JP2005349809A - 製本装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明の課題は、作業者の負担を軽減し、かつ製本コストを抑えつつ、表紙の擦り傷発生を防止できる製本装置を提供すること。
【解決手段】 製本装置10は、表紙供給エリア20から供給された表紙16を接着部14まで案内する搬送面30と、この搬送面30に載せた表紙16を、接着部14まで搬送するために搬送面30から突出させた複数の爪31と、この突出した爪31を接着部14に向けて移動させる移動手段32と、前記搬送面30上の表紙16を爪31で移動させる際に、表紙16を搬送面30に押し付ける押えベルト35からなり、搬送面30のうち、表紙16の表面が擦られる部位には弾性布素材36が備えられている。
【選択図】 図3
【解決手段】 製本装置10は、表紙供給エリア20から供給された表紙16を接着部14まで案内する搬送面30と、この搬送面30に載せた表紙16を、接着部14まで搬送するために搬送面30から突出させた複数の爪31と、この突出した爪31を接着部14に向けて移動させる移動手段32と、前記搬送面30上の表紙16を爪31で移動させる際に、表紙16を搬送面30に押し付ける押えベルト35からなり、搬送面30のうち、表紙16の表面が擦られる部位には弾性布素材36が備えられている。
【選択図】 図3
Description
本発明は、複数枚の用紙を丁合してなる中本の背部に表紙の中央部を接着し、この表紙を中央部で折り曲げて中本の一方の面を覆う表表紙を形成する製本装置において、この中本の他方の面を覆う裏表紙を形成する際に表紙に擦り傷が付くことを防止できる製本装置に関する。
製本装置のなかには、無端状のチェーンに押し爪を備え、この押し爪を搬送面から突出させ、無端状のチェーンを駆動させることにより、押し爪で搬送面上の表紙を中本との接着工程エリアまで搬送するための搬送手段を備えたものが知られている(例えば、特許文献1)。
特開平09−156250号公報
このような搬送手段を備えた製本装置で製本作業を実施する際には、図4に示すように、先ず丁合工程エリア100において、所定枚数の用紙101を丁合し、丁合した中本102をプッシャー103でミーリング工程エリア105まで搬送する。
このミーリング工程エリア105において中本102をクランパー106で挟持するとともに鉛直に立て、中本102の背部102aをカッター刃107で3mm程切削する。
この中本102を接着剤塗布工程エリア109に搬送し、この接着剤塗布工程エリア109において、カッター刃107で切削した背部102aにホットメルト接着剤(図示せず)を塗布し、ついで中本102を表紙接着工程エリア110まで搬送する。
この中本102を接着剤塗布工程エリア109に搬送し、この接着剤塗布工程エリア109において、カッター刃107で切削した背部102aにホットメルト接着剤(図示せず)を塗布し、ついで中本102を表紙接着工程エリア110まで搬送する。
一方、表紙111は別ルートから、搬送手段112を経て表紙接着工程エリア110に搬送される。そして、表紙接着工程エリア110において、中本102の背部102aに表紙111の中央部111aが押し付けられて接着が完了する。
その後、バッキング工程エリア113において、接着が完了した表紙111を中央部111a近傍で折り曲げて、中本102の一方の面102bを覆う表表紙111bを形成するとともに、中本102の他方の面102cを覆う裏表紙111cを同時に完成させる。
その後、バッキング工程エリア113において、接着が完了した表紙111を中央部111a近傍で折り曲げて、中本102の一方の面102bを覆う表表紙111bを形成するとともに、中本102の他方の面102cを覆う裏表紙111cを同時に完成させる。
中本102に表紙111が接着された後、ホットメルト接着剤を自然冷却しながら、表紙付き中本を断裁工程エリア115まで搬送し、断裁工程エリア115において、背部116aを除いた三方部位116b、116c、116dを断裁して本116の製本工程が完了する。
ここで、製本工程で製造される本のなかには、美麗な用紙を用いたパンフレット等のように、表紙(表表紙及び裏表紙)をきれいな状態に保つことが特に望まれるものがある。
しかし、搬送手段112の搬送面に沿って表紙接着工程エリア110まで表紙111を搬送する際に、表紙111の表面が搬送面に擦られた状態で搬送されると、表紙111の表面に擦り傷が付くことがある。
この擦り傷は、表紙111の表面に「つや消し黒色」塗装を施している場合に顕著に現れる。
しかし、搬送手段112の搬送面に沿って表紙接着工程エリア110まで表紙111を搬送する際に、表紙111の表面が搬送面に擦られた状態で搬送されると、表紙111の表面に擦り傷が付くことがある。
この擦り傷は、表紙111の表面に「つや消し黒色」塗装を施している場合に顕著に現れる。
この対策として、例えば図5に示すように、両面テープ118を利用して、表紙保護用のカバー紙119を表紙111の表面に貼り付ける対策を講じている。
このカバー紙119を搬送手段112(図4参照)の搬送面に載せることにより、表紙111の表面が搬送面で擦られなくなり、表紙111の表面に擦り傷が付くことは防止できる。
このカバー紙119を搬送手段112(図4参照)の搬送面に載せることにより、表紙111の表面が搬送面で擦られなくなり、表紙111の表面に擦り傷が付くことは防止できる。
図4に示すように、中本102の背部102aに表紙111の中央部111aを押し付けて接着し、接着した表紙111を、図5に示すように中央部111aの近傍で折り曲げ、中本102の一方の面102bを覆う表表紙111bを形成するとともに、中本102の他方の面102cを覆う裏表紙111cを形成し、接着剤を自然冷却させた後、背部116aを除いた三方部位116b,116c,116dを断裁する(図6参照)。
この断裁の際に、表紙111にカバー紙119を仮接着するための両面テープ118を同時に切り落とすので、余端部の断裁と、カバー紙119の断裁とが同時に行われる。
この方法によれば、表紙111の表面に擦り傷が付くことを防止できると共に、不要のカバー紙119の除去が効率的に行われる。
この方法によれば、表紙111の表面に擦り傷が付くことを防止できると共に、不要のカバー紙119の除去が効率的に行われる。
しかし、表紙111の表面に両面テープ118でカバー紙119を貼りつける作業は、事前に作業者が手作業で行うため、作業者に大きな負担となる。
さらに、表紙111を覆うカバー紙119と、この表紙111にカバー紙119を仮接着するための両面テープ118が必要になるので製本コストを上昇させる原因となっていた。
さらに、表紙111を覆うカバー紙119と、この表紙111にカバー紙119を仮接着するための両面テープ118が必要になるので製本コストを上昇させる原因となっていた。
本発明は、作業者の負担を軽減し、かつ製本コストの上昇を抑えつつ、表紙の擦り傷発生を防止できるようにした製本装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、複数枚の用紙を丁合してなる中本の背部に接着剤を塗布し、該接着剤を塗布した中本と、この中本を覆う表紙とを別ルートで接着部に搬送し、この接着部において中本の背部に表紙の中央部を押し付けて接着し、この表紙を中央部で折り曲げて前記中本の一方の面を覆うための表表紙を形成するとともに、前記中本の他方の面を覆うための裏表紙を同時に形成するようにした製本装置において、
前記搬送部は、前記表紙を接着部まで案内する搬送面と、この搬送面に載せた表紙を、前記接着部まで搬送するために搬送面から突出した爪と、この突出した爪を接着部に向けて移動させる移動手段と、前記搬送面上の表紙を爪で移動させる際に、表紙を搬送面に押し付ける押えベルトからなり、
前記搬送面のうち、前記表紙の表面が擦られる部位には弾性布素材が備えられていることを特徴とする。
前記搬送部は、前記表紙を接着部まで案内する搬送面と、この搬送面に載せた表紙を、前記接着部まで搬送するために搬送面から突出した爪と、この突出した爪を接着部に向けて移動させる移動手段と、前記搬送面上の表紙を爪で移動させる際に、表紙を搬送面に押し付ける押えベルトからなり、
前記搬送面のうち、前記表紙の表面が擦られる部位には弾性布素材が備えられていることを特徴とする。
搬送面のうち、前記表紙の表面が擦られる部位に弾性布素材が備えられ、この弾性布素材は、柔軟性に優れた柔らかさを備え、静電気の発生を阻止して表紙が弾性布素材に付着することを防ぐ布で構成される。
これにより、表紙を搬送面に沿って搬送させても、表紙に擦り傷が付くことは防止される。
したがって、従来のように表紙に両面テープでカバー紙を仮接着するという作業を省くことができるので、作業者の負担は著しく軽減される。
さらに、表紙を覆うカバー紙や、カバー紙を貼り付けるための両面テープを不要にできるので、製本コストを下げることが可能となる。
これにより、表紙を搬送面に沿って搬送させても、表紙に擦り傷が付くことは防止される。
したがって、従来のように表紙に両面テープでカバー紙を仮接着するという作業を省くことができるので、作業者の負担は著しく軽減される。
さらに、表紙を覆うカバー紙や、カバー紙を貼り付けるための両面テープを不要にできるので、製本コストを下げることが可能となる。
請求項2は、前記弾性布素材の厚さ寸法を0.8〜2.0mmに設定したことを特徴とする。
弾性布素材の厚さ寸法が0.8mm未満になると、弾性布素材が薄過ぎて表紙に擦り傷が付くことを防ぐことが難しくなるため、弾性布素材の厚さ寸法を0.8mm以上にして、表紙に擦り傷が付くことを防ぐようにした。
一方、弾性布素材の厚さ寸法が2.0mmを超えると、弾性布素材が厚過ぎて表紙を良好に搬送するスペースを確保することが難しくなるため、弾性布素材の厚さ寸法を2.0mm以下にして、表紙を良好に搬送するためのスペースを確保するようにした。
請求項3は、前記弾性布素材の前端部のみを剥離可能に貼り付けたことを特徴とする。
弾性布素材の前端部のみを剥離可能に貼り付けることで、弾性布素材の着脱を手間をかけないで簡単に行えるようにした。
請求項4は、前記搬送面の先端部を傾斜状に下方に折り曲げることにより、表紙と非接触となる傾斜部を形成し、この傾斜部に弾性布素材の前端部を剥離可能に貼り付けたことを特徴とする。
ここで、弾性布素材を搬送面に貼り付ける手段としては、両面テープを利用することが考えられるが、その場合、弾性布素材の貼付け部が、その他の部位と比較して両面テープの分だけ隆起して段差が生じることになる。この段差ができると、段差で表紙が擦られて表紙に擦り傷が付く虞がある。
そこで、請求項4においては、搬送面に表紙と非接触となる傾斜部を形成し、この傾斜部に弾性布素材を貼り付けるようにしたので、弾性布素材の段差を表紙に接触させないようにして、表紙に擦り傷を付けないようにした。
そこで、請求項4においては、搬送面に表紙と非接触となる傾斜部を形成し、この傾斜部に弾性布素材を貼り付けるようにしたので、弾性布素材の段差を表紙に接触させないようにして、表紙に擦り傷を付けないようにした。
請求項1に係る発明では、搬送面に弾性布素材を備えて表紙に擦り傷が付くことを防ぎ、表紙にカバー紙を仮接着する手間を省いて作業者の負担を軽減し、かつカバー紙等を不要にして製本コストを下げられるようにした利点がある。
以下、本発明に係る最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る製本装置を示す斜視図、図2は本発明に係る製本装置の表紙供給エリアを示す側面図、図3は本発明に係る製本装置の要部を示す分解斜視図である。
図1に示す製本装置10においては、複数枚の用紙11を丁合してなる中本12の背部13に接着剤(図示せず)を塗布し、この接着剤を塗布した中本12を接着部14に搬送するが、この接着部14には、搬送部15を経て中本12を覆う表紙16も搬送され、この接着部14において、中本12の背部13が表紙16の中央部16aに押し付けられて接着される。この表紙16を中央部16aの近傍で折り曲げて中本12の一方の面12aを覆うための表表紙16bを形成するとともに、中本12の他方の面12bを覆うための裏表紙16cを同時に形成する。
搬送部15の下流側には、表紙供給エリア20が備えられ、この表紙供給エリア20では、複数枚の表紙16を収納する収納ケース21が備えられ、この収納ケース21に隣接して、収納ケース21内の表紙16を1枚づつ吸着して取り出す複数の吸着パッド22が備えられ、この吸着パッド22に隣接して回転体23が備えられ、この回転体23に一対の把持爪24が備えられている。
この表紙供給エリア20によれば、図2に示すように、吸着パッド22に連通する真空ポンプ(図示せず)を駆動して、吸着パッド22で収納ケース21内の表紙16を1枚のみ吸着して取出すことができる。
回転体23が矢印の方向に回転し、吸着パッド22で吸着した表紙16を一対の受片26に載せるとともに、一対の把持爪24でその表紙16を押える。
回転体23が矢印の方向に回転し、吸着パッド22で吸着した表紙16を一対の受片26に載せるとともに、一対の把持爪24でその表紙16を押える。
これにより、表紙16の先端部16dを受片26と把持爪24とで把持し、回転体23が矢印の方向に回転することで、表紙16が収納ケース21内から抜き出され、搬送部15(図1参照)に供給されることとなる。
図1に示す搬送部15には、表紙供給エリア20から供給された表紙16を、接着部14まで案内する搬送面30と、この搬送面30に載せた表紙16を、接着部14まで搬送するための、搬送面30から突出した複数の爪31と、突出した爪31を接着部14に向けて移動させる移動手段32と、搬送面30上の表紙16を爪31で移動する際に、表紙16を搬送面30に押し付けるための押えベルト35とが備えられている。この搬送面30のうち、表紙16の表面が擦られる部位には弾性布素材36が備えられているが、この弾性布素材としては、例えばネル、ラシャ、フェルトのような柔軟性に優れた柔らかさを備えた布であって、さらに静電気の発生を阻止して表紙が弾性布素材に付着することを防ぐものが好適である。
搬送面30は、中央搬送面41と、左右の搬送面42,43とからなり、中央搬送面41と左搬送面42との間には、一定の隙間44が形成され、中央搬送面41と右搬送面43との間には、一定の隙間45が形成されている。
それぞれの隙間44,45には移動手段32のチェーン46が設けられ、各チェーン46上には爪31が搬送方向に所定間隔を存して立設されている。
立設された爪31は、隙間44,45を経て搬送面30の上方に突出しており、その爪31は、移動手段32を駆動することにより、下流側から上流側に向けて矢印の方向に移動するものである。
立設された爪31は、隙間44,45を経て搬送面30の上方に突出しており、その爪31は、移動手段32を駆動することにより、下流側から上流側に向けて矢印の方向に移動するものである。
図3に示すように、中央搬送面41の下流側の端部41aに突出部51が形成され、この突出部51の先端部が傾斜状に下方に折り曲げられることにより、表紙16(図1参照)と非接触となる中央傾斜部(傾斜部)52とが形成され、突出部51の左右側の先端部が傾斜状に下方に折り曲げられることにより、表紙16と非接触となる左右の傾斜部(傾斜部)53,54が形成される。
中央搬送面41及び左右の搬送面42,43は、それぞれの表面に複数の凹部41b,42a,43aを形成するようにエンボス加工が施されたステンレス製の板材で形成されている。
中央搬送面41には、中央弾性布素材55が被せられ、左右の搬送面42,43には、左右の弾性布素材56,57が被せられている。
これにより、中央搬送面41及び左右の搬送面42,43は、中央弾性布素材55及び左右の弾性布素材56,57で覆われることとなる。
中央弾性布素材55及び左右の弾性布素材56,57は、弾性布素材36を構成する。
中央搬送面41には、中央弾性布素材55が被せられ、左右の搬送面42,43には、左右の弾性布素材56,57が被せられている。
これにより、中央搬送面41及び左右の搬送面42,43は、中央弾性布素材55及び左右の弾性布素材56,57で覆われることとなる。
中央弾性布素材55及び左右の弾性布素材56,57は、弾性布素材36を構成する。
図1に示すように、搬送面30の下流側上方には、支持ロッド61が設けられており、この支持ロッド61に、中央押えベルト62及び左右の押えベルト63,64の先端部62a,63a,64aが設けられている。
中央押えベルト62及び左右の押えベルト63,64で、押えベルト35が構成されている。
中央押えベルト62及び左右の押えベルト63,64は、それぞれ中央弾性布素材55及び左右の弾性布素材56,57を押圧するばね製の帯状部材で形成されている。
中央押えベルト62及び左右の押えベルト63,64で、押えベルト35が構成されている。
中央押えベルト62及び左右の押えベルト63,64は、それぞれ中央弾性布素材55及び左右の弾性布素材56,57を押圧するばね製の帯状部材で形成されている。
また中央押えベルト62及び左右の押えベルト63,64で、中央弾性布素材55及び左右の弾性布素材56,57を押圧することで、中央弾性布素材55及び左右の弾性布素材56,57の上面から表紙16を浮き上がらせないようにして搬送が行える。
図3に示す中央弾性布素材55及び左右の弾性布素材56,57は、柔軟性に優れた柔らかさを備え、静電気の発生を阻止して表紙が弾性布素材に付着してしまうことを防ぐ布で構成されている。
中央弾性布素材55は、中央突片55aの前端部55b及び左右の前端部55c,55dのみが剥離可能になるように、両面テープ58で、中央傾斜部52の前端部52a及び左右の傾斜部53,54の前端部53a,54aに貼り付けられている。
これにより、中央弾性布素材55の着脱が手間をかけないで簡単に行えるようになる。
中央弾性布素材55は、中央突片55aの前端部55b及び左右の前端部55c,55dのみが剥離可能になるように、両面テープ58で、中央傾斜部52の前端部52a及び左右の傾斜部53,54の前端部53a,54aに貼り付けられている。
これにより、中央弾性布素材55の着脱が手間をかけないで簡単に行えるようになる。
左右の弾性布素材56,57は、前端部56a,57aのみが剥離可能に両面テープ59で左右の搬送面42,43の前端部42b,43bに貼り付けられている。
これにより、左右の弾性布素材56,57の着脱を手間をかけないで簡単に行えるようにした。
これにより、左右の弾性布素材56,57の着脱を手間をかけないで簡単に行えるようにした。
前述したように、中央弾性布素材55は、中央搬送面41の中央傾斜部52の先端部52aに、中央弾性布素材55の中央突片55aの前端部55bが両面テープ58で貼り付けられ、左右の傾斜部53,54の先端部53a,54aに、中央弾性布素材55の左右の前端部55c,55dが両面テープ58で貼り付けられているため、中央弾性布素材55の貼付け部(すなわち、中央の前端部55b、左右の前端部55c,55d)は、表紙16(図1参照)と非接触状態に保たれることとなる。
一方、左右の搬送面42,43は、下流側端部42c,43cを左右の押えベルト63,64(図1参照)に非接触となるように下流側に突出しているから、左右の弾性布素材56,57の貼付け部(すなわち、左右の前端部56c,57d)には、左右の押えベルト63,64の押え力がかからない。
これにより、左右の弾性布素材56,57の貼付け部(左右の前端部56a,57a)には表紙16(図1参照)を押え付ける力がかからず、左右の弾性布素材56,57の貼付け部(左右の前端部56a,57a)で表紙16に擦り傷が付けられるという虞はなくなる。
これにより、左右の弾性布素材56,57の貼付け部(左右の前端部56a,57a)には表紙16(図1参照)を押え付ける力がかからず、左右の弾性布素材56,57の貼付け部(左右の前端部56a,57a)で表紙16に擦り傷が付けられるという虞はなくなる。
また表紙16に両面テープでカバー紙を仮接着する作業を省くことができるので、作業者の負担を軽減することができ、さらに表紙を保護するためのカバー紙や、表紙にカバー紙を仮接着するための両面テープを不要にできる。
この弾性布素材36は、厚さ寸法が0.8〜2.0mmに設定されている。
弾性布素材36の厚さ寸法が0.8mm未満になると、弾性布素材36が薄過ぎて表紙16に擦り傷が付くことを防ぐことが難しくなるので、弾性布素材36の厚さ寸法を0.8mm以上にしている。
弾性布素材36の厚さ寸法が0.8mm未満になると、弾性布素材36が薄過ぎて表紙16に擦り傷が付くことを防ぐことが難しくなるので、弾性布素材36の厚さ寸法を0.8mm以上にしている。
一方、弾性布素材36の厚さ寸法が2.0mmを超えると、弾性布素材36が厚過ぎて表紙16を良好に搬送するためのスペースを確保することが難しくなるので、弾性布素材36の厚さ寸法を2.0mm以下にしている。
10 製本装置
11 用紙
12 中本
12a 中本の一方の面
12b 中本の他方の面
13 背部
14 接着部
15 搬送部
16 表紙
16a 表紙の中央部
16b 表表紙
16c 裏表紙
30 搬送面
31 爪
32 移動手段
35 押えベルト
36 弾性布素材
11 用紙
12 中本
12a 中本の一方の面
12b 中本の他方の面
13 背部
14 接着部
15 搬送部
16 表紙
16a 表紙の中央部
16b 表表紙
16c 裏表紙
30 搬送面
31 爪
32 移動手段
35 押えベルト
36 弾性布素材
Claims (4)
- 複数枚の用紙を丁合してなる中本の背部に接着剤を塗布し、該接着剤を塗布した中本と、この中本を覆う表紙とを別ルートで接着部に搬送し、この接着部において中本の背部に表紙の中央部を押し付けて接着し、この表紙を中央部で折り曲げて前記中本の一方の面を覆うための表表紙を形成するとともに、前記中本の他方の面を覆うための裏表紙を同時に形成するようにした製本装置において、
前記搬送部は、前記表紙を接着部まで案内する搬送面と、この搬送面に載せた表紙を、前記接着部まで搬送するために搬送面から突出した爪と、この突出した爪を接着部に向けて移動させる移動手段と、前記搬送面上の表紙を爪で移動させる際に、表紙を搬送面に押し付ける押えベルトからなり、
前記搬送面のうち、前記表紙の表面が擦られる部位には弾性布素材が備えられていることを特徴とする製本装置。 - 前記弾性布素材の厚さ寸法を0.8〜2.0mmに設定したことを特徴とする請求項1に記載の製本装置。
- 前記弾性布素材の前端部のみを剥離可能に貼り付けたことを特徴とする請求項1記載の製本装置。
- 前記搬送面の先端部を傾斜状に下方に折り曲げることにより、表紙と非接触となる傾斜部を形成し、この傾斜部に弾性布素材の前端部を剥離可能に貼り付けたことを特徴とする請求項1記載の製本装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012131228A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Heiderberger Druckmaschinen Ag | 表紙を付ける装置 |
CN103802523A (zh) * | 2014-01-10 | 2014-05-21 | 平湖英厚机械有限公司 | 一种胶订包本机新型翻转机构 |
-
2004
- 2004-06-14 JP JP2004176094A patent/JP2005349809A/ja not_active Withdrawn
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