JP2005501581A - 選択的に連結されたヘアドライヤー装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】噛み合い要素(44,128)を有する第一のエアブロワー(12,82)が、相対する噛み合い要素(52,134)を有する第一のエアブロワー(14,84)であって、それぞれのエアブロワー(12,82)および(14,84)が、ファンを操作するためのファンモータ、および空気入り口および空気出口を有するハウジング(20)、(22)を有し、選択的に結合されて共通の方向に空気を向け、または分離されて別個の異なる方向に向けて操作される。突起と凹部の噛み合い要素、および磁石の引きつけられるプレートと磁石の噛み合い要素が開示される。髪の乾燥方法が開示される。
【選択図】図4
Description
【0001】
本出願は、2001年9月4日に申請された同時係属中の出願番号09/946,100の一部継続出願である。
本出願はヘアドライヤー装置および方法に関する。
より具体的には、本発明は、共通の方角に空気を吹くために選択的に連結されるか、または個別の独立した方向に吹くために離れているヘアブロワーを備えたヘアドライヤー装置、および該ヘアドライヤー装置を使用して毛髪を乾かす方法に関する。
【0002】
本発明の背景技術
電気的に加熱し、エアーブローするドライヤーは毛髪の乾燥とスタイリングのためのポピュラーな補助手段である。吹き出された空気は、ぬれた毛髪の乾燥速度を速くする;暖かい空気または涼しい空気は、空気によるスタイリングを容易にする。従来の携帯型のドライヤーはファンモータ、ファンおよびドライヤーハウジング内の熱線を含んでおり、1対のスイッチによって典型的にコントロールされる。ファンモータは空気取り入れ口を通してヘアードライヤーハウジングに空気を吸い込む。熱線は空気取り入れ口を通してハウジングに入った空気を加熱する。
【0003】
その後、ファンは、強力に、ハウジングから空気流出ノズルを通して熱した空気を吐き出す。エアノズルは、その方向が出口ノズルの方向によって決定される、一般に一つの流れにハウジングからの空気を導く。
【0004】
典型的には、1個のスイッチは、熱線によって生成された熱の量を規制し、したがって空気流出口を通ってハウジングを出る気流の温度を規制する。しばしば、加熱スイッチは、加熱なし、低温、および高温のためのセッティングを有する。
【0005】
別のスイッチは、モータが空気流出ノズルから強力に出す空気の体積を規制する。しばしば、ブロワースイッチは、低い空気流量、高い空気流量気流、および停止のためのセッティングを持っている。電力コードはドライヤーハウジングから伸びて、電源にドライヤーを接続する電気プラグで終了する。
【0006】
従来のヘアドライヤーは、髪を乾燥し、スタイリングするために、ヘアスタイリストあるいは個人の消費者によって使用される。
【0007】
便宜上、用語「スタイリスト」は毛髪の乾燥またはスタイリングのためにドライヤーを使用するすべての人(その人は家で個別消費者である場合がある)に言及するために本明細書において使用され、非制限的例示として、家庭で、旅行中、あるいは他の場所で使用する人、またサロンのヘアスタイリストである場合がある。ヘアードライヤーを使用するために、スタイリストは電源にヘアードライヤーを接続する。スタイリストはドライヤーのヒートセットを選択する。スタイリストが毛髪を乾かすかデザインするためにより多くの熱を要求すれば、高いヒートセットが選択される。同様に、乾燥またはスタイリングのために、より少ない熱を要求するか、熱を要求しない場合には、スタイリストは低い熱あるいは非加熱の設定値を選ぶ。スタイリストは、さらにノズルを通して放出される気流の量を選択する。スタイリストが大量の空気がノズルから出されるように望めば、高い気流セッティングが選択される。スタイリストが少量の空気がノズルから出されるように望めば、低い気流セッティングが選択される。その後、スタイリストは、乾かされるかデザインされる髪の位置に近い、またはそこに向けて位置に、ドライヤーのノズルを保持する。空気がドライヤーハウジングに吸われるとともに、熱線(もし選択されれば)は空気を熱する。ファンモータは、乾かされるかデザインされる毛髪の特別のエリアへ向けて、ノズルを通して空気を吐き出すためにファンを回す。
【0008】
しかしながら、使用中において、従来のドライヤーは、空気の一つの流れだけを放出する。この単一の気流は、頭の片側にある毛髪に、乾かされるかまたはデザインされる毛髪の量を必然的に制限する。すべての毛髪のための乾燥時間は重要な場合がある。毛髪を乾かす時間は、毛髪を乾かすために2つのドライヤーを同時に使用することにより減少する場合がある。しかしながら、スタイリストが髪を乾燥およびスタイリングしながら、複数のドライヤーを保持しなければならないので、毛髪を乾かす作業はより困難になる。
【0009】
髪の乾燥およびスタイリングを容易にするために、選択的に同時に空気を独立した方角に、あるいは共通の方角に向けるためのヘアドライヤーおよびその方法に対する必要性が存在する。本発明はそのようなものに関する。
【0010】
本発明の簡潔な説明
本発明は、毛髪を乾かす場合、選択的に結合し、共通の方角に空気を向け、あるいは選択的に個別の独立した方角に空気を導くための装置および方法を提供する。本発明のドライヤーは第一のエアブロワーおよび第二のエアブロワーを有する。各々は、空気入口と空気出口を備えたハウジング、およびファンの操作のためのモータを有している。
【0011】
ドライヤーは毛髪を乾かすために共通の方角に空気を流すため、または毛髪を乾かすために独立した方向に空気を吹き出すために、選択的に分離可能に第一のエアブロワーおよび第二のエアブロワーを結合する手段、および分離する手段を提供する。
別の態様では、本発明は、以下を含む、毛髪を乾かす方法を提供する:
(a)第一の特質の噛み合い要素を有する第一のエアブロワー、および別の特質の噛み合い要素を有する第二のエアブロワーを提供すること、ここで、第一のエアブロワーおよび第二のエアブロワーの各々は、ファンを操作するためのモータ、および空気入口と空気出口を備えたハウジングを有する;
および(b)第一のエアブロワー、および第二のエアブロワーの向かい合った噛み合い要素を結合し、共通の方角に空気を導くための単一のユニットとして第一および第二のエアブロワーを操作すること。
本発明の目的、特徴および利点は、追加された図面を考慮して発明と請求項の次の詳述を読むことから明白になる。
【0012】
例示される実施態様の詳細な説明
図面をより詳細に参照する。複数の図面を通じて、同じ数字は同じ部分を示す。本発明に従って毛髪乾燥デバイス10の第一の実施態様が示される。毛髪乾燥デバイス10は第一のエアブロワー12および第二のエアブロワー14を含んでいる。それぞれのブロワー12、14はファンモータ、熱線およびブロワーそれぞれのハウジング20、22内に閉じこめられたファンを有する。エアブロワー12、14のファンモータ、熱線およびファンは公知であり、操作のための電気的接続のためにワイヤーによって接続され、特に議論されない。
【0013】
それぞれのブロワーハウジング20、22は各々ハンドル部分24、およびブロワー部分26を一般に画定する。ハウジング20、22は公知であり、たとえば、向かい合ったクラムシェルタイプ要素を含み、これらはかみ合い結合し、互いに固定され、ハウジング20、22を画定する。ブロワー部分26はファンモータ、熱線およびファンを取り囲む。ブロワー部分26は一般に複数の開口部30として定義される空気入口28、およびこれを通してファンモータによって吹かれた空気が流れるグリッド34を有する空気出口32を有する。開口部30は、ブロワー部分の背面、両側面、および上部に間隔をおいて配置され、ブロワー部分内のファンに外気を流す。
【0014】
示された実施態様は、ハンドル部分24およびブロワー部分26の中間に推移部分36を提供する。示された実施態様では、1対の制御スイッチ37が推移部分36に取り付けられている。これらのスイッチは、公知のように電気コード38と、ブロワー部分26中のファンモータおよび熱線とを接続する。電気コード38はハンドル部分24から伸び、図示された実施態様では、第一のエアブロワー12および第二のエアブロワー14のそれぞれからの電気コード38は40で一緒になり、電流を供給するための公知のプラグ42に接続するために電気コード41の中で一緒にされる。それぞれのブロワー12、14の空気出口から流れる空気の量を選択的にコントロールするために、スイッチ37のうちの1つは、ファンモータに接続する。ブロワー部分26を通して流れる空気の温度を選択的にコントロールするために、スイッチ37の他方は熱線に接続する。図示する実施態様では、制御スイッチ37は、高温、低温、非加熱、および高流量、低流量、およびオフの選択を可能とする。
【0015】
第一のブロワー12および第二のブロワー14は噛み合わせ結合できるように形成される。
図示する実施態様では、第一のブロワーハウジング20は、1対の別々に間隔を置かれた噛み合い凹部46a、46bを備えた噛み合い表面44を含んでいる。凹部46a、46bは、噛み合い表面44の部分47により部分的に閉じられ、それにより鍵をつけた開口部48を画定する。部分47は引き延ばされたスロット49を画定し、スロット49の範囲で横方向のスロット50、51を画定する。
【0016】
第二のブロワーハウジング22は、横方向に伸びる1対の突起54a、54bを有するかみ合い表面52を有する。
【0017】
突起54a、54b、ステム56および横方法の側面の翼58、60を含み、これは噛み合い表面52から離れている。突起54a、54bは、凹部46a、46bと間隔を置いてアラインメントされる。ステム56は、表面52と翼58、60の下面との間にギャップ57を画定し、以下に議論されるように、エアブロワー12、14をともに選択的に噛み合わせる場合に噛み合い表面44の部分47をスライドして受容する。突起54a、54bは、以下に議論されるように、それぞれの開口部48を通して同時に受容されるように形成される。突起54a、54bは、以下に議論されるように、第一のブロワー12および第二のブロワー14を互いに確保するための開口部48を通して通過させることにより、凹部46a、46b内に受容されるように形成される、鍵を形成する。図示する実施態様では、複数の間隔を置かれた突出部62は、第一のエアブロワー12および第二のエアブロワー14のハンドル部分24から伸びる。突出部62は一般に弾力のある要素であり、以下に議論されるように、エアブロワーの使用の間にハンドル部分24を保持するためのグリップを提供する。
【0018】
エアブロワー12、14は、人の毛髪の乾燥またはスタイリングに、個人消費者またはサロンのスタイリストのようなヘアスタイリストによって使用される。使用の際、エアブロワー12、14は、図2の中で示されるように毛髪を乾かすために当初は分離される。単一の電源コード41はプラグ42を通って電源に接続される。スタイリストは、各エアブロワー12および14のそれぞれの制御スイッチ37を調節する。その結果、各エアブロワー12、14の熱線は所望の量の熱を生成する。また、それのファンモータは空気出口32を通して所望の量の気流を流す。図示する実施態様では、スイッチ37は、オフ、低、高のファン回転速度、およびオフ、低、高の温度設定の3つの位置のスライドスイッチである。従来のドライヤーでのように、ファンモータは、それぞれのハウジング20、22に空気入口28を通して空気を吸い、そこで熱線が空気を熱する。その後、ファンは、空気出口32を通してそれぞれのハウジング20、22から空気を吹き出す。
【0019】
図2の中で図示されるように、スタイリストは、1つの手に第一のエアブロワー12のハンドル部分24を持ち、別の手に第二のエアブロワー14のハンドル部分24を持ち、毛髪を乾かす。エアブロワー12、14は、たとえば、スタイリングされる毛髪を有する人の頭の両側に保持することができ、独立して操作可能である。第一のブロワー12の出口32は、第一のブロワー12からの空気の流れを第一の方角、たとえば、矢印65によって示された乾かされる毛髪の第一のエリアへ導くように向けられる。同時に、第二のブロワー14の出口32は、第二のブロワー14からの空気の流れを第二の方角、たとえば、矢印67によって示された乾かされる毛髪の第二のエリアへ導くように向けられる。2つの気流は、このように同時に毛髪の2つの別個の領域を乾かす。
【0020】
スタイリストは、エアブロワー12、14を、乾燥される毛髪に向け、気流を様々な方向に向けて、独立して動かすことができる。
【0021】
さらに、図3に図示されるように、エアブロワー12、14は、共通の方角に空気を通信するための別の配置において操作可能である。一旦毛髪がスタイリングできる程度に十分に乾燥すれば、スタイリストは各ブロワー12、14のハンドル部分24を握り、ハウジング20の噛み合い表面44およびハウジング22の相対する噛み合い表面52を一緒にし、第一のエアブロワー12および第二のエアブロワー14のエンゲージメントを噛み合わせる。これは、凹部46a、46bに、それぞれ、突起54a、54bを受容させることによって遂行される。向かい合った噛み合い表面44、52は、突起54a、54bの翼58、60と、長さ方向にオフセットの関係に配置され、突起54a、54bは開口部48の横方向のスロット50、51とアラインされる。翼、58、60は、スロット50、51を通り、そして凹部46a、46bへ入る。噛み合い表面44の部分47によって閉じられた凹部46a、46bのそれぞれの内部に、突起54aおよび54bが受容されるまで、長さ方向において反対方向に、第二のエアブロワー14に対して第一のエアブロワー12を滑らせることにより、ブロワー12、14は噛み合い的に互いに結合される。ギャップ57は、噛み合い表面44の部分47にスライドして受容される。
【0022】
図3に示されるように、一方の自由な手で髪をスタイリングしながら、スタイリストは1つの手で噛み合い的に結合されたブロワー12および14を保持し、髪をスタイリングすることができる。
【0023】
連結されたブロワー12、14は、スタイリングのために毛髪の一つのエリアへ共通の方角(たとえば、矢印69によって示される)に第一および第二のエアブロワー12、14から放出された空気の2つの流れを導く。共通の方角に空気を吹き出すために噛み合わせるが、エアブロワー12は、エアブロワー14のためのセッティングと独立して加熱および吹き出し速度を設定することができることが認識される。したがって、空気が共通の方角に吹き出されつつ、エアブロワー14は高温および高流量にセットし、エアブロワー12は低温および低容量にセットすることができる。
【0024】
スロット50および51とアラインされた突起54aおよび54bが凹部46a、46bから抜き出されるまで、エアブロワー14に対してエアブロワー12を長さ方向において反対方向に滑らせ、エアブロワーを分離することにより、噛み合い的に結合されたエアブロワー12、14を、選択的に分離することができる。
【0025】
本発明では、毛髪を乾燥し、またはスタイリングするときに、2つのブロワー12および14を分離することができ、同時に使用して頭部の選択された部分に独立に空気をブローすることにより毛髪を乾燥することができ、ついで選択的に結合し、1つの手で保持し、それぞれのエアブロワー12および14からの空気の流れを共通の方向の頭部の1つの領域に向けることができる。
【0026】
毛髪乾燥装置10および方法は、毛髪乾燥時間を減少させて、2つの別個の公知のドライヤーを操作するより、より簡単である。
【0027】
図示する実施態様の中で、凹部46a、46bは、突起54a、54bと一致するよう形成される。しかしながら、発明に反せずに、凹部46aおよびその噛み合う突起54aを、凹部46bおよびその噛み合う突起54bとは異なって画定することができる。追加の凹部および突起を使用することができる。実施態様は、エアブロワー12、14の選択的な分離可能なエンゲージメントのために、凹部46a、46b中のスロット49、50および51により、t形の突起54aおよび54b、およびt形の開口部48を示すが、他の勘合形状、たとえば非限定的な例示として、ブロワー12および14を互いに噛み合い的に結合可能にするためのスロット状の鍵へ伸びる円形の凹部と噛み合って結合するための遠心端で広げられたチップと、円筒状の突起のようなもの、フックとラッチの噛み合いストリップ、および他の選択的に脱着可能な結合も使用できることが理解されるべきである。従って、エアブロワー12、14は選択的に分離可能に2つを噛み合わせて共通の方向に空気を吹き出し、または独立した方角に空気を吹くために分離されるものを提供する。一般に、これらの独立した方向は異なるが、実質的に同じであることができる。ヘアドライヤー10では、従って、エアブロワー12、14を互いに噛み合い的に結合するために、エアブロワー12は、第一の特質の噛み合い表面を有し、エアブロワー14は、別の特質の噛み合い表面を有する。
【0028】
図4は、本発明のヘアドライヤー80の別の実施態様の、部分的な分解組立透視図を示す。
ヘアドライヤー80は第一のエアブロワー82および第二のエアブロワー84を有し、これらは選択的に噛み合い的に、以下に議論されるように、磁気的カップリングにより結合することができ、ここで第一および第二のエアブロワー82、84は、毛髪の共通のブローおよび乾燥のために互いに結合されることができ、または毛髪の乾燥及ブローの独立した方向のために分離することができる。
【0029】
図4では、第一のエアブロワー82が分解組み立て透視図で示され、これは磁石に引きつけられるプレートを有し、第二のエアブロワー84が組み立てられた図で示され、以下に議論されるように、それから分解されて示された保持プレートと磁石プレートを有する。従って、以下に議論されるように、第一および第二のエアブロワー82、84を分離可能に互いに連結することができるように、第一のエアブロワー82は、第一の特質の噛み合い要素を有し、また、第二のエアブロワー84は、別の特質の噛み合い要素を有する。
【0030】
第一のエアブロワー82および第二のエアブロワー84は実質的に鏡像であり、以下をのぞいて、一致している。次の議論は、従って、第一のエアブロワー82の分解組立図、および第二のエアブロワー84の中の類似の部分とに言及する。エアブロワーは、ノズル部分88およびフロントハンドル部分90を有する前部ハウジング86を含んでいる。ノズル88の遠心端92は、ノズル83からの空気の流れのために公知形状のグリッド状の空気出口(図示されない)を画定する。ノズル88は、熱シールド94および加熱要素96を受容する。加熱要素96は、ヘアドライヤーにおいて公知のように、スイッチ102を通って電源と接続するヒーター線が張り付けられたヒーターフレーム98を含んでいる。モータアセンブリー104はファンを含んでおり、スイッチ106と接続している。スイッチ102および106は、後部ハウジング110のハンドル部分108にマウントされる。ヘアドライヤー80を操作および使用する場合、スイッチ102および106の操作アームは、選択的なアクセス用のハンドル108から遠い後部ハウジング110の上部112の開口を通して伸びる。
【0031】
後部ハウジング110の上部112は、モータ104によって操作されたファンによる加速のためにハウジング内へ空気を流すためにさらに空気入口113を画定する。電源コードはひずみ解消具114を通じて伸びて、端子ブロック116に電気的に接続する。端子ブロック116からのワイヤー(図示されない)は、ヒーターとファンに動力を供給するためにそれぞれのスイッチ102、106とそれぞれ接続する。
【0032】
ねじ118は後部ハンドルの穴を通して伸びて、前部ハウジング86に円筒状のステム120を噛み合わせる。
【0033】
前部ハウジング86および後部ハウジング110は、協力的に側壁にアラインされた凹部122,124を画定する。上反りのプレート126はアラインされた凹部にマウントされる。鋼のような磁石に引きつけられるプレート128が、上反りのプレート126の内面に取り付けられる。
【0034】
代替の実施態様では、上反りのプレート126は磁石に引きつけられ、それによって、鋼板128の使用を排除する。
【0035】
第二のエアブロワー84は、上反りのプレート126および鋼板128に関する場合以外は、第一のエアブロワーの構造の鏡像である。第二のエアブロワー84では、別の上反りのプレート130は、アラインされた凹部122、124にマウントされる。第二の上反りプレート130は、第一のエアブロワー82の第一の上反りのプレート126とアラインして入れ子に形成される。最良のものが図5に示される。第二の上反りプレート130は、磁石134のための受容ボウルを画定する、内部の表面上の横方向に突き出るフランジ132を含んでいる。磁石134は、ボウル132内に、摩擦、接着剤あるいは他の固定機構によって取り付けられる。
【0036】
図4への継続的な言及で、毛髪の乾燥およびスタイリングについて上で議論されたように、第一のエアブロワー82および第二のエアブロワー84は、本発明に従って協力的に使用される。第一のエアブロワー82および第二のエアブロワー84は、熱と空気速度に関し、それぞれの制御スイッチ102,106の調節において、独立して別々に操作される。個別のエアブロワー82、84はハンドルでつかまれ、図2の中で図示されたように、ヘアスタイリストによって毛髪が乾燥され、スタイリングされる人の毛髪に向けられる。ブロワーの出口は、異なる方角に選択的に向けられる。
【0037】
さらに、エアブロワー82、84は、図3の中で図示されたように、共通の方角に空気を流すため第二の形態で操作可能である。ヘアスタイリストは、第一および第二のエアブロワー82、84の相対する側を一緒に持ち、それによって、第一のエアブロワー82の上反りプレート126と、第二のエアブロワー84の第二の上反りプレート130を入れ子にする。磁石134は鋼板128に引きつけられ、それにより、第一のエアブロワー82および第二のエアブロワー84を分離可能に互いに確保する。つながれた第一および第二のエアブロワー82、84は、スタイリングのために遠端92を通じて共通の方角に毛髪の共通域へ空気を流す。噛み合い的に結合された、第一および第二のエアブロワー82、84は反対方向のハウジングの横方向への引っ張りにより、容易かつ簡便に結合状態から分離される。
【0038】
本発明は従って改善された毛髪乾燥装置10、および毛髪を乾かす方法を提供する。
原理、本発明の好ましい実施態様および操作は、明細書に記載された。
本発明は開示された特定の構造に限定されるものではなく、それらは例示にすぎない。さらに、当業者は本発明の精神を離れることなく、変更および改良をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】図1は、本発明によるヘアドライヤー装置の透視図を図示する。
【図2】図2は、共通の方角に空気を吹くためにそれの第一の配置での使用を図示する、図1の中で示されるヘアドライヤー装置の透視図である。
【図3】図3は、独立した方角に空気を吹くためにそれの別の配置での使用を図示する、図1の中で示されるヘアドライヤー装置の透視図である。
【図4】図4は、本発明によるヘアドライヤー装置の別の実施態様の部分的透視図である分解組立図である。
【図5】図5は、図4の中で図示されたブロワーの磁気エンゲージメントを示す正面図である。
Claims (22)
- 第一のエアブロワーおよび第二のエアブロワーを含むヘアドライヤーであって、それぞれのエアブロワーがファンを操作するためのモーターおよび空気入り口および空気出口を有するハウジングを有し、共通の方向に空気を流すために第一のエアブロワーおよび第二のエアブロワーを選択的に分離可能に結合し、または独立した方向に空気を流すために分離する手段を有する、ヘアドライヤー。
- 選択的に分離可能に結合する手段が、第一の特質の噛み合い要素を有する第一のエアブロワー、および第二の特質の噛み合い要素を有する第二のエアブロワーを有する、請求項1記載のヘアドライヤー。
- 第一の特質の噛み合い要素がハウジングの一部により部分的に閉じられている少なくとも1つの凹部を画定し、第二の特質の噛み合い要素がハウジングから伸びる少なくとも1つの突起を有し、凹部内に受容され、部分的に閉じられた部分により保持されるように形成され、凹部内に突起を固定することにより第一のエアブロワーおよび第二のエアブロワーが選択的に互いに結合されるヘアドライヤー。
- 凹部がT−字型である、請求項1記載のヘアドライヤー。
- 第一の特質の噛み合い要素が、第一のエアブロワーに取り付けられた磁石に引きつけられるプレートを有し、第二の特質の噛み合い要素が第二のエアブロワーに取り付けられた磁石を有し、磁石と該プレートとを磁気的に固定することにより、第一のエアブロワーと第二のエアブロワーが選択的に互いに結合される請求項1記載のヘアドライヤー。
- 第一のエアブロワーの側壁の上ぞり部分をさらに含み、磁石に引きつけられるプレートが上ぞり部分の内側表面に取り付けられる、請求項5記載のヘアドライヤー。
- 第二のエアブロワーの側壁の第二の上ぞり部分をさらに含み、これは第一のエアブロワーの上ぞり部分に噛み合いアラインメントするように追従した形状を有し、第二の上ぞり部分は磁石を受容する凹部を画定し、それにより上ぞり部分と第二の上ぞり部分の噛み合いアラインメントが、第一のエアブロワーと第二のエアブロワーを互いに磁気的に固定する、請求項6記載のヘアドライヤー。
- 第一のエアブロワーと第二のエアブロワーが、電源と接続するための一般的なプラグと電気コードを介して接続されている、請求項1記載のヘアドライヤー。
- 第一の特質の噛み合い要素を有する第一のエアブロワー、および第二の特質の噛み合い要素を有する第二のエアブロワーを含むヘアドライヤーであって、第一のエアブロワーと第二のエアブロワーのそれぞれがファンを操作するためのモーターおよび空気入り口および空気出口を有するハウジングを有し、第一のエアブロワーと第二のエアブロワーが、相対する噛み合い要素で固定することにより、選択的に選択的に分離可能に結合されるヘアドライヤー。
- 第一の特質の噛み合い要素がハウジングの一部により部分的に閉じられている少なくとも1つの凹部を画定し、第二の特質の噛み合い要素が少なくとも1つの突起を有し、凹部内に受容され、ハウジングの部分的に閉じられた部分により保持されるように形成され、凹部内に突起を固定することにより第一のエアブロワーおよび第二のエアブロワーが選択的に互いに結合される、請求項9記載のヘアドライヤー。
- 凹部がT−字型である、請求項10記載のヘアドライヤー。
- 第一の特質の噛み合い要素が、第一のエアブロワーに取り付けられた磁石に引きつけられるプレートを有し、第二の特質の噛み合い要素が第二のエアブロワーに取り付けられた磁石を有し、磁石と該プレートとを磁気的に固定することにより、第一のエアブロワーと第二のエアブロワーが選択的に互いに結合される請求項9記載のヘアドライヤー。
- 第一のエアブロワーの側壁の上ぞり部分をさらに含み、磁石に引きつけられるプレートが上ぞり部分の内側表面に取り付けられる、請求項12記載のヘアドライヤー。
- 第二のエアブロワーの側壁の第二の上ぞり部分をさらに含み、これは第一のエアブロワーの上ぞり部分に噛み合いアラインメントするように追従した形状を有し、第二の上ぞり部分は磁石を受容する凹部を画定し、それにより上ぞり部分と第二の上ぞり部分の噛み合いアラインメントが、第一のエアブロワーと第二のエアブロワーを互いに磁気的に固定する、請求項13記載のヘアドライヤー。
- 凹部がT−字型である、請求項9記載のヘアドライヤー。
- 第一のエアブロワーと第二のエアブロワーが、電源と接続するための一般的なプラグと電気コードを介して接続されている、請求項9記載のヘアドライヤー。
- (a)第一の特質の噛み合い要素を有する第一のエアブロワー、および第二の特質の噛み合い要素を有する第二のエアブロワーを提供すること、ここで、第一のエアブロワーおよび第二のエアブロワーの各々は、ファンを操作するためのモータ、および空気入口と空気出口を備えたハウジングを有する;
および(b)第一のエアブロワー、および第二のエアブロワーの向かい合った噛み合い要素を接続し、共通の方角に空気を導くための単一のユニットとして第一および第二のエアブロワーを操作すること、
を含む毛髪の乾燥方法。 - (b)の接続工程が、第二のエアブロワーのハウジングからの突起を、第一のエアブロワーのハウジングに画定された凹部内に挿入することを含む、請求項17記載の方法。
- (b)の接続工程が、第二のエアブロワーを第一のエアブロワーに対して動かし、第一のエアブロワーと第二のエアブロワーを互いに固定することをさらに含む、請求項18記載の方法。
- (b)の接続工程が、第一のエアブロワーに取り付けられた磁石に引きつけられるプレートを第二のエアブロワーに取り付けられた磁石により発生された磁場内に動かし、それにより第一のエアブロワーと第二のエアブロワーを磁気的に互いに固定することを含む、請求項17記載の方法。
- 第一のエアブロワーと第二のエアブロワーを、それらの独立した操作のために結合状態から分離し、それにより第一のエアブロワーと第二のエアブロワーが独立に操作可能であり、毛髪を乾燥させる人に向けて、それぞれ第一の方向および第二の方向に空気を向けることをさらに含む、請求項17記載の方法。
- 第一のエアブロワーと第二のエアブロワーを、電気コードにより共通のプラグに接続し、電源に接続することをさらに含む、請求項17記載の方法。
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