JP2005351054A - 機能別部屋ユニット、および機能別部屋ユニットを備えた建造物 - Google Patents

機能別部屋ユニット、および機能別部屋ユニットを備えた建造物 Download PDF

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Abstract

【課題】 機能別の各種の部屋ユニットを、建造物の躯体構造に連結するだけで、利用可能することができる機能別部屋ユニットの提供。
【解決手段】 建造物躯体構造に固定して使用可能な機能別部屋ユニットであって、少なくとも1人のユーザが使用可能な内部空間を有するとともに、さらに前記内部空間へユーザが出入りするための出入口とを有するカプセル体と、カプセル体の内部空間に備えられた機能別ユニットと、カプセル体を前記建造物躯体構造に固定するべく前記カプセル体に設けられた固定部とを備える。機能別ユニットは、ユーザが内部空間に滞在する滞在機能ユニット、内部空間に収納を行う収納機能ユニット、内部空間がユーザの移動用空間として機能する移動用機能ユニット、水回り機能を有する水回り機能ユニットなどが用意される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、機能別部屋ユニット、および機能別部屋ユニットを備えた建造物に関する。
従来、オフィスを部屋ユニットの集合体として構成し、各部屋ユニットを空調・電源のサプライ及び通信系のシャフトを担う設備ユニットを介して連結してなるオフィスシステムが知られている。(特許文献1)
また、複数のユーザが使用する共用空間を備えたマザー建築物に、各ユーザのプライベート空間となる複数の部屋ユニット(ハウスユニット)を着脱可能に連結してなる多目的居住システムも知られている。(特許文献2)
特開2001−241196号公報 特開2001−49877号公報 特開平6−26218号公報 また、既存の建物の床に適宜設置可能な部屋ユニット(作業空間モジュール)も知られている。(特許文献3)
しかし、上述した従来の部屋ユニットは何れも、ユニット同士を連結しただけではユニット同士の通信系は接続されないため、ユニット同士を連結する作業とは別に通信ケーブルなどを用いて通信系を接続する作業を行う必要があった。
また、特許文献1および2のシステムは、複数の部屋ユニットを設備ユニットやマザー建築物を介して連結することによりオフィスのビルディング自体を構成するものであり、部屋ユニットを必要に応じて屋外や既存の建物の空きスペースなどに設置して使用することはできない。
また、特許文献3の部屋ユニットは、既存の建物の床に設置されるものであるが、各ユーザのプライバシーと作業空間の開放性とを両立するために、作業空間の周囲のみ隔壁で囲った構造になっている。したがって、部屋ユニットを屋外に設置して使用することはできない。
本発明は、上記のような事情の下に創案されたものであり、その目的は、機能別の各種の部屋ユニットを、建造物の躯体構造に連結するだけで、それらのユニットを利用可能することができる機能別部屋ユニットを提供し、さらには建造物内の任意の場所に機能別部屋ユニットを設置して使用することができる建造物を提供し、住居や店舗、オフィス、その他の恒久的あるいは一時的、期間限定的な設備として提供することにある。
また、上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明においては、
建造物躯体構造に固定して使用可能な機能別部屋ユニットであって、
少なくとも1人のユーザが使用可能な内部空間を有するとともに、さらに前記内部空間へユーザが出入りするための出入口とを有するカプセル体と、
前記カプセル体の内部空間に備えられた機能別ユニットと、
前記カプセル体を前記建造物躯体構造に固定するべく前記カプセル体に設けられた固定部と、を備え、
前記機能別ユニットは、ユーザが内部空間に滞在する滞在機能ユニット、内部空間に収納を行う収納機能ユニット、内部空間がユーザの移動用空間として機能する移動用機能ユニット、水回り機能を有する水回り機能ユニットのいずれかである、建造物躯体構造に固定可能な機能別部屋ユニットであることを特徴としている。
また、上記課題を解決するため、請求項2に記載の発明においては、
前記滞在機能ユニットは、書斎、学習室、家事室、多目的ルーム、寝室、オフィス、店舗のいずれかの機能を有し、前記カプセル体の内部空間にあらかじめ機能別ユニットが備えられた、請求項1に記載の機能別部屋ユニットであることを特徴としている。
また、上記課題を解決するため、請求項3に記載の発明においては、
前記収納機能ユニットは、クローゼット、書庫、物置、倉庫、のいずれかの機能を有し、前記カプセル体の内部空間にあらかじめ機能別ユニットが備えられた、請求項1に記載の機能別部屋ユニットであることを特徴としている。
また、上記課題を解決するため、請求項4に記載の発明においては、
前記移動用機能ユニットは、階段、エレベーター、スロープ、廊下、渡り廊下のいずれかの機能を有し、前記カプセル体の内部空間にあらかじめ機能別ユニットが備えられた、請求項1に記載の機能別部屋ユニットであることを特徴としている。
また、上記課題を解決するため、請求項5に記載の発明においては、
前記水回り機能ユニットは、トイレ、浴室、キッチン、洗濯機設置のいずれかののいずれかの機能を有し、前記カプセル体の内部空間にあらかじめ機能別ユニットが備えられた、請求項1に記載の機能別部屋ユニットであることを特徴としている。
また、上記課題を解決するため、請求項6に記載の発明においては、
前記機能別ユニットが、電源または電気回線、通信回線、上下水道配管、ガス配管、換気扇配管、送風配管、冷暖房配管、その他の外部連結設備の利用を必要とする機能別ユニットである場合において、前記建造物躯体構造に設けられた躯体側連結手段と連結し外部連結設備を利用可能に連結するべく、前記カプセル体にはさらにカプセル体側連結手段が備えられた、請求項1〜5のいずれかに記載の機能別部屋ユニットであることを特徴としている。
また、上記課題を解決するため、請求項7に記載の発明においては、
電源または電気回線、通信回線、上下水道配管、ガス配管、換気扇配管、送風配管、冷暖房配管、その他の外部連結設備の内、複数の外部連結設備を利用可能に連結するべく、前記カプセル体には複数のカプセル体側連結手段が備えられた、請求項6に記載の機能別部屋ユニットであることを特徴としている。
上記のように構成された機能別部屋ユニットは、機能別部屋ユニットを建造物躯体構造に連結すると同時に、電源または電気回線、通信回線、上下水道配管、ガス配管、換気扇配管、送風配管、冷暖房配管、その他の外部連結設備の内、複数の外部連結設備が利用可能に接続される。
また、上記課題を解決するため、請求項8に記載の発明においては、
前記移動用機能ユニットは、階段、エレベーター、スロープ、廊下、渡り廊下のいずれかの機能を有し、移動用機能を実現するための一端と他端とはそれぞれ、建造物躯体構造に固定して連結可能にされた、請求項1〜7のいずれかに記載の機能別部屋ユニットであることを特徴としている。
また、上記課題を解決するため、請求項9に記載の発明においては、
請求項1〜8のいずれかに記載の機能別部屋ユニットを、少なくとも一つ、前記建造物躯体構造に載置した後に、当該建造物躯体構造に固定した建造物であることを特徴としている。
また、好ましくは、上記建造物は、本発明の機能別部屋ユニットを複数備えて構成される。機能別部屋ユニットを複数備えることにより、様々な機能別部屋ユニットを備え、ユーザにとって必要な、また好みの大きさやデザインの機能別部屋ユニットを好みの位置に固定し、建造物のレイアウトを構築することができる。また、建物内の空きスペースなど任意の場所に機能別部屋ユニットを構築することができる。
また、上記課題を解決するため、請求項10に記載の発明においては、
前記建造物躯体構造は、基礎、床、屋根を少なくとも備えた、請求項9に記載の建造物であることを特徴としている。
また、前記カプセル体は全天候型のカプセル体であることが望ましい。ここで、全天候型とは、外部空間から閉じられた屋内のみならず、外壁の一部または全部がないオープンな状態の建造物においても、雨、雪、強風など悪天候時でも使用可能な程度の内外空間遮断性すなわち、適度な防水性および適度な気密性を有するという意味である。
上記のように構成された部屋ユニットは、前記カプセル体が全天候型であるので、屋内に限らず屋外に設置して使用することもできる。
また、上記課題を解決するため、請求項11に記載の発明においては、
前記建造物躯体構造は、柱または外壁をさらに備えた、請求項9または10のいずれかに記載の建造物であることを特徴としている。
また、上記課題を解決するため、請求項12に記載の発明においては、
前記建造物躯体構造は、外部連結設備を利用可能に連結するべく躯体側連結手段が設けられ、躯体側連結手段には、電源または電気回線、通信回線、上下水道配管、ガス配管、換気扇配管、送風配管、冷暖房配管、その他の外部連結設備の内のいずれかが連結されて利用可能にされた、請求項9〜11のいずれかに記載の建造物であることを特徴としている。
また、上記課題を解決するため、請求項13に記載の発明においては、
前記建造物躯体構造は、階段、エレベーター、スロープ、のいずれかの機能を有する移動用機能ユニットの一端および他端が建造物躯体構造に固定して連結された、複数階を有するものである、請求項9〜12のいずれかに記載の建造物であることを特徴としている。
さらに、本発明の機能別部屋ユニットは、電気機器、電子機器、通信機器などを備えたオフィス機能・書斎機能や、水道、ガスなどの機能を備えた店舗機能などを有する構成として、さらに通信端子を介して接続される通信ネットワークと、通信ネットワークに接続されて備えられたサーバーとから構成されるシステムとして、通信ネットワークを介して様々なサービスの提供や商品の購入、情報の発信や受信などを機能別部屋ユニット利用者に提供することができる。
また、機能別部屋ユニットを利用するユーザに対し課金する場合にも、サーバーには、部屋ユニットの利用者に関する情報を記憶する利用者情報記憶手段と、利用者が部屋ユニットに備えられた通信端末装置から送信される商品またはサービス利用に関するデータを受信する利用データ受信手段と、商品またはサービスの利用に応じ部屋ユニットの利用者ごとの料金情報を記憶する料金情報記憶手段とが少なくとも備えられ、利用に応じた課金を行うようにすることができる。
本発明によれば、機能別の各種の部屋ユニットを、建造物の躯体構造に連結するだけで、それらのユニットを利用可能することができる機能別部屋ユニットを提供し、さらには建造物内の任意の場所に機能別部屋ユニットを設置して使用することができる建造物を提供し、住居や店舗、オフィス、その他の恒久的あるいは一時的、期間限定的な設備として提供することができる。
また、これらを安価に、かつ容易な設置で、しかも早く提供することができる。
また、本発明によれば、建造物内の任意の場所に機能別の部屋ユニットを構築することができ、利用状況や目的、用途等に応じて機能別部屋ユニット数の増減や配置レイアウトの変更などを容易に行うことができる。
さらにによれば、機能別部屋ユニットと建造物躯体構造とを、簡単に連結することにより、電源・電気、通信回線、上下水道、ガス、換気扇、冷暖房や送風、その他の外部連結設備を利用できるようにすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の機能別部屋ユニットが備えられた建造物の実施形態の一例を示す図であり、断面図を示している。
図1および各図において、符号10は建造物躯体構造を示しており、特に11は基礎、12は床、13は屋根、14は柱、15は外壁を示している。
また符号20は機能別部屋ユニット、21はカプセル体、22は機能別ユニット、23は固定部を示している。
また符号30はカプセル体側連結手段、31は躯体側連結手段、40は外部連結設備を示している。
機能別部屋ユニット20は、機能、用途、サイズ等によって各種の形状、構造のものをあらかじめ用意することができ、たとえば円筒形、立方体、直方体、略卵形に形成された自立構造のカプセル体21などの各種形状、構造を備えており、ユニット単位で搬送し、建造物躯体構造10の床12などに容易に設置できるようになっている。また、カプセル体21の背面側下端部には固定部23が設けられており、カプセル体21を固定することができるようになっている。
機能別部屋ユニット20は、好ましくは全天候型のカプセルであり、少なくとも1人のユーザが使用可能な内部空間を有するカプセル体21と、内部空間へユーザが出入りするための出入口と、さらに好ましくは出入口を開閉自在に閉塞する扉とを有している。全天候型とは、外部空間から閉じられた屋内のみならず、外壁の一部または全部がないオープンな状態の建造物においても、雨、雪、強風など悪天候時でも使用可能な程度の内外空間遮断性すなわち、適度な防水性および適度な気密性を有するという意味である。このように構成された部屋ユニットは、前記カプセル体が全天候型であるので、屋内に限らず屋外に設置して使用することもできる。
また、カプセル体は、床有りタイプ、床無しタイプのいずれであってもよく、バリアフリー住宅などにも対応することができる。
また、カプセル体の壁、天井、床などを、伸縮可能な構造にすることもできる。
カプセル体の材質は、知られている各種のものを採用することができ、鋼板製、アルミニウム製、ステンレス製、木製、その他の素材や、シックハウス住宅に適応する内装仕上げ材などを使用することもできる。また、カプセル体ごとに耐震構造、免震構造などを採用することもできる。
さらに、カプセル体21の内部空間には、機能別ユニット22が備えられている。
機能別ユニット22は、ユーザが内部空間に滞在する滞在機能ユニット、内部空間に収納を行う収納機能ユニット、内部空間がユーザの移動用空間として機能する移動用機能ユニット、水回り機能を有する水回り機能ユニットのいずれかである。
滞在機能ユニットは、書斎、学習室、家事室、多目的ルーム、寝室、オフィス、店舗のいずれかの機能を有し、前記カプセル体の内部空間にあらかじめ機能別ユニットが備えられている。
収納機能ユニットは、クローゼット、書庫、物置、倉庫、のいずれかの機能を有し、前記カプセル体の内部空間にあらかじめ機能別ユニットが備えられている。
移動用機能ユニットは、階段、エレベーター、スロープ、廊下、渡り廊下のいずれかの機能を有し、前記カプセル体の内部空間にあらかじめ機能別ユニットが備えられている。
水回り機能ユニットは、トイレ、浴室、キッチン、洗濯機設置のいずれかの機能を有し、前記カプセル体の内部空間にあらかじめ機能別ユニットが備えられている。
これらの一例については後述する。
また、機能別部屋ユニット20は、カプセル体21を前記建造物躯体構造10に固定するべくカプセル体21に設けられた固定部23を備えている。
固定部23は、アジャスター、滑り止めなどのように機能別部屋ユニット20側のみに設けられた固定部材のほか、ボルト、ネジ、釘、嵌め込み部材、その他の各種の連結部材のように、機能別ユニット20側と建造物躯体構造10側それぞれに設けられた連結部材同士を連結して固定するようにしてもよい。
る。
カプセル体21内には、機能別ユニットに応じ、前記機能別ユニットが、電源または電気回線、通信回線、上下水道配管、ガス配管、換気扇配管、送風配管、冷暖房配管、その他の外部連結設備の利用を必要とする機能別ユニットである場合において、前記建造物躯体構造に設けられた躯体側連結手段と連結し外部連結設備を利用可能に連結するべく、前記カプセル体にはさらにカプセル体側連結手段が備えられている。
また、好ましくは必要に応じ、複数の外部連結設備を利用可能に連結するべく、前記カプセル体には複数のカプセル体側連結手段が備えられている。
上記のように構成された機能別部屋ユニットは、機能別部屋ユニットを建造物躯体構造に連結すると同時に、電源または電気回線、通信回線、上下水道配管、ガス配管、換気扇配管、送風配管、冷暖房配管、その他の外部連結設備の内、複数の外部連結設備が利用可能に接続される。各部屋ユニットに対する給排水、冷暖房換気空調設備、電気、通信、弱電(テレビ映像、放送音響、火災・防犯セキュリティ、健康管理・チェックなどの住宅介護医療システム)などの設備や、これら設備に対する屋内・屋外からのリモートコントロール、携帯電話やICタグ等による個人認証システム、室内環境遠隔操作システム、映像・音声通信による遠隔監視システムなどを導入することもできる。
カプセル体21の下端近傍の左右両側など所定位置には、必要に応じ建造物躯体構造10に連結または固定するための固定部23が形成されており、固定部23により固定した際に、図示しない通信端子と電力端子、あるいは上下水道、ガス配管、送風や冷暖房などの配管、その他の外部連結設備への連結構造が設けられており、機能別部屋ユニット20を建造物躯体構造10に連結すると、同時にこれらの外部連結設備への連結がなされる構造になっていることが好ましい。したがって、複数の機能別部屋ユニット21を備えた建造物をきわめて容易に構築することができる。
以上の構成により、機能別部屋ユニットを少なくとも一つ、前記建造物躯体構造に載置した後に、当該建造物躯体構造に固定した建造物とすることができる。
また、好ましくは、上記建造物は、本発明の機能別部屋ユニットを複数備えて構成される。機能別部屋ユニットを複数備えることにより、様々な機能別部屋ユニットを備え、ユーザにとって必要な、また好みの大きさやデザインの機能別部屋ユニットを好みの位置に固定し、建造物のレイアウトを構築することができる。また、建物内の空きスペースなど任意の場所に機能別部屋ユニットを構築することができる。
建造物躯体構造10は、基礎、床、屋根を少なくとも備えていることが好ましく、柱または外壁をさらに備えている。
また、建造物躯体構造は、外部連結設備を利用可能に連結するべく躯体側連結手段31が設けられ、躯体側連結手段31には、電源または電気回線、通信回線、上下水道配管、ガス配管、換気扇配管、送風配管、冷暖房配管、その他の外部連結設備の内のいずれかが連結されて利用可能にされている。
図1においては、機能別部屋ユニット20が建造物躯体構造10内部に2つ設けられ、図面左側の機能別部屋ユニット20には、その側面に換気扇配管と、その下部に上下水道配管等が、ユニット体側連結手段30と躯体側連結手段31とが連結されることにより連結されている。ユニット体側連結手段30、躯体側連結手段31のそれぞれの構成は、配管同士の嵌め込みや、ネジ、ボルトその他の連結部材による固定、電源回線、通信回線や電話線接続などの接続ユニットによる連結、無線通信接続ユニットによる連結、その他の連結方法を採用することができる。
(第2の実施の形態)
次に、建造物躯体構造10の実施例に即して実施形態の別の構成について説明する。
図2は、本発明の機能別部屋ユニットが備えられた建造物の実施形態の一例を示す図であり、断面図を示している。
本実施形態において、建造物躯体構造10は、階段、エレベーター、スロープ、のいずれかの機能を有する移動用機能ユニット(機能別部屋ユニット20)の一端および他端が建造物躯体構造10に固定して連結された、複数階を有するものである。
図2においては2階建て構造の例が示されており、建造物躯体構造10は、基礎、床、屋根と、さらに外壁を備えている。また、移動用機能ユニット(機能別部屋ユニット20)としてらせん階段状の階段が採用されている。
移動用機能ユニットは、階段、エレベーター、スロープ、廊下、渡り廊下のいずれかの機能を有し、移動用機能を実現するための一端と他端とはそれぞれ、建造物躯体構造に固定して連結可能にされている。
上記のような2階建て構造の建造物躯体構造10に機能別部屋ユニット20を適宜設置すれば、小さな空きスペースを有効に利用して、多数の機能別部屋ユニット20を備えた建造物を構築することができる。
また、主柱や外壁を更に高くして、2階の床12の上方にさらに3階用の床12を増設し、3階にも機能別部屋ユニット20を設置すれば、多数の機能別部屋ユニット20を備えた3階建て構造の建造物を構築することができる。さらに、4階建て以上の多階層構造の、多数の機能別部屋ユニット20を備えた3階建て構造の建造物を構築することも可能である。
(第3の実施の形態)
次に、建造物躯体構造10の実施例に即して実施形態の別の構成について説明する。
図3は、本発明の機能別部屋ユニットが備えられた建造物の実施形態の一例を示す図であり、断面図を示している。
本実施形態においても、建造物躯体構造10は、階段、エレベーター、スロープ、のいずれかの機能を有する移動用機能ユニット(機能別部屋ユニット20)の一端および他端が建造物躯体構造10に固定して連結された、複数階を有するものである。
図2においては2階建て構造の例が示されており、建造物躯体構造10は、基礎、床、屋根と、さらに柱とを備えているが、外壁がないためにオープンテラス状になっている。また、移動用機能ユニット(機能別部屋ユニット20)としてらせん階段状の階段が採用されている。
移動用機能ユニットは、階段、エレベーター、スロープ、廊下、渡り廊下のいずれかの機能を有し、移動用機能を実現するための一端と他端とはそれぞれ、建造物躯体構造に固定して連結可能にされている。
本実施形態の建造物は、一例として2階建て構造のものを例示しており、台座を兼ねて地面に設置される1階の床12と、1階の床12の中心近辺に立設される柱14と、1階の床12の上面から機能別部屋ユニット20の高さよりも離間させて設けられる2階の床12とを備えている。
1階の床12と2階の床12は、それぞれ建造物の1階の床と2階の床を構成し、2階の床12の開口部にはらせん階段状の移動用機能ユニット(機能別部屋ユニット20)が挿入された状態で嵌合している。らせん階段の一端の下端部および他端の上端部には1階出入口および2階出入口がそれぞれ設けられている。らせん階段は、溶接またはボルト締結等の方法で床12や柱14に強固に固定されている。
(機能別部屋ユニット)
次に、機能別部屋ユニット20の各種の実施形態の例について説明する。
図4から図18は、各種の機能別部屋ユニット20の実施例を示しており、各図において、左図は平面図、右図は側面図である。
また、図19から図22は、機能別部屋ユニットを複数配置した建造物の実施例を示しており、いずれも平面図である。
機能別部屋ユニット20は、設置場所や用途、内部空間の機能別ユニット22の構成などに応じて、様々なサイズや構成を採用することができる。
滞在機能ユニットは、書斎、学習室、家事室、多目的ルーム、寝室、オフィス、店舗のいずれかの機能を有し、カプセル体21の内部空間にあらかじめ機能別ユニット22が備えられている。
図4は、円筒形状のカプセル体21内部に、ベッドと、物入れや棚、クローゼットなどの機能別ユニット22を備えた、寝室の例を示している。
カプセル体21の側壁の下側半分は、強固な不透明の板材(スチール板、ガラス繊維強化プラスチック板、等)で構成されている。カプセル体21の上側半分は、内部空間内に外光を採り込めるようにその大部分が適度な光透過性を有する樹脂性の板材などで構成されている。これらの板材は互いに接合されるとともに、図示しないフレームによって強固に保持されている。扉は、上記フレームに片側がヒンジ機構を介して水平回動可能に連結されている。扉の材質はカプセル体1
の側壁の下半分と同じである。なお、これらは実施例であって、構成や素材はこれ以外のものを採用してもよい。
図5は、直方体形状のカプセル体21内部に、介護用ベッドと、テーブルなどの機能別ユニット22を備えた、介護室の例を示している。
図6は、直方体形状のカプセル体21内部に、ベッドと、物入れや棚、クローゼットなどの機能別ユニット22を備えた、寝室の例を示している。
図7は、直方体形状のカプセル体21内部に、2台のベッドと、ベッド間のテーブルおよび外壁に面して設けられた2つのテーブルなどの機能別ユニット22を備えた、寝室の例を示している。
また、ベッド、家具、住宅設備、カーテンや電動カーテン・ブラインド、障子、その他の家具・建具・設備などは適宜設置しておくことができる。
図8は、円筒形状のカプセル体21内部に、マッサージチェアと、棚などの機能別ユニット22を備えた、リラクゼーションルームの例を示している。
本発明の機能別部屋ユニット20は、住居やオフィスとしてだけでなく、カラオケボックス、リラクゼーションルームなどの多種多様な用途に利用できる。
また、機能別部屋ユニット20の内部構成は、これ以外にも、会議室用や、ショップ、各種ルーム、仮説室、宿泊可能施設、遊戯施設、娯楽施設、休憩所、飲食施設、その他の様々な多目的な用途に利用することができる。ショップや各種のサービス提供施設などにおいては、販売行為などを行えるようにしてもよい。
図9は、円筒形状のカプセル体21内部に、パーソナルコンピュータなどの通信端末装置やプリンタ、電話機(ファクシミリを含む)などを設置するための作業卓と椅子などの機能別ユニット22を備えた、書斎の例を示している。カプセル体22の天井部には、図示しない照明装置や空調装置などが設けられている。
作業卓は、カプセル体22の内壁に固定して設置されている。作業卓の前縁部は、ユーザの作業性を考慮して円弧状に切り欠かれている。椅子は、カプセル本体の床に設置されている。
作業卓あるいはその近傍には、通信端末装置を通信系に接続するための図示しないケーブル接続端子や、通信端末装置やその他の機器を電力系に接続するための図示しないコンセントが設けられている。したがって、機能別部屋ユニット20では、通信端末装置の通信ケーブルをケーブル接続端子に接続し、電力ケーブルをコンセントに接続することにより、通信端末装置をLANやインターネットに接続して使用することができる。
次に、収納機能ユニットは、クローゼット、書庫、物置、倉庫、のいずれかの機能を有し、カプセル体21の内部空間にあらかじめ機能別ユニット22が備えられている。
図10は、円筒形状のカプセル体21内部に、ウォークイン・クローゼットなどの機能別ユニット22を備えた、書斎の例を示している。また、物置や倉庫などの場合には、必要に応じ各種の棚や作業台、その他の機能別ユニットをあらかじめ備えるようにしてもよいが、何もない空間としてもよい。また冷蔵設備、冷凍設備、湿度調整設備、温度調整設備などの機能別ユニットをあらかじめ備えるようにしてもよい。
次に、移動用機能ユニットは、階段、エレベーター、スロープ、廊下、渡り廊下のいずれかの機能を有し、カプセル体21の内部空間にあらかじめ機能別ユニット22が備えられている。
図11は、円筒形状のカプセル体21内部に、らせん階段や手すりなどの機能別ユニット22を備えた、書斎の例を示している。
次に、水回り機能ユニットは、トイレ、浴室、キッチン、洗濯機設置のいずれかの機能を有し、カプセル体21の内部空間にあらかじめ機能別ユニット22が備えられている。
図12は、円筒形状のカプセル体21内部に、浴室、洗い場などの機能別ユニット22を備えた、浴室の例を示している。
浴槽および洗い場には、下水道に連結するための図示しない配水管が設けられ、また上水道から連結される図示しない配水管が設けられ、さらに好ましくは換気扇などが設けられている。上下水道などの配管、その他の外部連結設備への連結構造が設けられており、機能別部屋ユニット20を建造物躯体構造10に連結すると、同時にこれらの外部連結設備への連結がなされる構造になっていることが好ましく、複数の機能別部屋ユニット21を備えた建造物をきわめて容易に構築することができる。
図13は、円筒形状のカプセル体21内部に、浴室、洗い場などの機能別ユニット22を備えた、浴室の別の一例を示している。
図14および図15は、円筒形状のカプセル体21内部に、トイレ、洗面設備などの機能別ユニット22を備えた、トイレの例を示している。
下水道に連結するための図示しない配水管が設けられ、また上水道から連結される図示しない配水管が設けられ、さらに好ましくは換気扇や電源などが設けられている。上下水道、送風や冷暖房などの配管、その他の外部連結設備への連結構造が設けられており、機能別部屋ユニット20を建造物躯体構造10に連結すると、同時にこれらの外部連結設備への連結がなされる構造になっていることが好ましく、複数の機能別部屋ユニット21を備えた建造物をきわめて容易に構築することができる。
図16は、円筒形状のカプセル体21内部に、洗面設備、洗濯機置き場などの機能別ユニット22を備えた、洗面室の例を示している。
下水道に連結するための図示しない配水管が設けられ、また上水道から連結される図示しない配水管が設けられ、さらに好ましくは換気扇や電源などが設けられている。上下水道、送風や冷暖房などの配管、その他の外部連結設備への連結構造が設けられており、機能別部屋ユニット20を建造物躯体構造10に連結すると、同時にこれらの外部連結設備への連結がなされる構造になっていることが好ましく、複数の機能別部屋ユニット21を備えた建造物をきわめて容易に構築することができる。
図17は、円筒形状のカプセル体21内部に、流し台や調理台、システムキッチン、冷蔵庫置き場、換気扇などの機能別ユニット22を備えた、トイレの例を示している。
図18は、直方体形状のカプセル体21内部に、流し台や調理台、システムキッチン、冷蔵庫置き場、換気扇などの機能別ユニット22を備えた、トイレの例を示している。
下水道に連結するための図示しない配水管が設けられ、また上水道から連結される図示しない配水管が設けられ、さらに換気扇、電源、ガス配管や電気配線などが設けられている。上下水道、送風や冷暖房などの配管、電源、ガス配管や電気配線、その他の外部連結設備への連結構造が設けられており、機能別部屋ユニット20を建造物躯体構造10に連結すると、同時にこれらの外部連結設備への連結がなされる構造になっていることが好ましく、複数の機能別部屋ユニット21を備えた建造物をきわめて容易に構築することができる。
図19から図22は、機能別部屋ユニットを複数配置した建造物の実施例を示しており、いずれも平面図である。
図19は、1階平面図であり、図20は図19に示した建造物の2階平面図である。
図21は、1階平面図であり、図22は図21に示した建造物の2階平面図である。
以上の様々な形態の一例を示したように、機能別部屋ユニット20は、デジタル・アナログの各種作業に対応できる快適性を追及した専用空間で、無人管理対応とすることも可能な、住居・オフィス・ショップ機能集約型の移動・移設が自由なカプセルタイプの、電気・通信システムや配管などの機能別に応じた必要な設備を実装したユニットである。複数連結したり、建造物躯体構造10への連結の組合せが自由で、あらゆるレイアウトに対応可能なものである。デジタル作業を可能にする機能別部屋ユニットによれば、ワンタッチ連結LANシステムを備える一体化されたシステムユニットである。また水回り、電気、ガス、空調などについても同様に一体化されている。
機能別部屋ユニットの形状は、立方体、直方体、円筒型、四角柱、八角柱等の多角柱、卵型、その他の形状を採用することができる。また寸法は、たとえば円筒型であれば直径1,800mm、2,400mm、3,000mm等、高さ2,400mm、2,100mm等、各種のものを用意することができる。
耐震対策; 耐震マットによる耐震対策
また、店舗にする場合には、アンテナショップ、テイクアウトショップ、フードサービスショップ、リフレッシュショップ、オンライン販売、対面販売など利用範囲が幅広く、特に用途には限定されない。
さらに一例として、下記のような機能を備えることができる。
(1)小型コンピュータセット装備
(2)利用料のオンライン決済、カード決済
(3)オートロック、セキュリティ設備、メンテナンス
(4)冷暖房、エアコン、床暖房、空気清浄機、マイナスイオン発生器等。
(5)データ遠隔管理システム
(6)アンケート調査、市場調査、商品注文などの管理、集計システム、その他のソフトウェアサービスシステム
(7)無人管理課金装置、タイムサービスオフィスシステム
(8)外壁面、外壁棚や展示台・什器などを利用した広告・展示媒体
また、機能別部屋ユニット20の設置場所としては、オフィスビル、SOHO賃貸ビル、鉄道駅構内、自治体施設、航空・船舶・バス・高速道路施設、官公庁施設、ホテル宿泊施設、銀行・証券会社、電力・通信・ガス会社施設、医療・福祉施設、百貨店、大型スーパー、複合商業施設、イベント会場、展示場、国際会議場、遊園地、レジャー・観光施設、リゾート施設、美術館、博物館、災害対策室、緊急避難室、その他各種の場所に設置することができる。
さらに、本発明の機能別部屋ユニット20を備えた建造物と、通信端子を介して接続される通信ネットワークと、通信ネットワークに接続されて備えられたサーバーとから構成されるシステムとして、通信ネットワークを介して様々なサービスの提供や商品の購入などを部屋ユニット利用者に提供することができる。
サーバーには、部屋ユニットの利用者に関する情報を記憶する利用者情報記憶手段と、利用者が部屋ユニットに備えられた通信端末装置から送信される商品またはサービス利用に関するデータを受信する利用データ受信手段と、商品またはサービスの利用に応じ部屋ユニットの利用者ごとの料金情報を記憶する料金情報記憶手段とが少なくとも備えられ、利用に応じた課金を行うことができる。
通信ネットワークを介してサーバーにおいてデータの集中管理をすることにより、機能別部屋ユニット20利用者に対する各種の顧客サービスを提供することができる。
たとえば機能別部屋ユニット20をレンタルオフィスとして提供するだけではなく、利用時間内のインターネット、情報提供サービスや、コピー、プリント出力、電話、FAX、秘書、通訳・翻訳、各種の予約サービス等のサービスを提供することができる。また通信ネットワークを利用してカプセルオフィスシステムの無人監視などのセキュリティシステムを組み合わせて利用することもできる。
以上説明したように、本発明によれば、機能別の各種の部屋ユニットを、建造物の躯体構造に連結するだけで、それらのユニットを利用可能することができる機能別部屋ユニットを提供し、さらには建造物内の任意の場所に機能別部屋ユニットを設置して使用することができる建造物を提供し、住居や店舗、オフィス、その他の恒久的あるいは一時的、期間限定的な設備として提供することができる。
本発明の機能別部屋ユニットが備えられた建造物の実施形態の一例を示す図であり、断面図を示している。 本発明の機能別部屋ユニットが備えられた建造物の実施形態の一例を示す図であり、断面図を示している。 本発明の機能別部屋ユニットが備えられた建造物の実施形態の一例を示す図であり、断面図を示している。 各種の機能別部屋ユニット20の実施例を示し、左図は平面図、右図は側面図である。 各種の機能別部屋ユニット20の実施例を示し、左図は平面図、右図は側面図である。 各種の機能別部屋ユニット20の実施例を示し、左図は平面図、右図は側面図である。 各種の機能別部屋ユニット20の実施例を示し、左図は平面図、右図は側面図である。 各種の機能別部屋ユニット20の実施例を示し、左図は平面図、右図は側面図である。 各種の機能別部屋ユニット20の実施例を示し、左図は平面図、右図は側面図である。 各種の機能別部屋ユニット20の実施例を示し、左図は平面図、右図は側面図である。 各種の機能別部屋ユニット20の実施例を示し、左図は平面図、右図は側面図である。 各種の機能別部屋ユニット20の実施例を示し、左図は平面図、右図は側面図である。 各種の機能別部屋ユニット20の実施例を示し、左図は平面図、右図は側面図である。 各種の機能別部屋ユニット20の実施例を示し、左図は平面図、右図は側面図である。 各種の機能別部屋ユニット20の実施例を示し、左図は平面図、右図は側面図である。 各種の機能別部屋ユニット20の実施例を示し、左図は平面図、右図は側面図である。 各種の機能別部屋ユニット20の実施例を示し、左図は平面図、右図は側面図である。 各種の機能別部屋ユニット20の実施例を示し、左図は平面図、右図は側面図である。 機能別部屋ユニットを複数配置した建造物の実施例を示す平面図である。 機能別部屋ユニットを複数配置した建造物の実施例を示す平面図である。 機能別部屋ユニットを複数配置した建造物の実施例を示す平面図である。 機能別部屋ユニットを複数配置した建造物の実施例を示す平面図である。
符号の説明
10 建造物躯体構造
11 基礎
12 床
13 屋根
14 柱
15 外壁
20 機能別部屋ユニット
21 カプセル体
22 機能別ユニット
23 固定部
30 カプセル体側連結手段
31 躯体側連結手段
40 外部連結設備

Claims (13)

  1. 建造物躯体構造に固定して使用可能な機能別部屋ユニットであって、
    少なくとも1人のユーザが使用可能な内部空間を有するとともに、さらに前記内部空間へユーザが出入りするための出入口とを有するカプセル体と、
    前記カプセル体の内部空間に備えられた機能別ユニットと、
    前記カプセル体を前記建造物躯体構造に固定するべく前記カプセル体に設けられた固定部と、を備え、
    前記機能別ユニットは、ユーザが内部空間に滞在する滞在機能ユニット、内部空間に収納を行う収納機能ユニット、内部空間がユーザの移動用空間として機能する移動用機能ユニット、水回り機能を有する水回り機能ユニットのいずれかであることを特徴とする、建造物躯体構造に固定可能な機能別部屋ユニット。
  2. 前記滞在機能ユニットは、書斎、学習室、家事室、多目的ルーム、寝室、オフィス、店舗のいずれかの機能を有し、前記カプセル体の内部空間にあらかじめ機能別ユニットが備えられたことを特徴とする、請求項1に記載の機能別部屋ユニット。
  3. 前記収納機能ユニットは、クローゼット、書庫、物置、倉庫、のいずれかの機能を有し、前記カプセル体の内部空間にあらかじめ機能別ユニットが備えられたことを特徴とする、請求項1に記載の機能別部屋ユニット。
  4. 前記移動用機能ユニットは、階段、エレベーター、スロープ、廊下、渡り廊下のいずれかの機能を有し、前記カプセル体の内部空間にあらかじめ機能別ユニットが備えられたことを特徴とする、請求項1に記載の機能別部屋ユニット。
  5. 前記水回り機能ユニットは、トイレ、浴室、キッチン、洗濯機設置のいずれかの機能を有し、前記カプセル体の内部空間にあらかじめ機能別ユニットが備えられたことを特徴とする、請求項1に記載の機能別部屋ユニット。
  6. 前記機能別ユニットが、電源または電気回線、通信回線、上下水道配管、ガス配管、換気扇配管、送風配管、冷暖房配管、その他の外部連結設備の利用を必要とする機能別ユニットである場合において、前記建造物躯体構造に設けられた躯体側連結手段と連結し外部連結設備を利用可能に連結するべく、前記カプセル体にはさらにカプセル体側連結手段が備えられたことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の機能別部屋ユニット。
  7. 電源または電気回線、通信回線、上下水道配管、ガス配管、換気扇配管、送風配管、冷暖房配管、その他の外部連結設備の内、複数の外部連結設備を利用可能に連結するべく、前記カプセル体には複数のカプセル体側連結手段が備えられたことを特徴とする、請求項6に記載の機能別部屋ユニット。
  8. 前記移動用機能ユニットは、階段、エレベーター、スロープ、廊下、渡り廊下のいずれかの機能を有し、移動用機能を実現するための一端と他端とはそれぞれ、建造物躯体構造に固定して連結可能にされたことを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の機能別部屋ユニット。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の機能別部屋ユニットを、少なくとも一つ、前記建造物躯体構造に載置した後に、当該建造物躯体構造に固定したことを特徴とする建造物。
  10. 前記建造物躯体構造は、基礎、床、屋根を少なくとも備えたことを特徴とする、請求項9に記載の建造物。
  11. 前記建造物躯体構造は、柱または外壁をさらに備えたことを特徴とする、請求項9または10のいずれかに記載の建造物。
  12. 前記建造物躯体構造は、外部連結設備を利用可能に連結するべく躯体側連結手段が設けられ、躯体側連結手段には、電源または電気回線、通信回線、上下水道配管、ガス配管、換気扇配管、送風配管、冷暖房配管、その他の外部連結設備の内のいずれかが連結されて利用可能にされたことを特徴とする、請求項9〜11のいずれかに記載の建造物。
  13. 前記建造物躯体構造は、階段、エレベーター、スロープ、のいずれかの機能を有する移動用機能ユニットの一端および他端が建造物躯体構造に固定して連結された、複数階を有するものであることを特徴とする、請求項9〜12のいずれかに記載の建造物。
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