JP2005351556A - 配光制御システム - Google Patents

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明宏 畑
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亮一 高城
Koichi Goto
浩一 後藤
Haruo Hanibuchi
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Abstract

【課題】従来の配光制御シートは、熱くならないように室内への採光を減らしたい夏季のようなときにも、室奥まで太陽光等を導いてしまい、かえって不快な環境にしてしまっていた。
【解決手段】住宅やオフィスビルの窓と向かい合うように、該窓の内側若しくは外側にプリズムシートを設け、長軸方向に溝が設けられた2本の支持部材を、溝が向かい合うように垂直に立設し、前記プリズムシートを該支持部材の間に上下方向に摺動自在に配設し、前記プリズムシートを該支持部材に着脱自在にして、前記プリズムシートが配設された部屋の室奥部に、窓と向かい合うように蓄熱シートを配設した。
【選択図】図2

Description

本発明は、プリズムシートや蓄熱材を利用して、配光制御を行う技術に関する。より詳しくは、住宅や、オフィスビル等の窓付近にプリズムシートを取り付けて直射日光または錯乱光等の外光を効率よく取り込むとともに、蓄熱材を利用して取り込んだ光を蓄熱し暖房に利用するための技術である。
従来、住宅やオフィスビルにおいて、室内1の照明に自然光を積極的に利用しようとする場合、図12に示すように窓2を完全開放すると、直射日光がまぶしすぎるので、図13に示すように窓2に反射板(ライトシェル)3を設置する方法等が提案されてきた。しかし、建物形態が大きく変化することや、メンテナンス及びイニシャルコストの問題からあまり採用されていなかった。従って、ブラインドを窓2に設置して採光を調節している住宅やオフィスビルが多いのが現状である。
ブラインドに関しては、開度調節を行う上で、従来までのブラインドでは上から下までスラッド角が一定であるために、窓2付近と室奥の照度に大きな差が出るという問題点があり、現在ではこの点を改良すべく様々な技術が発明されてきている。例えば、ブラインドのスラッド角を変化させる場合に、常時、上部のスラッドほど水平に近い角度に、下部のスラッドほど室内に差し込んでくる外光が天井に向かうような角度(スラッドの室内側が高く、屋外側が低い角度)に、なるように構成されたブラインドの技術が公知となっている(例えば、特許文献1参照。)。
また、ブラインド以外の手段で採光を調節する技術としては、表面に微小なプリズム加工を施したプリズムシートで窓を覆う技術が公知となっている(例えば、特許文献2参照。)。
また、室奥の明るさを調節する手段だけでなく、室内に差し込む外光を利用して、暖房の役割を果たす蓄熱材を利用した技術等も公知となっている(例えば、特許文献3参照)。この場合は、蓄熱材によって、昼間に外光の熱エネルギーを蓄積し、夜間に蓄えた熱エネルギーを放出するのである。
特開平11−315673号公報 特開平11−280350号公報 特開平5−322318号公報
しかし、ブラインドを用いる場合は、ブラインドには遮光能力が高いという長所がある反面、室奥まで採光を取り入れる能力が低い。つまり、特許文献1のように、斜め下方向に室内に差し込まれてくる外光(太陽光等)を天井方向に反射させるためには、反射率が高い材質を用いてスラッドを作る必要があり、反射率が低い材質では外光を上手く天井方向に反射させることができない。また、熱くならないように室内への採光を減らしたい夏季のようなときにも、室奥まで太陽光等を導いてしまい、かえって不快な環境にしてしまっていた。
また、特許文献2のように、プリズムシートで窓を覆う場合には、冬季においては室奥まで外光を取り込むことができるので室内を暖かくすることが出来るが、夏季においても外光を室奥まで取り込むため室内が熱くなってしまう。また、窓ガラスとプリズムシートを別々に取り替えることが困難であり、無理やりプリズムシートを取り外す等して、窓ガラスを傷つけたり、窓ガラスに汚れが付着してとれなくなり、その結果見栄えが悪くなったりしていた。
また、特許文献3のように、床組を蓄熱材を兼ねたALC板のような板状コンクリートで構成した場合も、上述同様、熱くならないように室内への採光を減らしたい夏季のようなときにも、蓄熱材が暖房として機能してしまい、かえって室内を不快な環境にしてしまっていた。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、住宅やオフィスビルの窓と向かい合うように、該窓の内側若しくは外側にプリズムシートを設けたものである。
請求項2においては、長手方向に溝が設けられた2本の支持部材を、溝が向かい合うように垂直に立設し、
前記プリズムシートを該支持部材の溝間に上下方向に摺動自在に配設し、
前記プリズムシートを該支持部材に着脱自在にしたものである。
請求項3においては、長手方向に溝が設けられた支持部材を、溝が上になるように水平に固設し、
前記プリズムシートを該支持部材の上に、該支持部材の長手方向若しくは上下方向に摺動自在に配設し、
前記プリズムシートを該支持部材に着脱可能にしたものである。
請求項4においては、前記プリズムシートが配設された部屋の室奥部に、窓と向かい合うように蓄熱シートを配設したものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、窓ガラスを交換せずにプリズムシートのみを交換できるため、室内に差し込む外光の配光制御が安価なものとなる。これによって、新しく高性能なプリズムシートが発売されたとき等に、容易にプリズムシートを交換できるようになる。特に窓ガラスに高価なものを使用している場合には、外光の配光制御にかかる費用を大幅に低減できる。
上記と逆に、新しい窓ガラスに交換する場合においても、プリズムシートを交換せずに、窓ガラスを交換できる。そのため、プリズムシートに高価なものを使用している場合にも、外光の配光制御にかかる費用を大幅に低減できる。
請求項2においては、専門の業者に頼まなくても、容易にプリズムシートを取り替えることができる。そのため、使用者が一人ででも、季節や用途によって気軽にプリズムシートを取り替えることが出来、効果的で快適な配光制御を行うことができる。例えば、冬季には室奥まで外光が届くようにプリズムシートをセットしておき、夏季はあまり室内に外光が差し込まないように遮光用のシートをセットする、といった使用方法が簡単に行えるのである。
また、支持部材の側方に障害物がある場合にも、容易にプリズムシートの取り外しが行える。
請求項3においては、専門の業者に頼まなくても、容易にプリズムシートを取り替えることができる。そのため、使用者が一人ででも、季節や用途によって気軽にプリズムシートを取り替えることが出来、効果的で快適な配光制御を行うことができる。例えば、冬季には室奥まで外光が届くようにプリズムシートをセットしておき、夏季はあまり室内に外光が差し込まないように遮光用のシートをセットする、といった使用方法が簡単に行えるのである。
また、支持部材の上方に障害物がある場合にも、容易にプリズムシートの取り外しが行える。
請求項4においては、蓄熱シートが、昼間に熱を蓄え、夜間に蓄えた熱を放出することで、暖房の役割を果たすことができる。特に、冬季のように、プリズムシートが室奥の蓄熱シートまで外光を導く場合にのみ、暖房の役割を果たすようにできる。そのため、プリズムシートを設置していないときや、夏季のように、プリズムシートで遮光している場合には、蓄熱シートが暖房の役割を果たすことはなく、かえって熱くなるといった弊害は生じない。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例に係る配光制御システムを装備した住宅10の側面断面図、図2は本発明の一実施例に係る配光制御システムのプリズムシート3周辺部材の正面図、図3は同じく平面図、図4は同じく側面図、図5はプリズムシート3の支持部材4の斜視図、図6は支持部材4の溝5aの別実施例を示す平面図、図7は本発明の別実施例に係る配光制御システムのプリズムシート13周辺部材の正面図、図8は同じく平面図、図9は同じく側面図、図10は別実施例のプリズムシート13の支持部材14の斜視図、図11は支持部材14の溝15aの別実施例を示す側面図、図12は従来までの配光制御システムを装備していない住宅10Bの側面断面図、図13は従来の反射板を備えた住宅10Cの側面断面図である。
図1に示すように、住宅10には側壁の一部に開口部を設けて窓2が設けられており、窓2から室内に太陽光等の外光を採光している。窓2の内側には、窓2の近傍にプリズムシート3が窓2に向かい合うように(窓ガラスと平行に)配設されている。このように、プリズムシート3を配設することにより、窓2を通過して室内に差し込んできた外光がプリズムシート3によって屈折され室奥へ達する。
室内1には、室奥部に蓄熱シート(蓄熱材)7が備えられている。該蓄熱シート7はプリズムシート3に向かい合うように、プリズムシート3及び窓ガラスと平行に配置されている。該蓄熱シート7は後述するプリズムシート3の設置方法と同じように支持部材を用いて立設しても良いし、図1に示すように室奥側の室内壁に貼り付ける構成としても良い。また、例えば、夜間非常に冷え込む冬季等のように必要なときにだけ、蓄熱シート7をプリズムシート3を通過した外光が届くエリアに立てかけるようにしても良い。
このように、住宅やオフィスビルの窓2と向かい合うように、該窓2の内側若しくは外側にプリズムシート3を設けたので、
窓ガラス2を交換することなくプリズムシート3のみを交換できるため、室内に差し込む外光の配光制御が安価なものとなる。これによって、新しく高性能なプリズムシート3が発売されたとき等に、容易にプリズムシート3を交換できるようになる。特に窓ガラス2に高価なものを使用している場合には、外光の配光制御にかかる費用を大幅に低減できる。
上記と逆に、新しい窓ガラス2に交換する場合においても、プリズムシート3を交換せずに、窓ガラス2を交換できる。そのため、プリズムシート3に高価なものを使用している場合には特に外光の配光制御にかかる費用を大幅に低減できる。
また、前記プリズムシート3が配設された部屋の室奥部に、窓2と向かい合うように蓄熱シート7を配設したので、
蓄熱シート7が、昼間に熱を蓄え、夜間に蓄えた熱を放出することで、暖房の役割を果たすことができる。特に、冬季のように、プリズムシート3が室奥の蓄熱シート7まで外光を導く場合にのみ、暖房の役割を果たすようにできる。そのため、プリズムシート3を設置していないときや、夏季のように、プリズムシート3で遮光している場合には、蓄熱シート7が暖房の役割を果たすことはなく、かえって熱くなるといった弊害は生じない。
以下、プリズムシート3の立設方法について、図2乃至図6を参照しながら説明する。
プリズムシート3は、図2乃至図4に示すように、2本の支持部材4・4によって、該2本の支持部材4・4の間に垂直に立てられた状態で支持されている。
図5に示すように、支持部材4はシート挟持部5と台部6とにより構成されている。板状の台部6の上面の長手方向略中央部上面に、四角柱の形状をしたシート挟持部5が接着されて立設されている。シート挟持部5の台部6への接着方法は、接着剤等で強固に接着させる方法や、ネジ等を台部6の底面から打ち込んでシート挟持部5へ到達させる方法や、その両方の方法を組み合わせて接着する方法等が挙げられる。また、合成樹脂等でシート挟持部5と台部6を一体的に構成することも可能である。
図5に示すように、シート挟持部5の側面の幅方向中央部には溝5aが長手方向に形成されており、該溝5aの幅はプリズムシート3の厚さより若干大きく形成され、プリズムシート3の一端を挟持できる程度の深さの溝5aとし、該溝5aの上方は開放されている。なお、左右の台部6同士は連結部材で連結して強度を高めることも可能であり、一体的に形成することも可能である。
以上のように構成された2本の支持部材4・4を、室内1の窓2付近にプリズムシート3の幅と略同じ間隔になるように、そして前記溝5a・5aが向かい合うように、立設する。そして、プリズムシート3の側部を前記溝5aに差し込むことで、プリズムシート3を窓2と向かい合うように立てることができる。このようにして、プリズムシート3は、溝5aを案内にして上下方向(図2及び図4においての矢印方向)に摺動可能にすることができる。
支持部材4の溝5aについては、図5に示すように、プリズムシート3の厚みと略同じ幅に、単に凹ませるように形成してもよいが、図6(a)に示すように、溝5bの幅を狭く形成し、プリズムシート3の側部を薄くして肉薄部3aを形成し、該肉薄部3aを溝5bに差し込む構成としても良い。
このように、溝5bの幅を狭めると、シート挟持部5の幅を小さく出来るので、支持部材4の軽量化や材料費のコストダウンが為し得る。
また、図6(b)に示すように、溝5cを内部が幅広になるように形成し、プリズムシート3の側部は端部3bを肉厚になるように形成し、該端部3bを支持部材4の上方から溝5cに挿入する構成としても良い。
このように構成すると、より強固にプリズムシート3と支持部材4・4を合体できるので、室内1にいる人が支持部材4・4やプリズムシート3にぶつかっても、支持部材4・4間の間隔が開いてプリズムシート3が支持部材4から外れるようなことがなくなる。
該支持部材4は柱や壁に対してボルト等を用いて着脱可能に構成することも可能であり、自立するように構成して移動可能に構成することもできる。また、窓枠に一体的に構成することもできる。この場合、サッシの柱部分の内側(室内側)に溝5cの代りにレールを形成するのである。また、柱または壁に挟持プレートとネジまたはボルトを用いて取り付ける構成とすることもできる。
以上のように、長手方向に溝が設けられた2本の支持部材を、溝が向かい合うように垂直に立設し、
前記プリズムシートを該支持部材の溝間に上下方向に摺動自在に配設し、
前記プリズムシートを該支持部材に着脱自在にしたので、
専門の業者に頼まなくても、容易にプリズムシート3を取り替えることができる。そのため、使用者が一人ででも、季節や用途によって気軽にプリズムシート3を取り替えることが出来、効果的で快適な配光制御を行うことができる。例えば、冬季には室奥まで外光が届くようにプリズムシート3をセットしておき、夏季はあまり室内に外光が差し込まないように遮光用のシートをセットする、といった使用方法が簡単に行えるのである。
また、支持部材4の側方に障害物がある場合にも、容易にプリズムシート3の取り外しが行える。
次に、プリズムシート3の立設方法の別実施例について、図7乃至図11を参照しながら説明する。
プリズムシート3は、図7乃至図9に示すように、1本の支持部材14によって、該支持部材4の上に垂直に立てられた状態で支持されている。
図10に示すように、支持部材4はシート挟持部15と台部16とにより構成されている。板状の台部16の上面の短軸方向略中央部に、四角柱の形状をしたシート挟持部15が接着されて立設されている。前述同様、シート挟持部15の台部16への接着方法は、接着剤等で強固に接着させる方法や、ネジ等を台部16の底面から打ち込んでシート挟持部15へ到達させる方法や、その両方の方法を組み合わせて接着する方法等が挙げられる。
図10に示すように、シート挟持部15には上面の幅方向中央部には溝15aが長手方向に形成されており、該溝15aの幅はプリズムシート3の厚さより若干大きく形成され、プリズムシート3の一端を挟持できる程度の深さの溝15aとし、該溝15aの側方は開放されている。
以上のように構成された支持部材14を、室内1の窓2付近に配設する。そして、プリズムシート3の底部を前記溝15aに差し込むことで、プリズムシート3を窓2と向かい合うように立てることができる。このようにして、プリズムシート3は、溝15aを案内にして支持部材14の長軸方向や上下方向(図8においての矢印方向)に摺動可能にすることができる。
支持部材14の溝15aについては、図10に示すように、プリズムシート3の厚みと略同じ幅に、単に凹ませるように形成してもよいが、図11(a)に示すように、溝15bの幅を狭く形成し、プリズムシート3の側部を薄くして肉薄部3cを形成し、該肉薄部3cを溝15bに差し込む構成としても良い。
このように、溝15bの幅を狭めると、シート挟持部15の幅を小さく出来るので、支持部材14の軽量化や材料費のコストダウンが為し得る。
また、図11(b)に示すように、溝15cを内部が幅広になるように形成し、プリズムシート3の側部は端部3dを肉厚になるように形成し、該端部3dを支持部材14の側方(長軸方向の外側)から溝15cに挿入する構成としても良い。
このように構成すると、より強固にプリズムシート3と支持部材14を合体できるので、室内1にいる人が支持部材14やプリズムシート3にぶつかっても、プリズムシート3が支持部材4から外れるようなことがなくなる。
該支持部材14は床にボルト等により着脱可能に設けることができる。また、窓枠に一体的に構成することもできる。この場合、サッシの下桟部分に溝15cの代わりにレールを形成する。
なお、蓄熱シート7も同様に支持部材4または支持部材14に取り付けるように構成するこどせ可能である。
このように、長手方向に溝が設けられた支持部材を、溝が上になるように水平に固設し、前記プリズムシートを該支持部材の上に、該支持部材の長手方向若しくは上下方向に摺動自在に配設し、前記プリズムシートを該支持部材に着脱可能にしたので、専門の業者に頼まなくても、容易にプリズムシート3を取り替えることができる。そのため、使用者が一人ででも、季節や用途によって気軽にプリズムシート3を取り替えることが出来、効果的で快適な配光制御を行うことができる。例えば、冬季には室奥まで外光が届くようにプリズムシート3をセットしておき、夏季はあまり室内に外光が差し込まないように遮光用のシートをセットする、といった使用方法が簡単に行えるのである。
また、支持部材14の上方に障害物がある場合にも、容易にプリズムシート3の取り外しが行える。
本発明の一実施例に係る配光制御システムを装備した住宅10の側面断面図。 本発明の一実施例に係る配光制御システムのプリズムシート3周辺部材の正面図。 同じく平面図。 同じく側面図。 プリズムシート3の支持部材4の斜視図。 支持部材4の溝5aの別実施例を示す平面図。 本発明の別実施例に係る配光制御システムのプリズムシート13周辺部材の正面図。 同じく平面図。 同じく側面図。 別実施例のプリズムシート13の支持部材14の斜視図。 支持部材14の溝15aの別実施例を示す側面図。 従来までの配光制御システムを装備していない住宅10Bの側面断面図。 従来の反射板を備えた住宅10Cの側面断面図。
符号の説明
1 室内
2 窓(窓ガラス)
3 プリズムシート
4 支持部材
5 シート挟持部
5a 溝
6 台部
14 支持部材
15 シート挟持部
15a 溝
16 台部

Claims (4)

  1. 住宅やオフィスビルの窓と向かい合うように、該窓の内側若しくは外側にプリズムシートを設けたことを特徴とする配光制御システム。
  2. 長手方向に溝が設けられた2本の支持部材を、溝が向かい合うように垂直に立設し、
    前記プリズムシートを該支持部材の溝間に上下方向に摺動自在に配設し、
    前記プリズムシートを該支持部材に着脱自在にしたことを特徴とする請求項1に記載の配光制御システム。
  3. 長手方向に溝が設けられた支持部材を、溝が上になるように水平に固設し、
    前記プリズムシートを該支持部材の上に、該支持部材の長手方向若しくは上下方向に摺動自在に配設し、
    前記プリズムシートを該支持部材に着脱可能にしたことを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載の配光制御システム。
  4. 前記プリズムシートが配設された部屋の室奥部に、窓と向かい合うように蓄熱シートを配設したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の配光制御システム。
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