JP2005353043A - アプリケーション管理装置及び管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アプリケーション削除の要否を小さな負荷で判断することが可能なアプリケーション管理装置を提供する。
【解決手段】 アプリケーション管理装置54は、ライセンスと当該ライセンスを処理するアプリケーションとの対応関係を特定するための特定情報(DRMアプリID)と関連付けて、アプリケーションを複数記憶するためのDRMアプリDB520と、DRMアプリDB520に記憶されたアプリケーションの削除の要否を、特定情報に基づいてそれぞれ判定するDRMアプリ削除判定部527とを備える。具体的には、アプリケーション管理装置54は、さらにライセンスを、特定情報と関連付けて記憶するためのライセンスDB521を備え、DRMアプリ削除判定部527は、特定情報により関連付けられたライセンスがライセンスDB521に記憶されていないアプリケーションを削除対象のアプリケーションと判定する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、コンテンツデータと対応したライセンスデータを処理するためのアプリケーションを管理するアプリケーション管理装置及び管理方法に関し、特に、コンテンツ配信システムを構成する端末装置に好適なアプリケーション管理装置及び管理方法に関する。
近年、音楽、映像及びゲーム等のデジタル著作物(以下、「コンテンツ」とも記述する。)を、インターネット等の通信回線網やデジタル放送等を通じて、サーバ装置から端末装置に配信し、端末装置においてコンテンツを利用することができるようにしたコンテンツ配信システムと呼ばれるシステムが実用化段階に入っている。
一般的なコンテンツ配信システムでは、コンテンツの著作権を保護し、悪意あるユーザ等によるコンテンツの不正利用を防止するため、著作権保護技術(DRM:Digital Rights Management)が用いられる。著作権保護技術とは、具体的には、暗号技術等を用いて、ユーザがコンテンツを再生したり、記録メディアにコンテンツをコピーしたりするようなコンテンツの利用を、セキュアに制御する技術をいう。
従来のコンテンツ配信システムとして、サーバ装置が、端末装置において利用可能なコンテンツの再生回数などの部分利用条件を含むライセンスを生成し、端末装置に配信し、端末装置において部分利用条件の論理和及び論理積に基づき、コンテンツの利用を制御するシステムがある(例えば、特許文献1参照)。このような著作権保護技術を用いてコンテンツの著作権保護を実現する方式を、以下では、権利管理方式という。
ところで、従来のコンテンツ配信システムでは、次のような問題点がある。
1つ目の問題点は、1つのコンテンツ配信システムにおいて、複数の権利管理方式が連携、あるいは共存して端末装置におけるコンテンツの利用制御を行う方法が知られていない事である。具体的には、コンテンツ配信システムを運営する事業者δのサービスにおいて、メーカーαが開発した権利管理方式Aと、メーカーβが開発した権利管理方式Bとが連携して端末装置におけるコンテンツの利用制御を行う方法が知られていない。つまり、従来の権利管理方式は、1種類の権利管理方式だけが存在する環境を前提としており、複数の異なる権利管理方式が混在する環境下では機能しないという問題がある。なお、異なる権利管理方式とは、具体的には、コンテンツを利用する権利の内容を示す利用条件情報や、ライセンス情報の物理的なデータ構造(データ長、並び、暗号方式等)や、その解釈方法(表現形式、ビットパターンと意味内容との対応付け等)が異なることをいう。
2つ目の問題点は、ある権利管理方式において、端末装置における既存のコンテンツ利用制御内容を拡張する際に、端末装置においてライセンスの解釈を行うライセンス解釈部及びコンテンツの利用可否判断を行う利用可否判断部の2つの処理部において機能変更が必要となる。具体的には、端末装置において、コンテンツの利用回数を制御する権利管理方式において、コンテンツの利用時間の制御を追加する際に、ライセンス解釈部に利用時間解釈機能を追加し、利用可否判断部に利用時間に基づく利用可否判断機能の追加が必要となる。つまり、従来の権利管理方式では、コンテンツの利用制御内容を拡張するためには端末装置における多くの処理部の機能追加・変更を必要とし、実質的に利用制御内容を拡張することが困難であり、拡張性に乏しいという問題がある。
より詳しくは、例えば、端末装置では、サーバから受信したライセンスに含まれる部分利用条件に基づいて、セキュアにコンテンツの利用を制御するために、サーバからライセンスを受信する受信部、受信したライセンスを保管する保管部、及びライセンスに含まれる部分利用条件に基づいてコンテンツから再生データを生成する再生部などが1つのパッケージとして構成される。このため、コンテンツ配信システムを運営する事業者Pのサービスにおいて、メーカーM1が開発した権利管理方式S1と、メーカーM2が開発した権利管理方式S2とをサーバ機器及び端末装置に実装しようとすると、権利管理方式S1のための装置と、権利管理方式S2のための装置とを各々の端末装置に用意する必要がある。このようにすると、同じ処理を行う処理部を同一機器内に重複して備えることになるので、無駄が多く、実装にあたっての負担が大きくなるという問題がある。
そこで、このような問題を解決するために、複数の権利管理方式に基づいた端末装置におけるコンテンツ利用制御を実現し、端末装置における利用の制御内容を拡張する場合に、利用可否判断部の機能変更を必要としない柔軟性及び拡張性をもつコンテンツ利用管理システムが考えられる。
すなわち、コンテンツ配信システムを運営する事業者Pのサービスにおいて、メーカーM1が開発した権利管理方式S1と、メーカーM2が開発した権利管理方式S2とをサーバ機器及び端末装置に実装しようとすると、権利管理方式S1のためのプログラムと、権利管理方式S2のためのプログラムとを各々の端末装置に用意する必要がある。このようにすると、同じ処理を行う処理部を同一機器内に重複して備えることになるので、実装にあたっての負担が軽減される。
このようなシステムでは、コンテンツを利用するためにはライセンスを取得すればよく、ライセンスを制御するためにはこのライセンスに対応したDRMアプリケーションプログラム(以下、「DRMアプリ」とも記す。)をダウンロードすればよいことになる。そして、DRMアプリを1つのデバイス(例えばICカード)に逐次追加することで複数のDRM方式に対応することもできる。
しかし、不要なDRMアプリが削除されない場合、記憶容量の制限により必要なDRMアプリを追加できなくなる。このような事態は、ICカードのようにメモリの記憶容量が少ない場合に特に問題となる。
このようなアプリケーションを削除する一般的な従来技術として、アプリケーションを格納する情報格納装置の空き容量及び予め定められた空き容量に関するしきい値を管理する容量管理手段と、前記情報格納装置に格納されたアプリケーションプログラムを構成する一連のファイルの総容量及び最終利用日時を含むアプリケーション情報を管理するアプリケーション管理手段と、前記容量管理手段により管理された空き容量がしきい値を下回ったことを検出する検出手段と、前記検出手段により前記空き容量がしきい値を下回ったことが検出されたときに、前記アプリケーション管理手段により管理されたアプリケーション情報の最終利用日時からの経過期間が最も長いアプリケーションプログラムをこれらのアプリケーション情報の総容量の和が前記しきい値と空き容量との差を越えるまで順次選択していく選択手段と、前記選択手段により選択されたアプリケーションプログラムを構成する一連のファイルを前記情報格納装置から削除するアプリケーション削除手段とを具備してなることを特徴とする容量管理装置がある(例えば、特許文献2)。
この従来技術は、ハードディスク装置などの情報格納装置の空き容量の状態とアプリケーション管理とを関連付けたものであり、情報格納装置の空き容量が予め定められたしきい値を下回ったことを検出し、最終利用日時からの経過期間が最も長いアプリケーションプログラムから適切な数だけ自動的に削除していくことによって、ユーザの手を煩わせることのない効率的な容量管理を実現している。
特開2000−293439号公報(第1−29頁、第1図) 特開平10−260873号公報(第1−21頁、第1図)
しかしながら、従来のアプリケーション管理装置では、アプリケーション削除の要否を判断するためには、時々刻々変化する時変の情報である空き容量を常時かつ精密に検出する必要があり、空き容量の検出に大きな負荷がかかるという第1の問題がある。
また、空き容量を常時かつ精密に検出する必要がある結果、アプリケーションの削除に時間がかかるという第2の問題がある。
そこで、本発明は、アプリケーション削除の要否を小さな負荷で判断することが可能なアプリケーション管理装置及び管理方法を提供することを第1の目的とする。
また、削除対象のアプリケーションを短時間で削除することが可能なアプリケーション管理装置及び管理方法を提供することを第2の目的とする。
上記第1の目的を達成するために、本発明に係るアプリケーション管理装置においては、コンテンツと対応したライセンスを処理するためのプログラムであるアプリケーションを複数管理するアプリケーション管理装置であって、前記ライセンスと当該ライセンスを処理するアプリケーションとの対応関係を特定するための特定情報と関連付けて、当該アプリケーションを複数記憶するためのアプリケーション記憶手段と、前記アプリケーション記憶手段に記憶されたアプリケーションの削除の要否を、前記特定情報に基づいてそれぞれ判定するアプリケーション削除要否判定手段とを備えることを特徴とする。
これにより、従来のよう時々刻々変化する時変の情報である空き容量を用いずに、変化しない一定の固定情報、特定情報に基づいてそれぞれ判定するので、アプリケーション削除の要否の負荷を大幅に軽減することができる。
また、上記第2の目的を達成するために、本発明に係るアプリケーション管理装置においては、前記アプリケーション管理装置は、さらに前記アプリケーション削除要否判定手段により削除対象と判定されたアプリケーションを削除するアプリケーション削除手段を備えることを特徴とする。
これにより、アプリケーション記憶手段の空き容量を確保することができる。
また、本発明に係るアプリケーション管理装置においては、前記アプリケーション管理装置は、さらに前記アプリケーション削除手段により削除されたアプリケーションをユーザに提示する第1提示手段を備えることを特徴とすることができる。
これによりユーザはアプリケーションの削除結果を知ることができる。
また、本発明に係るアプリケーション管理装置においては、前記アプリケーション管理装置は、さらに前記アプリケーション削除要否判定手段により削除対象と判定されたアプリケーションをユーザに提示する第2提示手段を備え、前記アプリケーション削除手段は、ユーザからの削除指示を受けてから、指示されたアプリケーションを削除することを特徴とすることもできる。
これにより、ユーザは、削除対象のアプリケーションを削除前に予め知ることができる。
また、本発明に係るアプリケーション管理装置においては、前記アプリケーション管理装置は、さらに前記ライセンスデータを、前記特定情報と関連付けて記憶するためのライセンス記憶手段と、前記ライセンス記憶手段から利用権が消尽したライセンスを削除するライセンス削除手段とを備え、前記アプリケーション削除要否判定手段は、前記ライセンス削除手段によるライセンスの削除をトリガーとして、アプリケーションの要否を判定することを特徴とすることもできる。 これにより、アプリケーションの削除要否を適宜のタイミングで判定することができる。
また、本発明に係るアプリケーション管理装置においては、前記アプリケーション削除要否判定手段は、ユーザによる電源オン操作及びユーザによるアプリケーションのダウンロード操作の少なくとも一方をトリガーとして、アプリケーションの削除要否を判定することを特徴とすることができる。
これにより、アプリケーションの削除要否を適宜のタイミングで判定することができる。
また、本発明に係るアプリケーション管理装置においては、前記特定情報は、前記アプリケーションに固有のアプリケーションID及び前記ライセンスに固有のライセンスIDの少なくとも一方であることを特徴とすることができる。
また、本発明に係るアプリケーション管理装置においては、前記アプリケーション管理装置は、さらに前記ライセンスデータを、前記特定情報と関連付けて記憶するためのライセンス記憶手段を備え、前記アプリケーション削除要否判定手段は、前記特定情報により関連付けられたライセンスデータが前記ライセンス記憶手段に記憶されていないアプリケーションを削除対象のアプリケーションと判定することを特徴とすることができる。
これにより、前記特定情報により関連付けられたライセンスデータが前記ライセンス記憶手段にあるか否かといった極めて簡単な処理でアプリケーション削除の要否の判定ができるので、負荷を大幅に軽減することができる。
また、本発明に係るアプリケーション管理装置においては、前記アプリケーション記憶手段は、アプリケーション毎の利用頻度を前記特定情報と関連付けて記憶し、前記アプリケーション削除要否判定手段は、利用頻度が最も低いアプリケーションを削除対象のアプリケーションと判定することを特徴とすることができる。
これにより、前記特定情報により関連付けられたアプリケーションのうち、利用頻度の最も低いアプリケーションを見つけ出すといった極めて簡単な処理でアプリケーション削除の要否の判定ができるので、負荷を大幅に軽減することができる。
また、本発明に係るアプリケーション管理装置においては、前記アプリケーション管理装置は、さらに前記アプリケーション削除要否判定手段により削除対象と判定されたアプリケーションを削除するアプリケーション削除手段を備え、前記アプリケーション記憶手段は、ライセンスの有無を示す第1の削除基準と、当該第1の削除基準と異なる第2の削除基準とを前記特定情報と関連付けて記憶し、前記アプリケーション削除要否判定手段は、判定した削除対象のアプリケーションが複数ある場合に、前記第1及び第2の削除基準を組み合わせて、削除対象のアプリケーションを絞り込み、前記アプリケーション削除手段は、前記アプリケーション削除要否判定手段が絞り込んだ削除対象のアプリケーションを削除することを特徴とすることができる。
これにより、削除対象のアプリケーションが複数あった場合であっても、前記第1及び第2の削除基準を組み合わせて、削除対象のアプリケーションを絞り込むといった極めて簡単な処理で、最適なアプリケーションを削除することができ、しかも、負荷を大幅に軽減することができる。
また、本発明に係るアプリケーション管理装置においては、前記第2の削除基準は、アプリケーションの最終利用日時であり、前記アプリケーション削除手段は、最終利用日時が最も古い複数のアプリケーションのうち、それに対応するライセンスがないものから削除することを特徴とすることもできる。
また、本発明に係るアプリケーション管理装置においては、前記第2の削除基準は、アプリケーションの利用頻度であり、前記アプリケーション削除手段は、利用頻度の低い複数のアプリケーションのうち、それに対応するライセンスがないものから削除することを特徴とすることもできる。
また、本発明に係るアプリケーション管理装置においては、前記第2の削除基準は、アプリケーションの有効期間であり、前記アプリケーション削除手段は、有効期間が超過している複数のアプリケーションのうち、それに対応するライセンスがないものから削除することを特徴とすることもできる。
なお、本発明は、このようなアプリケーション管理装置として実現することができるだけでなく、このようなアプリケーション管理装置が備える特徴的な手段をステップとするアプリケーション管理方法として実現したり、それらのステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体やインターネット等の伝送媒体を介して配信することができるのは言うまでもない。
以上の説明から明らかなように、本発明に係るアプリケーション管理装置によれば、従来のよう時々刻々変化する時変の情報である空き容量を用いずに、変化しない一定の固定情報、特定情報に基づいてそれぞれ判定するので、アプリケーション削除の要否の負荷を大幅に軽減することができるという効果が奏される。また、削除対象とされたアプリケーションを削除するので、アプリケーション記憶手段の空き容量を短時間でかつ簡単に確保することもでき、必要なアプリケーションのダウンロードが確実に実現される。
よって、本発明により、ICカード等におけるアプリケーション管理が容易に行え、複数種類のDRM方式が併存する下でのコンテンツ配信が普及してきた今日における本願発明の実用的価値は極めて高い。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1に係るアプリケーション管理装置が適用されるコンテンツ利用管理システム1の全体構成を示す図である。
コンテンツ利用管理システム1は、伝送路を通じてコンテンツ配信サーバから配信されるコンテンツと、ライセンス配信サーバから配信されるライセンスと、DRMアプリ配信サーバから配信されるDRMアプリとから、ユーザが再生端末機器においてコンテンツを利用するシステムであって、複数のコンテンツ配信サーバ10a,10b,10c,…と、複数のライセンス配信サーバ20a,20b,20c,…と、複数のDRMアプリ配信サーバ30a,30b,30c,…と、システムサーバ40と、複数の再生端末機器50a,50b,50c,…と、これらを相互に通信可能に接続する有線または無線の伝送路60とから構成される。
コンテンツ配信サーバ10a,10b,10c,…は、伝送路60を通じて再生端末機器50a,50b,50c,…にコンテンツを配信するためのサーバ装置であり、ワークステーション等により実現される。具体的には、コンテンツ配信サーバ10a,10b,10c,…は、MPEG−2(Moving Picture Experts Group)やMPEG−4等の圧縮方式によりデジタル圧縮され、必要に応じてAES(Advanced Encryption Standard)やTriple DES(Data Encryption Standard)等により暗号化されたコンテンツを配信する。
例えば、インターネットの場合は、RTP(Realtime Transfer Protocol)/UDP(User Datagram Protocol)等のプロトコルを用いてコンテンツをストリーミングするサーバ装置であったり、FTP(File Transfer Protoctol)やHTTP(HyperText Transfer Protocol)等のプロトコルでダウンロードコンテンツを提供するサーバ装置であったりする。
また、デジタル放送の場合は、MPEG−2 TS(Transport Stream)でストリーム型コンテンツを提供する送出装置であったり、ARIB(Association of Radio Industries and Businesses) STD−B24等に示されているデータカルーセル伝送方式に基づいた蓄積型コンテンツを提供する送出装置であったりする。
なお、本実施の形態では、コンテンツ配信サーバ10a,10b,10c,…はダウンロードコンテンツを提供するサーバ装置として説明する。
また、コンテンツ配信サーバ10a,10b,10c,…から配信されるコンテンツ70は、図2に示されるように、コンテンツID71と、暗号化コンテンツデータ72とから構成されるデータ構造を有している。この暗号化コンテンツデータ72の暗号アルゴリズムは、AESやTriple DES等の共通鍵暗号アルゴリズムが用いられるのが一般的である。
ライセンス配信サーバ20a,20b,20c,…は、ユーザが所有するコンテンツの利用条件を管理し、ユーザにコンテンツのライセンスを付与するサーバ装置である。具体的には、ライセンス配信サーバ20a,20b,20c,…は、ユーザ毎、あるいは、再生端末機器50a,50b,50c,…毎に、それぞれが所有するコンテンツの利用条件を権利管理方式毎に管理しておき、ユーザからの要求に基づきライセンスを生成し、伝送路60を通じて、ライセンスを再生端末機器50a,50b,50c,…に配信する。ここで、コンテンツ配信サービスにおいてコンテンツ利用を制御する権利管理は、ライセンス配信サーバ20aにおいてはメーカーαが提供する権利管理方式Aに、ライセンス配信サーバ20bにおいてはメーカーβが提供する権利管理方式Bに、ライセンス配信サーバ20cにおいてはメーカーγが提供する権利管理方式Cに、…、基づいてそれぞれ行うものとする。
なお、ライセンス配信サーバ20a,20b,20c,…から配信されるライセンス80は、図3に示されるように、このライセンスを処理するDRMアプリを一意に特定するDRMアプリID91と、このライセンスを一意に特定するライセンスID82と、ライセンスデータ83とから構成されるデータ構造を有している。ライセンスデータ83は、このライセンスが適用されるコンテンツのコンテンツIDと、暗号化されたコンテンツを復号するための復号鍵(コンテンツ鍵)と、コンテンツの利用制御に関わる情報(利用条件)から構成されるデータである。ここで、利用条件としては、コンテンツIDによって指定されたコンテンツの最大利用回数を特定するための情報である利用回数や、コンテンツIDによって指定されたコンテンツの累積利用時間を特定するための情報である利用時間、コンテンツIDによって指定されたコンテンツを利用可能な期限を特定するための情報である利用期限などがあり、各メーカーは、これらの何れか1つまたはこれらの任意の組み合わせで利用条件として設定することができる。
また、ライセンス等のデータを、伝送路60を通じて、ライセンス配信サーバ20a,20b,20c,…と再生端末機器50a,50b,50c,…との間で送受信する場合には、セキュリティを確保するため、安全な認証チャネル(Secure Authenticated Channel、以下、SACと記述)を確立してから、データの送受信を行う。
DRMアプリ配信サーバ30a,30b,30c,…は、ユーザからの要求に基づき、伝送路60を通じて、ユーザが所有するライセンスを処理するDRMアプリを再生端末機器50a,50b,50c,…に配信するサーバ装置である。具体的には、DRMアプリ配信サーバ30a,30b,30c,…は、ライセンスの権利管理方式毎にDRMアプリを管理しておき、ユーザからの要求に基づき、伝送路60を通じて、DRMアプリを再生端末機器50a,50b,50c,…に配信する。ここで、コンテンツ配信サービスにおいてコンテンツ利用を制御する権利管理は、DRMアプリ配信サーバ30aにおいてはメーカーαが提供する権利管理方式Aに、DRMアプリ配信サーバ30bにおいてはメーカーβが提供する権利管理方式Bに、DRMアプリ配信サーバ30cにおいてはメーカーγが提供する権利管理方式Cに、…、基づいてそれぞれ行うものとする。
なお、DRMアプリ配信サーバ30a,30b,30c,…から配信されるDRMアプリ90は、図4に示されるように、このDRMアプリを一意に特定するDRMアプリID91と、ライセンスを処理するDRMアプリデータ92と、このDRMアプリのWeb上のアドレスを示す配信サーバのURI(Uniform Resource Identifier)93とから構成されるデータ構造を有している。なお、DRMアプリ90は、DRMアプリIDを特定情報として、ライセンス80と対応付けられており、主としてライセンスデータ83に含まれる利用条件の下でコンテンツ利用を制御したり、利用権が消尽したライセンスを削除したりするプログラムであり、ハックを避けるため、有効期間が定められている。また、ここでは、DRMアプリIDを特定情報として、ライセンス80と対応付けられているとして説明するが、ライセンスIDを特定情報として、ライセンス80と対応付けるようにして、実施してもよい。
また、DRMアプリ90等のデータを、伝送路60を通じて、DRMアプリ配信サーバ30a,30b,30c,…と再生端末機器50a,50b,50c,…との間で送受信する場合には、ライセンス80の場合と同様、セキュリティを確保するため、SACを確立してから、データの送受信を行う。
システムサーバ40は、再生端末機器50a,50b,50c,…からの要求に基づいて、伝送路60を通じて、このシステムで提供されるコンテンツの一覧情報や、ユーザが所望するコンテンツを提供するコンテンツ配信サーバ10a,10b,10c,…のURI、そのコンテンツに対するライセンスを提供するライセンス配信サーバ20a,20b,20c,…のURI、そのライセンスを処理するDRMアプリを提供するDRMアプリ配信サーバ30a,30b,30c,…のURI等を知らせるサーバ装置である。つまり、システムサーバ40は、このコンテンツ利用管理システム1における総合案内係の役割を果たす。
伝送路60は、コンテンツ配信サーバ10a,10b,10c,…、ライセンス配信サーバ20a,20b,20c,…、DRMアプリ配信サーバ30a,30b,30c,…、システムサーバ40及び再生端末機器50a,50b,50c,…を相互に接続する通信路である。例えば、伝送路60は、インターネット等の通信ネットワークや、デジタル放送、あるいは、これらが複合したネットワークである。
再生端末機器50a,50b,50c,…は、伝送路60と接続する機能を有し、ユーザがコンテンツをモニター画面などで利用したり、記録メディアにコンテンツを書き出したりするための端末装置である。具体的には、再生端末機器50a,50b,50c,…は、デジタル放送を受信するためのSTB(Set Top Box)、デジタルTV、DVD(Digital Versatile Disc)レコーダ、HDD(Hard Disk Drive)レコーダ、PC(Personal Computer)などのコンテンツ表示装置、レコーダ、あるいは、これらの複合機器であり、再生制御部51と、DRMデバイス52とを備える。
再生制御部51は、コンテンツ配信サーバ10a,10b,10c,…から配信されたコンテンツ70を記憶したり、管理したりするためのコンテンツDB516を備え、暗号化されたコンテンツを復号したり、再生したりする。DRMデバイス52は、ICカードや、ICチップ等の耐タンパなモジュールであり、DRMアプリ配信サーバ30a,30b,30c,…から配信されたDRMアプリ90を記憶したり、管理したりするためのDRMアプリDB520と、ライセンス配信サーバ20a,20b,20c,…から配信されたライセンス80を記憶したり、管理するためのライセンスDB521とを備え、コンテンツの再生に際して、そのコンテンツに対応するライセンスを処理するDRMアプリを起動し、コンテンツ鍵を再生制御部51に渡したり、利用条件の範囲内でのコンテンツの再生を制御したりする。また、DRMデバイス52は、再生端末機器50a,50b,50c,…の電源オン時等にDRMアプリDB520に記憶されているDRMアプリの要否を判定し、判定結果に基づいて不要なDRMアプリを削除する。
図5は、図1に示される再生端末機器50a,50b,50c,…の詳細な構成を示す機能ブロック図である。なお、図5において再生端末機器50a,50b,50c,…の機能構成は、再生端末機器50aをその代表とし、再生端末機器50として図示している。
再生端末機器50の再生制御部51は、上記コンテンツDB516の他、ユーザ操作受付部511、通信部512、端末ID蓄積部513、接続部514、通知部515、コンテンツ復号部517、コンテンツ再生部518を備える。
ユーザ操作受付部511は、キーボードなどの入力操作部を備え、ユーザから、電源オンの入力操作や、利用するコンテンツ、ライセンス、DRMアプリのダウンロードの入力操作などを受け付ける。
通信部512は、コンテンツ配信サーバ10a,10b,10c,…、ライセンス配信サーバ20a,20b,20c,…、DRMアプリ配信サーバ30a,30b,30c,…及びシステムサーバ40と通信を行う。
端末ID蓄積部513は、再生端末機器50に固有の端末ID、公開鍵証明書、公開鍵無効化リスト(Certificate Revocation List;以下、「CRL」とも記す。)等を蓄積する。
接続部514は、DRMデバイス52と通信可能に接続する通信インターフェースであり、DRMデバイス52との間で相互認証したり、SAC通信手法の1つであるSSL(Secure Socket Layer)などのセキュアな通信路を確立し、コンテンツ鍵などをセキュアに受信する。
通知部515は、コンテンツ配信サーバ10a,10b,10c,…、ライセンス配信サーバ20a,20b,20c,…、DRMアプリ配信サーバ30a,30b,30c,…及びシステムサーバ40や、DRMデバイス52からの通知メッセージを表示器に送り、表示させる。
コンテンツDB516は、コンテンツ配信サーバ10a,10b,10c,…から取得した暗号化コンテンツを格納する。
コンテンツ復号部517は、DRMデバイス52から渡されたコンテンツ鍵で暗号化コンテンツを復号する。
コンテンツ再生部518は、DRMデバイス52の管理の下で、復号されたコンテンツを再生する。
DRMデバイス52は、上記DRMアプリDB520及びライセンスDB521の他、モジュールID蓄積部522、接続部523、DRMアプリ追加部524、DRMアプリ実行部525、DRMアプリ削除部526、DRMアプリ削除判定部527、DRMアプリコピー管理部528、ハッシュ値算出部529及びライセンス管理部530を備える。
DRMアプリDB520は、DRMアプリ配信サーバ30a,30b,30c,…から配信されたDRMアプリ90を記憶したり、管理したりするための記憶媒体、具体的にはメモリである。そして、DRMアプリDB520のデータ構造は、図6に示されるように、DRMアプリに固有の識別子を示すDRMアプリID5201と、DRMアプリの本体であるDRMアプリデータ5202と、DRMアプリの配信サーバのURIを示すDRMアプリ配信元情報5203と、DRMアプリ削除判定部527によるDRMアプリの削除の要否の判定結果を格納するための削除要否フラグ5204とから構成される。なお、削除要否フラグ5204のフィールドに示される「0」は削除不要を、「1」は削除要を、それぞれ示している。
ライセンスDB521は、ライセンス配信サーバ20a,20b,20c,…から配信されたライセンス80を記憶したり、管理するための記憶媒体、具体的にはメモリである。そして、ライセンスDB521のデータ構造は、図7に示されるように、ライセンス80を処理するDRMアプリ90を特定するためのDRMアプリID5201と、ライセンス80に固有の識別子を示すライセンスID5212と、ライセンス80の本体、すなわちライセンスのバイナリーデータを示すライセンスデータ5213とから構成される。
モジュールID蓄積部522は、DRMデバイス52に固有のモジュールIDの他、DRMデバイス52の公開鍵証明書、CRL等を蓄積する。
接続部523は、再生制御部51と通信可能に接続する通信インターフェースであり、再生制御部51や、ライセンス配信サーバ20a,20b,20c,…や、DRMアプリ配信サーバ30a,30b,30c,…との間で相互に認証したり、SAC通信手法の1つであるSSL(Secure Socket Layer)などのセキュアな通信路を確立し、発行を受けたライセンスなどをセキュアに受信したり、コンテンツ鍵を渡したりする。
DRMアプリ追加部524は、他の再生端末機器50のDRMデバイス52に対して保持するDRMアプリ90のコピー要求を送信し、他の再生端末機器50のDRMデバイス52から送信されてきたDRMアプリのURI及びDRMアプリのハッシュ値を受信したり、URIによって特定されるDRMアプリ配信サーバ30a,30b,30c,…に対してライセンス80のダウロード要求を送信したりする。
DRMアプリ実行部525は、DRMアプリDB520からDRMアプリを読み出してCPUが実行することにより実現され、ライセンスに含まれる利用条件の解釈及び更新処理、ライセンスの削除処理等を行う。具体的には、DRMアプリ実行部525は、コンテンツに対応するライセンスまたはユーザに指定されたライセンスをライセンスDB521から検索し、そのライセンスの権利管理方式を識別するとともに、識別された権利管理方式に対応する利用条件を特定する。また、DRMアプリ実行部525は、ライセンスに記述されている利用条件を読み取って、コンテンツの利用可否を判定させたり、ライセンスに記述されているコンテンツ鍵をコンテンツ復号部517に渡す機能を備える。また、DRMアプリ実行部525は、コンテンツ復号部517によって復号されたコンテンツをコンテンツ再生部518に渡し、コンテンツ再生部518にコンテンツを再生させる。さらに、DRMアプリ実行部525は、コンテンツの利用回数が利用条件で定められる利用回数に達した場合や、利用条件で定められる利用期限が過ぎたような場合、つまり利用権が消尽されたような場合、このライセンスをライセンスDB521から削除する。
DRMアプリ削除判定部527は、所定のタイミングでDRMアプリDB520に記録されているDRMアプリの削除の要否を判定する。
DRMアプリ削除部526は、DRMアプリ削除判定部527により削除要と判定されたDRMアプリをDRMアプリDB520から削除する。
DRMアプリコピー管理部528は、他の再生端末機器50のDRMデバイス52からDRMアプリDB520に記憶しているDRMアプリのコピー要求を受けた場合、他の再生端末機器50のDRMデバイス52に対してDRMアプリのURI及びDRMアプリのハッシュ値をレスポンスとして送信する。
ハッシュ値算出部529は、DRMアプリ配信サーバ30a,30b,30c,…から取得したDRMアプリのハッシュ値や、DRMアプリDB520に記憶されているDRMアプリのハッシュ値を算出する。
ライセンス管理部530は、ライセンス要求メッセージを生成し、ライセンス配信サーバ20a,20b,20c,…にライセンスの取得要求を行ったり、取得したライセンスをライセンスDB521に格納したりする。
なお、再生端末機器50の各種データ格納部は、メモリやHDD等の記憶媒体で実現され、データ格納部以外の各部はLSI等のハードウェアあるいはCPU、RAM、ROM等を利用して実行されるプログラム等によって実現される。
また、上記DRMアプリDB520と、DRMアプリ削除部526と、DRMアプリ削除判定部527とで、アプリケーション管理装置54が構成される。また、アプリケーション管理装置54は、必要に応じて、さらにライセンスDB521や、ライセンス管理部530、通知部515、ユーザ操作受付部511を含む構成であってもよい。
このように、構成された再生端末機器50では、コンテンツを利用するためのライセンスをダウロードしたり、ライセンスを制御するためのDRMアプリをダウンロードしたり、ライセンスとDRMアプリとを対応付けて管理することで、コンテンツを利用することができ、DRMアプリを逐次追加することで様々な方式の管理方式にも対処することができる。
ところで、あるユーザが再生端末機器50を増設したような場合、増設した再生端末機器50においても元の再生端末機器50と同様にコンテンツの利用を望む場合がある。このような場合、前から所持している再生端末機器50(例えば再生端末機器50a)から増設した再生端末機器50(例えば再生端末機器50b)にコンテンツ及びライセンスを移動(move)する前提として、DRMアプリについて、再生端末機器50bのDRMデバイス52においても再生端末機器50aのDRMデバイス52と同じ環境に整えておく必要がある。つまり、再生端末機器50bのDRMデバイス52のDRMアプリDB520に再生端末機器50aのDRMデバイス52が保持するDRMアプリと同じDRMアプリを全て格納しておく必要がある。
このように環境を整えるため、再生端末機器50aのDRMデバイス52から再生端末機器50bのDRMデバイス52にDRMアプリを全てコピーすることが考えられる。しかし、再生端末機器50aのDRMデバイス52(以下、「2次配信元デバイス」とも記す。)のアプリケーションがハックされているような場合があり、ハックされているDRMアプリを再生端末機器50bのDRMデバイス52(以下、「2次配信先デバイス」とも記す。)にコピーするのは好ましくない。
その一方、システムサーバ40にアクセスし、システムサーバ40に教えてもらったDRMアプリ配信サーバ30a,30b,30c,…からDRMアプリをダウンロードし、2次配信先デバイスを2次配信元デバイスと同じ環境に整えることが考えられるが、2次配信元デバイスにどんなDRMアプリが格納されているか調べたり、DRMアプリ配信サーバ30a,30b,30c,…のURIを調べたりする煩雑な作業が必要となる。また、DRMアプリ配信サーバ30a,30b,30c,…から間違って別のDRMアプリをダウンロードするような事態も考えられる。
そこで、2次配信元デバイスは、2次配信先デバイスへ、DRMアプリ配信サーバのURlとハッシュ値を通知する。そして、2次配信先デバイスは、通知されたサーバからDRMアプリを取得し、取得したDRMアプリのハッシュ値と2次配信元から通知されたハッシュ値が一致することを確認することで、DRMアプリが2次配信元のものと一致していることが確認でき、さらに、DRMアプリ配信サーバからDRMアプリを直接取得することで取得したDRMアプリが改ざんされていないことを保証できるように構成されている。
図8は、2次配信元デバイス、2次配信先デバイス及びDRMアプリ配信サーバ間で行われる概略の処理の手順を示す図である。
(1) 2次配信先デバイスは、まず2次配信元デバイスにDRMアプリのコピー(all copy)を要求する。
(2) all copyのコピー要求を受けると、2次配信元デバイスは、コピーすべきDRMアプリのDRMアプリIDと、そのDRMアプリを配信するサーバを特定するURIと、DRMアプリのハッシュ値とを一覧にしたリストを2次配信先デバイスに送信する。
(3) 2次配信先デバイスは、取得したURIで特定されるサーバに接続し、該当するDRMアプリIDを含むDRMアプリ取得要求を送信して、DRMアプリを取得する。この処理を取得したリストにあるDRMアプリに対して全て実行する。
(4) 要求を受けたDRMアプリ配信サーバは、2次配信先デバイスにDRMアプリを送信する。
(5) DRMアプリを受信すると、2次配信先デバイスは、受信したDRMアプリのハッシュ値を算出し、算出したハッシュ値が2次配信元から通知されたハッシュ値と一致することを確認し、一致している場合にDRMアプリDB520に記憶する。
次いで、DRMアプリのコピー処理の詳細を説明する。
図9は、DRMアプリのコピー処理の詳細を示すフローチャートである。なお、ここでは、再生端末機器50aのDRMデバイス52と再生端末機器50bのDRMデバイス52とで、つまり2次配信元デバイスと2次配信先デバイスとの間で行われるものとして説明する。
再生端末機器50bのユーザ操作受付部511がユーザからのコピー指示を受け付けると、2次配信先デバイスのDRMアプリ追加部524は、DRMアプリのコピー要求を生成し、送信する(S101)。
2次配信元デバイスのDRMアプリコピー管理部528は、DRMアプリDB520にDRMアプリが有るか否か判断する(S102)。DRMアプリDB520にDRMアプリが有る場合、DRMアプリコピー管理部528は、DRMアプリデータ及び取得先URIを全て取得する(S103)。そして、ハッシュ値算出部529は、DRMアプリコピー管理部528が取得した全てのDRMアプリデータのハッシュ値をそれぞれ算出する(S104)。次いで、DRMアプリコピー管理部528は、レスポンスを生成し、送信する(S105)。
ここで、DRMアプリDB520にDRMアプリが有る場合、レスポンスには、DRMアプリ配信サーバのURIと、DRMアプリデータのハッシュ値とが含まれる。また、DRMアプリDB520にDRMアプリが無かった場合、レスポンスには、DRMアプリなしのメッセージが含められる。
レスポンスを受信すると、2次配信先デバイスのDRMアプリ追加部524は、そのレスポンスにDRMアプリ配信サーバ30a,30b,30c,…のURIが有るか否か判断する(S106)。DRMアプリ配信サーバ30a,30b,30c,…のURIが有る場合、DRMアプリ追加部524は、URIで特定されるDRMアプリ配信サーバ30a、30b、30c、…との間でDRMアプリ取得処理を実行する(S107)。
図10は、図9のDRMアプリ取得処理(S107)のシーケンスを示す図である。なお、ここでは、再生端末機器50bのDRMデバイス52(DRMアプリ追加部524)と、このURIで特定されるDRMアプリ配信サーバ30aとの間で行われる場合について説明する。
再生端末機器50bのDRMデバイス52(DRMアプリ追加部524)は、レスポンスに含まれるURIをセットする(S1071)。なお、ここではこのURIがDRMアプリ配信サーバ30aのURIであるものとして説明する。
URIがセットされると、接続部523は、URIで特定されるDRMアプリ配信サーバとの間で公開鍵証明書を交換し、相互認証する(S1072)。具体的には、交換した公開鍵証明書の署名をチェックし、さらにDRMデバイス52のモジュールIDやDRMアプリ配信サーバ30aのURIがCRLに載っていないかをチェックすることにより、通信相手の正当性を確認する。相互認証が終わると、接続部523はURIで特定されるDRMアプリ配信サーバ30aとの間でSACを形成する(S1072)。具体的には、接続部523はDRMアプリ配信サーバ30aとの間で、乱数を相互に交換し、次いで、交換した乱数に対する電子署名を相互に交換し、さらに相互に交換した乱数と相互に交換した電子署名とに基づいて共通のセッション鍵を生成し、セッション鍵で暗号通信する。
SACが形成されると、DRMアプリ追加部524は、ダウロード要求を生成し(S1074)、生成したダウンロード要求をDRMアプリ配信サーバ30aに送信する(S1075)。
ダウンロード要求を受信すると、DRMアプリ配信サーバ30aは、ハードディスク等から要求されたDRMアプリを読み出し(S1076)、読み出したDRMアプリを再生端末機器50bに送信する(S1077)。
このようにして、DRMアプリ追加部524は、DRMアプリ配信サーバ30aから必要なDRMアプリを取得し(S1078)、図9に示されるメインルーチンにリターンする。
なおここでは、URIで特定されるDRMアプリ配信サーバ30aとの間のシーケンスについて説明したが、レスポンスに複数のURIが含まれている場合には、他のURIで特定されるDRMアプリ配信サーバとの間でも、同様のシーケンスが行われ、必要なDRMアプリがダウンロードされる。
DRMアプリを取得すると、ハッシュ値算出部529は、取得したDRMアプリのハッシュ値を算出する(S108)。ハッシュ値が算出されると、DRMアプリ追加部524は、ステップS108で算出されたハッシュ値が、コピー先から取得したハッシュ値(つまり、再生端末機器50aのDRMデバイス52から通知されたハッシュ値)と一致するか否か判断する(S109)。
ハッシュ値が一致する場合、DRMアプリ追加部524は、DRMアプリDB520にDRMアプリを記録し(S110)、DRMアプリのコピー処理を終了する。
一方、ハッシュ値が一致しない場合(S109でNo)、DRMアプリDB520にDRMアプリを記録することなく、DRMアプリのコピー処理を終了する。再生端末機器50aのDRMデバイス52からDRMアプリの取得先を受信しなかった場合にも(S106でNo)、DRMアプリのコピー処理を終了する。なお、ハッシュ値が一致しない場合、通知部515を介してハックの可能性有り等の警告のメッセージを通知してもよい。また、再生端末機器50aのDRMデバイス52からDRMアプリの取得先を受信しなかった場合にも、通知部515を介して2次配信元デバイスにコピー対象のDRMアプリが存在しない旨のメッセージを通知してもよい。
これにより、ハックされているDRMアプリを2次配信先デバイスにコピーしたりする事態が避けられ、2次配信元デバイスにどんなDRMアプリが格納されているか調べたり、DRMアプリ配信サーバ30a,30b,30c,…のURIを調べたりする煩雑な作業が不要となる。また、DRMアプリ配信サーバ30a,30b,30c,…から間違って別のDRMアプリをダウンロードするような事態も避けられる。また、DRMアプリ配信サーバ30a,30b,30c,…のアプリがその後ハックされているような場合にも、これをインストールする事態を避けることもできる。したがって、2次配信先デバイスを、同じであることが保証された正規のDRMアプリだけで、2次配信元デバイスと同じ環境に整えることができる。
なお、ここでは、DRMアプリの同一性を確認するデータとしてハッシュ値を用いているが、同一性を確認するデータとしてDRMアプリのバージョンや、DRMアプリの作成年月日を用いてもよい。
次いで、再生端末機器50で行われるDRMアプリ削除処理について説明する。
図11は、再生端末機器50の再生制御部51とDRMデバイス52との間で行われるDRMアプリ削除処理の動作を示すフローチャートである。
ユーザによって電源ON操作や、DRMアプリのダウンロード操作が再生制御部51のユーザ操作受付部511に対して行われた場合、ユーザ操作受付部511は、DRMアプリ削除要求を生成し、通信部512を介して送信する(S201)。
再生制御部51からのDRMアプリ削除要求を接続部523を介して受信すると、DRMデバイス52のDRMアプリ削除判定部527は、DRMアプリDB520に削除判定未処理のDRMアプリが有るか否か判断する(S202)。具体的には、DRMアプリDB520をサーチし、DRMアプリDB520にDRMアプリが格納されているレコード(例えば、0x000Aのレコード)が有る場合、そのレコードが最後のレコードであるか否か判断する。
DRMアプリDB520に削除判定未処理のDRMアプリが有る場合、DRMアプリ削除判定部527は、判定対象のDRMアプリを決定し(S203)、決定したDRMアプリに対応するライセンスがライセンスDB521に有るか否か判断する(S204)。具体的には、判定対象のDRMアプリのDRMアプリID5201を「0x000A」に決定し、このDRMアプリID5201「0x000A」に対応するライセンスが、ライセンスDB521に有るか否か判断する。つまり、DRMアプリID5201をキーとしてライセンスDB521におけるライセンスの有無を判断する。
判断の結果、決定したDRMアプリに対応するライセンスがライセンスDB521に有る場合、DRMアプリ削除判定部527は、削除不要アプリと判定し(S205)、ステップS202に戻る。これに対して、判断の結果、決定したDRMアプリに対応するライセンスがライセンスDB521に無い場合、DRMアプリ削除判定部527は、削除必要アプリと判定し(S206)、ステップS202に戻る。
具体的には、ライセンスDB521にDRMアプリID5201と対応付けされたDRMアプリが有る場合、削除要否フラグ5204に「0」をセットし、DRMアプリが無い場合、削除要否フラグ5204に「1」をセットする。なお、DRMアプリID5201が「0x000A」である場合、ライセンスDB521にライセンスが有るので、削除要否フラグ5204には「0」がセットされる。
そして、DRMアプリDB520に登録されている削除判定未処理のDRMアプリについて、削除不要アプリとの判定(S205)、あるいは削除必要との判定(S206)を繰り返し実行する。
これにより、DRMアプリID5201が「0x000B」である場合、ライセンスDB521にライセンスが無いので、そのレコードの削除要否フラグ5204には「1」がセットされ、DRMアプリID5201が「0x000C」である場合、ライセンスDB521にライセンスが有るので、削除要否フラグ5204には「0」がセットされる。
DRMアプリDB520に登録されている削除判定未処理のDRMアプリが無くなると、DRMアプリ削除部526は、削除対象のDRMアプリを削除し(S207)、DRMアプリ削除結果を接続部523を介して再生制御部51に送信する(S208)。具体的には、DRMアプリ削除判定部527は、ライセンスDB521の2番目のレコードのDRMアプリID「0x000B」のレコードを削除し、DRMアプリID「0x000B」のDRMアプリを削除した旨を送信する。
接続部514を介してDRMデバイス52からDRMアプリ削除結果を受信すると、再生制御部51の通知部515は、DRMアプリ削除結果を表示器に表示させる(S209)。
以上のように、本実施の形態に係るアプリケーション管理装置54によれば、これにより、従来のように時々刻々変化する時変の情報である空き容量を用いずに、変化しない一定の固定情報、特定情報(DRMアプリID5201)に基づいてそれぞれ判定するので、つまり、特定情報により関連付けられたライセンスデータがライセンスDB521に有るか否かといった負荷のかからない極めて簡単な処理でアプリケーション削除の要否の判定ができるので、負荷を大幅に軽減することができる。しかも、削除対象とされたDRMアプリを削除することにより、DRMアプリDB520の空き容量を確保することができ、必要なDRMアプリのダウンロードに備えることができる。
なお、上述の実施の形態では、対応するライセンスの無いDRMアプリを削除対象として判定したが、DRMアプリの利用頻度の低いものを削除対象、つまり不要アプリと判定するようにしてもよい。この場合、図12に示されるように、DRMアプリDB520に例えば一定期間のDRMアプリの利用頻度を計測するための利用頻度5205のフィールドを設け、DRMアプリが利用される毎にその日の利用回数をインクリメントしておけばよい。これによっても、DRMアプリ削除処理の際にDRMアプリ削除判定部527は、利用頻度の最も低いDRMアプリ(図示例ではDRMアプリID5201「0x000B」)のレコードに削除要否フラグ「1」を設定することができる。
これにより、DRMアプリID5201により関連付けられたアプリケーションのうち、利用頻度の最も低いアプリケーションを見つけ出すといった極めて簡単な処理でアプリケーション削除の要否の判定ができるので、負荷を大幅に軽減することができる。
また、上記実施の形態では、削除対象が特定されると、DRMアプリ削除部526は不要と判定されたDRMアプリを直ちに削除したが、ユーザからの許可を受けてから削除対象のDRMアプリを削除するようにしてもよい。この場合、DRMアプリの削除処理において、図13に示されるように、ステップS210〜S213を追加すればよい。つまり、削除判定未処理のDRMアプリが無くなると(S202で無)、DRMアプリ削除部526は、まず再生制御部51に削除対処を送信し(S210)、リクエストを待つ。再生制御部51の通知部515は削除対象を受信しこれを表示器に表示させる(S211)。ユーザ操作受付部511は、ユーザの指示に基づいて削除OKまたはNoのリクエストを生成し、送信する(S212)。DRMアプリ削除部526は、リクエストが削除OKであるか否か判断し(S213)、削除OKであれば(S213でYes)、削除対象のDRMアプリを削除する(S207)。削除OKでなければ(S213でNo)、DRMアプリ削除部526は、DRMアプリの削除処理を中止し、削除処理を中止した旨のメッセージを接続部523を介して再生制御部51に送信する。
さらに、上記実施の形態では、ユーザ操作受付部511が電源オンの操作や、DRMアプリのダウロード操作を受け付けた場合に、DRMアプリの削除処理を開始したが、ライセンス管理部530がライセンスDB521から消尽したライセンスを削除した場合に、これをトリガーとしてDRMアプリの削除処理を開始するようにしてもよく、ユーザ操作受付部511がDRMアプリの削除処理開始の指示をユーザから受けた場合にDRMアプリの削除処理を開始してもよい。
また、上記実施の形態では、特定情報としてDRMアプリID5201を用いたが、ライセンスID5212等の他の情報を特定情報として用いてもよく、この場合にはこの特定情報にあわせてDRMアプリDB520及びライセンスDB521を構成すればよい。
また、ライセンスの有無や、アプリケーションの利用頻度単独で削除対象のアプリケーションを判定する場合に限られず、判定した削除対象のアプリケーションが複数ある場合に、ライセンスの有無と、ライセンスの有無を除く他の削除基準(例えば、アプリケーションの最終利用日時や、アプリケーションの利用頻度、アプリケーションの有効期間)とを組み合わせて、削除対象のアプリケーションを絞り込み、絞り込んだ削除対象のアプリケーションを削除するようにしてもよい。これにより、削除対象のアプリケーションが複数あった場合であっても、ライセンスの有無と、他の削除基準とを組み合わせて、削除対象のアプリケーションを絞り込むといった極めて簡単な処理で、最適なアプリケーションを削除することができ、しかも、負荷を大幅に軽減することができる。
より具体的には、他の削除基準がアプリケーションの最終利用日時であれば、図14に示されるように、DRMアプリDB520に最終利用日時5206の欄を設け、DRMアプリDB520においてDRMアプリIDと対応付けて最終利用日時を管理すればよい。そして、最終利用日時から最も古い複数のアプリケーションを選び、最終利用日時が最も古い複数のアプリケーションのうち、それに対応するライセンスが無いものから削除すればよい。
また、他の基準がアプリケーションの利用頻度であれば、図12に示されるDRMアプリDB520を用い、利用頻度の低い複数のアプリケーションを選び、そのうち、それに対応するライセンスが無いものから削除すればよい。
さらに、他の削除基準がアプリケーションの有効期間であれば、図15に示されるように、DRMアプリDB520にアプリケーションの有効期間5207の欄を設け、DRMアプリDB520においてDRMアプリIDと対応付けて有効期間を管理すればよい。そして、有効期間が超過している複数のアプリケーションを選び、そのうち、それに対応するライセンスが無いものから削除すればよい。
また、アプリケーションの最終利用日時、アプリケーションの利用頻度及びアプリケーションの有効期間の少なくとも2以上を他の削除基準として、DRMアプリDB520においてDRMアプリIDと対応付けて管理し、複数の組み合わせから削除対象の候補となる複数のアプリケーションを選び、そのうち、それに対応するライセンスがないものから削除するようにしてもよい。
本発明のアプリケーション管理装置は、複数の権利管理方式が混在する環境下で、デジタルコンテンツの著作権を保護しつつ、様々なデジタルコンテンツを利用するコンテンツ再生装置、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話機、STB(Set Top Box)などに用いられ、コンテンツデータと対応したライセンスデータを処理するためのプログラムであるアプリケーションを管理するアプリケーション管理装置として有用である。
本実施の形態1に係るアプリケーション管理装置が適用されるコンテンツ利用管理システム1の全体構成を示す図である。 図1に示されるコンテンツ70のデータ構成を示す図である。 図1に示されるライセンス80のデータ構成を示す図である。 図1に示されるDRMアプリ90のデータ構成を示す図である。 図5は、図1に示される再生端末機器の詳細な構成を示す機能ブロック図である。 DRMアプリDB520で管理されるデータのデータ構造を示す図である。 ライセンスDB521で管理されるデータのデータ構造を示す図である。 2次配信元デバイス、2次配信先デバイス及びDRMアプリ配信サーバ間で行われる処理の概略手順を示す図である。 DRMアプリのコピー処理の詳細を示すフローチャートである。 図9のDRMアプリ取得処理(S107)のシーケンスを示す図である。 再生端末機器50の再生制御部51とDRMデバイス52との間で行われるDRMアプリ削除処理の動作を示すフローチャートである。 DRMアプリDB520で管理されるデータの他のデータ構造を示す図である。 再生端末機器50の再生制御部51とDRMデバイス52との間で行われるDRMアプリ削除処理の他の動作を示すフローチャートである。 DRMアプリDB520で管理されるデータのさらに他のデータ構造を示す図である。 DRMアプリDB520で管理されるデータのさらに他のデータ構造を示す図である。
符号の説明
54 アプリケーション管理装置
511 ユーザ操作受付部
515 通知部
520 DRMアプリDB
521 ライセンスDB
526 DRMアプリ削除部
527 DRMアプリ削除判定部
530 ライセンス管理部

Claims (16)

  1. コンテンツと対応したライセンスを処理するためのプログラムであるアプリケーションを複数管理するアプリケーション管理装置であって、
    前記ライセンスと当該ライセンスを処理するアプリケーションとの対応関係を特定するための特定情報と関連付けて、当該アプリケーションを複数記憶するためのアプリケーション記憶手段と、
    前記アプリケーション記憶手段に記憶されたアプリケーションの削除の要否を、前記特定情報に基づいてそれぞれ判定するアプリケーション削除要否判定手段と
    を備えることを特徴とするアプリケーション管理装置。
  2. 前記アプリケーション管理装置は、さらに前記アプリケーション削除要否判定手段により削除対象と判定されたアプリケーションを削除するアプリケーション削除手段
    を備えることを特徴とする請求項1記載のアプリケーション管理装置。
  3. 前記アプリケーション管理装置は、さらに前記アプリケーション削除手段により削除されたアプリケーションをユーザに提示する第1提示手段
    を備えることを特徴とする請求項2記載のアプリケーション管理装置。
  4. 前記アプリケーション管理装置は、さらに前記アプリケーション削除要否判定手段により削除対象と判定されたアプリケーションをユーザに提示する第2提示手段を備え、
    前記アプリケーション削除手段は、ユーザからの削除指示を受けてから、指示されたアプリケーションを削除する
    ことを特徴とする請求項3記載のアプリケーション管理装置。
  5. 前記アプリケーション管理装置は、さらに
    前記ライセンスデータを、前記特定情報と関連付けて記憶するためのライセンス記憶手段と、
    前記ライセンス記憶手段から利用権が消尽したライセンスを削除するライセンス削除手段とを備え、
    前記アプリケーション削除要否判定手段は、前記ライセンス削除手段によるライセンスの削除をトリガーとして、アプリケーションの要否を判定する
    ことを特徴とする請求項1記載のアプリケーション管理装置。
  6. 前記アプリケーション削除要否判定手段は、ユーザによる電源オン操作及びユーザによるアプリケーションのダウンロード操作の少なくとも一方をトリガーとして、アプリケーションの削除要否を判定する
    ことを特徴とする請求項1記載のアプリケーション管理装置。
  7. 前記特定情報は、前記アプリケーションに固有のアプリケーションID及び前記ライセンスに固有のライセンスIDの少なくとも一方である
    ことを特徴とする請求項1記載のアプリケーション管理装置。
  8. 前記アプリケーション管理装置は、さらに前記ライセンスデータを、前記特定情報と関連付けて記憶するためのライセンス記憶手段を備え、
    前記アプリケーション削除要否判定手段は、前記特定情報により関連付けられたライセンスデータが前記ライセンス記憶手段に記憶されていないアプリケーションを削除対象のアプリケーションと判定する
    ことを特徴とする請求項1記載のアプリケーション管理装置。
  9. 前記アプリケーション記憶手段は、アプリケーション毎の利用頻度を前記特定情報と関連付けて記憶し、
    前記アプリケーション削除要否判定手段は、利用頻度が最も低いアプリケーションを削除対象のアプリケーションと判定する
    ことを特徴とする請求項1記載のアプリケーション管理装置。
  10. 前記アプリケーション管理装置は、さらに前記アプリケーション削除要否判定手段により削除対象と判定されたアプリケーションを削除するアプリケーション削除手段を備え、
    前記アプリケーション記憶手段は、ライセンスの有無を示す第1の削除基準と、当該第1の削除基準と異なる第2の削除基準とを前記特定情報と関連付けて記憶し、
    前記アプリケーション削除要否判定手段は、判定した削除対象のアプリケーションが複数ある場合に、前記第1及び第2の削除基準を組み合わせて、削除対象のアプリケーションを絞り込み、
    前記アプリケーション削除手段は、前記アプリケーション削除要否判定手段が絞り込んだ削除対象のアプリケーションを削除する
    ことを特徴とする請求項1記載のアプリケーション管理装置。
  11. 前記第2の削除基準は、アプリケーションの最終利用日時であり、
    前記アプリケーション削除手段は、最終利用日時が最も古い複数のアプリケーションのうち、それに対応するライセンスがないものから削除する
    ことを特徴とする請求項10記載のアプリケーション管理装置。
  12. 前記第2の削除基準は、アプリケーションの利用頻度であり、
    前記アプリケーション削除手段は、利用頻度の低い複数のアプリケーションのうち、それに対応するライセンスがないものから削除する
    ことを特徴とする請求項10記載のアプリケーション管理装置。
  13. 前記第2の削除基準は、アプリケーションの有効期間であり、
    前記アプリケーション削除手段は、有効期間が超過している複数のアプリケーションのうち、それに対応するライセンスがないものから削除する
    ことを特徴とする請求項10記載のアプリケーション管理装置。
  14. コンテンツデータと対応したライセンスデータを処理するためのプログラムであるアプリケーションを管理するアプリケーション管理方法であって、
    前記ライセンスデータと当該ライセンスデータを処理するアプリケーションとの対応関係を特定するための特定情報と関連付けて、当該アプリケーションをアプリケーション記憶手段に複数格納するアプリケーション格納ステップと、
    前記アプリケーション記憶手段に格納されたアプリケーションの削除の要否を、前記特定情報に基づいてそれぞれ判定するアプリケーション削除要否判定ステップと
    を含むことを特徴とするアプリケーション管理方法。
  15. 請求項14に記載されたアプリケーション管理方法に含まれるステップをコンピュータに実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
  16. コンピュータに請求項14に記載されたアプリケーション管理方法に含まれるステップを実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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