JP2005509232A - 空気堰を備えたディスク分離プレート - Google Patents

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Abstract

回転ディスク(108)からデータを読取り、また回転ディスク(108)にデータを書込むために使用される読取り/書込みヘッド(122)の近くの乱流を抑制するために、ディスク駆動装置(100)に使用される静止ディスク分離プレート(126)である。このプレートの前端縁(136)および後端縁(138)は、ヘッドのディスクに隣接した半径方向の移動を可能にするために、開かれた部分(128)を形成する。プレートの前端縁に配置された前端縁空気堰(140)はディスクの回転によって支持体空気流のかなりの部分を開かれた部分から離れる方向へ偏向させて、ヘッドにおける空気流の速度を減速させる。多数ディスクを有するディスク駆動装置では、プレートは隣接する各二枚のディスクの間に配置されることが好ましい。プレートの厚さを通して空気の排出路(154)が好ましく延在されて、空力抵抗、従って駆動装置の電力消費量を減少させる。

Description

(関連出願)
本願は2001年3月21日付け出願された「回転ディスク間の空気流を減少させるディスク分離器」という名称の米国仮特許出願第60/277761号に基づくもので、その利益を主張するものである。
本発明は一般にディスク駆動式データ記憶装置の分野に係わり、限定するわけではないが、ディスクの回転によって生じる空気流を減少させると共にその方向を定めて駆動装置の作動性能を向上させるために、ディスク駆動装置の回転可能な剛いディスクに隣接させて空気堰を有するディスク分離器の配設に関する。
最近のディスク駆動装置は、最終ユーザーが容易に利用できる形態の大量のデータを記録するために多くのコンピュータ環境のもとで一般に使用されている。典型的なディスク駆動装置は一つ以上の剛い磁気記録ディスクを有し、それらのディスクはスピンドル・モーターによって一定した高速度で回転される。
各ディスクは一般に同芯状の一連のデータ・トラックに分割されたデータ記録面を有し、これらのデータ・トラックは内径および外径を有する帯状面積部分を横断して半径方向に隔てられている。データは磁束遷移の形態でディスク面のデータ・トラック内に記録される。磁束は読取り/書込みヘッドのアレーによって誘起される。各データ・トラックは多数のデータ・セクターに分割されており、データは固定サイズのデータ・ブロックとしてデータ・セクターに記録される。
読取り/書込みヘッドは可撓性の吊持組立体で支持され、この吊持組立体は剛いアクチュエータ・アームによって支持されており、それらのアームはディスク・スタック内に突入している。各ヘッドは空気支持面を含み、これはディスク回転によって生じる空気流に応じてヘッドをディスク面の隣接位置に浮動させる。
工業界で絶えぬ傾向は、サイズの縮小、およびデータ記録容量の増大および最新式ディスク駆動装置の処理速度の上昇を同時に達成することである。これらの改善は、より速いディスク回転速度の使用を含む駆動装置構造の多くの変更を通じて成し遂げられてきた。待ち時間(すなわち、特定のディスクが回転するときに、選ばれたデータ・ブロックにヘッドが達するまでの待機時間)は有利に短縮されるが、回転速度が上昇すると、回転するディスクによって生じる非常に大きな空気流の乱れがもたらされる傾向がある。
乱れ、すなわち乱流は、空気流の速度および方向が不規則に変動することを特徴とする。このような乱れはディスクおよびヘッドに望ましくない振動を発生し、作動時に望ましくないヘッド位置(ランアウト)の誤差をもたらす。従ってこの分野では、駆動装置のランアウト誤差を減少するために、ディスク駆動装置のヘッドの近くの空気流の乱れを減少させることが必要となる。
好ましい実施例によればディスク駆動装置は、ディスク記録面を有する少なくとも一つの剛い回転ディスクと、ディスク記録面に隣接させてヘッドを支持する回転可能なアクチュエータ組立体を備える。静止のディスク分離プレートがディスクに隣接して支持され、ディスク記録面のかなりの部分の近くを延在される。このプレートは前端縁および後端縁を含み、これらの端縁は協働してヘッドを移動させる間隙を形成するために開かれた部分を形成する。前端縁はヘッドの下流に配置され、後端縁はヘッドの上流に配置される。
プレートの後端縁は空気堰を含み、この空気堰が空気流のかなりの部分をヘッドから離れる方向へ向け、これによりヘッド位置での乱流を減少させる。好ましい実施例で前端縁は先細形状を有しており、これに対して他の好ましい実施例では前端縁が第二の空気堰を備えて、空気流をさらにヘッドの近くの開かれた部分から離れる方向へ向ける。プレートの縁部から横方向へ延在するシュラウド部分は、空気流を望まれる移動路に沿って方向決めすることを助成する。
静止プレートは、ディスクを回転させるために使用されているスピンドル・モーターのすぐ近くからディスクを固定するディスク・スタック組立体へ向かってディスク外径を超えて半径方向に延在することが好ましい。静止プレートは、基板のノッチ溝と係合する静止プレートのタブ部分によって基板に固定される。静止プレートは最外径位置で支持されるような十分な剛さを有することが好ましい。多数のディスクを有する駆動装置では、静止プレートはディスクの各々の隣接する二枚のディスク間に配置されることが好ましい。付加的な静止プレートは、望まれるままに最上ディスクの上方および(または)最下ディスクの下方に備えることができる。
さらに他の実施例では、静止プレートはプレートに形成された空気排出路を有する。排出路の個数およびサイズは空力抵抗を減少し、従ってスピンドル・モーターに必要な電力消費量を減少させるために選ばれる。
請求される本発明の特徴となるこれらおよび他のさまざまな特徴および利点は以下の詳細な説明を読み、添付図面を参照することで明白となるであろう。
図面を全体的に参照し、特に図1を参照すれば、本発明の好ましい実施例により構成されたディスク駆動装置100の平面図である。
ディスク駆動装置100はさまざまなディスク駆動装置の構成部材を取付ける基板102、および基板102と協働してディスク駆動装置100の密閉環境を形成するカバー104(部分的に切除して示される)を含む。ディスク駆動装置100の構造の数多い詳細部分は当業者に周知であり、本発明を説明するために必要でないと考えられることから、それらの詳細部分は以下の説明に含まれないことが理解されるであろう。
基板102にはスピンドル・モーター106が取付けられており、スピンドル・モーター106は一定した作動速度で多数のディスク108を回転する。ディスク108はスピンドル・モーター106に取付けられ、クランプ・リング110によって固定される。スピンドル・モーター106、ディスク108中間スペーサ(図示せず)およびクランプ・リング110が一緒になってディスク・スタック組立体111を形成する。
アクチュエータ組立体112がディスク108に隣接しており、アクチュエータ組立体112はディスク108に平行な平面内で枢動軸受組立体114のまわりを枢動する。アクチュエータ組立体112は枢動軸受組立体114によって支持されるアクチュエータ本体116を含む。アクチュエータ本体116は支持アーム組立体120を支持するアクチュエータ・アーム118を有する。支持アーム組立体120は、ディスク108にデータを書込み、またディスク108からデータを読取るために、ディスク108の記録面に隣接させて読取り/書込みヘッド122を支持する。各ヘッド122はスライダ組立体を含み、スライダ組立体はディスク駆動装置100の作動時に回転するディスク108によって生じる空気流に応じて読取り/書込みヘッド122を空力学的に支持する。
各々のディスク108は同芯円のデータ・トラック(図示せず)に分割されたデータ記録位置を有しており、読取り/書込みヘッド120はトラックからのデータの読取りまたはトラックに対するデータの書込みのために、データ・トラックに隣接して位置決め可能に配置される。データ記録面は、ディスク駆動装置が作動されていないときに読取り/書込みヘッド120がしばしばディスク108に係止されることのできる円周方向の接触領域124によって内側範囲を境界される。読取り/書込みヘッド120の半径方向位置をデータ記録面122内の位置に拘束するようにアクチュエータ116の枢動運動を制限することが有利である。
静止のディスク分離プレート126はディスク108の下側に配置されており、従って一部のみ図1に見られる。このプレート126はディスク108の最外径を超えて円周方向に延在し、ヘッド122をディスク108の記録面に隣接して位置決めするためにアクチュエータ組立体112のアクセスを可能にする開かれた部分128を有する。静止プレート126はそこから横方向へ延在するシュラウド部分130を含む。
基板102内には乾燥フィルタ132が固定されており、このフィルタはプレート126の外周の外側に配置されている。図1に見られるように、プレートを基板102に固定するために固定用造作134がプレート126綯いに配置されている。固定用造作134はプレート126の開口を通って延在する垂直に整合されたピンを好ましく含む。
図2を参照すれば、静止プレート126を非常に詳細に示すためにディスク108の頂部ディスクが取外されて図1のディスク駆動装置が示されている。静止プレート126の開かれた部分128はヘッド122の下流に配置された前端縁136と、ヘッドの上流に配置された後端縁138で形成される。好ましい実施例では、アクチュエータ組立体が前端縁136に対して接近した関係状態で配置されるように前端縁136はアクチュエータ116の上流側の輪郭に合致する輪郭形状を有している。ディスク駆動装置100の自動組み立てを容易にするために円形開口139が使用される。
後端縁138は、ヘッド122をディスク108の上方に適当に位置決めできるように、弧形に好ましく輪郭を形成されている。プレート126の開かれた部分128は、ヘッド122に接近した領域内でディスク108間の露出された表面積を最小にする。
プレート126の後端縁138は空気堰140を含んで示されており、空気堰140は開かれた部分128内への空気の流れを拘束するフレアー部分を含む。空気堰140は図2に示された矢印で指示されるように、空気流のかなりの部分をアクチュエータ組立体112のまわりに偏向させる。空気堰140はさらに、空気堰140を超えてヘッド122に達する空気流の残る部分での乱れを取り除くように作用する。
レイノルズ数は、流れが層流か乱流かを決定するうえで重要なパラメータである。空気流ではレイノルズ数Rは以下の関係式によって定められる。すなわち、
Figure 2005509232

ここで、V=空気流の速度
D=特定の流れの場の特徴とする長さまたは直径、および
ν=空気の動粘度
である。
レイノルズ数のある値より小さいと流れが層流となり、それを超えると流れが乱流となる臨界値Reが存在する。レイノルズ数がこのReにほぼ等しい流れは遷移流れと呼ばれる。
レイノルズ数は流れの場に作用する粘性力に対する慣性力の比を表す。従って、回転ディスク付近の空気流に関しては、境界層と呼ばれるディスク近くの薄い領域内でレイノルズ数が小さくなり、流れは層流となる。ディスクから離れる方向へ移動するか、流れの速度が増大する場合にレイノルズ数は増大し、流れは乱流となる。従って分離プレートは、空気流の粘性力(せん断力)によってその分離プレートおよびディスクの近くで空気の速度を低下させる静止面を与える。
古い世代のディスク駆動装置では、ディスクの回転速度は約3000〜5000rpmであった。最近の世代のディスク駆動装置では、ディスク108の回転速度は約10000〜15000rpmまでに上昇した。回転速度の速い或る領域で層流空気流を維持することが望まれるならば、一般にディスクの間隔をより接近させるか(これは数1のDの値が減少する)、またはそれらの領域内の流速を減じなければならない。請求される本発明は一般に後者のアプローチに従うものであり、ヘッド読取り/書込みヘッド122およびアクチュエータ・アーム118に近い領域で流速を減じる。従って、開かれた部分128への空気流は体積および速度の点でアクチュエータ組立体112のまわりに偏向される空気流の値よりも実質的に小さくなる。
図2も静止プレート126とディスク・スタック組立体111との関係を示している。静止プレート126の最外径が基板102に係合されている間、最内径は接触することなくスピンドル・モーター106を取り囲む。静止プレート126はステンレス鋼のような軽量金属材料で構成されることが好ましい。
ディスク分離器126はタブ146,150を有し、それらのタブは外径位置から対応する溝148,152へと外方へ向かってそれぞれ延在する。タブ146,150は静止プレート126の回転方向の移動を拘束する。
図3は本発明の他の好ましい実施例によるディスク分離静止プレート126を示している。図2と同様に、頂部ディスク108は取除かれてプレート126を完全に露出している。空気流の排出路154は図示のようにプレート126に備えられる。空気流の排出路154は大きなウェッジ形をしており、ディスク108に作用する空力抵抗力を減少させるためにサイズが選ばれる。ディスク108に作用する空力抵抗力の減少は、ディスク108を回転させるスピンドル・モーターに要求される電力を減少させる。
図4はディスク駆動装置100の横断面を示しており、スピンドル・モーター106で支持された二枚のディスク161,162の間に配置されているディスク分離器126を示している。ディスク160,162は基本的には図1〜図3に示されたディスク108と同じである。スペーサ163は所望されるディスク間隔を与える。好ましい実施例で、第一のディスク160の底面と第二のディスク162の頂面との全体的な間隔距離は約2.54mm(0.100インチ)であり、これにはその間に配置されているプレート126が含まれる。空気堰140と隣接ディスク160,162との間の空隙の好ましい厚さは約0.1mm(0.004インチ)程度である。プレートの残りの部分の好ましい厚さは約1.22mm(0.048インチ)であり、これによりプレート126と隣接ディスク160,162との間に約0.66mm(0.026インチ)の空隙が残される。プレート126ののこりの部分の他の好ましい厚さは約0.086mm(0.034インチ)であり、プレート126と隣接ディスク160,162との間に約0.84mm(0.033インチ)の空隙を形成する。留意されることは、プレートの厚さが増大するにつれて、プレート126に対する空気流の抵抗が増すために、スピンドル・モーター106を回転させるのに要求される電力消費量も増大することである。しかしながら、約1.22mm(0.048インチ)のプレート厚さは、静止プレートの無い駆動装置に比べてランアウト誤差の数がかなり減少することが見い出された。
図4は二枚のディスクの間に一枚のプレート126を使用することを示しているが、さまざまなディスク形状をした追加のプレートを容易に使用することができる。二枚のディスクより多いディスクを有する駆動装置には、追加のプレート126を追加の二枚のディスクの間に追加できる。プレート126は一枚ディスクの上側および(または)下側、または多数ディスクのディスク・スタックの最上ディスクおよび最下ディスクの上側および(または)下側にさらに加えることができる。
図5は、ディスク・スタック組立体111における三枚ディスク164,166,168(およびスペーサ165,167)を有するディスク駆動装置の側面図を示している。最下ディスク164および中間ディスク166の間に第一のディスク分離プレート126が配置され、中間ディスク166および最上ディスク168の間に第二の分離プレート126が配置される。第三のプレート126は最下ディスク164の下側に配置される。
二重ディスク駆動装置のディスク分離器128の配置と同様に、第一の分離プレート126は基板102の溝(図示せず)上に係止される。第二のプレート126は第一のプレート126の上に係止し、さらに詳しくは第二のプレート126のシュラウド130上に係止する。第一のプレート126のタブ部分はまた第一のプレート170によるいずれの回転移動も拘束するように基板の溝内に配置される。
他の構成部材が適当に取付けられたならば、頂部カバー(図示せず)が基板102に固定される。頂部カバーは第二のプレート126と押圧係合され、そのプレート126のプレート・シュラウド130を経て圧縮力を第一のプレート126のプレート・シュラウド130に伝える。頂部カバーが取付けられたならば、頂部カバーの圧縮力のみならず、基板の溝内に配置されたタブ部分もプレートを所定位置に適当に固定する。従って、ディスクに対するプレートの空間的な関係状態は保持され、開かれた部分128とアクチュエータ組立体112の回転通路との間の整合も保証される。
図6は図4のディスク駆動装置構造の分解斜視図を一般に与える。後端縁138に位置する後端縁空気堰140は図7に非常に詳細に示されている。前端縁136は先細形状(面取り)を有して、図8に非常に詳細に示されるように流入空気に対して流線形表面を与える。
図9および図10は前端縁136に配置された追加の空気堰141を有するプレート126の他の実施例を示している。空気堰141は前端縁136の付近で流入空気を拘束するので、図6の前端縁に隣接するプレート・シュラウド130は取除かれて空気流がディスク間の面積部分に流入するようにしている。これはその流れを前端縁136に隣接したアクチュエータ組立体から離れる方向へ向ける傾向を有する。
図9および図10に示された実施例で、ディスク分離プレート126は前端縁および後端縁の空気堰141,140を支持し、粘性力により開かれた部分128を通る速度を減速することが留意される。頂部カバーと最上ディスク160(図6に示される)との間の空気流、および最下ディスク(162)と基板との間の空気流も十分な粘性を有している。しかしながらそれらの粘性力は、静止プレートとディスクの間の空隙が小さいために、静止ディスクとディスクとの間の粘性力ほど一般に大きくない。
従って本発明は一般に、第一の回転ディスク(例えば160)と第二の回転ディスク(例えば162)との間の空気流を読取り/書込みヘッド(例えば122)から離れる方向へ向けるための空気堰(例えば140)を備えた静止プレート(例えば126)に関する。この静止プレートは基板(例えば102)に光密体裁レール。静止プレートは実質的に円形の外周を有し、基板と同一平面状に係合して位置決めされる。アクチュエータでヘッドを第一のディスクに対する読取り/書込み関係位置に配置するために、プレートはその外周から内周へ向かって配置された半径方向に延在する開かれた部分(例えば128)を有する。回転するディスクに作用する空力抵抗を減少させるために、プレートの外周および内周の間に空気流の排出路(例えば154)が配置される。さらに、回転するディスクの最も外側径のまわりで空気流を方向決めするために、プレートはその外周に円周方向に配置されたプレート・シュラウド(例えば130)を有する。
特許請求の範囲の目的に関し、「第一の手段」で表現される機能は、本明細書に開示した後端縁空気堰140を含む静止プレート126の各種実施例によって遂行されることが理解されるであろう。
本発明のさまざまな実施例の多くの特徴および利点を本発明の各種実施例の詳細な構造および機能と共に前述で説明したが、この開示は図解のためだけのものであり、細部に変更を加えることができ、特に特許請求の範囲を表現する用語の広く一般的な意味によって示される全範囲にわたって、本発明の基本範囲に含まれる部品の構造および配置に変更を加えることができることを理解しなければならない。例えば、本発明の範囲および精神から逸脱することなく、実質的に同じ機能を保持しつつ、特定の部材をディスク分離プレートの特定の応用例に応じて変更することができる。さらに、本明細書に記載した好ましい実施例はディスク駆動装置用のディスク分離プレートヘッドに関するが、当業者には本発明の教示が本発明の範囲および精神から逸脱することなく他のシステムに適用できることは認識されるであろう。
本発明は留意した目的および利点、ならびに固有の目的および利点を得るように適用できることは明白となるであろう。現在好ましいとされる実施例がこの開示の目的のために記載されたが、当業者に容易に示唆され、開示し、ならびに特許請求の範囲で定められた本発明の精神に包含される多くの変更がなし得るのである。
本発明の好ましい実施例により構成された静止したディスク分離プレートを有するディスク駆動装置の平面図である。 頂部ディスクが取外されて好ましい実施例による静止プレートを示している図1のディスク駆動装置の平面図である。 他の好ましい実施例による静止プレートを示すために頂部ディスクが取外された図1のディスク駆動装置の平面図である。 一枚の静止プレートが第一および第二の回転ディスクの間に配置された好ましい実施例によるディスク駆動装置の立面横断面図である。 三枚の静止プレートが回転ディスクに隣接して配置された他の好ましい実施例によるディスク駆動装置の立面断面図である。 図4に示されたディスク駆動装置を一般的に示すディスク駆動装置の分解斜視図である。 図6の静止プレートの後端縁に配置された空気堰の横断面図である。 図6の静止プレートの前端縁に配置されたテーパー縁の横断面図である。 静止プレートの前端縁に配置された第二の空気堰を有する他の好ましい実施例による静止プレートの斜視図である。 図9の静止プレートの前端縁に配置された空気堰の横断面図である。
符号の説明
100 ディスク駆動装置
102 基板
104 カバー
106 スピンドル・モーター
108 ディスク
110 クランプ・リング
111 ディスク・スタック組立体
112 アクチュエータ組立体
114 枢動軸受組立体
116 アクチュエータ本体
118 アクチュエータ・アーム
120 支持アーム組立体
122 読取り/書込みヘッド
124 接地領域
126 静止プレート
128 開かれた部分
130 シュラウド部分
132 乾燥フィルタ
134 固定用造作
136 前端縁
138 前端縁
140,141 空気堰
146,150 タブ
148,152 溝
154 排出路
160,162,164,166,168 ディスク
163 スペーサ
170 プレート

Claims (10)

  1. 第一のディスクに隣接してヘッドを位置決めするアクチュエータ組立体を有するディスク駆動装置の第一の回転可能な剛いディスクおよび第二の回転可能な剛固なディスクの間に配置されるように成形された静止プレートであって、
    実質的に円形の外周および実質的に円形の内周と、
    前端縁および後端縁であって、アクチュエータ組立体によるヘッドの半径方向の移動を可能にするために、それぞれ内周から外周へ延在して、外周から内周へ半径方向に延在すると共に後端縁および前端縁の間を角度を有して延在する開かれた部分を形成している前端縁および後端縁と、
    後端縁に配置され、静止プレートの他部分の厚さよりも大きな厚さを有し、ディスクの回転によって生じる空気流のかなりの部分を開かれた部分から離れる方向へ偏向させてヘッド付近の空気流の速度を実質的に減速させる後端縁空気堰と含む静止プレート。
  2. ヘッドの近くの空気流の速度をさらに減少させるために前端縁に配置された前端縁空気堰をさらに含む請求項1に記載された静止プレート。
  3. ディスクの回転によって生じる空気流の方向を定めるために、静止プレートの外周に円周方向に配置されたプレート・シュラウドをさらに含む請求項1に記載された静止プレート。
  4. 前端縁が、静止プレートの他の部分の厚さよりも薄い第二の厚さとなるテーパーを付されている請求項1に記載された静止プレート。
  5. アクチュエータ組立体が軸受組立体のまわりに枢動するときのヘッドの移動を可能にするように前端縁が成形されている請求項1に記載された静止プレート。
  6. 静止プレートを超えて流れる空気流の空力抵抗を減少するために、静止プレートの厚さを通して延在する空気流の排出路をさらに含む請求項1に記載された静止プレート。
  7. 基板と、
    基板によって支持され、回転可能なハブを有するスピンドル・モーターと、
    中心軸線のまわりに回転するようにハブに取付けられた第一のディスクと、
    基板によって支持され、読取り/書込みヘッドを第一のディスクに隣接して位置決めするアクチュエータ組立体と、
    第一のディスクに隣接してそれと実質的に平行に基板で支持された静止プレートとを含み、静止プレートが、
    実質的に円形の外周および実質的に円形の内周、
    前端縁および後端縁であって、アクチュエータ組立体によるヘッドの半径方向の
    移動を可能にするために、それぞれ内周から外周へ延在して、外周から内周へ半径
    方向に延在すると共に後端縁および前端縁の間を角度を有して延在する開かれた部
    分を形成している前端縁および後端縁と、
    後端縁に配置され、静止プレートの他の部分の厚さよりも大きな厚さを有し、デ
    ィスクの回転によって生じる空気流のかなりの部分を開かれた部分から離れる方向
    へ偏向させて静止プレートの開かれた部分における空気流を実質的に制限する後端
    縁空気堰と含んでいるディスク駆動装置。
  8. 静止プレートがその開かれた部分における空気流をさらに制限するために前端縁に配置された前端縁空気堰をさらに含んでいる請求項7に記載されたディスク駆動装置。
  9. 第一のディスクに平行で、中心軸線のまわりに回転するようにスピンドル・モーター・ハブに取付けられた第二のディスクをさらに含み、静止プレートが第一および第二のディスクの間に配置されている請求項7に記載されたディスク駆動装置。
  10. 静止プレートの厚さを通して延在し、静止プレートを超えて流れる空気流の空力抵抗を減少させるために、静止プレートの厚さを通して延在する空気流の排出路をさらに含んでいる請求項7に記載されたディスク駆動装置。
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