JP2004249034A - 吸引式ヘアドライヤー - Google Patents

Abstract

【課題】この発明は、毛髪を吸い込むことにより乾燥させ、カール又はストレートに形成させることを目的としている。螺旋状の空間に、濡れた毛髪を熱風と共に吸い込んでやり、毛髪の水素結合をカール状、若しくはストレート状に再結合させる。
【解決手段】巻貝状になる螺旋空間の開口部の上部に電熱コイルｃを設ける。電熱コイル上部に吸気孔ｂ下部に熱風噴出口ｄを配置する。螺旋状内壁には縦方向に溝又は突起物ｆを設ける。螺旋空間の中心部より本体下部に続くようにパイプを設ける。電熱コイルから本体下部に配線を導き（ＯＮ、ＯＦＦ）スイッチへ連結する。パイプ下部から掃除機若しくは専用の吸引装置に連結する。掃除機（又は専用の吸引機）の排気口から吸気孔に風を循環するようにエアダクトで連結する。吸い込み口上部に排気噴出し口を設ける。
【選択図】図１

Description

【産業上の利用分野】
この発明は、従来のヘアドライヤーやくるくるドライヤーではなしえない手軽さ、簡便さで、不器用な人でも片手でヘアーセットが美しく出来ると共にブロードライを楽しくさせ、時間短縮を可能にするものである。
【従来の機器との比較】
１．従来のヘアドライヤーでは片手にドライヤー、もう一方の手にブラシを持ち、その両方を同時に動かさなければならない。また、くるくるドライヤーでも片手で髪の毛をおさえ、もう一方の手でドライヤーを回さなければならない。本発明吸引式ドライヤーにおいては、最初から最後まで片手で簡単に操作出来得る。
２．従来のヘアドライヤー、くるくるドライヤーでは、熱風が拡散したり、逆に一箇所に集中したり（毛髪の傷みの大きな原因）して非常に非効率であるが、本発明の吸引式ドライヤーでは閉鎖された空間であるため、熱風の拡散、偏り、集中の防止が可能である。
３．本発明の吸引式ドライヤーでは、抜け毛などを吸い込んでしまうので、毛髪の衣服への付着、または飛散することを防ぎ衛生面においても有効である。
４．夏場の暑い時期においても、熱風が顔や頭にあたらないので快適にブローすることが可能である。
【実施例】
１．毛髪（毛束）を本発明の吸引式ドライヤーで吸い込ませる。
【図２】参照。
２．髪の根元まで吸い込ませる。
３．毛髪が脱落しない程度に、本ドライヤーを離す。
４．２．３．を数度繰り返す。
【図２】（Ａ）（Ｂ）参照（毛髪は引っ張ることで艶が増し、面が整う）。
５．毛髪を根元まで吸い込んだ状態で本ドライヤーのヒータースイッチをＯＦＦにする。
【図２】（Ｃ）参照（毛髪は冷やすことにより、その形状が定着する）。
６．強いカールが必要ではない場合は、ヒータースイッチをＯＮのままにし、毛髪を抜き取る。
７．５．６．を調整することにより希望のウエーブ、カールが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の吸引式ドライヤーの構成図である。
【符号の説明】
ａ．吸い込み口
ｂ．吸気孔
ｃ．電熱コイル
ｄ．熱風噴出口
ｅ．電熱コイル配線、ＯＮ，ＯＦＦスイッチにつづく
ｆ．螺旋空間，内壁部分
【図２】本発明、吸引式ドライヤーの施術，実施例である。
【符号の説明】
（Ａ）、ヒータＯＮ（温風）で毛髪を根元まで吸い込んだ状態。
（Ｂ）同じくＯＮで毛先まで引っ張った状態。
（Ｃ）ヒーターＯＦＦ（冷風）で根元まで吸い込んだ状態。
【図３】請求項２の吸引式ドライヤー循環型の構成図である。
【符号の説明】
ａ．防塵ネット、循環排気の埃などを防ぐ。
ｂ．循環排気ダクト。
【図４】請求項３の吸引式ドライヤー循環吹きだし型の構成図である。
【符号の説明】
ａ．吹きだし口

Claims (3)

1. 毛髪を吸い込むことにより乾燥し且つカールさせるヘアドライヤー
   １．硬質プラステイック等で巻貝状の螺旋空間を成型する。
   ２．開口部上部に電熱ヒーターを設置する。
   ３．螺旋空間中心部、側面より本体下部に連結パイプを設ける。
   ４．連結パイプから掃除機（又は専用の吸引機）に繋ぐ。
   ５．電熱ヒーター上部に吸気孔，下部には熱風噴出口を設ける。
2. 吸引式ドライヤー排気循環型
   １．【請求項１】の掃除機（又は専用の吸引機）の排気口に連結パイプをつける。
   ２．排気連結パイプから電熱ヒーター上部、吸気孔に繋ぎ、風を循環させる。
3. 吸引式ドライヤー排気循環吹きだし型
   １．【請求項２】の吸い込み口上部に排気噴出し口を設ける。

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