JP2005350384A - 基礎化粧方法 - Google Patents

基礎化粧方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005350384A
JP2005350384A JP2004171724A JP2004171724A JP2005350384A JP 2005350384 A JP2005350384 A JP 2005350384A JP 2004171724 A JP2004171724 A JP 2004171724A JP 2004171724 A JP2004171724 A JP 2004171724A JP 2005350384 A JP2005350384 A JP 2005350384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
basic
cosmetic
liquids
skin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004171724A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Takeno
和憲 竹野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BLC KK
Original Assignee
BLC KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BLC KK filed Critical BLC KK
Priority to JP2004171724A priority Critical patent/JP2005350384A/ja
Publication of JP2005350384A publication Critical patent/JP2005350384A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

【課題】 従来の基礎化粧は洗顔後に化粧水や乳液,クリーム,美容液などを皮膚に順次塗布する必要があり、これを簡略に行い得なかった。
【解決手段】 本発明による基礎化粧方法は、保湿力および皮脂吸収力が段階的に異なる複数種の基礎化粧液10と、皮膚に対する特定のケアを目的とした複数種の美容液20と、これら基礎化粧液10および美容液20を希釈するための希釈液30とから少なくとも2種類の任意の液を選択するステップと、選択された液を所定の割合に混合して洗顔後の皮膚に塗布するステップとを具え、敏感肌の使用者であっても肌質に適合した基礎化粧液10および美容液20を使用することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、洗顔後の基礎化粧方法に関する。
肌の手入れに関する基礎化粧は、通常、メーキャップを落とすクレンジングと、クレンジング後の洗顔と、洗顔後の化粧水や化粧乳液などの化粧液の使用と、ホワイトニング(美白),ニキビ防止,リンクルリペア(しわ・たるみ取り)などの特定のケアを目的とした美容液の使用とが含まれる。化粧液は、季節の変化などの外的要因やホルモンバランスの変化などの内的要因に伴う肌質の変化に応じて適切なものを使い分けることが好ましく、また美容液も使用者の要求に応じて使われることが多い。
従来の基礎化粧品は、洗顔後に使用する基礎化粧品だけ見ても、化粧水,乳液,美容液,クリームなど多くの種類があり、しかもその有効成分などによって販売価格の異なる非常に膨大な数の基礎化粧品が各社から市販されている。
一方、洗顔後の基礎化粧に要する時間をできるだけ短縮化できるようにするため、従来の化粧水,化粧乳液およびクリームの機能を化粧液に持たせ、この化粧液と美容液とを混ぜ合わせて使用する基礎化粧方法が提案されている。
従来の基礎化粧品は、有効成分や価格などによって相違はあるものの、使用者の肌質に応じたシステム的な商品構成を採用していないため、どのような基礎化粧品を選択するのが適切であるのか、使用者側から判断することは非常に難しかった。例えば、使用中の基礎化粧品の保湿力または皮脂吸収力に不満が生じた場合、この使用中の基礎化粧品の製造メーカにこのような要求に対応する製品がなかったり、あったとしても全く異なるシリーズの基礎化粧品を選択する必要がある。あるいは、使用中の基礎化粧品が肌に対して刺激が強すぎる場合、どの基礎化粧品に切り替えれば良いのか、使用者は全くわからないことが普通である。
また、化粧液と美容液との機能を併せ持つ従来の基礎化粧品は定形化されたものしかなく、肌質や日毎の肌の状態に合わない使用者が多く存在している。このため、使用者毎の肌質や同じ使用者であっても日毎の肌の状態に応じたシステム的な商品構成とその使用方法とが望まれている。
本発明による基礎化粧方法は、保湿力および皮脂吸収力が段階的に異なる複数種の基礎化粧液と、皮膚に対する特定のケアを目的とした複数種の美容液と、これら基礎化粧液および美容液を希釈するための希釈液とから少なくとも2種類の液を選択するステップと、
選択された液を所定の割合に混合して洗顔後の皮膚に塗布するステップと
を具えたことを特徴とするものである。
本発明においては、基礎化粧液が従来の化粧水,乳液,クリームの機能を併せ持っており、通常、使用者自身の皮膚の保湿力および皮脂吸収力に適した基礎化粧液と、使用者自身の皮膚に対する所望のケアのための美容液とを選択し、これらを所定の割合に混合して洗顔後の皮膚に塗布する。皮膚に対して選択した基礎化粧液または美容液の濃度が濃すぎる場合、希釈液を選択して基礎化粧液および/または美容液と希釈液とを混合して使用する。
ただし、希釈液を使用する場合であっても選択した基礎化粧液や美容液の保湿力を向上または維持したい場合、これらの保湿力を向上または維持する機能を持つ希釈液を選択し、基礎化粧液および/または美容液と混合して使用する。
基礎化粧液は種類が多いほど、あらゆる肌質に対して対処できるという利点はあるが、商品管理状のコストも考慮して例えば8種類程度に止めておき、基礎化粧液相互の組み合わせまたは希釈液との組み合わにより、使用者の肌質に適合させる。
希釈液は、水分子の集合体を単分子状態に細分化させた、いわゆるマイクロクラスター水と呼称され、基礎化粧液や美容液と混ざりやすい水だけで構成することも可能であるが、グリセリンなどの保湿成分を含んでいることが好ましく、ビタミンなど他の化粧成分を含ませることも可能である。基礎化粧液および/または美容液と希釈液とが選択された場合、この希釈液は選択された基礎化粧液および/または美容液の濃度を薄めると共に選択された基礎化粧液の保湿力および皮脂吸収力を同時に低減することとなる。
希釈液を2種類以上から選択できるようにし、この場合には混合される基礎化粧液の保湿力および皮脂吸収力を共に低減する第1の希釈液と、混合される基礎化粧液の保湿力を維持または向上させる第2の希釈液とを少なくとも有することが有効である。基礎化粧液および/または美容液とこれらの保湿力を維持または向上させる希釈液とが選択された場合、この希釈液は選択された基礎化粧液および/または美容液の濃度を薄めつつこれらの保湿力を維持または向上させることとなる。
基礎化粧液,美容液,希釈液がすべて同じ形状の容器に収容され、各容器は収容された液をそれぞれ所定量ずつ取り出すことができるポンプユニットを有するものであってよい。この場合、基礎化粧液を収容する容器から吐出される1回当たりの基礎化粧液の量と、美容液を収容する容器から吐出される1回当たりの美容液の量と、希釈液を収容する容器から吐出される1回当たりの希釈液の量とが整数倍の関係に設定されていることが好ましい。この場合、すべての容器から吐出される1回当たりの液量をすべて等しく設定することも可能であり、各容器のポンプユニットの操作回数を変更することで基礎化粧液,美容液,希釈液の混合比を自由に変更することができる。さらに2種類の液が選択された場合、これら選択された2種類の液がそれぞれ収容された2つの容器を1つのケースに一体的に収容するステップと、これら2つの容器のポンプユニットを同時に操作して前記選択された2種類の液を同時に取り出すステップとをさらに具えることができる。
本発明の基礎化粧方法によると、保湿力および皮脂吸収力が段階的に異なる複数種の基礎化粧液と、皮膚に対する特定のケアを目的とした複数種の美容液と、これら基礎化粧液および美容液を希釈するための複数種の希釈液とから少なくとも2種類の液を選択し、これらを所定の割合に混合して洗顔後の皮膚に塗布するようにしたので、使用者の皮膚の特性に応じた洗顔後の基礎化粧を極めて少ない種類の基礎化粧品を組み合わせるだけで簡略化して行うことができる。特に希釈液が選択された場合、この希釈液が他に選択された基礎化粧液および/または美容液を薄めてその機能を低減することとなり、使用感の向上と相俟って敏感肌の使用者であってもその肌質に合った基礎化粧を何ら問題なく行うことができ、肌トラブルの低減も期待できる。
希釈液が保湿成分を含んでいる場合、基礎化粧液や美容液を薄めた場合であっても、これらの保湿力をそれほど損なうことがなく、使用感を向上させつつ敏感肌の使用者であっても有効な基礎化粧を行うことができる。
2種類以上の希釈液、つまり混合される基礎化粧液の保湿力および皮脂吸収力を共に低減する第1の希釈液と、混合される基礎化粧液の保湿力を維持または向上させる第2の希釈液とがある場合、希釈液を用いて基礎化粧液や美容液を薄めたとしても使用者の肌質に適合した保湿力に調整することができ、使用感を向上させつつ敏感肌の使用者であっても有効な基礎化粧を行うことができる。特に、基礎化粧液および/または美容液の保湿力を維持または向上させる希釈液を選択した場合、この希釈液が選択された基礎化粧液および/または美容液を薄めると同時にこれらの保湿力を維持または向上させることができ、使用者の肌質に応じたよりきめ細かな選択が可能となる。
基礎化粧液,美容液,希釈液をすべて同じ形状の容器に収容し、各容器が収容された液をそれぞれ所定量ずつ取り出すことができるポンプユニットを有する場合、選択された液を所定量ずつ容易に取り出すことができ、洗顔後の残りの基礎化粧を使用者の肌質などに合わせて簡単な操作で行うことが可能となる。
基礎化粧液を収容する容器から吐出される1回当たりの基礎化粧液の量と、美容液を収容する容器から吐出される1回当たりの美容液の量と、希釈液を収容する容器から吐出される1回当たりの希釈液の量とを整数倍の関係に設定した場合、ポンプユニットの操作回数に応じて正確な混合を容易に行うことができる。特に、2種類の液が選択された場合、これらがそれぞれ収容された2つの容器を1つのケースに一体的に収容するステップと、これら2つの容器のポンプユニットを同時に操作して選択された2種類の液を同時に取り出すステップとをさらに具えることにより、2つの容器のポンプユニットを同時に操作して2種類の液を所定量ずつ同時に吐出させることができる。しかも、任意の2つの容器を組み合わせて選択的にケースに収容することにより、使用者の皮膚の状態に応じて最適な液体が収容された容器を選択してこれに交換することができる。
本発明による基礎化粧方法の一実施形態について、図1および図2を参照しながら詳細に説明するが、本発明はこのような実施形態のみに限らず、特許請求の範囲に記載された本発明の概念に包含されるあらゆる変更や修正が可能である。
本実施形態における基礎化粧品の商品構成の概念を図1に示し、これらを収容して使用するポンプ付き容器の外観を図2に示す。すなわち、本実施形態においては洗顔後の基礎化粧として、5種類の基礎化粧液10と、4種類の美容液20と、これら基礎化粧液10および美容液20に対する2種類の希釈液30とのうち、任意の2種類の液を混合して使用する。もちろん、3種類以上の液を選択し、これらを混合して使用することも当然可能である。これら全部で11種類の液体は、すべて同じ容量および形状のポンプ付き容器51に収容されており、任意の2つのポンプ付き容器51がこれらをそれぞれ取り出し可能に収容するケース52内に収容され、容器ユニット50として一体化した状態で使用する。
個々のポンプ付き容器51は、液体が収容される容器本体53と、この容器本体53に組み付けられるポンプユニット54とをそれぞれ具えており、各ポンプユニット54のポンプヘッド55を同時に押圧することにより、これらの吐出口56から一定量ずつ同時に2種類の液体が吐出されるようになっている。
本実施形態における5種類の基礎化粧液10は、乾燥肌用で大きな保湿力を有するタイプ(以下、大保湿力タイプ11と記述する)と、乾燥肌用で適度な保湿力を有するタイプ(以下、中保湿力タイプ12と記述する)と、普通肌(乾燥肌と脂性肌との中間の肌質)用で軽度の保湿力および皮脂吸収力を共に有するタイプ(以下、中性タイプ13と記述する)と、脂性肌用で適度な皮脂吸収力を有するタイプ(以下、中皮脂吸収力タイプ14と記述する)と、脂性肌用で大きな皮脂吸収力を有するタイプ(以下、大皮脂吸収力タイプ15と記述する)とで構成され、保湿力および皮脂吸収力が段階的に異なっている。もちろん、商品構成などによっては基礎化粧液10を3,4種類または7,8種類程度に設定することも可能である。
本実施形態における大保湿力タイプ11の基礎化粧液は、水の他に浸透性のある低分子コラーゲンと、ヒアルロン酸や天然のアミノ酸系の保湿剤と、低分子コラーゲンを補強するシルクエッセンスと、皮膚の代謝を促進するレチノール(ビタミンA)誘導体と、加水分解小麦タンパクなどの植物由来のリフティング成分と、グリチルリチン酸誘導体やアロエベラエキスなどの肌荒れ防止剤と、フリーラジカルを防ぐためのビタミンEとを含む。中保湿力タイプ12の基礎化粧液は、大保湿力タイプ11の成分のうち、加水分解小麦タンパクに代えてダイズエキスが用いられ、アロエベラエキスに代えてシソエキスが用いられている。中性タイプ13の基礎化粧液は、大保湿力タイプ11の成分のうち、肌荒れ防止剤がセージエキスなどの植物由来の血行促進および肌荒れ防止剤に変わり、リフティング成分に代えて肌をしっとりとすべすべに保つポリグルタミン酸などの天然アミノ酸が加わり、さらにコラーゲンの合成を促進すると共に肌の新陳代謝を活性化させるアスパラギン酸マグネシウム,グルコン酸銅,グルコン酸亜鉛などのミネラルが加わっている。中皮脂吸収力タイプ14の基礎化粧液は、水と、低分子コラーゲンと、ヒアルロン酸と、ビフィズス菌エキスと、アスパラギン酸マグネシウム,グルコン酸銅,グルコン酸亜鉛などのミネラルと、これらのミネラルと共にテカリを抑えるハマメリスエキスと、グリチルリチン誘導体やシモツケソウエキスやカミツレエキスなどの肌荒れ防止剤と、レチノール(ビタミンA)誘導体とを含む。大皮脂吸収力タイプ15の基礎化粧液は、中皮脂吸収力タイプ14の成分に加え、皮脂吸収パウダーをさらに含む。
4種類の美容液20は、ホワイトニング用21,リンクルリペア用22,毛穴を引き締めて肌を滑らかに整えるキメ・毛穴用23,ニキビ防止用24であり、商品構成などによっては美容液20を3種類以下または5種類以上に設定することも可能であるが、これらは使用者の肌質などによって使用する必要がない場合も当然存在する。
ホワイトニング用21の美容液は、水と、水溶性ビタミンC(アスコルビン酸)誘導体と、ユキノシタエキス,小麦胚芽エキス,オウゴンエキスなどの肌荒れ防止かつ活性酵素抑制剤と、保湿成分とを含む。リンクルリペア用22の美容液は、水と、ホルモン様作用を持つカイネチンと、低分子コラーゲン,酵母エキス,ヨーグルトエキスなどの保湿バランスを整える成分と、キャロットエキスやアーモンドエキスなどの植物エキス,アミノ酸などのエモリエント成分と、レチノール(ビタミンA)誘導体と、グリチルリチン誘導体やオウゴンエキスなどの肌荒れ防止剤とを含む。キメ・毛穴用23の美容液は、水と、古い角質を除去するためのAHAと、毛穴を引き締めるパウダー状珪酸アルミニウムと、シルクエッセンス,ドクダミエキス,クロレラエキスなどの保湿成分と、グリチルリチン誘導体,アラントイン,ヒマワリ種子エキスなどの肌荒れ防止剤とを含む。ニキビ防止用24の美容液は、水と、アクネ菌に対処するピオニンと、炎症を抑えるグリチルリチン酸ジカリウムと、皮脂抑制成分と、皮膚を引き締める成分とを含む。
希釈液30は、いわゆる敏感肌の使用者であっても上述した基礎化粧液10および美容液20を薄めることによって使用を可能とするものであり、本実施形態では肌に対して全く刺激のないグリセリンと水とを含み、上述した5種類の基礎化粧液10および4種類の美容液20の何れかと混ぜ合わせて使用することを意図している。なお、敏感肌の使用者ならずとも、この希釈液30を使用することによって基礎化粧液10や美容液20の保湿力または基礎化粧液10の皮脂吸収力を微妙に変更させることが可能であり、またこれらを薄めることによって使用感の改善を図ることもできる。希釈液30の一方は、基礎化粧液10および美容液20の保湿力をそれぞ向上させる保湿力向上用31であり、他方は基礎化粧液10および美容液20の効能をそれぞれ減少させる効能減少用32である。
保湿力向上用31の希釈液を基礎化粧液10と組み合わせた場合、選択された基礎化粧液の保湿力を維持または向上させるようになっている。例えば、中保湿力タイプ12の基礎化粧液と組み合わせた場合、この中保湿力タイプ12の基礎化粧液を薄めつつ、これが有する保湿力と、中性タイプ13の基礎化粧液が有する保湿力の中間の保湿力が得られる。同様に、4種類の美容液21〜24の保湿力もそれぞれ維持または向上させることができ、分泌ホルモンなどの関係で使用している基礎化粧液10や美容液20の保湿力を微妙に変更することが可能となる。これに対し、効能減少用32の希釈液を基礎化粧液10と組み合わせた場合、選択された基礎化粧液を薄めてその効能、つまり保湿力/皮脂吸収力を低減させることができる。例えば、中皮脂吸収力タイプ14の基礎化粧液と組み合わせた場合、この皮脂吸収力タイプ14の基礎化粧液が有する保湿力/皮脂吸収力と、中性タイプ13の基礎化粧液が有する保湿力/皮脂吸収力との中間の保湿力/皮脂吸収力が得られる。同様に、4種類の美容液20の機能を低減させることができ、分泌ホルモンなどの関係で使用している基礎化粧液10や美容液20の保湿力/皮脂吸収力を微妙に変更することが可能となる。
なお、本発明においては基礎化粧液10,美容液20,希釈液30をそれぞれ単独で使用することを意図していないが、これらを必要に応じて個別に使用することも可能であり、特に成分が単純な希釈液のみの使用は、アレルギー性の肌に対しても所定の保湿力を持った基礎化粧液として利用することが可能である。また、上述したすべての基礎化粧液10,美容液20,希釈液30に含まれる水は、いわゆるマイクロクラスター水と呼称される水分子の集合体を単分子状態に細分化させたものを使用しており、皮膚に対する浸透性が非常に優れたものである。
使用者は5種類の基礎化粧液10と4種類の美容液20と2種類の希釈液30とから自己の肌に応じて所望の基礎化粧液10,美容液20,希釈液30が収容されたポンプ付き容器51を適宜選択し、これをケース52内に収容して洗顔後の基礎化粧として同時使用することができる。なお、これらの使用途中であっても、必要に応じて別な基礎化粧液10や美容液20,希釈液30が収容されたポンプ付き容器51と交換して使用することが可能である。もちろん、使用中の一方のポンプ付き容器51の中身が先になくなった場合には、新たなポンプ付き容器51を買い足すことにより、最後まで無駄なく使用することができる。この場合、ケース52の外に露出する2つのポンプ付き容器51のポンプヘッド55を同時に押圧することにより、5種類の基礎化粧液10,4種類の美容液20,希釈液30の何れか2種類の液体を等量ずつこれらの吐出口56から吐出させることができる。また、必要に応じて何れか一方のポンプ付き容器51のポンプヘッド55のみを押圧して一方のポンプ付き容器51に収容された液体のみをその吐出口56から吐出させることも可能である。
上述した実施形態では、希釈液30を収容する容器51から吐出される希釈液30の量を基礎化粧液10や美容液20を収容する容器51から吐出される基礎化粧液10や美容液20の量と同じにしたが、希釈液30を収容する容器51から吐出される希釈液30のみ、基礎化粧液10や美容液20を収容する容器51から吐出される基礎化粧液10や美容液20の量に対して例えば半分の量だけ吐出するような構成とすることも可能であり、基礎化粧液10を収容する容器51から吐出される1回当たりの基礎化粧液の量と、美容液20を収容する容器51から吐出される1回当たりの美容液の量と、希釈液30を収容する容器51から吐出される1回当たりの希釈液の量とが整数倍の関係に設定されていることが好ましい。
本発明による基礎化粧品の商品構成を表す概念図である。 図1に示した基礎化粧品に対する容器ユニットの外観を分解状態で表す立体投影図である。
符号の説明
10 基礎化粧液
11 大保湿力タイプ
12 中保湿力タイプ
13 中性タイプ
14 中皮脂吸収力タイプ
15 大皮脂吸収力タイプ
20 美容液
21 ホワイトニング用
22 リンクルリペア用
23 キメ・毛穴用
24 ニキビ防止用
30 希釈液
31 保湿力向上用
32 効能低減用
50 容器ユニット
51 ポンプ付き容器
52 ケース
53 容器本体
54 ポンプユニット
55 ポンプヘッド
56 吐出口

Claims (6)

  1. 保湿力および皮脂吸収力が段階的に異なる複数種の基礎化粧液と、皮膚に対する特定のケアを目的とした複数種の美容液と、これら基礎化粧液および美容液を希釈するための希釈液とから少なくとも2種類の液を選択するステップと、
    選択された液を所定の割合に混合して洗顔後の皮膚に塗布するステップと
    を具えたことを特徴とする基礎化粧方法。
  2. 前記希釈液が保湿成分を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の基礎化粧方法。
  3. 前記希釈液は、混合される基礎化粧液の保湿力および皮脂吸収力を共に低減する第1の希釈液と、混合される基礎化粧液の保湿力を維持または向上させる第2の希釈液との2種類あることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の基礎化粧方法。
  4. 前記基礎化粧液,美容液,希釈液がすべて同じ形状の容器に収容され、各容器は収容された液をそれぞれ所定量ずつ取り出すことができるポンプユニットを有することを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の基礎化粧方法。
  5. 基礎化粧液を収容する容器から吐出される1回当たりの基礎化粧液の量と、美容液を収容する容器から吐出される1回当たりの美容液の量と、希釈液を収容する容器から吐出される1回当たりの希釈液の量とが整数倍の関係に設定されていることを特徴とする請求項4に記載の基礎化粧方法。
  6. 2種類の液が選択された場合、これら選択された2種類の液がそれぞれ収容された2つの容器を1つのケースに一体的に収容するステップと、
    これら2つの容器のポンプユニットを同時に操作して前記選択された2種類の液を同時に取り出すステップと
    をさらに具えたことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の基礎化粧方法。

JP2004171724A 2004-06-09 2004-06-09 基礎化粧方法 Pending JP2005350384A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004171724A JP2005350384A (ja) 2004-06-09 2004-06-09 基礎化粧方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004171724A JP2005350384A (ja) 2004-06-09 2004-06-09 基礎化粧方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005350384A true JP2005350384A (ja) 2005-12-22

Family

ID=35585158

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004171724A Pending JP2005350384A (ja) 2004-06-09 2004-06-09 基礎化粧方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005350384A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04281555A (ja) * 1991-03-09 1992-10-07 Kanebo Ltd 化粧品オーダーメイドシステム
JPH11503465A (ja) * 1996-01-31 1999-03-26 ギスト ブロカデス ベスローテン フェンノートシャップ 安定化された生物学的に有効な化合物を含む組成物の使用
JP2002123723A (ja) * 2000-10-16 2002-04-26 Beauty Sapoo Kk セミオーダー化粧品提供システム
JP2002253338A (ja) * 2001-03-02 2002-09-10 Masaaki Nagase カスタマイズ化粧品製造システム
JP2002284618A (ja) * 2001-03-26 2002-10-03 Mitsuo Matsumoto カスタムメード方式による液状化粧品の調製販売方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04281555A (ja) * 1991-03-09 1992-10-07 Kanebo Ltd 化粧品オーダーメイドシステム
JPH11503465A (ja) * 1996-01-31 1999-03-26 ギスト ブロカデス ベスローテン フェンノートシャップ 安定化された生物学的に有効な化合物を含む組成物の使用
JP2002123723A (ja) * 2000-10-16 2002-04-26 Beauty Sapoo Kk セミオーダー化粧品提供システム
JP2002253338A (ja) * 2001-03-02 2002-09-10 Masaaki Nagase カスタマイズ化粧品製造システム
JP2002284618A (ja) * 2001-03-26 2002-10-03 Mitsuo Matsumoto カスタムメード方式による液状化粧品の調製販売方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6110477A (en) Stabilization of ascorbic acid, ascorbic acid derivatives and/or extracts containing ascorbic acid for topical use
US6515007B2 (en) Methods for managing scalp conditions
US5843411A (en) Stabilization of ascorbic acid, ascorbic acid derivatives and/or extracts containing ascorbic acid for topical use
US6723309B1 (en) Hair cleansing conditioner
CN101166512A (zh) 包含二肽的个人护理组合物
CN101401710B (zh) 具美容成分管头的淋浴器
WO2004043469A1 (en) Anti-aging skin care composition and uses thereof
AU2001285818A1 (en) A system for customizing personal care products
US6645473B2 (en) Combination tanning and antifungal topical system for treating tinea versicolor
RU2000102308A (ru) Лосьон для стимулирования роста волос и предупреждения потери волос, связанной с андрогенной алопецией
WO2002015864A2 (en) A vehicle and concentrates for customized personal care products
CN102088947B (zh) 基于聚合物/过氧化氢复合物的组合物及其应用
JP2005350384A (ja) 基礎化粧方法
WO2003011241A8 (de) Verwendung von kreatinin und/oder kreatininderivaten in kosmetischen oder dermatologischen zubereitungen
JP2005041826A (ja) 染毛効果を有する養毛・育毛剤
Schueller et al. Multifunctional cosmetics
US20070207115A1 (en) Tea Tree Oil and Benzoyl Peroxide Acne Treatment
JP2022020844A (ja) 発泡性皮膚外用剤
JP2003055188A (ja) シワ形成防止用皮膚外用剤、化粧料及び食品
KR102073057B1 (ko) 타투 스티커의 제거제
JP2004339140A (ja) 皮膚化粧料
JP2003277221A (ja) 皮膚外用剤
JP2002332218A (ja) ハイパワー薬草養毛剤及びハイパワー化粧品
JPH0469319A (ja) 毛髪処理剤
RU2033145C1 (ru) Средство для ухода за волосами

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060815

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20060914

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060914