JP2005508715A - 呼吸器系への薬剤の送給のための装置及び方法 - Google Patents

呼吸器系への薬剤の送給のための装置及び方法 Download PDF

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Abstract

薬剤を呼吸器系に送給するための装置が、リザーバ(2)、薬液をエアゾール化するためのエアゾール発生器(3)、及びエアゾール発生器(3)からエアゾール化された薬液をガスで伴出するためのコネクタ(6)を有する。リザーバ(2)は、キャップ(10)によって画定された上側入口ポート(11)と、下側出口(16)とを有する。薬液は重力の作用によりリザーバ(2)からエアゾール発生器(3)に流れる。キャップ(10)は、或る量の薬液をリザーバに導入するために開栓されるプラグ(12)を有する。

Description

本発明は、患者の呼吸器系への薬剤の送給のための装置及び方法に関するものである。本発明は特に、ネブライザ用の装置及び方法に関するものである。
患者の呼吸器系内に送給するため薬液のエアゾールを生成するためのネブライザを使用することが知られている。一般的に、緩衝液のリザーバの上に維持されたカップ内に薬液を入れる。緩衝液の下で圧電素子を超音波振動させてその液にエネルギーを伝達し、薬剤カップ内にエーロゾルが形成されるようにする。薬剤カップと気道の間にはバッフルが設けられるが、これは薬液の大きい粒子がバッフルにぶつかって滴下し、薬剤カップに戻ることが確実になるようにしたものである。
しかし、これらのネブライザには多くの不都合がある。具体的には、薬液の粘度にはある程度の範囲のばらつきがあるが、粒子発生はその範囲にわたって一様ではない。従って、薬液の粒子サイズは正確には制御されず、広い範囲の粒子が患者の気道に入ることになる。より大きいサイズの粒子を、それとフィルタ/バッフルとの衝突により「滴下」させるべく衝突フィルタ/バッフルを用いることが多い。霧化薬液は滴下されてカップに戻り、結局また霧化される。この霧化薬液の衝突が、薬液の劣化または破壊をもたらすことがあるが、このことは特にタンパク質のような長鎖分子構造の場合に顕著である。
カップ内の薬液は、気道に直接さらされることになる。従って、ネブライザは、薬液が患者の気道内に流出しないように常に実質的に水平に保っておかねばならない。また、補充のため薬剤カップを取り除いたとき、ベンチレータ圧力が失われることがある。
このエアゾール発生方法には、比較的大量のエネルギーが筆ようである。従ってエアゾール発生の応答時間は長くなる。ネブライザの使用中にかなり多量の熱が発生し、従って患者の不快感や怪我を防止するためにこのネブライザは患者から離れた場所に置かなければならない。このことで、ネブライザと患者との間の吸入チューブとして長いものが必要となり、このため吸入チューブ内部での滴下による薬液の損失が増加し、かつ患者の吸気に対する応答時間がさらに長くなる。また、発生した熱によって薬剤が劣化し、このことは特にタンパク質をベースにした薬剤に有害であり得る。
本発明は、上記の不都合のうちの少なくとも一部を解決する、患者の呼吸器系への薬剤の送給のための装置及び方法に関するものである。
本発明によれば、薬剤を呼吸器系に送給するための装置であって、
薬液入口ポートと薬剤出口とを有する、呼吸器系へ送給する薬液のためのリザーバと、
前記リザーバの前記薬剤出口に設けられる、薬液をエアゾール化するためのエアゾール発生器と、
前記エアゾール発生器からのエアゾール化された薬液をガスで伴出するためのコネクタとを有することを特徴とする装置が提供される。
或る実施態様では、前記入口ポートが上側入口ポートであり、前記薬剤出口が、前記リザーバから前記エアゾール発生器に薬液を重力の作用によって流すための下側出口である。或る場合には、前記装置が、前記入口ポートを選択的に閉鎖するためのプラグを有する。前記プラグは、閉位置と開位置との間で動かすべく前記リザーバに取り付けられ得る。理想的には、前記プラグが、アームによって前記リザーバに取り付けられる。前記アームは、前記開位置に向けて付勢され得る。
或る実施形態では、前記アームが、前記プラグを前記閉位置と前記開位置との間で回動させるためのヒンジを形成している。前記ヒンジは弾性ヒンジであり得る。
別の実施形態では、前記プラグが、前記アームと一体構造である。理想的には、前記アームは、前記リザーバの少なくとも一部と一体構造である。
本発明の別の実施形態では、前記リザーバが、その内部へのアクセスを容易にするべく前記リザーバの壁にアクセス開口を画定し、かつ前記リザーバが前記アクセス開口に取り付けるためのキャップを有する。前記入口ポートは、前記アクセス開口より小さいものであり得る。或る場合には、前記入口ポートが、前記キャップを貫通する形で設けられる。理想的には、前記プラグが、前記キャップと一体構造である。或る場合には、前記キャップが、前記アクセス開口にスナップ式に取り付け可能である。
或る実施形態では、前記プラグが、前記入口ポートにスナップ式に取り付けられて前記入口ポートを閉鎖する。
前記リザーバの内部表面は、前記エアゾール発生器への薬液の流れを促進するように構成され得る。理想的には、前記リザーバの内部表面が、前記エアゾール発生器に向けって傾斜している。前記リザーバは、少なくとも前記エアゾール発生器に隣接する領域において実質的に円錐形状をなすものであり得る。
本発明の別の実施形態では、前記コネクタが、入口及び出口を有するガスコンジットと、前記エアゾール化された薬液をガスで伴出するために、前記エアゾール発生器からの前記エアゾール化された薬液を前記ガスコンジットに供給するためのエアゾール供給コンジットとを有する。
前記エアゾール供給コンジットは、前記ガスコンジットの前記入口と90゜未満の角度をなすものであり得る。或る場合には、前記エアゾール供給コンジットが、前記ガスコンジットの前記入口と80゜未満の角度をなす。理想的には、前記エアゾール供給コンジットが、前記ガスコンジットの前記入口と75゜未満の角度をなす。
別の実施形態では、前記エアゾール供給コンジットが、前記ガスコンジットの前記入口と同軸である。
前記ガスコンジットの前記入口が、前記エアゾール供給コンジットと同軸でその周囲に延在する。
本発明の別の実施形態では、前記エアゾール供給コンジットが、前記ガスコンジットの前記入口と90゜の角度をなす。
本発明の或る実施形態では、前記装置が、前記ガスコンジットの前記出口と呼吸器系とを接続するための呼吸器コンジットを有する。前記呼吸器コンジットは、前記ガスコンジットの前記出口において前記コネクタに取り付けられ得る。
或る場合には、前記呼吸器コンジットが、前記ガスコンジットの前記出口において前記コネクタに着脱自在に取り付けられる。前記呼吸器コンジットは、前記呼吸器コンジットと前記ガスコンジットの前記出口との間の締まり嵌めによって前記コネクタに取り付けられ得る。
本発明の別の実施形態では、前記装置が、前記呼吸器コンジットと前記ガスコンジットの前記出口との間に取り付けられる中間コネクタを有する。前記中間コネクタは、その内部を通して延在するルーメンを有し、前記ルーメンの断面積がその長さ方向に沿って変化しているものであり得る。好ましくは、前記ルーメンの断面積が、その長さ方向に沿って不連続に変化しているものであり得る。
或る場合には、前記呼吸器コンジットが、前記呼吸器コンジットと前記中間コネクタとの間の締まり嵌めによって前記中間コネクタに取り付けられる。別の場合には、前記中間コネクタが、前記中間コネクタと前記ガスコンジットの前記出口との間の締まり嵌めによって前記ガスコンジットの前記出口に取り付けられる。
理想的には、前記中間コネクタが、前記中間コネクタを把持するためのハンドル手段を有する。前記ハンドル手段は、前記中間コネクタ上に1個以上の形成物を有し得る。好ましくは、前記形成物は、突出したフランジである。最も好ましくは、前記ハンドル手段が、2つの実質的に直径方向両端に突出したフランジを有する。
或る実施形態では、前記呼吸器コンジットが、前記ガスコンジットに対して相対移動可能である。理想的には、前記呼吸器コンジットが、前記ガスコンジットの前記出口の長手軸の周りに回転可能である。
或る場合には、前記呼吸器コンジットが、マウスピース、フェースマスク、及び気管取り付けチューブからなる群から選択される。前記呼吸器コンジットは、前記ガスコンジットの前記出口と、前記マウスピース、前記フェースマスク、及び前記気管取り付けチューブの何れかとの間の中間部分を有し、前記中間部分が、前記マウスピース、前記フェースマスク、及び前記気管取り付けチューブの何れかに対して相対移動可能であり得る。或る実施形態では、前記呼吸器コンジットが、呼吸器系への供給経路を形成し、前記供給経路は、前記エアゾール発生器と前記呼吸器系との間に形成され、約500mm未満の長さを有する。前記呼吸器コンジットは、約300mm未満の長さを有し得る。
或る場合には、前記供給経路に、バッフル及び/または流れを撹乱させるものが実質的に存在しない。
或る実施形態では、前記呼吸器コンジットが、呼吸器系への吸気のための第1アームと、呼吸器系からの吐気のための第2アームとに分かれるY字形状部分を有する。
前記装置は、前記ガスコンジットの前記入口をベンチレータに接続するベンチレータコンジットを有し得る。或る場合には、前記ベンチレータコンジットが、前記ガスコンジットの前記入口において前記コネクタに取り付けられ得る。理想的には、前記ベンチレータコンジットが、前記ガスコンジットの前記入口において前記コネクタに着脱自在に取り付けられる。前記ベンチレータコンジットは、前記ベンチレータコンジットと前記ガスコンジットの前記入口との間の締まり嵌めによって前記コネクタに取り付けられ得る。
本発明の別の実施形態では、前記装置が、前記ベンチレータコンジットと前記ガスコンジットの前記入口との間に取り付けられる中間コネクタを有する。前記中間コネクタは、その内部を通して延在するルーメンを有し、前記ルーメンの断面積がその長さ方向に沿って変化しているものであり得る。好ましくは、前記ルーメンの断面積が、その長さ方向に沿って不連続に変化している。
或る場合には、前記ベンチレータコンジットが、前記ベンチレータコンジットと前記中間コネクタとの間の締まり嵌めによって前記中間コネクタに取り付けられる。別の場合には、前記中間コネクタが、前記中間コネクタと前記ガスコンジットの前記入口との間の締まり嵌めによって前記ガスコンジットの前記入口に取り付けられる。
理想的には、前記中間コネクタが、前記中間コネクタを把持するためのハンドル手段を有する。前記ハンドル手段は、前記中間コネクタ上に1個以上の形成物を有し得る。好ましくは、前記形成物が、突出したフランジである。最も好ましくは、前記ハンドル手段が、2つの実質的に直径方向両端に突出したフランジを有する。
本発明の或る実施形態では、前記装置が、その内部に前記エアゾール発生器が保持されるエアゾール発生器ハウジングを有し、前記コネクタが前記エアゾール発生器ハウジングに取り付けられる。前記コネクタは、前記エアゾール発生器ハウジングに着脱自在に取り付けられ得る。理想的には、前記コネクタが、前記エアゾール発生器ハウジングと前記エアゾール供給コンジットとの間の締まり嵌めによって前記エアゾール発生器ハウジングに取り付けられる。前記コネクタは、前記エアゾール発生器ハウジングと前記ガスコンジットの前記入口との間の締まり嵌めによって前記エアゾール発生器ハウジングに取り付けられ得る。
或る場合には、前記エアゾール発生器ハウジングが、前記リザーバに固定される。
前記エアゾール発生器ハウジングは、前記リザーバと一体構造であり得る。
別の場合には、前記装置が、前記エアゾール発生器の動作を制御するための制御信号を受け取る信号インタフェースを有する。前記装置は、前記エアゾール発生器の動作を制御するためのコントローラを有し、前記コントローラは前記信号インタフェースに接続可能なものであり得る。或る実施形態では、前記コントローラが、内蔵電源を有する。前記コントローラは電源コネクタを有し、前記電源コネクタが外部電源に接続可能なものであり得る。
別の実施形態では、前記コントローラが、前記エアゾール発生器を稼動状態と休止状態との間で自動的に切り替えるためのタイマーを有する。前記タイマーは、選択的にプログラム可能であり得る。
理想的には、前記コントローラが、前記エアゾール発生器の動作を選択的に制御するためのユーザインタフェースを有する。前記ユーザインタフェースは、前記エアゾール発生器ハウジングから離れた位置にあるものであり得る。
別の実施形態では、前記コントローラが、前記エアゾール発生器の動作状態を表示するため状態表示手段を有する。前記状態表示手段が、少なくとも1つの視覚的表示器を有する。
理想的には、前記コントローラが、取り付けデバイスを受容する支持体を有するハウジングを備える。前記支持体は、前記ハウジングにおいて取り付けデバイスを受容するための凹部を有し得る。前記支持体は、前記凹部に取り付けデバイスを係合させるための、前記凹部に突き出した少なくとも1つの出っ張り部を有し得る。前記支持体は、前記凹部の互いに反対側の両側部に2つの出っ張り部を有するものであり得る。
別の場合には、前記装置が、前記コントローラを指示するための取り付けデバイスを有する。前記取り付けデバイスは、前記取り付けデバイスを支持体に取着するための取着手段と、前記ハウジングを支持するためのフック手段とを有し、前記フック手段が、前記ハウジングを直立した形態に支持するための複数の支持面を形成するように構成されているものであり得る。或る実施形態では、前記支持面のそれぞれが、前記取り付けデバイスの主本体部から突出する舌状部を有する。前記舌状部は、前記コントローラを支持するべく前記ハウジングの前記凹部に係合可能であり得る。理想的には、前記フック手段が、4つの支持面を形成している。各支持面は、隣接する支持面に対して実質的に垂直であり得る。
或る場合には、前記取着手段が、着脱自在である。理想的には、前記取着手段が、クランプを含む。
別の実施形態では、前記フック手段が、前記フック手段を前記取着手段から選択的に取り外すため前記取着手段に対して相対移動可能である。前記取着手段は溝を有し、前記フック手段を前記取着手段から選択的に取り外すために前記溝内を前記フック手段が摺動可能なものであり得る。
別の場合には、前記エアゾール発生器が震動可能部材を有し、前記震動可能部材はその第1の面と第2の面との間に延在する複数の孔を有する。前記第1の面は、前記リザーバから薬液を受け取るべく適合されているものであり得る。理想的には、前記エアゾール発生器が、前記第2の面においてエアゾールを発生するべく構成されている。或る場合には、前記震動可能部材が、ドーム形の幾何学的形状を有している。前記震動可能部材は、圧電素子であり得る。
別の実施形態では、前記震動可能部材における孔は、液滴の約70重量%以上が約1μm〜約5μmの範囲のサイズとなるように薬液の液滴を放出することによって薬液をエアゾール化するようなサイズを有する。
本発明の別の側面では、薬剤の呼吸器系への送給のためのキットであって、
本発明の装置と、
薬液を前記入口ポートを通して前記リザーバに供給するための供給コンテナとを有することを特徴とするキットが提供される。
本発明の或る実施形態では、前記供給コンテナが、薬液を前記入口ポートを通して前記リザーバに供給するために前記リザーバの前記入口ポートに嵌合するように構成された供給先端部を有する。前記供給先端部は、少なくとも部分的に前記入口ポートに挿入されるように構成されたものであり得る。
別の実施形態では、前記供給コンテナが、前記リザーバに供給された薬液の量を表示する表示手段を有する。前記表示手段は、前記供給コンテナ上の少なくとも1個のマーキングによって提供され得る。
或る場合には、前記供給コンテナがネブレを含む。別の場合には、前記供給コンテナが注射器を含む。
別の側面によれば、本発明は、薬液を呼吸器系に送給するためにエアゾール化された薬液をガスで伴出するためのコネクタであって、
入口及び出口を有するガスコンジットと、
エアゾール化された薬液をガスで伴出するべく前記エアゾール化された薬液を前記ガスコンジット内に供給するためのエアゾール供給コンジットとを有し、
前記コネクタが、不使用時に前記ガスコンジット内の圧力を維持するために前記エアゾール供給コンジットを選択的に閉鎖するためのキャップを有することを特徴とするコネクタを提供する。
或る場合には、前記キャップが、前記ガスコンジットに取着される。
本発明の別の側面では、呼吸器系に薬液を送給するための方法であって、
呼吸器系に送給される薬液のためのリザーバを準備する過程と、
前記リザーバ内に一定量の薬液を供給する過程と、
前記薬液をエアゾール化するためのエアゾール発生器を準備する過程と、
前記リザーバから前記エアゾール発生器に重力の作用によって薬液が流れるように前記エアゾール発生器を前記リザーバの下に配置する過程と、
前記薬液をエアゾール化する過程と、
前記呼吸器系にエアゾール化された薬液を送給する過程とを有することを特徴とする方法が提供される。
本発明の或る実施形態では、前記方法が、前記エアゾール化された薬液を前記呼吸器系へ送給する前に、前記エアゾール化された薬液をガスで伴出する過程を含む。
前記エアゾール発生器は、前記リザーバの下から前記リザーバに取り付けられ得る。
別の場合には、前記方法が、前記薬液をエアゾール化するために前記エアゾール発生器の少なくとも一部を震動させる過程を含む。
理想的には、前記方法が、前記リザーバに追加の薬液を供給する過程を含む。前記リザーバ内の前記薬液が全てエアゾール化された後に、前記追加の薬液が前記リザーバに供給され得る。或いは、前記リザーバ内の前記薬液が全てエアゾール化される前に、前記追加の薬液が前記リザーバに供給され得る。
別の実施形態では、前記方法が、前記一定量の薬液を前記リザーバに供給するために、その薬液が通過するポートを開放する過程を含む。前記方法は、前記一定量の薬液を前記リザーバに供給した後に、前記ポートを閉鎖する過程を含み得る。理想的には、前記薬液をエアゾール化する過程の前に、前記ポートを閉鎖する。
リザーバの入口ポートはエアゾール発生器から離れた位置にあるので、薬液をリザーバに入れる介護人と患者の呼吸器系との間の滅菌障壁が形成される。
薬液はリザーバからエアゾール発生器へ重力作用によって流れる。この構成は、薬液の粘度とは無関係に薬液をエアゾール発生器へ供給する単純で確実な手段となる。
リザーバは、薬液のエアゾール発生器への流れを促進するように構成されている。この構成によって、使用後にリザーバ内に残る薬液の残留量が最小となり、また患者の呼吸器系に送給される薬液の量を正確に制御することが可能となる。
リザーバは、組み立てられた装置の部品を一切取り外す必要なく、迅速かつ容易に注入・補充が行われ得る。
本発明の装置は、例えばオートクレーブ処理によって迅速かつ容易に消毒できる。より具体的には、アクセス開口からキャップを取り外して、比較的大きいそのアクセス開口を通してリザーバの内部のクリーニングを容易に行えるようにし、またそのアクセス開口を通してのリザーバの内容物及び/または洗浄液の排出を容易に行えるようにすることができる。
本発明は、単なる例示として提示した以下のいくつかの実施例の説明を添付の図面とともに参照することによって、より明確に理解されよう。
図面において初めに図1〜図7を参照すると、呼吸器系への薬剤の送給のための本発明による装置1が示されている。
装置1は、呼吸器系を送達する薬液のためのリザーバ2、薬液をエアゾール化するためのエアゾール発生器3、及びエアゾール発生器3からのエアゾール化された薬液をガスで伴出するためのコネクタ6を有する。
リザーバ2は下側部分7と上側部分8とを有し、図1及び図2に示すように、両部分7及び8は相互に固定される。両部分7及び8を別々に射出成形した上で互いに超音波溶接することによって、リザーバ2が形成される。或いは、例えばCNCマシニングプロセス等によって両部分7及び8を一体構造として製造することもできる。
アクセス開口9はリザーバ2の上側部分8の壁内に画成され(図2)、この開口9により、例えばリザーバ2の内部のクリーニングのためにリザーバ2の内部にアクセスすることが容易になる。リザーバ2は、装置1の使用時(図1)にアクセス開口9に取り付けて開口9を閉じるためのキャップ10を有する。キャップ10には、キャップ10を開口9にスナップ式に取り付けるための、適切に突出した環状の舌状部15が形成されていてもよい。
リザーバ2は、薬液をリザーバ2に入れるための上側薬液入口ポート11を有する。入口ポート11は、アクセス開口9より小さく、図1に示すようにキャップ10を貫通する形で設けられる。
プラグ12は入口ポート11を閉じるために設けられ、プラグ12を閉位置(図6)と開位置(図5)との間で動かすアーム13によってキャップ10に取り付けられている。アーム13は、プラグ12を閉位置と開位置との間で回動させるヒンジを有し、そのヒンジはアーム13を開位置に付勢するために弾性ヒンジとするのが好ましい。プラグ12で入口ポート11をスナップ式に閉じるために、適切に突出した環状肩部14をプラグ12に設けてもよい。
キャップ10、アーム13、及びプラグ12は、成形プロセスにおいてポリマー材料から一体構造として形成してもよい。適切な材料の1つは、ショアA硬さが60〜80のシリコーン材料である。
リザーバ2は下側薬剤出口16を有し、エアゾール発生器3は、装置1の組み立て時に出口16に位置する(図1)。使用時には、薬液は重力の作用によりリザーバ2からエアゾール発生器3に流れる。
リザーバ2の下側部分7は、図1に示すように、実質的に円錐形状で、エアゾール発生器3に向かって傾斜しており、出口16に位置するエアゾール発生器3への薬剤の流れ(流れG)を促進している。このようにして、使用後にリザーバ内に残る薬液の残留量が最小となり、従って患者の呼吸器系に送給される薬液の量が正確に制御される。
リザーバに保持され得る典型的な薬液量は10mlまたは6mlである。
エアゾール発生器3は、震動可能部材40と圧電素子42とを有する。震動可能部材40はその第1の表面と第2の表面との間に延在する複数の先細の孔を有している。これについては米国特許第5164740号、第5586550号、第5758637号、及び第6085740合に記載されており、これらの特許明細書の全内容はこの引用により本明細書の一部とする。
震動可能部材40の第1の表面は使用時に上側を向いてリザーバ2からの薬液を受け、震動可能部材40の第2の表面では、部材40の震動中に薬液の液滴を放出することによってエアゾール化された薬液が生成される。使用時に、第2の表面は下側を向いている。或る場合には、震動可能部材40の孔のサイズは、液滴の約70重量%以上が約1μm〜約5μmの範囲のエアゾールを作り出すようなサイズに形成され得る。
震動可能部材40は非平面的な形状で、好ましくはドーム型の幾何学的形状を有する。
装置1はリザーバ2の下側部分7に、例えばその下側部分7と一体的構造として形成することによって固着されたエアゾール発生器ハウジング4を有する。
図1の組み立て状態の装置では、エアゾール発生器3は上側のシールド41と下側のリテーナ44との間のエアゾール発生器ハウジング4内に保持されている。シールド41、圧電素子42、及びリテーナ44は、リザーバ2からエアゾール発生器3への薬液の流れを促進し、かつエアゾール発生器3からのエアゾール化された薬液がエアゾール発生器4の頚状部30に入るのを促進するように位置合わせされた中央孔を有する。
Oリングシール46及びスリーブ45は、リテーナ44とエアゾール発生器ハウジング4の壁との間に配設され、シールド41はリザーバ2の下側部分7に固定される。エアゾールされた薬液が無菌状態で頚状部30に流れることを確実にするため、震動可能部材40に抗菌コーティングを施してもよい。
コネクタ6は、入口61及び出口62を有するガスコンジットと、エアゾール化された薬液をガスコンジット内を通過する空気等のガスで伴出するためにエアゾール化された薬液をエアゾール発生器3からガスコンジット内に供給するためのエアゾール供給コンジット60とを有する。伴出したエアゾール化された薬液/ガス混合物は、ガスコンジットを通過して出口62から排出される。
コネクタ6は概ねT字形状を有し、エアゾール供給コンジット60はガスコンジットの入口61に対して約75゜の角度をなす(図1)。ガスコンジットの入口61の長手軸はガスコンジットの出口62の長手軸と同軸であり、ガスコンジットは入口61から出口62に向かってに僅かに径が拡大する形状をしている。
エアゾール供給コンジット60とガスコンジットの入口61との間の角度は、特に装置1が床に置かれてベンチレータ以外の用途で用いられるときに、伴出されたエアゾール化薬液/ガス混合物の出口62を通してのガスコンジットからの排出を誘導するような、60゜〜90゜の範囲内の適切な角度であり得るが、好ましくは90゜未満、最も好ましくは60゜〜80゜であることは理解されよう。
エアゾール供給コンジット60とガスコンジットは接合部63において合流する(図1)。組み立て状態の装置1では、コネクタ6のエアゾール供給コンジット60は、押し込み式構造によってエアゾール発生器ハウジング4の頚状部30に着脱自在に取り付けられる。これにより、例えば消毒のためにコネクタ6をエアゾール発生器ハウジング4から取り外すことが容易に行えるようになる。図1に示すように、頚状部30は、少なくとも部分的にエアゾール供給コンジット60の内側を覆った状態となる。
ガスコンジットの入口61は、空気等のガスをガスコンジット内にポンピングするベンチレータ70に接続してもよく、或いはガスコンジットの入口61を大気中に開放した形で手動呼吸中に装置1を用いることもできる。
また装置1は、図7に示すようにエアゾール発生器3の動作を制御し、電力を供給するコントローラ50を備える。リザーバ2は、リザーバ2の下側部分7に固定された、コントローラ50からの制御信号を受け取るための信号インタフェースポート38を有する。コントローラ50はポート38に差し込むためのドッキング部材51を有するコントロールリード52によって、信号インタフェースポート38に接続され得る。制御信号及び電力はコントローラ50からリード52及びポート38を通してエアゾール発生器3に供給され、エアゾール発生器3の動作が制御されかつエアゾール発生器3が電力を受け取ることになる。
コントローラ50の電源は例えば再充電可能な電池のような内蔵電源か、或いは例えばコンセントのAC電源かベンチレータの電源のような外部電源であり得る。外部電源がコンセントのAC電源であるときには、AC−DCコンバータをAC電源とコントローラ50との間に接続し得る。コントローラ50の電源ソケット53と外部電源とを接続するためには、電源接続リードが設けられる。
コントローラ50は、ハウジング57とエアゾール発生器3の動作の選択的な制御のためのユーザインタフェースを有する。好ましくは、このユーザインタフェースはハウジング57上に設けられ、使用時にはエアゾール発生器ハウジング4から離れた位置に配置される。ユーザインタフェースは、例えばオンオフボタン54またはリセットボタンの形態であり得る。
選択的にプログラム可能なタイマーはコントローラ50によって提供され、エアゾール発生器3を稼動状態と休止状態との間で自動的に切り替える。このタイマーは、例えばエアゾール発生15分後にエアゾール発生器3を稼動状態から休止状態に切り替えるように構成してもよい。或いは、このタイマーは、吸気サイクル開始後の短時間(例えば20ミリ秒以内)エアゾールの発生動作をさせ、吐気サイクル開始後の短時間(例えば20ミリ秒以内)エアゾールの発生を停止するように構成してもよい。
また、エアゾール発生器3の動作状態を示すため、状態表示手段もハウジング57上に設けられる。例えば、状態表示手段は2つの可視LEDの形態で設けられ、一方のLED55が15分間のタイマーサイクルを表示するために使用され、他方のLED56は30分間のタイマーサイクルを表示するために使用されてもよい。或いは、一方のLED55がエアゾール発生器3の動作状態を示すために用いられ、他方のLED56はエアゾール発生器3の休止状態を表示するために用いられてもよい。
故障表示器58もハウジング57上のLEDの形態で設けられる。LEDの形態で設けられるバッテリー充電表示器59はハウジング57の側部に設けられる。
使用時にはキャップ10をアクセス開口9にスナップ式に取り付けて開口9を閉鎖する。次にアーム13を開位置に開くことによって、プラグ12を閉位置(図6)から開位置(図5)に動かし、一定量の薬液を入口ポート11を通してリザーバ2に注入する。
一般的には、例えばネブレ20(図5)または注射器のような供給コンテナを用いて薬液を入口ポート11を通してリザーバ2内に供給する。ネブレ20では、ネブレ20の一端に供給先端部21が形成されており、この供給先端部21を少なくとも部分的に入口ポート11を挿入することによって入口ポート11に嵌合させる。このようにして、一定量の薬液を容易かつ迅速にリザーバ2に供給できる。つまり、薬液をリザーバ2に供給するために、組み立て状態の装置1の部品を取り外す必要は一切なくなる。
所望の量の薬液がリザーバ2に注入されたならば、アーム13を位置に回して、入口ポート11をプラグ12で閉鎖する(図6)。
ネブレ20は好ましくはリザーバ2内に注入された薬液の量を表示するマークを備える。これによって、患者の呼吸器系に送達される薬液の量が正確な測定手段が提供される。
リザーバ2への入口ポート11を、出口16のところにあるエアゾール発生器3から離れた位置におくことによって、この構成は薬液をリザーバ2に入れる介護人と患者の呼吸器系との間の滅菌障壁を形成している。
リザーバ2内の薬液は、重量の作用によって下側の薬液出口16のところにあるエアゾール発生器3に流れ込む(流れG)。
次に、コネクタ6は、エアゾール発生器ハウジング4のエアゾール供給コンジット60に、エアゾール発生器ハウジング4の頚状部30とコネクタ6のエアゾール供給コンジット60との間の締まり嵌めによって着脱自在に取り付けられる(図1)。
コントロールリード52のドッキング部材51は、リザーバ2上の信号インタフェースポート38に挿し込まれて、コントローラ50がエアゾール発生器3に接続される。そして、コントローラ50は駆動されて電力と制御信号をエアゾール発生器3に供給し、これによって圧電素子42が非平面形状の部材40を震動させる。非平面形状の部材40の震動によって、部材40の上側面にある薬液が複数の孔を通して下側面に移り、小さいサイズの薬液の液滴が放出されることによって薬液がエアゾール化される。
エアゾール化された薬液は、エアゾール発生器3からエアゾール発生器ハウジング4の頚状部30に流れ(流れA)、エアゾール発生器ハウジング4はコネクタ6のエアゾール供給コンジット60内に取り付けられており、エアゾール化された薬液はさらにコネクタ6のガスコンジットに流れ込む(流れB)。エアゾール化された薬液はガスコンジット内で、入口61を通してガスコンジット内に入ってきた(流れC)空気等のガスで伴出される。次に、伴出されたエアゾール化された薬液とガスとの混合物は出口62を通してガスコンジットから排出され(流れD)、患者の呼吸器系に流れ込む。
エアゾール化された薬液が絶え間なく患者の呼吸器系に供給されると、リザーバ2内の薬液の量が次第に減少する。前に図5及び図6を参照して説明したように、リザーバ2は入口ポート11の蓋を開け、入口ポート11を通して薬液をリザーバ2内に注入することによって迅速かつ容易に補充を行うことができる。リザーバ2に補充する際に装置1の部品を取り外す必要は一切ない。
エアゾール発生器3においてエアゾール化された薬液の発生は、補充作業中に継続しても、或いは補充作業中には一時的に止められてもよい。
このリザーバ2の補充可能な構造によって、装置1を何回も再使用することができるようになる。
コネクタ6や、一体構造のリザーバ2とエアゾール発生器ハウジング4に適した材料はポリスルホンである。装置のこれらの構成要素をポリスルホンから製造することによって、同じ装置を複数回使用するためにこれらの構成要素をオートクレーブ処理することができるようになる。コネクタ6、リザーバ2、及びエアゾール発生器ハウジング4は、100回以上のオートクレーブ処理に適したものとするのが好ましい。
コネクタ6、及び一体構造のリザーバ2とエアゾール発生器ハウジング4のための別の材料としては、ポリカーボネートが挙げられる。これによって構成要素の製造コストを下げることができるが、ポリカーボネートを用いるとこれらの構成要素をオートクレーブ処理して再使用できる回数は少なくなる。
ここで図8及び図9を参照すると、図1及び図2のコネクタ6に類似した別のコネクタ64が示されており、図8及び図9において類似の要素には同一の符合を割り当てている。
コネクタ64はコネクタ6の代わりに用いることができ、従って、コネクタ64を用いた本発明の装置1の動作は、図1乃至図7を参照して前に説明したのと同様の方式で進行する。コネクタ64のガスコンジットは、図1及び図2のコネクタ6のガスコンジットより小さい直径と、より長い長さを有する。
ガスコンジットの出口62と患者の呼吸器系とを接続するため、例えば患者の呼吸を補助するフェースマスク50(図10)、マウスピース51(図11及び図12)、または気管接続チューブ52(図13)等の呼吸器コンジットを用いることができる。呼吸器コンジット50、51、及び52は、ガスコンジットの出口62のところでコネクタ64に、例えば呼吸器コンジット50、51、及び52とガスコンジットの出口62との間の締まり嵌めによって着脱自在に取り付けられ得る(図10、図11、及び図13)。
装置1は軽量である。装置1を患者に装着されるフェースマスク50に取り付けることによって、装置1は患者の移動中にも使用することができる。このような移動中には、装置1は。フェースマスク50とガスコンジットの出口62との間の締まり嵌めのためにフェースマスク50によって支持されることになり、フェースマスク50はストラップによって患者の身体上の適切な位置に維持される。
エアゾール発生器3と患者の呼吸器系との間の供給経路は500mm以下、例えば約300mmであり得る。その供給経路にはバッフルや流れを撹乱させるものは設けられない。
ガスコンジットの入口61にベンチレータを接続するために、ベンチレータコンジット53(図14)が用いられ得る。ベンチレータコンジット53は、コネクタ64のガスコンジットの入口61のところに、例えばベンチレータコンジット53とガスコンジットの入口61との間の締まり嵌めによって着脱自在に取り付けられ得る。ベンチレータは、空気、酸素、または他の適切なガスやガス混合物を、ガスコンジットの入口61にポンピングするために用いられ得る。
図14は、ガスコンジットの入口61に取り付けられたベンチレータコンジット63と、ガスコンジットの出口62に取り付けられた呼吸器コンジットとを有する本発明の装置1の組み立て状態を示す。呼吸器コンジットは、患者の呼吸器系への吸気(流れE)のための第1アーム55と、呼吸器系の吐気(流れF)のための第2アーム56とに分かれたY字形状部分54を有する。
フェースマスク50、マウスピース51、及び気管取り付けチューブ52の何れかが、第1アーム55と呼吸器系との間に設けられ得ることは理解されよう。
使用時に、ベンチレータは空気等のガスをベンチレータコンジット53を通してガスコンジットの入口61にポンピングする(流れE)。発生した薬液のエアゾールはエアゾール発生器3から、コネクタ64のエアゾール供給コンジット60の内側を覆ったエアゾール発生器ハウジング4の頚状部30を通して、コネクタ64のガスコンジットに流れ込む。エアゾール化された薬液はガスコンジット内の空気で伴出され、伴出された混合物は出口62を通してガスコンジットから排出され、Y字形状部分54の入口チューブ157に入る。次に、伴出された混合物は第1アーム55を通して患者の呼吸器系に流入する(流れE)。吐気の際には、吐き出されたガスが呼吸器系から第1アーム55を通り、さらに第2アーム56を通して大気中に排出される(流れF)。
Y字形状部分54は、ベンチレータ回路における装置1の蒸留側に設けられ得ることは理解されよう。
図15及び図16に示すように、蓋付けデバイス70は、エアゾール供給コンジット60を選択的に封止するためにコネクタ64に設けられ得る。この場合、蓋付けデバイス70は、アーム72によって取り付けリング73に結合された挿入プラグ71を有する。リング73は、通常ガスコンジットの周りに取り付けられる(図15)。
蓋付けデバイス70は、図15に示すように、エアゾール発生器ハウジング4がコネクタ64から取り外されているとき、エアゾール供給コンジット60にプラグ71を挿入することでエアゾール供給コンジット60を封止するために用いられ得る。エアゾール供給コンジット60を封止することによって、エアゾール発生器ハウジング4が取り外されたときでも、ガスコンット内の圧力維持が確実となる。このことが特に有益となるのは、図14に示すように、コネクタ64がベンチレータ回路の所定の位置に接続され、エアゾール発生器ハウジング4がコネクタ64から取り外されているときに蓋付けデバイス70によってベンチレータ回路の圧力が維持される場合である。
プラグ71上のタブ74によって、エアゾール供給コンジット60内からプラグ71を容易に取り外すことができるようになっている。
非使用時には、蓋付けデバイス70は、ガスコンジットの周囲に取り付けられたリング73から単に垂れ下がった状態であり得る。
蓋付けデバイス70は、図17に示すように、コネクタ6とともに用いるのにも適する。
蓋付けデバイス70は、圧力回路の任意の適切な部分を封止するために用いることができるということは理解されよう。
ここで図17(a)乃至図17(c)を参照すると、図1及び図2のコネクタ6に類似した別のコネクタ300が示されており、図17(a)及び図17(b)における類似の要素には同一の符合が割り当てられている。
この場合、エアゾール供給コンジット60はガスコンジットに対して実質的に直交し、エアゾール供給コンジット60はガスコンジットの入口61に対して約90゜の角度をなす(図17(b))。
加えて、コネクタ300のガスコンジットは、図1及び図2のコネクタ6のガスコンジットより実質的に小さい直径、例えば約15mmの直径を有する。従ってコネクタ300は、小児科医療の用途に特に適している。エアゾール供給コンジット60の直径は、図1及び図2のコネクタ6及びコネクタ300の両方と同一である。エアゾール供給コンジット60の適切な直径は、一例として約22mmであり得る。
図17(c)は、コネクタ300のガスコンジットの入口61に、オス側ベンチレータコンジット353とメス側入口部分61との間の締まり嵌めによって着脱自在に取り付けられた小さい直径の小児科用ベンチレータコンジット353を備えた本発明の装置を示す。小さい直径の小児科用Y字形状呼吸器部分354は、ガスコンジットの出口62のところでコネクタ300に、メス側のY字形状部分354の入口チューブ157とオス側の出口62との間の締まり嵌めによって着脱自在に取り付けられる。このY字形状部分354は、患者の呼吸器系への吸気(流れE)のための第1アーム55と、呼吸器系からの吐気(流れF)のための第2アーム56とに分かれる。
図17(c)の小児科用装置は、図14を参照して前に説明したものと同様に動作する。
図17(d)及び図17(e)は、上流端402と下流端403を有する上流側中間コネクタ400を示す。ルーメン406は、上流端402から下流端403まで中間コネクタ400内を延在する。図17(e)に示すように、ルーメン406の断面積は、中間コネクタ400の長さ方向に上流端402から下流端403に向かって屈曲部408のところで不連続な形で大きくなっている。
図17(f)及び図17(g)は、上流端404及び下流端405を有する下流側中間コネクタ401を示す。ルーメン407は、上流端404から下流端405まで中間コネクタ401内を延在する。図17(g)に示すように、ルーメン407の断面積は、中間コネクタの長さ方向に上流端404から下流端405に向かて2つの屈曲部409及び410のところで不連続な形で小さくなっている。
上流側中間コネクタ400は、コネクタ300のガスコンジットの入口61に、メス側の入口部分61とオス側の中間コネクタ400の下流端403との間の締まり嵌めによって着脱自在に取り付けられ得る(図17(h))。同様に、下流側中間コネクタ401は、コネクタ300のガスコンジットの出口62に、メス側の中間コネクタ401の上流端404とオス側の出口部分62との間の締まり嵌めによって着脱自在に取り付けられ得る(図17(h))。
次に、図17(i)に示すように、非常に小さい直径、例えば約7.5mmの直径を有する新生児用ベンチレータコンジット420は、上流側中間コネクタ400の上流端402に、メス側の上流側中間コネクタ400の上流端402とオス側のベンチレータコンジット420との間の締まり嵌めによって着脱自在に取り付けられ得る。同様に、非常に小さい直径、例えば約7.5mmの直径を有する新生児用のY字形状呼吸器部分421は、下流側中間コネクタ401の下流端405に、オス側のY字形状部分421の入口チューブ157とメス側の下流中間コネクタ401の下流端405との間の締まり嵌めによって着脱自在に取り付けられ得る。
このようにして、中間コネクタ400及び401を用いて、図17(i)に示すような新生児呼吸回路内でのコネクタ300の組み立てを容易に行うことができる。詳述すると、上流側中間コネクタ400が、小さい直径の新生児用ベンチレータコンジット420から、より大きい直径を有するコネクタ300のガスコンジットまでの、流れの断面積を段階的に大きくする構造を提供する。また、下流側中間コネクタ401が、より大きい直径を有するコネクタ300のガスコンジットからより小さい直径の新生児用Y字形状呼吸器部分421までの、流れの断面積を段階的に小さくする構造を提供する。
Y字形状部分421は、患者の呼吸器系への吸気(流れE)のための第1アーム55と、呼吸器系からの吐気(流れF)のための第2アーム56とに分かれる。図17(i)の新生児用の装置は、図14を参照して前に説明したものと類似の方式で動作する。
中間コネクタ400及び401が、コネクタ300、ベンチレータコンジット420、及びY字形状部分421の間の橋絡手段となり、従って1個のコネクタ300を小児科医療の用途(図17(c))と新生児医療の用途(図17(i))の両方に用いることができることに注意されたい。
図17(j)のの上流側中間コネクタ430は、中間コネクタ430の屈曲部408の直径方向の両端に突出した2つのフランジ431を有する。同様に図17(k)の下流側中間コネクタ432は、中間コネクタ432の屈曲部409の直径方向の両端に突出した2つのフランジ431を有する。
フランジ431は、図17(m)に示すように、コネクタ300に対する中間コネクタ430及び432の着脱を助ける、中間コネクタ430及び432把持するためのハンドル手段となる。この特徴は、任意のコネクタに適用され得る。
ここで図18乃至図20を参照すると、本発明による患者の呼吸器系203に薬剤を送達するため装置1を使用するための幾つかの可能な構成が示されている。
図18の構成では、ガスがベンチレータ200からガスコンジットの入口61にポンピングされる(ラインG)。装置1の動作を制御するコントローラ50のための電力はベンチレータ200から供給される(ラインP)。
図19の構成では、ガスがベンチレータ200からガスコンジットの入口61にポンピングされる(ラインG)。コントローラ50のための電源はバッテリ201及び/またはコンセントのAC電源202によって提供される(ラインP)。
図20の構成では、ガスが大気204から直接ガスコンジットの入口61に導入される(ラインG)。コントローラ50のための電源はバッテリ201及び/またはコンセントのAC電源202及び/またはベンチレータ200から提供される(ラインP)。
電源がバッテリ201によって提供され、入口61が大気204に開放されている場合、装置1は高い移動性を有することになる。詳述すると、装置1は患者が運動しているときでも着用または装着できる。
図21は、コントローラハウジング57の後側を示す。ハウジング57には、その後側に凹部260が形成され、さらに図22に最も明確に示されているように、凹部260の上に部分的に突き出した、互いに反対側に位置する2つの出っ張り部261及び262が形成されている。
ここで図23を参照すると、取り付けデバイス250が示されている。取り付けデバイス250は、点滴(IV)スタンドやメディカルレール等の支持体に取り付けデバイス250を取着するための手段と、コントローラハウジング57のような医療器具を支持するためのフック手段とを有する。
取着手段は、この場合、着脱自在なクランプ251によって提供されている。或いは、取着手段は、ベルトクリップのよなクリップによって提供されてもよい。
フック手段は、ハウジングを直立した形態に支持するための複数の支持面、この場合4つの支持面を形成するように構成されている。支持面251は取り付けデバイス250の主本体部254から突出する舌状部253によって提供される。舌状部253は2つの脚部255によって主本体部254から離隔される(図23)。
この場合、取り付けデバイス250は、図24及び図25に示すように、コントローラハウジング57を支持するために用いられる。取り付けデバイス250の舌状部253は、コントローラハウジング57の後側の凹部260の広がった端部に挿入され、次に舌状部253が部分的に出っ張り部261及び262の後側に収められるまで凹部260に沿って摺動される。この構成では、コントローラハウジング57が取り付けデバイス250によって着脱自在に支持される(図24及び図25)。
舌状部253は複数の支持面252を有する。この構成によって、取り付けデバイス250がメディカルレール等の水平な支持体にクランプされているとき(図24)、または取り付けデバイス250がIVスタンドのような垂直な支持体にクランプされているとき(図25)に、コントローラハウジング57又は他の任意の適切な医療器具を直立した形態に支持することが可能となる。
支持面252は互いに90゜以外の角度をなすように配置され得ることは理解されよう。
ここで図26及び図27を参照すると、図23乃至図25の取り付けデバイス250に類似した別の取り付けデバイスが示されており、図26及び図27において類似の要素に同一の符合が割り当てられている。
この場合、取着手段はスリーブ270によって提供され、フック手段は、スリーブ270に対して相対的に動かすことによって取着手段から選択的に切り離すことができる。スリーブ270には溝271が形成されており、その溝内に主本体部254が摺動自在に受容され得る(図26)。
スリーブ270は、メディカルレール、IVスタンド、または図27に示すようなベンチレータ200等の支持体に、スリーブ270の孔272に挿入される固定ピンによって永久的または一時的に取り付けることができる。
図28乃至図30を参照すると、図1乃至図27の装置1に類似した、本発明による別の装置100が示されており、図28及び図29において類似の要素には同一の符合が割り当てられている。
この場合、コネクタ101は概ねL字形状を有する。エアゾール供給コンジットは、エアゾール発生器ハウジング4の頚状部30によって画定され、ガスコンジットの入口102は頚状部30の周囲に頚状部と同軸となるように延在する。
複数の内向き突出部103は、ガスコンジットの入口102に、ガスコンジットの入口102の周囲に径方向に離隔された形態で設けられる(図28)。コネクタ101はエアゾール発生器ハウジング4に、突出部103とエアゾール発生器ハウジング4の頚状部30との間の締まり嵌めによって着脱自在に取り付けられる。
この構成により、突出部103の間のガスコンジットの入口102内に空気を通すことが促進される。
中間肘状屈曲部104は、フェースマスク50をガスコンジットの出口105に接続するために設けられる。屈曲部104は、フェースマスク50が屈曲部104に対して動くことが可能となり、特にフェースマスク50が屈曲部104の周囲を回動自在となるように、フェースマスク50に取り付けられる。屈曲部104は、回動可能となるように、より詳しくは図28に示すように屈曲部104及びフェースマスク50のガスコンジットの出口105の長手軸周りの回転が可能となるように、ガスコンジットの出口105に取り付けられる。この構成により、患者が座った位置/立った位置、横臥した位置、または傾斜した位置の何れに置かれていても、薬液がリザーバ2からエアゾール発生器3への重力によって流れることが可能となる適切な向きにリザーバ2−エアゾール発生器ハウジング4アセンブリを維持しつつ患者がフェースマスク50を使用することが容易に行えるようになる。
装置100は、図30に示すようにマウスピース51や、気管接続チューブ52のような他の適切な呼吸器コンジットとともに用いるのにも適する。
装置1の電力使用量は比較的低く、約1.5Wである。従って使用時に発生する熱は無視できる程度である。従って装置1は、必要に応じて患者の近くに配置することもでき、患者に不快感を起こさせたり患者に火傷を負わせることなく患者に長時間接触する形で使用できる。
キャップ10はリザーバ2に取り付けられる。従って、リザーバ2への注入または補充中に汚染されたり、損なわれたり、消失したりして無駄になる部分は生じない。
エアゾール発生器3は、制御されたエアゾール粒子サイズの範囲内にある一定の単分散粒子からなる薬液のエアゾールを発生する。エアゾール発生器と患者の呼吸器系との間にフィルタ/バッフルまたは流れを撹乱させるものを設ける必要はなく、エアゾール発生プロセスの結果として薬液の劣化は生じない。
本発明は、添付の図面を参照して説明した上記の実施例に限定されず、その構造及び細部を変更したものも包含され得る。
本発明による薬剤を呼吸器系に送給するための装置の側断面図。 図1の装置の組立分解斜視図。 図1及び図2の装置のキャップの斜視図。 図1及び図2の装置のリザーバに取り付けられた、図3のキャップの斜視図。 図4のリザーバにキャップを通して注入するところを示す斜視図。 図4のリザーバにキャップを通して注入するところを示す斜視図。 図1及び図2の装置のコントローラの斜視図。 図1及び図2の装置の別のコネクタの斜視図。 図1及び図2の装置のエアゾール発生器ハウジングに取り付けられた図8のコネクタの下側からの斜視図である。 フェースマスクに取り付けられた、使用時の図9の装置の側面図。 マウスピースに取り付けられた、図9の装置の側面図。 図11のマウスピースの斜視図。 気管取り付けチューブに取り付けられた、使用時の図9の装置の側面図。 呼吸回路における使用時の図9の装置の斜視図。 コネクタのエアゾール供給コンジットを閉鎖するキャップを備えた図8のコネクタの斜視図。 図15のキャップの斜視図。 コネクタのエアゾール供給コンジットを閉鎖する図16のキャップを備えた図1及び図2の装置のコネクタの斜視図。 図1及び図2の装置の別のコネクタの斜視図。 図17(a)の線XVII−XVIIで切った断面図。 呼吸回路における図17(a)のコネクタの斜視図。 本発明の装置の上流側中間コネクタの斜視図。 図17(d)の線XVIII−XVIIIで切った断面図。 本発明の装置の下流側中間コネクタの斜視図。 図17(f)の線XVX−XVXで切った断面図。 図17(d)〜図17(g)の中間コネクタの図17(a)のコネクタへの取り付けを示す斜視図。 呼吸回路における図17(d)〜図17(g)の中間コネクタ及び図17(a)のコネクタの斜視図。 本発明の装置の上流側中間コネクタの別の形態を示す斜視図。 本発明の装置の下流流側中間コネクタの別の形態を示す斜視図。 図17(j)〜図17(k)の中間コネクタの図17(a)のコネクタへの取り付けを示す斜視図。 本発明の装置を用いるための動作上の構成を示す流れ図。 本発明の装置を用いるための動作上の構成を示す流れ図。 本発明の装置を用いるための動作上の構成を示す流れ図。 図7のコントローラの後側の平面図。 図21のコントローラの後側に沿った斜視図。 取り付けデバイスの斜視図。 図21のコントローラを支持する図23の取り付けデバイスの斜視図。 図21のコントローラを支持する図23の取り付けデバイスの斜視図。 図21のコントローラとともに用いられる別の取り付けデバイスの組立分解斜視図。 図26の取り付けデバイス及び図21のコントローラとともに用いられる図9の装置の側面図。 図。 図。 図。

Claims (115)

  1. 薬剤を呼吸器系に送給するための装置であって、
    薬液入口ポートと薬剤出口とを有する、呼吸器系へ送給する薬液のリザーバと、
    前記リザーバの前記薬剤出口に設けられる、薬液をエアゾール化するためのエアゾール発生器と、
    前記エアゾール発生器からのエアゾール化された薬液をガスで伴出するためのコネクタとを有することを特徴とする装置。
  2. 前記入口ポートが上側入口ポートであり、前記薬剤出口が、前記リザーバから前記エアゾール発生器に薬液を重力の作用によって流すための下側出口であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記装置が、前記入口ポートを選択的に閉鎖するためのプラグを有することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 前記プラグが、閉位置と開位置との間で動かすべく前記リザーバに取り付けられることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 前記プラグが、アームによって前記リザーバに取り付けられることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 前記アームが、前記開位置に向けて付勢されていることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 前記アームが、前記プラグを前記閉位置と前記開位置との間で回動させるためのヒンジを形成していることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  8. 前記ヒンジが弾性ヒンジであることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記プラグが、前記アームと一体構造であることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  10. 前記アームが、前記リザーバの少なくとも一部と一体構造であることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  11. 前記リザーバが、その内部へのアクセスを容易にするべく前記リザーバの壁にアクセス開口を画定し、かつ前記リザーバが前記アクセス開口に取り付けるためのキャップを有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  12. 前記入口ポートが、前記アクセス開口より小さいことを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 前記入口ポートが、前記キャップを貫通する形で設けられることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  14. 前記プラグが、前記キャップと一体構造であることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 前記キャップが、前記アクセス開口にスナップ式に取り付け可能であることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  16. 前記プラグが、前記入口ポートにスナップ式に取り付けられて前記入口ポートを閉鎖することを特徴とする請求項3に記載の装置。
  17. 前記リザーバの内部表面が、前記エアゾール発生器への薬液の流れを促進するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  18. 前記リザーバの内部表面が、前記エアゾール発生器に向けって傾斜していることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 前記リザーバが、少なくとも前記エアゾール発生器に隣接する領域において実質的に円錐形状をなすことを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 前記コネクタが、入口及び出口を有するガスコンジットと、前記エアゾール化された薬液をガスで伴出するために、前記エアゾール発生器からの前記エアゾール化された薬液を前記ガスコンジットに供給するためのエアゾール供給コンジットとを有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  21. 前記エアゾール供給コンジットが、前記ガスコンジットの前記入口と90゜未満の角度をなすことを特徴とする請求項20に記載の装置。
  22. 前記エアゾール供給コンジットが、前記ガスコンジットの前記入口と80゜未満の角度をなすことを特徴とする請求項21に記載の装置。
  23. 前記エアゾール供給コンジットが、前記ガスコンジットの前記入口と75゜未満の角度をなすことを特徴とする請求項22に記載の装置。
  24. 前記エアゾール供給コンジットが、前記ガスコンジットの前記入口と同軸であることを特徴とする請求項20に記載の装置。
  25. 前記ガスコンジットの前記入口が、前記エアゾール供給コンジットと同軸でその周囲に延在することを特徴とする請求項24に記載の装置。
  26. 前記エアゾール供給コンジットが、前記ガスコンジットの前記入口と90゜の角度をなすことを特徴とする請求項20に記載の装置。
  27. 前記装置が、前記ガスコンジットの前記出口と呼吸器系とを接続するための呼吸器コンジットを有することを特徴とする請求項20に記載の装置。
  28. 前記呼吸器コンジットが、前記ガスコンジットの前記出口において前記コネクタに取り付けられることを特徴とする請求項27に記載の装置。
  29. 前記呼吸器コンジットが、前記ガスコンジットの前記出口において前記コネクタに着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項28に記載の装置。
  30. 前記呼吸器コンジットが、前記呼吸器コンジットと前記ガスコンジットの前記出口との間の締まり嵌めによって前記コネクタに取り付けられることを特徴とする請求項28に記載の装置。
  31. 前記装置が、前記呼吸器コンジットと前記ガスコンジットの前記出口との間に取り付けられる中間コネクタを有することを特徴とする請求項28に記載の装置。
  32. 前記中間コネクタが、その内部を通して延在するルーメンを有し、前記ルーメンの断面積がその長さ方向に沿って変化していることを特徴とする請求項31に記載の装置。
  33. 前記ルーメンの断面積が、その長さ方向に沿って不連続に変化していることを特徴とする請求項32に記載の装置。
  34. 前記呼吸器コンジットが、前記呼吸器コンジットと前記中間コネクタとの間の締まり嵌めによって前記中間コネクタに取り付けられることを特徴とする請求項31に記載の装置。
  35. 前記中間コネクタが、前記中間コネクタと前記ガスコンジットの前記出口との間の締まり嵌めによって前記ガスコンジットの前記出口に取り付けられることを特徴とする請求項31に記載の装置。
  36. 前記中間コネクタが、前記中間コネクタを把持するためのハンドル手段を有することを特徴とする請求項31に記載の装置。
  37. 前記ハンドル手段が、前記中間コネクタ上に1個以上の形成物を有することを特徴とする請求項36に記載の装置。
  38. 前記形成物が、突出したフランジであることを特徴とする請求項37に記載の装置。
  39. 前記ハンドル手段が、2つの実質的に直径方向両端に突出したフランジを有することを特徴とする請求項38に記載の装置。
  40. 前記呼吸器コンジットが、前記ガスコンジットに対して相対移動可能であることを特徴とする請求項27に記載の装置。
  41. 前記呼吸器コンジットが、前記ガスコンジットの前記出口の長手軸の周りに回転可能であることを特徴とする請求項40に記載の装置。
  42. 前記呼吸器コンジットが、マウスピース、フェースマスク、及び気管取り付けチューブからなる群から選択されることを特徴とする請求項27に記載の装置。
  43. 前記呼吸器コンジットが、前記ガスコンジットの前記出口と、前記マウスピース、前記フェースマスク、及び前記気管取り付けチューブの何れかとの間の中間部分を有し、前記中間部分が、前記マウスピース、前記フェースマスク、及び前記気管取り付けチューブの何れかに対して相対移動可能であることを特徴とする請求項42に記載の装置。
  44. 前記呼吸器コンジットが、呼吸器系への供給経路を形成し、前記供給経路は、前記エアゾール発生器と前記呼吸器系との間に形成され、約500mm未満の長さを有することを特徴とする請求項27に記載の装置。
  45. 前記呼吸器コンジットが、約300mm未満の長さを有することを特徴とする請求項44に記載の装置。
  46. 前記供給経路に、バッフル及び/または流れを撹乱させるものが実質的に存在しないことを特徴とする請求項44に記載の装置。
  47. 前記呼吸器コンジットが、呼吸器系への吸気のための第1アームと、呼吸器系からの吐気のための第2アームとに分かれるY字形状部分を有することを特徴とする請求項27に記載の装置。
  48. 前記装置が、前記ガスコンジットの前記入口をベンチレータに接続するベンチレータコンジットを有することを特徴とする請求項20に記載の装置。
  49. 前記ベンチレータコンジットが、前記ガスコンジットの前記入口において前記コネクタに取り付けられることを特徴とする請求項48に記載の装置。
  50. 前記ベンチレータコンジットが、前記ガスコンジットの前記入口において前記コネクタに着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項49に記載の装置。
  51. 前記ベンチレータコンジットが、前記ベンチレータコンジットと前記ガスコンジットの前記入口との間の締まり嵌めによって前記コネクタに取り付けられることを特徴とする請求項48に記載の装置。
  52. 前記装置が、前記ベンチレータコンジットと前記ガスコンジットの前記入口との間に取り付けられる中間コネクタを有することを特徴とする請求項49に記載の装置。
  53. 前記中間コネクタが、その内部を通して延在するルーメンを有し、前記ルーメンの断面積がその長さ方向に沿って変化していることを特徴とする請求項52に記載の装置。
  54. 前記ルーメンの断面積が、その長さ方向に沿って不連続に変化していることを特徴とする請求項53に記載の装置。
  55. 前記ベンチレータコンジットが、前記ベンチレータコンジットと前記中間コネクタとの間の締まり嵌めによって前記中間コネクタに取り付けられることを特徴とする請求項52に記載の装置。
  56. 前記中間コネクタが、前記中間コネクタと前記ガスコンジットの前記入口との間の締まり嵌めによって前記ガスコンジットの前記入口に取り付けられることを特徴とする請求項52に記載の装置。
  57. 前記中間コネクタが、前記中間コネクタを把持するためのハンドル手段を有することを特徴とする請求項52に記載の装置。
  58. 前記ハンドル手段が、前記中間コネクタ上に1個以上の形成物を有することを特徴とする請求項57に記載の装置。
  59. 前記形成物が、突出したフランジであることを特徴とする請求項58に記載の装置。
  60. 前記ハンドル手段が、2つの実質的に直径方向両端に突出したフランジを有することを特徴とする請求項59に記載の装置。
  61. 前記装置が、その内部に前記エアゾール発生器が保持されるエアゾール発生器ハウジングを有し、前記コネクタが前記エアゾール発生器ハウジングに取り付けられることを特徴とする請求項20に記載の装置。
  62. 前記コネクタが、前記エアゾール発生器ハウジングに着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項61に記載の装置。
  63. 前記コネクタが、前記エアゾール発生器ハウジングと前記エアゾール供給コンジットとの間の締まり嵌めによって前記エアゾール発生器ハウジングに取り付けられることを特徴とする請求項61に記載の装置。
  64. 前記コネクタが、前記エアゾール発生器ハウジングと前記ガスコンジットの前記入口との間の締まり嵌めによって前記エアゾール発生器ハウジングに取り付けられることを特徴とする請求項61に記載の装置。
  65. 前記エアゾール発生器ハウジングが、前記リザーバに固定されることを特徴とする請求項61に記載の装置。
  66. 前記エアゾール発生器ハウジングが、前記リザーバと一体構造であることを特徴とする請求項65に記載の装置。
  67. 前記装置が、前記エアゾール発生器の動作を制御するための制御信号を受け取る信号インタフェースを有することを特徴とする請求項61に記載の装置。
  68. 前記装置が、前記エアゾール発生器の動作を制御するためのコントローラを有し、前記コントローラは前記信号インタフェースに接続可能であることを特徴とする請求項67に記載の装置。
  69. 前記コントローラが、内蔵電源を有することを特徴とする請求項68に記載の装置。
  70. 前記コントローラが電源コネクタを有し、前記電源コネクタが外部電源に接続可能であることを特徴とする請求項68に記載の装置。
  71. 前記コントローラが、前記エアゾール発生器を稼動状態と休止状態との間で自動的に切り替えるためのタイマーを有することを特徴とする請求項68に記載の装置。
  72. 前記タイマーが、選択的にプログラム可能であることを特徴とする請求項71に記載の装置。
  73. 前記コントローラが、前記エアゾール発生器の動作を選択的に制御するためのユーザインタフェースを有することを特徴とする請求項68に記載の装置。
  74. 前記ユーザインタフェースが、前記エアゾール発生器ハウジングから離れた位置にあることを特徴とする請求項73に記載の装置。
  75. 前記コントローラが、前記エアゾール発生器の動作状態を表示するため状態表示手段を有することを特徴とする請求項68に記載の装置。
  76. 前記状態表示手段が、少なくとも1つの視覚的表示器を有することを特徴とする請求項75に記載の装置。
  77. 前記コントローラが、取り付けデバイスを受容する支持体を有するハウジングを備えることを特徴とする請求項68に記載の装置。
  78. 前記支持体が、前記ハウジングにおいて取り付けデバイスを受容するための凹部を有することを特徴とする請求項77に記載の装置。
  79. 前記支持体が、前記凹部に取り付けデバイスを係合させるための、前記凹部に突き出した少なくとも1つの出っ張り部を有することを特徴とする請求項78に記載の装置。
  80. 前記支持体が、前記凹部の互いに反対側の両側部に2つの出っ張り部を有することを特徴とする請求項79に記載の装置。
  81. 前記装置が、前記コントローラを指示するための取り付けデバイスを有することを特徴とする請求項77に記載の装置。
  82. 前記取り付けデバイスが、前記取り付けデバイスを支持体に取着するための取着手段と、前記ハウジングを支持するためのフック手段とを有し、前記フック手段が、前記ハウジングを直立した形態に支持するための複数の支持面を形成するように構成されていることを特徴とする請求項81に記載の装置。
  83. 前記支持面のそれぞれが、前記取り付けデバイスの主本体部から突出する舌状部を有することを特徴とする請求項82に記載の装置。
  84. 前記舌状部が、前記コントローラを支持するべく前記ハウジングの前記凹部に係合可能であることを特徴とする請求項83に記載の装置。
  85. 前記フック手段が、4つの支持面を形成していることを特徴とする請求項82に記載の装置。
  86. 各支持面が、隣接する支持面に対して実質的に垂直であることを特徴とする請求項85に記載の装置。
  87. 前記取着手段が、着脱自在であることを特徴とする請求項82に記載の装置。
  88. 前記取着手段が、クランプを含むことを特徴とする請求項82に記載の装置。
  89. 前記フック手段が、前記フック手段を前記取着手段から選択的に取り外すため前記取着手段に対して相対移動可能であることを特徴とする請求項82に記載の装置。
  90. 前記取着手段が溝を有し、前記フック手段を前記取着手段から選択的に取り外すために前記溝内を前記フック手段が摺動可能であることを特徴とする請求項89に記載の装置。
  91. 前記エアゾール発生器が震動可能部材を有し、前記震動可能部材はその第1の面と第2の面との間に延在する複数の孔を有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  92. 前記第1の面が、前記リザーバから薬液を受け取るべく適合されていることを特徴とする請求項91に記載の装置。
  93. 前記エアゾール発生器が、前記第2の面においてエアゾールを発生するべく構成されていることを特徴とする請求項91に記載の装置。
  94. 前記震動可能部材が、ドーム形の幾何学的形状を有していることを特徴とする請求項91に記載の装置。
  95. 前記震動可能部材が、圧電素子であることを特徴とする請求項91に記載の装置。
  96. 前記震動可能部材における孔は、液滴の約70重量%以上が約1μm〜約5μmの範囲のサイズとなるように薬液の液滴を放出することによって薬液をエアゾール化するようなサイズを有することを特徴とする請求項91に記載の装置。
  97. 薬剤の呼吸器系への送給のためのキットであって、
    請求項1に記載の装置と、
    薬液を前記入口ポートを通して前記リザーバに供給するための供給コンテナとを有することを特徴とするキット。
  98. 前記供給コンテナが、薬液を前記入口ポートを通して前記リザーバに供給するために前記リザーバの前記入口ポートに嵌合するように構成された供給先端部を有することを特徴とする請求項97に記載のキット。
  99. 前記供給先端部が、少なくとも部分的に前記入口ポートに挿入されるように構成されていることを特徴とする請求項98に記載のキット。
  100. 前記供給コンテナが、前記リザーバに供給された薬液の量を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項97に記載のキット。
  101. 前記表示手段が、前記供給コンテナ上の少なくとも1個のマーキングによって提供されることを特徴とする請求項100に記載のキット。
  102. 前記供給コンテナがネブレを含むことを特徴とする請求項97に記載のキット。
  103. 前記供給コンテナが注射器を含むことを特徴とする請求項97に記載のキット。
  104. 薬液を呼吸器系に送給するためにエアゾール化された薬液をガスで伴出するためのコネクタであって、
    入口及び出口を有するガスコンジットと、
    エアゾール化された薬液をガスで伴出するべく前記エアゾール化された薬液を前記ガスコンジット内に供給するためのエアゾール供給コンジットとを有し、
    前記コネクタが、不使用時に前記ガスコンジット内の圧力を維持するために前記エアゾール供給コンジットを選択的に閉鎖するためのキャップを有することを特徴とするコネクタ。
  105. 前記キャップが、前記ガスコンジットに取着されることを特徴とする請求項104に記載のコネクタ。
  106. 呼吸器系に薬液を送給するための方法であって、
    呼吸器系に送達される薬液のためのリザーバを準備する過程と、
    前記リザーバ内に一定量の薬液を供給する過程と、
    前記薬液をエアゾール化するためのエアゾール発生器を準備する過程と、
    前記リザーバから前記エアゾール発生器に重力の作用によって薬液が流れるように前記エアゾール発生器を前記リザーバの下に配置する過程と、
    前記薬液をエアゾール化する過程と、
    前記呼吸器系にエアゾール化された薬液を送給する過程とを有することを特徴とする方法。
  107. 前記エアゾール化された薬液を前記呼吸器系へ送給する前に、前記エアゾール化された薬液をガスで伴出する過程を含むことを特徴とする請求項106に記載の方法。
  108. 前記エアゾール発生器が、前記リザーバの下から前記リザーバに取り付けられることを特徴とする請求項106に記載の方法。
  109. 前記薬液をエアゾール化するために前記エアゾール発生器の少なくとも一部を震動させる過程を含むことを特徴とする請求項106に記載の方法。
  110. 前記リザーバに追加の薬液を供給する過程を含むことを特徴とする請求項106に記載の方法。
  111. 前記リザーバ内の前記薬液が全てエアゾール化された後に、前記追加の薬液が前記リザーバに供給されることを特徴とする請求項110に記載の方法。
  112. 前記リザーバ内の前記薬液が全てエアゾール化される前に、前記追加の薬液が前記リザーバに供給されることを特徴とする請求項110に記載の方法。
  113. 前記一定量の薬液を前記リザーバに供給するために、その薬液が通過するポートを開放する過程を含むことを特徴とする請求項106に記載の方法。
  114. 前記一定量の薬液を前記リザーバに供給した後に、前記ポートを閉鎖する過程を含むことを特徴とする請求項113に記載の方法。
  115. 前記薬液をエアゾール化する過程の前に、前記ポートを閉鎖することを特徴とする請求項114に記載の方法。
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