JP2005508263A5 - - Google Patents

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文書および文書の偽造および模造を受けない方法
本発明は、セキュリティ(偽造防止)文書および任意にそれらのナンバー付け、とくに、金額を表わす銀行券、小切手および一般の文書、他に、さらに、身分証明書−パスポート、カード、チケット、偽造防止用のラベル、あるいは、そのほかに、模造に備えた保証を必要とするすべての特別生産のための方法に関する。
金額を表わすあらゆる文書、とくに、銀行券および小切手は、とくに、悪意のある個人によるその偽造および模造を防止することを目標とする特定の方策を必要とする。
問題は、とくに、銀行券の偽造に関心がもたれており、そのために、いままでよりも高いレベルの偽造防止が必要とされている。必然的に、前記銀行券は、複製および改変することを難しくさせるのに適する解決法がもたらされる必要がある。今日では、すべての銀行券は、光に示される場合だけ認識できるように刷り込まれるシンボル、あるいは、図形を表示するすき入り紙、通常、鉛直に配置されるシルバーでコーティングされたスレッド、ホログラムなどの特有の要素を有している。各銀行券は、なおそのうえに、それ自身の連続番号で特徴付けられている。
偽造銀行券の製造は、プロセスの知識、およびその国の造幣局によって使用される正確な化学的要素そして物理的要素の知識を必要とする。そのような製造は、実施することは確かに容易でないとはいえ、オペレーションの困難性は、それにもかかわらず、すべての偽造者を阻止するのに不十分である。
そのうえ、周知の方法で製造されるオリジナル銀行券の偽造、あるいは、改変の状況は、はるかに深刻である。銀行券の連続番号を改変することは、実際に、比較的簡単であり、このオペレーションは、マネーロンダリングを促進するために通常行われている。
同じ問題は、個人のナンバー、あるいは、コードによって同一人と確認される小切手、身分証明書、チケットなどのすべての値記載文書に適用される。完全な複製が、偽造者にとって厄介であるとしても、オリジナル文書の改変に頼るにほど、実際に決して難しくはなく、それは、オリジナルの文書から偽造した文書を識別することを事実上不可能にさせている
米国特許第6082778号明細書は、コピー防止要素としての役割を果たすメタル層を有する身分証明書、あるいは、同様なデータキャリアについて開示している。その証明書は、マーキングがコピー防止要素からその証明書の方へ続くようにレーザービームで刻み込まれている。
本発明の目標は、金額記載文書に適用される偽造防止の現行のレベルを改良することを可能とする方法を示す、上述の限界を解消することである。
この目標の範囲内で、本発明の目的は、偽造品を製造することだけでなく、有効な文書を模造することをきわめて難しくさせることである。
本発明の別の目的は、簡単に、確実に模造文書の識別を可能とすることである。
本発明の別の目的は、供給することが簡単で、そして、コストが適度である、金額記載文書を処理する方法を提供することである。
下文で明らかになるこの目標、これらの目的およびその他は、文書、とくに、銀行券および金額を表わす文書の偽造および模造を受けない方法によって達成され、レーザーに対して異なる抵抗を有する少なくとも2つの材料を重ね合わせ、そして、重ね合わされた材料のそれぞれよりもレーザーに対して高い抵抗を有するサブストレートに互いに近接して配置されることにある工程と、事前に設定した経路に沿ってガイドされるレーザービームで前記重ね合わされた材料を処理し、実質的に前記サブストレートを焼付け、あるいは、昇華することなく、前記レーザービームにそれを施すことによって、各重ね合わされた材料の部分を昇華により変更することにある工程とを備えている。
目標、目的および他のことは、さらに、とくに、銀行券、あるいは、金額を表わす文書の模造および偽造を受けないナンバー付け、あるいは、特別注文される文書によって達成され、互いに近接して配置され、そして、重ね合わされた材料のそれぞれよりもレーザーに対して高い抵抗を有するサブストレートに重ね合わされる、レーザーに対して異なる抵抗を有する少なくとも2つの材料を備え、前記重ね合わされた材料が、事前に設定した経路に沿うレーザービームによって処理され、前記レーザービームに施される各重ね合わされた材料の部分が、昇華され、そして、前記サブストレートは、重ね合わされた材料に刻み付けを形成するように、実質的に、前記レーザービームによって焼付け、あるいは、昇華されない。
本発明の別の態様において、文書、とくに、銀行券および金額をあらわす文書の偽造および模造を受けない方法は、レーザーに対して異なる抵抗を有する少なくとも2つの材料を結合する工程と、前記少なくとも2つの材料をレーザービームで処理し、事前に設定した経路に沿ってガイドされる前記レーザービームにそれを施すことによって、前記結合された材料の少なくとも1つの部分を焼付け、あるいは、昇華することによって変更する工程とを含んでいる。
結合することは、部分的に、あるいは、全体的に、隣接している、あるいは、重ね合わされる位置に、または、前記組み合わせの位置に、材料を配置することによって設けることができる
レーザービームのエネルギーは、昇華、あるいは、焼付けによる材料の刻み付けのあいだ、ほぼ一定のままであることが好都合であり、取り除かれる材料の量は、前記材料のレーザーに対する抵抗により決定される。
事前に設定した経路に沿うレーザービームの移動により、それが直面する材料の刻み付け、英数字の記号、あるいは、図形を形成することが好都合である。
本発明の別の態様は、模造および偽造を受けないナンバー付け、あるいは、特別注文される文書であり、部分的に、あるいは、全体的に、互いに結合され、そして、レーザーに対して異なる抵抗を有する複数の材料を備え、前記材料の少なくとも1つは、レーザービームによって生成される刻み付けを有している。
本発明のさらなる特徴および利点は、限定されない例示として示され、そして、添付の図面で示される以下の詳細な説明から明らかである。
図1は、ほぼ一定のエネルギーで放射され、そして、レーザーに対して異なる抵抗を有して、互いに近接して配置される3つの材料10、20、30を横断する直線経路に沿って移動されるレーザービームによって取り除かれるラインを示している。
そのレーザーは、光学的に、化学的に、そして、物理的に、その経路の動きに沿って直面される材料を取り除き、変位し、そして、変更することを可能とし、とくに、そのビームに曝される部分の昇華、あるいは、焼付けによって、処理された材料を刻み付ける。
使用されるレーザーは、必要条件、そして、処理される材料に応じて、あらゆる種類でよい。単に、一例として、本説明は、以下の特性を有するYAG(イットリウムアルミニウムガーネット)タイプのレーザーを引用している:
波長λ: 1060nmと1070nmとのあいだ;
好ましくは、1061nm;
ビーム線質係数: <1.1(SM);
スポット直径: ほぼ40μm;
焦点の深さ: ±0.3mm;
位置決めスピード: ほぼ20m/s
非線形性: <=0.05%;
ゼロドリフト: ほぼ4μm/℃;
ゲインドリフト: −60ppm/℃
そのレーザー装置は、独立して各レーザーを使用する可能性を維持するように複数の走査ヘッドを並行して取り付けることが可能なように、5メートルの平均的な長さを有するフレキシブル光ファイバによレーザー源に対して遠くに位置される走査ヘッドによって提供されることが可能である。そのレーザービーム5の放射は、断絶なく、グラフィックラインおよびマーキングを全体に有するように、連続的であり、そして、パルスでないことが好ましい。最後に、コストに関する理由のために、システムの冷却は、必要とされるメンテナンスを最小にするように、強制空気によって行われることが好ましい。
図1および図2を参照すると、本発明による方法のオペレーションは、以下の通りである。
異なる抵抗を有する複数の材料10、20、30は、近接した位置、あるいは、重ね合わされた位置に、または、これら2つの組合せの位置に配置され、そして、ほぼ一定のエネルギーで放射されるレーザービームに施される。
そのレーザービームは、処理される材料に応じて異なって吸収される。異なる抵抗を有する材料に投じられる同じレーザービームは、相応して、異なる大きさの刻み付けを生成する。より詳細には、それぞれの材料10、20、30の部分へのエネルギーの異なる吸収のために、昇華、あるいは、焼付けによって刻み付けられるラインの11、21、31の幅に変化をもたらす。刻み付けの大きさは、材料の抵抗に対して逆比例するということは特筆される。たとえば、図1に概略的に示される3つの材料10、20、30は、徐々に増大する抵抗を有している。材料10は、最も低い抵抗を有し、材料20は、材料10よりも高い抵抗を有し、そして、材料30は、その2つよりも高い抵抗を有している。材料10に生成されるライン11は、その結果、同じレーザービーム5によって材料20に生成されるライン21よりも厚く、そして、ライン21は、順番に、材料30に生成されるライン31よりも厚い。
ここでは、図2を参照すると、とくに利点のある構成は、異なる抵抗を有する2つの材料10、20を互いに近接して配置し、そして、最初の2つのためのサブストレートとして作用する、レーザーに対して高い抵抗を有する第3の材料にそれらを重ね合わせることによって達成される。材料10、20を刻み付けるように、事前に設定した経路に沿ってレーザーヘッドを移動することによって、関連する材料の差によって生ずるエネルギー吸収の結果である刻み付けラインに変化をもたらす。とくに、次第に大きくなる抵抗である材料で底部から頂部へ複数の層を有する製品を構成することによって、完全に重なり合っているはっきりした輪郭を有するラインをもたらし、そして、その幅の変化は、吸収されたエネルギーの作用となる。
この方法で、そのサブストレートに一義的に結合され、そして、重ね合わせの精度により決定されるユニークなグラフィックマーキングをもたらすことが可能となり、その重ね合わせの精度は、材料に蒸着するのに使用される様々な周知の印刷、あるいは、蒸着方法によって、そして、材料自体の特性によって異なる。
本発明の目標は、少なくとも2つの材料が、重ね合わされ、あるいは、近接するように結合されるときに達成されることが好ましく、そのために、レーザービームによって生成されるグラフィックマーキング、あるいは、ナンバー付けが、一義的に、その2つの材料、とくに、それらの結合ポイントに特性を与え、それらに偽造および複製に対して大いに妨害させる。
たとえば、図3は、本発明が関連する本発明方法により製造される要素の特色をなす銀行券50を示している。その銀行券は、その下方左側に印刷されている連続番号70によって特徴付けられている。レーザーに対して高い抵抗を有する材料30の第1の層および異なる抵抗を有する2つの材料10、20から構成される第2の層は、下方右側に蒸着されている。その連続番号70は、そのうえ、この領域にレーザー刻み付けされ、そして、結合された材料の少なくとも2つを覆い、従って、結合された材料間の接触ポイントにおける突然の変化状態で、異なる幅の書き込みのラインを生成する。
図は、さらに、一例として、その上に同じ連続番号がもたらされるシルバーコーティングされた帯状体55と、ロゴ60とを示しており、その両方は、さらに、記述された方法により刻み付けられている。
非限定的な例として、上記に記述されている特性を有するレーザー装置を使用して、0.03s(330sh/s)に等しい時間内に、150m/分で前進する生成ラインへの増分ナンバー付けに、<0.1mmの動誤差で、1mmの高さを有する10英数字の生成割合をもたらすことが可能であるということが分かった。
レーザービームが作用することが可能な材料は、多数あり、そして、とくに、たとえば、種々の印刷または転写テクニックにより蒸着もしくは、真空プロセスで金属化され、そして、アルミニウムまたは銅もしくはいずれの場合も、反射する材料、すなわちホログラフィックイメージを反射する材料によりその後の真空金属化プロセスが施されるアクリルラッカー、ビニルラッカー、ニトロセルロースラッカー、または金属顔料などの種々の材料をエンボス加工することによって製造されるオプティカル可変装置(OVD)、回折性オプティカル可変イメージ装置(DOVID)、ホログラム、Pixelgrams(ピクセルグラム)、ドットマトリックス、キネグラム、Gyrigrans(ジャイログラム)、ムービグラムなどのホログラフィックシステムにリンクされる製品;
OVITM(オプティカル可変インク(商標))のもとに市場に出され、そして、印刷、蒸着、あるいは、転写されるインク;
印刷、蒸着、あるいは、転写されるカラーシフティングタイプのインク;
印刷、蒸着、あるいは、転写される玉虫色に変化するシフティングインク;
印刷、蒸着、あるいは、転写される磁気特性を有するインク;
金属および/または酸化物が、均一の微小な厚さで、連続、あるいは、断続形状で、蒸着、挿入、組み込み、印刷、あるいは、結合されるプラスチックおよび紙様の材料;
連続、あるいは、断続形状で、あるいは、いずれの場合も、あらゆる幾何学的形状で存在し、そして、紙サブストレートおよび/またはプラスチックサブストレートに完全に、あるいは、部分的に適用、組み込み、挿入される前記材料の部分を有して、たとえば、ホログラフィック特性などの金属および/または磁気および/またはオプティカル特性が生成される0.3〜1.0mmまでの幅を有する1つ以上の層によって形成される偽造防止用の線状体;
連続、あるいは、断続形状で、あるいは、いずれの場合も、あらゆる幾何学的形状で存在し、そして、紙サブストレートおよび/またはプラスチックサブストレートに完全に、あるいは、部分的に適用、組み込み、挿入される前記材料の部分を有して、たとえば、ホログラフィック特性などの金属および/または磁気および/またはオプティカル特性が生成される、プラスチックで完全に、あるいは、部分的に作られる、いずれの場合も、文書における1〜50mm間での幅を有する帯状体;
連続、あるいは、断続形状で、あるいは、いずれの場合も、あらゆる幾何学的形状で存在し、そして、紙サブストレートおよび/またはプラスチックサブストレートに完全に、あるいは、部分的に適用、埋め込み、挿入される前記材料の部分を有して、たとえば、ホログラフィック特性などの金属および/または磁気および/またはオプティカル特性が設けられる、たとえば、ほぼ1〜50/60mmまでの直径の様々な幾何学的形状を有する偽造防止用のシール
などの特有の偽造防止要素を製造するのに使用される材料を含んでいる。
このタイプの特別生産システムは、多くの分野の適用および使用があることは明白である。一例として、本発明が適用される数マクロエリアは、とくに、銀行券の分野を考慮して、表わされている:あらゆる銀行券において、上述した方法により、可視スペクトルにおける、近紫外範囲、あるいは、近赤外範囲の波長を取り除き、あるいは変化させることにより生成されるグラフィックマーキングおよび/またはナンバー付コードを備えることができ、真空蒸着テクニックが適用される金属材料を取り除き、あるいは変化させることにより生成されるグラフィックマーキングおよび/またはナンバー付コード、凹版印刷および/またはスクリーン印刷および/または活版印刷および/または石版印刷方法などで蒸着される顔料および/またはインクを取り除き、あるいは変化させることによって生成されるグラフィックマーキングおよび/またはナンバー付けコードを備えることができその他、熱転写、あるいは、粘着方法、あるいは、あらゆる方法で銀行券に適用される別の方法でもたらすことを可能とする。そのグラフィックマーキングおよびナンバー付けコードは、英数字で生成されることが可能であり、任意に、陽画形状、あるいは、陰画形状で設けられるグラフィックマーキングに替えられることが可能である。グラフィックマーキングおよびナンバー付けは、それらがオーバーラップするか、あるいは、互いに近接するように配置される識別可能な要素の少なくとも1つに設けられるとき、大きい明暗の度を必要とする。そのようなグラフィックマーキング、あるいは、ナンバー付けコードを模造、あるいは、偽造することを可能にするために、偽造者は、使用される装置、あるいは、材料刻み付ける装置、すなわち、レーザーだけでなく、個々のコンポーネントをも自由に使用する必要があるので、達成された一致、不一致をチェックすることは簡単である;設けられるグラフィックマーキングおよびナンバー付けは、スポットの幅のゆえに、様々な蒸着した材料を横断するパターンの部分の大きさが増大するときにいっそう安全となり、従って、銀行券の偽造防止のレベルをかなり高める。レーザー装置が最新のメカニカルナンバー付け装置よりもずっと速い作動スピードを可能とするので、従来のナンバー付け工程と同時にでさえ、銀行券のナンバー付けのあいだ、本発明の設備は、国立銀行券印刷機関の印刷設備直接存在することが可能である。さらに、このタイプのシステムは、従来の方法で行われるナンバー付けを置き換えることが可能である、すなわち、メカニカルナンバー付けを越えるレーザー利用ナンバー付けシステムのすべての利点を有して、完全にメカニカルナンバー付け装置を置き換えることが可能であるということが明白である。たとえば、6つのレーザーヘッドを銀行券の各列に対して1つ取り付けることによって、位置決めされた形状の、あるいは、連続的な形状のホログラムが適用される銀行券の切られていないシートを得ることが可能であり、前記ホログラムは、銀行券と同じナンバーを有している。
本発明による発明の方法の第2の適用は、取り除き、あるいは、可視スペクトルにおける、近紫外範囲、あるいは、近赤外範囲の波長を取り除き、あるいは変化させることにより生成されるグラフィックマーキング、銘字、あるいは、ナンバー付けの特色をなす偽造防止用の線状体、従来の真空蒸着方法が適用される金属材料、輪転グラビア印刷、スクリーン印刷、活版印刷および/または石版印刷、フレキソ印刷テクニックで蒸着される顔料および/またはインクを変化させることによって生成されるグラフィックマーキング、銘字、あるいは、ナンバー付けの特色をなす偽造防止用の線状体を設けることを可能とし、熱転写、あるいは、粘着方法あるいは、偽造防止用の線状体を設けるために適用される別の方法でさえスプレッドされる、あるいは、そうでない場合、印刷される。偽造防止用の線状体は、紙サブストレート50に完全に、あるいは、部分的に組み込まれる、あるいは、挿入されることが可能であり、あるいは、それに適用されることが可能である。この場合、生成されるグラフィックマーキングおよびナンバー付けは、線状体のカッティングのあいだに、あるいは、リリーリングのあいだに線状体製造者によって挿入されることが可能である。
第3の適用は、たとえば、可視スペクトルにおける、近紫外範囲、あるいは、近赤外範囲の波長を取り除き、あるいは変化させることにより生成されるグラフィックマーキング、銘字、あるいは、ナンバー付けの特色をなす偽造防止用の帯状体、従来の真空金属化方法が適用される金属材料、輪転グラビア印刷、スクリーン印刷、活版印刷および/または石版印刷、フレキソ印刷テクニックで蒸着される顔料および/またはインクを変化することによって生成されるグラフィックマーキング、銘字、あるいは、ナンバー付けの特色をなすタイプの偽造防止用の帯状体を設けることにあり、熱転写、あるいは、粘着方法あるいは、偽造防止用の状体を設けるために適用される別の方法でさえスプレッドされる、あるいは、そうでない場合、印刷される。この場合、グラフィックマーキングおよびナンバー付けコードは、製造の様々な工程間に、リボン製造業者によって設けられることが可能である。
たとえば、小切手、チケット、シールおよび偽造防止用のラベルなどの分野などの一般の文書の分野を考慮すると、小切手の場合、不可逆性の方法で、可視スペクトルにおける近紫外範囲、あるいは、近赤外範囲の除去、あるいは、変更による、とくに、少なくとも2つの結合した材料についての介入による上述した方法により生成されるナンバー付けは、文書の模造に備えた偽造防止のレベルをかなり増大する。
同じ考えは、さらに、上述した方法に示している刻み付けられるナンバー付け、あるいは、コードを置き換える、あるいは、変更することは、事実上不可能なので、レタリングは、焼付け、あるいは、昇華によって材料を取り除くことにより、そして、新しい材料を挿入することにより変更されるに相違ないから、チケットにも適用される。このオペレーションは、上記に記述した材料の使用によって、さらにいっそう難しくさせられ、それは、高いセキュリティ製品となる。
このシステムに関して、偽造防止用のシールおよびラベルは、さらに、その方法が、不正操作できないタイプのシステムと共に使用されるのに向いているので、偽造防止の程度をかなり増大することが可能である。
従って、本装置は、提案した目標および目的を達成しているということが示されている。値記載文書、とくに、レーザービームで周知の材料を処理することによる銀行券を模造および偽造することをきわめて難しく指せることが可能な1つの方法が説明されている。
明瞭に、非常に多くの変更は明白であり、そして、本発明の保護の範囲を放棄することなく、当業者によって直ちに応用されることが可能である。たとえば、使用される材料のタイプは、それがレーザーに対して感度のよい限り、どんなものでもよいことと、同様に、記述した方法によって特徴付けられることが可能な文書であれば、どんなものでもよいということは明確である。
それゆえに、特許請求の範囲の保護の範囲は、一例として説明に表わされている図例、あるいは、好ましい実施例によって限定されるものではなく、むしろ、特許請求の範囲は、当業者によって同等物として処理される特徴すべてを含み、本発明から推論されることが可能な特許を受けることができる新規性の特徴すべてを備えている。
偽造防止文書、とくに、銀行券、小切手および、一般に値を表わす文書を特別生産する方法。その方法は、それらの偽造および改変を防止するのに適し、そして、レーザーに対して異なる抵抗を有する少なくとも2つの材料(10、20)を重ね合わせ、そして、その重ね合わされた材料(10、20)のそれぞれよりも高い抵抗を有するサブストレート(30)の上に互いに近接して配置されることにある工程と、事前に設定した経路に沿ってガイドされるレーザービームで前記重ね合わされた材料(10、20)を処理し、前記サブストレート(30)を実質的に焼付け、あるいは、昇華することなく、それを前記レーザービームに施すことによって、各重ね合わされた材料(10、20)の部分を昇華により変更することにある工程とを備えている。
異なる抵抗を有し、そして、互いに近接して配置される3つの材料10、20、30を横断する直線に沿って移動される、ほぼ一定のエネルギーを有するレーザービームによって取り除かれるラインの概略図である。 英数字列を形成するのに適し、そして、互いに近接して配置され、かつ、最初の2つよりも大きい抵抗を有する第3の材料に重ね合わされる異なる抵抗を有する2つの材料を横断する経路に沿って移動されるレーザービームによって取り除かれるラインの概略図である。 本発明による発明の方法のテクニックの実施により製造される、連続番号、シルバーでコーティングされた線状体およびロゴがもたらされている銀行券の図である。

Claims (21)

  1. 文書、とくに、銀行券および金額を表わす文書の偽造および模造を受けないようにする方法であって、
    少なくとも2つの材料(10、20)、互いに近接した位置に配置し、当該少なくとも2つの材料(10、20)をサブストレート(30)上に重ね合わせて配置する工程と;
    少なくとも重ね合わされた材料の部分を、事前に設定した部分に沿ってガイドされるレーザーで焼付けあるいは昇華により処理し、変更する工程と、
    を備え、
    前記少なくとも2つの材料はレーザーに対して異なる吸収能力を有しおよび前記サブスストレートは前記材料のそれぞれよりもレーザーに対して低い吸収能力を有する
    方法。
  2. 前記互いに近接した位置に配置された少なくとも2つの材料(10、20)の1つが
    刷、蒸着、あるいは、転写されるカラーシフティングタイプのインクと
    刷、蒸着、あるいは、転写される磁気特性を有するインクと
    から選択されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記サブストレート(30)はプラスチックまたは紙様の材料から選択され当該材料に金属および/または酸化物が、前記少なくとも2つの材料(10、20)として均一な厚さで、連続的にまたは断続的に蒸着、挿入、組み込み、印刷または結合されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 互いに近接した位置に配置された少なくとも2つの材料(10、20)の1つが偽造防止用の線状体であって前記2つの材料(10、20)が金属特性および/または磁気特性および/またはホログラフィック特性を有し、前記2つの材料(10、20)が0.3〜1.0mmの幅を有する1以上の層によって形成され、前記2つの材料(10、20)が、前記材料(10、20)の一部と共に連続的にまたは断続的にもしくは幾何学的な形態生成されかつ紙および/またはプラスチックから製造された前記サブストレート(30)に完全に、または部分的に貼付されるか、組み込まれるか、挿入されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記互いに近接した位置に配置された少なくとも2つの材料(10、20)の1つが偽造防止用の帯状体であって前記2つの材料(10、20)が金属特性および/または磁気特性および/またはホログラフィック特性を有し、前記2つの材料(10、20)が1〜50mmの幅を有し前記2つの材料(10、20)が、前記材料(10、20)の一部と共に連続的に、または断続的に、もしくは幾何学的な形態で生成され、かつ紙および/またはプラスチックから製造された前記サブストレート(30)に完全に、または部分的に貼付されるか、組み込まれるか、挿入されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記互いに近接した位置に配置された少なくとも2つの材料(10、20)の1つが偽造防止用のシールであって前記2つの材料(10、20)が金属特性および/または磁気特性および/またはホログラフィック特性を有し、前記2つの材料(10、20)がほぼ1〜50/60mmの直径を有し前記2つの材料(10、20)が、前記材料(10、20)の一部と共に連続的に、または断続的に、もしくは幾何学的な形態で生成され、かつ紙および/またはプラスチックから製造された前記サブストレート(30)に完全に、または部分的に貼付されるか、組み込まれるか、挿入されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記レーザービームが、ほぼ一定のエネルギーで放射されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記経路が、前記少なくとも2つの材料(10、20)の少なくとも2つのあいだの少なくとも1つの接触のポイントを通過することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記事前設定した経路が、英数字の記号、または図形の少なくとも1つを形成することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記文書が、銀行券、小切手、チケット、身分証明書、偽造防止用のラベルを含む群から選択されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記重ね合わす工程が、レーザーに対して異なる抵抗を有する3つの材料を互いに近接して配置し、前記互いに近接して配置された料のそれぞれよりもレーザーに対して高い抵抗を有するサブストレート上に重ね合わせて配置する工程であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 銀行券、あるいは、金額を表わす文書の模造および偽造を受けないナンバー付け、あるいは、特別注文される文書であって、
    少なくとも2つの材料(10、20)が、互いに近接した位置に配置され、当該少なくとも2つの材料(10、20)がサブストレート(30)上に重ね合わされて配置されており、レーザーに対して異なる吸収能力を有する少なくとも2つの材料を備えるサブスストレートからなり、前記サブスストレートは前記重ね合わされた材料のそれぞれよりもレーザーに対して低い吸収能力を有しており、少なくとも前記重ね合わされた材料をレーザービームによって焼付けあるいは各重ね合わされた部分の昇華により処理し、事前に設定した部分に沿ってガイドされるレーザーで変更する文書。
  13. 前記互いに近接した位置に配置された少なくとも2つの材料(10、20)の1つが
    刷、蒸着、あるいは、転写されるカラーシフティングタイプのインクと
    刷、蒸着、あるいは、転写される磁気特性を有するインクと
    を備えていることを特徴とする請求項12記載の文書
  14. 前記サブストレート(30)は、金属および/または酸化物が、前記重ね合わされた材料(10、20)として均一な厚さで、連続的にまたは断続的に、蒸着、挿入、組み込み、印刷、あるいは、結合されるプラスチック材料および紙様の材料を備えていることを特徴とする請求項12または13記載の文書
  15. 互いに近接した位置に配置された材料(10、20)の1つが偽造防止用の線状体であって前記材料(10、20)がホログラフィック特性などの金属および/またはオプティカル特性を有し、前記材料(10、20)が0.3〜1.0mmまでの幅を有する1以上の層によって形成され、前記2つの材料(10、20)が前記材料(10、20)の一部と共に連続的に、断続的に、あるいは、幾何学的な形態で生成されおよび/またはプラスチックから作られる前記サブストレート(30)に完全に、あるいは、部分的に貼付、組み込み、挿入されることを特徴とする請求項12〜14のいずれか1項に記載の文書
  16. 前記互いに近接した位置に配置された材料(10、20)の1つが偽造防止用の帯状体であって前記材料(10、20)がホログラフィック特性などの金属および/または磁気および/またはオプティカル特性が生成されるプラスチックからなり、前記材料(10、20)が1〜50mmの幅を有し、前記材料(10、20)が前記材料(10、20)の一部と共に連続、あるいは、断続形状で、あるいは、あらゆる幾何学的な形態で生成されおよび/またはプラスチックで作られる前記サブストレート(30)に完全に、あるいは、部分的に適用、組み込み、挿入されることを特徴とする請求項12〜15のいずれか1項に記載の文書
  17. 前記互いに近接した位置に配置された材料(10、20)の1つが偽造防止用のシールであって前記材料(10、20)がホログラフィック特性などの金属および/または磁気および/またはオプティカル特性を有し、前記材料(10、20)がほぼ1〜50/60mmまでの直径の様々な幾何学的形状を有し、前記材料(10、20)が前記材料(10、20)の一部と共に連続的に、断続的にもしくは幾何学的な形態で生成されおよび/またはプラスチックによって製造された前記サブストレート(30)に完全に、あるいは、部分的に貼付、埋め込み、挿入されることを特徴とする請求項12〜16のいずれか1項に記載の文書
  18. 前記重ね合わされた材料(10、20)が、ほぼ一定のエネルギーを放射する前記レーザービームによって処理されることを特徴とする請求項12〜17のいずれか1項に記載の文書
  19. 前記刻み付けが、
    英数字の記号または図形の少なくとも1つを表わすことを特徴とする請求項12〜18のいずれか1項に記載の文書
  20. 前記文書が、銀行券、小切手、チケット、カード、身分証明書、セキュリティラベルであることを特徴とする請求項12〜19のいずれか1項に記載の文書
  21. ーザーに対して異なる抵抗を有する3つの材料を互いに近接した位置に配置し、前記互いに近接して配置された料のそれぞれよりもレーザーに対して高い抵抗を有するサブストレート上に重ね合わされていることを特徴とする請求項12〜20のいずれか1項に記載の文書
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