JP2005502429A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 支持構造体と、この支持構造体に接続される複数の柔軟な高分子弁膜とを備え、前記支持構造体は、複数の交連支持体と、交連支持体間にあるスカラップとを有し、前記弁は、完全に開いたルーメンの少なくとも１０％であるルーメンを持つ弛緩状態を有し、柔軟な高分子弁膜は、流入端部に最も近いスカラップに沿う部位で、弁軸と直交する面に対して流入端部の方へ約５°〜約８５°の角度を成して、支持構造体に接続している弁付きプロテーゼ。
2. 支持構造体と、この支持構造体に接続される少なくとも３つの柔軟な高分子弁膜とを備え、前記支持構造体は、複数の交連支持体と、交連支持体間にあるスカラップとを有し、前記柔軟な高分子弁膜は、弁半径の約０．３倍〜弁半径の約０．８倍の接合深さを有している弁付きプロテーゼ。
3. 支持構造体と、複数の柔軟な高分子弁膜とを備え、前記支持構造体は、複数の交連支持体と、交連支持体間にあるスカラップとを有し、前記柔軟な高分子弁膜は、弁半径の約１倍〜弁半径の約２倍の弁高さを有する弁を形成するとともに、弁高さよりも少なくとも約１ミリメートル長い弁膜長を有している弁付きプロテーゼ。
4. 前記支持構造体は、硬質なステントを含んでいる請求項１又は２に記載の弁付きプロテーゼ。
5. 前記支持構造体は、柔軟な材料を含んでいる請求項１又は２に記載の弁付きプロテーゼ。
6. 前記柔軟な高分子弁膜は、補強体を備えている請求項１、２又は３に記載の弁付きプロテーゼ。
7. 前記柔軟な高分子弁膜は、補強された自由端部を有している請求項１、２又は３に記載の弁付きプロテーゼ。
8. 前記柔軟な高分子弁膜は、流入端部の方へ約１０°〜約６０°の角度を成して支持構造体に接続している請求項１又は３に記載の弁付きプロテーゼ。
9. 前記柔軟な高分子弁膜は、流入端部の方へ約１０°〜約５０°の角度を成して支持構造体に接続している請求項１又は３に記載の弁付きプロテーゼ。
10. 前記弁は、完全に開いたルーメンの少なくとも９０％であるルーメンを持つ弛緩状態を有している請求項１、２又は３に記載の弁付きプロテーゼ。
11. 前記弁は、完全に開いたルーメンの約５０％〜約８０％であるルーメンを持つ弛緩状態を有している請求項１、２又は３に記載の弁付きプロテーゼ。
12. 前記柔軟な高分子弁膜は、ポリウレタン、シリコーン、ポリジメチルシロキサン、ポリテトラフルオロエチレン、これらの誘導体、これらの混合物から成る群から選択される高分子を含んでいる請求項１、２又は３に記載の弁付きプロテーゼ。
13. 前記弁は、完全に開いたルーメンの約１０％以下のルーメンを持つ弛緩状態を有している請求項２又は３に記載の弁付きプロテーゼ。
14. 前記弁膜は、弁高さよりも約１．５ミリメートル長い長さ〜弁高さの約１．２倍＋２ミリメートルの長さの弁膜長を有している請求項３に記載の弁付きプロテーゼ。
15. 前記柔軟な高分子弁膜は、弁軸と直交する面に対して流入端部の方へ約５°〜約８５°の角度を成して、支持構造体に接続している請求項３に記載の弁付きプロテーゼ。