JP2005507704A - 脊柱、その他の骨及び関節の矯正器具用の調整可能な直列コネクター - Google Patents
脊柱、その他の骨及び関節の矯正器具用の調整可能な直列コネクター Download PDFInfo
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Abstract
脊椎移植手術工程で用いるポータルが開示されている。ポータルは、基部と、その基部に軸回転的に結合された第1及び第2のパドルとを有する。パドルは、伸延配置と挿入配置との間で回転か問うとなっている。挿入配置では、パドルは伸延が必要な椎骨間に挿入されるのに適している。伸延配置では、パドルは、椎骨が所定の伸延間隔での分離を保持するのに適している。伸延配置では、ポータルは、2つの伸延された椎骨間の円板間隙にアクセスするためのポータル窓を決める。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、脊柱、その他の骨及び関節を矯正するための器具に関し、より詳しくは、そのような器具のコネクターに関するものである。
【背景技術】
【0002】
大人の人間の脊柱の骨や結合組織は、20以上の不連続の骨を有する上部(頚部、胸部、及び腰部)と仙骨と尾骨からなる下部とから構成される。上部の複数の骨は、概して同様な形をしており、その複数の骨のサイズは、脊椎に沿って下方に小から大に徐々に変化している。
【0003】
椎骨は互いに、前方円板と2つの後部面関節からなる三結合複合体によって結合されており、隣接した骨間の前方円板は椎骨間円板と呼ばれる軟骨のスペーサによって衝撃が和らげられている。今、図1、2及び3(米国特許番号5,885,284の図1乃至3のを参照すると、脊柱の典型的な椎骨の上部、側面部、及び後部の図がそれぞれ示されている。脊髄が中心管10に収納され、薄片(lamina)12と呼ばれる骨の外皮によって後部面から保護されている。薄片12は、3つの大きな突出部を有している。これらのうち2つは、側端から側面に沿って伸びており、横突起14と呼ばれている。3つ目の突出部は、薄片(lamina)の中心から後方及び下方に伸びており、棘突起16と呼ばれている。薄片12は、脊髄の後部についてのアーチの形を決定するものであり、そのアーチ形は、概ね真直ぐであり、カーブ面15における棘突起16の下で合さる側面部13a及び13bを有している。
【0004】
脊椎の前方部は、一方が他方の上に積み重ねられている一組の概ね円筒の形をした骨を備えている。椎骨のこれらの部位は、椎体20と呼ばれ、椎間円板22によって他からそれぞれ分離されている。椎弓根24は、前方椎体20を対応する薄片(lamina)12並びに横突起14及び棘突起16につなぐ骨橋である。
【0005】
特に、図3を参照すると、椎骨を積み重ねた状態を後部から見た図が示されている。図3で示されるように、それぞれの椎骨は、脊柱管10への開口部の両側面上で面関節19を介して上下に接続されている。
【0006】
全体として、脊柱は、すぐそばに無数の周辺神経や動脈及び静脈を有する神経系の重要な構成要素を収容し保護する点で、非常に複雑なものである。これらの複雑さにもかかわらず、脊椎は非常にフレキシブルな構造を有し、広範囲の動きを介して高角度の湾曲及び回転が可能である。しかしながら、遺伝的及び発育上の異常、後遺症、慢性ストレス、腫瘍や疾病は、広範囲の動きを制限したり、脊柱内にある神経系の重要な構成要素を脅かす脊椎病状を引き起こす結果となりうるものである。
【0007】
そのような病状は、1以上の椎骨の固定化を含み、様々な治療法の介在によって治療されうる。人工部品(artificial assemblies)を脊柱内及び脊柱上に埋め込むことによって、上記固定化を達成する様々なシステムが提案されてきた。これらの部品は、前方部、後方部、或いは側面部の移植片として、脊椎に関連した位置によって分類され得るものである。前方及び側面部品は、一般的に、単に2、3の隣接する椎体を支持する短い構造で構成されている。逆に、後部移植片は、脊椎の短長のセグメント双方を安定化させるための、複数対の細長の垂直に配置されたロッドで構成されることがある。典型的には、そのような後部ロッドは、薄片(lamina)12の下を滑るフック、横突起への付着手段を介して、及び/又は椎弓根を貫いて挿入されるネジ(椎弓根ネジ)によって、脊柱の後に接続される。
【0008】
幾つかの事例では、強化されたねじれ剛性をロッドに与えることが望ましい。そのような場合、ロッドの軸に対して共に横断するロッドを接続する架橋結合器具又はコネクタが通常用いられる。具体的な器具及びコネクタが、エリコ(Errico)他発明の米国特許5,885,284、アシャー(Asher)他発明の米国特許5,084,049、エリコ(Errico)他発明の米国特許5,752,955、ホエック(Hoeck)他発明の米国特許6,136,003、ドルモンド(Drummond)他発明の米国特許6,113,600、及びマーティン(Martin)他発明の米国特許5,368,594に示されている。修正或いは拡張工程のような他の事例では、コネクタを用いて新しい金属品を既存のロッドやプレートに接続することが望ましい。具体的な器具及びコネクタは、DePuy Acromed(例えば、Moss Miami軸コネクタやIsola Avalロッドコネクタ)やSofamor Danek(例えば、CROSSLINK(登録商標)マルチスパンプレートやオフセットプレート、TSRHオフセットプレート、CD Hirizon 軸/ドミノコネクタ)から市販されている。コネクタの設計を考える際に、問題として、そのサイズ(コネクタは脊椎付近の体内に埋め込まれるので、患者にとって快適で邪魔にならないようにするためにそれは比較的少量となるようにすべきである)やその移植しやすさ(個々のロッドのコネクタへの取り付け易さ及び手術中における患者や医者に対して、適応のし易さを含むものである)が含まれる。(a)これらのコネクタが使われる多くの異なる手術工程があり、(b)異なる外科医はコネクタ構造に関して異なる好みを有しているので、個々の外科医のニーズに合いうる新しいコネクタの構造を提供することが望まれる。
【特許文献1】
米国特許5,885,284号公報
【特許文献2】
米国特許5,084,049号公報
【特許文献3】
米国特許5,752,955号公報
【特許文献4】
米国特許6,136,003号公報
【特許文献5】
米国特許6,113,600号公報
【特許文献6】
米国特許5,368,594号公報
【発明の開示】
【0009】
本発明に関するコネクタの実施形態は、異なる外科的ニーズや複数の骨固定器具(例えば、椎骨間のロッドやプレート)を相互接続するための技術に対応するように構成される。第1の側面として、本発明は、それぞれが本体部と結合突起と少なくとも2つの骨固定ロッドのそれぞれ1つを嵌合するようになされた凹部とを含む第1及び第2の結合部材と、第1及び第2の保持部材と、ファスナー(留め具)とを備えるコネクタに関する。結合部材の本体部分は、ロッドの縦軸に略垂直な縦軸を有するアパチャを含み、第1及び第2の結合部材の結合突起はアパチャを含み、第1の結合部材の結合突起は第2の結合部材の結合突起と重なり、それらのそれぞれのアパチャが概ね軸方向に一列に並ぶようになる。第1及び第2の保持部材はそれぞれ、それぞれのロッドに嵌合する第1及び第2の結合部材の本体部アパチャに挿入される。ファスナーは第1及び第2の結合部材の結合突起アパチャを介して挿入される。ファスナーが閉められた状態にあるときには、第1及び第2の結合部材は相互回転しないようになされ、ファスナーが緩んだ状態にあるときには、第1及び第2の結合部材は、それらの本体部アパチャの縦軸に概ね平行な回転軸に関して回転するように解放されている。この構成では、コネクタは患者(subject)の前頭面で操作されて平行でないロッドを相互接続することができ、ロッドは固定され、コネクタは脊椎上から外科医が簡単に締めることができる。
【0010】
第2の側面として、少なくとも2つの骨固定ロッドを相互接続できる本発明のコネクタは、本体部と、結合突起と、第1の骨固定ロッドを嵌合させるようにする凹部と、拡張シャフトと、ファスナーとを備えている。本体部の結合突起は、第1のロッドの縦軸に概ねすい垂直な縦軸を有するアパチャを備えている。拡張シャフトは、溝(スロット)のある柄(シャンク)を有し、その柄は結合アパチャに挿入され、それに対して回転可能になっており、溝は第2の骨固定ロッドを受けるようになされている。ファスナーは、拡張シャフトの柄と嵌合する。ファスナーが締まった状態にあるときには、ファスナーと柄と結合突起は第2のロッドと勘合し、それらの相対的な動きを防止する。好ましくは、ファスナーが緩められた状態にあるときには、第2の骨固定ロッドは解放され、ロッドの縦軸に平行な結合突起に対して滑るようになっている。保持部材(例えば、位置決めネジ)は、凹部における第1のロッドを固定するために用いることができるものである。このコネクタの実施形態によってまた、外科医は脊椎上から骨固定ロッドを固定することができるようになる。
【0011】
第3の側面として、骨固定ロッドを相互接続するための本発明によるコネクタは、第1及び第2の結合部材と、第1及び第2の保持部品と、ファスナーを備えている。第1及び第2の結合部材のそれぞれは、本体部と、結合突起と、それぞれのロッドと嵌合するようにされるロッドポケットとを含んでいる。第1及び第2の結合部材の結合突起のそれぞれはアパチャを有し、第1の結合部材の結合突起は第2の結合部材の結合突起に重なり、それらのそれぞれのアパチャが概ね軸方向に並べられるようになる。第1及び第2の結合部材のロッドポケットは、本体部上に配置され、第1及び第2のロッドポケットの間に配置される軸に概ね平行な第1の方向に向いている複数の開口部を有する。第1及び第2の保持部品(例えば、位置決めネジ)は、それぞれの骨固定ロッドを固定する第1及び第2の結合部材のロッドポケットとそれぞれ上から結合する。ファスナーは、第1及び第2の結合部材の結合突起を介してアパチャに挿入される。この構成によりまた、外科医は下から骨固定ロッドを嵌合させながら、上から骨固定ロッドを固定することができるようになる。
【0012】
第4の側面として、骨固定ロッドを相互接続するための本発明によるコネクターの実施形態は、本体部と、第1及び第2のロッドポケットと、第1及び第2の保持部品とを備えている。ロッドポケットのそれぞれは、本体部上に配置され、ロッドの縦軸に概ね平行な方向に向いている複数の開口部を有する。第1のロッドポケットは回転可能なように本体部の一端にとりつけられ、第1のロッドポケットが少なくとも2つの回転軸上で本体部に対して回転可能なようになっている。第1及び第2の保持部品は、それぞれのロッドを肯定するための第1及び第2の結合部材のロッドポケットのそれぞれと上から結合するものである。このコネクターの構成により、外科医はロッドポケットの位置と角度を調整してロッドの位置要件を満たすことができ、脊椎の上からロッドを締めて固定する性能を維持しながらロッドの下から位置・確度調整ができるようになる。
【0013】
第5の側面として、骨固定ロッドを相互接続させるための本発明によるコネクタの実施形態は、本体部と、カバー部と、クランプ部品とを備えている。本体部は一対の凹部を有し、それぞれの凹部はそれぞれのロッドと嵌合するように構成され、さらに本体部は柱(ポスト)(好ましくはねじ山が形成されていること)を備えている。カバー部は本体部と重なり、一対の凹部を有しており、それぞれの凹部は、本体部の柱(ポスト)を受けるアパチャと同様に、それぞれの本体部の凹部と並び、それぞれのロッドと嵌合するように構成されている。クランプ部品は、本体部の柱を受けるアパチャ(これも好ましくはねじ山が形成されていること)を有している。クランプ部品は、それがカバー部に圧力を与える締まった状態まで可動なものであり、それによって、カバー部と本体部との間のロッドを締めるようにしている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、発明の最良の実施形態を示しながら本発明をより詳細に説明する。しかしながら、本発明は、これと異なる形態でもよく、ここで述べる実施形態に限定されるように解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、この記載が完全で完成したものであり、それによって当業者に発明の権利範囲を完全に伝えるように提供されるものである。図面において、同じ番号は同じ構成要素を指しているものとする。構成部品の厚さや寸法は、明確化のために多少誇張されているものもある。
【0015】
さて図面を参照すると、100で広範に指定されているコネクターが図4及び5に示されている。コネクター100は、第1の結合部材102、第2の結合部材120及びボルト138を備えている。これらの構成部品については、以下に詳細に説明する。
【0016】
第1の結合部材102は、本体部104とフィンガー部108と結合突起114とを有している。本体部104は、概ねウェッジ型をなしており、一対のアパチャを有し、そのそれぞれは各縦軸A1、A2を有している。フィンガー部108は、本体部104の一端から伸びている。フィンガー部108の解放端と本体部104の下方端は開口部110を形成しており、この開口部110は、フィンガー部108の弓形上方面108a及び本体部104の略平坦な下方面104aによって規定される凹部111につながっている。2つの位置決めネジ112はアパチャ106まで伸びている。位置決めネジ112のヘッド112aは緩んだ状態にあるときには本体部104よりも上に出ており、位置決めネジ112の柄(シャンク)112bは凹部111まで伸びている。結合突起114は、フィンガー部108とは概ね反対側の方向に、本体部104の下方領域114aから離れるように伸びている。結合突起部114は上面が鋸歯状の縁となっている。ネジ山が形成されているアパチャー116は結合突起部114を貫通している。アパチャ116の縦軸A3は、軸A1及びA2と概ね平行である。結合突起部114は切断部118を有している。
【0017】
第2の結合部材120は、結合突起部の位置及び構成以外については、第1の結合部材102の鏡像とも言うべきものである。より詳しくは、第2の結合部材120は、ねじ山が形成されたアパチャ124のある本体部122と、本体部122と共に凹部129への開口部128を形成するフィンガー部126と、アパチャー124を通る位置決めネジとを備えている。第2の結合部材120の結合突起132は、フィンガー部126とは概ね反対の方向に、本体部122の上方領域122aから伸びるものである。結合突起132はその下方面上に、第1の結合部材102の結合突起部114の鋸歯状の縁とかみ合うように構成される鋸状歯を有している。ねじ山の形成されていないアパチャ134は、結合突起132を貫通しており、その縦軸A4は軸A3と略一致するものである。第2の結合部材120が第1の結合部材102に取り付けられるときには、結合突起部132は結合突起部114に重なる。また、結合突起部132は、第1の結合部材102の凹部109と相互に補充しあい、またその中で重なっている。結合突起部114は、第2の結合部材120の凹部135と相互に補充しあい、またその中で重なっている。
【0018】
ボルト138はヘッド部140とねじ山が形成された柄(シャンク)142を有している。柄142はアパチャ134を通り、アパチャ116においてねじ山で受け止めるようにして、ヘッド部140が結合突起132より上にあるようにしている。
【0019】
図4で分かるように、コネクター100は、患者(subject)の椎骨に搭載された2つのロッド150、152に取り付けることができる。たいていの場合では、コネクター100は、ボルト138のヘッド140が脊椎とは面をそむけるように位置付けられるものである。それぞれの椎骨にロッド150及び152を取り付けると、コネクター100は、ロッド150の一方が凹部111と嵌合し、ロッド150の他方が凹部129と嵌合するように配置される。いずれの場合にもロッド150及び152は、第1及び第2の結合部材102及び120の側面に配置される開口部110及び128を介して、それぞれの凹部111及び129に挿入することができる。ボルト138は緩んだ状態にあり、それによって第1及び第2の結合部材102及び120が軸A3及びA4について互いに対して回転して(すなわち、第1及び第2の結合部材102及び120は解放されて前頭面内で互いに対して回転するようになっている。)平行でないロッド150及び152を収容することができるようになっている。
【0020】
ロッド150及び152がそれぞれの凹部111及び129内に配置されると、それらは位置決めネジ112及び130を締めることによってその中で固定される。とりわけ、位置決めネジ112及び130は、その締めるべきヘッドがボルト138のヘッド140と同様、同じ方向(即ち、脊椎に背を向けるように)を向くように配置される。この配置は通常、位置決めネジ112及び130のヘッドが外科医の方に向き、それによって位置決めネジ112及び130を締めやすくなるようになっている。
【0021】
位置決めネジ112及び130が締められると、ボルト138はアパチャ116内にきつく締められ、結合突起114及び132が強制的に一体化させられる。結合突起112及び130のネジ締めによって鋸状歯115及び133が重なり合い、かみ合い、それによって、第1及び第2の部材102及び120が相対的に回転することを防止している。位置決めネジ112及び130のヘッドと同様、ボルト138のヘッド140も締めやすいように外科医の方に向いている。
【0022】
コネクター100が、上述とは異なる一連の工程においてもロッド150及び152に取り付けることができるのは、勿論である。例えば、ロッドの一方又は双方は、患者(subject)の椎骨へロッドを取り付ける前に、コネクター100に取り付けることもできる。また、ボルト138は、位置決めネジ112及び130を締める前に、締めることもできる。或いは、ボルト138及び/又は位置決めネジ112及び130は、挿入中はフルトルク未満まで締められ、そして前構成部品が挿入されるとより高トルク値まで締められるようにしてもよい。当業者であれば、挿入に関する他の一連の工程でも適切であることは理解できよう。
【0023】
特に、コネクター100は、凹部の中心(即ち、ロッド150及び152の中心が凹部111及び129内にある位置)が本体部104及び122の上端面に対して略同じ深さに配置されるように、構成される。これは、結合突起部114及び130のオフセットした関係に起因するものであり、その関係においては結合突起部114は本体部104の下方部分から伸びており、一方結合突起部130は本体部122の上方部分から伸びている。ロッド150及び152の中心が、患者(subject)において略同じ深さに配置されるので、コネクター100は、オフセット設計がなされていない従来のコネクターよりも、患者(subject)の背中の皮膚表面からくぼんだところに置くことが可能となる。
【0024】
結合部材102及び120のそれぞれは通常、単一の構成部品として形成され、好ましくは、チタン、チタン合金(例えばTi−6Al−7Nb)、ニッケルチタン合金、コバルトクロム合金、その他適切な金属材料によって形成される。たいていの場合、ロッド150及び152は、患者(subject)の同じ側に配置される、即ち、患者(subject)の椎骨の棘突起によって規定される平面と同じ側に配置される。従って、コネクター100の寸法は比較的小さいままであり、通常、凹部111及び129の中心間の距離は約0.35インチから約1.2インチの間にある。この距離は、本体部104及び122における補助凹部内で結合突起114及び132を重ね合せることによってある程度減らすことができる。凹部111及び129の深さ(凹部の前方部から後方部までの深さ)は、好ましくは約0.3インチから1インチの間である。
【0025】
当業者であれば、ここで具体化されたものとは異なるコネクターの他の実施形態もまた適切であることは認識するであろう。例えば、鋸状歯面115及び133は、相対的回転動作を防止するザラザラ面やギザギザ面や他の組み合わせるための形で置き換えることができる。一対の位置決めネジ112は、単一の位置決めネジやボルトや他の保持部材で置き換え可能である。ボルト138は、ネジやボルト/ナットコンビネーションや他のファスナー(締め具)で置き換え可能である。
【0026】
図6及び7を参照すると、そこには参照番号200で広範に指定された他のコネクターの実施形態が示されている。コネクター200は、本体部204とフィンガー部208と結合突起214とを備えている。本体部204は、概ねウェッジ型をしており、一対のアパチャ206を有し、そのそれぞれは各縦軸B1及びB2を備えている。フィンガー部208は、本体部204の一端から伸びている。フィンガー部208の解放端と本体部204の下方端とは開口部210を構成しており、この開口部210はフィンガー部208の弓形の下方表面208aと本体部204の略平坦な上方表面204aとによって規定される凹部211につながっている。2つの位置決めネジはアパチャ206を通っており、位置決めネジのヘッド部212aは、緩んだ状態にあるときは本体部204の上にあり、位置決めネジ212の柄212bは凹部211に達している。
【0027】
結合突起214は、フィンガー部208とは略反対方向に、本体部204の下方部分から離れるように伸びている。結合突起部214は、その縦軸B3が軸B1及びB2と概ね平行な、ねじ山が形成されているアパチャ216を備えている。
【0028】
延長シャフト220は、溝224と外ねじ山226を有する柄222を含んでいる。延長シャフト220は、柄220のねじ山が形成された端部がコネクター200のアパチャ220に挿入されるように構成される。図示された延長シャフト220は、”折り取り(break-off)”態様に関し、それは、ナット230の挿入後に折って(snap off)患者(subject)の体の中にスペースを確保するようにできるタブ228を備えている。
【0029】
図6及び7に示されるように、コネクター200と延長シャフト220は、2つのロッド232及び234を相互接続するために用いられる。ロッド232及び234が患者(subject)の体に取り付けられた後、延長シャフト220は、溝224がロッド234を収容できるような位置を取るまで、アパチャ216(その中では回転自在である)に挿入される。ロッド232は、側面開口部210を介して凹部211に挿入され、コネクター200に対して上述の方法で固定される。ナット230はその後、延長シャフト220の外ねじ山226にかみ合って挿入され、柄222の溝224内でロッド234を固定するように締め付けられる。このように、コネクター200は、2つのロッドを相互接続して脊椎に対する付加的安定性を確保し、そして前頭面において調整可能となっている。コネクター200に関し、コネクター200、ロッド232及び234の挿入についての他の一連の工程も適するものである。
【0030】
コネクター100のように、コネクター200も、位置決めネジ212とナット230が全て脊椎とは反対方向を向いていて、外科医が締め付けるのに便利となっているので、外科医が挿入し固定するのに比較的単純なものとなっている。また、コネクター200によりロッド232及び234の中心を、前述のように望ましいとされるが、患者(subject)の体内で実質的に同じ深さに配置することが可能であることは注目に値するものである。
【0031】
コネクター200は好ましくは、単一の構成部品として形成され、好ましくは、チタン、チタン合金(例えばTi−6Al−7Nb)、ニッケルチタン合金、コバルトクロム合金、その他適切な金属材料で形成されるのがよい。その寸法は通常、ロッド中心が焼く0.35インチと約1.2インチの間で分離され、凹部の深さは約0.3インチと1インチの間である。
【0032】
コネクター200に関する別の実施形態は、位置決めネジの代わりにネジ又はボルトを用い、ナット230の代わりにジャムナット又は位置決めネジを有するものである。もちろん、これらの別の実施形態では、延長シャフトは、選択された締め具(ファスナー)と結合する内部のねじ山又は他の突起部/凹部を備えているようにしてもよい。また、図8及び9で示され、250で広範に指定される別の実施形態は、本体部254における凹部253によって形成される2要素の”つめ(claw)”252とカバー部256における凹部255とを有している。つめ252は、位置決めネジ257によって共に保持されている。コネクター250の残りの構成は、コネクター200のそれと整合性のあるものとなっており、コネクター200に関する上述の議論及びその別の形態は同様に、コネクター250にも適用可能なものである。
【0033】
300で広範に指定される、他のコネクターの実施形態が図10及び11に示されている。コネクター300は第1及び第2の結合部材302及び320並びにボルト334を備えている。これらの構成部品についてはさらに以下で説明する。
【0034】
第1の結合部材302は、ポケット306が取り付けられる本体部304を備えている。ポケット306は、側壁307及び下盤307aによって規定され、下盤307aの反対側は開口308となっている。軸C1が下盤307aから開口308にかけて伸びている。位置決めネジ310は開口308にうまく嵌り、ポケット306を閉じるようになっている。結合突起部312は、本体部304の下方部分304aからポケット306を離れる方向に伸びている。結合突起部312は縦軸C2を有するねじ山が形成されたアパチャ314を備えている。結合突起部312はまた、その上表面に複数の小突起(knurls)316を備えている。
【0035】
第2の結合部材320は、本体部322と、側壁325及び下盤325aによって形成されるポケット324とを有している。開口326は下盤325aとは反対側に、側壁325によって規定され、軸C3は下盤325aから開口326にかけて伸びている。位置決めネジ328は開口326に配置されてポケット326を閉じるものである。結合突起部330は、本体部322の上方部分330aから出ており、ポケット324から離れるように伸びている。結合突起部330は、アパチャ314に重なり合う細長のアパチャ332を有し、そのアパチャ332の縦軸C4は縦軸C2と概ね平行である。結合突起部330はまた、結合突起部330が結合突起部312に重なると結合突起部312の複数の小突起316と嵌り合う複数の小突起333をその下方面に有している。
【0036】
ボルト334はアパチャ332に挿入され、アパチャ314のねじ山で固定される。ボルト334は、その柄336の半径がアパチャ332の幅よりも小さくなるようなサイズになっている。緩んだ状態では、第1及び第2の結合部材302及び320は、軸C1及びC2について回転自在及び互いに側面にそっては移行移動自在(すなわち、ポケット306及び324間の距離が増加又は減少可能なように)になっている。通常、ポケット306及び324の中心間の距離は、約0.35と約1.2インチの間の範囲にある。
【0037】
使用時は、コネクター300は患者(subject)の体の中に挿入され、ロッド340及び342はポケット306及び324内で固定されるようになっている。このことは、適切な場所に位置決めネジ310及び328が無くても、ロッド340及び342の下にコネクター300を配置する(すなわち、ポケット306及び324が脊椎とは反対方向であって、外科医の方に向かっている)ことによって達成される。そして、ボルト334はきつく締められ、第1及び第2の結合部材302及び320が互いに動くことを防止するようにしている。この動きはさらに、第1及び第2の結合部材302及び320の結合突起部312及び330上の複数の小突起315及び333の相互作用によっても防止される。位置決めネジ310及び328は、開口308及び326に配置され、締められて適切な場所でロッド340及び342を固定する。なお、当業者なら、コネクター300とロッド340及び342を挿入するための他の一連の工程もまた適合することを認識するであろう。
【0038】
当業者ならコネクター300の別の構成もまた用いられることを認識するであろう。例えば、位置決めネジは、ポケット306及び324の側壁307及び325の外表面のねじ山にかみ合うジャムナット又はナットで置き換え可能である。ボルト334は、ネジや他のねじ山を有する締め具(ファスナー)で置き換え可能である。第2の結合部材320の結合突起部330の細長アパチャ332は、第1及び第2の結合部材302及び320の相対平行移動が必要とされず又は所望のものとされない場合には、細長でなくてもよい。また、別の表面の形状(例えば、ザラザラの結合面)も、小突起部315及び333の代わりに結合突起部312及び330に用いることができる。
【0039】
結合部材302及び320のそれぞれは通常、単一の構成部品として形成され、好ましくは、チタン、チタン合金(例えばTi−6Al−7Nb)、ニッケルチタン合金、コバルトクロム合金、その他適切な金属材料によって形成される。たいていの場合、ロッド340及び342は、患者(subject)と同じ側に配置される、即ち、患者(subject)の椎骨の棘突起によって規定される平面と同じ側に配置される。従って、コネクター300の寸法は比較的小さいままであり、通常、ポケット306及び324の中心間の距離は、約0.35インチから約1.2インチの間にある。
【0040】
400で広範に指定された、さらなるコネクターの実施形態が図12及び13に示されている。コネクター400は、本体部402と固定(stationary)ポケット404と回転ポケット408とを備えている。固定ポケット404は、本体部402の一端に配置され、側壁404a及び下盤404bによって規定される。側壁404aは、下盤404bとは反対側の開口404cを規定するものである。位置決めネジ405はポケット内で受け止められ、開口404cをカバーする。
【0041】
本体部402は、固定ポケット404とは反対側端にボール406を有している。回転ポケット408は、ソケット410を介してボール406に回転可能なように取り付けられ、そのソケット410によってポケット408は複数の回転軸について本体部402に対して回転することができる。回転408はまた、側壁408a及び下盤408bを備えている。側壁408aは下壁408bの反対側の開口409を規定する。位置決めネジ412はポケット内で受け止められ、開口409をカバーする。
【0042】
動作中、コネクター400は、コネクター300と同じ方法で患者(subject)の体に配置される。つまり、コネクター400は、本体部402がポケット404及び408の開口404c及び409よりも患者(subject)の脊椎に近い所にあるように配置される。開口404c及び409から位置決めネジ405及び412が取り除かれると、ロッド420及び422はポケット4040及び408内に挿入することができ、回転ポケット408は固定ポケット404に対して複数の異なる方向に回転し、ロッド420に対してロッド422の位置及び/又は角度に合せて調節できるようになっている。一旦ロッド420及び422がそれらのそれぞれのポケット404及び408に挿入されると、それらは開口404c及び409内で位置決めネジ405及び412を挿入しきつく締めることによって固定される。位置決めネジ412をきつく締めることによってもまた、回転ポケット408が本体部402に対してさらに回転することを防止することができる。コネクター400は位置決めネジ405及び412を外科医に向けることができ、それによってネジをきつく締めることが容易になり、結果として、ロッド420及び422に対してコネクター400を固定することができる。上述の他のコネクターの実施形態と同様に、コネクター400とロッド420及び422の患者(subject)の体に挿入するための一連の工程はさまざまである。
【0043】
当業者ならコネクター400の別の構成も適切に使用することができると認識するであろう。例えば、位置決めネジは、ポケット404及び408の側壁404a及び408aの外面にねじ山が生成されたジャムナット又はナットで置き換えることができる。また、ボール406は、回転ポケットが好適な方向にロックされ得るような異なる構成を採ることもできる。
【0044】
通常、本体部402(ボール406付)と固定ポケット404は、単一の構成部品として形成される一方、回転ポケット408は別々の構成部品として形成される。これらの構成部品双方とも好ましくはチタン、チタン合金(例えばTi−6Al−7Nb)、ニッケルチタン合金、コバルトクロム合金、その他適切な金属材料によって形成される。コネクター400の寸法は通常、ポケット404及び408の中心間の距離は、約0.35インチから約1.2インチの間にあり、回転ポケット408が前頭面(coronal plane)で約0度から約270度の範囲で、矢状面(sagittal plane)で約0度から約360度の範囲で、横断面で約0度から約360度で軸回転できるようになっている。
【0045】
500で広範に示される、本発明のさらに別のコネクターの実施形態が図14及び15に示されている。コネクター500は、無調整式コネクター(即ち、回転及び縦移動に関して)であり、本体部502とカバー部510とナット516を備えている。本体部502は、互いに反対側に配置されている一対の上向きの凹部504a及び504bを有している。外にねじ山が形成された柱(post)506は、本体部502の中心に立っている。カバー部510は、一対の下向き凹部512a及び512bと中心に位置するアパチャ514を有している。ナット516は内部にねじ山が形成され、柱506を受け止めるようなサイズとなっている。
【0046】
患者(subject)の体内で使用する際、ロッド518及び520はそれぞれの凹部504a及び504bに配置され、本体部502は患者の脊椎に取り付けられる2つのロッド518及び520を支えるように配置される。そして、カバー部510は本体部502を覆うように配置され、そのとき柱506はアパチャ514を介して伸びて、凹部512a及び512bはロッド518及び520を支えるようになっている。そしてナット516は、柱506のねじ山に噛み合いってコネクター500内でロッド518及び520を固定する。
【0047】
柱506及びアパチャ514の別の構成として、コネクター500’についての図16及び17で示されるように、柱506’はスロット520を備え、カバー部510’はスロット内で受け止められるブリッジ522を備えている。
【0048】
本体部502及びカバー部510は通常、単一の構成部品として形成され、好ましくはチタン、チタン合金(例えばTi−6Al−7Nb)、ニッケルチタン合金、コバルトクロム合金、その他適切な金属材料によって形成される。ロッド518及び520の中心間の距離は、好ましくは、約0.35インチと1.2インチの間となっている。
【0049】
本発明のコネクターは脊椎矯正に用いられるようにここでは具体化されているが、当業者なら、それらはまた他の整形外科の工程を調整したり補完したりするのにも用いることができると理解するであろう。また、そのような工程は通常人間の患者に施されるが、獣外科医もまたこれらのコネクターの使用により利益を享受すると思われる。
【0050】
上述の記載は、本発明の具体例を示したものであり、本発明はそれらに限定されるものではない。本発明の具体的実施形態を説明してきたが、当業者であれば、本発明の新規開示部分及び利点から実質的に逸脱しない範囲で、多くの変更・修正が本発明の具体的実施形態になすことができることは速やかに理解するであろう。従って、そのような全ての変更は本発明の権利範囲に含まれるものとされる。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】人間の脊椎の椎骨を上から見た図である。
【図2】人間の脊椎の一連の椎骨を側面から見た図である。
【図3】人間の脊椎の一連の椎骨を後部から見た図である。
【図4】2つの骨固定ロッドを結合する本発明のコネクターの実施形態を示す透視図である。
【図5】図4のコネクターの実施形態の分解透視図である。
【図6】2つの骨固定ロッドを結合する本発明のコネクターの別の実施形態を示す透視図である。
【図7】図6のコネクターの実施形態の分解透視図である。
【図8】2つの骨固定ロッドを結合する本発明のコネクターの追加の実施形態を示す透視図である。
【図9】図8のコネクターの実施形態の分解透視図である。
【図10】2つの骨固定ロッドを結合する本発明のコネクターのさらなる実施形態を示す透視図である。
【図11】図10のコネクターの実施形態の分解透視図である。
【図12】2つの骨固定ロッドを結合する本発明のコネクターのさらに別の実施形態を示す透視図である。
【図13】図12のコネクターの実施形態の分解透視図である。
【図14】2つの骨固定ロッドを結合する本発明のコネクターのさらに別の実施形態を示す透視図である。
【図15】図14のコネクターの実施形態の分解透視図である。
【図16】2つの骨固定ロッドを結合する本発明のコネクターのまたさらに別の実施形態を示す透視図である。
【図17】図16のコネクターの実施形態の分解透視図である。
【0001】
本発明は、一般に、脊柱、その他の骨及び関節を矯正するための器具に関し、より詳しくは、そのような器具のコネクターに関するものである。
【背景技術】
【0002】
大人の人間の脊柱の骨や結合組織は、20以上の不連続の骨を有する上部(頚部、胸部、及び腰部)と仙骨と尾骨からなる下部とから構成される。上部の複数の骨は、概して同様な形をしており、その複数の骨のサイズは、脊椎に沿って下方に小から大に徐々に変化している。
【0003】
椎骨は互いに、前方円板と2つの後部面関節からなる三結合複合体によって結合されており、隣接した骨間の前方円板は椎骨間円板と呼ばれる軟骨のスペーサによって衝撃が和らげられている。今、図1、2及び3(米国特許番号5,885,284の図1乃至3のを参照すると、脊柱の典型的な椎骨の上部、側面部、及び後部の図がそれぞれ示されている。脊髄が中心管10に収納され、薄片(lamina)12と呼ばれる骨の外皮によって後部面から保護されている。薄片12は、3つの大きな突出部を有している。これらのうち2つは、側端から側面に沿って伸びており、横突起14と呼ばれている。3つ目の突出部は、薄片(lamina)の中心から後方及び下方に伸びており、棘突起16と呼ばれている。薄片12は、脊髄の後部についてのアーチの形を決定するものであり、そのアーチ形は、概ね真直ぐであり、カーブ面15における棘突起16の下で合さる側面部13a及び13bを有している。
【0004】
脊椎の前方部は、一方が他方の上に積み重ねられている一組の概ね円筒の形をした骨を備えている。椎骨のこれらの部位は、椎体20と呼ばれ、椎間円板22によって他からそれぞれ分離されている。椎弓根24は、前方椎体20を対応する薄片(lamina)12並びに横突起14及び棘突起16につなぐ骨橋である。
【0005】
特に、図3を参照すると、椎骨を積み重ねた状態を後部から見た図が示されている。図3で示されるように、それぞれの椎骨は、脊柱管10への開口部の両側面上で面関節19を介して上下に接続されている。
【0006】
全体として、脊柱は、すぐそばに無数の周辺神経や動脈及び静脈を有する神経系の重要な構成要素を収容し保護する点で、非常に複雑なものである。これらの複雑さにもかかわらず、脊椎は非常にフレキシブルな構造を有し、広範囲の動きを介して高角度の湾曲及び回転が可能である。しかしながら、遺伝的及び発育上の異常、後遺症、慢性ストレス、腫瘍や疾病は、広範囲の動きを制限したり、脊柱内にある神経系の重要な構成要素を脅かす脊椎病状を引き起こす結果となりうるものである。
【0007】
そのような病状は、1以上の椎骨の固定化を含み、様々な治療法の介在によって治療されうる。人工部品(artificial assemblies)を脊柱内及び脊柱上に埋め込むことによって、上記固定化を達成する様々なシステムが提案されてきた。これらの部品は、前方部、後方部、或いは側面部の移植片として、脊椎に関連した位置によって分類され得るものである。前方及び側面部品は、一般的に、単に2、3の隣接する椎体を支持する短い構造で構成されている。逆に、後部移植片は、脊椎の短長のセグメント双方を安定化させるための、複数対の細長の垂直に配置されたロッドで構成されることがある。典型的には、そのような後部ロッドは、薄片(lamina)12の下を滑るフック、横突起への付着手段を介して、及び/又は椎弓根を貫いて挿入されるネジ(椎弓根ネジ)によって、脊柱の後に接続される。
【0008】
幾つかの事例では、強化されたねじれ剛性をロッドに与えることが望ましい。そのような場合、ロッドの軸に対して共に横断するロッドを接続する架橋結合器具又はコネクタが通常用いられる。具体的な器具及びコネクタが、エリコ(Errico)他発明の米国特許5,885,284、アシャー(Asher)他発明の米国特許5,084,049、エリコ(Errico)他発明の米国特許5,752,955、ホエック(Hoeck)他発明の米国特許6,136,003、ドルモンド(Drummond)他発明の米国特許6,113,600、及びマーティン(Martin)他発明の米国特許5,368,594に示されている。修正或いは拡張工程のような他の事例では、コネクタを用いて新しい金属品を既存のロッドやプレートに接続することが望ましい。具体的な器具及びコネクタは、DePuy Acromed(例えば、Moss Miami軸コネクタやIsola Avalロッドコネクタ)やSofamor Danek(例えば、CROSSLINK(登録商標)マルチスパンプレートやオフセットプレート、TSRHオフセットプレート、CD Hirizon 軸/ドミノコネクタ)から市販されている。コネクタの設計を考える際に、問題として、そのサイズ(コネクタは脊椎付近の体内に埋め込まれるので、患者にとって快適で邪魔にならないようにするためにそれは比較的少量となるようにすべきである)やその移植しやすさ(個々のロッドのコネクタへの取り付け易さ及び手術中における患者や医者に対して、適応のし易さを含むものである)が含まれる。(a)これらのコネクタが使われる多くの異なる手術工程があり、(b)異なる外科医はコネクタ構造に関して異なる好みを有しているので、個々の外科医のニーズに合いうる新しいコネクタの構造を提供することが望まれる。
【特許文献1】
米国特許5,885,284号公報
【特許文献2】
米国特許5,084,049号公報
【特許文献3】
米国特許5,752,955号公報
【特許文献4】
米国特許6,136,003号公報
【特許文献5】
米国特許6,113,600号公報
【特許文献6】
米国特許5,368,594号公報
【発明の開示】
【0009】
本発明に関するコネクタの実施形態は、異なる外科的ニーズや複数の骨固定器具(例えば、椎骨間のロッドやプレート)を相互接続するための技術に対応するように構成される。第1の側面として、本発明は、それぞれが本体部と結合突起と少なくとも2つの骨固定ロッドのそれぞれ1つを嵌合するようになされた凹部とを含む第1及び第2の結合部材と、第1及び第2の保持部材と、ファスナー(留め具)とを備えるコネクタに関する。結合部材の本体部分は、ロッドの縦軸に略垂直な縦軸を有するアパチャを含み、第1及び第2の結合部材の結合突起はアパチャを含み、第1の結合部材の結合突起は第2の結合部材の結合突起と重なり、それらのそれぞれのアパチャが概ね軸方向に一列に並ぶようになる。第1及び第2の保持部材はそれぞれ、それぞれのロッドに嵌合する第1及び第2の結合部材の本体部アパチャに挿入される。ファスナーは第1及び第2の結合部材の結合突起アパチャを介して挿入される。ファスナーが閉められた状態にあるときには、第1及び第2の結合部材は相互回転しないようになされ、ファスナーが緩んだ状態にあるときには、第1及び第2の結合部材は、それらの本体部アパチャの縦軸に概ね平行な回転軸に関して回転するように解放されている。この構成では、コネクタは患者(subject)の前頭面で操作されて平行でないロッドを相互接続することができ、ロッドは固定され、コネクタは脊椎上から外科医が簡単に締めることができる。
【0010】
第2の側面として、少なくとも2つの骨固定ロッドを相互接続できる本発明のコネクタは、本体部と、結合突起と、第1の骨固定ロッドを嵌合させるようにする凹部と、拡張シャフトと、ファスナーとを備えている。本体部の結合突起は、第1のロッドの縦軸に概ねすい垂直な縦軸を有するアパチャを備えている。拡張シャフトは、溝(スロット)のある柄(シャンク)を有し、その柄は結合アパチャに挿入され、それに対して回転可能になっており、溝は第2の骨固定ロッドを受けるようになされている。ファスナーは、拡張シャフトの柄と嵌合する。ファスナーが締まった状態にあるときには、ファスナーと柄と結合突起は第2のロッドと勘合し、それらの相対的な動きを防止する。好ましくは、ファスナーが緩められた状態にあるときには、第2の骨固定ロッドは解放され、ロッドの縦軸に平行な結合突起に対して滑るようになっている。保持部材(例えば、位置決めネジ)は、凹部における第1のロッドを固定するために用いることができるものである。このコネクタの実施形態によってまた、外科医は脊椎上から骨固定ロッドを固定することができるようになる。
【0011】
第3の側面として、骨固定ロッドを相互接続するための本発明によるコネクタは、第1及び第2の結合部材と、第1及び第2の保持部品と、ファスナーを備えている。第1及び第2の結合部材のそれぞれは、本体部と、結合突起と、それぞれのロッドと嵌合するようにされるロッドポケットとを含んでいる。第1及び第2の結合部材の結合突起のそれぞれはアパチャを有し、第1の結合部材の結合突起は第2の結合部材の結合突起に重なり、それらのそれぞれのアパチャが概ね軸方向に並べられるようになる。第1及び第2の結合部材のロッドポケットは、本体部上に配置され、第1及び第2のロッドポケットの間に配置される軸に概ね平行な第1の方向に向いている複数の開口部を有する。第1及び第2の保持部品(例えば、位置決めネジ)は、それぞれの骨固定ロッドを固定する第1及び第2の結合部材のロッドポケットとそれぞれ上から結合する。ファスナーは、第1及び第2の結合部材の結合突起を介してアパチャに挿入される。この構成によりまた、外科医は下から骨固定ロッドを嵌合させながら、上から骨固定ロッドを固定することができるようになる。
【0012】
第4の側面として、骨固定ロッドを相互接続するための本発明によるコネクターの実施形態は、本体部と、第1及び第2のロッドポケットと、第1及び第2の保持部品とを備えている。ロッドポケットのそれぞれは、本体部上に配置され、ロッドの縦軸に概ね平行な方向に向いている複数の開口部を有する。第1のロッドポケットは回転可能なように本体部の一端にとりつけられ、第1のロッドポケットが少なくとも2つの回転軸上で本体部に対して回転可能なようになっている。第1及び第2の保持部品は、それぞれのロッドを肯定するための第1及び第2の結合部材のロッドポケットのそれぞれと上から結合するものである。このコネクターの構成により、外科医はロッドポケットの位置と角度を調整してロッドの位置要件を満たすことができ、脊椎の上からロッドを締めて固定する性能を維持しながらロッドの下から位置・確度調整ができるようになる。
【0013】
第5の側面として、骨固定ロッドを相互接続させるための本発明によるコネクタの実施形態は、本体部と、カバー部と、クランプ部品とを備えている。本体部は一対の凹部を有し、それぞれの凹部はそれぞれのロッドと嵌合するように構成され、さらに本体部は柱(ポスト)(好ましくはねじ山が形成されていること)を備えている。カバー部は本体部と重なり、一対の凹部を有しており、それぞれの凹部は、本体部の柱(ポスト)を受けるアパチャと同様に、それぞれの本体部の凹部と並び、それぞれのロッドと嵌合するように構成されている。クランプ部品は、本体部の柱を受けるアパチャ(これも好ましくはねじ山が形成されていること)を有している。クランプ部品は、それがカバー部に圧力を与える締まった状態まで可動なものであり、それによって、カバー部と本体部との間のロッドを締めるようにしている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、発明の最良の実施形態を示しながら本発明をより詳細に説明する。しかしながら、本発明は、これと異なる形態でもよく、ここで述べる実施形態に限定されるように解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、この記載が完全で完成したものであり、それによって当業者に発明の権利範囲を完全に伝えるように提供されるものである。図面において、同じ番号は同じ構成要素を指しているものとする。構成部品の厚さや寸法は、明確化のために多少誇張されているものもある。
【0015】
さて図面を参照すると、100で広範に指定されているコネクターが図4及び5に示されている。コネクター100は、第1の結合部材102、第2の結合部材120及びボルト138を備えている。これらの構成部品については、以下に詳細に説明する。
【0016】
第1の結合部材102は、本体部104とフィンガー部108と結合突起114とを有している。本体部104は、概ねウェッジ型をなしており、一対のアパチャを有し、そのそれぞれは各縦軸A1、A2を有している。フィンガー部108は、本体部104の一端から伸びている。フィンガー部108の解放端と本体部104の下方端は開口部110を形成しており、この開口部110は、フィンガー部108の弓形上方面108a及び本体部104の略平坦な下方面104aによって規定される凹部111につながっている。2つの位置決めネジ112はアパチャ106まで伸びている。位置決めネジ112のヘッド112aは緩んだ状態にあるときには本体部104よりも上に出ており、位置決めネジ112の柄(シャンク)112bは凹部111まで伸びている。結合突起114は、フィンガー部108とは概ね反対側の方向に、本体部104の下方領域114aから離れるように伸びている。結合突起部114は上面が鋸歯状の縁となっている。ネジ山が形成されているアパチャー116は結合突起部114を貫通している。アパチャ116の縦軸A3は、軸A1及びA2と概ね平行である。結合突起部114は切断部118を有している。
【0017】
第2の結合部材120は、結合突起部の位置及び構成以外については、第1の結合部材102の鏡像とも言うべきものである。より詳しくは、第2の結合部材120は、ねじ山が形成されたアパチャ124のある本体部122と、本体部122と共に凹部129への開口部128を形成するフィンガー部126と、アパチャー124を通る位置決めネジとを備えている。第2の結合部材120の結合突起132は、フィンガー部126とは概ね反対の方向に、本体部122の上方領域122aから伸びるものである。結合突起132はその下方面上に、第1の結合部材102の結合突起部114の鋸歯状の縁とかみ合うように構成される鋸状歯を有している。ねじ山の形成されていないアパチャ134は、結合突起132を貫通しており、その縦軸A4は軸A3と略一致するものである。第2の結合部材120が第1の結合部材102に取り付けられるときには、結合突起部132は結合突起部114に重なる。また、結合突起部132は、第1の結合部材102の凹部109と相互に補充しあい、またその中で重なっている。結合突起部114は、第2の結合部材120の凹部135と相互に補充しあい、またその中で重なっている。
【0018】
ボルト138はヘッド部140とねじ山が形成された柄(シャンク)142を有している。柄142はアパチャ134を通り、アパチャ116においてねじ山で受け止めるようにして、ヘッド部140が結合突起132より上にあるようにしている。
【0019】
図4で分かるように、コネクター100は、患者(subject)の椎骨に搭載された2つのロッド150、152に取り付けることができる。たいていの場合では、コネクター100は、ボルト138のヘッド140が脊椎とは面をそむけるように位置付けられるものである。それぞれの椎骨にロッド150及び152を取り付けると、コネクター100は、ロッド150の一方が凹部111と嵌合し、ロッド150の他方が凹部129と嵌合するように配置される。いずれの場合にもロッド150及び152は、第1及び第2の結合部材102及び120の側面に配置される開口部110及び128を介して、それぞれの凹部111及び129に挿入することができる。ボルト138は緩んだ状態にあり、それによって第1及び第2の結合部材102及び120が軸A3及びA4について互いに対して回転して(すなわち、第1及び第2の結合部材102及び120は解放されて前頭面内で互いに対して回転するようになっている。)平行でないロッド150及び152を収容することができるようになっている。
【0020】
ロッド150及び152がそれぞれの凹部111及び129内に配置されると、それらは位置決めネジ112及び130を締めることによってその中で固定される。とりわけ、位置決めネジ112及び130は、その締めるべきヘッドがボルト138のヘッド140と同様、同じ方向(即ち、脊椎に背を向けるように)を向くように配置される。この配置は通常、位置決めネジ112及び130のヘッドが外科医の方に向き、それによって位置決めネジ112及び130を締めやすくなるようになっている。
【0021】
位置決めネジ112及び130が締められると、ボルト138はアパチャ116内にきつく締められ、結合突起114及び132が強制的に一体化させられる。結合突起112及び130のネジ締めによって鋸状歯115及び133が重なり合い、かみ合い、それによって、第1及び第2の部材102及び120が相対的に回転することを防止している。位置決めネジ112及び130のヘッドと同様、ボルト138のヘッド140も締めやすいように外科医の方に向いている。
【0022】
コネクター100が、上述とは異なる一連の工程においてもロッド150及び152に取り付けることができるのは、勿論である。例えば、ロッドの一方又は双方は、患者(subject)の椎骨へロッドを取り付ける前に、コネクター100に取り付けることもできる。また、ボルト138は、位置決めネジ112及び130を締める前に、締めることもできる。或いは、ボルト138及び/又は位置決めネジ112及び130は、挿入中はフルトルク未満まで締められ、そして前構成部品が挿入されるとより高トルク値まで締められるようにしてもよい。当業者であれば、挿入に関する他の一連の工程でも適切であることは理解できよう。
【0023】
特に、コネクター100は、凹部の中心(即ち、ロッド150及び152の中心が凹部111及び129内にある位置)が本体部104及び122の上端面に対して略同じ深さに配置されるように、構成される。これは、結合突起部114及び130のオフセットした関係に起因するものであり、その関係においては結合突起部114は本体部104の下方部分から伸びており、一方結合突起部130は本体部122の上方部分から伸びている。ロッド150及び152の中心が、患者(subject)において略同じ深さに配置されるので、コネクター100は、オフセット設計がなされていない従来のコネクターよりも、患者(subject)の背中の皮膚表面からくぼんだところに置くことが可能となる。
【0024】
結合部材102及び120のそれぞれは通常、単一の構成部品として形成され、好ましくは、チタン、チタン合金(例えばTi−6Al−7Nb)、ニッケルチタン合金、コバルトクロム合金、その他適切な金属材料によって形成される。たいていの場合、ロッド150及び152は、患者(subject)の同じ側に配置される、即ち、患者(subject)の椎骨の棘突起によって規定される平面と同じ側に配置される。従って、コネクター100の寸法は比較的小さいままであり、通常、凹部111及び129の中心間の距離は約0.35インチから約1.2インチの間にある。この距離は、本体部104及び122における補助凹部内で結合突起114及び132を重ね合せることによってある程度減らすことができる。凹部111及び129の深さ(凹部の前方部から後方部までの深さ)は、好ましくは約0.3インチから1インチの間である。
【0025】
当業者であれば、ここで具体化されたものとは異なるコネクターの他の実施形態もまた適切であることは認識するであろう。例えば、鋸状歯面115及び133は、相対的回転動作を防止するザラザラ面やギザギザ面や他の組み合わせるための形で置き換えることができる。一対の位置決めネジ112は、単一の位置決めネジやボルトや他の保持部材で置き換え可能である。ボルト138は、ネジやボルト/ナットコンビネーションや他のファスナー(締め具)で置き換え可能である。
【0026】
図6及び7を参照すると、そこには参照番号200で広範に指定された他のコネクターの実施形態が示されている。コネクター200は、本体部204とフィンガー部208と結合突起214とを備えている。本体部204は、概ねウェッジ型をしており、一対のアパチャ206を有し、そのそれぞれは各縦軸B1及びB2を備えている。フィンガー部208は、本体部204の一端から伸びている。フィンガー部208の解放端と本体部204の下方端とは開口部210を構成しており、この開口部210はフィンガー部208の弓形の下方表面208aと本体部204の略平坦な上方表面204aとによって規定される凹部211につながっている。2つの位置決めネジはアパチャ206を通っており、位置決めネジのヘッド部212aは、緩んだ状態にあるときは本体部204の上にあり、位置決めネジ212の柄212bは凹部211に達している。
【0027】
結合突起214は、フィンガー部208とは略反対方向に、本体部204の下方部分から離れるように伸びている。結合突起部214は、その縦軸B3が軸B1及びB2と概ね平行な、ねじ山が形成されているアパチャ216を備えている。
【0028】
延長シャフト220は、溝224と外ねじ山226を有する柄222を含んでいる。延長シャフト220は、柄220のねじ山が形成された端部がコネクター200のアパチャ220に挿入されるように構成される。図示された延長シャフト220は、”折り取り(break-off)”態様に関し、それは、ナット230の挿入後に折って(snap off)患者(subject)の体の中にスペースを確保するようにできるタブ228を備えている。
【0029】
図6及び7に示されるように、コネクター200と延長シャフト220は、2つのロッド232及び234を相互接続するために用いられる。ロッド232及び234が患者(subject)の体に取り付けられた後、延長シャフト220は、溝224がロッド234を収容できるような位置を取るまで、アパチャ216(その中では回転自在である)に挿入される。ロッド232は、側面開口部210を介して凹部211に挿入され、コネクター200に対して上述の方法で固定される。ナット230はその後、延長シャフト220の外ねじ山226にかみ合って挿入され、柄222の溝224内でロッド234を固定するように締め付けられる。このように、コネクター200は、2つのロッドを相互接続して脊椎に対する付加的安定性を確保し、そして前頭面において調整可能となっている。コネクター200に関し、コネクター200、ロッド232及び234の挿入についての他の一連の工程も適するものである。
【0030】
コネクター100のように、コネクター200も、位置決めネジ212とナット230が全て脊椎とは反対方向を向いていて、外科医が締め付けるのに便利となっているので、外科医が挿入し固定するのに比較的単純なものとなっている。また、コネクター200によりロッド232及び234の中心を、前述のように望ましいとされるが、患者(subject)の体内で実質的に同じ深さに配置することが可能であることは注目に値するものである。
【0031】
コネクター200は好ましくは、単一の構成部品として形成され、好ましくは、チタン、チタン合金(例えばTi−6Al−7Nb)、ニッケルチタン合金、コバルトクロム合金、その他適切な金属材料で形成されるのがよい。その寸法は通常、ロッド中心が焼く0.35インチと約1.2インチの間で分離され、凹部の深さは約0.3インチと1インチの間である。
【0032】
コネクター200に関する別の実施形態は、位置決めネジの代わりにネジ又はボルトを用い、ナット230の代わりにジャムナット又は位置決めネジを有するものである。もちろん、これらの別の実施形態では、延長シャフトは、選択された締め具(ファスナー)と結合する内部のねじ山又は他の突起部/凹部を備えているようにしてもよい。また、図8及び9で示され、250で広範に指定される別の実施形態は、本体部254における凹部253によって形成される2要素の”つめ(claw)”252とカバー部256における凹部255とを有している。つめ252は、位置決めネジ257によって共に保持されている。コネクター250の残りの構成は、コネクター200のそれと整合性のあるものとなっており、コネクター200に関する上述の議論及びその別の形態は同様に、コネクター250にも適用可能なものである。
【0033】
300で広範に指定される、他のコネクターの実施形態が図10及び11に示されている。コネクター300は第1及び第2の結合部材302及び320並びにボルト334を備えている。これらの構成部品についてはさらに以下で説明する。
【0034】
第1の結合部材302は、ポケット306が取り付けられる本体部304を備えている。ポケット306は、側壁307及び下盤307aによって規定され、下盤307aの反対側は開口308となっている。軸C1が下盤307aから開口308にかけて伸びている。位置決めネジ310は開口308にうまく嵌り、ポケット306を閉じるようになっている。結合突起部312は、本体部304の下方部分304aからポケット306を離れる方向に伸びている。結合突起部312は縦軸C2を有するねじ山が形成されたアパチャ314を備えている。結合突起部312はまた、その上表面に複数の小突起(knurls)316を備えている。
【0035】
第2の結合部材320は、本体部322と、側壁325及び下盤325aによって形成されるポケット324とを有している。開口326は下盤325aとは反対側に、側壁325によって規定され、軸C3は下盤325aから開口326にかけて伸びている。位置決めネジ328は開口326に配置されてポケット326を閉じるものである。結合突起部330は、本体部322の上方部分330aから出ており、ポケット324から離れるように伸びている。結合突起部330は、アパチャ314に重なり合う細長のアパチャ332を有し、そのアパチャ332の縦軸C4は縦軸C2と概ね平行である。結合突起部330はまた、結合突起部330が結合突起部312に重なると結合突起部312の複数の小突起316と嵌り合う複数の小突起333をその下方面に有している。
【0036】
ボルト334はアパチャ332に挿入され、アパチャ314のねじ山で固定される。ボルト334は、その柄336の半径がアパチャ332の幅よりも小さくなるようなサイズになっている。緩んだ状態では、第1及び第2の結合部材302及び320は、軸C1及びC2について回転自在及び互いに側面にそっては移行移動自在(すなわち、ポケット306及び324間の距離が増加又は減少可能なように)になっている。通常、ポケット306及び324の中心間の距離は、約0.35と約1.2インチの間の範囲にある。
【0037】
使用時は、コネクター300は患者(subject)の体の中に挿入され、ロッド340及び342はポケット306及び324内で固定されるようになっている。このことは、適切な場所に位置決めネジ310及び328が無くても、ロッド340及び342の下にコネクター300を配置する(すなわち、ポケット306及び324が脊椎とは反対方向であって、外科医の方に向かっている)ことによって達成される。そして、ボルト334はきつく締められ、第1及び第2の結合部材302及び320が互いに動くことを防止するようにしている。この動きはさらに、第1及び第2の結合部材302及び320の結合突起部312及び330上の複数の小突起315及び333の相互作用によっても防止される。位置決めネジ310及び328は、開口308及び326に配置され、締められて適切な場所でロッド340及び342を固定する。なお、当業者なら、コネクター300とロッド340及び342を挿入するための他の一連の工程もまた適合することを認識するであろう。
【0038】
当業者ならコネクター300の別の構成もまた用いられることを認識するであろう。例えば、位置決めネジは、ポケット306及び324の側壁307及び325の外表面のねじ山にかみ合うジャムナット又はナットで置き換え可能である。ボルト334は、ネジや他のねじ山を有する締め具(ファスナー)で置き換え可能である。第2の結合部材320の結合突起部330の細長アパチャ332は、第1及び第2の結合部材302及び320の相対平行移動が必要とされず又は所望のものとされない場合には、細長でなくてもよい。また、別の表面の形状(例えば、ザラザラの結合面)も、小突起部315及び333の代わりに結合突起部312及び330に用いることができる。
【0039】
結合部材302及び320のそれぞれは通常、単一の構成部品として形成され、好ましくは、チタン、チタン合金(例えばTi−6Al−7Nb)、ニッケルチタン合金、コバルトクロム合金、その他適切な金属材料によって形成される。たいていの場合、ロッド340及び342は、患者(subject)と同じ側に配置される、即ち、患者(subject)の椎骨の棘突起によって規定される平面と同じ側に配置される。従って、コネクター300の寸法は比較的小さいままであり、通常、ポケット306及び324の中心間の距離は、約0.35インチから約1.2インチの間にある。
【0040】
400で広範に指定された、さらなるコネクターの実施形態が図12及び13に示されている。コネクター400は、本体部402と固定(stationary)ポケット404と回転ポケット408とを備えている。固定ポケット404は、本体部402の一端に配置され、側壁404a及び下盤404bによって規定される。側壁404aは、下盤404bとは反対側の開口404cを規定するものである。位置決めネジ405はポケット内で受け止められ、開口404cをカバーする。
【0041】
本体部402は、固定ポケット404とは反対側端にボール406を有している。回転ポケット408は、ソケット410を介してボール406に回転可能なように取り付けられ、そのソケット410によってポケット408は複数の回転軸について本体部402に対して回転することができる。回転408はまた、側壁408a及び下盤408bを備えている。側壁408aは下壁408bの反対側の開口409を規定する。位置決めネジ412はポケット内で受け止められ、開口409をカバーする。
【0042】
動作中、コネクター400は、コネクター300と同じ方法で患者(subject)の体に配置される。つまり、コネクター400は、本体部402がポケット404及び408の開口404c及び409よりも患者(subject)の脊椎に近い所にあるように配置される。開口404c及び409から位置決めネジ405及び412が取り除かれると、ロッド420及び422はポケット4040及び408内に挿入することができ、回転ポケット408は固定ポケット404に対して複数の異なる方向に回転し、ロッド420に対してロッド422の位置及び/又は角度に合せて調節できるようになっている。一旦ロッド420及び422がそれらのそれぞれのポケット404及び408に挿入されると、それらは開口404c及び409内で位置決めネジ405及び412を挿入しきつく締めることによって固定される。位置決めネジ412をきつく締めることによってもまた、回転ポケット408が本体部402に対してさらに回転することを防止することができる。コネクター400は位置決めネジ405及び412を外科医に向けることができ、それによってネジをきつく締めることが容易になり、結果として、ロッド420及び422に対してコネクター400を固定することができる。上述の他のコネクターの実施形態と同様に、コネクター400とロッド420及び422の患者(subject)の体に挿入するための一連の工程はさまざまである。
【0043】
当業者ならコネクター400の別の構成も適切に使用することができると認識するであろう。例えば、位置決めネジは、ポケット404及び408の側壁404a及び408aの外面にねじ山が生成されたジャムナット又はナットで置き換えることができる。また、ボール406は、回転ポケットが好適な方向にロックされ得るような異なる構成を採ることもできる。
【0044】
通常、本体部402(ボール406付)と固定ポケット404は、単一の構成部品として形成される一方、回転ポケット408は別々の構成部品として形成される。これらの構成部品双方とも好ましくはチタン、チタン合金(例えばTi−6Al−7Nb)、ニッケルチタン合金、コバルトクロム合金、その他適切な金属材料によって形成される。コネクター400の寸法は通常、ポケット404及び408の中心間の距離は、約0.35インチから約1.2インチの間にあり、回転ポケット408が前頭面(coronal plane)で約0度から約270度の範囲で、矢状面(sagittal plane)で約0度から約360度の範囲で、横断面で約0度から約360度で軸回転できるようになっている。
【0045】
500で広範に示される、本発明のさらに別のコネクターの実施形態が図14及び15に示されている。コネクター500は、無調整式コネクター(即ち、回転及び縦移動に関して)であり、本体部502とカバー部510とナット516を備えている。本体部502は、互いに反対側に配置されている一対の上向きの凹部504a及び504bを有している。外にねじ山が形成された柱(post)506は、本体部502の中心に立っている。カバー部510は、一対の下向き凹部512a及び512bと中心に位置するアパチャ514を有している。ナット516は内部にねじ山が形成され、柱506を受け止めるようなサイズとなっている。
【0046】
患者(subject)の体内で使用する際、ロッド518及び520はそれぞれの凹部504a及び504bに配置され、本体部502は患者の脊椎に取り付けられる2つのロッド518及び520を支えるように配置される。そして、カバー部510は本体部502を覆うように配置され、そのとき柱506はアパチャ514を介して伸びて、凹部512a及び512bはロッド518及び520を支えるようになっている。そしてナット516は、柱506のねじ山に噛み合いってコネクター500内でロッド518及び520を固定する。
【0047】
柱506及びアパチャ514の別の構成として、コネクター500’についての図16及び17で示されるように、柱506’はスロット520を備え、カバー部510’はスロット内で受け止められるブリッジ522を備えている。
【0048】
本体部502及びカバー部510は通常、単一の構成部品として形成され、好ましくはチタン、チタン合金(例えばTi−6Al−7Nb)、ニッケルチタン合金、コバルトクロム合金、その他適切な金属材料によって形成される。ロッド518及び520の中心間の距離は、好ましくは、約0.35インチと1.2インチの間となっている。
【0049】
本発明のコネクターは脊椎矯正に用いられるようにここでは具体化されているが、当業者なら、それらはまた他の整形外科の工程を調整したり補完したりするのにも用いることができると理解するであろう。また、そのような工程は通常人間の患者に施されるが、獣外科医もまたこれらのコネクターの使用により利益を享受すると思われる。
【0050】
上述の記載は、本発明の具体例を示したものであり、本発明はそれらに限定されるものではない。本発明の具体的実施形態を説明してきたが、当業者であれば、本発明の新規開示部分及び利点から実質的に逸脱しない範囲で、多くの変更・修正が本発明の具体的実施形態になすことができることは速やかに理解するであろう。従って、そのような全ての変更は本発明の権利範囲に含まれるものとされる。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】人間の脊椎の椎骨を上から見た図である。
【図2】人間の脊椎の一連の椎骨を側面から見た図である。
【図3】人間の脊椎の一連の椎骨を後部から見た図である。
【図4】2つの骨固定ロッドを結合する本発明のコネクターの実施形態を示す透視図である。
【図5】図4のコネクターの実施形態の分解透視図である。
【図6】2つの骨固定ロッドを結合する本発明のコネクターの別の実施形態を示す透視図である。
【図7】図6のコネクターの実施形態の分解透視図である。
【図8】2つの骨固定ロッドを結合する本発明のコネクターの追加の実施形態を示す透視図である。
【図9】図8のコネクターの実施形態の分解透視図である。
【図10】2つの骨固定ロッドを結合する本発明のコネクターのさらなる実施形態を示す透視図である。
【図11】図10のコネクターの実施形態の分解透視図である。
【図12】2つの骨固定ロッドを結合する本発明のコネクターのさらに別の実施形態を示す透視図である。
【図13】図12のコネクターの実施形態の分解透視図である。
【図14】2つの骨固定ロッドを結合する本発明のコネクターのさらに別の実施形態を示す透視図である。
【図15】図14のコネクターの実施形態の分解透視図である。
【図16】2つの骨固定ロッドを結合する本発明のコネクターのまたさらに別の実施形態を示す透視図である。
【図17】図16のコネクターの実施形態の分解透視図である。
Claims (27)
- それぞれが縦軸を規定する、少なくとも2つのロッドと前記ロッドを相互接続するコネクターとを有する、対象患者の椎骨を接続するための装置であって、
前記コネクターは、
第1及び第2の結合部材であって、前記結合部材のそれぞれが本体部と結合突起とロッドのそれぞれと嵌合するようにされた凹部とを備え、前期本体部はロッドの縦軸と略垂直な縦軸を有するアパチャを含み、前記第1及び第2の結合部材の結合突起のそれぞれがアパチャを含み、前記第1の結合部材の前記結合突起は前記第2の結合部材の結合突起に重なって前記それぞれのアパチャが略軸方向に合さるようになる、第1及び第2の結合部材と、
それぞれのロッドと嵌合する前記第1及び第2の結合部材の前記本体部のアパチャに挿入される第1及び第2の保持部材と、
前記第1及び第2の結合部材の前記結合突起のアパチャを介して挿入される締め具と、を備え、
前記締め具がきつく締められた状態では、前記第1及び第2の結合部材は相対的回転が防止され、前記締め具が緩められた状態では、前記第1及び第2の結合部材は、前記第1及び第2の結合部材の本体部のアパチャの縦軸に略平行な回転軸について回転自在となっていることを特徴とする装置。 - 前記締め具が前記きつく締められた状態にあるときには、前記第1及び第2の結合部材の前記結合突起における接触面は、前記第1及び第2の結合部材の相対的回転を禁止する、係止形状(ネスティングトポグラフィ)を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記締め具が緩められた状態にあるときには、、前記第1及び第2の結合部材が前記第1及び第2の結合部材のフィンガー部の回転軸と縦軸に垂直な移動軸に沿って互いに対して移動自在であるように、前記結合突起のアパチャは構成されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記第1及び第2の保持部材は、前記コネクターの第1の側面からアクセス可能な、ねじ山が形成された締め具であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記第1及び第2の結合部材のそれぞれは、さらにフィンガー部を備え、前記第1及び第2の結合部材の前記フィンガー部と前記本体部とは、前記第1及び第2の結合部材の前記凹部をそれぞれ形成することを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記本体部のそれぞれは上面を有し、前記第1及び第2の結合部材の前記結合突起は、それぞれの本体部の上面から第1及び第2の距離のところに配置されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記本体部の凹部のそれぞれは中心部を有し、前記凹部のそれぞれの中心は前記本体部の上面から実質的に同距離に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の装置。
- 前記本体部の凹部のそれぞれは中心部を有し、それぞれの凹部中心は互いに約 インチと約 インチの間の距離だけ離れて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記第1及び第2の結合部材の本体部のそれぞれは、前記第1及び第2の結合部材のうち他方の結合部材の端部と相互に補完し、組み合わさる切り取り部を有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 対象患者の椎骨に支持ロッドを取り付ける方法であって、
第1及び第2の支持ロッドを前記対象患者の別々の椎骨に取り付ける工程であって、前記第1及び第2の支持ロッドが前記対象患者の椎骨の棘突起によって形成される平面と略平行であり、その平面の同じ側に取り付けられる、工程と、
第1及び第2の結合部材と第1及び第2の保持部材と締め具とを有するコネクターを提供する工程と、
前記第1の支持ロッドを前記第1の結合部材の凹部と嵌合させる工程と、
前記第2の結合部材を前記第1の結合部材に対して回転させ、前記第2の結合部材の前記第2の支持ロッドとの嵌合を容易にする工程と、
前記第2の結合部材の凹部と前記第2の支持ロッドを嵌合させる工程と、
前記締め具をそのきつく締まる状態まで締めて前記第1及び第2の相対的回転を防止する工程と、を備え、
前記コネクターにおいて、前記結合部材のそれぞれが本体部と結合突起と前記第1及び第2の支持ロッドのそれぞれと嵌合するようにされた凹部とを備え、前期本体部はロッドの縦軸と略垂直な縦軸を有するアパチャを含み、前記第1及び第2の結合部材の結合突起のそれぞれがアパチャを含み、前記第1の結合部材の前記結合突起は前記第2の結合部材の結合突起に重なって前記それぞれのアパチャが略軸方向に並べられ、
前記第1及び第2の保持部材は、それぞれのロッドと嵌合する前記第1及び第2の結合部材の前記本体部のアパチャに挿入され、
前記締め具は、前記第1及び第2の結合部材の前記結合突起のアパチャを介して挿入され、
前記締め具がきつく締められた状態では、前記第1及び第2の結合部材は相対的回転が防止され、前記締め具が緩められた状態では、前記第1及び第2の結合部材は、前記第1及び第2の結合部材の本体部のアパチャの縦軸に略平行な回転軸について回転自在となっていることを特徴とする取り付け方法。 - 対象患者の椎骨を相互接続する装置であって、
第1及び第2のロッドとコネクターを備え、それぞれのロッドは縦軸を規定し、
前記コネクターは、
本体部と、前記ロッドの縦軸と略垂直な縦軸を有するアパチャを備えた結合突起と、前記第1のロッドと嵌合するようにされる凹部とを有し、前記
柄とその中にスロットを有し、前記柄が前記結合部のアパチャに挿入され、それに対して回転可能となっており、前記スロットが前記第2のロッドを受けるようになっている、延長シャフトと、
前記延長シャフトの柄を嵌合する締め具と、を備え、
前記締め具がきつく締められた状態のときには、前記締め具、柄、及び結合部は前記第2のロッドに嵌合し、それらの相対的な動きを防止することを特徴とする装置。 - 前記締め具が緩められた状態にあるときには、前記第2のロッドは、前記ロッドの縦軸に平行な結合突起に対してスライド自在であることを特徴とする請求項11に記載の装置。
- 前記本体部は、前記ロッドの縦軸に略垂直な縦軸を有するアパチャを含み、
さらに、前記本体部におけるアパチャを介して伸び、前記第1のロッドとコンタクトし、それによって前記凹部内で前記第1のロッドの嵌合を保持する、保持部材を備えることを特徴とする請求項11に記載の装置。 - 前記延長シャフトの柄は、ねじ山が生成されていることを特徴とする請求項11に記載の装置。
- 前記凹部は、前記締め具がきつく締められた状態になった後前記第1のロッドが前記凹部に挿入されるように構成されることを特徴とする請求項11に記載の装置。
- 対象患者の椎骨を接続する装置であって、
それぞれが縦軸を規定する少なくとも2つのロッドと、前記ロッドを相互接続するコネクターを備え、
前記コネクターは、第1及び第2の結合部材と第1及び第2の保持構成部材と締め具とを備え、
前記第1及び第2の結合部材のそれぞれは、本体部と結合突起と複数のロッドのそれぞれを嵌合するようにするロッドポケットとを有し、前記第1及び第2の結合部材の前記結合突起のそれぞれは、アパチャを有し、前記第1の結合部材の前記結合突起は、前記第2の結合部材の前記結合突起に重なり、それぞれのアパチャがおよそ軸方向に並べられるようになっており、前記第1及び第2の結合部材の前記ロッドポケットは、前記本体部上に配置され、前記第1及び第2のロッドポケット間に配置された軸に略垂直な第1の方向に向いている複数の開口を有しており、
前記第1及び第2の保持構成部材は、それぞれのロッドと嵌合させるための第1及び第2の結合部材の前記ロッドポケットとそれぞれ上から連結し、
前記締め具は、前記第1及び第2の結合部材の前記結合突起のアパチャを介して挿入される、ことを特徴とする装置。 - 前記締め具がきつく締められた状態にあるときには、前記第1及び第2の結合部材が相対的に回転するのが防止され、前記締め具が緩められた状態にあるときには、前記第1及び第2の結合部材は、前記第1の方向に略平行な回転軸について回転自在になっている、ことを特徴とする請求項16に記載の装置。
- 前記第1及び第2の保持構成部材は、位置決め用ネジであることを特徴とする請求項16に記載の装置。
- 対象患者の椎骨を接続する装置であって、
それぞれが縦軸を規定する少なくとも2つのロッドと、前記ロッドを相互接続するコネクターを備え、
前記コネクターは、本体部と、第1及び第2のロッドポケットと、第1及び第2の保持構成部材とを備え、
前記ロッドポケットのそれぞれは、前記本体部上に配置され、前記ロッドの縦軸に略垂直な第1の方向に向いている開口を有し、前記第1のロッドポケットは前記本体部の一端と回転可能に取り付けられて、前記第1のロッドポケットが少なくとも2つの回転軸について前記本体部に対して回転可能なようになっており、
前記第1及び第2の保持構成部材は、それぞれのロッドと嵌合させるための第1及び第2の結合部材の前記ロッドポケットとそれぞれ上から連結する、ことを特徴とする装置。 - 前記本体部は部分的に球面を有し、前記第1のロッドポケットは補助的な部分的球面を有し、前記2つの部分的球面の結合によって、前記第1のロッドポケットが複数の回転軸について所定の範囲上を前記本体部に対して回転することができるようになっている、ことを特徴とする請求項18に記載の装置。
- それぞれが縦軸を規定する、少なくとも2つのロッドと前記ロッドを相互接続するコネクターとを有する、対象患者の椎骨を接続するための装置であって、
前記コネクターは、
一対の凹部のそれぞれがそれぞれのロッドを嵌合するように構成される一対の凹部と柱部とを有する本体部と、
前記本体部に重なり、一対の凹部を有し、それぞれの凹部がそれぞれの本体部の凹部にぴったりと合い、それぞれのロッドと嵌合するように構成され、さらに、前記本体部の柱を受け止めるアパチャを備えるカバー部と、
前記本体部の柱を受け止めるアパチャを有するクランプ部材と、を備え、
前記クランプ部材は、それが前記カバー部に圧力を与えるきつく締められた状態まで動くことができ、それよって前記カバー部と前記本体部との間の複数のロッドをクランプすることを特徴とする装置。 - 前記本体部の柱にはねじ山が形成され、前記クランプ部材はナットに接して受け止められるねじ山が形成されたナットであることを特徴とする請求項20に記載の装置。
- 骨固定ロッドを相互接続するコネクターであって、
第1及び第2の結合部材であって、そのそれぞれが本体部と結合突起と少なくとも2つの骨固定ロッドの各々を嵌合するようにする凹部とを有し、前記本体部が前記ロッドの縦軸に略垂直な縦軸を有するアパチャを有し、前記結合突起のそれぞれがアパチャを有し、前記第1の結合部材の結合突起が前記第2の結合突起に重なってそれぞれのアパチャが略軸方向に合さるようになる、第1及び第2の結合部材と、
前記第1及び第2の結合部材の前記本体部のアパチャにそれぞれ挿入されて、それぞれのロッドを嵌合する、第1及び第2の保持部材と、
前記第1及び第2の結合部材の前記結合突起のアパチャを介して挿入される締め具と、を備え、
前記締め具がきつく締められた状態にあるときには、前記第1及び第2の結合部材が相対的に回転するのが防止され、前記締め具が緩んだ状態にあるときには、前記第1及び第2の結合部材は前記第1及び第2の結合部材の前記本体部のアパチャの縦軸に略平行な回転軸について回転自在である、ことを特徴とするコネクター。 - 複数の骨固定ロッドを相互接続するコネクターであって、
本体部と結合突起と第1の骨固定ロッドを嵌合するようになす凹部と、
スロットを有する柄を備える延長シャフトと、
前記延長シャフトの前記柄を嵌合する締め具と、を備え、
前記結合突起は、前記ロッドの縦軸に略垂直な縦軸を有するアパチャを有し、
前記柄は、前記結合部のアパチャに挿入され、それに対して回転可能になっており、前記スロットは第2の骨固定ロッドを受け止めるようになっており、
前記締め具がきつく締められた状態にあるときには、前記締め具、前記柄及び前記結合突起は、前記第2のロッドと嵌合し、それらが相対的に動くことを防止する、ことを特徴とするコネクター。 - 複数の骨固定ロッドを相互接続するコネクターであって、
第1及び第2の結合部材を備え、前記結合部材のそれぞれは本体部と結合突起と1対のロッドのそれぞれを嵌合するようになすロッドポケットとを含み、前記第1及び第2の結合部材の前記結合突起のそれぞれはアパチャを含み、前記第1の結合部材の結合突起は前記第2の結合部材の結合突起と重なってそれぞれのアパチャが略軸方向に並べられるようになり、前記第1及び第2の結合部材の前記ロッドポケットは前記本体部上に置かれ、前記第1及び第2のロッドポケット間に配置された軸に略垂直な方向に向いている複数の開口を有し、
さらに、骨固定ロッドのそれぞれを嵌合する前記第1及び第2の結合部材の前記ロッドポケットのそれぞれと上から結合する第1及び第2の保持構成部材と、
前記第1及び第2の結合部材の前記結合突起のアパチャを介して挿入される締め具と、を備えることを特徴とするコネクター。 - 複数の骨固定ロッドを相互接続するコネクターであって、
本体部と、第1及び第2のロッドポケットと、第1及び第2の保持構成部材と、を備え、
前記ロッドポケットのそれぞれは、前記本体部の上に配置され、前記ロッドの縦軸と略垂直な方向に向いている開口を含み、前記第1のロッドポケットは前記本体部の一端に回転可能なように取り付けられて前記第1のロッドポケットが少なくとも2つの回転軸上を前記本体部に対して回転可能なようになっており、
前記第1及び第2の保持構成部材は、それぞれのロッドを嵌合する前記第1及び第2の結合部材の前記ロッドポケットのそれぞれと上から嵌合する、ことを特徴とするコネクター。 - 複数の骨固定ロッドを相互接続するコネクターであって、
一対の凹部であって、それぞれの凹部がそれぞれのロッドを結合するように構成される凹部と、柱とを有する本体部と、
前記本体部と重なり、一対の凹部であって、それぞれの凹部がそれぞれの本体部の凹部と合さり、それぞれのロッドと嵌合するように構成される凹部と、さらに前記本体部の柱を受け止めるアパチャとを有するカバー部と、
前記本体部の柱を受け止めるアパチャを有するクランプ部材と、を備え、
前記クランプ部材は、前記カバー部に圧力を与えるきつく締められた状態まで動くことが可能であり、それによって前記カバー部と本体部の間の複数のロッドを留めるようにする、ことを特徴とするコネクター。
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