JP2005503725A - データ通信システムでのチャネル復号器の入力軟性決定値計算装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は多重レベル変調(multi-level modulation)方式を採択したデータ通信システムでの復調(demodulation)装置及び方法に関し、特に、64QAMを変調方式として採択したデータ通信システムの復調器(demodulator)でチャネル復号器(channel decoder)の入力値を計算する装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
通常的に、データ通信システムではスペクトル効率(spectral efficiency)を高めるために多重レベル変調方式を使用する。前記多重レベル変調方式は各種方式が存在する。各種多重レベル変調方式のうち、64QAM(64-ary Quadrature Amplitude Modulation)方式に対して説明する。前記64QAM方式のチャネル符号器(channel encoder)は2進法により符号化された信号を変調して受信器側に送信する。このように送信された信号を受信した受信器は、チャネル復号器((channel decoder)で軟性決定復号(soft decision decoding)過程を通じて変調された信号を復号する。このように復号するために受信器の復調器は、軟性決定値(soft decision value)を生成するマッピングアルゴリズム(mapping algorithm)を有しているべきである。これは前記変調され受信された信号は同位相(in-phase)信号成分と直交位相(quadrature phase)信号成分で構成されるからである。従って、前記受信器の復調器は前記2次元受信信号からチャネル符号器(channel encoder)の出力ビット(bit)それぞれに相応する軟性決定値を生成するマッピングアルゴリズムを有しているべきである。
【0003】
このようなマッピングアルゴリズムは、ノキア(Nokia)社が提案したシンプルメートル法(simple metric procedure)とモトローラ(Motorola)社が提案した二重最小メートル法(dual minimum metric procedure)の二つに大別される。前記二つの方式は各出力ビットに対するログ尤度率(LLR:log likelihood ratio)を計算してこれをチャネル復号器の入力軟性決定値として使用する。
【0004】
前記シンプルメートル法は、複雑なログ尤度率(LLR)計算式を簡単な形態の近似式に変形したマッピングアルゴリズムであり、ログ尤度率(LLR)の計算が簡単である。しかし、近似式を利用することにより、ログ尤度率(LLR)の歪曲による性能劣化をもたらす。そして前記二重最小メートル法は、より正確な近似式を使用して計算されたログ尤度率(LLR)をチャネル復号器の入力として使用するマッピングアルゴリズムである。従って、前記シンプルメートル法を使用する場合に発生される性能劣化を大幅に改善することができる。しかし、前記シンプルメートル法に比べてより多くの計算量を必要とし、ハードウェア具現時に回路が非常に複雑になり、多くの素子が使用される問題があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従って、前述の問題点を解決するための本発明の目的は、64QAMを変調方式に採択したデータ通信システムの復調器で複雑な計算を遂行することなく軟性決定値を得ることができる装置及び方法を提供することにある。
【0006】
本発明の他の目的は、64QAMを変調方式に採択したデータ通信システムの復調器で簡単な回路を通じて軟性決定値を得ることができる装置及び方法を提供することにある。
【0007】
本発明のさらに他の目的は、64QAMを変調方式に採択したデータ通信システムの復調器で簡単な回路を通じてより正確な軟性決定値を得ることができる装置及び方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このような目的を達成するための本発明の装置は、k番目の直交位相成分Ykと同位相成分Xkで構成される入力信号Rk(Xk、Yk)を受信し、軟判定手段により前記入力信号Rk(Xk、Yk)に対する軟性値(Λ(sk , 0)、Λ(sk , 1)、Λ(sk , 2)、Λ(sk , 3)、Λ(sk , 4)、Λ(sk , 5))を発生する64QAM復調装置において、前記入力信号のうち、直交位相信号(Yk)と復調シンボル間の同一軸上での距離値(2a)を受信して、6個の復調シンボルのうち、6番目、5番目及び4番目復調シンボルの軟性値(Λ(sk , 5)、Λ(sk , 4)、Λ(sk , 3))を、数(1)のように決定する第1軟性値決定部と
【0009】
【数1】
【0010】
前記入力信号のうち、同位相相信号(Xk)と復調シンボル間の同一軸上での距離値(2a)を受信して、前記6個の復調シンボルのうち、3番目、2番目及び1番目復調シンボルの軟性値(Λ(sk , 2)、Λ(sk , 1)、Λ(sk , 0))を、式(2)のように決定する第2軟性値決定部と、を含むことを特徴とする。
【0011】
【数2】
【0012】
ここで、“Λ(sk , 0)”は前記1番目復調シンボルの軟性値であり、前記“Λ(sk , 1)”は前記2番目復調シンボルの軟性値であり、前記“Λ(sk , 2)”は前記3番目復調シンボルの軟性値であり、前記“Λ(sk , 3)”は前記4番目復調シンボルの軟性値であり、前記“Λ(sk , 4)”は前記5番目復調シンボルの軟性値であり、前記“Λ(sk , 5)”は前記6番目復調シンボルの軟性値である。MBSは最上位ビットを意味し、aは復調シンボル間の同一軸上での距離情報を意味する。
【0013】
第1軟性値決定部は、前記直交位相信号(Yk)と前記復調シンボル間の同一軸上での距離値を受信して“|Yk|-4a”の演算を遂行し、その結果(Z1k)を出力する第1演算器と、前記第1演算器の出力値(Z1k)を受信して“|Y1 k|-2a”の演算を遂行し、その結果(Z2k)を前記4番目復調シンボル軟性値(Λ(sk , 4))に出力する第2演算器と、前記直交位相信号(Yk)の最上位ビットを計算して出力する第1最上位ビット計算器と、前記第1演算器の出力値(Z1k)の最上位ビットを計算して出力する第2最上位ビット計算器と、前記第2演算器の出力値(Z2k)の最上位ビットを計算して出力する第3最上位ビット計算器と、前記第2最上位ビット計算器の出力値に応じて前記第1演算器の出力値(Z1)、または“0”の値を選択して出力する第1選択器と、前記第3最上位ビット計算器の出力値に応じて前記第2演算器の反転入力値(-Z2k)、または“0”の値を選択して出力する第2選択器と、前記第2選択器の出力値と前記第1選択器の出力値に3をかけた値を加算して出力する第1加算器と、前記第1最上位ビット計算器の出力値に応じて前記第1加算器の出力、または前記第1加算器の反転値を選択して出力する第3選択器と、前記第3選択器の出力値と前記直交位相成分の信号を加算して前記6番目復調シンボルの軟性値(Λ(sk , 5))に出力する第2加算器と、前記第2最上位ビット計算器の出力値に応じて前記第2演算器の出力値(Z2k)、またはその反転値(-Z2k)を選択して出力する第4選択器と、前記第3最上位ビット計算器の出力値に応じて前記第4選択器の出力、または“0”の値を選択して出力する第5選択器と、前記第5選択器の出力値と前記第1演算器の出力値を加算して前記5番目復調シンボルの軟性値(Λ(sk , 4))に出力する第3加算器と、を含むことを特徴とする。
【0014】
第2軟性値決定部は、前記同位相信号(Xk)と前記復調シンボル間の同一軸上での距離値を受信して“|Xk|-4a”の演算を遂行し、その結果(Z’1k)を出力する第3演算器と、前記第3演算器の出力値(Z’1k)を受信して“|Z’1k|-2a”の演算を遂行し、その結果(Z’2k)を前記1番目復調シンボル軟性値(Λ(sk , 0))に出力する第4演算器と、前記同位相信号(Xk)の最上位ビットを計算して出力する第4最上位ビット計算器と、前記第3演算器の出力値(Z’1k)の最上位ビットを計算して出力する第5最上位ビット計算器と、前記第4演算器の出力値(Z’2k)の最上位ビットを計算して出力する第6最上位ビット計算器と、前記第5最上位ビット計算器の出力値に応じて前記第3演算器の出力値(Z’1k)、または“0”の値を選択して出力する第6選択器と、前記第6最上位ビット計算器の出力値に応じて前記第4演算器の反転入力値(-Z’2k)、または“0”の値を選択して出力する第7選択器と、前記第7選択器の出力値と前記第6選択器の出力値に3をかけた値を加算して出力する第4加算器と、前記第4最上位ビット計算器の出力値に応じて前記第4加算器の出力、または前記第4加算器の反転値を選択して出力する第8選択器と、前記第8選択器の出力値と前記直交位相成分の信号を加算して前記3番目復調シンボルの軟性値(Λ(sk , 2))に出力する第5加算器と、前記第5最上位ビット計算器の出力値に応じて前記第4演算器の出力値(Z’2k)、またはその反転値(-Z’2k)を選択して出力する第9選択器と、前記第6最上位ビット計算器の出力値に応じて前記第9選択器の出力値、または“0”の値を選択して出力する第10選択器と、前記第10選択器の出力値と前記第3演算器の出力値を加算して前記2番目復調シンボルの軟性値(Λ(sk , 1))に出力する第6加算器と、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明に従う装置及び方法は、データ通信システムの64QAM復調器でチャネル復号器の入力に要求される軟性決定値(soft decision value)を二重最小メートル法を使用して導出する時、既存の計算式を使用することと同一の結果を奏しながら、もっと簡単であり、迅速な計算を可能にする利点がある。さらに、本発明の方法に応じてハードウェアを具現する場合、軟性決定値計算器装置は復調器の動作時間を低減し、その複雑度を大幅に減少させることができる利点がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明に従う好適な一実施形態について添付図を参照しつつ詳細に説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明瞭にする目的で、関連した公知機能又は構成に関する具体的な説明は省略する。
【0017】
以下、本発明は64QAMを変調方式に採択したデータ通信システムの復調器で二重最小メートル法により計算されるチャネル復号器の入力軟性決定値を、写像表(mapping table)や複雑な計算なし得ることができる方法に対して説明する。
【0018】
2次元受信信号から多次元軟性決定値を生成する具体的なアルゴリズムは、次のようである。2進チャネル符号器(binary channel encoder)の出力シーケンス(sequence)はm個のビット単位に分かれた後、M(=2m)個の信号点(signal point)のうち該当される特定信号点に写像され、この時の写像はGray coding ruleに従う。これを数式に示すと、下記数(3)のようである。
【0019】
【数3】
【0020】
前記式(3)で、sk , i(i=0、1、…、m-1)はk番目シンボルに写像される2進チャネル符号器の出力シーケンスのうちi番目ビットを意味し、Ik及びQkはそれぞれk番目シンボルの同位相信号成分と直交位相信号成分を意味する。64QAMの場合、m=6であり、これに該当する星座図(signal constellation)を図1に示した。
【0021】
Ik及びQkに相応される受信器のシンボル復調器(symbol demodulator)の出力を複素数(complex number)計算に示すと、下記式(4)のように示すことができる。
【0022】
【数4】
【0023】
前記式(4)で、Xk及びYkはそれぞれシンボル復調器出力の同位相信号成分及び直交位相信号成分を意味し、gkは送信端と伝送媒体(transmission media)及び受信端の利得(gain)を包括的に示す複素係数(complex coefficient)である。そして式(5)と式(6)は平均が0であり、分散が式(7)であるガウス雑音(Gaussian noise)であり、統計的に互いに独立的な関係である。
【0024】
【数5】
【0025】
【数6】
【0026】
【数7】
【0027】
sk , i(i=0、1、…、m-1)と関連されたログ尤度率(LLR:log likelihood ratio)は下記式(8)により求めることができ、これをチャネル復号器(channel decoder)に入力される軟性決定値として使用することができる。
【0028】
【数8】
【0029】
前記式(8)で、kは定数であり、Pr{A|B}は事件Bが発生した時、事件Aの発生確率として定義される条件付き確率(conditional probability)である。しかし、前記式(8)は非線形(non-linear)であり、比較的多くの計算量を伴うので、実際具現のためには前記式(8)を近似化(approximation)することができるアルゴリズムが要求される。前記式(4)でのgk=1であるガウス雑音チャネルの場合、前記式(8)を二重最小メートル法により近似化すると、下記式(9)のように示すことができる。
【0030】
【数9】
【0031】
前記式(9)で、式(10)であり、zk(sk , i=0)とzk(sk , i=1)はそれぞれsk , i=0、sk , i=1である時、Ik+jQkの実際値を意味する。そのため、前記式(9)を計算するためには、2次元受信信号Rkに対して式(11)及び式(12)を最小化する、zk(sk , i=0)及びzk(sk , i=1)を検索すべきである。そのため、前記二重最小メートル法により近似化された前記式(9)は、下記式(13)のように示すことができる。
【0032】
【数10】
【0033】
【数11】
【0034】
【数12】
【0035】
【数13】
【0036】
前記式(13)で、nk , iはRkと最短距離にある信号点に対する逆写像シーケンスのi番目ビット値を意味し、式(14)はnk , iに対する否定(negation)を意味する。最短距離信号点はRkの同位相信号成分と直交位相信号成分の値の範囲により決定される。また前記式(13)の括弧[・]内の1番目項は、次の式(15)のように示すことができる。
【0037】
【数14】
【0038】
【数15】
【0039】
前記数(15)で、UkとVkはそれぞれ{nk , m - 1、…、 nk ,i、…、nk , 1、nk , 0}により写像される信号点の同位相信号成分と直交位相信号成分を意味する。また、前記式(13)の括弧[・]内の二番目項は、下記式(16)のように示すことができる。
【0040】
【数16】
【0041】
前記式(16)で、Uk, iとVk, iはそれぞれ式(17)を最小化するzkの逆写像シーケンス式(18)により写像される信号点の同位相信号成分と直交位相信号成分を意味する。前記式(15)と前記式(16)により前記式(13)は下記式(19)のように整理される。
【0042】
【数17】
【0043】
【数18】
【0044】
【数19】
【0045】
前記式(19)により64QAMを変調方式に採択したデータ通信システムの復調器のためのチャネル復号器の入力軟性決定値を求める過程を説明すると、下記のようである。先ず、64QAM受信信号Rkの二つの信号成分Xk、Ykから{nk , 5、nk , 4、nk , 3、nk , 2、nk , 1、nk , 0}及びUk、Vkを求めるために、下記表1と表2を利用する。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】
前記表1には図1に示した横軸に平行した8個の領域に対して受信信号Rkの直交位相信号成分Ykが各領域に現れる場合に対する(nk , 5、nk , 4、nk , 3)及びVkが示されており、便宜上、7個の境界値、即ち、Yk=-6a、Yk=-4a、Yk=-2a、Yk=0、 Yk=2a、Yk=4a、Yk=6aでの結果値は省略されている。ここで、aは復調シンボルの同一軸上での距離情報を意味する。前記復調シンボルの距離情報を示すa値は変調、復調方法に応じて相異なる値を有する。また、前記表2には図1に示した縦軸に平行した8個の領域に対して受信信号Rkの同位相信号成分Xkが各領域に現れる場合に対する(nk , 2、nk , 1、nk , 0)及びUkが示されており、便宜上、7個の境界値、即ち、Xk=-6a、 Xk=-4a、Xk=-2a、Xk=0、Xk=2a、Xk=4a、Xk=6aでの結果値は省略されている。
【0049】
下記表3には各i(i∈{0、1、2、3、4、5})に対して、式(20)を最小化するシーケンス{mk , 5、mk , 4、mk , 3、mk , 2、mk , 1、mk , 0}を検索した後、これを{nk , 5、nk , 4、nk , 3、nk , 2、nk , 1、nk , 0}の関数に示した結果と、これに該当するzkの同位相及び直交位相信号成分であるUk , i、Vk , iを示す。
【0050】
【数20】
【0051】
【表3】
【0052】
また、下記表4と表5には(nk , 5、nk , 4、nk , 3)と(nk , 2、nk , 1、nk , 0)の全ての組み合わせに対して、それぞれ前記表3で検出した(mk , 5、mk , 4、mk , 3)と(mk , 2、mk , 1、mk , 0)に該当するVk , iとUk , iの値を示している。
【0053】
【表4】
【0054】
【表5】
【0055】
また、下記表6と表7にはそれぞれ前記表4と表5のVk , iとUk , iを前記式(19)に代入して得られたチャネル復号器の入力軟性決定値がK’x4aの比率だけ比例縮小(scaling)された結果を示している。
【0056】
【表6】
【0057】
【表7】
【0058】
即ち、受信信号Rkを受信すると、前記表6と表7により該当条件を満足するログ尤度率(LLR)を入力軟性決定値として出力することができる。もし、システムで使用するチャネル復号器がMax Log MAP(logarithmic maximum a posteriori)復号器でない場合には、前記表6と表7のLLRを比例縮小比率の逆にさらに比例拡大する過程が追加されるべきである。
【0059】
しかし、前記表6や表7のような写像表を利用してチャネル復号器の入力軟性決定値を出力する場合には、復調器で受信信号の条件を判断する演算を遂行すべきであり、該当条件に従う出力内容を貯蔵しておく記憶装置が要求される問題がある。このような問題はチャネル復号器の入力軟性決定値を写像表ではない、より簡単な条件判断演算を有する数式に置き換えることにより解決することができる。
【0060】
このために、前記表6と表7に示した条件判断式を他の方法に表現すると、それぞれ下記表8及び表9のようである。
【0061】
【表8】
【0062】
【表9】
【0063】
前記表8で、Z1k=|Yk|-4a、Z2k=|Z1k|-2aであり、前記表9でZ’1k=|Xk|-4a、Z’2k=|Z’1k|-2aである。前記表8及び前記表9には前記表6と前記表7で便宜上省略された各7個ずつの境界値での軟性決定値も考慮されている。
ハードウェアの具現時、Xk、Yk、Z1k、Z2k、Z’1k、Z’2kの符号をそれぞれ符号ビット(sign bit)により表現可能であるとの前提下で、前記表8と前記表9をより単純化し、該当条件を満足するLLRをそれぞれYk、Z1k、Z2kとXk、Z’1k、Z’2kの関数に示すと、それぞれ下記表10と表11を得ることができる。
【0064】
【表10】
【0065】
【表11】
【0066】
前記表10と表11でMBS(x)はxの最上位ビット(most significant bit)を意味する。
前記表10からi=5、4、3での軟性決定値、即ち、Λ(sk , 5)、Λ(sk , 4)、Λ(sk , 3)をそれぞれ数式に表現すると、下記式(21)乃至下記式(23)のように表現される。
【0067】
【数21】
【0068】
【数22】
【0069】
【数23】
【0070】
前記表11からi=2、1、0での軟性決定値、即ち、Λ(sk , 1)、Λ(sk , 1)、Λ(sk , 0)をそれぞれ数式に表現すると、下記式(24)乃至式(26)のように示すことができる。
【0071】
【数24】
【0072】
【数25】
【0073】
【数26】
【0074】
即ち、64QAMを変調方式に採択したデータ通信システムで、一つの受信信号に対する復調器の出力であり、かつチャネル復号器の入力である4個の軟性決定値を前記式(9)の二重最小メートル法を使用して実際に計算することは、式(21)乃至式(26)の簡単な条件付数式を通じて可能である。
【0075】
すると、前記過程を図2及び図3を参照して説明する。図2及び図3は本発明の望ましい実施形態に応じて軟性決定値を求める場合の流れ図である。
先ず、図2を参照して軟性決定値のうち、Λ(sk , 5)、Λ(sk , 4)、Λ(sk , 3)を求める過程を説明する。200段階で直交位相(Yk)のMBS値が0であるかを検査する。前記検査結果、直交位相(Yk)のMBS値が0である場合、204段階に進行してcの値を1に設定し、そうでない場合、202段階に進行してcの値を-1に設定する。このようにcの値を決定した後、206段階に進行してZ1kの値を|Yk|-4aに設定する。その後、208段階に進行して前記206段階で決定したZ1kのMBSが0であるかを検査する。前記検査結果、Z1kのMBSが0である場合、212段階に進行してα値を3に設定し、そうでない場合、210段階に進行してα値を0に設定する。このようにα値を設定した後、214段階に進行してZ2kの値を|Z1k|-2aに設定する。このようにZ2kの値を設定した後、216段階に進行してZ2kのMBSが0であるかを検査する。前記検査結果、Z2kのMBSが0である場合、220段階に進行してβ値を0に設定し、そうでない場合、218段階に進行してβ値を-1に設定し、γ値を0に設定する。これを通じて228段階でα、β、γ及びcの値が決定されるので、図2の流れ図で計算しようとするΛ(sk , 5)、Λ(sk , 4)、Λ(sk , 3)の値を求めることができる。一方、220段階に進行する場合、β値は0に設定される。その後、222段階に進行してZ1kのMBSが0であるかを検査する。前記検査結果、Z1kのMBSが0である場合、224段階に進行してγ値を1に設定し、そうでない場合、226段階に進行してγ値を-1に設定する。従って、224段階または226段階でγ値まで全て求められるので、α、β、γ及びcの値が決定され、228段階でΛ(sk , 5)、Λ(sk , 4)、Λ(sk , 3)の値を求めることができる。
【0076】
次に、図3を参照して軟性決定値のうち、Λ(sk , 2)、Λ(sk , 1)、Λ(sk , 0)を求める過程を説明する。
300段階で同位相(Xk)のMBS値が0であるかを検査する。前記検査結果、同位相(Xk)のMBS値が0である場合、304段階に進行してc’の値を1に設定し、そうでない場合、302段階に進行してc’の値を-1に設定する。このようにc’の値を決定した後、306段階に進行してZ’kの値を|Xk|-4aに設定する。その後、308段階に進行して前記306段階で決定したZ’1kのMBSが0であるかを検査する。前記検査結果、Z’1kのMBSが0である場合、312段階に進行してα’を3に設定し、そうでない場合、310段階に進行してα’値を0に設定する。このようにα’値を設定した後、314段階に進行してZ’kの値を|Z’1k|-2aに設定する。このようにZ’2kの値を設定した後、316段階に進行してZ’2kのMBSが0であるかを検査する。前記検査結果、Z’2kのMBSが0である場合、320段階に進行してβ’値を0に設定し、そうでない場合、318段階に進行してβ’値を-1に設定し、γ’値を0に設定する。これを通じて328段階でα’、β’、γ’及びc’の値が決定されるので、図3の流れ図で計算しようとするΛ(sk , 2)、Λ(sk , 1)、Λ(sk , 0)の値を求めることができる。その後、322段階に進行してZ’1kのMBSが0であるかを検査する。前記検査結果、Z’1kのMBSが0である場合、324段階に進行してγ’値を1に設定し、そうでない場合、326段階に進行してγ’値を-1に設定する。従って、324段階、または326段階でγ’値まで全部求められるので、α’、β’、γ’及びc’の値が決定され、328段階でΛ(sk , 2)、Λ(sk , 1)、Λ(sk , 0)の値を求めることができる。
【0077】
前記図2及び図3で説明したように、二重最小メートル法による軟性決定値計算過程は2段階に大別することができる。一番目の段階は直交位相信号(Yk)とa値を解釈してα、β、γ、cを決定し、同位相信号(Xk)とa値を解釈してα’、β’、γ’、c’を決定する段階であり、二番目の段階は受信信号と一番目の段階で得られた値を利用して定められた式により軟性決定値を出力する段階である。これをブロック構成図に示すと、図4のように示すことができる。
【0078】
図4は直交位相信号(Yk)と同位相信号(Xk)及びa値を利用して軟性決定値を求めるためのブロック構成図である。前記図4のブロック図を参照して前記図2及び図3の過程を簡略に説明する。直交位相信号解釈器410は直交位相信号(Yk)とa値を利用して前記図2の過程を通じてα、β、γ、cの値を求める。第1軟性決定値出力器420は前記α、β、γ、cの値を利用して Λ(sk , 5)、Λ(sk , 4)、Λ(sk , 3)の軟性決定値を出力する。また、同位相信号解釈器430は同位相信号(Xk)とa値を利用して上述した図3の過程を通じてα’、β’、γ’、c’の値を求めて出力する。前記第2軟性決定値出力器440は前記同位相信号解釈器430の出力を利用してΛ(sk , 2)、Λ(sk , 1)、Λ(sk , 0)の軟性決定値を出力する。
【0079】
図5及び図6は64QAM変調方式のデータ通信システムで復調器のためのチャネル復号器の入力軟性決定値計算器の構成図である。前記図5はΛ(sk , 5)、Λ(sk , 4)、Λ(sk , 3)の軟性決定値を求める計算器の構成図であり、前記図6はΛ(sk , 2)、Λ(sk , 1)、Λ(sk , 0)の軟性決定値を求める計算器の構成図である。
【0080】
先ず、図5を参照してΛ(sk , 5)、Λ(sk , 4)、Λ(sk , 3)の軟性決定値を求める装置の構成及び動作を説明する。直交位相信号(Yk)とa値は第1演算器501に入力される。また、前記直交位相信号(Yk)は第2加算器519と第1MBS計算器529に入力される。前記第1演算器501は図2の206段階で説明したように、|Yk|-4aの演算を遂行してZ1kの値を出力する。そして前記第1MBS計算器529は前記入力された直交位相信号(Yk)のMBS値を計算して出力する。前記第1演算器501の出力は第2演算器503と第1マルチプレクサ505の“0”入力端と第2MBS計算器531と第3加算器527に入力される。そして前記第2MBS計算器531はZ1kのMBS値を計算して第1マルチプレクサ505の選択端と第4マルチプレクサ523の選択端に出力する。また前記第1マルチプレクサ505の“1”入力端には常に0の値が入力され、前記第2MBS計算器531の選択信号に応じて“0”入力端の出力、または“1”入力端の出力が選択的に出力される。
【0081】
前記第2演算器503は前記図2の214段階で説明したように、|Z1k|-2aの計算を遂行する。このように第2演算器503で計算された値はZ2kになり、第2乗算器509と第3MBS計算器533と第4乗算器521と第4マルチプレクサ523の“0”入力端に入力される。前記Z2kの値は軟性決定値のうちΛ(sk , 3)の値になる。前記第2乗算器509は前記第2演算器503の出力値に-1の値を乗算して第2マルチプレクサ511の“1”入力端に出力する。そして前記第2マルチプレクサ511の“0”入力端は常に0の値を有する。
【0082】
一方、第3MBS計算器533はZ2kのMBS値を計算して第2マルチプレクサ511の選択端と第5マルチプレクサ525の選択端に出力する。これによって、前記第2マルチプレクサ511は第3MBS計算器533の出力値に応じて“0”入力端、または“1”入力端の値を選択的に出力する。前記第2マルチプレクサ511の出力は第1加算器513に入力される。
【0083】
また、前記第1マルチプレクサ505の出力値は第1乗算器507に入力される。前記乗算器507は第1マルチプレクサ505の出力値を3倍増幅して第1加算器513に出力する。従って、前記第1加算器513は第2マルチプレクサ511の出力と第1乗算器507の出力値を加算して第3乗算器515と第3マルチプレクサ517の“0”入力端に入力する。前記第3乗算器515は第1加算器513の出力に-1の値を乗算して第3マルチプレクサ517の“1”入力端に入力する。また前記第1MBS計算器529の出力は前記第3マルチプレクサ517の選択端に入力される。従って、前記第3マルチプレクサ517は第1MBS計算器529の出力値に応じて“0”入力端の出力、または“1”入力端の出力を選択的に出力する。前記第3マルチプレクサ517の出力は第2加算器519に入力される。従って、前記第2加算器519は直交信号成分(Yk)と第3マルチプレクサ517の値を加算して出力する。前記第2加算器519の出力は軟性決定値のうちΛ(sk , 5)の値になる。
【0084】
そして前記第4乗算器521は前記Z2kの値に-1の値を乗算して第4マルチプレクサ523の“1”入力端に出力する。前記第4マルチプレクサ523は選択信号である第2MBS計算器531の出力値に応じて“0”入力端、または“1”入力端の値を選択的に出力し、前記出力値は第5マルチプレクサ525の“0”入力端に入力される。前記第5マルチプレクサ525の“1”入力端には常に0の値が入力される。従って、前記第5マルチプレクサ525は第3MBS計算器533で出力される選択信号に応じて“0”入力端の出力、または“1”入力端の出力を選択的に出力する。このように第5マルチプレクサ525の出力は第3加算器527に入力され、前記第1演算器501の出力値であるZ1kと加算され出力される。前記第3加算器527の出力値は軟性決定値のうちΛ(sk , 4)の値になる。
【0085】
上述したように、簡単な回路構成で直交位相信号成分から計算される軟性決定値を求めることができる。
次に図6を参照して、Λ(sk , 2)、Λ(sk , 1)、Λ(sk , 0)の軟性決定値を求める装置の構成及び動作を説明する。同位相信号(Xk)とa値は第3演算器601に入力される。また、前記同位相信号(Xk)は第5加算器619と第4MBS計算器629に入力される。前記第3演算器601は図3の306段階で説明したように、|Xk|-4aの演算を遂行してZ’1kの値を出力する。前記第4MBS計算器629は前記入力された同位相信号(Xk)のMBS値を計算して出力する。前記第3演算器601の出力は第4演算器603と第6マルチプレクサ605の“0”入力端と第5MBS計算器631と第6加算器627に入力される。そして前記第5MBS計算器631はZ’1kのMBS値を計算して第6マルチプレクサ605の選択端と第9マルチプレクサ623の選択端に出力する。また、前記第6マルチプレクサ605の“1”入力端には常に0の値が入力され、前記第5MBS計算器631の選択信号に応じて“0”入力端の出力、または“1”入力端の出力が選択的に出力される。
【0086】
前記第4演算器603は前記図3の314段階で説明したように、|Z’1k|-2aの計算を遂行する。このように第4演算器603で計算された値はZ’2kになり、第6乗算器609と第6MBS計算器633と第8乗算器621と第9マルチプレクサ623の“0”入力端に入力され、前記Z’2kの値は軟性決定値のうちΛ(sk , 0)の値になる。前記第6乗算器609は前記第4演算器603の出力値に-1の値を乗算して第7マルチプレクサ611の“1”入力端に出力する。そして前記第7マルチプレクサ611の“0”入力端の入力値は常に0の値を有する。
【0087】
一方、第6MBS計算器633はZ’2kのMBS値を計算して第7マルチプレクサ611の選択端と第10マルチプレクサ625の選択端に出力する。前記第7マルチプレクサ611は第6MBS計算器633の出力値に応じて“0”入力端、または“1”入力端の値を選択的に出力する。前記第7マルチプレクサ611の出力は第4加算器613に入力される。
【0088】
また、前記第6マルチプレクサ605の出力値は第5乗算器607に入力される。前記第5乗算器607は第6マルチプレクサ605の出力値を3倍増幅して第4加算器613に出力する。従って、前記第4加算器613は第7マルチプレクサ611の出力と前記第5乗算器607の出力値を加算して、第7乗算器615の入力端と第8マルチプレクサ617の“0”入力端に入力する。前記第7乗算器615は第4加算器613の出力に-1を乗算して第8マルチプレクサ617の“1”入力端に入力する。また、前記第4MBS計算器629の出力は前記第8マルチプレクサ617の選択端に入力される。従って、前記第8マルチプレクサ617は第4MBS計算器629の出力値に応じて“0”入力端の出力、または“1”入力端の出力を選択的に出力する。前記第8マルチプレクサ617の出力は第5加算器619に入力される。従って、前記第5加算器619は同位相信号成分(Xk)と第8マルチプレクサ617の値を加算して出力する。前記第5加算器619の出力は軟性決定値のうち、Λ(sk , 2)の値になる。
【0089】
そして前記第8乗算器621は前記Z’2kの値に-1の値を乗算して第9マルチプレクサ623の“1”入力端に出力する。前記第9マルチプレクサ623は選択信号である第5MBS計算器631の出力値に応じて“0”入力端、または“1”入力端の値を選択的に出力し、前記出力値は第10マルチプレクサ625の“0”入力端に入力される。前記第10マルチプレクサ625の“1”入力端には常に0の値が入力される。従って、前記第10マルチプレクサ625は第6MBS計算器633で出力される選択信号に応じて“0”入力端の出力、または“1”入力端の出力を選択的に出力する。このように第10マルチプレクサ625の出力は第6加算器627に入力され、前記第3演算器601の出力値であるZ’1kと加算され出力される。前記第6加算器627の出力値は軟性決定値のうちΛ(sk , 1)の値になる。
【0090】
上述したように、簡単な回路の構成で同位相信号成分から計算される軟性決定値を求めることができる。
二重最小メートル法を使用した従来の軟性決定値計算器を前記式(9)によりそのままに具現する場合、百回以上の2乗演算と比較演算が必要になる。一方、前記図5と図6の装置では、前記第1乃至第4演算器は加算器で構成することができるので、10個の加算器と、8個の乗算器、そして10個のマルチプレクサのみで構成することができる。即ち、軟性決定値を求めるために必要な装置は、総28個の装置のみで構成することができる。これを比較表に示すと、下記表12のように示すことができる。
【0091】
【表12】
【0092】
前記表12はi∈{0、1、2、3、4、5}である場合、式(9)で構成される場合と本発明に従う式(21)乃至式(26)で構成される場合の演算の種類と使用される装置の個数を示した。前記表12から分かるように本発明は装置の個数を減少させることが分かる。
【0093】
即ち、本発明では一般的に知らせた二重最小メートル法のアルゴリズム式である式(9)、あるいはこれをより単純化した式(13)を64QAMに適用して実際に具現する場合に発生する時間遅延及び複雑度を低減することができる。このために前記式(15)乃至式(19)、そして前記表1乃至前記表5の過程を通じて前記表6乃至前記表11を導出した。そして、これを64PSKでの二重最小メートル法適用時に新たな具現式である式(21)乃至式(26)に整理した。また、本発明では式(21)乃至式(26)をハードウェアに具現する装置を提示した。
【0094】
上述した発明の詳細な説明では図1で提示した64QAM変調方式の星座図に対する軟性決定値計算方法及び装置について説明したが、 本発明の範囲を外れない限り多様な変形が可能なことはもちろんである。したがって、本発明の範囲は説明した実施形態に局限して定められてはいけないし、特許請求の範囲だけでなくこの許請求の範囲と均等なものにより定められなければならない。
【図面の簡単な説明】
【0095】
【図1】64QAM変調方式の星座(signal constellation)を示す図。
【図2】本発明の望ましい実施形態に従って軟性決定値を求める場合の流れ図。
【図3】本発明の望ましい実施形態に従って軟性決定値を求める場合の流れ図。
【図4】直交位相信号(Yk)と同位相信号(Xk)及びa値を利用して軟性決定値を求めるためのブロック構成図。
【図5】64QAM変調方式のデータ通信システムで復調器のためのチャネル復号器の入力軟性決定値計算器の構成図。
【図6】64QAM変調方式のデータ通信システムで復調器のためのチャネル復号器の入力軟性決定値計算器の構成図。
【符号の説明】
【0096】
410 直交位相信号解釈器
420 第1軟性決定値出力器
430 同位相信号解釈器
440 第2軟性決定値出力器
Claims (6)
- k番目の直交位相成分Ykと同位相成分Xkで構成される入力信号Rk(Xk、Yk)を受信し、軟判定手段により前記入力信号Rk(Xk、Yk)に対する軟性値(Λ(sk , 0)、Λ(sk , 1)、Λ(sk , 2)、Λ(sk , 3)、Λ(sk , 4)、Λ(sk , 5))を発生する64QAM復調装置において、
前記入力信号のうち、直交位相信号(Yk)と復調シンボル間の同一軸上での距離値(2a)を受信して、6個の復調シンボルのうち、6番目、5番目及び4番目復調シンボルの軟性値(Λ(sk , 5)、Λ(sk , 4)、Λ(sk , 3))を下記式(1)を利用して決定する第1軟性値決定部と、
- 第1軟性値決定部は、
前記直交位相信号(Yk)と前記復調シンボル間の同一軸上での距離値を受信して“|Yk|-4a”の演算を遂行し、その結果(Z1k)を出力する第1演算器と、
前記第1演算器の出力値(Z1k)を受信して“|Y1 k|-2a”の演算を遂行し、その結果(Z2k)を前記4番目復調シンボル軟性値(Λ(sk , 4))に出力する第2演算器と、
前記直交位相信号(Yk)の最上位ビットを計算して出力する第1最上位ビット計算器と、
前記第1演算器の出力値(Z1k)の最上位ビットを計算して出力する第2最上位ビット計算器と、
前記第2演算器の出力値(Z2k)の最上位ビットを計算して出力する第3最上位ビット計算器と、
前記第2最上位ビット計算器の出力値に応じて前記第1演算器の出力値(Z1)、または“0”の値を選択して出力する第1選択器と、
前記第3最上位ビット計算器の出力値に応じて前記第2演算器の反転入力値(-Z2k)、または“0”の値を選択して出力する第2選択器と、
前記第2選択器の出力値と前記第1選択器の出力値に3をかけた値を加算して出力する第1加算器と、
前記第1最上位ビット計算器の出力値に応じて前記第1加算器の出力、または前記第1加算器の反転値を選択して出力する第3選択器と、
前記第3選択器の出力値と前記直交位相成分の信号を加算して前記6番目復調シンボルの軟性値(Λ(sk , 5))に出力する第2加算器と、
前記第2最上位ビット計算器の出力値に応じて前記第2演算器の出力値(Z2k)、またはその反転値(-Z2k)を選択して出力する第4選択器と、
前記第3最上位ビット計算器の出力値に応じて前記第4選択器の出力、または“0”の値を選択して出力する第5選択器と、
前記第5選択器の出力値と前記第1演算器の出力値を加算して前記5番目復調シンボルの軟性値(Λ(sk , 4)に出力する第3加算器と、を含むことを特徴とする請求項1記載の前記装置。 - 第2軟性値決定部は、
前記同位相信号(Xk)と前記復調シンボル間の同一軸上での距離値を受信して“|Xk|-4a”の演算を遂行し、その結果(Z’1k)を出力する第3演算器と、
前記第3演算器の出力値(Z’1k)を受信して“|Z’1k|-2a”の演算を遂行し、その結果(Z’2k)を前記1番目復調シンボル軟性値(Λ(sk , 0))に出力する第4演算器と、
前記同位相信号(Xk)の最上位ビットを計算して出力する第4最上位ビット計算器と、
前記第3演算器の出力値(Z’1k)の最上位ビットを計算して出力する第5最上位ビット計算器と、
前記第4演算器の出力値(Z’2k)の最上位ビットを計算して出力する第6最上位ビット計算器と、
前記第5最上位ビット計算器の出力値に応じて前記第3演算器の出力値(Z’1k)、または“0”の値を選択して出力する第6選択器と、
前記第6最上位ビット計算器の出力値に応じて前記第4演算器の反転入力値(-Z’2k)、または“0”の値を選択して出力する第7選択器と、
前記第7選択器の出力値と前記第6選択器の出力値に3をかけた値を加算して出力する第4加算器と、
前記第4最上位ビット計算器の出力値に応じて前記第4加算器の出力、または前記第4加算器の反転値を選択して出力する第8選択器と、
前記第8選択器の出力値と前記直交位相成分の信号を加算して前記3番目復調シンボルの軟性値(Λ(sk , 2))に出力する第5加算器と、
前記第5最上位ビット計算器の出力値に応じて前記第4演算器の出力値(Z’2k)、またはその反転値(-Z’2k)を選択して出力する第9選択器と、
前記第6最上位ビット計算器の出力値に応じて前記第9選択器の出力値、または“0”の値を選択して出力する第10選択器と、
前記第10選択器の出力値と前記第3演算器の出力値を加算して前記2番目復調シンボルの軟性値(Λ(sk , 1))に出力する第6加算器と、を含むことを特徴とする請求項1記載の前記装置。 - k番目の直交位相成分Ykと同位相成分Xkで構成される入力信号Rk(Xk、Yk)を受信し、軟判定手段により前記入力信号Rk(Xk、Yk)に対する軟性値(Λ(sk , 0)、Λ(sk , 1)、Λ(sk , 2)、Λ(sk , 3)、Λ(sk , 4)、Λ(sk , 5))を発生する64QAM(Qudrature Amplitude Modulation)復調方法において、
前記入力信号のうち、直交位相信号(Yk)と復調シンボル間の同一軸上での距離値(2a)を受信して、6個の復調シンボルのうち、6番目、5番目及び4番目復調シンボルの軟性値(Λ(sk , 5)、Λ(sk , 4)、Λ(sk , 3))を下記式(3)を利用して決定する第1軟性値決定過程と、
- 第1軟性値決定過程が、
前記直交位相成分Ykの最上位ビット値が0である場合、前記<数式3>のc値を1に設定し、最上位ビット値が1である場合、前記式(3)のc値を-1に設定する過程と、
前記直交位相成分Ykと前記復調シンボル間の同一軸上での距離値を利用して“|Yk|-4a”の演算を遂行し、第1演算結果(Z1k)を出力する過程と、
前記第1演算結果(Z1k)の最上位ビット値が0である場合、前記式(3)のα値を3に設定し、最上位ビット値が1である場合、前記式(3)のα値を0に設定する過程と、
前記第1演算結果(Z1k)と前記復調シンボル間の同一軸上での距離値を利用して“|Z1 k|-2a”の演算を遂行し、第2演算結果(Z2k)を出力する過程と、
前記第2演算結果(Z2k)の最上位ビット値が0である場合、β値を0に設定し、前記第2演算結果(Z2k)の最上位ビットが1である場合、β値を−1に設定する過程と、
前記第2演算結果(Z2k)の最上位ビット値が1である場合、γ値を0に設定し、前記第2演算結果(Z2k)の最上位ビット値が0であり、前記第1演算結果(Z1k)の最上位ビットが0である場合、γ値を1に設定し、前記第2演算結果(Z2k)の最上位ビット値が0であり、前記第1演算結果(Z1k)の最上位ビットが1である場合、γ値を-1に設定する過程と、
前記計算された過程の値を利用して前記式(3)の演算を遂行する過程と、を含むことを特徴とする請求項4記載の前記方法。 - 第2軟性値決定過程が、
前記同位相成分Xkの最上位ビット値が0である場合、前記式(4)のc’値を1に設定し、最上位ビット値が1である場合、前記式(3)のc’値を-1に設定する過程と、
前記同位相成分Xkと前記復調シンボル間の同一軸上での距離値を利用して“|Xk|-4a”の演算を遂行し、第3演算結果(Z’1k)を出力する過程と、
前記第3演算結果(Z’1k)の最上位ビット値が0である場合、前記式(4)のα値を3に設定し、最上位ビット値が1である場合、前記式(4)のα’値を0に設定する過程と、
前記第3演算結果(Z’1k)と前記復調シンボル間の同一軸上での距離値を利用して“|Z’1k|-2a”の演算を遂行し、第4演算結果(Z’’2k)を出力する過程と、
前記第4演算結果(Z’2k)の最上位ビット値が0である場合、β’値を0に設定し、前記第4演算結果(Z’2k)の最上位ビットが1である場合、β’値を−1に設定する過程と、
前記第4演算結果(Z’2k)の最上位ビット値が1である場合、γ’値を0に設定し、前記第2演算結果(Z’2k)の最上位ビット値が0であり、前記第3演算結果(Z’1k)の最上位ビットが0である場合、γ’値を1に設定し、前記第4演算結果(Z’2k)の最上位ビット値が0であり、前記第3演算結果(Z’1k)の最上位ビットが1である場合、γ’値を−1に設定する過程と、
前記計算された過程の値を利用して前記式(4)の演算を遂行する過程と、を含むことを特徴とする請求項4記載の前記方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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