JP2006527027A - 挿管装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、気管内挿管を実行するための方法とこの方法を実行するための新規性及び進歩性のある挿管装置とである。本発明の好ましい実施形態では、前方開放端と後方開放端とそれらの間の内部穴とを有する気管チューブを挿管装置が具備している。第一端内で長手方向に挿入するための首部を有する管継手と、人工呼吸器またはその他の換気装置に接続するためのアダプタとを、気管チューブが備えている。スタイレットは、内部穴内に入れ子式に置かれ、前方開放端から外方へ伸び、長手方向へ伸びている軟らかくてフレキシブルな誘導部を含んでいる。患者の気管内への気管チューブの挿入中は誘導部が気管内に置かれて気管チューブを気管内へ向ける様に作用する様に、スタイレットは気管チューブの前方開放端から外方へ動く様に構成されている。

Description

本発明は、挿管チューブ、もっと詳細には、気管チューブを患者の気管内へ置く際に使用するためのスタイレットを有する新規で且つ改良された挿管装置に関するものである。
酸素、薬物及び療法を通過させることのできる閉塞されていない導管を患者の気管に提供するために、経口気管チューブの様な挿管装置が種々の医学的状況において利用されている。治療の必要な殆どの状況において、医療関係者は患者の気道維持能力を最初に判定する。これらの緊急評価は、しばしば、気道の取扱いに不十分な訓練及び知識しか有していない個人によって行われる。気道が脅かされているか傷つけられているかまたは閉塞されている人において気道を確保して換気路を提供することができなければ、不可逆性脳傷害及び死に急速に到る可能性がある。
患者の気管気管支系内への気管チューブの様な挿管装置の配置は、鼻孔または口孔を経由してアクセスされる。数少ない抜粋した状況では経鼻挿管が必要であるが、大多数の気道は経口気管路を経由して確保される。しかし、十分に訓練された経験豊富な関係者によってさえも、気管チューブの配置は困難な手順であることがしばしば分かる。この困難は、解剖学的構造のばらつきまたは気道が確保される必要のある遭遇された状況に帰することができる。更に、気管チューブを患者の気管内へ置く過程中は、喉頭部の解剖学的構造の最小の視覚化しか得ることができないことは珍しくなく、このことが食道挿管の生じ得る危険を増加させている。従って、患者の気管内へ適切に気管チューブを「盲目的に」置く能力は、医療関係者の経験と利用可能な追加的な挿管装置の利用可能性とに正比例している。
一般に気管チューブは、下咽頭を通過する時に遭遇する暖かくて湿った空気中で可塑性を増加させる、軟らかくてしなやかな合成樹脂材料で形成されており、このことが、最適な視覚化状態でさえも声門孔を通して気管チューブを置くことの困難性を増加させている。しかし、もっと硬い材料から気管チューブを作ることは、喉頭部及びその周囲の粘膜が操作に極度に敏感なために鼻または咽喉の組織に過度の外傷を引き起こすかもしれないので、許容できる代案ではない。このことはかなりの腫れと視覚化の減少とに到る可能性があり、これは経口気管内挿管を妨げるかまたは妨害し、このことが患者の生命を重大な危険に曝す。この問題を克服するために、やや可鍛性の材料から作られており、気管チューブ内に入れ子式に置かれ、そのチューブを所望の形状に維持して気管内挿管を補助するために十分な量の硬さを有する、取去り可能なスタイレットを挿管装置がしばしば有している。
経口挿管のために最も多く採用されてきたスタイレットは、ゴムまたは合成樹脂で被覆されている金属の様な堅くて可鍛性の材料で作られている「予備湾曲」スタイレットである。一般に、挿管過程中は、その過程を実行する医療関係者は、スタイレットを気管チューブ内へ挿入して、そのスタイレットの一端部をチューブの外側端部の周囲に折り曲げる。その後、これらのチューブ及びスタイレットは、喉頭部の入口への通路であろうと思われるものにほぼ一致する様に成形される。喉頭鏡の補助によって、医療関係者はスタイレット及び気管チューブを患者の気管に到達するまで患者の口及び下咽頭内へ挿入する。必要であれば、下咽頭を視覚化した後に、チューブ及びスタイレットを取り去ることができ必要なら形状を調整することができる。あいにく、広範囲にわたる訓練の後でさえ、患者の気管内への配置のために気管チューブが成形されるべき適切な形状を予め決定することは医療関係者にとって困難である。従って、最初の試みにおいて患者に挿管することができないことは珍しくない。その様な場合には、医療関係者は、その後、患者からチューブ及びスタイレットを取り去り、それらの形状を調整し、患者を再換気して、調整済みのチューブ及びスタイレットを患者に再挿入しなければならない。気管チューブ及びスタイレットのその様な取去り及び再挿入は、貴重な時間の浪費になり、患者の軟らかい気道組織への損傷をももたらすかもしれず、これらのことが、喉頭部の解剖学的構造を視覚化し損なう可能性と酸素輸送のための時間とをかなり増加させる。更に、適切な形状へスタイレットを再湾曲させるために使用者がスタイレットを握ると、気管チューブの無菌状態が犠牲にされるかもしれない。
その様な挿管装置が遭遇する問題の幾つかを克服するために、気管チューブの挿管を助けるための機械的誘導装置が開発された。その様な機械的誘導装置は、片手で操作することが一般に困難であり、繊細な制御を考慮していない即ち敏感な組織への最少量の外傷で患者に迅速に挿管するのに必要な適切な感度を提供しない、ということが分かった。従って、その様な機械的誘導装置は広範囲の商業的成功つまり医療分野における認識に到っておらず、可鍛性のつまり「予備湾曲」スタイレットが依然として支配的な使用されている経口挿管補助器具である。更に、一般にその様な誘導装置も所望の形状を維持するために十分に堅い材料から形成されている。従って、その様な誘導装置は敏感な組織に外傷を引き起こすことが分かった。
従って、酸素、薬物及び療法を通過させることのできる閉塞されていない導管を患者の気管に形成するために迅速且つ容易に挿入することができ、喉頭部及びその周囲の粘膜のうちの敏感な鼻または咽喉の組織への外傷の可能性を減少させ、装置の無菌状態を破る危険を減少させ、比較的安価に製造することのできる、挿管装置を有することが望ましい。
本発明は、気管内挿管を実行するための方法とこの方法を実行するための新規性及び進歩性のある挿管装置とである。本発明の好ましい実施形態では、医療挿管で使用される挿管装置は、前方開放端と後方開放端とそれらの間の内部穴とを有する気管チューブを具備している。後方開放端内へ長手方向に挿入するための首部と人工呼吸器またはその他の換気装置に接続するためのアダプタとを有する管継手を、気管チューブが備えている。スタイレットは、内部穴内に摺動可能に且つ入れ子式に置かれ、後方開放端及びアダプタから外方へ伸びる基端部と長手方向に伸びている軟らかくて幾分フレキシブルな誘導部を有する末端部とを含んでいる。気管チューブの挿入中は誘導部が気管内に置かれるまでこの誘導部が喉頭に近づく様に、スタイレットは気管チューブの前方開放端から外方へ摺動または移動する様に構成されている。その後、気管チューブは、スタイレットと気管内の適切な位置へ気管チューブを向ける様に作用する誘導部とを越えて前方へ入れ子式に摺動または移動する。その後、気管チューブの後方開放端及び管継手を通してスタイレットを後方へ引き出すことによって、このスタイレットを取り去ることができる。その後、アダプタを使用することによって気管チューブを人工呼吸器またはその他の換気装置に取り付けることができる。
本発明の別の好ましい実施形態では、気管チューブを通って流れている換気ガスが気管から外方へ漏れることを膨張時に防ぐ、膨張可能な空気袋つまり風船を気管チューブが備えている。
本発明の別の好ましい実施形態では、スタイレットは幾分フレキシブルな金属棒またはワイヤから形成されている。
本発明の別の好ましい実施形態では、幾分フレキシブルな金属棒は銅から形成されている。
本発明の別の好ましい実施形態では、ポリエチレン材料の様な軟らかくてしなやかな合成樹脂によって、金属棒が被覆されている。
本発明の別の好ましい実施形態では、気管チューブの前方開放端とスタイレットとの間に形成されるリップを最小にするために、スタイレットが先細り状にされている。
本発明の別の好ましい実施形態では、気管チューブの前方端とスタイレットとの間に形成されるリップを最小にするためのカフを、気管チューブの前方開放端が含んでいる。
本発明の別の好ましい実施形態では、気管チューブ及びスタイレットが所望の形状にもっと一体的に曲げられることを可能するためにスタイレットを受け入れる様に構成されている内側スリーブを、気管チューブが含んでいる。
本発明の別の好ましい実施形態では、気管チューブ及びスタイレットに湾曲を生じさせるための手段を、本出願の挿管装置が更に具備している。
本発明の別の好ましい実施形態では、標準の酸素供給に接続する様に構成されている開放基端及び開放末端を有しており長手方向に伸びている空洞コアを、スタイレットが含んでいる。
本発明の別の好ましい実施形態では、患者に対する挿管の補助に有効な化学ルミネセンス光を、スタイレットが含んでいる。
本発明の別の好ましい実施形態では、患者に対する気管内挿管を実行する方法は、挿管装置の気管チューブ及びスタイレットを患者の口を通してまず挿入する段階と、喉頭へ向かって咽喉を降りる段階とを具備している。その後、スタイレットの軟らかくて幾分フレキシブルな誘導部が気管に入る様に、スタイレットは気管チューブから外方へ摺動または移動させられる。その後、スタイレットは気管内の適切な位置へ気管チューブを向ける様に作用する。その後、スタイレットは気管チューブの後方開放端を通して取り出され、そして、気管チューブが人工呼吸器またはその他の換気装置に取り付けられる。
本発明の別の好ましい実施形態では、患者の気管への挿入のためにスタイレットの湾曲が所望の形状に調整される。
本発明の別の好ましい実施形態では、化学ルミネセンス光を有するスタイレットがその化学ルミネセンス光を活性化させるために曲げられる。
本発明の別の好ましい実施形態では、気管チューブを通って流れている換気ガスが気管から外方へ漏れることを防ぐために、膨張可能な空気袋つまり風船が膨張される。
本発明のその他の利点は、以下の記載、添付の図面及び添付の特許請求の範囲から明らかになる。
本発明のもっと完全な理解並びに本発明の更なる特徴及び利点を提供するために、添付の図面と関連づけられている以下の記載が次に参照される。
本発明は、気管内挿管を実行するための方法とこの方法を実行するための新規性及び進歩性のある挿管装置とに関するものである。図面中に図解されている本発明の好ましい実施形態を説明する際に、明快さのために特定の用語が使用される。しかし、その様に選択されている特定の用語に限定されることを本発明は意図されておらず、同様の目的を達成するために同様に作用する総ての技術的な等価物を各々の特定の用語が含んでいることが理解されるべきである。
本発明の説明のために、「前方の」及び「前方へ」という用語は挿管装置を受け入れる患者に向かう方向を指すことを意図されており、「後方の」及び「後方へ」という用語は挿管装置を受け入れる患者から離れる方向を指すことを意図されている。
図1に言及すると、口2、喉頭蓋4、鼻咽頭6、食物を胃(図示せず)へ運ぶ様に作用する食道8、喉頭10、及び肺(図示せず)、肺胞(図示せず)と外気Aとの間でガスの交換のための通路を提供する様に作用する気管12を図解している患者Pの部分断面図が示されている。
図2に言及すると、間に長手穴108を有する後方開放端104と前方開放端106とを有する細長い気管チューブ102を具備する本出願の挿管装置100が示されている。気管チューブ102は、限定はされないが、ポリエチレン、ポリプロピレン、またはそれらに類する材料の様な、しなやかで幾分堅い軟質合成樹脂材料で形成されている。気管チューブ102の下側前方端部は、気管チューブ102を通って流れている換気ガスが患者Pの気管12から外方へ漏れることを膨張時に防ぐ様に作用する様に、空気線112を通って空気装置に取り付けられる、一つ以上の膨張可能な空気袋つまり風船110を含んでいる。空気線112の一部は、気管チューブ102の壁110内に置かれていることが好ましく、空気袋110と外部の空気源(図示せず)との間の流れ伝達を提供する。所定量の空気を空気袋110内へ注入するために、シリンジ(図示せず)またはその他の膨張装置が空気線112と共に流れ伝達内に置かれることを可能にするために、空気線112の後方端部114は流れ弁116を備えている。
気管チューブ102の後方開放端104内へ長手方向に挿入するための首部120と、人工呼吸器もくしはその他の換気装置または酸素供給、麻酔供給、もしくはその他の何らかの医療ガス供給に接続するためのアダプタ122とを有する管継手118を、後方開放端104が備えている。
図2、3、4に言及すると、所望の形状に曲げることができ且つ気管チューブ102を所望の形状に支持すると共に維持するのを助けるのに十分に堅い、円形断面のAWG6−14銅線またはその他の何らかの適切な材料の様な、所望の形状に比較的容易に曲げることのできる幾分フレキシブルな材料から形成されている細長いスタイレット124が、気管チューブ102内に入れ子式に置かれている。ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、もしくはそれらに類するものの様な合成樹脂、またはゴム成分から形成されている、軟らかくてしなやかな合成樹脂スリーブ126を、スタイレット124が含んでいる。スリーブ126は、スタイレット124の全長を覆っており、軟らかくてフレキシブルで可鍛性の誘導部128を形成するためにスタイレット124の前方端部から外方へ長手方向に伸びている。医療関係者が挿管手順の間スタイレット124の端部を容易に握ることができる様に、スタイレット124の後方端部は気管チューブ102及び管継手118を通って外方へ長手方向に伸びている。本発明の好ましい実施形態では、スタイレット124の後方端部は、医療関係者にもっと良い握り面を提供するために、示されている様に湾曲させるか輪にすることができ、またはもっと大きな断面を有することができ、または鍔か取っ手を含むことができる。挿入の間患者の気道組織への外傷を最小にするために、気管チューブ102及びスタイレット124の前方端部は丸められているかまたは先細り状にされていることが好ましい。
図1、5、6に言及すると、操作に際しては、気管12への患者の通気路に一致すると思われるものに近いと医療関係者が思う所望の形状に、挿管装置100が最初に曲げられる(段階1)。その後、気管チューブ102及びスタイレット124が喉頭蓋4の後ろで食道8を通過し(図1)喉頭10へ向かって動かされる様に、挿管装置100が患者の口2内に挿入される(段階2)。気管チューブ102の挿入を援助し且つ敏感な咽喉組織への外傷を回避するために、挿管装置100の前方端部が喉頭10に接近した後に、誘導部128が気管チューブ102から外方へ長手方向に喉頭10に向かって前方へ且つそこを通り気管12内へ移動する様に、医療関係者はスタイレット124を前方へ移動させる(段階3)(図5)。患者の気管12への気管チューブ102の最初の挿入と共にしばしば遭遇する組織の外傷の危険を減少させることによって、気管12の周囲における組織の腫れが最小にされ、このことが医療関係者が喉頭10を遮られることなく見ることを可能にする、ということが当業者には今や明らかなはずである。スタイレット124の誘導部128が気管12内に適切に挿入された後に、気管チューブ102がスタイレット124及び誘導部128に沿い喉頭10を通って気管12内の所定の位置に前方へ入れ子式に摺動または移動させられる(段階4)(図6)。
気管チューブ102が気管12内の所定の位置に一旦つくと、空気袋110を膨張させるためにシリンジ等によって流れ弁116を通して空気が注入される(段階5)。その後、膨張された空気袋110は、気管チューブ102によって供給されているガスが喉頭10を通って外部に逆戻りしない様にするための密封を提供する様に作用する。その後、医療関係者は、喉頭10を通し更に後方開放端104及び管継手118を通して誘導部128を後方へ引き出すことによって、スタイレット124を取り去ることができる(段階6)。その後、アダプタ122を使用することによって、人工呼吸器もくしはその他の換気装置または酸素供給、麻酔供給、もしくはその他の何らかの医療ガス供給に、気管チューブ102を接続することができる。使用後は、最初は流れ弁116を開いて空気袋110から空気を解放しそして気管チューブ102をゆっくりと引き出すことによって、気管チューブ102を取り去ることができる。挿管装置100は、使い捨てであり使用後に捨てることができる。
挿管装置100の容易且つ迅速な挿入を補助するために気管チューブ102及びスタイレット124が所定の湾曲を有することができることが理解されるはずである。例えば、図2に示されている様に、気管チューブ102及びスタイレット124は、C1で示されている様な第一の湾曲と、C2で示されている様な第二の湾曲とを有することができる。しかし、気管チューブ102及びスタイレット124を種々の湾曲に形成することかまたは所望の湾曲に手で成形することができることが今や当業者に理解されるはずである。挿入過程の間に、必要であれば、スタイレット124を取り去りその形状を調整して気管チューブ102内へ再挿入し、これによってその形状を調整することができることも今や当業者に理解されるはずである。
次に図3、7に言及すると、気管チューブ102の内壁132に沿って長手方向に延びておりスタイレット124を受け入れる様に構成されている内側スリーブ130(図3には示されていない)を気管チューブ102が含んでいる、本出願の挿管装置100の別の実施形態における後方端部の断面図が示されている。操作に際しては、気管チューブ102及びスタイレット124は既述の様に作用するが、気管チューブ102及びスタイレット124が所望の形状にもっと一体的に曲げられることを内側スリーブ130内におけるスタイレット124の配置が可能にするということが、当業者には今や明らかなはずである。この様にして、気管チューブ102をもっと容易に曲げて所望の形状に維持することができる。内側スリーブ130は単数の単一のスリーブであってもよくまたは複数のカフまたはそれに類するものから形成されていてもよいことが理解されるはずである。
図8、9に言及すると、示されている様に、スタイレット124がその鞘から抜かれた位置で示されている。挿管装置100の挿入中に鋭利な縁が敏感な組織への外傷をもたらすかもしれないということが当業者には理解されるはずである。従って、スタイレット124がその鞘から抜かれた位置にあるときに気管チューブ102とスタイレットとの間に形成されるリップ132を最小にすることが望ましい。本発明の好ましい実施形態では、スタイレット124の前方端部の直径が、先細り部134を形成している誘導部128に向かって前方向へ減少している。示されている様に、スタイレット124がその鞘から抜かれた位置で伸ばされているときは、気管チューブ102の前方開放端106とスタイレット124との間に形成されるリップ132を最小にする様に先細り部が作用する。スタイレット124を通して下方へ向けられている空気等で膨張されたときにスタイレット124の前方端部を先細り状にする様な拡張可能部を誘導部128に備えることによって先細り部134が形成されてもよいことも理解されるはずである。
図10に言及すると、スタイレット124の周りに鍔138を形成している薄い合成樹脂またはゴムの膜136を気管チューブ102の前方開放端106が含んでいる、本発明の別の好ましい実施形態が示されている。示されている様に、気管チューブ102とスタイレット124の間に形成されるリップ132を最小にする様に鍔138が作用する。
図1、11に言及すると、後方第一開放端142及び前方第二開放端(図示せず)を有するスタイレット124の全長に延びている、長手方向に伸びている空洞コア140をスタイレット124が有する、本発明の別の実施形態の後方端面図が示されている。スタイレット124の第一端142は、換気のための標準酸素供給に接続する様に構成されている。操作中は、スタイレット124が気管12内へ一旦挿入されると、酸素を患者Pへ直ちに供給することができる。その後、スタイレット124を越えて気管12内へ気管チューブ102を入れ子式に動かすことができる。その後、スタイレット124を取り去ることができる。気管チューブ102が予期されない閉塞または抵抗に遭遇する場合には、スタイレット124を通して酸素を注入可能なことが、危険状態で必要とされる酸素を患者に供給することができることが、当業者には明らかなはずである。
患者に対する挿管を補助するためにこの分野で知られているその他の様々な機構を取り入れる様に、本出願の挿管装置を容易に構成可能であることが、当業者には今や明らかなはずである。気管チューブ内に置かれて気管チューブ及びスタイレットに湾曲を引き起こすための取っ手手段によって操作されるフレキシブルな部材を具備する機構を挿管装置が含んでいる、その様な機構の一つが米国特許第5,259,377号中に示され及び説明されて参照によって本明細書中に組み入れられている。気管チューブ及びスタイレットを湾曲させるために制御ワイヤ及び取っ手が備えられている、別のその様な機構が米国特許第6,539,942号中に示され及び説明されて参照によって本明細書中に組み入れられている。しかし、気管チューブ及びスタイレットの湾曲を引き起こすことを補助するための機構が上記の例に限定されないことが理解されるはずである。本出願の方法の別の好ましい実施形態では、気管チューブ102が患者Pの通気路内へ一旦部分的に挿入されると、気管チューブ102及びスタイレット124が適切な形状を有していないことに医療関係者が気づけば、これらの気管チューブ及びスタイレットを調整機構によって所望の形状に調整することができる。気管チューブ102の形状を所望の形状に調整するために、気管チューブ102を患者Pの通気路内へ挿入したままでスタイレット124を取り去りその形状を所望の形状に調整して気管チューブ102内へ再挿入することができることも、理解されるはずである。
米国特許第5,259,377号明細書 米国特許第6,539,942号明細書
図1、12に言及すると、しなやかな合成樹脂から形成されていることが好ましく、フタル酸ジブチル中の蓚酸ビス(2,4,5−トリクロロ−6−カルボペントリフェニル)及び蛍光物質の様な化学ルミネセンス光発生液体反応物質150を含んでいるガラスライナ148を有する、小瓶146がスタイレット124の誘導部128内に封入されている、本発明の別の好ましい実施形態が示されている。フタル酸ジメチル中の過酸化水素の85パーセント溶液の様な酸化剤154とサリチル酸ナトリウムの様な触媒作用量の触媒とを有する、密封されたガラスアンプル152が、小瓶146内に置かれている。操作に際しては、挿管装置100の挿入前に、ガラスアンプル152が壊れて酸化剤154が反応物質150と混合することを可能にしそれによって化学ルミネセンス光を発生させる様に、小瓶146を取り囲んでいる誘導部を曲げるかまたは圧迫することによって、医療関係者が化学ルミネセンス光を活性化させる。このようにして、喉頭10及び気管12の直接照明が得られる。
口を経由して患者の気道内へ挿入される様に本発明の挿管装置及び方法が示され及び説明されたが、挿管装置は患者の鼻を通して挿入されてもよいことが今や理解されるはずである。
酸素、薬物及び療法を通過させることのできる閉塞されていない導管を患者の気管に形成するために、本出願の挿管装置を迅速且つ容易に挿入することができることが、当業者には今や明らかなはずである。敏感な咽喉組織への外傷の可能性を減少させる軟らかくてフレキシブルで可鍛性の誘導部のために、従来の金属スタイレットまたはそれに類するものを有する誘導体に一般に関連づけられている問題を、挿管装置が除去するかまたは減少させることも、当業者には今や明らかなはずである。気管チューブとスタイレットとの間に形成されるリップを本発明の挿管装置が最小にし、これによって敏感な組織への外傷の可能性を減少させることも、当業者には今や明らかなはずである。更に、本出願の挿管装置は、この装置の無菌状態を破る危険を減少させ、且つ比較的安価に製造することができる。挿管装置は、片手で操作することが比較的容易であり、敏感な組織への最少量の外傷で患者に迅速に挿管するために必要な繊細な制御及び感度を考慮していることも、当業者には今や明らかなはずである。
以上の発明は理解の明快さのために幾らか詳細に説明されたが、添付の特許請求の範囲内である種の変更及び修正が実行されてよいことは明らかである。更に、本発明の方法を実施するための方法と物品との両方を実施する代替方法があることに気づくはずである。従って、本実施形態及び実施例は説明であって限定ではないと考えられるべきであり、本発明は本明細書中に記載されている細部に限定されるべきではなく添付の特許請求の範囲及び等価物内で修正されてよい。
肺と外気との間のガスの交換のための患者の経口通路を示しており、且つ部分的に挿入されている本発明の挿管装置を示している部分図である。 図1の挿管装置の側面図である。 気管チューブ内で鞘から抜かれた位置にあるスタイレットを示している図1の挿管装置の側面図である。 スタイレットが気管チューブ内で鞘に覆われている位置にあり、スタイレットと軟らかくてしなやかな合成樹脂スリーブとを示している、図1の挿管装置の後部断面図である。 本発明の挿管装置を利用している患者に対する経口挿管を示しており、スタイレットが気管内の伸長位置にある、部分図である。 本発明の挿管装置を利用している患者に対する経口挿管を示しており、気管チューブを通って流れている換気ガスが気管から外方へ漏れることを防ぐために気管内の気管チューブと膨張可能な空気袋とが膨張されている、部分図である。 スタイレットを受け入れる様に構成されている内側スリーブを有する気管チューブの内壁を示している、本発明の別の好ましい実施形態の後部断面図である。 気管チューブと鞘から抜かれた位置にあり且つ気管チューブの前方開放端とスタイレットとの間に形成されるリップを最小にするための先細り形状を有するスタイレットとを示している、本発明の別の好ましい実施形態の部分図である。 図8のスタイレットの前方端面図である. 気管チューブの前方開放端とスタイレットとの間に形成されるリップを最小にするためのカフを有する気管チューブの前方開放端を示している、本発明の別の好ましい実施形態の部分図である。 長手方向へ伸びている空洞コアを有するスタイレットを示している、本発明の別の好ましい実施形態の後部断面図である。 化学ルミネセンス光を示しているスタイレットの誘導部の部分側面図である。

Claims (20)

  1. 患者に対する医療挿管において使用される挿管装置であって、
    前方開放端と後方開放端とそれらの間の内部穴とを有する気管チューブと、
    人工呼吸器またはその他の換気装置に接続するためのアダプタと、
    前記内部穴内に摺動可能に置かれ、後端部、前端部、及び長手方向へ伸びているフレキシブルな誘導部を有するスタイレットとを具備しており、
    前記患者の気管内への前記気管チューブの挿入中に、前記気管内の適切な位置へ前記気管チューブを向ける様に操作するために、前記誘導部を前記気管内に位置決めすることができる様に、前記気管チューブの前記後方開放端から外方へ移動する様に前記スタイレットが構成されている挿管装置。
  2. 膨張して、前記気管チューブを通って流れている換気ガスが前記気管から外方へ漏れることを防ぐための、少なくとも一つの膨張可能な空気袋を更に具備する請求項1に記載の挿管装置。
  3. 幾分フレキシブルな金属棒から前記スタイレットが形成されている請求項1に記載の挿管装置。
  4. 前記スタイレットが銅棒から形成されている請求項1に記載の挿管装置。
  5. 軟らかくてしなやかな合成樹脂スリーブを前記スタイレットが更に具備する請求項1に記載の挿管装置。
  6. 前記気管チューブと前記スタイレットとの間に形成されるリップを減少させるのに有効な先細り部を前記スタイレットが具備する請求項1に記載の挿管装置。
  7. 前記気管チューブと前記スタイレットとの間に形成されるリップを減少させるのに有効な鍔を前記気管チューブが具備する請求項1に記載の挿管装置。
  8. 前記患者内への挿入中に前記気管チューブ及び前記スタイレットの形状を調整するための手段を更に具備する請求項1に記載の挿管装置。
  9. 前記患者の喉頭及び気管の照明に有効な化学ルミネセンス光を更に具備する請求項1に記載の挿管装置。
  10. 患者に対する医療挿管において使用される挿管装置であって、
    前方開放端と後方開放端とそれらの間の内部穴とを有しており、しなやかで幾分堅い軟質合成樹脂材料から形成されている気管チューブと、
    前記内部穴内に置かれ、後端部、前端部、及び長手方向へ伸びており軟らかくてフレキシブルな材料から形成されているフレキシブルな誘導部を有している、幾分フレキシブルなスタイレットとを具備しており、
    前記気管チューブを所望の形状にして且つ維持するのに前記スタイレットが有効であり、
    前記患者の気管内への前記気管チューブの挿入中に、前記気管内の適切な位置へ前記気管チューブを向ける様に操作するために、前記誘導部を前記気管内に位置決めすることができる様に、前記気管チューブの前記後方開放端から外方へ移動する様に前記スタイレットが構成されている挿管装置。
  11. 軟らかくてしなやかな合成樹脂スリーブを前記スタイレットが更に具備する請求項10に記載の挿管装置。
  12. 前記気管チューブと前記スタイレットとの間に形成されるリップを減少させるのに有効な先細り部を前記スタイレットが具備する請求項10に記載の挿管装置。
  13. 前記気管チューブと前記スタイレットとの間に形成されるリップを減少させるのに有効な鍔を前記気管チューブが具備する請求項10に記載の挿管装置。
  14. 前記患者内への挿入中に前記気管チューブ及び前記スタイレットの形状を調整するための手段を更に具備する請求項10に記載の挿管装置。
  15. 前記患者の喉頭及び気管の照明に有効な化学ルミネセンス光を更に具備する請求項10に記載の挿管装置。
  16. 気管チューブとフレキシブルな誘導部を有するスタイレットとを有する挿管装置を使用して患者に対する挿管を実行する方法であって、
    前記気管チューブ及び前記スタイレットを所望の形状に曲げる段階と、
    前記気管チューブ及び前記スタイレットが喉頭へ向かって動かされる様に、前記挿管装置を前記患者の通気路内に挿入する段階と、
    前記気管チューブから前記気管内へ向かって前記誘導部が外方へ長手方向に動く様に、前記スタイレットを前方へ動かす段階と、
    前記スタイレット及び前記誘導部に沿って前記気管内の所定の位置へ前記気管チューブを動かす段階とを具備する方法。
  17. 密封のために空気袋を膨張させる段階と、前記気管から前記気管チューブの後方端部を通して前記誘導部を引き出すことによって前記スタイレットを取り去る段階とを更に具備する請求項16に記載の方法。
  18. 前記気管チューブが前記患者の通気路内に位置決めされている間に前記気管チューブを所望の形状に調整する段階を更に具備する請求項16に記載の方法。
  19. 前記スタイレット中の孔を通して前記患者内へ酸素を注入する段階を更に具備する請求項16に記載の方法。
  20. 前記喉頭及び気管の直接照明のために化学ルミネセンス光を活性化させる段階を更に具備する請求項16に記載の方法。
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