JP2005351714A - 微粒子測定装置 - Google Patents

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和裕 小泉
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Abstract

【課題】 粉塵などの微粒子の数と大きさを高精度に測定することができ、また、光学系部品を容易に組立可能とすることによって組立工数を削減すること。
【解決手段】 光源2からのレーザ光21をコリメートレンズ12、シリンドリカルレンズ13にて扁平ビーム光23に変換し、この扁平ビーム光23を、各ノズル14a,14b間に流れる気体に交差して透過させ、この際、交差方向の当該流体の断面全てに掛かって透過するように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クリーンルームなどの粉塵を管理する領域において、粉塵などの微粒子の数と大きさを計測する微粒子測定装置に関する。
従来の微粒子測定装置として、例えば特許文献1に記載のものがある。この内容を、図2に示す微粒子測定装置の斜視図を参照して説明する。フローセル4に、その導入管4cから導出管4bに向かって連続的に、被測定流体(気体又は液体)を流す。この状態で、光源2からフローセル4にレーザ光1を照射する。レーザ光1は投光レンズ5によってフローセル4の球形部4aの中心で最も絞られた後、ビームブロック6で吸収、消光されるようになっている。
ここで、フローセル4の中を流れる被測定流体に微粒子が含まれているとすると、その微粒子がレーザ光1を横切るときに散乱光が発生する。この散乱光の内、フローセル4の球形部4aの中心を通る微粒子による散乱光のみが、受光レンズ8、ピンホール9を介して受光器7で受光され、また同時に受光レンズ8a、ピンホール9aを介して受光器7aで受光され、それぞれ光強度が検出されるようになっている。この光強度は、微粒子の個数や粒度分布に関連しているので、受光器7,7aの出力信号から、それら微粒子の個数や粒度分布を求めることが可能となる。
特開平3−39635号公報
しかし、上記の特許文献1の微粒子測定装置においては、レーザ光1を集光させる光学系部品が投光レンズ5及び受光レンズ8,8aと集光レンズのみで構成されているので、光源2からのレーザ光1を集光する側にあっては、投光レンズ5で集光されたレーザ光1の形状が、光源2の射出パターンに近い楕円形で、その直径が流体の導入管4cによるノズル径より小さい。このため、ノズルから噴出される流体全てにレーザ光1を照射することができないので、流体に含まれる全ての粒子からの散乱光を受光することができず、微粒子の数と大きさの測定精度が悪くなるという問題がある。
また、球形部4a内の略点状領域において、投光レンズ5、各受光レンズ8,8a、ビームブロック6の各光軸が通るように光学系部品を調整しなければならない。このため、組立時の調整余裕がなく、光学系部品の組立調整に時間がかかるので、その分、組立工数が掛かるという問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、粉塵などの微粒子の数と大きさを高精度に測定することができ、また、光学系部品を容易に組立可能とすることによって組立工数を削減することができる微粒子測定装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1による微粒子測定装置は、流体の噴射口及び吸引口が所定間隔離されて対向関係に配置された1対のノズルうち一方のノズルの噴射口から流体を噴射させ、この噴射流体を他方のノズルの吸引口で吸引することにより双方のノズル間に流れる流体に、光源からの出射光を透過し、この透過時に流体中に含まれる微粒子での散乱光を受光素子で受光し、この受光に応じて受光素子から出力される電気信号から微粒子の数及び大きさを演算して求める微粒子測定装置において、前記光源からの出射光を平行光とするコリメートレンズと、前記コリメートレンズからの平行光を扁平光とするシリンドリカルレンズとを備え、前記コリメートレンズ及び前記シリンドリカルレンズを、前記扁平光が前記双方のノズル間に流れる流体を交差し、この交差方向での当該流体の断面全てに掛かって透過するように配置したことを特徴とする。
この構成によれば、ノズルの噴射口から流体を噴射させ、この噴射流体を他方のノズルの吸引口で吸引することにより双方のノズル間に流れる流体に、光源からの出射光を交差して透過させ、この際、交差方向での当該流体の断面全てに掛かって透過するようにしたので、ノズルから噴出される流体全てに出射光を照射することができる。これによって、流体に含まれる全ての粒子からの散乱光を受光することができるので、微粒子の数と大きさを高精度に測定することができる。
また、光学系部品として、コリメートレンズとシリンドリカルレンズを用い、シリンドリカルレンズからの扁平光の直径が、双方のノズル間に流れる流体の直径以上となり、上記のように扁平光が流体を交差して透過するように双方のレンズを調整すればよいので、組立時の調整を容易に行うことができる。これによって、光学系部品の組立調整を短時間で行うことができるので、その分、組立工数を削減することができる。
また、本発明の請求項2による微粒子測定装置は、請求項1において、前記シリンドリカルレンズの開口数は0.3以下であり、前記双方のノズルの内径は0.5mm以上3.0mm以下であり、前記扁平光の直径は前記ノズルの内径以上の大きさであり、前記双方のノズルの気体通過方向の軸と前記扁平光の光軸との交差位置は、前記シリンドリカルレンズの焦点位置に対して±20mmの範囲に設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、各ノズル間の気流断面内における扁平光による光量分布が均一化され、気流に含まれる微粒子での散乱光の入射に応じて受光素子から出力される電気信号のバラツキを小さく抑えることができるので、微粒子の数と大きさを高精度に測定することができる。
以上説明したように本発明によれば、粉塵などの微粒子の数と大きさを高精度に測定することができ、また、光学系部品を容易に組立可能とすることによって組立工数を削減することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る微粒子測定装置の構成を示す斜視図である。
図1に示す微粒子測定装置10は、半導体レーザ11と、光を平行にするコリメートレンズ12と、少なくとも一つの面が円柱の一部のような形を成し、光の点を線に伸ばす非点収差を生じさせるシリンドリカルレンズ13と、噴出ノズル14aと、吸引ノズル14bと、フォトダイオード15とを備え、これら構成要素が図示せぬ固定部材によって固定されて構成されている。
噴出ノズル14aは一方の開口端が、図示せぬ排気/吸引用のポンプの排気側に接続されており、吸引ノズル14bは一方の開口端が、同ポンプの吸引側に接続されており、互いに他方の開口端が、所定間隔離れて対向するように配置されている。このような配置関係において噴出ノズル14aから噴出された気体が吸引ノズル14bで吸引されるようになっている。
また、光学系部品は、半導体レーザ11から出射されたレーザ光21が、コリメートレンズ12によって平行ビーム光22とされ、この平行ビーム光22がシリンドリカルレンズ13によって扁平ビーム光23とされ、この扁平ビーム光23が、各ノズル14a,14b間を略円柱状の気流となって通過する気体と交差し、この交差時に気体中の粉塵等の微粒子で散乱した光(散乱光)24がフォトダイオード15で受光されるように配置されている。
但し、扁平ビーム光23の径は、各ノズル14a,14b間を略円柱状の気流の径より大きくなるように、半導体レーザ11、コリメートレンズ12、シリンドリカルレンズ13が配置されている。
また、シリンドリカルレンズ13のNA(開口数)は0.3以下とされている。各ノズル14a,14bの内径は0.5mm以上3.0mm以下であって、扁平ビーム光23の直径がノズル内径以上の大きさとされている。各ノズル14a,14b間の気体が通過する中心軸と、扁平ビーム光23の光軸との交差位置は、シリンドリカルレンズ13の焦点位置に対して±20mmの範囲となされている。
このように設定することによって、各ノズル14a,14b間の気流断面内における扁平ビーム光23による光量分布が均一化され、気流に含まれる微粒子での散乱光24の入射に応じてフォトダイオード15から出力される電気信号のバラツキが小さく抑えられるようにしてある。
また、フォトダイオード15の出力信号は、一般的に知られているように、図示せぬ増幅装置によって増幅され、更に演算装置によって、その増幅信号の波形の振幅や幅から微粒子の数と大きさ(粒径)が求められるようになっている。
このような構成の微粒子測定装置10は、クリーンルーム等の粉塵を管理する領域に配置されて、次のような微粒子の測定動作を行う。
まず、ポンプが起動されると、噴出ノズル14aから噴出された気体が吸引ノズル14bで吸引される。この後、半導体レーザ11からレーザ光21が出射されると、このレーザ光21がコリメートレンズ12によって平行ビーム光22とされ、この平行ビーム光22がシリンドリカルレンズ13によって扁平ビーム光23とされ、各ノズル14a,14bの間へ出射される。
この出射された扁平ビーム光23は、各ノズル14a,14b間を通過する気流を切断状態に透過し、この際その断面全てを透過する。この透過時に、気体中の微粒子で光が散乱され、この散乱光24がフォトダイオード15で受光される。この受光に応じてフォトダイオード15から出力される電気信号が、増幅装置によって増幅され、更に演算装置によって、その増幅信号の波形の振幅や幅から微粒子の数と粒径が求められる。
このような微粒子測定装置10によれば、光源2からのレーザ光21をコリメートレンズ12、シリンドリカルレンズ13にて扁平ビーム光23に変換し、この扁平ビーム光23を、各ノズル14a,14b間に流れる気体に交差して透過させ、この際、交差方向の当該流体の断面全てに掛かって透過するようにしたので、ノズル14aから噴出される流体全てにレーザ光21を照射することができる。
これによって、流体に含まれる全ての粒子からの散乱光を受光することができるので、微粒子の数と大きさを高精度に測定することができる。
また、光学系部品として、コリメートレンズ12とシリンドリカルレンズ13を用い、シリンドリカルレンズ13からの扁平光の直径が、双方のノズル間に流れる流体の直径以上となり、上記のように扁平光が流体を交差して透過するように双方のレンズ12,13を調整すればよいので、組立時の調整を容易に行うことができる。これによって、光学系部品の組立調整を短時間で行うことができるので、その分、組立工数を削減することができる。
本発明の実施の形態に係る微粒子測定装置の構成を示す斜視図である。 従来の微粒子測定装置の構成を示す斜視図である。
符号の説明
10 微粒子測定装置
11 半導体レーザ
12 コリメートレンズ
13 シリンドリカルレンズ
14a 噴出ノズル
14b 吸引ノズル
15 フォトダイオード
21 レーザ光
22 平行ビーム光
23 扁平ビーム光
24 散乱光

Claims (2)

  1. 流体の噴射口及び吸引口が所定間隔離されて対向関係に配置された1対のノズルうち一方のノズルの噴射口から流体を噴射させ、この噴射流体を他方のノズルの吸引口で吸引することにより双方のノズル間に流れる流体に、光源からの出射光を透過し、この透過時に流体中に含まれる微粒子での散乱光を受光素子で受光し、この受光に応じて受光素子から出力される電気信号から微粒子の数及び大きさを演算して求める微粒子測定装置において、
    前記光源からの出射光を平行光とするコリメートレンズと、
    前記コリメートレンズからの平行光を扁平光とするシリンドリカルレンズとを備え、
    前記コリメートレンズ及び前記シリンドリカルレンズを、前記扁平光が前記双方のノズル間に流れる流体を交差し、この交差方向での当該流体の断面全てに掛かって透過するように配置した
    ことを特徴とする微粒子測定装置。
  2. 前記シリンドリカルレンズの開口数は0.3以下であり、前記双方のノズルの内径は0.5mm以上3.0mm以下であり、前記扁平光の直径は前記ノズルの内径以上の大きさであり、前記双方のノズルの気体通過方向の軸と前記扁平光の光軸との交差位置は、前記シリンドリカルレンズの焦点位置に対して±20mmの範囲に設定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の微粒子測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN116173662A (zh) * 2023-01-10 2023-05-30 河南五建建设集团有限公司 一种建筑施工扬尘的抑尘装置

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