JP2005500745A - 電力保存特性を持つデュアルモードブルートゥース/無線デバイス - Google Patents

電力保存特性を持つデュアルモードブルートゥース/無線デバイス Download PDF

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Abstract

【課題】デュアルモードブルートゥース/CDMAデバイスは、電力消費割合が高いことから、全てのユーザに対して完全には適している訳ではないかもしれない。
【解決手段】デュアルモードブルートゥース/無線モバイルユニットにおいて、次のスリープモードブルートゥースウェイクアップ時間が、ブルートゥースウェイクアップ時間よりも先に来るアイドルモード無線ウェイクアップ時間との同期化のために再スケジュールされる。ブルートゥース時計は進められるか、または他の再構成がブルートゥースモジュールになされる。これは、再同期されたブルートゥースウェイクアップ時間において始まるスリープモードブルートゥースウェイクアップ/スキャニング時間間隔の間に、スキャン頻度が変わることを阻止するために適切である。
【選択図】図3

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は一般に、無線通信デバイスおよびシステムに関し、更に詳しくは、デュアルモードブルートゥース/無線モバイルユニットにおける電力消費の低減に関する。
【背景技術】
【0002】
「ブルートゥース」は、一般的には互いに10乃至100m以内にある異なるデバイス間の無線による音声及びデータの通信をサポートする無線パーソナルエリアネットワーク技術である。例えば、携帯電話、PDA、及びラップトップコンピュータなどの多くの異なるデバイスがブルートゥース可能とされる。これら各デバイスには、受信機と送信機とを含むブルートゥース要素が備えられており、これによって、同様にブルートゥース要素が備えられた近くの他の機器と、ケーブルやその他の物理的接続を用いなくとも通信が可能となる。
【0003】
一例として、無線コード分割多元接続(CDMA)携帯電話は、ブルートゥース可能とされる。これは、この携帯電話が、CDMAネットワークとブルートゥースネットワークとの両方で通信可能なことを意味する。そのようなブルートゥース可能とされた携帯電話は、ブルートゥースおよびCDMAの要素の両方を含んでいる。
【0004】
ブルートゥース可能とされたデバイスでは、ブルートゥース要素は、電力消費を低減するために、様々な「スリープ」モードを使っている。これらはまた、「アイドル」モードとも呼ばれている。1つの例は、「ページスキャン」モードである。これは、該デバイスが、他のブルートゥース可能なデバイスとアクティブに通信していない場合、すなわち、ブルートゥースネットワークに参加していない場合に利用される。このページスキャンモードでは、他のブルートゥース可能なデバイスが通信を確立しようとしているか否かを判定するために、ブルートゥース要素が周囲の環境をスキャンしている間に、ブルートゥース要素が周期的にウェイクアッププロセスを実行する。この場合、このブルートゥースデバイスは、ページスキャンモードを終了し、そのようなデバイスとの通信を行う。万が一、ブルートゥース要素が、このウェイクアップ/スキャニングプロセス内に他のブルートゥース可能なデバイスに遭遇し、接続が必要であると判定した場合には、他のデバイスとの狭い範囲における無線接続を確立するために、あるプロトコルを実行することができる。さもなければ、このウェイクアップ/スキャニングプロセスは、次のウェイクアッププロセスまで停止される。ウェイクアップ、スキャン、及び停止からなるスリープサイクルは、ページスキャンモードの期間に対して、一般的には1.28秒毎に1回、2回、または4回繰り返す。しかしながら、あるブルートゥース仕様は、例えば、このプロセスは、1.28秒間連続してなされることを要求したり、または、1.28秒毎にこのプロセスを16回繰り返すことによって、サイクルのタイミングとパターンとを変更させうる。更に、あるブルートゥース仕様は、このブルートゥースウェイクアッププロセスを、例えば、少なくとも1.28秒毎に一度、2.56秒に一度、または特定の仕様によって要求される時間間隔で繰り返すことを要求している。
【0005】
ブルートゥースデバイスがCDMA携帯電話(「電話」)も含んでいる実施例では、この電話のCDMA要素は、CDMAに関連したタスクを実行する一方、この電話のブルートゥース要素は、上述したような他のブルートゥース可能なデバイスのスキャンを行う。CDMAは、電話と基地局との間の正確な時間同期をとる必要があるので、CDMA要素の1つのタスクは、基地局との同期を図ることである。CDMAアイドルモードにおいて基地局との同期を図るために、このCDMA要素は、CDMAページングチャンネルにおける基地局からパイロット信号を受信し処理するために、割り当てられた時間スロット内において周期的に「ウェイクアップ」する。このCDMA要素は、このパイロット信号を処理することによって、基地局との同期を図ることができる。例えば、システム時間は、このパイロットシグナルに埋め込まれた情報から決定できる。
【0006】
CDMA要素のウェイクアップ頻度は、スロットサイクルインデクス(SCI)によって制御される。SCIは、従来技術で知られているように、電話または基地局かのいずれかによって設定される。仮にSCIが零である場合には、CDMA要素は、ウェイクアッププロセスを1.28秒毎に実行する。すなわち、この割り当てられた時間スロットは、1.28秒ごとに到達する。別の例として、SCIは、1に設定することができる。この場合、ウェイクアッププロセスは、2.56秒毎に実行される。また、2に設定することもでき、この場合は、5.12秒毎に実行される。従って、低いSCIは、より頻繁なウェイクアッププロセスと、より大きな電力消費を意味する。
【0007】
ブルートゥース要素が、ウェイクアップし、他のブルートゥース可能なデバイスをスキャンし、その後停止しても、あるいはCDMA要素が、ウェイクアップし、基地局との同期を図り、その後停止しようとも、いずれにせよ、デュアルモードブルートゥース/CDMAデバイスは、電力を消費する。更に、これらの独立したプロセスの各々は、繰り返し実行されるので、電力消費は、相当なものになりうる。デュアルモードブルートゥース/CDMAデバイスの重要な利点は、携帯性にあるので、それらは、しばしば、唯一の電力源としての小型バッテリに依存している。この場合における高い電力消費は、すなわち、より頻繁に充電を必要とするである。これは不便である。最悪の場合、近くに充電源が無くてバッテリを使い切った場合には、デュアルモードブルートゥース/CDMAデバイスは動作を停止するであろう。
【0008】
その結果、知られているデュアルモードブルートゥース/CDMAデバイスは、電力消費割合が高いことから、全てのユーザに対して完全には適している訳ではないかもしれない。
【特許文献1】
米国特許4,901,307
【特許文献2】
米国特許5,103,459
【特許文献3】
米国特許出願08/963,386
【発明の開示】
【0009】
広く言うと、本発明のある実施例は、ブルートゥースモジュールのためのウェイクアッププロセスを、デュアルモードブルートゥース/無線モバイルユニットにおける無線モジュールのためのウェイクアッププロセスに同期化する方法に関する。これによって、特に、あらゆるブルートゥーススキャニングウェイクアッププロセスが、いかなるスキャニング頻度の変更も受けないようにする。先ず第1に、ブルートゥースおよび無線のモジュールは、それぞれのウェイクアップを別個にスケジュールする。これは、次に計画されているブルートゥースウェイクアップ時間と、次に計画されている無線ウェイクアップ時間とのそれぞれを用いて行われる。仮に、次に計画されている無線ウェイクアップ時間が、次に計画されているブルートゥースウェイクアップ時間よりも早い場合には、ブルートゥースモジュールがある同期化動作を行う。仮に、ページスキャンまたは問い合わせスキャンのようなスキャンモードにおいて、ブルートゥーススキャニング頻度の次の変更が、次に計画されている無線ウェイクアップ時間の後に引き起こるようにスケジュールされている場合には、ブルートゥースモジュールは、時計を進める。これによって、スキャニング頻度変更を、実質的に次の無線ウェイクアップ時間に引き起こすことができる。付加的に、ブルートゥースがスキャンモードにあるか否かに関わらず、ブルートゥースモジュールは、次のブルートゥースウェイクアッププロセスを再スケジュールし、次の無線ウェイクアップ時間において実質的に開始する。これは、ブルートゥース時計のあらゆる進行の原因となる。
【0010】
本発明は、多くの異なる利点を提供する。とりわけ、本発明は、関連するブルートゥースウェイクアッププロセス内における(ページ/問い合わせスキャンモードによる)スキャン頻度に対する変更を阻止するので、ブルートゥース時計を進めることによって、電力が保存される。すなわち、これによって、ブルートゥースモジュールの要素は、ウェイクアップ/スキャニングプロセスの間、スキャン頻度の変更に寄与する代わりにアクティブではない状態に残る。ブルートゥースおよび無線のウェイクアップ時間は、それぞれのウェイクアッププロセスが一致するように同期化されるので、追加電力が保存される。本発明はまた、多くの利点と利益とをもたらす。それらは、本発明の以下の記述から明らかとなろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
(イントロダクション)
本発明の性質、目的、および利点は、対応する図面と関連付けられた以下の詳細記載を検討した後に、当業者に対して明らかとなろう。
【0012】
本発明は一般に、デュアルモードブルートゥース/無線動作するモバイルユニットにおける電力消費の低減に向けられている。そして、本発明は、具体的な実施例に関連して記載されているが、請求項で定義された発明の原理は、ここで具体的に記載された記述の実施例を超えて適用されうるものである。さらに、ある詳細は、本発明の発明的な曲面を曖昧にすることを避けるために割愛されている。本出願で記載されていない具体的な詳細もまた、当該技術分野における通常の技能を持つ者の知識の範囲であり、本開示の利益を有するものである。
【0013】
本出願における図面と、それに対応する詳細説明は、本発明の種々の実施例に向けられている。簡潔にするために、本発明の原理を利用するこの発明の他の実施例は、本出願では具体的には記載されておらず、図面によっても具体的に示されていない。「典型的」という用語は、実例、事例、または図解として役立つことを意味するためにここでは限定的に用いられている。「典型的」としてここで記載されたあらゆる実施例は、他の実施例よりも好適に、あるいは有利に解釈されることは必ずしも必要ではない。
【0014】
(無線通信システム)
図1は、本発明のある実施例に従った典型的な無線通信システム100を示している。意図されたあらゆる限定なく、この無線通信システム100は、デュアルモードブルートゥース/CDMAモバイルユニットの要素によって例証される。CDMAだけでなく、本発明の原理は、他の無線通信システムに対しても、関連するスリープサイクル、ウェイクアッププロセス等のある程度にまで適用されうる。ある例では、GSM、GPRS、TDMA、WCDMA、HDR等のような技術を含む。例示されたCDMAを利用する具体的な実施例における検討のために、CDMA通信システムにおける一般的な原理、特に、通信チャンネルを介した送信のための拡散スペクトル信号を生成する一般的な原理は、QUALCOMM社に譲渡された米国特許4,901,307「衛星または地上リピータを用いた拡散スペクトル多重アクセス通信システム」(特許文献1)に記載されている。特許文献1の開示内容は、本出願には参考文献として完全に組み込まれている。さらに、「CDMA無線電話システムにおいて信号波形を生成するシステムおよび方法」と題され、QUALCOMM社に譲渡された米国特許5,103,459(特許文献2)は、PN拡散、Walshカバーに関連する原理や、CDMA拡散スペクトル通信信号を生成するための技術を開示している。従って、特許文献2の開示内容もまた、本出願には参考文献として完全に組み込まれている。さらに、データの時間多重通信、および「高いデータ速度」の通信システムに関連する様々な原理が、「高速パケットデータ送信のための方法および装置」と題され、QUALCOMM社に譲渡された米国特許出願08/963,386(1997年11月3日出願)(特許文献3)に開示されている。従って、特許文献3の開示内容もまた、本出願には参考文献として完全に組み込まれている。
【0015】
図1に示すように、無線通信システム100は、ブルートゥースデバイス110と、無線モバイルユニット140と、CDMA基地局180とを備えている。ブルートゥースデバイス110は、例えばブルートゥース要素が備えられたラップトップコンピュータなど、あらゆるブルートゥース可能なデバイスを備えている。ブルートゥースデバイス110は、受信機/送信機112とアンテナ114を使って、他のブルートゥース可能なデバイスと通信するように構成されている。
【0016】
本実施例において、無線モバイルユニット140は、ブルートゥース可能なCDMA携帯電話のような様々なデバイスに実装されうる。そのようなものとして、無線モバイルユニット140は、ブルートゥースおよびCDMAの要素の両方、つまり、ブルートゥースモジュール142と、CDMAモジュール144とをそれぞれ備えている。ブルートゥースモジュール142と、CDMAモジュール144は、プロセッサ146に接続されている。ある実施例においてプロセッサ146は、様々なスリープモードにおけるブルートゥースモジュール142のウェイクアップ/スリープ周期と、アイドルモードにおけるCDMAモジュール144のウェイクアップ/アイドル周期とを監視し、管理するように構成されている。無線モバイルユニット140はまた、ブルートゥースモジュール142およびCDMAモジュール144に、共通の時計信号または他の周期リファレンスを与えるための時間参照部160を含んでいる。
【0017】
ブルートゥースモジュール142は、様々なスリープモードを使っている。これらは、低減された電力動作モードを構成している。既にもう一つのブルートゥースデバイスと通信していない場合には、モジュール142は、「ページスキャン」または「問い合わせスキャン」を含むスリープモードを使用しうる。ページスキャンによって、モジュール142は、頻度スキャニングスキャンを実行し、以前にモジュール142を見つけている他の近くのブルートゥースデバイスが、モジュール142との接続を確立しようとしているか否かを判定する。問い合わせスキャンによって、モジュール142は、頻度スキャンを実行する。これによって、他のブルートゥースデバイスは、モジュール142の存在を発見できるようになる。「スキャニング」または「ウェイクアップスキャニング」という用語は、ページスキャン、問い合わせスキャン、およびブルートゥースモジュールが他のブルートゥースデバイスとの通信を既に確立していない他の動作のウェイクアッププロセスを集合的に参照するために使用される。
【0018】
他のブルートゥースデバイスとの通信が開始された後、モジュール142は、「ホールドモード」または「スニフモード」または「パークモード」を含むその他のスリープモードを使用しうる。ホールドモードは、ワンタイムイベントに相当する。ここでは、モジュール142と他のブルートゥースデバイスとは、1組の時間長さに対して互いに通信しないように同意している。スニフモードでは、モジュール142は、相互に合意した時間間隔で、1組の合計時間に対して他のブルートゥースデバイスとの短時間の通信に従事している。この間、何れか一方のデバイスがデータを含む信号を送信することができる。スニフモードは、何れか一方のデバイスが、この動作モードの終了を要求するまで継続する。パークモードは、スニフモードと似ているが、データが交換できないという相違点がある。ウェイクアッププロセス、およびページスキャン、問い合わせスキャン、ホールドモードタスク、スニフモードタスク、またはパークモードタスクを完成させるプロセスは、集合的に「ブルートゥースウェイクアッププロセス」と称される。
【0019】
以下では、ページスキャンモードをより詳細に説明する。ブルートゥース可能なデバイス140がブルートゥースネットワークにおいてアクティブに通信していない場合におけるブルートゥースモジュール142の1つの動作モードにページスキャンモードがある。このモードでは、モジュール142が低減された電力設定から周期的にウェイクアップし、110のような他のブルートゥース可能なデバイスがモジュール142との接続を確立しようとしているか否かを判定する。接続を確立しようとしている他のブルートゥース可能なデバイスに対する周囲環境のスキャンは、当該技術分野で知られている方法でなされ、これは、例えば、特定のページング信号の送信、受信、および処理を含みうる。ブルートゥースモジュール142によって実行されるウェイクアップ、ページスキャン、およびその後のシャットダウンの具体的処理は、この実装がページング信号を使うか、別のタイプの通信を使うかに関わらず、本出願の「ブルートゥースページスキャンウェイクアッププロセス」としてもまた参照される。問い合わせスキャンの場合、動作は類似しているが、モジュール142は、他のデバイスから、これら他のデバイスがモジュール142を発見できるように、モジュール142が応答すべきデバイスへの問い合わせ要求が発生しているか否かを判定するために、異なる頻度でスキャンする。ウェイクアップ、問い合わせスキャン、およびその後のシャットダウンのプロセスは、「ブルートゥース問い合わせスキャンウェイクアッププロセス」として参照される。ブルートゥースウェイクアップ/スキャニングプロセスの間、ユニット140のある構成要素(プロセッサ146のあらゆる適用可能な計算リソースのような)は、スキャン中に「スリープ」することができるように一時的にアクティブではなくなる。
【0020】
ブルートゥースモジュール142は、ブルートゥースアンテナ150に接続されたブルートゥース受信機/送信機148を含む。ページスキャンモードでは、ブルートゥースモジュール142は、ブルートゥース受信機/送信機148と、ブルートゥースアンテナ150とを利用する。本実施例では、ブルートゥースモジュール142は、ブルートゥースページスキャンウェイクアッププロセスを、1.28秒毎に2回実行するように構成されている。しかしながら、当業者であれば、ブルートゥースモジュール142は、例えば、1.28秒毎、0.32秒毎、あるいは0.16秒毎など、他の時間間隔でもブルートゥースページスキャンウェイクアッププロセスを実行するように構成することができることは理解されよう。さらに、あるブルートゥース仕様では、ブルートゥースモジュール142は、例えば、1.28秒毎、2.56秒毎、あるいは特定のブルートゥース仕様によって必要とされる他の時間間隔毎に少なくとも1回、そのブルートゥースページスキャンウェイクアッププロセスを実行することを必要としうることもまた理解されよう。ブルートゥースデバイス110とブルートゥースモジュール142とは、それぞれの受信機/送信機とアンテナ要素とを使って、ブルートゥースエアリンク116を経由して互いに通信する。
【0021】
ブルートゥースモジュール142は、更に、ブルートゥース時計158を含む。ある実施例では、この時計158は、ブルートゥースモジュール142の内部時計である。時計158は、例えば、「現在のブルートゥース時間」を追跡し、この現在のブルートゥース時間をプロセッサ146に中継する28ビットカウンタを備えている。この時計158は、モジュール142が他のブルートゥースデバイスと通信している場合にはいつでも設定される。すなわち、このモジュール142は、「マスタ」の役割で動作している他のブルートゥースデバイスからの時間信号にしたがってこの時計をリセットする。このモジュール142が他のブルートゥースデバイスと通信していないか否かによって、この時計158は、時間参照部160によって駆動される。説明した実施例では、このモジュールがページ(あるいは問い合わせ)スキャンモードである一方、時計158の下位の12ビットがロールオーバすると、あるページ(あるいは問い合わせ)スキャニングチャンネルから次のスキャニングチャンネルへのスキャニング頻度の変更をもたらす。
【0022】
いま、CDMAモジュール144を参照すると、ある構成要素は、CDMAアンテナ154に接続されたCDMA受信機/送信機152である。CDMAモジュール144は、CDMAネットワーク内、特にCDMAエアリンク184を経由してCDMA基地局180と通信するためにCDMA受信機/送信機152およびCDMAアンテナ154を利用する。CDMAモジュール144は、信号の送受信のためにCDMA受信機/送信機152とCDMAアンテナ154とを利用してCDMA基地局180と通信する。同時に、CDMA基地局180は、CDMAモジュール144との信号の送受信のために基地局アンテナ182を利用する。CDMAモジュール144とCDMA基地局180との間の通信は、当該技術分野で知られた方法で引き起こる。
【0023】
無線モバイルユニット140が、CDMAネットワーク内においてアクティブに通信していない場合には、CDMAモジュール144は、「アイドル」モードを仮定している。CDMAモジュール144は、アイドルモードにある場合には、自己の時計のCDMAシステム時計への同期化を含む多くのタスクを行う。当該技術分野で知られているように、CDMAネットワークにおける通信の強さは、モバイルユニット、基地局、基地局コントローラ等を含むCDMAネットワーク内における各構成要素の時間同期に部分的に依存している。
【0024】
CDMA時間システムとの同期を図るために、CDMAモジュール144は、送信機/受信機152とCDMAアンテナ154とを利用し、CDMA基地局180によって送信されたパイロット信号を受信する。受信されたパイロット信号は処理され、現在のCDMAシステム時間が、このパイロット信号に含まれるデータから決定される。CDMAモジュール144によるパイロット信号の処理と、現在のCDMAシステム時間の決定とは、当該技術分野で知られた方法で行われる。現在の実施例において、CDMAモジュール144の現在時間は、このパイロット信号から導出されたCDMAシステム時間に設定される。従って、CDMA現在時間は、CDMAシステム時間と同じである。CDMA時計153は、このCDMA現在時間を追跡する。CDMA現在時間は、CDMAシステム時間と同じである。時間参照部160は、CDMA時計153を進めるために使用される。しかしながら、このCDMA時計がパイロット信号を受信する度に、CDMAシステム時間と再調節する。パイロット信号に従って設定されたCDMAクロック153は、時間参照部160によって駆動される。
【0025】
従って、時間参照部160は、CDMAモジュール144とブルートゥースモジュール142に対して共通の時間参照信号を与える。しかしながら、現在のブルートゥースモジュール時間と、現在のCDMAモジュール時間との絶対値は異なりうる。別の実施例では、時間参照部160は、両モジュールに対する「現在」の時間が同一になるように、CDMAモジュール144とブルートゥースモジュール142に対して共通の時間ソースを与える。CDMAモジュールによってなされる144ウェイクアップ、基地局180との同期化、およびシャットダウンのプロセスは、「CDMAウェイクアッププロセス」として参照される。
【0026】
CDMAモジュール144のウェイクアップ頻度は、当該技術分野で知られた方法で電話または基地局かの何れか一方によって設定されることによってSCIによって制御される。例えば、万が一、CDMAモジュール144のためのSCIが零である場合には、CDMAモジュール144は、1.28秒毎にCDMAウェイクアッププロセスを実行する。別の例として、仮にSCIが1に設定された場合には、CDMAウェイクアッププロセスは、2.56秒毎に実行される。仮に、SCIが2に設定された場合には、CDMAウェイクアッププロセスは、5.12秒毎に実行される。従って、SCIがより低くなると、CDMAモジュール144は、CDMAウェイクアッププロセスをより頻繁に実行する。本実施例では、CDMAモジュール144のSCIは、CDMAモジュール144が1.28秒毎にCDMAウェイクアッププロセスを実行できるように零に設定されている。
【0027】
プロセッサ146は、ブルートゥースモジュール142のウェイクアップスケジュールを、CDMAモジュール144のウェイクアップスケジュールと同期化するために、ブルートゥース時計158およびCDMAモジュール144から受信した情報を使用する。本実施例では、この2つのウェイクアップスケジュールを同期化するために、プロセッサ146は、ブルートゥースモジュール142とCDMAモジュール144との両方に対する次のウェイクアッププロセスがスケジュールされるまでに、どれだけの時間が残っているかを判定する。
【0028】
ある実施例では、プロセッサ146は、どの程度の頻度で実行されるようにブルートゥースウェイクアッププロセスと、CDMAウェイクアッププロセスとがそれぞれ設定されたかに基づいて、次に計画されているブルートゥースおよびCDMAのウェイクアップ回数を決定するように構成されている。上述したように、ブルートゥースモジュール142は、例えば0.64秒毎など、異なる時間間隔または頻度でブルートゥースウェイクアッププロセスを実行するように設定することが可能である。CDMAモジュール144は、自己のSCIに基づいて、1.28秒毎、2.56秒毎、あるいは5.12秒毎にCDMAウェイクアッププロセスを実行するように設定することが可能である。ある実施例では、プロセッサ146は、ブルートゥースモジュール142が最後にブルートゥースウェイクアッププロセスを実行した時を監視し、実行される次のブルートゥースウェイクアッププロセスを計算することによって、次に計画されているブルートゥースウェイクアップ時間を決定する。従って、図示したように、仮に、ブルートゥースモジュール142が最後に時間Tにおいてブルートゥースウェイクアッププロセスを実行したことと、ブルートゥースモジュール142が0.64秒毎にブルートゥースウェイクアッププロセスを実行するように設定されたこととをプロセッサ146が判定した場合には、プロセッサ146は、時間Tに、0.64秒を加えた値となる次に計画されているブルートゥースウェイクアップ時間を計算する。同様に、仮に、CDMAモジュール144が時間Yにおいて最後にCDMAウェイクアッププロセスを実行したことと、CDMAモジュール144が1.28秒毎にCDMAウェイクアッププロセスを実行するように設定されている、すなわちこのSCIが零に設定されているものとプロセッサ146が判定した場合には、プロセッサ146は、時間Yに1.28秒を加えた値となる次に計画されているCDMAウェイクアップ時間を計算する。
【0029】
上述したように、ブルートゥースモジュール142と、CDMAモジュール144とは、様々な周期的時間間隔において開始するために、それぞれのウェイクアッププロセスを計画するように構成されている。現在開示された実施例の1つの特徴は、プロセッサ146は更に、次のCDMAウェイクアッププロセスが実行される時に関連して、次のブルートゥースウェイクアッププロセスが実行される時を決定することによって、CDMAモジュール144のウェイクアップスケジュールに対し、計画されたブルートゥースモジュール142のウェイクアップスケジュールを同期化するために動作することである。それぞれの次にスケジュールされたウェイクアッププロセスまでの残り時間は、現在の時間と、次にスケジュールされたウェイクアッププロセスの時間との差を計算することによって決定される。例えば、次にスケジュールされたCDMAウェイクアッププロセスまでの残り時間は、次に計画されているCDMAウェイクアップ時間には、現在のCDMAモジュール時間足りない。仮に、プロセッサ146が、次のブルートゥースウェイクアッププロセスが、次のCDMAウェイクアッププロセスより遅れて実行されるようにスケジュールされているものと判定した場合には、CDMAモジュール144が次のCDMAウェイクアッププロセスを実行するのと同時に、ブルートゥースモジュール142が次のブルートゥースウェイクアッププロセスを実行することができるように、プロセッサ146は、ブルートゥースモジュール142のウェイクアップスケジュールを進める。言い換えると、プロセッサ146は、次に計画されているブルートゥースウェイクアップ時間まで待つよりもむしろ、次に計画されているCDMAウェイクアップ時間において次のブルートゥースウェイクアッププロセスを実行するようにブルートゥースモジュール142を起動させる。従って、次のブルートゥースウェイクアッププロセスは、次のCDMAウェイクアッププロセスとの同期化が図られる。
【0030】
2つのウェイクアップスケジュールの同期化は、それぞれのウェイクアッププロセスを実行している時に、ブルートゥースモジュール142とCDMAモジュール144にそれぞれターンオンされることが必要な電力をそれぞれ別の方法で共用することによって無線モバイルユニット140の電力消費を低減させる。
【0031】
無線モバイルユニット140の上述した構成の改良では、プロセッサ146は、ブルートゥース時計158を進めるように構成される(あるいは、ページ/問い合わせスキャン頻度が、次のページ/問い合わせスキャンウェイクアッププロセスの間に変更されるのを阻止するために必要とされる他の動作を講じる)。図示したように、これは、ブルートゥースウェイクアップスケジュールをCDMAウェイクアップスケジュールに同期化する前になされる。すなわち、プロセッサ146は、次のCDMAウェイクアップ時間においてロールオーバできるように時計158を進める(これによって、同期化後の次のブルートゥースウェイクアップ時間をマークすることもできよう)。「ロールオーバ」は、ブルートゥース時計158「トグル」の24ビットのうち、最も重要ではない12ビットが、最大数を超えてリセットした時に起こる。
【0032】
この方法による時計の進行は、時計のロールオーバは、ブルートゥースモジュール142のウェイクアッププロセスの間、プロセッサ146のアクティベーションを別の方法で必要とするので電力保存に寄与する。特に、ページ/問い合わせスキャンモードの間、ブルートゥースモジュール142は、時計158がロールオーバしている時に常にスキャンされているブルートゥース頻度を変更するように、受信機/送信機148に指示する。一旦開始された頻度スキャンの動作は、設備が節約された、すなわち、プロセッサ146を含まない施設ででも実行されうるが、スキャン頻度を変更する動作は、プロセッサ146が必要であり、それゆえ、より大きな電力消費を必要とする。従って、各ページ/問い合わせスキャンモードウェイクアッププロセスの間、プロセッサ146は、主として動作停止状態を維持することができ、その一方で、受信機/送信機148が、単一の頻度をスキャンする。オプションとして、プロセッサ146は、時計ロールオーバ(すなわち、ページ/問い合わせモードスキャニング頻度変更)が、次に計画されているブルートゥースページ/問い合わせモードウェイクアッププロセスの間、すなわち、計画されているCDMAウェイクアップ時間と、ブルートゥースページ/問い合わせモードウェイクアッププロセスに等しい時間の長さとの間に起こる場合に限って上述した方法で時計を進める。
【0033】
ユニット140の諸構成要素の動作は、以下に詳述される。
【0034】
(典型的なデジタルデータ処理装置)
上述したように、プロセッサ146のようなデータ処理エンティティは、様々な様式で実装されうる。その一例は、図4のデジタルデータ処理装置400のハードウェア構成要素と、内部接続に例示したようなデジタルデータ処理装置である。
【0035】
この装置400は、記憶装置404に接続されており、マイクロプロセッサ、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、あるいは他のプロセス機械のようなプロセッサ402を含む。この例では、記憶装置404は、非揮発性記憶装置408と同様に、高速アクセス型の記憶装置406を含んでいる。この高速アクセス記憶装置406は、ランダムアクセスメモリ(RAM)を備え、プロセッサ402によって実行されるプログラム命令を格納するために使用されうる。非揮発性記憶装置408は、例えば、バッテリバックアップRAM、EEPROM、フラッシュPROM、「ハードドライブ」やテープドライブなどといった1つ以上の磁気データ記憶ディスク、あるいはその他の適切な記憶装置を備えうる。この装置400はまたプロセッサ402が、この装置400の外部の他のハードウェアとデータを交換するための線、バス、ケーブル、電磁式リンク、あるいは他の手段のような入力/出力410を含んでいる。
【0036】
具体的な上記記載にも関わらず、(本開示の利点を備えた)通常のスキルを持った技術者であれば上述した装置は、本発明の範囲を逸脱することなく、異なって製造された機械に実装されうることが認められよう。具体的な例として、構成要素406,408の一つを削除することができる。更に、記憶装置404,406,408は、プロセッサ402にオンボードで備えることも可能である。あるいは、装置400の外部に備えることさえも可能である。
【0037】
(論理回路)
上述したデジタルデータ処理装置と対比して、本発明の別の実施例では、プロセッサ146のようにプロセスエンティティを実装するためのコンピュータ実行型の命令の代わりに、論理回路を用いる。スピード、費用、ツーリングコスト等の分野におけるこのアプリケーションの特定の要求に基づいて、このロジックは、数1000の小型の統合型トランジスタを備えた特定用途向けIC(ASIC)を作製することによって実装されうる。そのようなASICは、CMOS、TTL、VLSI、または他の適切な作製によって実装されうる。他の選択肢としては、デジタル信号処理専用マイクロプロセッサ(DSP)、ディスクリート回路(例えば、レジスタ、キャパシタ、ダイオード、インダクタ、およびトランジスタなど)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックアレイ(PLA)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)等を含む。
【0038】
(動作 イントロダクション)
システム100の構造的特徴を記載することによって、本発明の動作局面がここに記載される。上述したように、本発明の動作局面は通常は、ブルートゥースモジュールのための計画されたウェイクアッププロセスの、無線モバイルユニットにおけるCDMAモジュールのための計画されたウェイクアッププロセスへの同期化を含む。そして、特に、このようにして、いかなるブルートゥースページ/問い合わせスキャニングウェイクアッププロセスは、あらゆるスキャン頻度変更も起こらない。
【0039】
本発明は、異なる無線通信モジュールの電力効率の良い同期化に対して広い適用性を持つが、記載された構成の詳細は特に、ブルートゥースおよびCDMAタイプの通信に適している。その説明は、いかなる意図された制約も無い本発明の応用として強調するであろう。
【0040】
(動作 信号ベアリング媒体)
1つ以上の構成要素の機能が、1つ以上のマシン実行型プログラムシーケンスを用いて実装された場合にはいつでも、これらのシーケンスは、様々な型式の信号ベアリング媒体に具現化されうる。図4の文脈では、そのような信号ベアリング媒体は、直接的にまたは間接的にプロセッサ402からのアクセスが可能な例えば、記憶装置404や、磁気データ記憶ディスケット500(図5)のような他の信号ベアリング媒体を備えうる。記憶装置406、ディスケット500、またはその他に含まれているかにかかわらず、この命令は、種々の機械読み取り可能なデータ記憶媒体に格納されうる。ある例では、ダイレクトアクセス記憶装置(例えば、従来型の「ハードドライブ」、RAID、あるいはその他のダイレクトアクセス記憶デバイス(DASD))と、磁気または光学的なテープのようなシリアルアクセス型の記憶装置と、電子的非揮発性メモリ(例えば、ROM、EPROM、フラッシュPROM、あるいはEEPROM)と、バッテリバックアップRAMと、光学的記憶装置(例えば、CD−ROM、WORM、DVD、デジタル光学テープ)と、ペーパ「パンチ」カードと、アナログまたはデジタルによる送信媒体、アナログおよび通信リンク、および無線通信を含むその他の適切な信号ベアリング媒体とを含んでいる。本発明を図示している実施例では、機械読み取り可能な命令は、アセンブラ言語や、C言語等からコンパイルされたソフトウェアオブジェクトコードからなりうる。
【0041】
(動作 論理回路)
上述した信号ベアリング媒体に対し、本発明の全機能のうちの幾つかは、命令を実行するプロセッサを用いる代わりに、ロジック回路を使用して実装されうる。従って、そのような論理回路は、この機能を行うための動作を実行するように構成される。この論理回路は、上述したように、多くの異なるタイプの回路を用いて実装されうる。
【0042】
(動作 グラフ表示)
図2(a)から図2(c)は、ブルートゥースモジュールのウェイクアップスケジュールを、例えば、図1における無線モバイルユニット140のような無線モバイルユニット内のCDMAモジュールのウェイクアップスケジュールに同期化するためのある具体的な技術の説明を支援する。いかなる意図された限定もなく、説明を容易にするために、関連付けは、特定の無線モバイルユニット140に対してなされている。
【0043】
図2(a)は、アイドルモードにあるCDMAモジュール144のウェイクアップスケジュールの時間シーケンスを示している。垂直軸は、CDMAモジュール144のオン/オフ状態を示し、水平軸は、時間に対応している。すなわち、CDMAモジュールが「オン」(214,216)である場合には、同期化およびその他のCDMAに関連したタスクを含むCDMAウェイクアッププロセスを実行している。CDMAモジュール144は、図2(a)にわたってアイドルモードにあるので、このCDMAモジュールは、この示された時間の間では、無線加入者通信を実施するためにアクティベートされていない。この事象では、あらゆるウェイクアッププロセスを実施する必要はなくなるであろう。
【0044】
現在のインスタントにおけるCDMAシステム時間は(CDMA時計153に従って)、206によって示される。この時間は、上述したように、基地局からのパイロット信号を受信することによって導出された。CDMAモジュール144は、現在のCDMA時間206においてアイドルモードにあり、CDMAウェイクアッププロセスを実行していない。すなわち、CDMAモジュール144は「オフ」である。次に計画されているCDMAウェイクアップ時間208では、CDMAモジュール244が起動し、CDMAウェイクアッププロセス214を開始する。現在のCDMAモジュール時間206と、次に計画されているCDMAウェイクアップ時間208との間の時間間隔210は、現在のCDMA時間と、次のCDMAウェイクアッププロセスが実行される時間との間の時間周期を表す。時間間隔212は、CDMAウェイクアッププロセス214の開始と、それに続くCDMAウェイクアッププロセス216の開始との間の時間を表す。モジュール144のSCIが零に設定されており、時間間隔212が例えば1.28秒である場合、これは、1.28秒毎にCDMAウェイクアッププロセスを実行するようにCDMAモジュール144が設定されていることを意味する。
【0045】
図2(b)は、CDMAモジュールのウェイクアップスケジュールに同期化される前の、ブルートゥースモジュール142のためのスリープモードウェイクアップスケジュールの時間シーケンスを示す。垂直軸は、ブルートゥースモジュール142のオン/オフ状態を示す。一方、水平軸は、時間に対応している。すなわち、ブルートゥースモジュールが「オン」(250,256,260)である場合には、ページスキャン、問い合わせスキャン、ホールド、スニフ、パーク、あるいはその他のスリープモードタスクのようなブルートゥーススリープモードウェイクアッププロセスを実行している。具体例を示すために、一連のページスキャンウェイクアッププロセスが説明されている。従って、この例では、時間間隔250,256,260は、他の近いブルートゥースデバイスのためのスキャニングを示している。現在のインスタンスにおける現在のブルートゥース時間は(ブルートゥース時計158にしたがって)、246によって示される。この時、ブルートゥースモジュール142は「オフ」であり、いかなるブルートゥースウェイクアッププロセスも実行していない。次に計画されているブルートゥースウェイクアップ時間248では、ブルートゥースモジュール142が起動し、ブルートゥースウェイクアッププロセス250を開始するであろう。現在のブルートゥース時間246と、次に計画されているブルートゥースウェイクアップ時間との間には、時間間隔252が存在する。この時間間隔252は、現在のブルートゥース時間246と、次に計画されているブルートゥースウェイクアップ時間248との間の時間の長さである。このブルートゥースモジュール142は、256,260に示すように、時間248の後の規則的な時間間隔258でウェイクアッププロセスを繰り返す。例えば、仮に、ブルートゥースモジュール142が、0.64秒毎にブルートゥースウェイクアッププロセスを実行するように設定された場合には、この時間間隔258とそれに続く時間間隔は、0.64秒に等しい。
【0046】
図2(a)と図2(b)とを比較すると、時間間隔252は、時間間隔210よりも大きい。すなわち、次に計画されたブルートゥースウェイクアッププロセス250は、次に計画されたCDMAウェイクアッププロセス214の後に起こる。これは、無線モバイルユニット140の電力供給の有意な消耗を引き起こす。というのも、ブルートゥースモジュール142とCDMAモジュール144とがそれぞれ起動され、別個にウェイクアッププロセスを実行する必要があるからである。
【0047】
図2(c)は、ブルートゥースモジュール142のウェイクアップスケジュールに対する同期化後の時間シーケンスを示す。垂直軸は、ブルートゥースモジュール142のオン/オフ状態を示す。一方、水平軸は、時間に対応している。図2(b)では、ブルートゥース時計258ロールオーバ(すなわち、ページスキャンモード頻度変更)の時間が249によってマークされている。時間間隔253は、現在のブルートゥース時間246とロールオーバ時間249との間から測定される。別の時間間隔259は、次に計画されているCDMAウェイクアップ時間208と、ロールオーバ時間249との間から測定される。ロールオーバが時間208に一致し、ブルートゥースウェイクアッププロセス250の開始がCDMAウェイクアッププロセス214の開始との同期が図られるであろうことを保証するために、ブルートゥース時計258は、259に相当する量によって進められる。この量259は、例えば(1)253から210を引くことや、(2)現在のブルートゥース時計246によって時間249を減じ、これを更に208と206との差(すなわち210)によって減じるなど、様々な方法によって計算されうる。この量259によって時計158を進めた後の現在のブルートゥース時間は、図2(c)の276で示される。
【0048】
この時間276は、進行後の現在時間として参照される。したがって、時計を進行させる前の時間246(図2(b))における時計158の値は、246a(図2(c))によって表される。
【0049】
図2(c)に示すように、次に計画されているブルートゥースウェイクアッププロセスは、同期化の結果として250から280へと「再スケジュール」され、同期化された時間278において実行されるように設定される。したがって、ブルートゥースモジュール142に、図2(b)に示す時間248において次のブルートゥースウェイクアッププロセスを実行させることなく、CDMAモジュール144のウェイクアップスケジュールに対するブルートゥースモジュール142のウェイクアップスケジュールの同期化の結果は、次のブルートゥースウェイクアッププロセス250の時間的なシフトとなる。これによって、再同期化された次のブルートゥースウェイクアッププロセス280を、次のCDMAウェイクアッププロセス214と同時に実行させることができる。
【0050】
更に具体的には、同期化は、次のブルートゥースウェイクアップ時間278が、古いブルートゥース時間277からの未来における210を259に加えた時間間隔か、または、進行後の現在時間276からの未来における時間間隔210に再設定されることを必要とする。これは、時間278、および時間208におけるブルートゥースウェイクアッププロセス280、およびCDMAウェイクアッププロセス214それぞれの同時実行をもたらす。ブルートゥース時計を進めなければ、進められていないブルートゥース現在時間246から測定されるように、次に計画されているブルートゥースウェイクアップ時間は、未来において時間間隔282(210に等しい)でスケジュールされる。
【0051】
ブルートゥースウェイクアッププロセス280のCDMAウェイクアッププロセス214との上述したような同期化は、ブルートゥースモジュール142とCDMAモジュール144とが、ウェイクアッププロセスを実行するために同時に電源がオンとされ、その結果、無線モバイルユニット140による電力消費を大幅に低減することを意味する。また、ロールオーバが278において起こり、280の間に起こらないことを保証するために、ブルートゥース時計158を進めることによって、280の間にページ/問い合わせスキャン頻度が変更することは無くなるので、更に電力が保存される。
【0052】
時間284が経過した後、ブルートゥースウェイクアッププロセス286は、ブルートゥースウェイクアッププロセス280に続き、時間288が経過した後は、ブルートゥースウェイクアッププロセス290がその後に続く。図2(c)のブルートゥースウェイクアッププロセス286,290は、ブルートゥースウェイクアッププロセス280をCDMAウェイクアッププロセス214に同期させた結果前にシフトした図2(b)のブルートゥースウェイクアッププロセス256,260を示している。
【0053】
(動作 ステップバイステップシーケンス)
図3は、無線モバイルユニットにおけるブルートゥースモジュールとCDMAモジュールのウェイクアップスケジュールを同期化させるためのシーケンス300を示している。意図的に限定することなく説明を容易にするために、例えば、図3の例では、図1に示されたハードウェアの文脈にしたがって記載されている。
【0054】
ステップ300は、ステップ310において初期化される。この場合、例えば、無線モバイルユニット140は、ブルートゥースネットワークでは通信しておらず、CDMAネットワークでも通信していない。すなわち、このプロセスは、ブルートゥースモジュール142がスリープモードであり、CDMAモジュール144がアイドルモードであることをプロセッサ146が検出した時に始まる。
【0055】
ステップ312では、プロセッサ146は、現在のブルートゥース時間と、現在のCDMA時間とを決定する。例えば、現在のブルートゥース時間を決定するために、プロセッサ146は、時計158を参照する。現在のCDMA時間を決定するために、プロセッサ146は、時計153を参照するか、あるいは、CDMAモジュール144に、基地局から送信されCDMAモジュール144によって受信されたCDMAパイロット信号のデータを使用させることにより、時間を決定させる。一つの実施例では、時間参照部160は、CDMAモジュール144とブルートゥースモジュール142に共通の時間ソースを与える。これによって、両モジュールに対する「現在」の時間は、外部ソースからの優先的な調整時間信号が無く同一となる。
【0056】
ステップ313では、プロセッサ146は、連続した計画されたCDMAウェイクアッププロセス間の時間間隔(例えば、214と216との間)と、連続した計画されたブルートゥースウェイクアッププロセス間の時間間隔(例えば、250と256との間)とを検討する。CDMAの場合、これは、確立されたSCIによって命令される。ブルートゥースの場合、これは、ブルートゥースモジュール142のプログラミングか、または別のブルートゥースモジュールとの通信の要件によって命令される。これらの時間間隔の検討後、プロセッサ146は、ブルートゥースウェイクアップ時間間隔を調整する。これによって、CDMAウェイクアップ時間間隔が、ブルートゥースウェイクアップ時間間隔の整数倍となるか、ブルートゥースウェイクアップ時間間隔が、CDMAウェイクアップ時間間隔の整数倍となる。この方法によって、初めのブルートゥースウェイクアッププロセスが次のCDMAウェイクアッププロセスに同期化された後(後述するように)、次のブルートゥースおよびCDMAのウェイクアッププロセスは、1つのタイプがより頻繁に起きるまでを除いて互いに同期しないということはない。ブルートゥースウェイクアップ時間間隔を変更する場合にプロセッサ146によって実装される戦略は、CDMAおよびブルートゥースのウェイクアッププロセスをそれぞれ望ましい頻度の繰り返し、つまり、上述したようなSCIと他のブルートゥースモジュールとの要件にかかっている。ステップ313の次に続く動作は、ステップ316がステップ323に進み、最終的にはステップ312を経由してステップ313に戻る場合にはスキップされる。
【0057】
ステップ314では、プロセッサ146は、次に計画されているブルートゥースウェイクアップ時間と、次に計画されているCDMAウェイクアップ時間とを識別する。次に計画されているブルートゥースウェイクアップ時間は、先行するブルートゥースウェイクアッププロセスがブルートゥースモジュール142によって実行された時間に基づいて決定される。次に計画されているブルートゥースウェイクアップ時間は、例えば、1.28秒毎、0.64秒毎、0.32秒毎などのように、ブルートゥースウェイクアッププロセスがどれくらいの頻度で実行されるかの関数でもある。一つの実施例では、プロセッサ146は、先行するブルートゥースウェイクアッププロセスの時間を監視し、例えば、1.28秒、0.64秒、あるいは0.32秒を、最後のブルートゥースウェイクアッププロセスの時間に加えることによって、ブルートゥースウェイクアッププロセスがどのくらいの頻度で実行されるように設定されているかに基づいて、次に計画されているブルートゥースウェイクアップ時間を計算する。同様な方法で、プロセッサ146は、ステップ314において、次に計画されているCDMAウェイクアップ時間も計算する。例えば、プロセッサ146は、最後のCDMAウェイクアップ時間を監視し、CDMAモジュール144に対して設定されたSCIに基づいて、例えば1.28秒、2.56秒、あるいは5.12秒を加えることによって、次に計画されているCDMAウェイクアップ時間を計算する。
【0058】
ステップ316では、プロセッサ146は、次に計画されているCDMAウェイクアップ時間208と、次に計画されているブルートゥースウェイクアップ時間248とのうち、どちらが先行しているかを判定する。つまり、現在のブルートゥース時間246に、次に計画されているCDMA時間208と現在のCDMA時間206との差である時間間隔210を加えることによって、時間248を超える場合には、次に計画されているウェイクアッププロセスが、ブルートゥースモジュール142によって実行されるようにスケジュールされた後に、次のCDMAウェイクアッププロセスが、CDMAモジュール144によって実行されるようにスケジュールされたことを示している。そのような例では、次に計画されているブルートゥースウェイクアップ時間を早めに再スケジュールすることによって実現される利点はない。というのも、次に計画されているCDMAウェイクアップ時間よりも既に早いからである。この場合、ステップ316はステップ323に進む。ステップ323では、ブルートゥースモジュール142とCDMAモジュール144は待機した後に、後述するようにそれぞれのスケジュールされた時間においてそれぞれウェイクアッププロセスを実行する。一方、仮にステップ316が、(図2(a)および図2(b)に示すように)次に計画されているブルートゥースウェイクアップ時間が、次に計画されているCDMAウェイクアップ時間後であることを認識した場合には、このプロセス300は、ステップ319に進む。
【0059】
ステップ319では、プロセッサ146は、ブルートゥース時間158を進め、(280のために再スケジュールされる)ブルートゥースウェイクアッププロセス250中に、可能な限りロールオーバが起こらないようにする。これは、ブルートゥース時計158を、時間259の分だけ進めることによってなされる。オプションとして、時計158の調整は、条件付きで実行されうる。つまり、ブルートゥースウェイクアッププロセス280中にロールオーバが違った形で引き起こる場合に限る。プロセス280の長さを考慮する必要のないより単純なオプションは、時計の進行を、ブルートゥース時計ロールオーバが時間208後に引き起こるケースに制限することである。これによって、プロセス280中にロールオーバが引き起こる最悪ケースのシナリオを仮定している。この説明された実施例において、ステップ319は、仮に適切であるならば、実行される。すなわち、ステップ319は、ブルートゥースモジュール142がページスキャンモード、問い合わせスキャンモード、またはもう一つのブルートゥースデバイスとの通信が確立されていない場合(および、もう一つのブルートゥースデバイスからの信号に対して、ブルートゥース時間がリファレンスによって確立されていない場合)のもう一つのスリープモードの場合にのみ実行される。ホールドモード、スニフモード、またはパークモードでは、ブルートゥース時計158の再設定はスキップされる。なぜなら、この時計は、ブルートゥースマスターデバイスにしたがって、自動的に設定され、自由に進めることはできないからである。更に、ステップ319を実行する第1の時間は、未来のウェイクアッププロセスの間にロールオーバが起きないように、既にブルートゥース時計を設定する効果を持っていると仮定して、ステップ319は、同一のスリープモードの間、シーケンス300を通じた第2および各々それに続く時間進行の間はスキップされる(ステップ316,323,312等を経由して)。
【0060】
ステップ320では、プロセッサ146は、次に計画されているブルートゥースウェイクアップ時間248を、次に計画されているCDMAウェイクアップ時間208に同期させる。つまり、ブルートゥースウェイクアップが、248ではなく、278で起きるように再スケジュールする。すなわち、プロセッサ146は、ステップ316において、次のCDMAウェイクアッププロセス214は、次のブルートゥースウェイクアッププロセス250の前に実行されるようにスケジュールされているので、プロセッサ146は、ステップ320において、次のブルートゥースウェイクアッププロセス250から280を「再スケジュール」する。これは、次のCDMAウェイクアッププロセス214と同時に実行される。
【0061】
ステップ322では、ブルートゥースモジュール142は待機しているが、次に計画されているブルートゥースウェイクアップ時間に達した時には、ブルートゥースウェイクアッププロセス280を実行する。ステップ322では、CDMAモジュール144は、CDMAウェイクアッププロセスも実行する。ここでは、ブルートゥースモジュール142とCDMAモジュール144とは、同時にウェイクアッププロセスを実行する。これによって、2つのモジュールは、同時に電源が起動されるので、無線モバイルユニット140の電力消費を著しく低減させる。有利なことに、ページスキャンモードまたは問い合わせスキャンモードの場合、時計ロールオーバが278において起きるよう再スケジュールするために、ステップ319は前もって実行される。したがって、プロセッサ146は、ブルートゥースウェイクアッププロセス280を通じてスリープし、その一方で、ブルートゥースモジュール142は、他のブルートゥースデバイスをスキャンする。これによって、ユニット140における電力保存に寄与している。ルーチン300は、ステップ322で終了する。ここでは、CDMAおよびブルートゥースのウェイクアッププロセス(同期化されている)は、スケジュールされた通り、モジュール142,144のうちの1つまたは両方が起きるまで繰り返す。
【0062】
上述したように、ステップ316は、次に計画されているブルートゥースウェイクアッププロセスが、次に計画されているCDMAウェイクアッププロセスよりも早く引き起こるように既にスケジュールされている場合にはステップ323に進む。この場合、次に計画されているブルートゥースウェイクアップ時間をいかに早くスケジュールしようと、それによって実現されることには何の利点もない。というのも、それは既に、次に計画されているCDMAウェイクアップ時間よりも早いからである。従って、ステップ323が実行される。ここでは、ステップ322と同様に、ブルートゥースモジュール142とCDMAモジュール144は待機し、スケジュールされた時間になると、それぞれのウェイクアッププロセスを実行する。ステップ323の後、ルーチン300は、ステップ312に戻り、次に計画されているブルートゥースおよびCDMAのウェイクアッププロセスを評価する。このプロセス300は、例えば、ブルートゥースモジュール142がスリープモードから出るか、またはCDMAモジュール144がアイドルモードから出るまで続く。
【0063】
(他の実施例)
種々開示された実施例における上述の記載は、いかなる当業者であっても、本発明の活用または利用を可能とするようになされている。これらの実施例への様々な変形例もまた、当業者に対しては明らかであって、ここで定義された一般的な原理は、本発明の主旨または範囲を逸脱しない他の実施例にも適用されうる。このように、本発明は、上記で示された実施例に制限されるものではなく、ここで記載された原理と新規の特徴に一致した広い範囲に相当するものを意図している。
【0064】
当業者であれば、これら情報および信号が、種々異なった技術や技法を用いて表されることを理解するであろう。例えば、上述した記載で引用されているデータ、手順、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学微粒子、あるいはこれら何れかの結合によって表現されうる。
【0065】
これらの知識によって、ここで開示された実施例に関連する様々に例示された論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが、電子工学ハードウェア、コンピュータソフトウェア、あるいはこれらの組み合わせとして適用されることが更に理解されよう。いくつかの典型的な実施例を説明するために、本発明の機能的な局面が、様々のブロック、モジュール、回路、およびステップが合わせて記述された。それら機能がハードウェアとしてあるいはソフトウェアとして適用されているかは、特有の応用例および全体システムに課せられている設計条件による。熟練した技術者であれば、各特定のアプリケーションに応じて変更することによって上述した機能を実施しうる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲から逸脱したものと解釈すべきではない。
【図面の簡単な説明】
【0066】
【図1】デュアルモードブルートゥース/CDMAモバイルユニットを含む典型的な無線通信システムのブロック図。
【図2】デュアルモードブルートゥース/CDMAモバイルユニットのウェイクアップスケジュールの同期を示すグラフ。
【図3】ブルートゥースモジュールのウェイクアップスケジュールと、デュアルモードブルートゥース/CDMAモバイルユニットのCDMAモジュールとの同期化を図るプロセスを示すフローチャート。
【図4】典型的なデジタルデータ処理機械のブロック図。
【図5】典型的な信号ベアリング媒体のブロック図。
【符号の説明】
【0067】
100…無線通信システム、110…ブルートゥースデバイス、112…受信機/送信機、114…アンテナ、116…ブルートゥースエアリンク、140…無線モバイルユニット、142…ブルートゥースモジュール、144…CDMAモジュール、146…プロセッサ、148…ブルートゥース受信機/送信機、150…ブルートゥースアンテナ、152…CDMA受信機/送信機、153…CDMAクロック、154…CDMAアンテナ、158…ブルートゥース時間、160…時間参照部、180…CDMA基地局、182…基地局アンテナ、184…CDMAエアリンク、206…CDMAモジュール時間、208…CDMAウェイクアップ時間、214…CDMAウェイクアッププロセス、216…CDMAウェイクアッププロセス、244…CDMAモジュール、246…ブルートゥース時間、248…ブルートゥースウェイクアップ時間、249…ロールオーバ時間、250…ブルートゥースウェイクアッププロセス、256…ブルートゥースウェイクアッププロセス、260…ブルートゥースウェイクアッププロセス、277…ブルートゥース時間、278…ブルートゥースウェイクアップ時間、280…ブルートゥースウェイクアッププロセス、286…ブルートゥースウェイクアッププロセス、290…ブルートゥースウェイクアッププロセス、400…デジタルデータ処理装置、402…プロセッサ、404…記憶装置、406…高速アクセス記憶装置、408…非揮発性記憶装置、500…磁気データ記憶ディスケット

Claims (27)

  1. デュアルモードブルートゥース/無線ユニットにおけるブルートゥースモジュールと無線モジュールのためのアイドルモードウェイクアップ時間を同期化する方法であって、
    次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間が、次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間よりも早いか否かを判定する動作と、
    仮に、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間が、前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間よりも早い場合には、
    次のブルートゥーススキャン頻度変更が、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間の後に起こるようにスケジュールされているか否かを判定し、その場合にのみ、前記次のブルートゥーススキャン頻度変更が、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において実質的に起こるように再スケジュールすることを含む動作を実行することと、
    前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間が、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において実質的に起こるように再スケジュールすることと
    を備えた動作と
    を備えた方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、
    次のブルートゥーススキャン頻度変更が、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間の後に起こるようにスケジュールされているか否かを判定する動作は、前記次のブルートゥーススキャン頻度変更が、前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間において始まるブルートゥースウェイクアップ/スキャンプロセスの間に起こるようにスケジュールされる動作を備えた方法。
  3. 請求項1に記載の方法において、
    前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間において、予め定めたブルートゥースウェイクアッププロセスを実質的に開始する動作と、
    前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において、予め定めた無線ウェイクアッププロセスを実質的に開始する動作と
    を更に備えた方法。
  4. 請求項1に記載の方法において、
    前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間が、前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間よりも遅い場合には、前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間を変更しないままにしておく動作を更に備えた方法。
  5. 請求項1に記載の方法において、
    連続する無線モジュールウェイクアップ時間の間の遅れ時間の整数倍である連続する計画されたブルートゥースモジュールウェイクアップ時間の間の遅れ時間を調整する動作と、
    連続する無線モジュールウェイクアップ時間の間の遅れ時間が、連続するブルートゥースモジュールウェイクアップ時間の間の遅れ時間の整数倍になるように、連続するブルートゥースモジュールウェイクアップ時間の間の遅れ時間を調整する動作と
    のうちの一つを更に備えた方法。
  6. 請求項1に記載の方法において、
    前記ブルートゥースモジュールは時計を含んでおり、前記次に計画されているブルートゥーススキャン頻度変更を再スケジュールする動作は、予め定めたロールオーバイベントが、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において実質的に起きるように前記時計を進める動作を含む方法。
  7. デュアルモードブルートゥース/無線ユニットにおけるブルートゥースモジュールと無線モジュールのためのアイドルモードウェイクアップ時間を同期化する方法であって、
    次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間が、次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間よりも早いか否かを判定する動作と、
    仮に、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間が、前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間よりも早い場合には、前記ブルートゥースモジュールが、もう一つのブルートゥースデバイスと通信しておらず、次のブルートゥース時計ロールオーバイベントが、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間後に起こるようにスケジュールされている場合にのみ、前記ロールオーバイベントが前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において実質的に起きるように前記ブルートゥース時計を進める動作と、
    前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間が、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において実質的に起こるように再スケジュールする動作と
    を備えた方法。
  8. デュアルモードブルートゥース/無線ユニットにおけるブルートゥースモジュールと無線モジュールのためのアイドルモードウェイクアップ時間を同期化する動作群を実行するためのデジタルデータ処理機械によって実行可能な機械読み取り可能な命令のプログラムを明確に具体化した信号ベアリング媒体であって、前記動作群は、
    次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間が、次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間よりも早いか否かを判定する動作と、
    仮に、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間が、前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間よりも早い場合には、
    次のブルートゥーススキャン頻度変更が、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間の後に起こるようにスケジュールされているか否かを判定し、その場合にのみ、前記次に計画されているブルートゥーススキャン頻度変更が、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において実質的に起こるように再スケジュールすることを含む動作を実行することと、
    前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間が、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において実質的に起こるように再スケジュールすることと
    を備えた動作と
    を備えた媒体。
  9. 請求項8に記載の媒体において、
    次のブルートゥーススキャン頻度変更が、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間の後に起こるようにスケジュールされているか否かを判定する動作は、前記次のブルートゥーススキャン頻度変更が、前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間に始まるブルートゥースウェイクアップ/スキャンプロセスの間に起こるようにスケジュールされているか否かを判定する動作を備えている媒体。
  10. 請求項8に記載の媒体において、前記動作群は更に、
    予め定めたブルートゥースウェイクアッププロセスを、前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間において実質的に始める動作と、
    予め定めた無線ウェイクアッププロセスを、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において実質的に始める動作と
    を備えた媒体。
  11. 請求項8に記載の媒体において、前記動作群は更に、
    前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間が、前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間よりも遅い場合には、前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間を変更しないままにしておく動作を備えた媒体。
  12. 請求項8に記載の媒体において、前記動作群は、
    連続する無線モジュールウェイクアップ時間の間の遅れ時間の整数倍である連続する計画されたブルートゥースモジュールウェイクアップ時間の間の遅れ時間を調整する動作と、
    連続する無線モジュールウェイクアップ時間の間の遅れ時間が、連続するブルートゥースモジュールウェイクアップ時間の間の遅れ時間の整数倍になるように、連続するブルートゥースモジュールウェイクアップ時間の間の遅れ時間を調整する動作と
    のうちの一つを更に備えた媒体。
  13. 請求項8に記載の媒体において、
    前記ブルートゥースモジュールは時計を含んでおり、
    前記次に計画されているブルートゥーススキャン頻度変更を再スケジュールする動作は、予め定めたロールオーバイベントが、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において実質的に起きるように前記時計を進める動作を含む媒体。
  14. デュアルモードブルートゥース/無線ユニットにおけるブルートゥースモジュールと無線モジュールのためのアイドルモードウェイクアップ時間を同期化する動作群を実行するためのデジタルデータ処理機械によって実行可能な機械読み取り可能な命令のプログラムを明確に具体化した信号ベアリング媒体であって、前記動作群は、
    次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間が、次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間よりも早いか否かを判定する動作と、
    仮に、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間が、前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間よりも早い場合には、
    前記ブルートゥースモジュールが、もう一つのブルートゥースデバイスと通信しておらず、次のブルートゥース時計ロールオーバイベントが、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間後に起こるようにスケジュールされている場合にのみ、前記ロールオーバイベントが前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において実質的に起きるように前記ブルートゥース時計を進めることと、
    前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間が、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において実質的に起こるように再スケジュールすることと
    を備えた動作と
    を備えた媒体。
  15. デュアルモードブルートゥース/無線ユニットにおけるブルートゥースモジュールと無線モジュールのためのアイドルモードウェイクアップ時間を同期化するための動作群を実行するように構成された電気的に相互接続された複数の電導要素を備えた論理回路であって、前記動作群は、
    次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間が、次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間よりも早いか否かを判定する動作と、
    仮に、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間が、前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間よりも早い場合には、
    次のブルートゥーススキャン頻度変更が、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間の後に起こるようにスケジュールされているか否かを判定し、その場合にのみ、前記次に計画されているブルートゥーススキャン頻度変更が、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において実質的に起こるように再スケジュールすることを含む動作を実行することと、
    前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間が、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において実質的に起こるように再スケジュールすることと
    を備えた動作と
    を備えた回路。
  16. 請求項15に記載の回路において、
    次のブルートゥーススキャン頻度変更が、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間の後に起こるようにスケジュールされているか否かを判定する動作は、前記次のブルートゥーススキャン頻度変更が、前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間において始まるブルートゥースウェイクアップ/スキャンプロセスの間に起こるようにスケジュールされる動作を備えた回路。
  17. 請求項15に記載の回路において、前記動作群は、
    前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間において、予め定めたブルートゥースウェイクアッププロセスを実質的に開始する動作と、
    前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において、予め定めた無線ウェイクアッププロセスを実質的に開始する動作と
    を更に備えた回路。
  18. 請求項15に記載の回路において、前記動作群は、
    前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間が、前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間よりも遅れている場合には、前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間を変更しないままにしておく動作を更に備えた回路。
  19. 請求項15に記載の回路において、前記動作群は、
    連続する無線モジュールウェイクアップ時間の間の遅れ時間の整数倍である連続する計画されたブルートゥースモジュールウェイクアップ時間の間の遅れ時間を調整する動作と、
    連続する無線モジュールウェイクアップ時間の間の遅れ時間が、連続するブルートゥースモジュールウェイクアップ時間の間の遅れ時間の整数倍になるように、連続するブルートゥースモジュールウェイクアップ時間の間の遅れ時間を調整する動作と
    のうちの一つを更に備えた回路。
  20. 請求項15に記載の回路において、
    前記ブルートゥースモジュールは時計を含んでおり、
    前記次に計画されているブルートゥーススキャン頻度変更を再スケジュールする動作は、予め定めたロールオーバイベントが、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において実質的に起きるように前記時計を進める動作を含む回路。
  21. デュアルモードブルートゥース/無線ユニットにおけるブルートゥースモジュールと無線モジュールのためのアイドルモードウェイクアップ時間を同期化するための動作群を実行するように構成された電気的に相互接続された複数の電導要素を備えた論理回路であって、前記動作群は、
    次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間が、次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間よりも早いか否かを判定する動作と、
    仮に、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間が、前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間よりも早い場合には、
    前記ブルートゥースモジュールが、もう一つのブルートゥースデバイスと通信しておらず、次のブルートゥース時計ロールオーバイベントが、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間後に起こるようにスケジュールされている場合にのみ、前記ロールオーバイベントが前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において実質的に起きるように前記ブルートゥース時計を進めることと、
    前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間が、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において実質的に起こるように再スケジュールすることと
    を備えた動作と
    を備えた回路。
  22. 無線モバイル装置であって、
    次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において前記無線モジュールが無線ウェイクアッププロセスを開始する間に、指定された環境でアイドルモードに入るように構成された無線モジュールと、
    次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間において前記ブルートゥースモジュールがアイドルモードブルートゥースウェイクアッププロセスを開始する間に、指定された条件でスリープモードに入るように構成されたブルートゥースモジュールと、
    前記無線モジュールおよびブルートゥースモジュールとに結合され、動作群を実行することによって、前記ブルートゥースモジュールと前記無線モジュールのためのウェイクアップ時間を同期化するように構成されたプロセス回路であって、前記動作群は、
    次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間が、次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間よりも早いか否かを判定する動作と、
    仮に、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間が、前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間よりも早い場合には、次のブルートゥーススキャン頻度変更が、前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間の後に起こるようにスケジュールされているか否かを判定し、その場合にのみ、前記次のブルートゥーススキャン頻度変更が、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において実質的に起こるように再スケジュールすることを含む動作を実行することと、
    前記次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間が、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において実質的に起こるように再スケジュールすることと
    を備えた動作と
    を備えたプロセス回路と
    を備えた装置。
  23. 無線モバイル装置であって、
    次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において前記無線モジュールが無線ウェイクアッププロセスを開始する間に、指定された環境でアイドルモードに入るように構成された無線モジュールと、
    次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間において前記ブルートゥースモジュールがブルートゥースウェイクアッププロセスを開始し、次に計画されているブルートゥースモジュールの各々を、それより早くスケジュールされている次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間に同期させた間に、指定された条件でスリープモードに入るように構成されたブルートゥースモジュールと、
    前記無線モジュールおよびブルートゥースモジュールとに結合され、次のブルートゥーススキャン頻度変更が、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間の後に起こるようにスケジュールされているか否かを判定し、その場合にのみ、前記次のブルートゥーススキャン頻度変更が、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において実質的に起こるように再スケジュールする動作を備えた動作群を動作するように構成されたプロセス回路と
    を備えた装置。
  24. 無線モバイル装置であって、
    次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間において前記無線モジュールが無線ウェイクアッププロセスを開始する間に、指定された環境でアイドルモードに入るように構成された無線モジュールと、
    次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間において前記ブルートゥースモジュールがブルートゥースウェイクアッププロセスを開始し、次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間の各々を、それより早くスケジュールされている次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間に同期させた間に、指定された条件でスリープモードに入るように構成されたブルートゥースモジュールと、
    ブルートゥース時間の表示を与えるブルートゥース時計と、
    前記無線モジュールとブルートゥースモジュールとに結合されたプロセス回路であって、(1)次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間が、次に計画されているブルートゥースモジュールウェイクアップ時間よりも早い、(2)前記ブルートゥースモジュールは、もう一つのブルートゥースデバイスとスリープモード通信をしていない、および(3)前記ブルートゥース時計の次のロールオーバイベントが、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間後に起きるようにスケジュールされている、の各指定された条件が存在するか否かを判定する動作と、
    前記指定された条件が存在する場合にのみ、前記次に計画されている無線モジュールウェイクアップ時間にロールオーバが実質的に起こるように前記ブルートゥース時計を進める動作と
    を備えた動作群を実行するように構成されたプロセス回路と
    を備えた装置。
  25. 無線モバイル装置であって、
    指定された環境でかつ、次に計画されている無線手段ウェイクアップ時間において無線ウェイクアッププロセスを開始している間に、アイドルモードに入る無線手段と、
    指定された条件でかつ、次に計画されているブルートゥース手段ウェイクアップ時間においてブルートゥースウェイクアッププロセスを開始している間に、スリープモードに入るブルートゥース手段と、
    次に計画されている無線手段ウェイクアップ時間が、次に計画されているブルートゥース手段ウェイクアップ時間よりも早いか否かを判定する動作と、
    仮に、前記次に計画されている無線手段ウェイクアップ時間が、前記次に計画されているブルートゥース手段ウェイクアップ時間よりも早い場合には、次のブルートゥーススキャン頻度変更が、前記次に計画されているブルートゥース手段ウェイクアップ時間の後に起こるようにスケジュールされているか否かを判定し、その場合にのみ、前記次のブルートゥーススキャン頻度変更が、前記次に計画されている無線手段ウェイクアップ時間において実質的に起こるように再スケジュールすることを含む動作とを実行することと、
    前記次に計画されているブルートゥース手段ウェイクアップ時間が、前記次に計画されている無線手段ウェイクアップ時間において実質的に起こるように再スケジュールすることと
    を備えた動作と
    を備えたプロセス手段と
    を備えた装置。
  26. 無線モバイル装置であって、
    指定された環境でかつ、次に計画されている無線手段ウェイクアップ時間において無線ウェイクアッププロセスを開始している間に、アイドルモードに入る無線手段と、
    指定された条件であって、かつ次に計画されているブルートゥース手段ウェイクアップ時間においてブルートゥースウェイクアッププロセスを開始し、次に計画されているブルートゥース手段ウェイクアップ時間の各々を、それより早くスケジュールされている次に計画されている無線手段ウェイクアップ時間に同期させている間にスリープモードに入るブルートゥース手段と、
    次のブルートゥーススキャン頻度変更が、前記次に計画されているブルートゥース手段ウェイクアップ時間の後に起こるようにスケジュールされているか否かを判定し、その場合には、前記次のブルートゥーススキャン頻度変更が、前記次に計画されている無線手段ウェイクアップ時間において実質的に起こるように再スケジュールすることを含む動作を実行するプロセス手段と
    を備えた装置。
  27. 無線モバイル装置であって、
    指定された環境でかつ、次に計画されている無線手段ウェイクアップ時間において無線ウェイクアッププロセスを開始している間に、アイドルモードに入るように構成された無線手段と、
    指定された条件であって、かつ次に計画されているブルートゥース手段ウェイクアップ時間においてブルートゥースウェイクアッププロセスを実行し、次に計画されているブルートゥース手段ウェイクアップ時間の各々を、それより早くスケジュールされている次に計画されている無線手段ウェイクアップ時間に同期させている間にスリープモードに入るように構成されたブルートゥース手段と、
    ブルートゥース時間の表示を与えるブルートゥース時計手段と、
    (1)前記次に計画されている無線手段ウェイクアップ時間が、前記次に計画されているブルートゥース手段ウェイクアップ時間よりも早い、(2)前記ブルートゥース手段は、もう一つのブルートゥースデバイスとスリープモード通信をしていない、および(3)前記ブルートゥース時計手段の次のロールオーバイベントが、前記次に計画されている無線手段ウェイクアップ時間後に起きるようにスケジュールされている、の各指定された条件が存在するか否かを判定し、前記指定された条件が存在する場合にのみ、前記次に計画されている無線手段ウェイクアップ時間にロールオーバが実質的に起こるように前記ブルートゥース時計手段を進めるプロセッサ手段と
    を備えた装置。
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