内側膜を備え、該内側膜と内表面の間に液密のシールが形成される上記装置。
  5. 請求項1の装置であって、柔軟部分がそこから除去される材料を有する上記装置。
  6. 請求項5の装置であって、前記の材料が除去されると、膜によって覆われるチューブの部分の反対側のチューブ部分にヒンジ部位が作り出される上記装置。
  7. 請求項6の装置であって、該材料が除かれると、チューブの外表面からチューブの内部空間に入り込む切れ目が形成される上記装置。
  8. 請求項1の装置であって、前記の柔軟部分がその内部に収納されたコイルばねを有する上記装置。
  9. 請求項1の装置であって、前記の柔軟部分がチューブの柔軟部分内に配されたコイルばねからなり、該コイルばねを囲むチューブの壁の周囲部分が取り除かれる上記装置。
  10. 請求項1の装置であって、前記の柔軟部分が、当該部分をチューブの他の部分よりもより柔軟にする蛇管表面構造をもつ構造を備える上記装置。
  11. 請求項1の装置であって、該チューブがポリマー材料からなり、膜で覆われた部分が該チューブの周囲部分より大きな柔軟性を有する異なる化学的特性のポリマーである上記装置。
  12. 請求項1の装置であって、前記チューブがポリマー材料からなり、柔軟部分が、熱、超音波あるいはUV放射線で処理した、前記チューブの周囲部分より柔軟性の大きいポリマーを含む上記装置。
  13. 請求項1の装置であって、前記の引張り機構が少なくとも1本のケーブルを有する上記装置。
  14. 請求項2の装置であって、前記の引張り機構が、上記の別の柔軟部分にチューブを曲げるためのケーブルを複数本有する上記装置。
  15. 請求項1の装置であって、さらに、前記の柔軟部分を少なくとも1つの軸に沿って少なくとも2つの方向に曲げるためのケーブルを複数本有する上記装置。
  16. 前記の引張り機構が、比較的剛性の高い、長手方向に延びる部材を有する請求項1の装置。
  17. 請求項16の装置であって、上記の長手方向に延びる部材が、チューブの外壁内に形成された長手方向に延びるチャネルの中に配置される上記装置。
  18. 請求項13の装置であって、上記の引張り機構がチューブの近位端に装着された指で作動される引き金を備え、この指で作動される引き金は近位側へ動かして少なくとも一本のケーブルにテンションを与えることができて該チューブの所望の部位でチューブを曲がらせるものである上記装置。
  19. 請求項13の装置であって、少なくとも1本のケーブルへの上記のテンションをオペレーターが故意に解放するまで一時的に維持するための留め金を有する上記装置。
  20. 請求項13の装置であって、少なくとも1本のケーブルがチューブの壁内の細長い空間を通って延びている上記装置。
  21. 請求項13の装置であって、少なくとも1本のケーブルがチューブの内部空間を通して延びている上記装置。
  22. 請求項13の装置であって、少なくとも1本のケーブルが、ステンレス鋼線、プラスチック製フィラメントと編組みフィラメント材料からなる群から選ばれる材料からなるものである上記装置。
  23. 体内に挿入するように設計された遠位端と反対側の近位端とを形成する中空チューブと;
    該チューブの遠位端に近い位置にある、該チューブの周囲部分よりも柔軟である該チューブの柔軟部分と;
    該チューブに固定された前記柔軟部分を覆う膜と;
    前記柔軟部分の近位端から延び、前記柔軟部分と前記の膜との間を延びていき、前記柔軟部分の遠位端の近い位置に固定された引っ張り機構と;
    を有し、該引張り機構の近位端に引張り力を加えることにより前記柔軟部分を曲げさせる、体内挿入装置。
  24. 外側表面を有する壁からなり、体内に挿入するために設計された遠位端と反対側の近位端とを有する柔軟構造体、
    前記の壁に形成された切れ目;
    上記構造体の外側表面に固定され、前記の切れ目を覆う膜;
    切れ目において前記構造体に一時的な曲がりを作り出す引張り機構であって、本体の近位端から延び、切れ目の近位端から切れ目と膜とにより形成された領域内まで延びる引張り機構;及び
    上記引張り機構の遠位端に引張り力が加わると柔軟構造体が前記切れ目で曲げられるように、該引張り機構の遠位端が固定される、切れ目の遠位にある接続ポイント;
    を有する、体内挿入用装置。
  25. 請求項24の装置であって、さらに、それぞれ少なくとも1つの軸に沿って少なくとも2つの方向に構造体を曲げるための引張り機構を有する、追加の膜によって覆われた追加の切れ目を備える上記装置。
  26. 外側表面を有する壁からなり、気管内に挿入するために設計された遠位端と反対側の近位端とを有する柔軟構造体、
    前記の壁に形成された切れ目;
    上記構造体の外側表面に固定され、前記の切れ目を覆う膜;
    切れ目において前記構造体に一時的な曲がりを作り出す引張り機構であって、該構造体の近位端から延び、切れ目の近位端から切れ目と膜とにより形成された領域内まで延びる引張り機構;及び
    上記引張り機構の遠位端に引張り力が加わると柔軟構造体が前記切れ目で曲げられるように、該引張り機構の遠位端が固定される、切れ目の遠位にある接続ポイント;
    を有する、迅速気管内挿管装置。
  27. 気管内に挿入するように設計された遠位端と反対側の近位端とを形成する中空チューブと;
    該チューブの遠位端に近い位置にある、該チューブの周囲部分よりも柔軟である該チューブの複数の柔軟部分と;
    該チューブの近位端から柔軟部分まで延びた、前記柔軟部分で一時的な曲げを作り出す複数の作動機構であって、前記近位端で作動されて前記中空チューブを一時的に曲げる複数の作動機構;
    を備える迅速気管内挿管装置。
  28. 前記作動機構が少なくとも1本のケーブルを有する上記装置。
  29. 請求項27の装置であって、柔軟部分にそれから取り除ける材料が備わる上記装置。
  30. 請求項29の装置であって、上記材料が取り除かれてチューブにヒンジ部位が作り出される上記装置。
  31. 請求項27の装置であって、柔軟部分内にコイルばねが収容されている上記装置。
  32. 該柔軟部分が、チューブの柔軟部分内に配置されたコイルばねからなり、該コイルばねを包囲するチューブ壁の周囲部分が取り除かれる上記装置。
  33. 請求項27の装置であって、柔軟部分が、気管からの作動機構を分離する膜によって覆われている上記装置。
  34. 請求項27の装置であって、チューブがポリマー材料からなり、柔軟部分が熱、超音波またはUV放射線で処理されたポリマーあるいは該チューブの包囲部分とは異なった化学的特性であって該チューブの包囲部分よりも柔軟性が大きいポリマーを有する上記装置。
  35. 気管内に挿入するように設計された遠位端と反対側の近位端とを有する中空チューブと;
    前記中空チューブの外側の表面に該チューブの遠位端と近位端の間で固定されている可膨張式カフ;
    チューブの遠位端に隣接した所望の部位に一時的な曲がりを作るための、加圧により液体を受け取るように適合されている拡張可能なチャンバ;
    を有してなり、
    それによって、加圧により液体を上記拡張可能なチャンバ内に導入により上記所望の部位でチューブが曲げられる、迅速気管内挿管装置。
  36. 請求項35の装置であって、所望の部位がチューブのカフによって覆われた部分である上記装置。
  37. 請求項36の装置であって、カフがチューブのそこから取り除ける材料を有する部分を覆っていて、そのためにその部分がチューブの残りの部分よりも柔軟となっている上記装置。
  38. 請求項37の装置であって、カフによって覆われたチューブの壁の部分が取り除かれてヒンジ部分ができている上記の装置。
  39. 請求項35の装置であって、上記の所望の部位がその部分をチューブの他の部分よりも柔軟にする構造を含む上記装置。
  40. 前記の構造がチューブ表面に沿った蛇腹部である請求項36の装置。
  41. チューブがポリマー材料からなり、チューブのカフによって覆われた部分が、チューブの残りの部分よりも大きい柔軟性を有する化学的特性の異なるポリマーである請求項39の装置。
  42. チューブがポリマー材料からなり、チューブのカフによって覆われた部分が、熱、超音波あるいはUV放射線で処理された、チューブの残りの部分よりも大きい柔軟性のポリマーを含む請求項39の装置。
  43. 気管内に挿入するように設計された遠位端と反対側の近位端とを有する中空チューブと;
    前記中空チューブの外側の表面に該チューブの遠位端と近位端の間で固定されている可膨張式カフ;および
    チューブの近位端に隣接しカフで覆われた部分に一時的な曲げを作り出す機構であって、チューブの近位端からチューブのカフで覆われた部分の近位端まで延びそしてチューブの遠位端に隣接したチューブの外表面外側を通過する引張り機構;
    を備え、
    それにより、該引張り機構の近位端に引張り力が加えられると、チューブがカフで覆われた部分で曲げさせられる、
    迅速気管内挿管装置。
  44. カフがチューブの取り除かれる材料を備える部分を覆っていて、その部分がチューブの残りの部分よりも柔軟になっている請求項43の装置。
  45. カフによって覆われたチューブの壁の部分が取り除かれて、ヒンジ部位が作り出される、請求項43の装置。
  46. カフによって覆われたチューブの部分内にコイルばねが収容されている請求項43の装置。
  47. コイルばねがチューブのカフによって覆われた前記部分内に配置されていて、該コイルばねを包囲するチューブの壁部分が取り除かれる請求項43の装置。
  48. チューブのカフによって覆われた前記部分が、その部分をチューブの他の部分よりも柔軟にする構造を含む請求項43の装置。
  49. 前記構造が蛇管表面である請求項48の装置。
  50. チューブがポリマー材料からなり、チューブのカフで覆われた上記部分がチューブの残りの部分よりも大きい柔軟性を有する化学的特性の異なるポリマーである請求項43の装置。
  51. チューブがポリマー材料からなり、チューブのカフによって覆われた部分が、熱、超音波あるいはUV放射線で処理された、チューブの残りの部分よりも大きい柔軟性のポリマーを含む請求項43の装置。
  52. 引張り機構が少なくとも1本のケーブルを有する請求項43の装置。
  53. 前記の所望部位を少なくとも1つの軸に沿って少なくとも2つの方向に曲げるためのケーブルを複数本有する請求項52の装置。
  54. 前記の引張り機構が、比較的剛性の高い、長手方向に延びる部材を有する請求項43の装置。
  55. 上記の長手方向に延びる部材が、チューブの外壁内に形成された長手方向に延びるチャネルの中に配置される請求項54の装置。
  56. 請求項43の装置であって、上記の引張り機構がチューブの近位端に装着された指で作動される引き金を備え、この指で作動される引き金は近位側へ動かして少なくとも一本のケーブルにテンションを与えることができて該チューブの所望の部位でチューブを曲がらせるものである上記装置。
  57. 請求項52の装置であって、少なくとも1本のケーブルへの上記のテンションをオペレーターが故意に解放するまで一時的に維持するための留め金を有する上記装置。
  58. 請求項52の装置であって、少なくとも1本のケーブルがチューブの壁内の細長い空間を通って延びている上記装置。
  59. 請求項52の装置であって、少なくとも1本のケーブルがチューブの内部空間を通して延びている上記装置。
  60. 請求項52の装置であって、少なくとも1本のケーブルが、ステンレス鋼線、プラスチック製フィラメントと編組みフィラメント材料からなる群から選ばれる材料からなるものである上記装置。
JP2003546982A 2001-11-26 2001-11-26 チップの方向制御性と位置維持機構を有する呼吸チューブ Ceased JP2005510310A (ja)

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