JP2005503215A - 消火器 - Google Patents
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Abstract
本発明は消火器に係り、より詳しくは薬剤観察部を介して、本体内に消火薬剤が所定量だけ充填されているかを肉眼で容易に観察することができるばかりか、充填された薬剤が堅くなっていないかを容易に確認できるようにした消火器に関するものである。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は消火器に係り、より詳しくは薬剤観察部を介して、本体内に消火薬剤が所定量だけ充填されているかを肉眼で容易に観察することができるばかりか、充填された薬剤が堅くなっていないかを容易に確認できるようにした消火器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
消火器は、火災の初期段階で消火剤の冷却又は空気遮断などの効果を用いて火を消す(以下、消火という)器具である。
【0003】
かかる消火器は消火能力(容量)によって大型消火器と小型消火器に分類される。大型消火器は能力単位が10単位及び20単位以上のものをいい、小型消火器は能力単位1単位以上でありながら大型消火器の能力単位未満のものをいう。小型消火器は、一般人が容易に携帯、運搬できるので、一般の家庭、工場、会社などに備えられたものがたびたび見られる。
【0004】
消火能力のほかにも、消火器は、本体内に充填された消火薬剤の種類によって、酸−アルカリ消火器、強化液消火器、ハロゲン化合物消火器、二酸化炭素消火器、粉末消火器などに分類される。しかし、粉末消火器を除く残りの消化薬剤を使用する消火器は消火薬剤の値段が比較的高いから、特定の場所に限り使用されるのが普通のことである。
【0005】
消火能力のほかにも、消火器は加圧方式によって、加圧式消火器と蓄圧式消火器に分類される。
【0006】
加圧式消火器は既存に使用される方式のものであって、消火薬剤が充填されている本体内に消火薬剤の放出のための加圧ガス容器(いわゆる、カートリッジともいう)を備えている。これは、使用者が安全ピンを引き抜いた状態で、1対の取っ手を互いに接近させると、加圧ガス容器が破れて、本体内の消火薬剤を外部へ噴出させる。
【0007】
しかし、このような加圧式消火器は、本体内に別途の加圧ガス容器を設けなければならないだけでなく、加圧ガスの伝達のためのガス管及び消火薬剤の噴出管などを設けなければならないため、消火器の構造が複雑になる欠点がある。
【0008】
したがって、最近では蓄圧式消火器の使用が増えている。以下において、消火器とは、前記の分類方式のなかで、小型消火器に蓄圧式を適用した粉末消火器をいう。
【0009】
蓄圧式を採用する従来の消火器は、図1に示すように、内部に消火薬剤及びガスが充填されている本体110と、該本体110の一側に設けられるヘッド120と、該ヘッド120に装着される1対の取っ手部122と、一端が本体110の内部と連通し他端が本体110の外側に露出した消火ホース130と、該消火ホース130の端部に設けられるノズル部132とからなる。
【0010】
1対の取っ手部122には、取っ手部122が任意に接近できないように、安全ピン124が設けられる。そして、ヘッド120には、本体110内に充填された窒素又は二酸化炭素ガスの圧力を示す圧力指示計150が設けられている。圧力指示計150には本体110内の圧力の変化に伴って指針が機械的に動く機械式が採用されている。
【0011】
火災が発生した場合、消火器を把持した状態で安全ピン124を引き抜いて、1対の取っ手部122が互いに接近するようにする。すると、気密性を有する本体110内の高圧力と外部の低圧力間の違いにより、本体110内に充填された消火薬剤は消火ホース130を通過しノズル部132を介して噴出される。
【0012】
ところが、このような従来の消火器においては、本体が密閉した金属材からなるため、本体内に消火薬剤が所定量だけ充填されているかを肉眼で観察することができないという問題点がある。
【0013】
また、消火器本体内に消火薬剤が充填されていても、消火薬剤が堅くなっていると、消火器としての役目を果たすことができない。更に従来の消火器においては、本体内に充填された消火薬剤が堅くなっていないかを確認し難い欠点がある。
【0014】
そして、取っ手部に設けられた圧力指示計を介して本体内の圧力を確認するようになっているが、従来の圧力指示計は機械式を採用しているため、不良率が比較的高くて、圧力指示計の指針が正常に表示しているにもかかわらず、消火器が正常に作動しない場合がたびたび発生する問題点がある。また、圧力指示計が消火器の外側に露出しているので、消火器の運搬又は移動の際、外部衝撃により壊れ易いという欠点がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
したがって、本発明は前記のような問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、薬剤観察部を介して、本体内に消火薬剤が所定量だけ充填されているかを肉眼で容易に観察することができるばかりか、充填された薬剤が堅くなっていないかを容易に確認できるようにした消火器を提供することにある。
【0016】
本発明のほかの目的は、薬剤観察部に近い本体内部に機械式以外の方式の圧力指示計を設けることにより、本体内にガスが所定圧力で維持されているかを容易に確認することができるだけでなく、圧力指示計が誤動作することを防止し、外部衝撃により圧力指示計が損傷することを防止することができる消火器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0017】
前記のような目的を達成するため、本発明は、内部に所定量の消火薬剤と所定圧力のガスが充填されている本体と、前記本体の一側に着脱可能に装着されるヘッドと、前記ヘッドに設けられる1対の取っ手部と、一端が前記本体の内部と連通し他端が本体の外側に露出し、前記本体内の消火薬剤を外部へ噴出させる消火ホースとを含む消火器において、前記本体は、前記ヘッドと螺合されるようにネジ部を有する上側結合部と、地面に支持される下側支持部と、前記上側結合部と前記下側支持部間に設けられる胴体部とからなって互いに結合され、前記胴体部には、前記本体内に充填された前記消火薬剤を観察するため、両端が前記上側結合部と前記下側支持部に隣接するように前記本体の長手方向に沿って形成される薬剤観察部が設けられることを特徴とする消火器を提供する。
【0018】
前記薬剤観察部は、前記胴体部の長手方向に沿って貫通孔を形成し、前記胴体部の裏面の貫通孔領域に透明窓を固定させることによりなる。
【0019】
前記透明窓の各辺が配置される前記胴体部の裏面が外側に折り曲げられて折曲部が形成され、前記透明窓の各辺は前記折曲部に配置された状態で互いにシーリングされる。
【0020】
前記透明窓はポリカーボネイトからなる。
【0021】
前記本体内には、前記薬剤観察部を介して外部から観察容易な位置に、前記本体内に充填されたガスの圧力を表示する圧力指示計が設けられる。
【0022】
前記圧力指示計は、内部に表示液が充填され、前記本体内のガス圧により膨張及び収縮する弾性袋と、透明材の管状部からなり、側部に少なくとも一つの基準表示線がマーキングされ、端部が弾性袋と連通するように接合された密閉管とからなり、前記本体内のガス圧により前記弾性袋が収縮する場合、前記弾性袋内の表示液が前記密閉管内を上昇するようになっている。
【0023】
前記本体内のガス圧により前記弾性袋が収縮する場合、前記表示液が前記密閉管の基準表示線に到達すると、前記本体内のガス圧が適正圧力に維持されていると認められる。
【0024】
前記表示液は識別可能な色相を有することが有利である。
【0025】
前記透明窓には、前記圧力指示計を支持するための少なくとも一つのホルダが設けられることが好ましい。
【発明の効果】
【0026】
前記のような本発明によると、薬剤観察部により、本体内に消化薬剤が所定量だけ充填されているかを肉眼で容易に観察することができるだけでなく、充填された薬剤が堅くなっていないかを容易に確認することができる。
【0027】
また、本発明によると、薬剤観察部に近い本体内部に機械式でない圧力指示計を設けることにより、本体内にガス圧が所定圧力で維持されているかを容易に確認することができるだけでなく、圧力指示計が誤動作することを防止し、外部衝撃により圧力指示計が損傷することを防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0028】
以下、添付図面に基づいて本発明の消火器について説明する。
【0029】
図2は本発明の一実施例による消火器の正面図である。同図に示すように、本発明の一実施例による消火器は、円筒状の消火器本体10と、該本体10の一側に着脱可能に装着されるヘッド20と、該ヘッド20に設けられ、消火器を作動させる1対の取っ手部22と、一端が本体10の内部と連通し他端が本体10の外側に露出し、本体10内の消火薬剤Pを外部へ噴出させる消火ホース30と、該消火ホース30の端部に設けられるノズル部32とからなる。消火ホース30は本体10の側面に設けられたホースホルダ34に保持される。
【0030】
取っ手部22は一側のヒンジ(図示せず)を軸として互いに近接又は離反する。このため、ヒンジが設けられた領域には、取っ手部22を作動させるための安全ピン24が設けられる。つまり、消火器を作動するためには、まず安全ピン24を引き抜いて、取っ手部22が互いに接近するように加圧するとよい。
【0031】
本体10の内部には所定量の消火薬剤Pと所定圧力のガスが充填されている。消火薬剤Pとしては種々のものが使用できるが、本実施例においては、100メッシュ以上の微細度を有する炭酸水素ナトリウム粉末を採用し、本体10の2/3ほどまで充填されることを基準としている。そして、本体10内に充填されるガスとしては、窒素、二酸化炭素などを使用する。
【0032】
図3aは図2に示す消火器本体の分解図、図3bは図3aに示す本体の胴体部の展開図である。同図に示すように、本体10は、ヘッド20と結合される上側結合部12と、地面に支持される下側支持部14と、上側結合部12と下側支持部14との間に設けられる胴体部16とからなる。上側結合部12の上端部には、ヘッド20が螺合されるように、ネジ部12aが形成される。
【0033】
上側結合部12及び下側支持部14が切頭漏斗状を有する一方、胴体部16は板状の鉄板を巻いて円筒状に形成される(図3bの状態から図3aの状態に製造)。その後、胴体部16の両端を上側結合部12と下側支持部14にそれぞれ溶接で固定することにより、本体10が完成する。
【0034】
この際、本体10の胴体部16には、本体10の長手方向に沿って、両端が上側結合部12と下側支持部14にそれぞれ隣接するように長く形成され、本体10内に充填された消火薬剤Pの観察ができるようにする薬剤観察部40が設けられる。
【0035】
薬剤観察部40はいろいろの方法で製造できるが、本発明の一実施例においては、つぎのように簡便に製造することが可能である。すなわち、図3a、図3b及び図4aに示すように、板状の胴体部16の板面に長い貫通孔41を形成し、貫通孔41の縁部には胴体部16の裏面側から前面側に折り曲げてなる折曲部42を形成する。そして、貫通孔41の周囲の折曲部42の裏面側に透明窓43を付着する。
【0036】
この際、透明窓43の縁部は、図4aに示すように、胴体部16に形成された折曲部42に接触して配設される。このように互いに接触している折曲部42と透明窓43の縁部をシーリング部Sで相互固定させることにより、薬剤観察部40を簡単に形成することができる。ここで、透明窓43としてはポリカーボネイト(P/P)を採用し得る。
【0037】
このように本体10に薬剤観察部40を設けることにより、本体10内に消火薬剤Pが所定量(本体10内の容積のおよそ2/3程度)だけ充填されているかを肉眼で容易に観察することができる。さらに、本実施例の消火器に設けられた薬剤観察部40は消火器の長手方向に長く形成されているので、消火薬剤Pの充填状態をより容易に観察することができる。
【0038】
そして、消火器を振るか又は裏返すことにより、本体10内に充填されている消火薬剤Pが堅くなっているかを薬剤観察部40を介して容易に判断することができる。もし、消火薬剤Pが堅くなっていると、消火器購入店から消火薬剤Pを取り替えることができる。
【0039】
本体10内には、図2に示すように、薬剤観察部40を介して外部から観察容易な位置に、本体10内に充填されたガスの圧力を表示する圧力指示計50が設けられる。従来の消火器は、圧力指示計50がヘッド20に設けられるため、外部衝撃により壊れ易いという欠点があった。しかし、本発明の一実施例によると、圧力指示計50を本体10内に設けて、薬剤観察部40を介して観察できるようにすることにより、圧力指示計50の損傷を有効に防止できる。
【0040】
また、従来の消火器に設けられた圧力指示計150はその作動方式が機械的な構造を採用しているが、本発明の一実施例においては、つぎのような方式で作動するようにして、圧力指示計50が誤動作することを防止する。
【0041】
図4bに示すように、透明窓43には圧力指示計50を支持するための1対のホルダ44が設けられる。ホルダ44は、一側が開口されるように設けられた1対の脚部44a、44bが相互接近する方向に弾性的に付勢されて、圧力指示計50を堅く支持する。しかし、このような形態のホルダ44以外の方式、例えばネジ及びフックの形態、あるいはゴムバンド形態のホルダを採用することもできる。
【0042】
本発明の一実施例による圧力指示計50は、図5a及び図5bに示すように、内部に表示液54が充填され、本体10内のガス圧により収縮及び膨張可能な弾性袋51と、透明材の管状部からなり、側部に1対の基準表示線52a、52bがマーキングされ、端部が弾性袋51と連通するように接合される密閉管52とからなる。したがって、本体10内のガス圧により弾性袋51が収縮する場合、弾性袋51内の表示液54が密閉管52内を上昇することになる。
【0043】
表示液54は非圧縮性の流体であって、水が適当である。しかし、水は無色であるため、その上昇高さを把握することが難しい。よって、本発明の実施例においては、表示液54を識別の容易な色相にしている。通常、緑色を採用することができる。
【0044】
そして、弾性袋51には純粋なゴムであって、化学的に安定するだけでなく、丈夫で柔軟なラテックスを採用し、弾性袋51のサイズ及び/又は厚さを調節することにより、密閉管52内での表示液54の上昇高さを調節することができる。
【0045】
密閉管52にマーキングされた基準表示線52a、52bは、図面に示すように、一定の間隔を置いて1対で設ける。したがって、1対の基準表示線52a、52b間に表示液54の上昇高さがあると、本体10内のガス圧が適正状態にあることを示す。
【0046】
本体10内にガスが正常に充填されている場合、そのガス圧は9kg/m3である。このようなガス圧により弾性袋51が収縮することにより、その内部に存在する表示液54が密閉管52に沿って上昇し、密閉管52にマーキングされた1対の基準表示線52a、52b間に到達することになる。
【0047】
このように1対の基準表示線52a、52b間に表示液の上昇高さがあると、本体10内のガス圧が適正圧力にある状態である。したがって、使用者は外部からも薬剤観察部40を介して圧力指示計50を直接観察することができるので、本体10内のガス圧を容易に把握することができる。
【0048】
したがって、本発明の実施例によると、本体10に設けられた薬剤観察部40を介して、本体10内のガス圧が所定圧力を維持しているかを容易に確認することができるだけでなく、充填された薬剤が堅くなっているかを容易に確認することができる。
【0049】
また、薬剤観察部40に近い本体10の内部に機械式でない圧力指示計50を設けることにより、本体10内のガス圧が所定圧力を維持しているかを容易に確認することができるだけでなく、圧力指示計50が誤動作することを防止し、外部衝撃により圧力指示計50が損傷することを防止することができる。
【0050】
図4aに示すように、ホルダ44は、ホルダ44が備える1対の脚部44a、44bを相互接近する方向に弾性的に付勢することによって、圧力指示計50の密閉管52を堅固に保持する。一方、図6に示すように、ホルダ44に別途の係止突部53を設けることによって、圧力指示計50の密閉管52は更に堅固に保持されることとなり、密閉管52が下方に滑り落ちることもない。
【0051】
図4aに示す実施例によると、圧力指示計50が透明窓43から離隔されている。この場合、圧力指示計50が消火薬剤P内に埋まってしまうと、消化薬剤Pの視覚的干渉のため、外部から圧力指示計50を観察することができない。
【0052】
このため、図6に示す実施例によると、圧力指示計50を透明窓43の背面に密着させることにより、圧力指示計50と透明窓43との隙間に消火薬剤Pが詰まらないようにすることができ、何の干渉もなしに外部から圧力指示計50を確実に観察することができる。この場合は、圧力指示計50の密閉管52を長く形成して視覚的表示区間を広く確保することが有利であろう。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】図1は従来の消火器の正面図である。
【図2】図2は本発明の一実施例による消火器の正面図である。
【図3a】図3aは図2に示す消火器の本体の分解図である。
【図3b】図3bは図3aに示す本体のなかで胴体部の展開図である。
【図4a】図4aは図2の薬剤観察部の拡大断面図である。
【図4b】図4bは図4aに示すホルダの平面図である。
【図5a】図5aは圧力指示計の断面図である。
【図5b】図5bは圧力指示計のほかの実施例の断面図である。
【図6】図6は図4aに対応する本発明のほかの実施例による薬剤観察部の拡大断面図である。
【0001】
本発明は消火器に係り、より詳しくは薬剤観察部を介して、本体内に消火薬剤が所定量だけ充填されているかを肉眼で容易に観察することができるばかりか、充填された薬剤が堅くなっていないかを容易に確認できるようにした消火器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
消火器は、火災の初期段階で消火剤の冷却又は空気遮断などの効果を用いて火を消す(以下、消火という)器具である。
【0003】
かかる消火器は消火能力(容量)によって大型消火器と小型消火器に分類される。大型消火器は能力単位が10単位及び20単位以上のものをいい、小型消火器は能力単位1単位以上でありながら大型消火器の能力単位未満のものをいう。小型消火器は、一般人が容易に携帯、運搬できるので、一般の家庭、工場、会社などに備えられたものがたびたび見られる。
【0004】
消火能力のほかにも、消火器は、本体内に充填された消火薬剤の種類によって、酸−アルカリ消火器、強化液消火器、ハロゲン化合物消火器、二酸化炭素消火器、粉末消火器などに分類される。しかし、粉末消火器を除く残りの消化薬剤を使用する消火器は消火薬剤の値段が比較的高いから、特定の場所に限り使用されるのが普通のことである。
【0005】
消火能力のほかにも、消火器は加圧方式によって、加圧式消火器と蓄圧式消火器に分類される。
【0006】
加圧式消火器は既存に使用される方式のものであって、消火薬剤が充填されている本体内に消火薬剤の放出のための加圧ガス容器(いわゆる、カートリッジともいう)を備えている。これは、使用者が安全ピンを引き抜いた状態で、1対の取っ手を互いに接近させると、加圧ガス容器が破れて、本体内の消火薬剤を外部へ噴出させる。
【0007】
しかし、このような加圧式消火器は、本体内に別途の加圧ガス容器を設けなければならないだけでなく、加圧ガスの伝達のためのガス管及び消火薬剤の噴出管などを設けなければならないため、消火器の構造が複雑になる欠点がある。
【0008】
したがって、最近では蓄圧式消火器の使用が増えている。以下において、消火器とは、前記の分類方式のなかで、小型消火器に蓄圧式を適用した粉末消火器をいう。
【0009】
蓄圧式を採用する従来の消火器は、図1に示すように、内部に消火薬剤及びガスが充填されている本体110と、該本体110の一側に設けられるヘッド120と、該ヘッド120に装着される1対の取っ手部122と、一端が本体110の内部と連通し他端が本体110の外側に露出した消火ホース130と、該消火ホース130の端部に設けられるノズル部132とからなる。
【0010】
1対の取っ手部122には、取っ手部122が任意に接近できないように、安全ピン124が設けられる。そして、ヘッド120には、本体110内に充填された窒素又は二酸化炭素ガスの圧力を示す圧力指示計150が設けられている。圧力指示計150には本体110内の圧力の変化に伴って指針が機械的に動く機械式が採用されている。
【0011】
火災が発生した場合、消火器を把持した状態で安全ピン124を引き抜いて、1対の取っ手部122が互いに接近するようにする。すると、気密性を有する本体110内の高圧力と外部の低圧力間の違いにより、本体110内に充填された消火薬剤は消火ホース130を通過しノズル部132を介して噴出される。
【0012】
ところが、このような従来の消火器においては、本体が密閉した金属材からなるため、本体内に消火薬剤が所定量だけ充填されているかを肉眼で観察することができないという問題点がある。
【0013】
また、消火器本体内に消火薬剤が充填されていても、消火薬剤が堅くなっていると、消火器としての役目を果たすことができない。更に従来の消火器においては、本体内に充填された消火薬剤が堅くなっていないかを確認し難い欠点がある。
【0014】
そして、取っ手部に設けられた圧力指示計を介して本体内の圧力を確認するようになっているが、従来の圧力指示計は機械式を採用しているため、不良率が比較的高くて、圧力指示計の指針が正常に表示しているにもかかわらず、消火器が正常に作動しない場合がたびたび発生する問題点がある。また、圧力指示計が消火器の外側に露出しているので、消火器の運搬又は移動の際、外部衝撃により壊れ易いという欠点がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
したがって、本発明は前記のような問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、薬剤観察部を介して、本体内に消火薬剤が所定量だけ充填されているかを肉眼で容易に観察することができるばかりか、充填された薬剤が堅くなっていないかを容易に確認できるようにした消火器を提供することにある。
【0016】
本発明のほかの目的は、薬剤観察部に近い本体内部に機械式以外の方式の圧力指示計を設けることにより、本体内にガスが所定圧力で維持されているかを容易に確認することができるだけでなく、圧力指示計が誤動作することを防止し、外部衝撃により圧力指示計が損傷することを防止することができる消火器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0017】
前記のような目的を達成するため、本発明は、内部に所定量の消火薬剤と所定圧力のガスが充填されている本体と、前記本体の一側に着脱可能に装着されるヘッドと、前記ヘッドに設けられる1対の取っ手部と、一端が前記本体の内部と連通し他端が本体の外側に露出し、前記本体内の消火薬剤を外部へ噴出させる消火ホースとを含む消火器において、前記本体は、前記ヘッドと螺合されるようにネジ部を有する上側結合部と、地面に支持される下側支持部と、前記上側結合部と前記下側支持部間に設けられる胴体部とからなって互いに結合され、前記胴体部には、前記本体内に充填された前記消火薬剤を観察するため、両端が前記上側結合部と前記下側支持部に隣接するように前記本体の長手方向に沿って形成される薬剤観察部が設けられることを特徴とする消火器を提供する。
【0018】
前記薬剤観察部は、前記胴体部の長手方向に沿って貫通孔を形成し、前記胴体部の裏面の貫通孔領域に透明窓を固定させることによりなる。
【0019】
前記透明窓の各辺が配置される前記胴体部の裏面が外側に折り曲げられて折曲部が形成され、前記透明窓の各辺は前記折曲部に配置された状態で互いにシーリングされる。
【0020】
前記透明窓はポリカーボネイトからなる。
【0021】
前記本体内には、前記薬剤観察部を介して外部から観察容易な位置に、前記本体内に充填されたガスの圧力を表示する圧力指示計が設けられる。
【0022】
前記圧力指示計は、内部に表示液が充填され、前記本体内のガス圧により膨張及び収縮する弾性袋と、透明材の管状部からなり、側部に少なくとも一つの基準表示線がマーキングされ、端部が弾性袋と連通するように接合された密閉管とからなり、前記本体内のガス圧により前記弾性袋が収縮する場合、前記弾性袋内の表示液が前記密閉管内を上昇するようになっている。
【0023】
前記本体内のガス圧により前記弾性袋が収縮する場合、前記表示液が前記密閉管の基準表示線に到達すると、前記本体内のガス圧が適正圧力に維持されていると認められる。
【0024】
前記表示液は識別可能な色相を有することが有利である。
【0025】
前記透明窓には、前記圧力指示計を支持するための少なくとも一つのホルダが設けられることが好ましい。
【発明の効果】
【0026】
前記のような本発明によると、薬剤観察部により、本体内に消化薬剤が所定量だけ充填されているかを肉眼で容易に観察することができるだけでなく、充填された薬剤が堅くなっていないかを容易に確認することができる。
【0027】
また、本発明によると、薬剤観察部に近い本体内部に機械式でない圧力指示計を設けることにより、本体内にガス圧が所定圧力で維持されているかを容易に確認することができるだけでなく、圧力指示計が誤動作することを防止し、外部衝撃により圧力指示計が損傷することを防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0028】
以下、添付図面に基づいて本発明の消火器について説明する。
【0029】
図2は本発明の一実施例による消火器の正面図である。同図に示すように、本発明の一実施例による消火器は、円筒状の消火器本体10と、該本体10の一側に着脱可能に装着されるヘッド20と、該ヘッド20に設けられ、消火器を作動させる1対の取っ手部22と、一端が本体10の内部と連通し他端が本体10の外側に露出し、本体10内の消火薬剤Pを外部へ噴出させる消火ホース30と、該消火ホース30の端部に設けられるノズル部32とからなる。消火ホース30は本体10の側面に設けられたホースホルダ34に保持される。
【0030】
取っ手部22は一側のヒンジ(図示せず)を軸として互いに近接又は離反する。このため、ヒンジが設けられた領域には、取っ手部22を作動させるための安全ピン24が設けられる。つまり、消火器を作動するためには、まず安全ピン24を引き抜いて、取っ手部22が互いに接近するように加圧するとよい。
【0031】
本体10の内部には所定量の消火薬剤Pと所定圧力のガスが充填されている。消火薬剤Pとしては種々のものが使用できるが、本実施例においては、100メッシュ以上の微細度を有する炭酸水素ナトリウム粉末を採用し、本体10の2/3ほどまで充填されることを基準としている。そして、本体10内に充填されるガスとしては、窒素、二酸化炭素などを使用する。
【0032】
図3aは図2に示す消火器本体の分解図、図3bは図3aに示す本体の胴体部の展開図である。同図に示すように、本体10は、ヘッド20と結合される上側結合部12と、地面に支持される下側支持部14と、上側結合部12と下側支持部14との間に設けられる胴体部16とからなる。上側結合部12の上端部には、ヘッド20が螺合されるように、ネジ部12aが形成される。
【0033】
上側結合部12及び下側支持部14が切頭漏斗状を有する一方、胴体部16は板状の鉄板を巻いて円筒状に形成される(図3bの状態から図3aの状態に製造)。その後、胴体部16の両端を上側結合部12と下側支持部14にそれぞれ溶接で固定することにより、本体10が完成する。
【0034】
この際、本体10の胴体部16には、本体10の長手方向に沿って、両端が上側結合部12と下側支持部14にそれぞれ隣接するように長く形成され、本体10内に充填された消火薬剤Pの観察ができるようにする薬剤観察部40が設けられる。
【0035】
薬剤観察部40はいろいろの方法で製造できるが、本発明の一実施例においては、つぎのように簡便に製造することが可能である。すなわち、図3a、図3b及び図4aに示すように、板状の胴体部16の板面に長い貫通孔41を形成し、貫通孔41の縁部には胴体部16の裏面側から前面側に折り曲げてなる折曲部42を形成する。そして、貫通孔41の周囲の折曲部42の裏面側に透明窓43を付着する。
【0036】
この際、透明窓43の縁部は、図4aに示すように、胴体部16に形成された折曲部42に接触して配設される。このように互いに接触している折曲部42と透明窓43の縁部をシーリング部Sで相互固定させることにより、薬剤観察部40を簡単に形成することができる。ここで、透明窓43としてはポリカーボネイト(P/P)を採用し得る。
【0037】
このように本体10に薬剤観察部40を設けることにより、本体10内に消火薬剤Pが所定量(本体10内の容積のおよそ2/3程度)だけ充填されているかを肉眼で容易に観察することができる。さらに、本実施例の消火器に設けられた薬剤観察部40は消火器の長手方向に長く形成されているので、消火薬剤Pの充填状態をより容易に観察することができる。
【0038】
そして、消火器を振るか又は裏返すことにより、本体10内に充填されている消火薬剤Pが堅くなっているかを薬剤観察部40を介して容易に判断することができる。もし、消火薬剤Pが堅くなっていると、消火器購入店から消火薬剤Pを取り替えることができる。
【0039】
本体10内には、図2に示すように、薬剤観察部40を介して外部から観察容易な位置に、本体10内に充填されたガスの圧力を表示する圧力指示計50が設けられる。従来の消火器は、圧力指示計50がヘッド20に設けられるため、外部衝撃により壊れ易いという欠点があった。しかし、本発明の一実施例によると、圧力指示計50を本体10内に設けて、薬剤観察部40を介して観察できるようにすることにより、圧力指示計50の損傷を有効に防止できる。
【0040】
また、従来の消火器に設けられた圧力指示計150はその作動方式が機械的な構造を採用しているが、本発明の一実施例においては、つぎのような方式で作動するようにして、圧力指示計50が誤動作することを防止する。
【0041】
図4bに示すように、透明窓43には圧力指示計50を支持するための1対のホルダ44が設けられる。ホルダ44は、一側が開口されるように設けられた1対の脚部44a、44bが相互接近する方向に弾性的に付勢されて、圧力指示計50を堅く支持する。しかし、このような形態のホルダ44以外の方式、例えばネジ及びフックの形態、あるいはゴムバンド形態のホルダを採用することもできる。
【0042】
本発明の一実施例による圧力指示計50は、図5a及び図5bに示すように、内部に表示液54が充填され、本体10内のガス圧により収縮及び膨張可能な弾性袋51と、透明材の管状部からなり、側部に1対の基準表示線52a、52bがマーキングされ、端部が弾性袋51と連通するように接合される密閉管52とからなる。したがって、本体10内のガス圧により弾性袋51が収縮する場合、弾性袋51内の表示液54が密閉管52内を上昇することになる。
【0043】
表示液54は非圧縮性の流体であって、水が適当である。しかし、水は無色であるため、その上昇高さを把握することが難しい。よって、本発明の実施例においては、表示液54を識別の容易な色相にしている。通常、緑色を採用することができる。
【0044】
そして、弾性袋51には純粋なゴムであって、化学的に安定するだけでなく、丈夫で柔軟なラテックスを採用し、弾性袋51のサイズ及び/又は厚さを調節することにより、密閉管52内での表示液54の上昇高さを調節することができる。
【0045】
密閉管52にマーキングされた基準表示線52a、52bは、図面に示すように、一定の間隔を置いて1対で設ける。したがって、1対の基準表示線52a、52b間に表示液54の上昇高さがあると、本体10内のガス圧が適正状態にあることを示す。
【0046】
本体10内にガスが正常に充填されている場合、そのガス圧は9kg/m3である。このようなガス圧により弾性袋51が収縮することにより、その内部に存在する表示液54が密閉管52に沿って上昇し、密閉管52にマーキングされた1対の基準表示線52a、52b間に到達することになる。
【0047】
このように1対の基準表示線52a、52b間に表示液の上昇高さがあると、本体10内のガス圧が適正圧力にある状態である。したがって、使用者は外部からも薬剤観察部40を介して圧力指示計50を直接観察することができるので、本体10内のガス圧を容易に把握することができる。
【0048】
したがって、本発明の実施例によると、本体10に設けられた薬剤観察部40を介して、本体10内のガス圧が所定圧力を維持しているかを容易に確認することができるだけでなく、充填された薬剤が堅くなっているかを容易に確認することができる。
【0049】
また、薬剤観察部40に近い本体10の内部に機械式でない圧力指示計50を設けることにより、本体10内のガス圧が所定圧力を維持しているかを容易に確認することができるだけでなく、圧力指示計50が誤動作することを防止し、外部衝撃により圧力指示計50が損傷することを防止することができる。
【0050】
図4aに示すように、ホルダ44は、ホルダ44が備える1対の脚部44a、44bを相互接近する方向に弾性的に付勢することによって、圧力指示計50の密閉管52を堅固に保持する。一方、図6に示すように、ホルダ44に別途の係止突部53を設けることによって、圧力指示計50の密閉管52は更に堅固に保持されることとなり、密閉管52が下方に滑り落ちることもない。
【0051】
図4aに示す実施例によると、圧力指示計50が透明窓43から離隔されている。この場合、圧力指示計50が消火薬剤P内に埋まってしまうと、消化薬剤Pの視覚的干渉のため、外部から圧力指示計50を観察することができない。
【0052】
このため、図6に示す実施例によると、圧力指示計50を透明窓43の背面に密着させることにより、圧力指示計50と透明窓43との隙間に消火薬剤Pが詰まらないようにすることができ、何の干渉もなしに外部から圧力指示計50を確実に観察することができる。この場合は、圧力指示計50の密閉管52を長く形成して視覚的表示区間を広く確保することが有利であろう。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】図1は従来の消火器の正面図である。
【図2】図2は本発明の一実施例による消火器の正面図である。
【図3a】図3aは図2に示す消火器の本体の分解図である。
【図3b】図3bは図3aに示す本体のなかで胴体部の展開図である。
【図4a】図4aは図2の薬剤観察部の拡大断面図である。
【図4b】図4bは図4aに示すホルダの平面図である。
【図5a】図5aは圧力指示計の断面図である。
【図5b】図5bは圧力指示計のほかの実施例の断面図である。
【図6】図6は図4aに対応する本発明のほかの実施例による薬剤観察部の拡大断面図である。
Claims (9)
- 内部に所定量の消火薬剤と所定圧力のガスが充填されている本体と、
前記本体の一側に着脱可能に装着されるヘッドと、
前記ヘッドに設けられる1対の取っ手部と、
一端が前記本体の内部と連通し他端が本体の外側に露出し、前記本体内の消火薬剤を外部へ噴出させる消火ホースとを含む消火器において;
前記本体は、前記ヘッドと螺合されるようにネジ部を有する上側結合部と、地面に支持される下側支持部と、前記上側結合部と前記下側支持部間に設けられる胴体部とからなって互いに結合され、
前記胴体部には、前記本体内に充填された前記消火薬剤を観察するため、両端が前記上側結合部と前記下側支持部に隣接するように前記本体の長手方向に沿って形成される薬剤観察部が設けられることを特徴とする消火器。 - 請求項1において、前記薬剤観察部は、前記胴体部の長手方向に沿って形成される貫通孔の裏面側に透明窓を固定させてなることを特徴とする消火器。
- 請求項2において、前記透明窓の各辺が配置される前記胴体部の裏面が外側に折り曲げられて折曲部が形成され、前記透明窓の各辺は前記折曲部に配置された状態で互いにシーリングされることを特徴とする消火器。
- 請求項3において、前記透明窓はポリカーボネイトからなることを特徴とする消火器。
- 請求項1乃至4のいずれかにおいて、前記本体内に、前記薬剤観察部を介して外部から観察容易な位置に、前記本体内に充填されたガスの圧力を表示する圧力指示計が設けられることを特徴とする消火器。
- 請求項5において、前記圧力指示計は、
内部に表示液が充填され、前記本体内のガス圧により収縮及び膨張する弾性袋と、
透明材の管状部からなり、側部に少なくとも一つの基準表示線がマーキングされ、端部が弾性袋と連通するように接合された密閉管とからなり、
前記本体内のガス圧により前記弾性袋が収縮する場合、前記弾性袋内の表示液が前記密閉管内を上昇するようになることを特徴とする消火器。 - 請求項6において、前記本体内のガス圧により前記弾性袋が収縮する場合、前記表示液が前記密閉管の基準表示線に到達すると、前記本体内のガス圧が適正圧力に維持された状態と認められることを特徴とする消火器。
- 請求項6又は7において、前記表示液は識別可能な色相を有することを特徴とする消火器。
- 請求項6において、前記透明窓には、前記圧力指示計を支持するための少なくとも一つのホルダが設けられることを特徴とする消火器。
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