JP2005352416A - 画像形成装置,準備処理開始制御プログラム及び準備処理開始制御方法 - Google Patents

画像形成装置,準備処理開始制御プログラム及び準備処理開始制御方法 Download PDF

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宏夫 直井
Koichi Takenouchi
幸一 竹ノ内
Mitsuru Tokuyama
満 徳山
Toshiaki Ino
利昭 井野
Kiyobumi Morimoto
清文 森本
Yasuhiro Nishimura
泰浩 西村
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Abstract

【課題】 画像形成装置におけるファーストコピータイムの短縮化と感光体ドラム等の像胆持体の寿命の長期化を実現すること。
【解決手段】 原稿の画像データを読み取る読取動作に要する読取時間Tsから,感光体ドラム等の像胆持体を安定化させるための所定の準備処理(前回転動作)に要する準備時間Tbを差し引いた遅れ時間だけ画像データの読取動作開始時T1より遅れた準備処理開始時点T2から,上記準備処理の開始制御を実行する。
【選択図】図3

Description

本発明は,プリンタ,複写機等の電子写真方式の画像形成装置に関し,特に,感光体ドラムや感光体ベルト等の像胆持体に対して行われる所定の準備処理の開始タイミングを制御することにより,ファーストコピータイムの短縮化と上記像胆持体の寿命の延命を図ることが可能な画像形成装置,及びこの画像形成装置の準備処理開始制御方法,並びに準備処理開始制御プログラムに関するものである。
プリンタ機能を備えた複写機や複合機等の画像形成装置には,読み取られた画像データの加工・編集機能や,プリンタ印字中に読み取られた画像データを一旦メモリに格納し,先行する印字処理の終了後に画像データをメモリから読み出して印字出力を行うスキャンコピー機能等が備えられている。また,原稿一枚分以上の容量のメモリを設けることにより,一回の読取動作で複数部の印字出力を行なうリテンションコピー機能を実現することも可能である。しかしながら,このような画像形成装置の多機能化に伴い,ファーストコピータイム(コピースタートから印字出力までの時間)が長くなるという問題が伴い,近年,ファーストコピータイムの短縮化が強く要求されている。
ところで,感光体ドラム等の像胆持体上に可視像を形成する画像形成プロセス(画像形成処理)が実行される条件として,(1)ポリゴンスキャナモータの回転の安定化,(2)原稿の画像データの読取動作の終了,(3)感光体ドラムの回転数や表面電位等の安定化,(4)記録紙の給紙準備の終了等が挙げられる。上記各条件を常に満たす状態に画像形成装置を維持すれば,上記ファーストコピータイムを短縮することができるが,上記(1)及び(3)の条件を常に満足する状態に画像形成装置を維持することにより,上記(1)のポリゴンスキャナモータの回転の安定化に関しては,ポリゴンスキャナモータやその軸受の寿命が短期化するという問題,上記(3)の感光体ドラムの回転数や表面電位等の安定化に関しては,感光体ドラムの寿命が短期化するという問題が発生する。
前者の問題(ポリゴンスキャナモータの寿命の短期化の問題)については,特許文献1に記載された手法を用いることにより解消され得る。即ち,コピースタートキー以外の所定のキーが入力されると同時に上記ポリゴンスキャナモータの駆動を開始することで,ポリゴンスキャナモータの寿命の短期化の問題を解消すると共に,原稿の画像データの読取動作が終了する前に上記ポリゴンスキャナモータの回転を安定化させて(所定の安定回転数に到達させて)ファーストコピータイムを短縮させることができる。また,ポリゴンスキャナモータの回転が安定化するまでの間に原稿の画像データを読み取り,読み取られた画像データをメモリに記憶し,上記ポリゴンスキャナモータの回転が安定化した後に,画像形成プロセスを実行する手法(特許文献2に記載)や,或いは原稿が原稿台にセットされたことを検知したときに上記ポリゴンスキャナモータを駆動させる周知の手法を用いることによっても,上記問題は解消され,ファーストコピータイムの短縮化を実現することが可能である。
一方,後者の問題(即ち,感光体ドラムの寿命の短期化の問題)は,例えば,コピースタートキーが入力されると同時にいわゆる前回転動作(所定の準備処理の一例)を開始させる制御(以下,従来制御という)を行うことによりある程度解消することができる。この場合,原稿の画像データの読取動作が終了する前に上記感光体ドラムが安定状態となるため,ファーストコピータイムの短縮化が実現され得る。なお,上記前回転動作とは,感光体ドラムを所定の回転速度に加速させ,且つ,感光体ドラム表面に電位差や感度差を生じさせないために(不均一な電位,感度とならないように),画像形成プロセスを実行する前に感光体ドラムを予め回転させて感光体ドラム表面の除電,帯電を行う動作をいう。この前回転動作が行われることにより,感光体ドラムを安定化(即ち,回転数及び感光体ドラム全周にわたる帯電電位の安定化)させることができる。
特開2002−304047号公報 特開平8−97947号公報
しかしながら,コピースタートキーが入力されると同時に上記前回転動作を開始させる上記従来制御では,原稿の画像データが読み取られた後に上記感光体ドラムの前回転動作を開始させる駆動制御が行われた場合(図7参照)に較べると感光体ドラムの駆動時間に無駄な(余計な)時間が介在する。そのため,感光体ドラムの寿命が短期化するという問題を完全に解消することはできない。このことを,図6を用いて説明する。なお,図6は原稿の画像データの読取開始と同時に感光体ドラムの前回転動作を開始させる上記従来制御による画像形成プロセスのタイミングチャートである。
図6に示すように,時刻T11にコピースタートキーが押下されると,これと同時にスキャナモータ駆動信号及び感光体ドラム駆動信号がONに切り換えられ,スキャナモータの回転(原稿画像の読取動作)と感光体ドラムの前回転動作が開始される。時刻T12では,前回転動作が終了し,その後は,感光体ドラムを安定状態に維持するため感光体ドラムの回転駆動が継続される。続いて時刻T13ではスキャナモータの駆動が停止(原稿画像の読取動作が終了)され,レーザー書き込み信号がONに切り換えられ,その後,安定状態に維持された感光体ドラムへのレーザー光の書き込みが開始される。そして時刻T14においてレーザー光び書き込みが終了すると,その後,時刻T15で,排紙センサによって記録紙が検知される(即ち,センサ出力信号がLOWからHIに変化する)。更にその後の時刻T16では上記感光体ドラムの駆動が停止され,時刻T17で画像が印字された記録紙が排出されて,排紙センサの出力信号がHIからLOWに戻る。なお,上記タイミングチャートにおいては,T11〜T17までの時間Tf0がファーストコピータイムであり,T11〜T16までの時間Tp1が感光体ドラムの駆動時間であり,そして,T11〜T12までの時間Tbが感光体ドラムの前回転動作に要する時間である。ここで,スキャナの走査速度(スキャン速度)を110mm/s,画像を読み取る原稿サイズをA4,ドラム径Φ30mmの感光体ドラムの周速度を225mm/s,前回転動作を感光体ドラム2回転動作とすると,A4原稿を読み取る時間Ts(T11〜T13)は1.9秒,前回転動作に要する時間Tbは0.8秒となる。
上述の図6のタイミングチャートの説明及び図7のタイミングチャートから容易に理解できるように,読取動作の開始と同時に感光体ドラムの前回転動作が開始されることにより,ファーストコピータイムは最短の時間Tf0(<Tf1(図7))であるのに対し,上記前回転動作の終了時刻T12では未だ読取動作が終了していないため,感光体ドラムの駆動時間Tp1(Tp0(図7))には上記時刻T12からT13までの時間Tw(1.1秒)の無駄な時間が存在することになる。このような無駄な時間Twは,原稿の画像データの読取動作終了時に感光体ドラムの前回転動作を開始させた場合の像形成処理のタイミングチャート(図7参照)には存在しない。即ち,コピースタートキーが入力されると同時に上記前回転動作を開始させる上記従来制御では,原稿の画像データが読み取られた後に上記感光体ドラムの前回転動作を開始させる図7のタイミングチャートによる制御よりも,上記時間Tw(1.1秒)だけ余分に感光体ドラムが回転されるため,感光体ドラムの寿命が短期化するという問題がある。一方,上記感光体ドラムの長寿命化を図るため,図7に示すタイミングチャートによる画像形成プロセスが行われることにより感光体ドラムの回転時間を最小限短縮して寿命を長期化させることが可能であるが,上記前回転動作に要する時間Tb(0,8秒)だけファーストコピータイムTf1(>Tf0(図6))が長くなるため(即ち,印字終了時刻T27(図7参照)が延長されるため),本来の目的であるファーストコピータイムの短縮化を図ることができない。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,ファーストコピータイムの短縮化と感光体ドラム等の像胆持体の寿命の長期化を実現することが可能な画像形成装置,準備処理開始制御プログラム及び準備処理開始制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,原稿の画像印字面を走査して読み取られた画像データに応じた可視像を感光体ドラム等の像胆持体に形成する際に,上記像胆持体に対して所定の準備処理を行う画像形成装置に適用されるものであり,原稿の画像データを読み取る読取動作に要する読取時間から上記準備処理に要する準備時間を差し引いた遅れ時間だけ読取動作開始時より遅れた準備処理開始時点から,上記準備処理の開始制御を実行させるように構成されている。
このように構成されることにより,上記準備時間の終了時期と画像読取動作の終了時期とを一致させることが可能となる。言い換えれば,実際に感光体ドラム等に対してレーザー光の照射やトナー像の現像等の画像形成プロセス(画像形成処理)が開始される時期と画像読取動作の終了時期とを一致させることが可能となる。その結果,読取動作終了後すぐに画像形成プロセスを実行することができるため,感光体ドラム等が無駄に長く回転するという従来制御の問題が解消されて,感光体ドラムの寿命を長期化することができる。また,上記準備時間を待つことなく画像形成プロセスが実行されるため,ファーストコピータイムの短縮化が実現され得る。
また,原稿の画像データを項単位(ページ単位)で読み取るタイプの画像形成装置にあっては,原稿の画像データが読み取られる際に原稿のサイズを検知し,そして,検知された原稿のサイズに基づいて画像データの読取時間を演算するよう構成することで,検出された原稿サイズに応じた読取時間が自動的且つ容易に算出されるため,上記準備処理を開始させる準備処理開始時点を容易に特定することが可能となる。
この場合,上記読取時間を演算する手法として,例えば,副走査方向の走査速度(原稿の画像印字面を走査する速度)と検知された原稿のサイズとに基づいて演算することが考えられる。
また,本発明に係る画像形成装置に,原稿のサイズ毎に予め定められた読取時間を記憶するメモリ等の読取時間記憶手段が設けられている場合は,上記読取時間を演算する手法として,検知された原稿のサイズに応じた読取時間を上記読取時間記憶手段から抽出することが考えられる。このように構成されることにより,CPU等の演算負荷を軽減することができる。
また,上記準備時間と上記読取時間とを比較判断し,この比較判断による比較判断結果に基づいて上記準備処理開始時点からの準備処理を開始させることにより,上記準備処理を的確に開始させることができる。例えば,上記読取時間が上記準備時間以上であると判断された場合にのみ,上記準備処理開始時点からの準備処理を開始させることが考えられる。
また,本発明は,請求項7に記載の如く,上記画像形成装置を制御するコンピュータに以下の各機能を実現させるための準備処理開始制御プログラムとして捉えたもの,或いは,請求項8に記載の如く,上記画像形成装置に適用される準備処理開始制御方法として捉えたものであってもよい。このような準備処理開始制御プログラム或いは準備処理開始制御方法であっても,前記目的,即ち,ファーストコピータイムの短縮化と像胆持体の寿命の長期化を達成することができる。
以上説明したように,本発明は,原稿の画像印字面を走査して読み取られた画像データに応じた可視像を感光体ドラム等の像胆持体に形成する際に,上記像胆持体に対して所定の準備処理を行う画像形成装置に適用されるものであり,原稿の画像データを読み取る読取動作に要する読取時間から上記準備処理に要する準備時間を差し引いた遅れ時間だけ読取動作開始時より遅れた準備処理開始時点から,上記準備処理の開始制御を実行させるように構成されているため,上記準備時間の終了時期と画像読取動作の終了時期とを一致させることが可能となる。これにより,読取動作終了後すぐに画像形成プロセスを実行することができるため,感光体ドラム等が無駄に長く回転するという従来制御の問題が解消されて,感光体ドラムの寿命を長期化することができ,且つ,上記準備時間を待つことなく画像形成プロセスが実行されるため,ファーストコピータイムの短縮化が実現され得る。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態及び実施例について説明し,本発明の理解に供する。なお,以下の実施の形態及び実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置Xの概略構成を説明する模式図,図2は本発明の実施の形態に係る画像形成装置Xのコントローラの概略構成を示すブロック図,図3は本発明の実施の形態に係る画像形成装置Xの主制御部により実行される画像形成プロセスのタイミングチャート,図4は本発明の実施の形態に係る画像形成装置Xの主制御部により実行される読取時間演算処理及び準備開始時設定処理の手順の一例を説明するフローチャート,図5は原稿の幅サイズ毎に対応する読取時間を示すテーブルデータ,図6は原稿画像の読取開始と同時に感光体ドラムの前回転動作を開始させた場合の従来の画像形成プロセスのタイミングチャート,図7は原稿画像の読取動作終了時に感光体ドラムの前回転動作を開始させた場合の従来の画像形成プロセスのタイミングチャートである。
まず,図1及び図2を用いて本発明の実施の形態に係る画像形成装置Xの概略構成について説明する。ここに,上記画像形成装置Xの具体例として,複写機,プリンタ装置,ファクシミリ装置,或いはこれらの各機能(モード)を具備する複合機(MFP)等が該当する。なお,本実施の形態例では,原稿の画像データを項単位(ページ単位)で読み取るタイプの画像形成装置について説明するが,例えば,所定の走査ライン毎に読み取られた画像データを順次印字出力するタイプの画像形成装置にも同じ原理で適用可能であることは言うまでもない。
図1に示すように,本発明の実施の形態に係る画像形成装置Xは,原稿台2に載置された原稿1の画像印字面を走査して原稿1の画像データを読み取るスキャナ部5(画像読取手段の一例)と,スキャナ部5で読み取られた原稿1の画像データに応じた可視像(トナー像等)を形成する画像形成部10(像形成手段の一例)と,複数の用紙を積載すると共に上記画像形成部10に用紙を1枚ずつ順次給紙する給紙部11と,上記画像形成部10で用紙上に転写された可視像を用紙に定着させる定着装置22と,画像が定着された用紙を排出する排紙部28と,読み取られた画像データを所定の電気信号等に変換するデータ変換回路基板や画像形成部11における画像形成プロセスを制御するプロセス回路基板等の各種回路基板とを有するコントローラ7とを備えて大略構成されている。
更に上記コントローラ7は,図2に示すように,原稿サイズ検知部71,スキャン演算部72,記憶部73,レーザー制御部74及び主制御部75等を備えて構成されている。
上記主制御部75は,CPU及びこれにより実行されるプログラムを記憶するROM,並びにRAM等の他の周辺装置を備える。上記主制御部75(具体的にはCPU)が上記ROMに記憶されたプログラムを実行することにより,後述する準備処理や読取時間演算処理等の各処理が具体的に実現される。また,上述の原稿サイズ検知部71,スキャン演算部72,記憶部73,レーザー制御部74からの入力信号やデータに基づく演算処理,或いは上記各部へ所定の信号やデータを送信して上記各部に応じた処理が実現される。
本画像形成装置Xには,原稿1の画像データが上記スキャナ部5により読み取られる際に,上記原稿1のサイズを検知する周知の原稿検知センサ3(サイズ検知手段)が設けられている。例えば,上記原稿台2の装置内側に適宜配設されたフォトカプラ等の複数の光電センサが上記原稿検知センサ3に相当する。なお,上記原稿検知センサ3による検知信号はコントローラ7の原稿検知部71(図2参照)に送出されて,その後,上記主制御部75により上記検知信号に基づいて原稿1のサイズが識別される。上記原稿検知センサ3が複数の光電センサからなる場合は,複数の光電センサからの複数の検知信号の組み合わせに基づいて原稿1のサイズが識別される。
なお,本実施の形態例では,サイズ検知手段の一例として,上記原稿検知センサ3による検知手法について説明するが,例えば,利用者により予め画像形成装置の操作パネル等から原稿サイズが入力された場合は,入力された原稿サイズに関するデータ(原稿サイズ情報)を記憶するメモリや,このメモリから原稿サイズ情報を読み出す主制御部等が上記サイズ検知手段に相当する。
上記スキャナ部5は,原稿1の画像印字面を露光する露光ランプ4,原稿1から反射した反射光を受光して該反射光に含まれる画像情報をデジタル化するCDD6等の光学系ユニット等により構成されている。上記CCD6によりデジタル化された画像データは上記コントローラ7に送出され,予め設定された印刷条件で画像処理が行われた後,コントローラ7の主制御部75とレーザー制御部74とによって後述するレーザービームダイオード15でレーザー化(光像化)可能な画像信号に変換されて,上記レーザービームダイオード15に出力される。
上記画像形成部10は,感光体ドラム12を中心に,画像形成プロセスの各機能を担う各プロセスユニットが配置され,これらのプロセスユニットにより画像形成部10が構成されている。上記感光体ドラム10の周囲には,帯電装置13,光走査機器(レーザービームダイオード15,ポリゴンミラー16,反射ミラー17等),現像装置18,転写装置19,クリーニング装置20,及び除電ランプ21等が順次配列されている。上記帯電装置13により感光体ドラム12の表面が均一に帯電され,上記ポリゴンミラー16によってレーザービームダイオード15から出射されたレーザー光(光像)が走査されて,均一に帯電された感光体ドラム12上に静電潜像が書き込まれる。更に,上記現像装置18により,上記感光体ドラム12上に書き込まれた静電潜像がトナーにより顕像化される。
このように構成された画像形成装置Xでは,給紙部11の図示しない給紙カセット或いは装置側面に設けられた図示しない手差しトレイに用紙が装着され,更に装置の外装前面部に配置される操作パネル(不図示)上の条件入力キーから種々の印刷条件が入力された後に,操作パネルのスタートキーが押下操作されると,コピー動作が開始される。なお,上記条件入力キーから入力することのできる印刷条件として,例えば,印刷枚数(コピー枚数),印字倍率,印字する記録紙のサイズ或いは読み取られる原稿のサイズ等の種々の条件が考えられる。
ここで,図3のタイミングチャートを用いて,上記スタートキーが押下操作された後の上記画像形成部10における画像形成プロセスについて説明する。ここに,図中のTf0はファーストコピータイム,Tp0は感光体ドラム12の駆動時間(準備時間を含む),Tsはスキャナ部5による読取動作に要する時間,Tbは前記した前回転動作(準備処理に相当)に要する準備時間,Taは読取開始後から前回転動作が開始されるまでの遅れ時間を示す。なお,図中の時間Ts,Ta,Tbの下欄に括弧書きで示す数値は,スキャナ部5の走査速度(スキャン速度)を110mm/s,原稿1のサイズをA4(副走査方向の幅サイズ:210mm),感光体ドラム12の径をΦ30mm,感光体ドラム12の回転周速度を225mm/sとした場合に実際に費やされる時間(単位:秒)を示す。
〈T1〉
時刻T1にスタートキーが押下操作され,これにより操作パネルから送出されるコピースタート信号が上記主制御部75により検出されると,上記コピースタート信号の検出をトリガーにして上記スキャナ部5を駆動するスキャナモータ(不図示)に駆動信号が出力されて,原稿台2に載置された原稿1の印字画像の読取動作が開始される。この読取動作は,読取開始後(T1)から時刻T3までの時間Ts(読取時間)の間行われる。なお,上記読取動作に要する時間Tsは,上記主制御部75によって後述の読取時間演算処理が実行されることにより算出される。
また,上記コピースタート信号の検出と略同時に図示しないメイン駆動モータが上記主制御部75により始動され,各駆動ギヤが回転し,その後,給紙ローラ26が回転して用紙が装置内へ給紙される。給紙された用紙は一対のレジストローラ25に到達して捕捉される。このレジストローラ25によって,用紙は,感光体ドラム12上に形成されるトナー像の先端部と同期をとるために一時停止される。なお,このとき,用紙の先端部が均一にレジストローラ25に押しつけられて用紙の先端位置の補正が行なわれる。
〈T2〉
上記スキャナ部5による読取動作が終了する前の時刻T2になると,上記画像形成部10における画像形成プロセスが開始される前に上記感光体ドラム12を安定状態にするための前回転動作が主制御部75によって実行される。この前回転動作は,上記感光体ドラム12の表面に電位差や感度差を生じさせないために,上記感光体ドラム12を予め数回転(本例では2回転)させて感光体ドラム12の表面の除電,帯電を行う動作であって,周知の準備処理の一例である。この前回転動作を実行する主制御部75が準備処理手段に相当する。なお,上記準備処理は上記前回転動作に限らず,感光体ドラム12を安定化するために行われる種々の処理或いは動作が考えられる。このように上記準備処理,即ち感光体ドラム12の前回転動作が行われることにより感光体ドラム12が安定化される。
上記前回転動作が開始される時刻T2は,上記読取動作に要する時間Tsから上記前回転動作に要する時間Tb(準備時間)を差し引いた遅れ時間Ta(Ts−Tb)だけ上記スキャナ部5による読取動作開始時T1より遅れた時点(準備処理開始時点)に設定されており,このように設定された時刻T2の時点から上記準備処理を開始するよう上記主制御部75により上記感光体ドラム12が駆動制御される。なお,上記準備処理が開始される時刻T2は,上記主制御部75によって後述の準備開始時設定処理が実行されることにより設定される。
図6のタイミングチャートで示される従来例では,上記スキャナ部5による読取動作の開始と同時に上記準備処理が開始されていたため,上記準備処理により感光体ドラム12が安定化されてから,読取動作が終了してレーザー光の照射が開始するまでの間(時間Tw(図6)),無駄に感光体ドラム12の安定状態を維持するべく感光体ドラム12を回転駆動させていたが,本実施の形態に係る画像形成装置Xでは,上述したように時刻T2から感光体ドラム12の上記準備処理が開始されるため,感光体ドラム12の無駄な駆動時間Tw(図6)が排除される。これにより,感光体ドラム12の寿命が長期化され,ひいては感光体ドラム12の駆動電力が省力化される。
〈T3〉
上記スキャナ部5による読取動作は,この読取動作が開始されてから時間Ts経過した時点の時刻T3で終了する。一方,この時刻T3の時点では,既に上記感光体ドラム12の準備処理が終了しているため,上記読取動作が終了するとすぐに,上記レーザービームダイオード15等の光走査機器による感光体ドラム12へのレーザー光(光像)の書き込みが開始され,その後,上記画像形成部10による一連の画像形成プロセスが実行される。
〈T4,T6〉
時刻T4で,読み取られた画像データに応じたレーザー光の書き込みが終了し,その後,所定の時刻で一連の画像形成プロセスによって,給紙された用紙23に画像が転写されると,次の画像形成プロセスに備えるべく,クリーニング装置20による残留トナーの除去,除電ランプ21による残留電荷の除去を行うために,上記感光体ドラム12は継続して所定回数回転する。その後,感光体ドラム12の準備処理が開始された時刻T2から時間Tp0(<Tp1)経過後の時刻T6で感光体ドラム12の回転が停止制御される。このように,上述した無駄な駆動時間Tw(図6)が排除されるため,上記感光体ドラム12の駆動時間Tp0は従来例で要した駆動時間Tp1(図6)より短縮され,その分,ファーストコピータイムが短縮される。
〈T5,T7〉
時刻T5では,上記画像形成部10による一連の画像形成プロセスによってトナー像が転写され,そして,定着装置22によりトナー像が定着された用紙23が,排紙センサ27により検出され,その後,時刻T7で上記排紙センサ27により用紙23が検出されなくなると,印字出力が終了する。
図7のタイミングチャートで示される従来例では,画像読取終了時に感光体ドラム12の前回転動作が開始されていたため,比較的長いファーストコピータイムを要していたが,本実施の形態に係る画像形成装置Xでは,画像読取終了時である時刻T3において既に上記前回転動作が終了しているため,前回転動作の終了を待たずして画像形成プロセスを開始することができる。そのため,従来例のファーストコピータイムTf1(図7)よりも,前回転動作に要する時間だけ短いファーストコピータイムTf0で印字出力が行われる。
ここで,図4のフローチャートを用いて,上記主制御部75により実行される読取時間演算処理及び準備開始時設定処理の手順の一例について説明する。図中のS10,S20…は処理手順(ステップ)番号を示す。なお,このフローチャートは,前記原稿検知センサ3により検知された原稿1のサイズを示す検知信号が前記コントローラ7の原稿検知部71(図2参照)に入力された後の処理手順について示し,その処理は,ステップS10から開始される。
まず,ステップ10では,原稿台2に載置された原稿1のサイズ情報を含む検知信号がコントローラ7の原稿検知部71に入力したかどうかが主制御部75によって判断される。この処理は,上記検知信号が入力されるまで繰り返し行われる。上記ステップS10で,上記検知信号が入力されたと判断されると,続いてステップS20において,上記検知信号に基づいて原稿1のサイズが識別される。この処理は,従来周知の処理であって,前記したように,原稿検知センサ3が複数の光電センサである場合は,該光電センサの複数の検知信号の組み合わせに応じて予め対応付けられたサイズが原稿1のサイズとして識別される。なお,上記対応付けられたサイズは所定の記憶領域に予め格納されており,この記憶領域から検知信号の組み合わせに応じたサイズが選択されることにより原稿1のサイズが識別される。
続いて,ステップS30では,上記ステップS20で検知された原稿1の副走査方向の幅サイズに基づいて,スキャナ部5による原稿1の画像データの読取時間を算出する読取時間演算処理が上記主制御部75により実行される。この処理は,例えば,上記スキャナ部5の副走査方向の走査速度(スキャン速度)と検知された原稿1の副走査方向の幅サイズとに基づいて上記読取時間を算出(演算)する処理である。上記走査速度は,通常,画像形成装置X毎に予め定められた一定速度であると考えられるため,原稿1の副走査方向の幅サイズさえ判明すれば上記読取時間を算出することは容易である。即ち,走査速度をv[mm/s],原稿の副走査方向の幅サイズをL[mm]とすると,上記読取時間Ts[s]は,以下の(式1)に基づいて容易に算出され得る。
Ts=L/v ……(式1)
なお,実際の読取時間には,スタートキーが押下操作されてから主制御部75によりスキャナ部5に読取指令が出力されるまでに行われる微少な処理時間や,スキャナ部5による読み取りが実際に行われるまでに介在する機械的な遅延による遅れ時間等の遅延時間Δtが生じ得るため,この遅延時間Δtを考慮して,上記読取時間Tを,以下の(式2)に基づいて算出してもよい。
Ts=L/v+Δt ……(式2)
なお,所定の走査ライン毎に読み取られた画像データを順次印字出力するタイプの画像形成装置における読取時間算出処理は,上記ステップS10及びS20の処理を行うまでもなく,読取可能な副走査方向の所定の走査ラインの幅サイズと走査速度とに基づいて読取時間を算出すれば足りる。上記所定の走査ラインは画像形成装置のスキャナ部の基本的性能であり,装置毎に一定である。
また,例えば,画像形成装置Xが,上記スキャナ部5の読取分解能(いわゆる読み取り解像度)を任意に設定することが可能なものである場合は,設定された読取分解能に応じて予め定めされた走査速度と原稿1の副走査方向の幅とに基づいて上記読取時間を算出する処理例も考えられる。この場合,設定可能な読取分解能に対応した走査速度が以下の表1に示す如くテーブルデータとして所定の記憶領域に格納されていることが望ましい。これにより,利用者等により設定された読取分解能に応じた走査速度を容易に特定することが可能となる。
Figure 2005352416
続いて,ステップS40では,上記主制御部75によって,上記ステップS30の読取時間演算処理により算出された読取時間Tsから前記した準備時間Tbを差し引いた遅れ時間Ta(Ts−Tb)だけ読取動作開始時T1より遅れた時点(準備処理開始時点)に上記前回転動作(準備処理)の開始タイミングを設定する準備開始時設定処理が実行される。通常,感光体ドラム12に対して行われる前回転動作は常に一定のステップを踏んで行われるものであるため,前回転動作に要する準備時間も一定であると考えられる。そのため,用紙の種類や読取分解能等により変動する読取時間さえ判明すれば上記遅れ時間Taを容易に算出して上記前回転動作の開始タイミングを設定することが可能である。
このように,上記前回転動作の開始タイミングが設定されることにより,設定されたタイミングで上記主制御部75による前回転動作が開始され得る。このように設定されたタイミングで前回転動作を開始させる主制御部75が準備処理開始制御手段に相当する。
なお,上述のステップS40で行われる準備開始時設定処理は,上記読取時間Tsが上記準備時間Tbより長いことを前提とした場合に実行可能な処理である。従って,例えば,上述の読取時間Tsが上記準備時間Tbと同じか,それより短い場合は上記準備開始時設定処理を実行することはできない。一般に,上記の読取時間Tsが上記準備時間Tbより短くなる例は少ないが,スキャナ部5の読取分解能が高解像度化しつつある近年の傾向に鑑みれば,上記の読取時間Tsが上記準備時間Tbより短くなる場合も生じ得ると考えられる。そのため,上記ステップS40の処理が実行される前に,上記準備時間Tbと上記読取時間Tsとを比較判断する処理(比較判断処理)を行い,この比較判断処理の比較判断結果に基づいて,上記ステップS40の準備開始時設定処理を実行することが望ましい。具体的には,主制御部75による比較判断処理によって,上記読取時間Tsが上記準備時間Tb以上であるかどうかが判断され,上記読取時間Tsが上記準備時間Tb以上であると判断された場合は,上記準備開始時設定処理を実行し,上記読取時間Tsが上記準備時間Tb未満であると判断された場合は,上記準備開始時設定処理を実行せずに,その判断の後にすぐに前回転動作(準備処理)を開始させるよう制御する。このように,上記準備開始時設定処理が行われる前に上記比較判断処理を実行することにより,上記読取時間Tsが上記準備時間Tb未満である場合にも上記前回転動作の好適な開始時点を設定して,該前回転動作を的確に実行することが可能となる。なお,上記比較判断処理を実行する上記主制御部75が比較判断手段に相当する。
上述の実施の形態例では,ステップS30(図4参照)における読取時間演算処理の一例として,上記(式1)或いは(式2)に基づいて読取時間Tsを算出する処理例について説明したが,例えば,図5のテーブルデータを参照して上記読取時間Tsを求める処理であってもかまわない。ここに,図5は原稿のサイズ毎に対応する読取時間を示すテーブルデータである。
通常,利用者が前記スキャナ部5(図1)で読み取らせる原稿は,A4,A4R,A3等の規定サイズであることが多い。このような事実に着目して,上記規定サイズ毎に,そのサイズに応じて予め定めたれた読取時間を画像形成装置Xのコントローラ7に設けられたROMやEEPROM或いはハードディスク等の記憶部73(読取時間記憶手段の一例)に格納(記憶)しておくことにより,主制御部75は,上記ステップS20(図4)で検知された原稿に応じた読取時間を上記記憶部73から容易に読み出すことができる。なお,この読み出しは,例えば,検知された原稿と,上記記憶部73内のテーブルデータとを照合し,その照合の結果,一致する原稿に応じた読取時間を抽出することにより行われる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置Xの概略構成を説明する模式図。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置Xのコントローラの概略構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置Xの主制御部により実行される画像形成プロセスのタイミングチャート。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置Xの主制御部により実行される読取時間演算処理及び準備開始時設定処理の手順の一例を説明するフローチャート。 原稿の幅サイズ毎に対応する読取時間を示すテーブルデータ。 原稿画像の読取開始と同時に感光体ドラムの前回転動作を開始させた場合の従来の画像形成プロセスのタイミングチャート。 原稿画像の読取動作終了時に感光体ドラムの前回転動作を開始させた場合の従来の画像形成プロセスのタイミングチャート。
符号の説明
1…原稿
2…原稿台
3…原稿検知センサ(サイズ検知手段の一例)
4…露光ランプ
5…スキャナ部(画像読取手段の一例)
6…CCD
7…コントローラ
9…書込制御部
10…画像形成部(像形成手段の一例)
11…給紙部
12…感光体ドラム(像胆持体の一例)
13…帯電装置
14…レーザービーム
15…レーザービームダイオード
16…ポリゴンミラー
17…反射ミラー
18…現像装置
19…転写装置
20…クリーニング装置
21…除電ランプ
22…定着装置
23…記録紙
25…レジストローラ
26…給紙ローラ
27…排紙センサ
28…排紙部
71…原稿サイズ検知部
72…スキャン時間演算部
73…記憶部
74…レーザー制御部
75…主制御部

Claims (8)

  1. 原稿の画像印字面を走査して上記原稿の画像データを読み取る画像読取手段と,
    上記画像読取手段による読取動作に関連して駆動制御される像胆持体の表面上に上記画像読取手段によって読み取られた上記原稿の画像データに応じた可視像を形成する像形成手段と,
    上記像胆持体に対して所定の準備処理を行う準備手段と,
    を備えてなる画像形成装置において,
    上記画像読取手段による読取動作に要する読取時間から上記準備手段による上記準備処理に要する準備時間を差し引いた遅れ時間だけ上記画像読取手段による読取動作開始時より遅れた準備処理開始時点から,上記準備手段による準備処理を開始させる準備処理開始制御手段を設けてなることを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記画像読取手段によって上記原稿の項単位の画像データが読み取られる画像形成装置において,
    上記画像読取手段により上記原稿の画像データが読み取られる際に上記原稿のサイズを検知するサイズ検知手段と,
    上記サイズ検知手段により検知された上記原稿のサイズに基づいて上記画像読取手段による読取時間を演算する読取時間演算手段と,を更に備えてなる請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 上記読取時間演算手段が,上記画像読取手段の副走査方向の走査速度と上記サイズ検知手段により検知された上記原稿のサイズとに基づいて上記読取時間を演算するものである請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 上記原稿のサイズ毎に予め定められた上記読取時間を記憶する読取時間記憶手段を更に備え,
    上記読取時間演算手段が,上記サイズ検知手段により検知された上記原稿のサイズに応じた読取時間を上記読取時間記憶手段から抽出するものである請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 上記準備時間と上記読取時間とを比較判断する比較判断手段を更に備え,
    上記準備処理開始制御手段が,上記比較判断手段による比較判断結果に基づいて上記準備処理開始時点から上記準備手段による準備処理を開始させるものである請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 上記準備処理開始制御手段が,上記比較判断手段によって上記読取時間が上記準備時間以上であると判断された場合に上記準備処理開始時点から上記準備手段による準備処理を開始させるものである請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 読み取られた原稿の画像データに応じた可視像を所定の像胆持体の表面上に形成する画像形成装置おいて実行されるプログラムであって,上記画像形成装置を制御するコンピュータに,
    原稿の画像印字面を走査して上記原稿の画像データを読み取る読取動作に要する読取時間から上記像胆持体に対して行われる所定の準備処理に要する準備時間を差し引いた遅れ時間だけ上記画像データの読み取り開始時より遅れた準備処理開始時点から,上記準備処理を開始させる準備処理開始制御機能を実現させるための準備処理開始制御プログラム。
  8. 読み取られた原稿の画像データに応じた可視像を所定の像胆持体の表面上に形成する画像形成装置おいて用いられる準備処理開始制御方法であって,
    原稿の画像印字面を走査して上記原稿の画像データを読み取る読取動作に要する読取時間から上記像胆持体に対して行われる所定の準備処理に要する準備時間を差し引いた遅れ時間だけ上記画像データの読み取り開始時より遅れた準備処理開始時点から,上記準備処理を開始させる準備処理開始制御方法。
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