JP2005507517A - 在庫管理のための方法、システム、およびソフトウエア - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
関連出願の相互参照
この出願は、2001年2月16日に提出された「在庫管理のための方法、システム、およびソフトウエア」と題された仮出願第60/268,867の米国特許法第119条(e)項に基づく優先権の利益を主張する。この仮出願の内容は、その付随する全てを含み、その全体が本明細書に組み入れられる。
【0002】
発明の背景
発明の分野
この発明は、概して、期間に注意を払うべき(すなわち、有効期限が短い)であり、期間を基準とした販売および/または流通に適合させる必要性がある生産物の、在庫を管理するソフトウエアおよびシステムの分野に関する。
【背景技術】
【0003】
関連技術の背景
植物挿し木(cutting)産業(および、在庫において期間に注意を払うべき他の産業または在庫の有効期限が短い他の産業)の在庫の特異性により、ビジネスの固有の必要性および要求を満たすソフトウエアプロダクトは無い。また、在庫が経時的に得られ、これにより、適当な期間にわたって在庫を利用できるようにする必要がある。更に、生産プロセスは、しばしば、生産プロセスに深刻な影響を与え得る環境または他の状況下に晒され、これにより、生産プロセスは、ある期間から他の期間へと大きく変化し、また、ある生産サイクルから他の生産サイクルへと大きく変化し得る。したがって、ビジネスの必要性および論理に適合するカスタムプログラムソフトウエアが必要である。これが無いため、シェルフソフトウエアを簡単に利用できず、また、利用可能だったものは、幾分有用となるべく、多くの再プログラミングを必要とする。そのような期間に注意を払うべき生産物の在庫を扱う固有の特徴を有する適したカスタムソフトウエアが無いと、供給者としての信頼性が著しく影響を受け、在庫管理および販売/流通における損失および他の非効率性が生じる。
【発明の開示】
【0004】
発明の概要
本発明の重要な特徴の幾つかは、各期間の在庫を追跡する独立した別個のデータを使用して、期間に注意を払うべき品目の在庫を期間を基準にして追跡するコンピュータ実行方法を含んでいる。本発明の一局面において、本発明は、各期間として1週間を与え、独立した別個のデータ追跡は、在庫を追跡する1つの時間間隔を共同して構成する52個の連続する1週間の期間それぞれの、52個の別個の独立したデータファイルを使用して行なわれる。時間間隔は、時間間隔の始めに第1の期間が経過し、その時間間隔の終わりに新たな期間が加えられるような周期的な期間を考慮する。
【0005】
本発明の一局面では、ファーム(farm)システム内で在庫が確立され、この在庫に対する需要は販売システム内で確立される。販売システムの需要およびファームシステムの在庫を調整するため、需要に対する在庫の割り当ては、販売システムおよびファームシステムと通信を行なうメインシステムで行なわれる。
【0006】
本発明の一局面において、期間に注意を払うべき在庫品目は、植物挿し木(cutting)またはプラグ苗(plug seedling)を含んでいる。本発明の一局面において、1または複数の週を必要とする生産の個々の形式の在庫は、根のない挿し木が生産場所(すなわちファーム)によって出荷された後、植え付けステーションの販売システム構成要素によって扱われる。
【0007】
本発明の一局面において、販売予測は、ファームシステムで生産計画を確立するため、ファームによって使用される。生産計画は、ファーム内の実際の物理的な場所を、植物の種類、タイプ、量、および収穫期間に関連付ける。本発明の一局面においては、セキュリティ要素の範囲内での変化から、予期される収穫がバッファされるように、セキュリティ要素(またはパーセンテージ)を備えることができる。
【0008】
本発明の他の特徴は、生産計画をたてた後に、期間を基準として在庫を正確に評価して調整する様々なツールを与える。これらのツールの幾つかは、計画された植え付けに対する実際の植え付けを確認して、期間に基づく在庫を調整することを含んでいる。他のツールは、インデックス(週毎の母株当たりの収穫高)を使用し、これにより、特定の植物における期間によって(あるいは、特定の植物における特定の種類および場所によって)インデックスを変えることにより様々なシナリオを使用できるようにすることを含んでいる。本発明の一局面では、様々な期間にわたってインデックスを表示するとともに、栽培設備の実際の検査からのデータに基づいてインデックスを調整する。
【0009】
本発明の他の局面は、論理に基づくルールを使用した、メインシステムからファームへの注文の自動的な伝達である。
【0010】
本発明の他の局面において、ファームは、注文を、植物の挿し木の切断および出荷を容易にするカットリストに割り当てる。
【0011】
本発明の一局面において、販売、メイン、ファームシステムは、必要に応じて1つの基準に基づいてアクセス可能な別の内容のレベルを伴う最高レベルの概要(必要最小量の内容)で、ユーザに情報を与える。
【0012】
本発明の更なる一局面において、駄目になった或は配達されなかった生産物におけるクレイム処理およびクレジットメモは、本発明の在庫・販売管理システムに統合される。
【0013】
本発明の更なる一局面は予約システムを提供する。この予約システムにより、複数の販売場所(または会社)のうちの1つは、顧客に正確に供給するべく予期される生産に対して予約をとることができる一方で、使用されなかった予約部分を他の販売場所(または会社)での販売においても利用できるように、その時は予約を解除する。
【0014】
明細書に組み込まれ且つ明細書の一部を構成する添付図面は、本発明の現在好ましい態様を示し、前述した一般的な説明、および、以下の好ましい態様の詳細な説明と共に、本発明の原理を説明するのに役立つ。
【0015】
好ましい態様の説明
ここで在庫管理システム(「IMS」)として言及する本発明の好ましい一態様は、特定のマーケットニッチ、植物装飾園芸品(根のある挿し木及び根のない挿し木の両方を含む)およびプラグ苗の生産者のために設計された。「IMS」システムは、その好ましい態様において、4つのモジュール、すなわち、販売モジュール、植付けステーションモジュール、ファームモジュール、メインモジュールから成る。根のない挿し木の在庫を扱うための同様の論理は、4つのシステムの全てを推進する。
【0016】
当業者であれば分かるように、本発明は4つのモジュールに分割されているが、4つのモジュールの機能は、この好ましい態様の本明細書で説明する4つのモジュールよりも少ない数もしくは多い数に、組み合わされ、および/または、分けられても良い。また、当業者であれば分かるように、この好ましい態様は、挿し木の在庫・販売管理について説明するが、本発明の特徴は、期間に注意を払うべき他のタイプの在庫にも使用可能である。例えば、更に本明細書で説明する本発明の方法およびシステムを使用して、季節生産される傷みやすい物品または商品(または、一般に、ある条件に基づいて特定の期間中または特別な期間中に生産され又は販売される商品)の在庫も管理することができる。
【0017】
図面を参照すると、図1は、それぞれが1または複数の植え付けステーション102A−Eを有する典型的な3つの「販売」会社システム101A−C(ドイツ、フランス、およびアメリカ)と、「メイン」システム105と、典型的な5つの「ファーム」システム110A−Eとを示すシステム全体図である。販売会社101A−Cとファーム110A−Eとの間の全ての情報は、「メイン」システム105を介して送信される。好ましい態様においては、販売会社101A−Cとファーム110A−Cとの間で直接的な情報のやりとりはない。販売会社101A−Cと植え付けステーション102A−Eとの間の情報は、これらの間で直接に送信されることが好ましい。
【0018】
図1に示される様々なシステム構成要素間での通信の幾つかの例は、以下の通りである。
【0019】
販売会社からメインシステム−(I)配分:これは、利用可能性に関する販売会社の最初の要求であり、販売会社の注文実行データベース内に予約として保持される販売予測を構成する。(II)注文内容および大口注文:大口注文は、予約およびフリーの挿し木に悪影響を及ぼし、大口注文だけが数週間の間に送られると、販売会社における予約は「メイン」システムによって解除されない。注文内容が数週間の間に送られると、その数週間の間における販売会社の予約が解除され、「メイン」は、販売される実際の注文のための要求をカバーするために利用可能性を単に送り戻す。これが成されると、販売会社は、システムで利用できる「フリーの」挿し木に対して注文を「係属中」にしておかなければならず、また、これらの新たな注文をカバーするために追加の利用可能性を「メイン」が送り戻すと、販売会社は、次の日(例えば)を確認しなければならない。また、最近の注文は、販売会社によってメインシステムへ通信されうる(更に本明細書で述べたように)。
【0020】
メインシステムから販売会社−各販売会社の優先順位に基づいた利用可能性および現在の在庫、出荷情報、注文リスト(どのファームがどの挿し木をどの顧客に送っているか)。
【0021】
ファームからメインシステム−利用可能性および現在の大口在庫、出荷情報(出荷日、航空会社、航空受取番号、到着日)。
【0022】
メインシステムからファーム−大口注文および注文内容、最近の注文。
【0023】
販売会社から植え付けステーション−注文内容、挿し木要求、出荷情報。
【0024】
植え付けステーションから販売会社−確認(予備保管(stuck)用挿し木の数、出荷可能な挿し木の数、年齢超過)
【0025】
本発明によって扱われる要求のうちの1つは、52個の独立した別個のデータセットにおける植物栽培品種の特定の種類の在庫(1年の各週毎に、1つの別個の在庫データセットがある)の正確な報告である。また、本発明は、くるべき根のない挿し木の在庫の特定の週に、各植物の種類についての複数の形式の販売記録を提供する。各形式は、それが顧客に出荷されるまでに、0〜7週またはそれ以上の生産日数を要する。0の生産時間は、母株から切り取られ且つ顧客または植付けのための生産場所に直接に出荷される実際の根のない挿し木である。形式および生産時間の例は以下の通りである。
【0026】
URC(根のない挿し木) 0週
【0027】
RC(根のある挿し木) 4週
【0028】
JIF(根のあるジフィー(Jiffy)) 4週
【0029】
CC(カルス化した挿し木) 2週
【0030】
QS(クイックステップ) 3週
【0031】
105(10.5cm鉢) 7週
【0032】
当業者であれば分かるように、52個の1週在庫は、期間を基本とする本発明に係る在庫の一例である。また、本発明の特徴に関しては、月毎、時間毎、隔週、または季節毎といった他の期間を使用することもできる。また、本発明は、特定の期間において別個のデータセット(またはファイル)として監視される期間を基本とする物品の在庫(および、物品の販売、注文)を提供する。データベースの当業者であれば分かるように、1つのデータベース又は本明細書で説明する特徴および情報を与えるために管理される分散データベース内にデータを物理的に記憶することができる一方で、データを時間毎に論理的に分割する必要がある。
【0033】
本発明によって扱われる別の問題の幾つかは、以下を含んでいる。
【0034】
特定の形式の生産時間は、同じ植物栽培品種中の種類間で異なる可能性がある。形式「RC」においては、通常の生産時間は4週間であるが、幾つかの種類の生産時間は3週間あるいは5週間となる場合もある。これには、全てが根のある挿し木として同じ週に出荷されるように、3つの異なる週間在庫データファイルからくる3つの異なる週で生産物を予備保管する必要がある。
【0035】
1週またはそれ以上の生産時間を必要とする形式は、バッファされる在庫を必要とする生産損失を有している。1つの種類に関して出荷週01/01(すなわち、例えば2001年の第1週)に利用できる根のない挿し木が1000個ある場合、この種類に関しては、根のある挿し木(形式RC)の生産損失に関し10%のバッファがあり、出荷週05/01(4週の生産時間)に900個のみの挿し木の利用可能性がある。
【0036】
在庫が生きた植物であるため、在庫は、収穫が期待通りに例えば週毎を基本とする様々な期間にわたって一定の確認を必要とする。
【0037】
本発明が在庫をどのように扱うかについての方法論は、システム(販売、植え付けステーション、ファーム、およびメイン)の全ての局面に結び付けられる。これは、在庫管理された生産物の以下の局面、すなわち、値付け、出荷、見積もり、製品注文、箱詰め、および荷積みを含むが、これらに限定されない。
【0038】
好ましい態様において、在庫は、「ファームシステム」の「生産計画スクリーン」に確立される。この在庫に対する需要は、「販売システム」の「注文実行スクリーン」に確立される。需要に対する在庫は、「注文実行スクリーン」の「メインシステム」で配分される。植え付けステーションで1週またはそれ以上の生産時間を要する各形式の在庫は、根のない挿し木が生産場所(すなわち、植え付けステーション)に出荷された後、植え付けステーションシステムの「生産スクリーン」にリンクされる「販売システム」の「生産スクリーン」によって扱われる。
【0039】
図2は、ファームシステムの生産計画スクリーン201を示している。図2に示されるように、販売会社の最初の販売予測に基づいて、ファームは、その生産計画を確立する。好ましい態様において、生産計画は、実際の物理的な場所(セクション、ハウス、ベッド)によって、種類の数によって、生産物のタイプ(生産物または選ばれたもの)によって、バッグ(母株)の数によって、最初の考えられる植え付け週(これは、利用可能性を推進しないファームでの計画に使用される)によって、種類のインデックスによって、バッグ当たりの植物(これは、どのくらいの数の選ばれた挿し木が必要とされるかを確立する)によって、植え付けで使用される挿し木の形式によって展開される。
【0040】
本発明の特徴の1つは、図2に示される「Weeks from Actual Week(現在の週からの週)」の欄におけるパーセンテージを変更することにより、セキュリティを備えることができる点である。一例として、週6〜16の欄において、80%が入力されると、計算された生産高の80%だけが販売会社に与えられる。これは、プランテーションが100%の利用可能性を十分に計画できるように成長するまで使用されるセキュリティである。最後の週の欄は、植え付けられたものが放出され、この週の後に「メイン」に送られる利用可能性がない場合である。
【0041】
本発明の他の局面では、植物親株ファームのよくできた管理論理を提供する。植物がどのように成長し、どのくらいの重さで収穫されるのかに関し、多くの変数が、植物を実際に植え付けた実際の時期に応じて生産計画から挿し木の最終的な生産高を最初に見積もる時に役割を果たすことになる。本発明は、シナリオ、インデックス、安全性の要素、カットリスト、確認の複合的な組み合わせの使用を与えて、ファームからの最も正確な在庫報告を確保する。以下の図および本文中の説明は、結果として正確な報告および本発明によって提供される期間に基づく在庫の管理に帰するこれらの特徴の幾つかを示している。
【0042】
図3は、計画対実際の比較に基づく在庫の調整を与えるスクリーン301を示している。例えば、計画は、2000年の第25週の間に種類#403の母株5502本を植え付けるものであった。これは、計画が入力されると直ぐに利用可能性を推進していた。実際には、週26/00(週の数/年形式)に2742本が植えられた。また、週32/00に2760本が植えられた。実際値が入力されると、実際の植え付け日に基づいて利用可能性の計算が行なわれる。この場合、母株の1/2よりも多くが計画よりも7週遅く植えられた。これは、早い週における利用可能性に劇的な衝撃を与える(あなたは、植え付け後数週間が過ぎて、十分なサイズまで成長した後、挿し木を母株から収穫し始めることができるだけである)。計画日から2週間が過ぎて実際の数字が入力されないと、この種類に関して利用可能性が消失し、エラーまたは不足データがあることをユーザに警告するために、「注文実行」スクリーンおよび適当な領域上のそのプランテーションが強調表示される(例えば、赤に変わることにより)。
【0043】
利用可能性は、母株の全体の年齢、植え付け時に使用される挿し木のタイプおよび数に関連して、各週の1母株当たりの収穫高(「インデックス」)と母株(バッグ)の数とを掛け合せることにより計算される。図4に示されるように、本発明は、「Index(インデックス)」(栽培品種植物群中の各タイプおよび種類毎の1週当たりの収穫高)に対して計算する幾つかのシナリオ401を提供する。一例として、1つのシナリオは、植え付け後10週では利用可能なインデックスが50%であり、11週では60%であり、12週では80%であり、13週ではその種類の最終インデックスの100%になるというものである。シナリオは、例えば図5のスクリーン501に示されるように、その種類の特定の植物の成長に適合させるべく種類毎に形成することができる。インデックスは、ファーム間で異なる場合もあり、あるいは、ファーム内の異なる栽培場間でさえ異なる場合がある。植物が完全に確立されている場合、インデックスは、1週間当たりに植物毎に収穫が期待される挿し木の数である。本発明では、経時的に収集された実際のインデックス情報を統計的なデータとして使用して、今後に使用されるインデックスを作り上げることができる。そのような今後のインデックスは、様々な要素、例えば、特定の栽培品種植物、挿し木の形式、時間、追跡される時間を含む時間間隔の開始時間、ファーム、ファーム内の場所に基づいて作り上げられ且つ相互に関連付けられても良い。
【0044】
図6は、ファーム内の場所(同じファーム内には、同じ種類について複数の場所があり得る)毎に1種類当たりに期待されるインデックスを週毎に(好ましい態様においては図式的に且つスプレッドシート状態で)表示する計算スクリーン601を示している。これは、計画された在庫(シナリオ、インデックス、出荷からの週数に対して何%利用できるかについてのセキュリティ要素によって計算される)の確認を変更できる場合である。種類#756に関する前述の例において、通常のインデックスは2.10である。収穫高を実際に検査した後、週06/01において収穫高を更に高めることが決定されると、インデックスは、2.40まで増大される(手動で成される入力は、赤で表示され、あるいは、他の同等な方法で強調表示される)。種類#756の2つのプランテーションにおいて、インデックスが0.30増加(2.10から2.40まで増加)すると、挿し木の利用可能性は全体で874個((1,332×.30)+(1,584×.30)=874)増える。
【0045】
注文が「メインシステム」によってファームまで伝えられると、注文は、ダウンロードされるとともに、送り先の空港に基づいて且つ生産場所によりグループ化される(挿し木の数は、送り先により、欄全ての中にだけ表示される)。その後、ファームは、これらの注文を出荷したい日まで広げるとともに、図7に示される典型的なスクリーン701に示されるように、「カットリスト」番号をそれに割り当てる。これが成されると、次の週の出荷および裁断に対応するべく、全ての出荷ラベル、梱包リスト、箱数、航空会社情報、予備保管(stick)ラベル、および、他の報告が行なわれる。
【0046】
図8は、挿し木のためのファーム内の様々な場所に対して様々なカットリストを割り当てるステップを表示するスクリーン801を示している。これは、ファームにおける出荷週のための計画にとって非常に重要である。スクリーン801は、ファーム内の各プランテーションにおける各場所でどのくらいの数の挿し木を利用できるかについて正確に示している。例えば、ファームは、50エーカーの大きさを超えていても良く、また、同じ種類に関して異なる場所に幾つかのプランテーションを有していても良い。1つの場所において量がカットリストに割り当てられると、その場所に残存する挿し木が計算されて欄「RC Avail.(RC利用可能性)」中に示される。このシステムにより、ユーザは、1つの場所を満足するレベルまで過剰収穫することができる(これらは、生きた植物であり、経験の及ぶ限りで利用可能性が計算されるが、実際の挿し木の数は明確ではなく、作物がうまく成長していれば、幾つかの余分の挿し木を常に利用できる)。これは、ファーム内の収穫を管理するための様々な報告と、挿し木がカットされる実際の場所、挿し木がカットされる時期、挿し木のカットに供じる顧客、挿し木の梱包に供じる合同出荷、カットする者といった挿し木に付随する資料とを提供する。
【0047】
幾つかのカットリストは、1日でカットするには大きすぎ、送り先でダブルクリックすることによって、図9に示されるスクリーン901を提示する。この場合、カットリストは、幾つかの注文を他の日に広げ、これにより、挿し木の全てを日曜日(例えば)に出荷できるように準備し、全ての出荷を1週間のある日に行なうことができるようにする。
【0048】
図10は、航空会社データ、航空貨物受取証(AWB)番号、出発日時、到着日時等の出荷情報が様々な送り先に割り当てられていることを表示するスクリーン1001を示している。また、この情報は、「メイン」を介して販売オフィスにアップロードされ、フライトまたはルート計画を最適化するのに役立つ。
【0049】
図11は、栽培者のためのツール、「インデックス確認報告」のスクリーン1101を示している。この「インデックス確認報告」では、実際の収穫を行ないながら、植物の実際の状態を確認できる。図11に示される報告では、現在の出荷週52/00にカットされる8個のカットリストが依然として存在する(4−11)。報告では、種類数およびファーム内の場所が示されている。栽培者が次の出荷週のためのインデックスを確認しており(これを行なうため、栽培者は、ファームを歩いて、各場所にある植物を検査する)且つ栽培者が一番上から3番目の種類(セクション−A、ハウス−01、ベッド−30〜38、品種−485)に居る場合、このプランテーションを原産とする7つの異なるカットリストが依然として存在する。残存インデックスはマイナスの−1.7である。報告は、出荷週01/01における計画されたインデックスが2.0であることを示している。栽培者が植物において平均して3つの挿し木を目撃する場合、栽培者は、次の出荷週の間、インデックスを1.3(植物において利用可能な挿し木+残存インデックス、すなわち、(3+(−1.7))=1.3)まで下げなければならない。また、栽培者は、植物の全体的な健康を見ることができるとともに、数週間の間インデックスを予想することができる。
【0050】
図12は、注文に対する利用可能性の分配に基づく販売会社のための在庫状態を表示する販売システムの「注文実行」スクリーン1201を示している。好ましい態様において、各販売会社は、それ自身に固有の「注文実行」スクリーンを有している。図12の例は、「Prod Plan(プロッドプラン)」欄で要求される根のない全ての挿し木であって、「Adj. Prod.(調整プロッド)」欄中の注文または販売予測を満たすように「メインシステム」によってファームから販売オフィスに割り当てられる挿し木の週11/01における最初の販売予測を示している。また、図12の例は、出荷週11/01に合わせて販売される全ての根のない挿し木(URC)、出荷週15/01(4週の生産時間)に合わせて販売されてバッファされる全ての根のある挿し木(RC)、出荷週13/01(2週の生産時間)に合わせて販売されてバッファされる全てのカルス付きの挿し木(CC)、「URC Avail.(URC利用可能性)」欄中の残存URC利用可能性(売れない予約のバランス)、「FREE」欄中のファームから利用可能であって且つ予約または販売されなかったフリーの挿し木、「メインシステム」によって割り当てられずに「Pending(係属中)」欄の中の販売会社に戻されたフリー数に対して販売された係属中の量を示している。
【0051】
種類#419に関しては、9793個の販売予測を満たすために、9875個の挿し木が割り当てられる。2875個のURCおよび165個(150個+15個のバッファ)のRCも販売された。これにより、予約中に6835個が残されたままとなる(これらの量は、販売会社の個人的な予約からきているため、顧客が直ぐに確かめることができる)。販売会社が予約または販売しなかったフリーの挿し木がファームに8904個残されている。販売できる総数は、「利用可能+フリー」−15739個の挿し木である。
【0052】
種類#423に関しては、25375個の挿し木が割り当てられた。これは、当初の販売予測よりも6266個多い。25000個のURCおよび864個のRC(バッファを含む)が販売された。利用可能なのは489個である。これは、予約が販売され、現在の販売が「フリー」数1645に対するものであるからである。これは、係属中の量489個を残す。「メイン」にダウンロードした際、挿し木がそこにまだある場合、利用可能11、フリー1,145、係属中0のままの新たな「ADJ PROD(調節プロッド)」数25875(125の倍数)が再び入手される。複数の販売オフィスが同じフリー挿し木を求める場合、「メイン」は、その品種の販売総量に基づいて、販売オフィスに割り当て戻す。
【0053】
種類#429に関して、7880個、フリー0個、係属中7880個が利用可能である。フリー数が無いため、7880個の挿し木分が過剰販売される。一般に、販売システムによっり、受注時間で過剰販売することができない−利用可能性が無い場合、注文をとることができない。しかしながら、この不足は、注文が成された後にファームからの利用可能性の低下に起因して起きた可能性があり、必要とされる在庫が「メイン」によって確認されて販売オフィスに戻された。ファームが前記低下を報告した時に、この不足は、「メイン」によって販売オフィスに割り当て戻された。したがって、注文を変更することによって需要を減らす必要がない。
【0054】
図13〜図16は、注文を変更することによってどのように需要を減らすことができるかを示している。本発明によって提供されるシステムは、使い勝手が良いように設計されている。「注文実行」スクリーンは、大口の利用可能性および大口の需要を示しており、問題がある場合、詳細を見出す必要がある。種類#429に関して問題がある場合、本発明は、品目名の詳細まで「掘り下げて」注文を調整できるようにする。図13は、出荷週11/01における#429の全ての注文を表示するスクリーン1301を示している。このスクリーン上には、注文数、形式、ブローカー、顧客、当該特定の種類のために注文された総量が表示されている。
【0055】
BEVOファームにおいて注文#23911を選択すると、図14のスクリーン1401に示されるように、その注文に関する品目名を見ることができる。その後、本発明は、#429における品目名まで行って注文された量を削除または減らすことができるようにし、これにより、過剰販売される衝撃を軽減できるようにする。他の選択肢は、同様または類似の種類を自動的にサブする(「SUB(サブ)」ボタン1402を使用して)ことである。この場合、推奨されたサブの利用可能な挿し木はたった85個である(例えば、図15のスクリーン1501に示されるように)。
【0056】
これらの変更を保存した後、本発明は、Bevoファームにおける「顧客注文内容」(図16のスクリーン1601に示されるように)に自動的に達するようにする。この場合、他の週に新たな注文を行なって不足を補うことができる。また、この場合、顧客は、出荷週12/01において既に注文をしている。このスクリーンから顧客の次の注文に不足分を加えることができる。
【0057】
図17は、販売システムの生産スクリーン1701を示している。根のない挿し木が出荷週の間に出荷された後、その出荷週の間、根のない在庫の全ての追跡が停止し、システムは、決算日後に「注文実行」スクリーン中で注文を変更できないようにする。しかしながら、生産時間を依然として必要とする形式で販売された挿し木は、在庫を有効化するための特定の制御を有する必要がある。これは、一連の確認とともに、図17に示される生産スクリーン1701中で行なわれる。生産スクリーンは、販売総量を示している(注文の現在の状態に関して更新された)。
【0058】
最初の確認は、「Stuck(予備保管物)」である。ここで、生産場所(例えば、植え付けステーション)は、種類別に予備保管される挿し木の総数を入力する。「Sold(販売済み)」欄に表示された量は、バッファを含んでいる。これは、ウェブまたは他の同様の公衆通信回線或はプライベートネットワークを介して販売会社にアップロードされる。任意の不足が販売会社によって扱われる必要がある。注文が変更されると、注文量の新たなダウンロードが販売会社から植え付けステーションに送られる。
【0059】
次は、「Ship Week(出荷週)」である。ここで、生産場所は、出荷可能な挿し木の総数を品質別に入力する(出荷週の10日前)。決算日(例えば、出荷日の10日前)後、「Sold(販売済み)」欄に表示された量は、注文された総量(もはやバッファは含まれていない)だけを反映する。この生産確認は、ウェブまたは他の同様の公衆通信回線或はプライベートネットワークを介して販売会社にアップロードされる。任意の不足が販売会社によって扱われる必要がある。注文が変更されると、注文量の新たなダウンロードが販売会社から植え付けステーションに送られる。
【0060】
最後は、「Overage(年齢超過)」である。ここで、生産場所は、前の週から残されている出荷可能な挿し木の数の正確な決算を種類別に入力する。これは、ウェブまたは他の同様の公衆通信回線或はプライベートネットワークを介して販売会社にアップロードされる。任意の不足が販売会社によって扱われる必要がある−任意の年齢超過を販売することができる。
【0061】
また、「Ship Week(出荷週)」において、生産場所は、1週間早く生産物を収穫して或は1週間遅く生産物を収穫して出荷することができる。これは、ウェブまたは他の同様の公衆通信回線或はプライベートネットワークを介して販売会社にアップロードされる。任意の不足が販売会社によって扱われる必要がある
【0062】
ユーザ(販売場所にのみ居る)は、「注文実行−販売」と同様に、品目名の詳細まで掘り下げることができる。好ましい態様において、植え付けステーションは、注文の内容まで掘り下げることができず、あるいは、注文を全く変更することができない。それらの責務は、植え付けられる挿し木の在庫を確認して報告することである。
【0063】
本発明の他の固有の特徴は、「クレイム/クレジットメモ」である。例えば、販売システムは、「クレイム/クレジットメモ」を与える。傷み易い生産物に関して問題がある場合には何度も、顧客は、確認を要する損失の可能性があることを報告することができる。顧客によって通知が成されると直ぐに、本発明は、申し立て(クレイム)および問題の状況または詳細(質、不足、運送上の問題)を入力できるようにする。また、これは、「クレイム」としてシステム上に保存される。顧客は、通常、コールバックして、受けた損失の会計報告を提供することができる。
【0064】
図18は、そのような苦情/クレイムが入力されるスクリーン1801を示している。入力を保存して更なる入力が無いと、クレイムが顧客のレコードに入力される。これは、図19のスクリーン1901に示されるように、注文と同じ数の「CL」タイプとして参照される。
【0065】
本発明は、クレイムを監視するようになっている。顧客がコールバックしない場合、図20のスクリーン2001に示されるように、オープンクレイム報告が作成される。その後、顧客が挿し木の損失数に関してコールバックすると、クレイムを開いて、当該種類用の「adj qty」領域に挿し木の損失数を入力することができ、これにより、例えば図21のスクリーン2101に示されるように、クレジットメモの量を自動的に計算することができる。図22は、クレジットメモが顧客のレコードに関連付けられていることを示すスクリーン2201を示している。
【0066】
その後、クレジットメモ2301(図23に示される)が形成されてクライアントに送られる。非常にささいな問題である2000個の挿し木の品質問題に関する図23に示されるクレジットメモ2301の場合、本発明の一局面において、挿し木を生産するファームは、この問題に関して自動的に責任転換される。これは、例えば、クレイム調整が処理される任意のスクリーンの「Charge Back the Farm(ファームへの責任転換)」ボックスを選択するとともに、プルダウンメニューの farm responsible(ファーム責任)を選択することによって成される。この目的のため、例えば、図18に示されるボックス1802を使用しても良い。
【0067】
図24は、全季節の週別に全ての販売会社における全ての注文を表示するメインシステムの「注文実行」スクリーン2401を示している。各栽培品種植物毎に別個のデータベースがある(ゼラニウムに関しては00、ニューギニアインパチェンスに関しては20、ペチュニアに関しては30、ポインセチアに関しては50等)。注文がファームへと伝わる前に、注文の総量が「Total(総量)」欄に示され、選択されたファームは「None Selected(無選択)」である。出荷週の前の水曜日(あるいは、任意の他の日)に、販売会社は、販売会社の注文とファームからの最も多い利用可能性(火曜日(あるいは、その前日)の夕方に「メイン」システムから販売会社に送られたもの)とを比較し、必要な場合には訂正するとともに、「メイン」にダウンロードして戻す。全ての注文は、需要と供給とが等しくなるように訂正されるとともに、「メイン−注文実行」スクリーン(販売オフィス、顧客、形式、注文数、および注文された挿し木の総数を示す)上に表示される。
【0068】
その後、注文は、次の出荷週の間だけ、「メイン」システムにより、ファームへと自動的に伝えられる(図24に表示されるように)。このプロセスは、殆どの場合、販売会社における論理および特性に基づく特定のルールを使用して自動で行なわれる。例えば、前記ルールは、ファーム間での個々の注文の最小量の分割でこれらの注文を完全に満たすという目的と、クイックステップにおける注文(QS(クイックステップ)は、3週間で実際の母株ファームに植え付けられる形式)がクイックステップを生産し且つ挿し木の在庫があるファームに届くという目的とに基づくことができる。注文の登録時、販売オフィスにおいて、QS注文をするためのファームは、登録時間に決定され、注文の見出しに置かれる。また、注文は、「メイン」システムにより、そのファームへと方向付けられる(殆どのファームはURCのみを行ない、幾つかのファームはURCおよびQSを行なう。そのため、QS注文が正しいファームに届くことが重要であり、これらの注文が根のない挿し木の在庫を確保するように最初に伝えられることが重要である)。また、販売システムは、ファームおよび植え付けステーションでの植え付けスペースに関する生産力の問題を監視する。ファームおよび植え付けステーションのいずれかが入力された形式に見合ったスペースを有していない場合、その場所またはそのファームで注文をとることができない(たとえ、1つの場所で生産される場合でも)。
【0069】
注文をファームへと伝える際に使用される典型的な論理(またはルール)の幾つかは、以下の通りである。
【0070】
第1は、販売オフィスのファーム優先権である(「メイン」システムで設定される)。例えば、アメリカの販売会社だけが2つのメキシコのファームから挿し木および利用可能性を調達し、ドイツおよびフランスの販売会社が全てのファーム(ケニア、ポルトガル、グランカナリア島、イスラエル、メキシコ1、メキシコ2)から調達する。しかしながら、フランスの最初の選択はケニアであり、ドイツの最初の選択はグランカナリア島である。
【0071】
次に、全てのQS注文が伝えられ、これによって、挿し木は、土地に生産物を植え付けるファームに置かれ、3週間後に顧客に出荷される。
【0072】
次に、幾人かの顧客は選択できるファームを有している。このファーム選択は、個々の販売オフィスにある顧客記録で確立される。顧客の全ての注文と共に、選択ファームの「flag(フラグ)」が「メイン」に送られる。
【0073】
次に、最も少ない注文から最も多い注文へと伝え始める。これは、少ない注文および中程度の注文をファーム間での最小分割で満たす最良の機会を与える。最初のパスで、注文が第1の優先ファームにおいて完全に満たされ得ない場合、システムは、第2の優先ファームまたは第3の優先ファーム等で注文を完全に満たそうとする。それができない場合には、注文は、最大のパーセンテージを満たし且つ次とバランスをとることができるファームに送られる。大きな注文は、殆ど問題なく分割することができる。これは、様々なファームへと送られる量が経済的に出荷できる十分な量であるためである。
【0074】
伝えられる最後の注文は、販売会社の植え付け設備へと送られている生産注文(RC、JIF、PP等)である。これらは、通常、最も大きい注文であり、根のない挿し木に関して顧客ができるよりも簡単に国内で複数の場所から挿し木を得るという課題を扱うことができる。これらの生産注文は、販売会社によって販売される複数の注文の編集であるとともに、1つの注文としてファームに提供される(これらの注文は、植え付けに必要なバッファを含むとともに、最大でほぼ125個まで集められる。この数125は、販売会社が生産開始を決める任意の推測を加味したファームによって出荷される倍数である−この編集は、販売オフィスで行なわれ、「メイン」に送られる)。
【0075】
注文が伝えられると、「Farm Selected(選択ファーム)」は、「None Selected(無選択)」から選択対象のファームになる。
【0076】
なお、上記ルールは、注文をファームへと伝えるための典型的なルールである。当業者であれば分かるように、他のルールおよび/または他の一連のルールを使用して注文をファームへと伝えても良い。
【0077】
自動分割の後、自動的な伝達に優先するものとして、量に関する手動操作を行なうことができる。注文に関して論理的且つ経済的な量を出荷できるように、量をファーム間で移動させることができる。
【0078】
本発明の一局面において、全ての注文は、図24のスクリーン2401に示されるように表示される「生産」注文である。注文#0728は、フィッシャー(Fischer)フランスの場所で生産される形式JIFにおけるものである。総量309625個の挿し木は、根のない挿し木の出荷週05/01に関する1つの注文として、ファームに提供される。フィッシャー・フランスの場合、これは、週09/01におけるジフィーの出荷に関する100個を超える注文を供給するために必要な挿し木の量である。販売システムは、各週毎に、生産注文を自動的且つ連続的に計算する。生産注文は、全ての注文と、最も近い125の倍数まで切り上げたバッファとの合計である(例えば)。根のない挿し木の出荷週の前の水曜日に(あるいは、任意の他の特定の日)、販売オフィスは、図25に示される「編集生産注文」スクリーン2501中で、種類別に、この注文を上下調整することができる。
【0079】
図25に示されるように、「編集生産注文」スクリーン2501により、注文の内容まで掘り下げることができるとともに、ファームによる残りの利用可能性を見て、「メイン」システムによって自動的に選択されたファームとは異なるファームの手動選択に役立たせることができる。品質#5よりも下において選択ファームを変更するため、ビベロインターナショナル(まだ13914個の利用可能な挿し木がある場所)を選択して、図25のVivero El Volcan(ビベロ・エル・ボルカン)(過剰販売された75個の挿し木)を交換する。注文の全てをチェックして訂正した後、注文内容がファームに送られる。その後、前述したように、その結果をファームシステムの「Shipping(出荷)」スクリーンで見ることができる。
【0080】
注文は、例えば出荷の前の週の水曜日に広がる。これにより、ファームは、今度の出荷週のために必要な全ての計画をたてる時間を持つことができる。しかしながら、遅い要求(最後の注文がファームに送られた後)が何度もあるかもしれない。一局面において、本発明は、「販売」システム、「メイン」システム、「ファーム」システムが遅い注文を「遅延注文」として1つのファイル状態で送信でき且つ「メイン」で行なわれた任意の注文の伝達を乱すことができないように或は「ファーム」によって予定されたダウンロード上で予め受けられる注文のカットリストへの割り当て及び任意の伝達を乱すことができないようにする。
【0081】
図26は、各出荷週における各種類毎の総生産、各販売会社毎の総需要、全てのファームにおける総生産の概要および販売会社における同様の概要を示すファーム分配スクリーン2601である。また、注文内容無しに莫大な数の生産物がファームから販売会社へとどのようにして伝えられるかを見ることができる。ここで、影響を受けるファームの同意と共に注文を満たすため、ファームに総生産の最大10%(例えば)のマイナスを余儀なくさせることができる。
【0082】
なお、本発明の「IMS」システムは、販売場所およびファーム(母株が成長している場所−販売場所と同じ場所に配置され、あるいは、販売場所から離れて配置されている)を1つしか持たない会社のために機能するが、1つの販売場所と複数のファームとを有する会社、複数の販売場所と1つ又は複数のファームとを有する会社のためにも同様にうまく機能する。
【0083】
複数の販売場所に関して、本発明は、販売会社が予期される顧客の要求を供給でき且つ同時に出荷日前の指定の数の週でこの予約を解除して他が必要とする未使用の在庫をタイアップさせることができるようにする予約システムを提供する。「大口注文」および「注文内容」の送信に結び付けられるフリー数と予約とについてのこの方法は、独特であり特別である。複数のファームに関して、本発明は、どの販売会社からのどの注文をどのファームに割り当てるか、どの注文をどのファームに割り当てるかについての優先順位に関するシステムを提供する。
【0084】
本発明は、使い勝手が良く、出荷する時がくるまで、あるいは、問題があるまで、最も低いレベルの内容(最も少ない情報内容)を扱うように設計される。−そして、最も高いレベルの内容(最高の情報内容)まで掘り下げて仕事を果たすことができる。例えば、最も低いレベルの内容を扱う場合、本発明は、「大口注文」および「大口在庫」と共に働く。最も高いレベルと共に働く場合、個々の注文の全ての局面およびファーム内におけるその実際の場所の実際の母株が与えられる。
【0085】
情報の通信および送信は重要である。これは、殆どの植物会社がその販売会社を主要な経済市場に有し且つ気候が良好でコストが低い海外(中央アメリカ、南アメリカ、アフリカ、メキシコ)に母株ファームを有しているからである。システムは、ウェブまたは他の同様の公衆通信回線或はプライベートネットワークを介して全ての通信(数例を挙げると、割り当て、在庫、大口注文、注文内容、遅延注文、出荷情報)を行なうように設計されている。
【0086】
本発明の特徴の幾つかは、以下を含んでいる。
【0087】
量別に、顧客別に価格設定する。
【0088】
1種類毎に、事例別に、あるいは、1つの事例においては混合種類別に、必要物を箱詰めする(プルリスト、パックリスト、ラベルを与える)。
【0089】
特定の量の注文に関しては定額料金で、あるいは、単位当たりの料金で、運送価格を設定する。
【0090】
顧客が引き取りに来ることにより値引きする。
【0091】
「注文実行」スクリーンおよび「生産」スクリーンで注文を変更する他、様々なサマリースクリーンで注文に複数の変更を行なうことができる。これらの変更は、量の変更だけでなく、出荷形態、植え付けステーションの場所、運送料等に影響を与える。
【0092】
「クレイム」の確立および監視は、「クレジット」の発行前である。全てのクレイムおよびクレジットは、当初の注文に結び付けられる。
【0093】
生産物を種類別に引き抜いて複数のラックおよび棚にわたって分配することができ、これにより、配達用トラックのためのドロップの順に顧客によりロードされる出荷プログラム。トラックが計画されると、ロード内の任意の場所に他のドロップを置くことができ、全てが自動的に再計算される。
【0094】
URCのベース在庫を栽培者にリンクさせると、生産物(形式RC、JIF、PP等)は最終生産物(例えば6インチのポインセチア)に仕上がる。
【0095】
図27〜図29は、本発明にしたがって形成されても良い幾つかの典型的な報告を示している。図27は、「sales and booking(販売および予約)」報告2701を示している。
【0096】
現在の利用可能性は、図28に示される availability report(利用可能性報告)2801に迅速に印刷することができ、あるいは、1つのファイルへ送ることができる。図28は、週06/01(2001年の2月5日の週)から週11/01(2001年の3月12日の週)までの根のない挿し木の出荷を示している。根のない挿し木の同じ在庫からくる根のある挿し木の利用可能性を印刷するためには、図29の利用可能性報告2901に示されるように、出荷週10/01〜15/01(4週間の生産時間)における利用可能性を印刷する必要がある。図29において、図示の量は、過剰販売を可能性を無くすべく、バッファの量だけ減少される。
【0097】
図30は、コンピュータネットワーク等の電子ネットワーク10に接続される汎用コンピュータシステム12の構成要素を示すブロック図である。また、コンピュータネットワーク10は、インターネットまたはメトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)等のパブリック・ネットワーク、或は、企業のローカルエリア・ネットワーク(LAN)または広域ネットワーク(WAN)等の他のプライベートネットワーク、或は、仮想プライベートネットワークであっても良い。図1に示されるように、コンピュータシステム12は、システムメモリ18に接続された中央処理ユニット(CPU)14を有している。システムメモリ18は、一般に、オペレーティング・システム16と、BIOSドライバ22と、アプリケーションプログラム20とを有している。また、コンピュータシステム12は、マウスおよびキーボード32等の入力装置24と、プリンタ30およびディスプレイモニタ28等の出力装置とを有している。
【0098】
コンピュータシステムは、一般に、電子ネットワーク10と通信を行なうため、イーサネットカード等の通信インタフェース26を有している。また、他のコンピュータシステム13、および13Aが電子ネットワーク10に接続している。当業者であれば分かるように、前記システムは、電子ネットワークに接続されるコンピュータシステムの一般的な構成要素を示す。なお、多くの他の類似の構成が当業者の能力の範囲内であり、これらの構成の全てを本発明の方法およびシステムと共に使用できることは言うまでもない。また、本明細書に開示されたコンピュータシステムおよびネットワークは、プログラム化できるとともに、本明細書で前述した機能を実行するために当業者による演算サイト(メインシステム、販売システム、または、ファームシステム等)として構成することができることは言うまでもない。
【0099】
好ましい態様において、植え付けステーションは、植え付けられた生産物の在庫を管理するために、販売システムと通信を行なう。植え付けステーションシステムの機能を与えるために実行される幾つかの高レベルメニュー機能は、以下を含んでいる。
【0100】
1.EXIT−プログラムから離れるために「EXIT」オプションを単にクリックする。このプログラムの任意の他の部分を終了または開始するためにスクリーンの右上の「X」を絶対にクリックしない。
【0101】
2.INVENTORY(在庫)−ここで、2つの選択肢「RC To Ship」および「Truck Shipments」が存在している。
【0102】
「RC To Ship」−これは、任意の所定の週に出荷するボックスの数および出荷形態が示される。また、これは、3つの出荷日(月曜日、火曜日、または水曜日)で出荷される箱の数および出荷形態を決める場所である。この選択は、配達ノート、パックリスト、および「Shipping Module(配達形態)」のラベルを形成する。
【0103】
「Truck Shipments」−これは、トラックを分けるために注文が割り当てられる場所である。
【0104】
3.PRODUCTION(生産):ここには、5つの選択肢がある。
【0105】
「Production(生産)」−これは、全ての確認(予備保管物、出荷前の10日、年齢超過)が入力されるスクリーンである。これは、在庫のための主要な制御である。
【0106】
「Billing Report(会計報告)」−予備保管物確認で確認される量に基づいて、報告は、フィッシャーUSAに対してどの程度請求されているかを表示する。
【0107】
「Stick Report(予備保管物報告)」−これは、予備保管される種類毎の量(注文+バッファ)および量のために必要とされるストリップの数(最も近いストリップに集められた)を示す便利な報告である。予備保管されたストリップの実際の数を記録することができる線を引いた欄が一番左まである。
【0108】
「Ten Day Report(10日報告)」−この報告は、出荷前の10日の確認を系統立てて容易にするように作成されている。
【0109】
「RC Report(RC報告)」−この報告は、4週間の期間にわたる注文および次の数週間の需要に対する在庫の状態を示す。これは、在庫を「Pull(引く)」または「Push Off(押しつける)」か、あるいは、「change orders(注文変更)」でマイナスの数を削除するのかを決定するのに役立つツールである。
【0110】
4.SHIPPING(出荷):ここには、4つの選択肢がある。
【0111】
「Delivery Notes(配達ノート)」−これは、配達日までに選択されるための注文形態および出荷を体系化するための注文リストを印刷できる場所である。
【0112】
「Pack Lists(パックリスト)」−これは、配達日までに出荷に付随する「パックリスト」の形態が印刷できる場所である。
【0113】
「Labels(ラベル)」−これは、出荷されるボックスのためのラベルが印刷できる場所である。
【0114】
「Pull and Pack List(プル・アンド・パックリスト)」−これは、出荷日に品質毎に引く全てのもの、または、出荷の出荷日/形態が提供される。
【0115】
5.TRANSFERS(送信):ここには、3つの選択肢がある。
【0116】
「Uploads(更新)」−これは、ボールダー(Boulder)販売オフィスから新しいデータを受けた後に実行される必要があるプロセスである。このプロセスは、新しいデータを受ける度に実行しなければならない。
【0117】
「Production(生産)」−これは、最新の更新を、「生産」スクリーンに入力された確認へと送るプロセスである。
【0118】
「Receive(受信)」−これは、メールボックスにあるデータを引き込むプロセスである。
【0119】
6.SYSTEM(システム):これは、ストリップ/トレイ毎の植物、倍数、請求パーセントといった特定のパラメータが設定される場所である。
【0120】
他の態様において、本発明は、2つの別個の特徴を備えるように構成されている。(1)植え付けられる様々な生産物において、複数の生産時間を設けることができる。例えば、幾つかの種類は、根を下ろすのにたった3週間しかかからないが、幾つかの他の種類は、根を下ろすのに8週間または9週間かかる場合がある。植え付けられたこれらの生産物において複数の生産時間を許容することにより、植え付けられた各生産物における実際の生産時間に基づいて、植え付けられた生産物における時間在庫を更に正確に評価することができる。(2)また、倉庫機能も与えられ、これにより、多量の特定の種類が植え付けられると、これらの種類は、根付いた生産物を部分的または完全に休眠状態にする低コスト冷床内に置かれる。この時、そのような倉庫に入れられた根付きの生産物は、幅広い期間にわたって配達することができ、植え付けられた生産物の生産時間に基づく期間に対してのみ割り当てられる必要がある。実際に、そのような倉庫に入れられた多数の生産物は、根付きの挿し木における生産時間によって決定される特定の期間にだけ、植え付けられた生産物が利用可能となるのではなく、植え付けられた生産物の多量の在庫が特定の制御された時間に利用可能となるように組み合わされる。そのような倉庫に入れられた根付きの生産物の在庫は、販売、植え付けステーション、メイン、ファームシステムに関して本明細書で前述した他の期間に基づく在庫と組み合わせることができる。
【0121】
他の態様において、本発明は、種子から一般に生産されるプラグ苗(または、プラグ)の在庫の追跡を与える。プラグ苗の在庫は、種子在庫に密に結合されるとともに、損失量、損傷、または種子からのプラグ苗の生産に関連付けられた他の損失を補償する調整要素を含んでいる。
【0122】
種子在庫は、手元にある種子から構成することができ、あるいは、種子に関して発行された注文書の到達日に基づくことができ、あるいは、これらの両方の組み合わせであっても良い。プラグは一般に可変サイズ(例えば、72トレイまたは288トレイ)のトレイ状態で販売されるため、種子に対するプラグの割合は著しく変化する。したがって、種子在庫からプラグにおける正確な在庫を得るために、種子からのプラグの在庫追跡は、種子に対するプラグの割合を概算するのに適した要素を使用しなければならない。種類、種子のタイプ、ファーム、ファーム内の場所、季節等の要素に基づく統計学的なデータを使用して、種子に対するプラグの適切な割合がシステムで使用されるようにしても良い。また、プラグにおける複数の生産時間を許容することにより、プラグの利用可能性が変更されても良い。
【0123】
プラグ在庫管理の他の特徴は、販売される最終的なプラグ形式に到達するために必要な任意の変換/移植を含む、プラグの様々な形式間での追跡である。例えば、72トレイで販売されるノンストップベゴニアは、最初、288トレイで生産されても良い。すなわち、ノンストップベゴニアは、最初、9週間の間、288トレイで成長され、その後、72トレイに移植された後、更に6週間育てられて、販売できる状態となる。したがって、販売される72トレイ毎に、システムは、種が蒔かれる288トレイの数を追跡するとともに、移植計画の表示(報告など)も与える。更に、実際の利用可能性は、移植プロセスの結果に結び付けられても良い。すなわち、利用可能性の最初の評価は、適切な調整要素によって調整されて種が蒔かれた288トレイの数に基づいている。無論、特定のプラグおよび土地においては、蒔かれる種子の数も、種子に対するプラグの割合によって決定される。その後、利用可能性は、288トレイから72トレイへの移植の実際の確認に基づいて変更される。また、プラグシステムは、販売システム実行スクリーンに結び付けられる。
【0124】
プラグシステムの一実施においては、以下の典型的なメニュードリブン(menu driven)機能が与えられる。
【0125】
メニューオプションは、3つの幅広い見出し、すなわち、(I)Maintenance(メンテナンス)、(II)Inventory(在庫)、(III)Production(生産)の下で分類される。
【0126】
メンテナンス
1.Year Maintenance(年メンテナンス)(図31のスクリーン3101参照)。これは、システムが週における月曜日の日付を決定するのに役立たせるために必要とされる。例えば、03/01が入力されると、システムは、この週の月曜日の日付が15/01/2001であることが分かる。1年の最初の月曜日の日付および1年の最後の月曜日の日付を入力する。以下のスクリーンにおいて、2001年の最初の月曜日(週01/01)は1月1日であり、2001年の最後の月曜日(週52/01)は12月24日である。この情報は、システム全体が出荷週/年の月曜日の日付に動作する場合、絶対に正しくなければならない。安全な特徴として、月曜日でない日が入力されると、システムは、前の月曜日の日付にデフォルトする。
【0127】
2.Cultivar Maintenance(栽培品種植物メンテナンス)(図32のスクリーン3201参照)。この時点で、プラグシステム毎に1つの栽培品種植物が存在しなければならない。Kloerの場合、全てのプラグが栽培品種植物71の下にある。Active(アクティブ)と呼ばれるチェックボックスに注目すると、これは、栽培品種植物71が有効であり、Kloerのために栽培品種植物を作ることを意味している。新たな項目が追加されると、これらを常にチェックしなければならない。これを使用するシステム全体にわたって特徴がある。例えば、種類がアクティブでない場合、その種類は生産計画に加えることができない。
【0128】
3.Season Maintenance(季節メンテナンス)(図33のスクリーン3301参照)。季節の説明で、栽培品種植物、年、タイプを選び、季節の最初および最後の出荷週を入力する。
【0129】
4.Type Maintenance(タイプメンテナンス)(図34のスクリーン3401参照)。現在、2つのタイプの種子、すなわち、生の種子と、ペレット種子とがある。各種類は、生の種子と、ペレット種子、または、これらの両者を有していても良い。また、「Primed(プライムド)」等の新しいタイプを確立することができる。デフォルトがチェックされると、それは、デフォルト種子タイプが選択されたタイプであることを意味する。この場合、生の種子がデフォルトタイプである。
【0130】
5.Tray Maintenance(トレイメンテナンス)(図35のスクリーン3501参照)。これは、使用される任意のトレイサイズを確立する(なお、それが使用されるトレイサイズである場合には、実際のボックスがチェックされなければならない)。もはや特定のトレイサイズを使用しない場合、ボックスから「アクティブ」チェックを除去するだけである。
【0131】
6.Seed Maintenance(種子メンテナンス)(図36のスクリーン3601参照)。種子メンテナンスに着手するため、最初に、cultivar maintenance(栽培品種植物メンテナンス)に行き、その後、Seed Maintenance(種子メンテナンス)をクリックしなければならない。スクリーン「Seed Maintenance(種子メンテナンス)」が出てくる。「Seed No:(種子番号)」は、システムにより特定の種類の種子に割り当てられた番号である。新たな種子種類が加えられると、番号が自動的に割り当てられる。この種子種類は、トレイサイズに応じて、1または複数の種類のプラグに使用することができる。「損失%」は、種蒔きサイクル中に見失う(こぼれ落ち、種まきする者によって余分に拾われ、単純に失う)種子のパーセンテージを示している。この損失%は、過剰種まきパーセンテージとは無関係であり、これらは互いに独立している。
【0132】
7.Seed Type Maintenance(種子タイプメンテナンス)(図37のスクリーン3701参照)。前記スクリーン上の「Seed Type Maintenance(種子タイプメンテナンス)」ボタンを「クリックする」。新しい種子が加えられると、システムは、デフォルト(Maintenance−Seed Type−item#2、前記参照)として設定される種子タイプを自動的に割り当てる。種子タイプがデフォルトと異なるものである場合、ここでそれを選択しなければならない。使用できる複数の種子タイプがある場合、「Add(追加)」ボタンを「クリックする」ことにより、追加のタイプを選択するとともに、「Type(タイプ)」に関するプルダウンメニューから追加の種子タイプを選択しなければならない。Seed Count(種子カウント)1を選択した後、「Save(保存)」を「クリック」する。求めるタイプがプルダウンメニューに無い場合、Seed Type Maintenance(種子タイプメンテナンス)に行って必要なタイプを加えなければならない。この時、この新たなタイプがプルダウンメニューに現われる。この種類に関して使用される種子タイプが何であろうとも、アクティブボックスをチェックしなければならない。それをデフォルトタイプとして選択しなければならない。
【0133】
8.Variety Maintenance(種類メンテナンス)(図38A−Bの3801および3802によって示されるスクリーンを参照)。種類メンテナンスに着手するため、、最初に「Cultivar Maintenance(栽培品種植物メンテナンス)」を「クリック」し、その後、「Seed Maintenance(種子メンテナンス)」を「クリック」してから、「Variety Maintenance(種類メンテナンス)」を「クリック」しなければならない。
【0134】
幾つかの種類は、リンクした種類−種が蒔かれるトレイサイズ(すなわち、A288トレイ)から販売される最終的なトレイ(すなわち、A72トレイ)へと移植される種類であってよい。これらは、Linked(リンクした)としてマークされなければならない。Linked Variety(リンクした種類)(この種類の前に生産された種類)およびリンク毎のトレイの番号が入力される。
【0135】
過剰種まきパーセンテージは、注文を満たすために必要な追加トレイの数を計算するために使用される。例えば、注文に関して27個のトレイがあり、過剰種まきパーセンテージが5.00%である場合、過剰種まきのために2つのトレイが更に余分に必要とされる(27*.05=1.35切り上げて2トレイ)。
【0136】
なお、Over Sow(過剰種まき)、Crop Week(収穫週)、Seeds per Cell(セル当たりの種)、または、Pellets per Cell(セル当たりのペレット)が変更されると、それは、次の生産週でこれらの変更を使用して開始する。これは、現在のものが完全に Stuck(予備保管物)であるか否かに基づいている。
【0137】
非利用可能性(図39のスクリーン3901参照)。以下のポップアップスクリーンを得るために、右下にある「Non-Availability(非利用可能性)」ボタンをクリックする。「Add(追加)」ボタンをクリックして、週/年を入力する。この種類は出荷されない。複数の週を入力することができる。これは、量を他の全ての出荷週に統一するため、主に、季節の最初および最後の出荷週において使用される。その後、これを複数の種類および週にわたって迅速に行なうことができるマスタースクリーンを知る。
【0138】
種類収穫週例外(図40のスクリーン4001参照):各種類は、その種類の生産週収穫時期におけるデフォルトを使用して設定される。1年の時期によって、幾つかの種類は、生産にあまり時間を必要とせず、あるいは、かなりの時間を必要とする。必要とされる生産時間は、種類における収穫週に基づいている。「Variety Maintenance(種類メンテナンス)」スクリーンの右のボタンの「Crop Week Exceptions(収穫週例外)」をクリックする。「Edit(編集)」ボタンをクリックして、生産週の変更によって影響を受ける出荷週の範囲を入力した後、この範囲の出荷週のために必要な生産週を入力し、その後、「Save(保存)」をクリックする。例外週以外の全ての週は、生産、種まき日、利用可能性を計算するために、デフォルト週を使用する。任意の変更が成されると、その日の最後に、「Inventory Transfer(在庫送信)」が販売システムに送られる。
【0139】
検索機能(図41のスクリーン4101参照):「Seed Maintenance(種子メンテナンス)」スクリーンの「Search(検索)」をクリックすると、図41のポップアップスクリーン4101が現われる。プルダウンメニューを使用して、当該種類を迅速に調べる。探している種類を強調表示して、「OK」をクリックする。
【0140】
スクリーン42901は選択されたものを示している。種子#101249−AZTEKENGOLD:
【0141】
プラグ種類(トレイサイズ)を観察/編集/追加する(図43のスクリーン4301参照):「Seed Maintenance(種子メンテナンス)」スクリーンから「Variety Maintenance(種類メンテンナス)」をクリックする。左上にある右検索矢印に注目する。図示の種類は#3901−AZTEKENGOLD/384トレイである。この種子種類で提供される他の種類を見るため、「Right Arrow(右矢印)」をクリックする。
【0142】
ここで、プラグ#3904−AZTEKENGOLD/288トレイとしてこの種子種類で提供される他の種類を見ることができる(図44のスクリーン4401参照)。
【0143】
編集する(図45のスクリーン4501参照):「Edit(編集)」ボタンをクリックする。ここで、spelling(スペリング)、sort order(仕分け注文)、oversow%(過剰種まき%)、crop weeks(収穫週)、Raw Seed/cell(生種子/セル)、enhanced seed/cell(増強された種子/セル)を編集することができる。変更を行なった後、「Save(保存)」をクリックする。
【0144】
追加する(図46のスクリーン4601参照):「Add(追加)」ボタンをクリックする。プラグにおけるvariety(種類)#、variety name(種類名)を入力し、リストからトレイサイズを選択し、1つ(これは必要とされない)存在する場合には sort order(仕分け注文)、oversow%(過剰種まき%)、crop weeks(収穫週)、raw seed per cell(セル当たりの生種子)、enhanced seed per cell(セル当たりの増強された種子)を入力する。「Save(保存)」をクリックする。
【0145】
変更または追加を行なった後、「Inventory Transfer(在庫送信)」を販売システムに送る。
【0146】
リンク種類(図47のスクリーン4701):提供された幾つかの種類は、種が蒔かれた288トレイから移植される72トレイノンストップなどの移植ステップを経る。移植を必要とするこれらの種類は「Linked(リンク)」と呼ばれる。以下の種類、#1001 ILLUMINATION APRICOT/72トレイは、種類#100L ILLUMINATION APRICOT/288トレイとリンクしている。288トレイは生産に9週間を要する。72トレイは、移植後、生産に6週間を要する。全体の生産時間は15週間である。
【0147】
リンクを形成するため、望む種類をスクリーン上の表示(種類#1001 ILLUMINATION APRICOT/72トレイ)にリンクさせる(図48のスクリーン4801参照)。「Add(追加)」ボタンをクリックする(ここで、同じ種子種類のプラグトレイの新たな種類を、前記72トレイとして加える)。「Active(アクティブ)」ボックスがチェックされているかを確かめる。また、この種類に関して、「Internal(内部)」ボックスをチェックする(これが内部の移植で使用されるため)。production weeks(生産週)、oversow%(過剰種まき%)、seeds per cell(セル当たりの種子)を入力する。
【0148】
「Edit(編集)」をクリックする(図49のスクリーン4901参照)−その後、プルダウンメニューから形成したリンク種類を選択する(なお、これを行なうと、セル当たりの種子が消失する)。
【0149】
「Trays Per Link(リンク当たりのトレイ)」の数を入力する(各288トレイから、幾つの72トレイを移植することを期待しますか?)(図50のスクリーン5001参照)。以下の例において、3.9トレイが選択された。
【0150】
「Save(保存)」を「クリック」する。ここで、72トレイの出荷15週前に種が蒔かれた288のリンクトレイが形成される。移植の前の週に移植リストが形成される。
【0151】
種類収穫週例外(図51のスクリーン5101参照):「Cultivar(栽培品種植物)」を選択して、「Grid(グリッド)」をクリックする。以前に「Crop Week Exceptions(収穫週例外)」を形成した任意の種類がこのスクリーンに現われる。、「Edit(編集)」をクリックすることによって行なったものを編集することができる。また、このスクリーンを使用して、種類収穫週例外を直接に且つ迅速に入力することができる。このスクリーンで「Crop Week Exceptions(収穫週例外)」を入力するために、「Edit(編集)」ボタンをクリックした後、「Add(追加)」ボタンをクリックする。
【0152】
プルダウンメニューから編集したいと思う種類を選択する(図52のスクリーン5201参照)。
【0153】
「OK」をクリックする。
【0154】
適当な情報を加えた後、「Save(保存)」をクリックする(図53のスクリーン5301参照)。
【0155】
在庫(図54のスクリーン5401参照):このスクリーンは、利用可能な種子の状態を示している。1)種子品目番号および名、2)種子品目に関連付けられたプラグ(トレイ)の種類、上旬の在庫、3)購入(受けた注文書)、4)調整(物理的在庫に起因する在庫の変更)、5)生産高(種まきで使い果たされた種子の数)、6)現在(種まき後に在庫に残っているもの)、7)必要量(まだ生産されていない注文に対して種をまくために必要な種子の量)、8)(+/−)現在から必要量を引いた結果、9)係属中(まだ受けていない注文書、すなわち、到達予定日を過ぎた注文書における任意の量)、10)利用可能性(+/−)+継続中の結果。
【0156】
このスクリーンから、、1)種子メンテナンス、2)物理的在庫を入力する、3)注文書を入力、編集、または受領する、4)新しい季節のため、上旬の在庫を入力する、5)種子の状態を示す報告を印刷する、へと進入することができる。
【0157】
在庫で成された任意の変更は、在庫送信を介して、販売システムに伝えられなければならない。
【0158】
在庫/種子メンテナンス(図55のスクリーン5501参照):興味を持つ種類を強調表示した後、「Seed Maintenance(種子メンテナンス)」をクリックする。これにより、以下のスクリーンを得る。このスクリーン内で、ナビゲート方法に関する先の命令を調べる。
【0159】
在庫/上旬在庫(図56のスクリーン5601参照):種子在庫スクリーン内で栽培品種植物および季節を選択する。「Beginning Inventory(上旬在庫)」をクリックすると、以下のポップアップスクリーンが現われる。ここで、上旬の在庫を入力または編集することができる。
【0160】
上旬の在庫を入力または編集した後、在庫を販売システムに送る。
【0161】
在庫/物理的在庫(図57のスクリーン5701参照):常に、種子種類のうちの1つ、幾つか、または全てに関する物理的在庫を形成することができる。このことは、システムが種子を生産高にどのように割り当てるかに関して前提を使用するため、必要である。物理的在庫は、現在の在庫を確認するための方法である。種子在庫スクリーンから、「Physical Inventory(物理的在庫)」をクリックすると、以下のスクリーンを見ることができる。
【0162】
「Add(追加)」をクリックする。今日の日付を用いて日付が自動的に記入される。また、システムが現在の在庫になるように計算したものを用いて物理的在庫が記入される。正しい量を用いて欄「Physical Inventory(物理的在庫)」の数字を簡単に修正して、「Save(保存)」する。以下、私は、15000個の種子を用いてキューピット・アプリコット(Cupido Apricot)の在庫を補正した(図58のスクリーン5801参照)。
【0163】
スクリーン(図59のスクリーン5901参照)は、保存後の物理的在庫の結果を示している。
【0164】
物理的在庫の結果は、「Adjustments(調整)」欄に現われる。キューピット・アプリコットの場合、これは6143個の種子(物理的在庫の15000個の種子と上旬在庫の8857個の種子との間の差)である。任意の物理的在庫が完成した後、「Inventory(在庫)」を販売システムに送る。
【0165】
在庫/注文書(図60のスクリーン6001参照):注文された全ての種子を、プラグシステムに入力しなければならない−注文書特徴。これは、販売システムのために在庫を最新に維持する唯一の方法である。
【0166】
「Purchase Order(注文書)」をクリックした後、「Add(追加)」をクリックして、新たな注文書を形成する。注文書日付は、今日の日付を用いて自動的に記入される。「Pending(係属中)」と書いてある。「Vendor(製造供給元)」を選択して「Estimated Arrival Date(おおよその到達日)」を記入する必要がある。その後、注文したい種子の量を記入して、「Save(保存)」をクリックする。
【0167】
「Pending(係属中)」欄にこの「Purchase Order(注文書)」を形成する影響を在庫スクリーンで見ることができる(図61のスクリーン6101参照)。これらの量は、「Available(利用可能性)」欄に総量を加える。この新たな在庫が販売システムに送られると、これらの新たな総量に対して注文をすることができる。
【0168】
注文書を編集することができる。「Purchase Order(注文書)」をクリックして、欲しい注文書をプルダウンリストから選択した後、「Grid(グリッド)」をクリックする(図62のスクリーン6201参照)。
【0169】
これによって、注文書が提示される(図63のスクリーン6301)。
【0170】
ここで、当初の注文「Edit Ordered」を編集することができ、あるいは、「Edit Received」の一部または全てを受けることができる。この注文の一部を受けるため、「Edit Received」をクリックする。最初に、実際の到達日付を記入しなければならない。その後、受注したものを入力することができる(図64のスクリーン6401参照)。
【0171】
この注文の一部を受けるだけであるため、「Save(保存)」ボタンがクリックされると、ポップアップウインドウが出現し、4つの質問のうちの1つに答えなければならない。この場合、「Make a New Order(新たな注文をする)」と言われる。その後、「OK」をクリックする。
【0172】
以下のスクリーンを得る(図65のスクリーン6501)−自分が形成した新たな注文書において、「Estimated Arrival Date(おおよその到達日)」を入力しなければならない(当初の注文書から到達時にチェックしなかった種子の全て)。その後、「Save(保存)」をクリックする。
【0173】
以下のスクリーン(図66のスクリーン6601参照)は、新たな到達日を入力しない場合に起きることを示している。
【0174】
スクリーン(図67のスクリーン6701参照)は、正しく行なった場合に見るものである。
【0175】
ここで、受注された種子の3つの種類における量は、「Purchases(購入)」欄に現われ、もはや「Pending(係属中)」欄に現われない。
【0176】
ここで、形成された新たな注文書は、受注されなかったそれらの項目だけを有している。
【0177】
生産:メニューのこのセクションは、全ての種まき確認および出荷確認が行なわれる場所であり、推測が行なわれる場所である。
【0178】
生産/種まき確認:Cultivar(栽培品種植物)、Season(季節)、および Sow Week(種まき週)を入力し、「Grid(グリッド)」を入力する。1)トレイサイズを単位としたアルファベット順種類、2)トレイサイズ、3)この種まき週における種類/トレイサイズのための出荷週、4)注文量、5)計算された過剰種まき、6)推測のための欄、7)注文+過剰種まき+推測の合計である種まき総量、8)種まき量−実際に蒔かれた種の量、9)利用可能性−推測が広まり確認された後に売られる利用可能な量、を見ることができる。
【0179】
「Edit(編集)」をクリックして推測を入力する。全ての推測が入力された後、「Save(保存)」をクリックする。
【0180】
リストの最初の7項目で推測が行なわれた事が分かる。最初の項目において、16トレイの推測により、他のトレイの過剰種まきが計算される。
【0181】
種まき:種まきを行なうために、「Seeding(種まき)」をクリックする。以下のスクリーンが得られる:
【0182】
種を蒔いている品種を強調表示して、「Sow(蒔く)」をクリックする。
【0183】
下半分で、自分が使用している種子のタイプ、種を蒔きたいトレイの数を選択することができる。また、利用可能な種子に基づいて、種を蒔くことができるトレイの量を見ることができる(将来の注文は、推測で過剰種まきを行なわないように保護される)。23個の全てのトレイに種を蒔くつもりで、「OK」をクリックする。
【0184】
その後、次のポップアップスクリーンを見る。このスクリーンで、実際に自分が23個の全てのトレイに種を蒔いたことを確認する。
【0185】
「OK」をクリックする。
【0186】
全ての種まき週が完了すると、「Sow Verified Box(種まき確認ボックス)」をチェックしなければならない。これは推測を提供する。下部のrunning totals(現在高)に注目する。
【0187】
以下のスクリーンは、確認された全ての種まき週を示している。
【0188】
種まき週を完了して「SOW VERIFIED(種まき確認)」をチェックした後、販売オフィスに「PRODUCTION(生産高)」を送らなければならない。
【0189】
移植:リンクした生産物は、これらが移植される週日にここに現われる。以下のスクリーンを得るために「Sow Verification(種まき確認)」スクリーンから「Transplanting(移植)---」をクリックする。
【0190】
移植が行なわれると、このスクリーンで、移植された実際の量を入力する必要がある。「Edit(編集)」をクリックして、量を入力する。
【0191】
移植報告:「Report(報告)」をクリックすることにより、その週における移植報告を得ることができる。
【0192】
生産/出荷週確認:出荷週前の10日は、種が蒔かれた種まき週から、出荷週03/02欄で、手元にある出荷可能なトレイの量を入力する。前の出荷週からの年齢超過が Overage(年齢超過)欄で入力される。
【0193】
「Edit(編集)」をクリックして、量を入力した後、「Save(保存)」をクリックする。
【0194】
以下のスクリーンは、出荷週02/02において入力される全ての情報を示している。なお、全ての量が入力された後、「On Hand Verified(手元確認)」ボックスがチェックされた。手元確認ボックスをチェックすることにより、出荷週におけるセルのうちの1つに0がある場合、0として計算する。
【0195】
出荷週を確認した後、生産高を販売システムに送る。
【0196】
超過年齢の送信:それを販売したい場合、出荷週直後に超過年齢を送ることは非常に重要である。超過年齢が完全に送られた後、「Overage Verified(超過年齢確認)」ボックスをチェックする。これは、全ての0を0として計算するシステムを知らせる。
【0197】
超過年齢が入力された後、生産高を販売システムに送らなければならない。
【0198】
前に割り込んで押しやる:以前の出荷週におけるトレイを引き抜いて不足を補うことができ、あるいは、後の出荷週に押しやることができる(収穫高が計画された出荷週に準備できていない場合)。全ての「Pushes(押しやり)」および「Pulls(引き抜き)」をシステムに入力して、在庫をしっかりと維持することが重要である。以下の例において、種類#1022の3つのトレイが早期に引き抜かれ週01/02に出荷された。また、種類#1701の3つのトレイが押しやられ週03/02に出荷された。これは、出荷週02/02での「Available(利用可能性)」を減らす。
【0199】
出荷週01/02において、早期に引き抜かれたトレイを見ることができる。
【0200】
引き抜きあるいは押しやる場合、生産的配置替えを販売システムに送らなければならない。
【0201】
出荷週03/02において、押しやられたトレイを見ることができる。
【0202】
生産的配置替えを販売システムに送る。
【0203】
予期しない損失:予期しない損失を有する場合、それを直ちに記録する(損失を確認するために、出荷10日前を待たない)。種類#705の23個のトレイに種を蒔いた後1週間、豪雨があった。2つのトレイを除く全てが損失した。注文によって短い3トレイを注意する。「生産高」を販売システムに送ることにより、販売システムは顧客に知らせて注文を取り付けることができる。
【0204】
生産的配置替えを販売システムに送る。
【0205】
生産高報告:生産高報告は、その週における(+/−)の計算および4週間の(+/−)の合計を用いた、4週間にわたる注文に対するプラグトレイの在庫の状態を示している。
【0206】
生産高:スペース報告−「Maintenance(メンテナンス)」の「Sow Week(種まき週)」スクリーンで割り当てられたスペースおよび注文のために必要なスペースの計算に基づいて、自分の温室のスペース稼動率のビジュアル・プレゼンテーションを得ることができる。
【0207】
以下のグラフを得る。
【0208】
生産高:必要なトレイ−
【0209】
一度に8週を超えて入力すると、以下のメッセージが得られる。
【0210】
8週に関して、以下の報告が得られる。
【0211】
この報告は、このスクリーンの右に合計を示す。
【0212】
これは、生産セクションの終わりである。
【0213】
出荷:配達ノート−1回だけ配達ノートを形成することができる。
【0214】
出荷週における最終の注文のダウンロードの後に形成する。
【0215】
このダウンロード後の注文は、遅い注文として送られる。
【0216】
この配達週に影響を与える種まき週が完了しない場合、前記メッセージが得られる。種まき週47/01に戻り、完了する。
【0217】
形成後、形成されたツアーを見ることができる。
【0218】
ツアーによって配達ノートを見ることができる。
【0219】
注文を一方のツアーから他方のツアーへと移動させることができる。「Dusseldorf(デュッセルドルフ)」を強調表示して、Tour Details(ツアー内容)を「クリック」する、Move(移動)を「クリック」する。
【0220】
「Default(デフォルト)」を選択する。この注文は移動される。その後、OKをクリックする。
【0221】
「JA」をクリックすることにより、現在注文を有さないこのツアーを削除する。
【0222】
ここで、ツアー「Dusseldorf(デュッセルドルフ)」が行ってしまう。
【0223】
デフォルト・ツアーに行くことにより、このツアーで注文を見ることができる。
【0224】
次のステップは、出荷週を体系化することである。ツアースクリーンからこれを行なう。ツアーが場所を去る週の日を簡単にチェックする。最初にEdit(編集)をクリックし、適したボックスをチェックした後、Save(保存)をクリックする。
【0225】
ここで、ツアーに入って、ドロップシーケンスを体系化することができる。
【0226】
SEQをクリックすることにより、ドロップを体系化することができる。トラックおよびトレーラのライセンスを入力する。
【0227】
多くの他の類似の構成は当業者の能力の範囲内であり、これらの構成は本発明の方法と共に使用できることは言うまでもない。また、本明細書に開示された方法ステップを実行するため、本明細書に開示されたコンピュータシステムおよびネットワークを、当業者により、プログラム化することができ、ネットワークコンピュータシステム構成要素として構成することができることが分かる。
【0228】
本発明の他の態様は、本明細書に開示された本発明の手順および明細書を考慮すると、当業者によって明らかである。明細書は、単なる一例として見なされることを意図しており、本発明の真の範囲および思想は、以下の請求の範囲によって示される。
【図面の簡単な説明】
【0229】
(図1)本発明の好ましい態様の典型的なシステム構成要素を示すシステム全体図である。
(図2)ファームシステムの生産計画スクリーンを示している。
(図3)計画対実際の比較に基づく在庫の調整を与えるスクリーンを示している。
(図4)様々なインデックスシナリオを示すスクリーンである。
(図5)品種により異なるインデックスを示すスクリーンである。
(図6)ファーム内の場所による品種により予期されるインデックスを週毎に(好ましい態様においては図式的に且つスプレッドシート状態で)示す計算スクリーンを示している。
(図7)ファーム内の注文に対するカットリスト番号の割り当てを示すスクリーンである。
(図8)ファーム内の様々な場所に対する様々なカットリストの割り当てを示すスクリーンである。
(図9)複数の日にわたるカットリストの調整を示すスクリーンである。
(図10)様々な送り先に基づく出荷情報の割り当てを示すスクリーンである。
(図11)栽培者確認ツールを示すスクリーンである。
(図12)販売システムの注文実行スクリーンを示している。
(図13−図16)注文を変更することによってどのように需要が減少し得るかを示している。
(図17)本発明に係る販売システムの生産スクリーンを示すスクリーンである。
(図18)苦情/クレイムが入力されるスクリーンである。
(図19)クレイム表示と共に注文を表示するスクリーンである。
(図20−図21)本発明に係るクレイムの処理を示すスクリーンである。
(図22)本発明に係る顧客記録に関連付けられたクレジットメモを示している。
(図23)形成された本発明に係るクレジットメモを示している。
(図24)本発明のメインシステムの注文実行スクリーンである。
(図25)ファームへの注文の伝達を調整する注文内容スクリーンを示している。
(図26)各出荷週における各品種毎の総生産高を示すファーム分配スクリーンである。
(図27)販売および予約報告を示している。
(図28−図29)それぞれ、根のない挿し木および根のある挿し木の利用可能性を示している。
(図30)本発明の方法およびシステムを実行するために使用できる電子ネットワークに接続された汎用コンピュータシステムの構成要素を示すブロック図である。
(図31−図81)本発明に係るプラグ苗の在庫管理の様々な局面を示すスクリーン図である。
Claims (35)
- 期間に注意を払うべき品目の在庫を期間を基準にして追跡するコンピュータ実行方法であって、
期間に注意を払うべき品目の需要を、時間間隔で期間毎に確立するステップと、
期間に注意を払うべき品目を時間間隔で期間毎に生産する、ソース品目を生産するための生産計画を確立するステップであって、ソース品目は、時間間隔で様々な期間にわたって、期間に注意を払うべき品目を形成するステップと、
期間を基準にして、確立された需要のため、期間に注意を払うべき品目を予約するステップと、
を含む、コンピュータ実行方法。 - 期間に注意を払うべき品目が植物挿し木を含み、ソース品目が母株を含む、請求項1記載のコンピュータ実行方法。
- 期間に注意を払うべき品目がプラグ苗を含み、ソース品目が種子を含む、請求項1記載のコンピュータ実行方法。
- 期間に基づく母株からの挿し木の利用可能性を決定するステップと、
植え付けられた母株の生産期間を決定するステップであって、期間に基づく挿し木の利用可能性および植え付けられた母株の挿し木の生産期間を考慮することにより、生産計画が計算されるステップと、
を更に含む、請求項2記載のコンピュータ実行方法。 - 期間に基づく母株からの挿し木の利用可能性を決定するステップが、
母株毎に利用可能な挿し木の数を示す最初の生産インデックス値を期間毎に決定するステップと、
母株に関連する観察されもしくは計算されたパラメータまたは母株に関連付けられた生育環境に基づいて、期間における生産インデックス値を調整するステップと、
を含む、請求項4記載のコンピュータ実行方法。 - 期間に基づく母株からの挿し木の利用可能性を決定するステップが、
セキュリティ要素またはパーセンテージを使用して、期間に基づく母株からの挿し木の利用可能性をバッファすること、
を更に含む、請求項5記載のコンピュータ実行方法。 - 期間を基準にして、確立された需要のため、期間に注意を払うべき品目を予約するステップが、
期間品目の注文を受けることと、
論理的なルールに基づいて、注文をファームに自動的に伝えることと、
を含む、請求項2記載のコンピュータ実行方法。 - 論理的なルールに基づいて、注文をファームに自動的に伝えるステップが、
注文に関連する販売オフィスのファーム優先順位に基づいて、注文をファームに割り当てるステップと、
ファームに植え付けられる根のある全ての挿し木に対応する根のない挿し木をそのファームに割り当てるステップと、
注文の顧客のファーム優先順位に基づいて、注文をファームに割り当てるステップと、
最少注文から最大注文への優先順序で、注文をファームに割り当て、少ない注文の分割を防止するステップと、
植え付けステーションからの生産注文を伝えるステップと、
を順番に含む、請求項7記載のコンピュータ実行方法。 - 生産計画を確立するステップが、母株をファーム内の実際の物理的な場所に関連付けて、母株の種類、タイプ、および量を特定することを含む、請求項2記載のコンピュータ実行方法。
- 生産計画を確立するステップが、更に、母株からの挿し木の収穫高の変化を許容するバッファを与えることを含む、請求項9記載のコンピュータ実行方法。
- 母株の実際の植え付けを確認して、計画された母株の植え付けと比較することにより、生産計画を調整するステップを更に含む、請求項2記載のコンピュータ実行方法。
- ファームでカットリストを形成して、母株からの挿し木の切断および出荷を容易にするステップを更に含む、請求項11記載のコンピュータ実行方法。
- 欠陥のある挿し木に対してクレイムを受けるステップと、
欠陥がある挿し木を、挿し木が生産されたファームに関連付けるステップと、
を更に含む、請求項12記載のコンピュータ実行方法。 - 母株挿し木における生産期間を決定するステップが、植え付ける必要がある母株挿し木の種類に関して複数の生産期間を決定することを含む、請求項4記載のコンピュータ実行方法。
- 植え付けられた母株挿し木を休眠状態で倉庫に入れて、植え付けられた母株挿し木の生産期間を変えるステップを更に含む、請求項4記載のコンピュータ実行方法。
- プラグ苗のために生産計画を確立するステップが、プラグ苗の生産高を、プラグ苗における種子在庫に結び付けることを含む、請求項3記載のコンピュータ実行方法。
- 種子在庫が、手元にある種子と、販売される種子の予期される到達日との組み合わせを含む、請求項16記載のコンピュータ実行方法。
- プラグ苗の最後の形式の所望量に基づいて、種子から育ったプラグ苗の最初の形式の量を計算するステップと、
プラグ苗の最初の形式をプラグ苗の最後の形式にリンクさせる移植状態を決定するステップと、
を更に含む、請求項16記載のコンピュータ実行方法。 - プラグ苗の最初の形式が288トレイを含み、プラグ苗の最後の形式が72トレイを含む、請求項18記載のコンピュータ実行方法。
- 以下のものを含む、期間に注意を払うべき品目の在庫を期間を基準にして追跡する在庫制御システム:
期間に注意を払うべき品目の需要を、時間間隔で期間毎に確立するように構成された販売システム処理ユニットと、
期間に注意を払うべき品目を時間間隔で期間毎に生産するソース品目を形成するための生産計画を確立するように構成されたファームシステム処理ユニットであって、ソース品目は、時間間隔で様々な期間にわたって、期間に注意を払うべき品目を形成する、ファームシステム処理ユニットと、
期間を基準にして、確立された需要のため、期間に注意を払うべき品目を予約するように構成されたメインシステム処理ユニット。 - 期間に注意を払うべき品目が植物挿し木を含み、ソース品目が母株を含む、請求項20記載の在庫制御システム。
- 期間に注意を払うべき品目がプラグ苗を含み、ソース品目が種子を含む、請求項20記載の在庫制御システム。
- ファームシステム処理ユニットが、期間に基づく母株からの挿し木の利用可能性を決定するように構成され、植え付けステーション処理ユニットが、植え付けられた母株挿し木の生産期間を決定するように構成され、期間に基づく挿し木の利用可能性および植え付けられた母株の挿し木の生産期間を考慮することにより、生産計画が計算される、請求項21記載の在庫制御システム。
- ファームシステム処理ユニットが、母株毎に利用可能な挿し木の数を示す最初の生産インデックス値を期間毎に決定し、母株に関連する観察されもしくは計算されたパラメータまたは母株に関連付けられた生育環境に基づいて、各期間における生産インデックス値を調整することにより、期間に基づく母株からの挿し木の利用可能性を決定する、請求項23記載の在庫制御システム。
- ファームシステム処理ユニットが、セキュリティ要素またはパーセンテージを使用して、期間に基づく母株からの挿し木の利用可能性をバッファする、請求項24記載の在庫制御システム。
- メインシステム処理ユニットは、販売システム処理ユニットから注文を受けることにより、確立された需要のため、期間に注意を払うべき品目を予約し、論理的なルールに基づいて、注文をファームシステム処理ユニットに自動的に伝える、請求項21記載の在庫制御システム。
- 論理的なルールが、
注文に関連する販売オフィスのファーム優先順位に基づいて、注文をファームに割り当てるルール、
ファームに植え付けられる根のある全ての挿し木に対応する根のない挿し木をそのファームに割り当てるルール、
注文の顧客のファーム優先順位に基づいて、注文をファームに割り当てるルール、
最少注文から最大注文への優先順序で、注文をファームに割り当てて、少ない注文の分割を防止するルール、および
植え付けステーションからの生産注文を最終的に伝えるルール、
といった一連のルールに基づいて割り当てることを含む、請求項26記載の在庫制御システム。 - ファームシステム処理ユニットが、ファーム内の実際の物理的な場所への母株の関連付けを含むべく生産計画を確立し、母株の種類、タイプ、および量を特定する、請求項21記載の在庫制御システム。
- ファームシステム処理ユニットが、確認された母株の実際の植え付けを受けるように構成され、母株の実際の植え付けと、計画された植え付けとの比較に基づいて生産計画を調整する、請求項21記載の在庫制御システム。
- ファームシステム処理ユニットが、プラグ苗の生産高をプラグ苗における種子在庫に結び付けることにより生産計画を確立する、請求項22記載の在庫制御システム。
- ファームシステムが、プラグ苗の所望の最後の形式に基づいて、種子から育ったプラグ苗の最初の形式の量を計算するよう構成され、プラグ苗の最初の形式をプラグ苗の最後の形式にリンクさせる移植スケジュールを決定する、請求項30記載の在庫制御システム。
- コンピュータプログラムコードが記録されたコンピュータ読取可能媒体であって、コンピュータプログラムコードは、
期間に注意を払うべき品目の需要を、時間間隔で期間毎に確立するステップと、
期間に注意を払うべき品目を時間間隔で期間毎に生産するソース品目を生産するための生産計画を確立するステップであって、ソース品目は、時間間隔で様々な期間にわたって、期間に注意を払うべき品目を形成するステップと、
期間を基準にして、確立された需要のため、期間に注意を払うべき品目を予約するステップと、
をコンピュータシステムに行なわせるように構成されている、コンピュータ読取可能媒体。 - 期間に注意を払うべき品目が植物挿し木を含み、ソース品目が母株を含む、請求項32記載のコンピュータ読取可能媒体。
- 期間に注意を払うべき品目がプラグ苗を含み、ソース品目が種子を含む、請求項32記載のコンピュータ読取可能媒体。
- 期間に注意を払うべき品目の在庫を期間を基準にして追跡する在庫制御システムであって、
期間に注意を払うべき品目の需要を、時間間隔で期間毎に確立する手段と、
期間に注意を払うべき品目を時間間隔で期間毎に生産するソース品目を生産するための生産計画を確立する手段であって、ソース品目は、時間間隔で様々な期間にわたって、期間に注意を払うべき品目を形成する手段と、
期間を基準にして、確立された需要のため、期間に注意を払うべき品目を予約する手段と、
を含む、在庫制御システム。
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