JP2005349307A - 汚泥濃縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 汚泥の濃縮率を高める。
【解決手段】 汚泥通路1は、底板7を液体透過性にし、入口2側を下り坂4に、出口3側を上り坂5にし、下り坂から上り坂へ変わる部分を谷底6にし、また、ブラシ11付き流れ制御板12が嵌合して移動し、ブラシ11が底板7を掃く構成にした。ブラシ11付き流れ制御板12が、汚泥通路1の下り坂部分4、谷底部分6と上り坂部分5を、順次、通過する掃き掃除装置兼用の流れ制御装置を設けた。汚泥は、下り坂部分4では、ブラシ11付き流れ制御板12でせき止められつつ流れ下り、谷底部分6では、ブラシ11付き流れ制御板12から離れて滞留し、その後、谷底部分6に達したブラシ11付き流れ制御板12が衝突し、上り坂部分5では、ブラシ11付き流れ制御板12で押し上げられ、出口3から落下する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、汚泥を液体透過性の通路に流して濃度を高める濃縮機に関する。
産業廃水や生活廃水を処理する場合、凝集反応槽、濃縮機とスクリュープレスを順次接続する。凝集反応槽には、汚泥と凝集剤を供給し、凝集反応させる。凝集汚泥は、濃縮機に供給し、重力で液体を分離する。濃度を高める。濃縮汚泥は、汚泥圧搾機のスクリュープレスに供給し、主に圧搾で液体を分離する。脱水ケーキにする。
特許文献1に開示された濃縮機は、汚泥が流れ下って濃縮される液体透過性の汚泥流下通路を前下りの斜めに設けている。汚泥流下通路は、後上端を入口にし、前下端を出口にしている。汚泥流下通路の入口には、凝集反応槽の出口を接続している。汚泥流下通路の出口は、スクリュープレスの入口に接続している。
汚泥流下通路は、溝形状にし、底板を液体通過孔付きの液体透過性板にしている。汚泥流下通路の下には、底板の液体通過孔から流れ落ちる液体を集めて排出する液体室を設けている。汚泥流下通路の上には、液体透過性の底板をブラシで掃くと共に、汚泥が流れ下る速度をせき止め板で制御する掃き掃除装置兼用の流下速度制御装置を設けている。また、汚泥流下通路の上には、液体透過性の底板に洗浄水を設定時間毎に吹き付ける洗浄装置を設けている。
汚泥流下通路を流れ下る汚泥は、汚泥流下通路を設定速度で下るブラシ付きせき止め板でせき止められつつ流れ下る。自然流下する場合より、流下速度が遅く、液体透過性の汚泥流下通路上に滞在する濃縮時間が長くなる。また、汚泥流下通路は、ブラシで掃かれる。目詰まりし難い。汚泥の濃縮率が高くなる。
特許第2934179号公報
濃縮機においては、時々、汚泥流下通路に流入する汚泥は、凝集状態が悪化して液体が分離し難くなる。また、汚泥流下通路は、目詰まりして液体通過孔から液体が流れ落ち難くなる。すると、汚泥は、汚泥流下通路の液体通過孔から流れ落ちる液体が少ない状態で汚泥流下通路を流れ下る。汚泥流下通路から流出する汚泥は、濃縮が不十分になる。濃縮率が悪化する。
また、汚泥流下通路が目詰まりする頃に、洗浄装置が洗浄水を汚泥流下通路にその上側から吹き付ける。汚泥流下通路内の洗浄水は、汚泥流下通路の目詰まりが解消するまで、汚泥と一緒に汚泥流下通路を流れ下る。汚泥流下通路の外面に付着した洗浄水は、汚泥流下通路の外面を伝って流れ下る。汚泥流下通路から流出する汚泥は、洗浄水が混入する。濃縮率が悪化する。
特許文献1に開示の濃縮機においては、ブラシ付きせき止め板は、溝形状の汚泥流下通路に嵌合した状態で、汚泥流下通路を流れ下る汚泥をせき止めつつ、汚泥流下通路を下る。その際、汚泥は、一部分が汚泥流下通路とブラシ付きせき止め板との間から漏れる。その漏れた汚泥は、ブラシ付きせき止め板より速い速度で自然流下し、汚泥流下通路から流出する。汚泥流下通路から流出する汚泥は、濃縮率が悪化する。
[濃縮率を高めるための着想]
上記の濃縮機において、汚泥の濃縮率が悪化する原因は、汚泥が汚泥流下通路を流れ下ったままの状態で汚泥流下通路から流出することに基いている。そこで、汚泥流下通路は、全長が下り坂である点を変更し、出口側では上り坂にすることとした。ブラシ付きせき止め板は、汚泥流下通路に嵌合した状態で、汚泥流下通路の入口側の下り坂部分では下り、出口側の上り坂部分では上ることになる。
汚泥流下通路の下り坂部分では、汚泥は、せき止め板でせき止められつつ、自然流下より遅い速度で流れ下る。従来と同様に重力濃縮する。
汚泥流下通路の下り坂から上り坂へ変わる部分、谷底部分では、汚泥は、停止して滞留する。滞留中に重力濃縮する。せき止め板は、斜め下向きから横向きになり、せき止めていた汚泥から離れ、前進を継続する。
汚泥流下通路の上り坂部分では、せき止め板は、せき止めていた汚泥を谷底部分に残し、斜め上向きに前進を継続する。汚泥が谷底部分に滞留した後、せき止め板が下り坂部分から谷底部分に達すると、そのせき止め板は、滞留中の汚泥に衝突する。すると、滞留中の汚泥は、せき止め板の衝突により弱く圧搾されて液体が分離する。圧搾濃縮する。
せき止め板が谷底部分から上り坂部分に至ると、せき止め板は、衝突した汚泥を押し上げつつ上り坂部分を上る。すると、汚泥は、停止状態から上昇することになり、流下中や滞留中より大きな重力を受けて液体が分離する。重力濃縮する。
せき止め板が汚泥を押し上げつつ上り坂部分を上り詰めると、その汚泥は、濃縮された状態で上り坂部分上端の出口から落下する。
汚泥は、汚泥流下通路の下り坂部分で濃縮が不十分であっても、谷底部分と上り坂部分で濃縮される。また、汚泥流下通路内の汚泥は、下り坂部分とせき止め板との間、又は、上り坂部分とせき止め板との間から漏れて自然流下しても、その汚泥は、谷底部分に集まって濃縮される。汚泥の濃縮率が高まる。
汚泥流下通路内の洗浄水も、下り坂部分とせき止め板との間、又は、上り坂部分とせき止め板との間から漏れても、その洗浄水は、谷底部分に集まる。汚泥流下通路の外面を伝って流れる洗浄水も、谷底部分に集まる。洗浄水は、上り坂部分上端の出口から流出しない。汚泥の濃縮率が低くならない。
このような状況では、汚泥流下通路は、汚泥通路と呼ぶべきであろう。流下速度制御装置は流れ制御装置と、せき止め板は流れ制御板と呼ぶべきであろう。
1)汚泥通路は、底板を液体透過性にし、汚泥が汚泥通路を入口から出口に流れて濃縮される濃縮機において、
汚泥通路は、入口側を下り坂に、出口側を上り坂にし、下り坂から上り坂へ変わる部分を谷底にし、また、汚泥通路は、ブラシ付き流れ制御板が嵌合して移動し、流れ制御板のブラシが底板を掃く構成にし、ブラシ付き流れ制御板が、汚泥通路の下り坂部分、谷底部分と上り坂部分を、順次、通過する掃き掃除装置兼用の流れ制御装置を設け、
汚泥は、汚泥通路の下り坂部分では、ブラシ付き流れ制御板でせき止められつつ流れ下り、谷底部分では、ブラシ付き流れ制御板から離れて滞留し、その後、谷底部分に達したブラシ付き流れ制御板が衝突し、上り坂部分では、ブラシ付き流れ制御板で押し上げられ、上端の出口から落下する構成にした。
2)上記の濃縮機において、
汚泥通路にその上側と下側の両側又は片側から洗浄水を設定時間毎に吹き付ける洗浄装置を設けた。
汚泥は、汚泥通路の下り坂部分で濃縮が不十分であっても、汚泥通路の谷底部分と上り坂部分で濃縮される。また、汚泥通路内の汚泥は、汚泥通路の下り坂部分とブラシ付き流れ制御板との間、又は、上り坂部分とブラシ付き流れ制御板との間から漏れて自然流下しても、その汚泥は、汚泥通路の谷底部分に集まって濃縮される。汚泥の濃縮率が高まる。
汚泥通路内の洗浄水は、汚泥通路の下り坂部分とブラシ付き流れ制御板との間、又は、上り坂部分とブラシ付き流れ制御板との間から漏れても、その洗浄水は、谷底部分に集まる。汚泥通路の外面を伝って流れる洗浄水も、谷底部分に集まる。洗浄水は、上り坂部分上端の出口から流出しない。汚泥の濃縮率が低くならない。
汚泥濃縮機は、図1に示すように、液体透過性の汚泥通路1を設けている。汚泥は、汚泥通路1を後端の入口2から前端の出口3に流れて濃縮する。汚泥通路1の入口2には、図示しない凝集反応槽の出口を接続する。汚泥通路1の出口3は、図示しない汚泥圧搾機のスクリュープレスの入口に接続する。
汚泥通路1は、図1に示すように、入口2側を下り坂4に、出口3側を上り坂5にし、下り坂4から上り坂5へ変わる部分を谷底6にしている。汚泥通路1の下り坂部分4は、上り坂部分5より長い。谷底部分6は、上り坂部分5より短い。上り坂部分5は、下り坂部分4より少し急勾配である。
また、汚泥通路1は、図2に示すように、横断面形状を溝形にし、底板7を液体通過孔付きの液体透過性板にしている。汚泥通路1の下には、底板7の液体通過孔から流れ落ちる液体を集めて排出する液体室8を設けている。
汚泥通路1は、ブラシ11付き流れ制御板12が嵌合して移動する。ブラシ11付き流れ制御板12が汚泥の流れを制御すると共に、ブラシ11が液体透過性の底板7を掃く。汚泥通路1の上には、ブラシ11付き流れ制御板12が、汚泥通路1の下り坂部分4、谷底部分6と上り坂部分5を、順次、設定速度で移動する掃き掃除装置兼用の流れ制御装置を設けている。
掃き掃除装置兼用の流れ制御装置は、図1と図2に示すように、汚泥通路1上の入口2側に駆動軸13を、出口側に従動軸14を設けている。また、汚泥通路1上の谷底6側には、従動軸15を設けている。駆動軸13、出口側従動軸14と谷底側従動軸15は、それぞれ、汚泥通路1上を横断して軸受し、左右方向に沿って配置している。駆動軸13は、伝動機構で電動機16に連結している。図示しないが、電動機16を設定回転速度で駆動する制御装置を設けている。
駆動軸13、出口側従動軸14と谷底側従動軸15は、それぞれ、左右位置に鎖車17を固定している。駆動軸13、出口側従動軸14と谷底側従動軸15の左側の鎖車17には、無端の鎖18を掛け渡している。また、駆動軸13、出口側従動軸14と谷底側従動軸15の右側の鎖車17にも、無端の鎖18を掛け渡している。左右の両側の鎖18には、ブラシ11付き流れ制御板12を左右方向に沿って掛け渡している。流れ制御板12は、基端側を両側の鎖18に取り付け、先端側にブラシ11を突出している。
両側の鎖18の外周側には、複数のブラシ11付き流れ制御板12を等間隔位置に並列して外向きに突出している。ブラシ11付き流れ制御板12は、鎖18の下側に位置する間、汚泥通路1に嵌合し、汚泥通路1内を横断して左右方向に沿って位置し、汚泥通路1を閉鎖する。ブラシ11は、汚泥通路1の底板7に接触する。
電動機16を駆動すると、すべてのブラシ11付き流れ制御板12は、設定速度で移動する。各ブラシ11付き流れ制御板12は、次々に、駆動軸13を回って鎖18の下側に達する。
ブラシ11付き流れ制御板12は、汚泥通路1の入口2に達すると、入口2に入り込み、汚泥通路1に嵌合する。そして、ブラシ11付き流れ制御板12は、汚泥通路1に嵌合した状態で、ブラシ11が底板7を掃きながら、汚泥通路1の下り坂部分4、谷底部分6と上り坂部分5を、順次、通過する。ブラシ11付き流れ制御板12は、汚泥通路1の出口3に達すると、汚泥通路1から抜け出し、出口側従動軸14を回って鎖18の上側に至る。
洗浄装置は、図1と図2に示すように、汚泥通路1の側板上に給水管21をほぼ前後方向に沿って設けている。給水管21は、複数個所に、それぞれ、散水管22の端を接続している。複数の散水管22は、汚泥通路1上を横断して左右方向に沿って配置し、前後方向に間隔を置いて並列している。汚泥通路1上の各散水管22は、それぞれ、洗浄水をほぼ下向きに噴射する。その洗浄水は、汚泥通路1内を移動するブラシ11付き流れ制御板12と汚泥通路1の底板7にその上側から吹き付けられる。
また、汚泥通路1下の液体室8には、給水管23をほぼ前後方向に沿って設けている。給水管23は、複数個所に、それぞれ、散水管24の端を接続している。複数の散水管24は、汚泥通路1下を横断して左右方向に沿って配置し、前後方向に間隔を置いて並列している。汚泥通路1下の各散水管24は、それぞれ、洗浄水をほぼ上向きに噴射する。その洗浄水は、汚泥通路1の底板7にその下側から吹き付けられる。
上側の給水管21と下側の給水管23は、図示しないが、ポンプを介して水源に接続している。そのポンプを作動する電動機を設けている。この電動機を分単位の設定時間毎に秒単位の設定時間の間駆動する制御装置を設けている。
汚泥濃縮機は、運転すると、各ブラシ11付き流れ制御板12が設定速度で移動する。凝集剤が添加された汚泥mは、図3に示すように、汚泥通路1の入口2に流入する。汚泥通路1の下り坂部分4では、汚泥mは、ブラシ11付き流れ制御板12でせき止められつつ、自然流下より遅い速度で流れ下る。この汚泥mから分離した液体は、底板7の液体通過孔を経て液体室8に落下する。汚泥mは、流下中に重力濃縮する。下り坂部分4の底板7は、ブラシ11で掃かれる。ブラシ11付き流れ制御板12の設定速度は、汚泥mが下り坂部分4を自然流下する速度より遅い速度である。
汚泥通路1の谷底部分6では、汚泥mは、停止して滞留する。この汚泥mから分離した液体は、液体室8に落下する。汚泥mは、滞留中に重力濃縮する。ブラシ11付き流れ制御板12は、斜め下向きから横向きになり、せき止めていた汚泥mから離れ、前進を継続する。谷底部分6の底板7は、ブラシ11で掃かれる。
汚泥通路1の上り坂部分5では、ブラシ11付き流れ制御板12は、せき止めていた汚泥mを谷底部分6に残し、斜め上向きに前進を継続する。上り坂部分5の底板7は、ブラシ11で掃かれる。汚泥mが谷底部分6に滞留した後、次のブラシ11付き流れ制御板12が下り坂部分4から谷底部分6に達すると、そのブラシ11付き流れ制御板12は、滞留中の汚泥mに衝突する。すると、滞留中の汚泥mは、ブラシ11付き流れ制御板12の衝突により弱く圧搾されて液体が分離する。その液体は、液体室8に落下する。汚泥mは、滞留中にブラシ11付き流れ制御板12の衝突で圧搾濃縮する。
そのブラシ11付き流れ制御板12が谷底部分6から上り坂部分5に至ると、ブラシ11付き流れ制御板12は、衝突した汚泥mを押し上げつつ上り坂部分5を上る。すると、汚泥mは、停止状態から上昇することになり、流下中や滞留中より大きな重力を受けて液体が分離する。その液体は、液体室8に落下する。汚泥mは、重力濃縮する。上り坂部分5の底板7は、ブラシ11で掃かれる。
ブラシ11付き流れ制御板12が汚泥mを押し上げつつ上り坂部分5を上り詰めると、その汚泥mは、濃縮された状態で上り坂部分5上端の出口3から落下する。
洗浄装置は、分単位の設定時間が経過する毎に、即ち、汚泥通路1の底板7が目詰まりする頃に、秒単位の設定時間の間、散水管22、24から、それぞれ、洗浄水を噴射する。上側の散水管22は、洗浄水を汚泥通路1内の移動中のブラシ11付き流れ制御板12と汚泥通路1の底板7にその上側から吹き付ける。下側の散水管24は、洗浄水を汚泥通路1の底板7にその下側から吹き付ける。底板7の目詰まりが解消する。
汚泥mは、汚泥通路1の下り坂部分4で濃縮が不十分であっても、谷底部分6と上り坂部分5で濃縮される。また、汚泥mは、下り坂部分4とブラシ11付き流れ制御板12との間、又は、上り坂部分5とブラシ11付き流れ制御板12との間から漏れて自然流下しても、その汚泥mは、谷底部分6に集まって濃縮される。
汚泥通路1内の洗浄水は、下り坂部分4とブラシ11付き流れ制御板12との間、又は、上り坂部分5とブラシ11付き流れ制御板12との間から漏れても、その洗浄水は、谷底部分6に集まり、底板7の液体通過孔を経て液体室8に落下する。汚泥通路1の出口3からは流出しない。また、汚泥通路1の外面、例えば底板7の下面や汚泥通路1の側板の外面と上面などに付着した洗浄水は、下り坂部分4でも、上り坂部分5でも、谷底部分6に向って流れ下る。汚泥通路1の下面を伝って流れる洗浄水は、谷底部分6の下面に集まり、液体室8に落下する。汚泥通路1の出口3からは流出しない。
[変形例]
1)上記の実施形態においては、汚泥通路1は、下り坂部分4が上り坂部分5より長いが、下り坂部分4と上り坂部分5を同じ長さにする。又は、上り坂部分5を下り坂部分4より長くする。
2)上記の実施形態においては、汚泥通路1は、上り坂部分5が下り坂部分4より急勾配であるが、上り坂部分5と下り坂部分4を同じ勾配にする。又は、上り坂部分5を下り坂部分4より緩勾配にする。
3)上記の実施形態においては、洗浄装置は、洗浄水を汚泥通路1にその上側と下側の両側から吹き付ける構成であるが、上側と下側のいずれかの片側から吹き付ける構成にする。
本発明は、産業廃水や生活廃水を処理する装置に利用される。
本発明の実施形態における汚泥濃縮機の概略縦断側面図。 同汚泥濃縮機をその入口側から見た概略図。 同汚泥濃縮機の使用状態を示す概略縦断側面図。
符号の説明
1 汚泥濃縮機の汚泥通路
2 汚泥通路の入口
3 汚泥通路の出口
4 汚泥通路の下り坂部分、下り坂
5 汚泥通路の上り坂部分、上り坂
6 汚泥通路の谷底部分、谷底
7 汚泥通路の底板、液体通過孔付きの液体透過性板
8 液体室
11 ブラシ
12 流れ制御板
13 掃き掃除装置兼用流れ制御装置の駆動軸
14 従動軸、出口側従動軸
15 従動軸、谷底側従動軸
16 電動機
17 鎖車
18 無端の鎖
21 洗浄装置の給水管、上側の給水管
22 散水管、上側の散水管
23 給水管、下側の給水管
24 散水管、下側の散水管
m 汚泥

Claims (2)

  1. 汚泥通路は、底板を液体透過性にし、汚泥が汚泥通路を入口から出口に流れて濃縮される濃縮機において、
    汚泥通路は、入口側を下り坂に、出口側を上り坂にし、下り坂から上り坂へ変わる部分を谷底にし、また、汚泥通路は、ブラシ付き流れ制御板が嵌合して移動し、流れ制御板のブラシが底板を掃く構成にし、ブラシ付き流れ制御板が、汚泥通路の下り坂部分、谷底部分と上り坂部分を、順次、通過する掃き掃除装置兼用の流れ制御装置を設け、
    汚泥は、汚泥通路の下り坂部分では、ブラシ付き流れ制御板でせき止められつつ流れ下り、谷底部分では、ブラシ付き流れ制御板から離れて滞留し、その後、谷底部分に達したブラシ付き流れ制御板が衝突し、上り坂部分では、ブラシ付き流れ制御板で押し上げられ、上端の出口から落下する構成にしたことを特徴とする汚泥濃縮機。
  2. 汚泥通路にその上側と下側の両側又は片側から洗浄水を設定時間毎に吹き付ける洗浄装置を設けたことを特徴とする請求項1に記載の汚泥濃縮機。
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