JP2005502518A - 車両シート占有状態分類方法 - Google Patents
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Abstract
占有センサからの占有プロフィルを記録し評価し、そして実占有状態の分類を決定する車両シートの占有状態分類方法が、a)システム電源オフ時に、最後に決定された類と最後に記録されたプロフィルを不揮発性メモリに記憶し、b)システム電源オン時に、最初に記録されたプロフィルを前記メモリに記憶した該プロフィルと比較し、c)前記最初に記録されたプロフィルと前記メモリに記憶された前記プロフィルの類似性が特定の閾値より大きければ、実出力類を前記メモリに記憶された前記類に等しく設定するステップを含んでなる。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は一般には、安全拘束システム制御に用いる占有状態又は条件信号を提供するため、シート上の物体又は乗車者の存在及び/又は位置を決定し、それを種類又は性質によって分類する自動車占有センサシステム及びその作動方法に関する。より詳しくは、車両シートの占有状態に関する数個のパラメータに基づき、車両シートの占有状態を分類する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
交通事故の際に乗車者の生命を守るため、最新の車両には一般に、数個のエアバッグやシートベルトプリテンショナー等、事故による衝突中に解放される乗車者のエネルギーを吸収するのに用いられるものを含んだ防護システムが装着されている。かかるシステムは、各乗車者の特定条件、例えば乗車者の重量及び/又は大きさにより適合するようにすれば、更により有効になることは明らかである。そのため、例えばエアバッグが開く瞬間、エアバッグの膨張する体積、衝突後に安全ベルトが解放される瞬間を、シート上の乗車者の身長や向きに合わせられるようにする数個の動作モードを提供するマイクロプロセッサ制御防御システムが設計されている。
【0003】
従って、所定のシート占有状態に対して最適な動作モードを制御マイクロプロセッサが選べられるようにするためには、シートの占有状態を特徴付ける一つ又は数個のパラメータを検出し、この占有を、各々が拘束システムの特定動作モードに関連した数種の類の一つに分類することが必要である。
【0004】
占有パラメータの検出は通常、シートの面に亘って分布する複数の圧力センサを含んで成るシート占有センサでなされる。圧力センサは感圧抵抗から成る、即ちこれらの圧力センサの抵抗がセンサに印加される圧力で変化することを用いる。個々の圧力センサの抵抗値の読み取りは各セルに作用する圧力を表すから、この読み取りをシートに作用する重量に関連付けることができる。また、シート全面に亘る圧力値の分布を、シートを占有する人や物の大きさや形状に関連付けることができる。
【0005】
拘束システムを制御する極めて単純な方法では、占有状態が占有検出器の一つ又は複数の特定パラメータで繰り返し監視され、実占有類が測定パラメータに関連付けられる。その場合、この実占有類をマイクロプロセッサが直接用いて、拘束システムの適切な作動モードを選ぶ。だが、あいにく乗車者はシート上でその位置を変えることが多くて、その重量の重心をずらしてしまう。移動の一つ一つが別々の圧力センサ上の読み取りを変え、そのため分類は時間と共に気まぐれに変わってしまう。
【0006】
この分類の気まぐれな変化を抑えるため、実類パラメータを、数個の既決定類を含んだバッファ記憶装置に記憶させ、濾過類を個々の記憶類の平均値に設定することができる。そのような濾過によって分類結果は良くなるものの、この方法もなお信頼性において十分ではない。
他の方法は占有センサの実際に記録された圧力プロフィル(分布)の特性評価に基づいている。これらの方法では、実際に決定された類、それぞれ実決定パラメータは、プロフィル特性が特定の閾値より大きい場合にのみ、濾過類の決定のために使用される。この種の方法は例えば、WO99/38731に開示されている。そのような方法に関しては、自動車の点火時のシステムのリセットに続くある時間後、二次拘束システムの制御モジュールが高精度パラメータで供給され、現在の占有状態に最適な適用モードの選択を可能にするので、分類の精度が時間と共に増大する。
【0007】
しかし、エンジンの点火に直ちに続く初期化期間時は記録され、評価されたプロフィルの数が少ないために実占有状態の分類はどちらかというと不正確である。この問題は、乗車者がシート上で最適位置を取らないと、高特性プロフィルとしての記録する可能性があるため、更に悪化する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、車両シートの占有状態を分類するための改良方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の問題を克服するため本発明は、占有センサからの占有分布の記録と評価及び、実占有状態の分類の決定から構成されている車両シートの占有状態の分類のための新しい方法を提供するものである。本発明によれば、この方法は次のステップから成る:
a)システム電源オフ時に、最後に決定された類と最後に記録されたプロフィルを不揮発性メモリに記憶し、
b)システム電源オン時に、最初に記録されたプロフィルを前記メモリに記憶した該プロフィルと比較し、
c)前記最初に記録されたプロフィルと前記メモリに記憶された前記プロフィルの類似性が特定の閾値より大きければ、実出力類を前記メモリに記憶された前記類に等しく設定する。
【0010】
本方法に関して、電源オン時あるいはシステム起動時に、最初に記録されたプロフィルが記憶されたプロフィルに等しいければ、分類モジュールが高信頼類を直ちに拘束システム制御モジュールに送る。それにより車両の停車後、例えばガソリンスタンドで、分類モジュールは、停車前に決定され、連続的に改良された高信頼類を直ちに送る。従って、二次拘束システムは、占有状態に非常によく適合する適用モードに直ちに切り換えられることになる。
【0011】
システム起動時に、最初に記録されたプロフィルが記憶プロフィルとは非常に異なっている場合、該システムは、乗車者が変わったか移動したかを決定し、そして最終決定類は必ずしも再記憶されない。この場合、出力類は、精度と分類の信頼レベルを上げるため、適切な濾過によって連続的に改良される必要がある。
【0012】
尚、本発明の場合、占有プロフィルを、実占有状態に関連する占有センサから読み取る全てのパラメータと理解する必要がある。シートの座席面上に分布する数個の検出セルを有する占有センサの場合、該プロフィルは、種々のセルの個々の切り換え(スイッチング)条件のパターン、例えば数個の感圧セルを備えた感圧センサでの個々に測定された圧力のパターンから構成される。この場合、最初の記録プロフィルと記憶プロフィルとの比較は、該プロフィルのそれぞれのセルの切り換え条件を個々に比較することによってなされる。そして同じ又は同様の切り換え条件を有するセル数は2つのプロフィルの類似性を推定するパラメータとして使用することができる。
【0013】
分類方法が、次に決定される数個の類又は次に記録される数個のプロフィルをバッファに記憶する濾過アルゴリズムを使用する場合、ステップa)は更に、前記不揮発性メモリに前記バッファ記憶装置の内容を記憶するステップを好適に含み、ステップc)は更に、前記メモリに記憶された前記内容を前記バッファ記憶装置に再記憶するステップを好適に含む。全体のバッファ記憶装置の再記憶により濾過アルゴリズムが安定状態で直ちに作動することができる。
上記ステップの実施はシートを実際に占有したときにだけ有効であるため、該分類方法は、シートの占有を示すフラグを設定するステップを更に好適に含み、このステップでは前記ステップa)〜ステップc)が前記フラグを設定した場合にのみ実施される。
【0014】
尚、本方法は例えば、乗車者の重量や大きさを決定する可能な全ての評価方法及び、続いて決定される1組の類から一つの濾過類をプロットする全ての方法、と組み合わせることができる。このような組み合わせとは無関係に、本発明はアルゴリズムの初期フェーズ、即ち車両の点火後の出力類の信頼レベルを増大させる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明は、分類の方法の初期化フェーズのフローチャートを示す添付図1を参照して限定するものではない実施態様の以下の説明からより明らかになる。尚、この方法の利用は特定のセンサ種類又は特定パラメータに限定するものではない。
点火スイッチがオフになると、システムは最後のプロフィル及びバッファパラメータ(分類濾過バッファ記憶装置、最後に記録されたプロフィル及び類・・)を不揮発性メモリに記憶する。点火が再びオンになると、スマートバッファが最終記憶プロフィルを最初の入力プロフィルと比較する。それらのプロフィルの類似性が高ければ、システムはバッファパラメータでスタートする。
【0016】
分類濾過モジュールの目的は、分類履歴及び実プロフィル特性に機能して最終分類に信頼レベルを与えることである。良好で信頼性があると仮定された分類は、入力プロフィルが信頼性ある分類をとらなかった時(低プロフィル質又は不良座り位置の)凍結されるべきである。このモジュールのスマートバッファ部はシステムリセット後に、実プロフィルがリセット前に最後に記憶したプロフィルと高い類似性を有するなら、リセット前に最後に記憶したバッファ状態を再記憶する。
【0017】
システムリセット後にアルゴリズムを始めて走らすとき、分類濾過アルゴリズムの実行前にスマートバッファアルゴリズムを実行しなければならない。該アルゴリズムは例えば以下のステップから構成されている。
・システムリセット前に、センサから入る実プロフィル(例えば、感圧占有センサのデジタル化圧力値プロフィル(DPV))を最後に記憶したDPVプロフィルと比較する。この比較はセル毎に実行される。
・システムリセット前後のDPVの差が第1閾値より小さいセルをカウントする。すなわち、同じ切り換え条件を示すセルをカウントする。
・前のステップからのカウント値が較正で与えられた所定の第2閾値より大きければ、すなわち、実プロフィルが記憶プロフィルに同等であれば、分類履歴バッファ、前信頼レベル及びバッファ類、並びに各ターン間で分類濾過アルゴリズムに残す必要のある他の変数全てを再記憶する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】分類方法の初期化フェーズのフローチャートを示す。
【0001】
本発明は一般には、安全拘束システム制御に用いる占有状態又は条件信号を提供するため、シート上の物体又は乗車者の存在及び/又は位置を決定し、それを種類又は性質によって分類する自動車占有センサシステム及びその作動方法に関する。より詳しくは、車両シートの占有状態に関する数個のパラメータに基づき、車両シートの占有状態を分類する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
交通事故の際に乗車者の生命を守るため、最新の車両には一般に、数個のエアバッグやシートベルトプリテンショナー等、事故による衝突中に解放される乗車者のエネルギーを吸収するのに用いられるものを含んだ防護システムが装着されている。かかるシステムは、各乗車者の特定条件、例えば乗車者の重量及び/又は大きさにより適合するようにすれば、更により有効になることは明らかである。そのため、例えばエアバッグが開く瞬間、エアバッグの膨張する体積、衝突後に安全ベルトが解放される瞬間を、シート上の乗車者の身長や向きに合わせられるようにする数個の動作モードを提供するマイクロプロセッサ制御防御システムが設計されている。
【0003】
従って、所定のシート占有状態に対して最適な動作モードを制御マイクロプロセッサが選べられるようにするためには、シートの占有状態を特徴付ける一つ又は数個のパラメータを検出し、この占有を、各々が拘束システムの特定動作モードに関連した数種の類の一つに分類することが必要である。
【0004】
占有パラメータの検出は通常、シートの面に亘って分布する複数の圧力センサを含んで成るシート占有センサでなされる。圧力センサは感圧抵抗から成る、即ちこれらの圧力センサの抵抗がセンサに印加される圧力で変化することを用いる。個々の圧力センサの抵抗値の読み取りは各セルに作用する圧力を表すから、この読み取りをシートに作用する重量に関連付けることができる。また、シート全面に亘る圧力値の分布を、シートを占有する人や物の大きさや形状に関連付けることができる。
【0005】
拘束システムを制御する極めて単純な方法では、占有状態が占有検出器の一つ又は複数の特定パラメータで繰り返し監視され、実占有類が測定パラメータに関連付けられる。その場合、この実占有類をマイクロプロセッサが直接用いて、拘束システムの適切な作動モードを選ぶ。だが、あいにく乗車者はシート上でその位置を変えることが多くて、その重量の重心をずらしてしまう。移動の一つ一つが別々の圧力センサ上の読み取りを変え、そのため分類は時間と共に気まぐれに変わってしまう。
【0006】
この分類の気まぐれな変化を抑えるため、実類パラメータを、数個の既決定類を含んだバッファ記憶装置に記憶させ、濾過類を個々の記憶類の平均値に設定することができる。そのような濾過によって分類結果は良くなるものの、この方法もなお信頼性において十分ではない。
他の方法は占有センサの実際に記録された圧力プロフィル(分布)の特性評価に基づいている。これらの方法では、実際に決定された類、それぞれ実決定パラメータは、プロフィル特性が特定の閾値より大きい場合にのみ、濾過類の決定のために使用される。この種の方法は例えば、WO99/38731に開示されている。そのような方法に関しては、自動車の点火時のシステムのリセットに続くある時間後、二次拘束システムの制御モジュールが高精度パラメータで供給され、現在の占有状態に最適な適用モードの選択を可能にするので、分類の精度が時間と共に増大する。
【0007】
しかし、エンジンの点火に直ちに続く初期化期間時は記録され、評価されたプロフィルの数が少ないために実占有状態の分類はどちらかというと不正確である。この問題は、乗車者がシート上で最適位置を取らないと、高特性プロフィルとしての記録する可能性があるため、更に悪化する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、車両シートの占有状態を分類するための改良方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の問題を克服するため本発明は、占有センサからの占有分布の記録と評価及び、実占有状態の分類の決定から構成されている車両シートの占有状態の分類のための新しい方法を提供するものである。本発明によれば、この方法は次のステップから成る:
a)システム電源オフ時に、最後に決定された類と最後に記録されたプロフィルを不揮発性メモリに記憶し、
b)システム電源オン時に、最初に記録されたプロフィルを前記メモリに記憶した該プロフィルと比較し、
c)前記最初に記録されたプロフィルと前記メモリに記憶された前記プロフィルの類似性が特定の閾値より大きければ、実出力類を前記メモリに記憶された前記類に等しく設定する。
【0010】
本方法に関して、電源オン時あるいはシステム起動時に、最初に記録されたプロフィルが記憶されたプロフィルに等しいければ、分類モジュールが高信頼類を直ちに拘束システム制御モジュールに送る。それにより車両の停車後、例えばガソリンスタンドで、分類モジュールは、停車前に決定され、連続的に改良された高信頼類を直ちに送る。従って、二次拘束システムは、占有状態に非常によく適合する適用モードに直ちに切り換えられることになる。
【0011】
システム起動時に、最初に記録されたプロフィルが記憶プロフィルとは非常に異なっている場合、該システムは、乗車者が変わったか移動したかを決定し、そして最終決定類は必ずしも再記憶されない。この場合、出力類は、精度と分類の信頼レベルを上げるため、適切な濾過によって連続的に改良される必要がある。
【0012】
尚、本発明の場合、占有プロフィルを、実占有状態に関連する占有センサから読み取る全てのパラメータと理解する必要がある。シートの座席面上に分布する数個の検出セルを有する占有センサの場合、該プロフィルは、種々のセルの個々の切り換え(スイッチング)条件のパターン、例えば数個の感圧セルを備えた感圧センサでの個々に測定された圧力のパターンから構成される。この場合、最初の記録プロフィルと記憶プロフィルとの比較は、該プロフィルのそれぞれのセルの切り換え条件を個々に比較することによってなされる。そして同じ又は同様の切り換え条件を有するセル数は2つのプロフィルの類似性を推定するパラメータとして使用することができる。
【0013】
分類方法が、次に決定される数個の類又は次に記録される数個のプロフィルをバッファに記憶する濾過アルゴリズムを使用する場合、ステップa)は更に、前記不揮発性メモリに前記バッファ記憶装置の内容を記憶するステップを好適に含み、ステップc)は更に、前記メモリに記憶された前記内容を前記バッファ記憶装置に再記憶するステップを好適に含む。全体のバッファ記憶装置の再記憶により濾過アルゴリズムが安定状態で直ちに作動することができる。
上記ステップの実施はシートを実際に占有したときにだけ有効であるため、該分類方法は、シートの占有を示すフラグを設定するステップを更に好適に含み、このステップでは前記ステップa)〜ステップc)が前記フラグを設定した場合にのみ実施される。
【0014】
尚、本方法は例えば、乗車者の重量や大きさを決定する可能な全ての評価方法及び、続いて決定される1組の類から一つの濾過類をプロットする全ての方法、と組み合わせることができる。このような組み合わせとは無関係に、本発明はアルゴリズムの初期フェーズ、即ち車両の点火後の出力類の信頼レベルを増大させる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明は、分類の方法の初期化フェーズのフローチャートを示す添付図1を参照して限定するものではない実施態様の以下の説明からより明らかになる。尚、この方法の利用は特定のセンサ種類又は特定パラメータに限定するものではない。
点火スイッチがオフになると、システムは最後のプロフィル及びバッファパラメータ(分類濾過バッファ記憶装置、最後に記録されたプロフィル及び類・・)を不揮発性メモリに記憶する。点火が再びオンになると、スマートバッファが最終記憶プロフィルを最初の入力プロフィルと比較する。それらのプロフィルの類似性が高ければ、システムはバッファパラメータでスタートする。
【0016】
分類濾過モジュールの目的は、分類履歴及び実プロフィル特性に機能して最終分類に信頼レベルを与えることである。良好で信頼性があると仮定された分類は、入力プロフィルが信頼性ある分類をとらなかった時(低プロフィル質又は不良座り位置の)凍結されるべきである。このモジュールのスマートバッファ部はシステムリセット後に、実プロフィルがリセット前に最後に記憶したプロフィルと高い類似性を有するなら、リセット前に最後に記憶したバッファ状態を再記憶する。
【0017】
システムリセット後にアルゴリズムを始めて走らすとき、分類濾過アルゴリズムの実行前にスマートバッファアルゴリズムを実行しなければならない。該アルゴリズムは例えば以下のステップから構成されている。
・システムリセット前に、センサから入る実プロフィル(例えば、感圧占有センサのデジタル化圧力値プロフィル(DPV))を最後に記憶したDPVプロフィルと比較する。この比較はセル毎に実行される。
・システムリセット前後のDPVの差が第1閾値より小さいセルをカウントする。すなわち、同じ切り換え条件を示すセルをカウントする。
・前のステップからのカウント値が較正で与えられた所定の第2閾値より大きければ、すなわち、実プロフィルが記憶プロフィルに同等であれば、分類履歴バッファ、前信頼レベル及びバッファ類、並びに各ターン間で分類濾過アルゴリズムに残す必要のある他の変数全てを再記憶する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】分類方法の初期化フェーズのフローチャートを示す。
Claims (4)
- 占有センサからの占有プロフィルの記録と評価及び、実占有状態の分類の決定から構成される車両シートの占有状態分類方法において、次のステップを特徴とする方法:
a)システム電源オフ時に、最後に決定された類と最後に記録されたプロフィルを不揮発性メモリに記憶し、
b)システム電源オン時に、最初に記録されたプロフィルを前記メモリに記憶した該プロフィルと比較し、
c)前記最初に記録されたプロフィルと前記メモリに記憶された前記プロフィルの類似性が特定の閾値より大きければ、実出力類を前記メモリに記憶された前記類に等しく設定する。 - 数個の次々と決定された類がバッファ記憶装置に記憶され、ステップa)が前記バッファ記憶装置の内容を前記不揮発性メモリに更に記憶し、前記メモリに記憶された内容を前記バッファ記憶装置に再記憶するステップを更に含んで成ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 数個の次々と決定されたプロフィルがバッファ記憶装置に記憶され、ステップa)が前記バッファ記憶装置の内容を前記不揮発性メモリに更に記憶し、前記メモリに記憶された内容を前記バッファ記憶装置に再記憶するステップを更に含んで成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の方法。
- シートの占有を示すフラグを設定するステップを更に含み、前記ステップa)〜c)は前記フラグが設定されていれば実行される請求項1〜3の何れか一つに記載の方法。
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JP2005502518A true JP2005502518A (ja) | 2005-01-27 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2003526717A Pending JP2005502518A (ja) | 2001-09-11 | 2002-08-31 | 車両シート占有状態分類方法 |
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EP (1) | EP1458589B1 (ja) |
JP (1) | JP2005502518A (ja) |
AT (1) | ATE316877T1 (ja) |
DE (1) | DE60209042T2 (ja) |
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US7598881B2 (en) * | 2006-10-18 | 2009-10-06 | Elesys North America, Inc. | Sensor and circuit configuration for occupant detection |
US9065416B2 (en) * | 2009-06-18 | 2015-06-23 | GM Global Technology Operations LLC | Methods and systems for controlling the volume of infotainment units of vehicles |
US10814783B1 (en) | 2019-09-23 | 2020-10-27 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle safety check system |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS58190713A (ja) * | 1982-05-01 | 1983-11-07 | Honda Motor Co Ltd | 移動体の現在位置表示装置 |
DE19722085A1 (de) * | 1997-05-27 | 1998-12-03 | Volkswagen Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Sitzbelegungserkennung in einem Kraftfahrzeug |
WO1998058821A1 (en) * | 1997-06-23 | 1998-12-30 | Semap S.A.R.L. | Method and apparatus for controlling an airbag |
DE19802581C2 (de) * | 1998-01-23 | 2003-06-12 | Siemens Ag | Vorrichtung zum Festlegen eines Sitzbelegungszustandes eines Fahrzeugsitzes |
LU90202B1 (de) * | 1998-01-28 | 1999-07-29 | Iee Sarl | Auswerteverfahren fuer einen Sitzbelegungssensor |
JP3044025B1 (ja) * | 1998-12-09 | 2000-05-22 | 株式会社データ・テック | 運転傾向性の分析が可能な運行管理システム及びその構成装置 |
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EP1148743A3 (en) * | 2000-04-20 | 2005-05-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Vehicle-mounted communication system and device |
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- 2001-09-11 LU LU90830A patent/LU90830B1/en active
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2002
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