JP2005346478A - スケジュール作成支援方法、支援装置及び支援プログラム - Google Patents

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幸司 村上
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博 坂井
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Abstract

【課題】スケジュールの行動場所に対応する位置情報の登録に必要なユーザの手間を大幅に軽減する。
【解決手段】スケジュール管理サーバSVSaにおいて、スケジュールデータベース132に登録されたスケジュール情報に含まれる「場所名」の位置情報が未登録の場合に、当該スケジュール情報に含まれる開始時刻及び終了時刻をもとに位置情報収集時刻を計算して位置情報収集管理テーブル134に記憶する。そして、この記憶された位置情報収集時刻になったとき、位置情報取得サーバSVPから該当する位置情報発信デバイスPDが在圏するPHS基地局BS又はタグリーダTRの緯度経度情報を取得し、取得された緯度経度情報を「場所名」に対応付けて場所位置対応テーブル134に記憶するようにしたものである。
【選択図】 図8

Description

この発明は、スケジューラやグループウエア等のスケジュール管理ソフトウエアを利用してユーザがスケジュールを作成する際に、その作成処理を支援するスケジュール作成支援方法、支援装置及び支援プログラムに関する。
ユーザ個人のスケジュールと位置情報を用いた行動支援サービスのニーズが高まっている。例えば、ユーザの現在地又は今後訪れるであろう場所を予測し、この予測された場所に関係する情報をユーザの携帯情報端末にダウンロードするサービスがこれに該当する。この種のサービスは、ユーザのスケジュール情報を事前にサーバに登録すると共に、ユーザに測位機能を備える携帯情報端末を所持させることにより実現可能である。測位機能を備える携帯情報端末としては、例えばGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)受信機を備える端末や、PHS(Personal Handyphone System)端末が使用される。
ところで、上記サービスを実現するには、スケジュール情報を作成する際に、ユーザが立ち寄る場所の詳細な位置を表す情報、例えば緯度経度情報を入力する必要がある。現状では、位置情報を入力する手法として次の2つがある。一つは、携帯情報端末のWebブラウザを使用して位置情報検索サービスに対しアクセスすることにより目的地の緯度経度情報を取得し、取得された緯度経度情報をスケジュール情報に登録するものである。また、もう一つは、場所名とその位置情報とを相互に対応付けて記憶したデータベースをサービス提供側のサーバ装置に設ける。そして、ユーザが入力した目的地名の文字列をもとに上記データベースに検索することにより当該目的地名に対応する緯度経度情報を読み出し、この読み出された緯度経度情報をスケジュール情報に含めるものである(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2000−146617
ところが前者では、はじめての目的地については勿論のこと、以前に登録した目的地についても、その都度その緯度経度情報を取得してスケジュール情報に登録しなければないない。このため、同じ目的地の緯度経度情報を何度も取得する必要があり、ユーザにとって手間と時間を要し非常に煩わしい。
一方後者では、目的地名とその緯度経度情報とを対応付けたデータベースは不特定多数のユーザにより利用される。そのため、同一の目的地であってもユーザごとに名称の呼び方が異なるような場合には、入力された目的地名の文字列とデータベースに登録された目的地名とがマッチングせず、この結果目的地の緯度経度情報を検索できないことがある。このような場合には、前者の手法を用いて目的地の緯度経度情報を再取得しなければならない。
すなわち、従来ではスケジュール情報の目的地について、位置情報を入力して場所名と対応付ける作業をユーザの手作業に頼らざるを得ず、作業が煩雑で誤入力も生じやすいことから、有効な対策が望まれていた。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、スケジュール情報の作成に係わる位置情報の登録に必要なユーザの手間を大幅に軽減することを可能にしたスケジュール作成支援方法、支援装置及び支援プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために第1の発明は、ユーザ端末において入力された、少なくとも日時、場所及び行動内容を含むスケジュール情報をユーザ端末からスケジュール作成支援装置へ伝送して、この伝送されたスケジュール情報をユーザ及びスケジュールをユニークに識別するためのユーザ識別情報及びスケジュール識別情報に対応付けてスケジュール記憶手段に格納する。スケジュール作成支援装置では、上記伝送されたスケジュール情報に含まれる日時をもとにユーザの位置情報取得タイミングを設定し、この設定されたタイミングになったとき、位置情報取得要求をユーザ識別情報と共に位置情報取得装置へ伝送する。位置情報取得装置では、上記伝送された位置情報取得要求及びユーザ識別情報に基づいて該当するユーザの現在位置情報を取得し、取得された現在位置情報を当該位置情報取得装置から上記スケジュール作成支援装置へ返送する。スケジュール作成支援装置では、スケジュール識別情報をもとに上記スケジュール記憶手段から対応するスケジュール情報を読み出し、読み出されたスケジュール情報に含まれる場所と上記伝送された現在位置情報とを対応付けて場所位置対応記憶手段に格納する。
したがって第1の発明によれば、ユーザは日時及び場所を含むスケジュール情報を入力してスケジュール作成支援装置に登録するだけで、ユーザの現在位置情報の取得、及びこの取得された現在位置情報をスケジュール情報の場所に対応付ける処理が、スケジュール作成支援装置の主導で自動的に行われる。このため、位置情報の登録に係わるユーザの負担は大幅に軽減され、さらにユーザが位置情報を手入力する場合に比べ誤入力の発生を防止して常に正確な位置情報を登録することが可能となる。
また第2の発明は、ユーザ端末において入力されかつ伝送されたスケジュール情報をスケジュール作成支援装置のスケジュール記憶手段に格納すると共に、上記ユーザ端末において自端末の現在位置を測定してこの測定された現在位置情報をユーザ端末から前記スケジュール作成支援装置へ伝送する。スケジュール作成支援装置では、上記伝送された現在位置情報の取得時刻に対応する日時を含むスケジュール情報をスケジュール記憶手段から読み出し、読み出されたスケジュール情報に含まれる場所と上記伝送された現在位置情報とを対応付けて場所位置対応記憶手段に格納する。
したがって第2の発明によれば、ユーザは日時及び場所を含むスケジュール情報を入力してスケジュール作成支援装置に登録しておくだけで、ユーザ端末が備えている測位機能と、スケジュール作成支援装置の位置情報登録制御機能により、ユーザの現在位置情報がその取得時刻に対応する日時を含むスケジュール情報の場所に対応付けて記憶される。このため、上記第1の発明と同様、位置情報の登録に係わるユーザの負担は大幅に軽減され、かつ常に正確な位置情報を登録することが可能となる。また、ユーザ端末が備える測位機能を利用してユーザの現在位置情報を取得するようにしているので、位置情報取得装置を利用した位置情報取得シーケンスを省略でき、これによりシーケンスの簡単化と通信トラフィックの抑圧が可能となる。
第3の発明は、ユーザ端末において入力されかつ伝送されたスケジュール情報をスケジュール作成支援装置のスケジュール記憶手段に格納すると共に、ユーザ端末からスケジュール作成支援装置へ位置情報の登録要求を送る。スケジュール作成支援装置では、上記位置情報の登録要求に応じて送信元ユーザの位置情報取得要求をユーザ識別情報と共に位置情報取得装置へ送信し、これに対し位置情報取得装置では送られた位置情報取得要求及びユーザ識別情報に応じて該当するユーザの現在位置情報を取得しスケジュール作成支援装置へ返送する。スケジュール作成支援装置では、返送された現在位置情報の取得時刻に対応する日時を含むスケジュール情報をスケジュール記憶手段から読み出し、読み出されたスケジュール情報に含まれる場所と上記返送された現在位置情報とを対応付けて場所位置対応記憶手段に格納する。
したがって第3の発明によれば、ユーザは日時及び場所を含むスケジュール情報を入力してスケジュール作成支援装置に登録し、さらに適切なタイミングで位置登録要求を入力して送信するだけで、位置情報取得装置の機能を利用して、スケジュール作成支援装置によりユーザの現在位置情報がその取得時刻に対応する日時を含むスケジュール情報の場所に対応付けて記憶される。このため、上記第1及び第2の発明と同様、位置情報の登録に係わるユーザの負担は大幅に軽減され、かつ常に正確な位置情報を登録することが可能となる。また、ユーザが指示する任意のタイミングで位置情報を登録することができる。
第4の発明は、スケジュール作成支援装置において、ユーザ端末から伝送されたスケジュール情報に含まれる日時をもとにユーザの位置情報取得タイミングを設定し、この設定されたタイミングになったとき、位置情報取得要求をユーザ端末へ伝送する。ユーザ端末では、上記伝送された位置情報の取得要求に応じて自端末の現在位置を測定し、測定された現在位置を表す情報を当該ユーザ端末からスケジュール作成支援装置へ伝送する。スケジュール作成支援装置では、上記現在位置を表す情報が伝送された場合に、スケジュール識別情報をもとにスケジュール記憶手段から対応するスケジュール情報を読み出し、読み出されたスケジュール情報に含まれる場所と上記伝送された現在位置情報とを対応付けて場所位置対応記憶手段に格納する。
したがって第4の発明によれば、ユーザは日時及び場所を含むスケジュール情報を入力してスケジュール作成支援装置に登録するだけで、ユーザの現在位置情報の取得、及びこの取得された現在位置情報をスケジュール情報の場所に対応付ける処理が、スケジュール作成支援装置の主導で自動的に行われる。このため、位置情報の登録に係わるユーザの負担は大幅に軽減され、さらに常に正確な位置情報を登録することが可能となる。また、ユーザ端末が備える測位機能を利用してユーザの現在位置情報を取得するようにしているので、位置情報取得装置を利用した位置情報取得シーケンスを省略でき、これによりシーケンスの簡単化と通信トラフィックの抑圧が可能となる。
上記第1、第2、第3及び第4の発明は次のような機能を備えることも特徴とする。
第1又は第4の発明において、スケジュール作成支援装置は、位置情報の取得タイミングを設定する際に、ユーザ端末から伝送されたスケジュール情報に含まれる日時が行動開始時刻と終了時刻とにより表される場合に、この行動開始時刻から終了時刻までの時間帯中の中間時刻を算出し、この算出された中間時刻をユーザの位置情報を取得するためのタイミングとして設定する。
このようにすると、ユーザの目的地における滞在時間が前後に多少ずれたとしても、スケジュール情報に登録された時間帯の中間時刻においてユーザの位置情報が取得され登録されるため、目的地に対する位置情報の対応付けをより一層正確に行うことが可能となる。
上記第1又は第3の発明において、ユーザがユーザ端末とは別に位置情報発信デバイスを所持している場合には、この位置情報発信デバイスのアクセス情報をスケジュール作成支援装置から位置情報取得装置へ伝送する。位置情報取得装置では、上記伝送されたアクセス情報をもとに位置情報発信デバイスに対しアクセスすることにより当該位置情報発信デバイスから現在位置情報を取得する。そして、この取得された現在位置情報を位置情報取得装置からスケジュール作成支援装置へ伝送する。
このようにすると、ユーザが測位機能を有するユーザ端末を所持しておらず、代わりに位置情報発信デバイスを所持している場合には、この位置情報発信デバイスが自動的に選択されて位置情報が取得される。このため、アクセス先を誤ることなく常に確実に位置情報を取得することが可能となる。
上記第1乃至第3の発明において、ユーザ端末からスケジュール作成支援装置へ場所の検索要求が伝送された場合に、スケジュール作成支援装置において上記伝送された検索要求に応じ場所位置対応記憶手段から場所の入力候補リストを読み出して要求元のユーザ端末へ伝送する。そして、ユーザ端末からスケジュール作成支援装置へ、上記伝送された場所の入力候補リストの中から一つを選択するための選択要求が伝送された場合に、スケジュール作成支援装置において上記伝送された選択要求に応じて場所位置対応記憶手段から該当する場所を読み出し、読み出された場所をユーザ端末から伝送されるスケジュール情報に含めてスケジュール記憶手段に格納する。
このような機能をさらに備えると、ユーザはスケジュール情報を作成する際に、例えば場所名を表す文字列の一部を入力したのち検索操作を行うことで、場所位置対応記憶手段の記憶情報を利用して場所名を簡単に入力することが可能となる。なお、ユーザが検索操作を行わなくても、場所名を表す文字列の一部が入力された時点でユーザ端末からスケジュール作成支援装置へ検索要求を伝送し、これに応じてスケジュール作成支援装置からユーザ端末へ場所名の入力候補リストを返送するように構成することも可能である。
要するにこの発明によれば、ユーザの現在位置情報の取得、及びこの取得された現在位置情報をスケジュール情報の場所に対応付ける処理が、スケジュール作成支援装置において自動的に行われる。したがって、スケジュール情報の作成に係わる位置情報の登録に必要なユーザの手間を大幅に軽減することを可能にしたスケジュール作成支援方法、支援装置及び支援プログラムを提供することができる。
(第1の実施形態)
図1は、この発明に係わるスケジュール管理システムの第1の実施形態を示す概略構成図である。
第1の実施形態のシステムは、スケジュール管理サーバSVSaを備え、このスケジュール管理サーバSVSaには有線通信網NW1又は移動通信網NW2を介してユーザが所持する携帯情報端末MSが接続可能である。携帯情報端末MSとしては、例えばWebブラウザ機能を有する携帯電話端末、PDA(Personal Digital Assistants)、或いは可搬性を有する例えばノード型のパーソナル・コンピュータ(PC:Personal Computer)が使用される。
また、このシステムは位置情報取得サーバSVPを備える。位置情報取得サーバSVPは、有線通信網NW1又は移動通信網NW2を介して上記スケジュール管理サーバSVSa及び位置情報発信デバイスPDに接続可能である。位置情報発信デバイスPDは、ユーザが所持するもので、例えばPHS(Personal Handyphone System)端末PD1又はRFID(Radio Frequency IDentification)タグPD2により構成される。PHS端末PD1は、PHS基地局BSが形成する無線エリア内に在圏するときに当該PHS基地局BSに無線接続される。RFIDタグはID番号及びタグ情報を記憶しており、タグリーダTRの無線エリアを通過するときに上記記憶されたID番号及びタグ情報をタグリーダTRへ送信する。
位置情報取得サーバSVPは、上記スケジュール管理サーバSVSaからユーザの位置情報取得要求が送られたときに、取得対象のユーザが所持する位置情報発信デバイスPDが在圏する基地局BS又はタグリーダTRから、基地局BS又はタグリーダTRの位置情報を取得する。そして、この取得された基地局BS又はタグリーダTRの位置情報を、ユーザの現在位置情報として上記スケジュール管理サーバSVSaへ返送する。なお、位置情報は緯度経度情報により表される。
ところで、スケジュール管理サーバSVSaは、利用登録されたユーザのスケジュール管理を行うもので、WWW(World-Wide Web)サーバにより構成される。図2はその機能構成を示すブロック図である。
スケジュール管理サーバSVSaは、マイクロプロセッサなどの中央処理ユニット(CPU:Central Processing Unit)11を備える。このCPU11には、バス12を介してデータ記憶部13とプログラムメモリ14が接続され、さらにネットワークインタフェース(ネットワークI/F)15が接続されている。
ネットワークI/F15は、有線回線を介して有線通信網NW1に接続され、CPU11の制御の下、上記有線通信網NW1又は移動通信網NW2を経由して携帯情報端末MSおよび位置情報取得サーバSVPとの間で通信を行う。通信プロトコルとしては、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)が使用される。
データ記憶部13は、例えばハードディスクやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリとRAM等の揮発性メモリとを組み合わせて構成したもので、ユーザ情報データベース131、スケジュールデータベース132、場所位置対応テーブル133、及び位置情報収集管理テーブル134を備えている。
ユーザ情報データベース131には、利用登録されたユーザの個人情報が記憶される。図3にその一例を示す。ユーザの個人情報は、ユーザを識別するユーザIDと、本人であるか否かの認証を行うために必要なパスワードと、端末特定情報から構成される。端末特定情報には、利用登録されたユーザが所持する携帯情報端末MSに対しアクセスするためのアドレス情報と、同じくユーザが所持する位置情報発信デバイスPDのID等が含まれる。
スケジュールデータベース132は、ユーザが作成したスケジュール情報をユーザごとに整理して記憶するもので、記憶情報は例えば図4に示すように構成される。すなわち、スケジュール情報は、スケジュールを識別するためのスケジュールIDと、スケジュールを実施する日時と、スケジュールの題名と、行動内容を記述したメモと、スケジュールの実施場所(目的地)名と、その場所IDを含んでいる。このうち、実施日時は日付、開始時刻及び終了時刻により表される。場所IDは、後述する場所位置対応テーブル133に記憶される緯度経度情報との間をリンク付けするための識別子であり、場所名が場所位置対応テーブル133にまだ登録されていない場合には“NULL”となる。
場所位置対応テーブル133は、スケジュールの作成に際しユーザが入力した実施場所(目的地)名と、その緯度経度情報とを相互に対応付けて記憶するもので、記憶情報は例えば図5に示すように、場所を識別するIDと、場所名と、ユーザIDと、緯度経度情報とから構成される。
位置情報収集管理テーブル134には、スケジュール管理サーバSVSaが位置情報の収集を行うタイミングとその実施結果が記憶される。例えば図6に示すように、位置情報収集対象となるスケジュールのIDと、当該スケジュールの作成者を示すユーザIDと、位置情報の収集時刻と、位置情報の収集を行った結果とが記憶される。
一方、プログラムメモリ14には、この発明に係わる新たな機能を実現するためのアプリケーション・プログラムとして、スケジュール登録プログラム141と、第1の位置情報収集プログラム142と、場所位置対応テーブル作成プログラム143がそれぞれ格納されている。
スケジュール登録プログラム141は、携帯情報端末MSからスケジュール登録要求が到来した場合に、スケジュール登録画面データを携帯情報端末MSへ送信し、このスケジュール登録画面データにおいて入力されたユーザのスケジュール情報を、携帯情報端末MSから受信する。そして、受信されたスケジュール情報をユニークに識別するためのスケジュールIDを発行し、上記受信されたスケジュール情報を上記発行されたスケジュールID及び送信元のユーザを表すユーザIDと共にスケジュールデータベース132に格納する。
第1の位置情報収集プログラム142は、上記スケジュールデータベース132に格納されたスケジュール情報の場所IDが“NULL”の場合、つまり場所の緯度経度情報が未登録の場合に、当該場所の位置情報を収集するための時刻を設定する。位置情報収集時刻の設定は、上記受信されたスケジュール情報に含まれる開始時刻から終了時刻までの時間帯中の中間時刻を(開始時刻−終了時刻)/2により算出し、この算出された中間時刻を上記位置情報収集管理テーブル134に記憶することにより行われる。
また第1の位置情報収集プログラム142は、上記位置情報収集管理テーブル134に記憶された位置情報収集時刻になったか否かを内蔵時計により監視する。そして、位置情報収集時刻になると、ユーザ情報データベース131に記憶された端末特定情報をもとに、対象となるユーザが所持する位置情報発信デバイスPDに対しアクセスし、当該位置情報発信デバイスPDが在圏するPHS基地局BS又はタグリーダTRからその緯度経度情報を収集する。そして、上記位置情報の収集処理の実施結果を位置情報収集管理テーブル134に記憶する。例えば、位置情報の収集に成功したときは“OK”、失敗したときは“NG”を記憶する。
場所位置対応テーブル作成プログラム143は、上記第1の位置情報収集プログラム142による位置情報の収集が成功した場合に、収集された緯度経度情報を、先に図5に示したように「場所ID」、「場所名」及び「ユーザID」に対応付けて場所位置対応テーブル133に格納する。
次に、以上のように構成されたシステムの動作を、スケジュール管理サーバSVSaの制御手順に従い説明する。図7はスケジュール登録処理手順と内容を示すフローチャート、図8は位置情報の取得及び登録処理手順と処理内容を示すフローチャートである。なお、ここではスケジュール管理サーバSVSaに対し既にユーザの利用登録がなされているものとして説明を行う。
(1)スケジュール情報の登録
例えばいま携帯電話端末MS1のユーザが、自身の端末MS1においてスケジュールの登録要求操作を行ったとする。そうすると携帯電話端末MS1からスケジュール管理サーバSVSaへスケジュール登録要求が送信される。スケジュール管理サーバSVSaは、上記スケジュール登録要求を受信すると、図7に示すようにステップ7aでスケジュール登録画面データを要求元の携帯情報端末MSへ送信し、このスケジュール登録画面データはステップ7bにより携帯情報端末MSの表示器に表示される。図14にこのスケジュール登録画面データの一例を示す。
ユーザは、上記スケジュール登録画面に従いスケジュール情報を構成する各項目を入力する。例えば、図14では「日付」、「時刻」、「題名」、「メモ」及び「場所」をそれぞれ入力する。そして、入力を終了してユーザが登録ボタンを押下すると、携帯電話端末MS1からスケジュール管理サーバSVSaへスケジュール情報が送信される。
なお、上記「場所」の入力中に、文字列の一部を入力した状態でユーザが検索ボタンを押下すると、携帯電話端末MS1からスケジュール管理サーバSVSaへ場所検索要求が送信される。スケジュール管理サーバSVSaは、上記場所検索要求が受信されると、場所位置対応テーブル133から場所名の入力候補を読み出してリストを作成し、作成されたリストを要求元の携帯電話端末MS1へ送信する。上記場所名の入力候補リストは、携帯電話端末MS1の場所名入力欄に表示される。この状態で、ユーザが上記表示された入力候補リストの中から一つを選択すると、選択された場所名とこの場所名を表す場所IDが入力される。すなわち、登録済みの場所名を再度入力する場合には、入力候補の選択操作により簡易に入力できる。
これに対し、上記場所名の入力候補リストが表示されなかったり、表示された入力候補リスト中に該当する場所名が存在しなかった場合には、ユーザはそのまま場所名の文字列の入力を継続する。この場合、「場所ID」には“NULL”が設定される。
スケジュール管理サーバSVSaは、携帯電話端末MS1から伝送されたスケジュール情報をステップ7cで受信する。そして、ステップ7dにおいて、上記受信されたスケジュール情報をユニークに識別するためのスケジュールIDを発行し、上記受信されたスケジュール情報を上記発行されたスケジュールID及び送信元のユーザを表すユーザIDと共にスケジュールデータベース132に格納する。図4にその記憶結果の一例を示す。
続いてスケジュール管理サーバSVSaは、ステップ7eにおいて、上記受信されたスケジュール情報の「場所名」が場所位置対応テーブル133に登録済みであるか否かを判定する。この判定は、上記受信されたスケジュール情報に「場所ID」が含まれているか或いは“NULL”であるかにより行われる。そして、判定の結果「場所名」が登録済みの場合には、そのまま登録処理を終了する。
これに対し「場所名」が未登録の場合には、スケジュール管理サーバSVSaはステップ7fに移行してここで位置情報収集時刻の計算を行う。この位置情報収集時刻の計算は、上記受信されたスケジュール情報に含まれる開始時刻及び終了時刻をもとに、その時間帯中の中間時刻を、
(開始時刻−終了時刻)/2
により計算することによりなされる。そして、ステップ7gにより、上記算出された中間時刻を、スケジュールID及びユーザIDと共に位置情報収集管理テーブル134に記憶する。図6にその記憶結果の一例を示す。
以後同様にスケジュール管理サーバSVSaは、携帯情報端末MSからスケジュール情報が登録されるごとに、当該スケジュール情報に含まれる「場所名」が場所位置対応テーブル133に登録済みであるか否かを判定し、未登録の場合には当該場所の位置情報を取得するための時刻を設定する。
(2)位置情報の取得及び登録
スケジュール管理サーバSVSaは、図8に示すようにステップ8aにおいて、上記位置情報収集管理テーブル134に記憶された各位置情報収集時刻について、当該時刻になったか否かを内蔵時計の時刻をもとに監視する。そして、現在時刻が位置情報収集時刻になるとステップ8bに移行し、ここで位置情報収集管理テーブル134に記憶されたユーザIDをもとにユーザ情報データベース131から端末特定情報を読み出す。そして、この読み出された端末特定情報をもとに、位置情報取得対象の端末が測位機能付き携帯情報端末MPSであるか位置情報発信デバイスPDであるかを判定する。この判定の結果、位置情報発信デバイスPDであれば、位置情報取得要求を当該位置情報発信デバイスPDのアクセス情報と共に位置情報取得サーバSVPへ送信する。
位置情報取得サーバSVPは、スケジュール管理サーバSVSaから位置情報取得要求及び位置情報発信デバイスPDのアクセス情報を受信すると、このアクセス情報をもとに位置情報発信デバイスPDが在圏するPHS基地局BS又はタグリーダTRに対しアクセスし、当該PHS基地局BS又はタグリーダTRからその緯度経度情報を収集する。そして、収集された緯度経度情報を要求元のスケジュール管理サーバSVSaへ送信する。
スケジュール管理サーバSVSaは、上記位置情報取得要求を送信すると、ステップ8c及びステップ8gにより位置情報取得サーバSVPからの緯度経度情報の返送を監視する。そして、上記位置情報取得要求の送信後から一定時間が経過しても緯度経度情報が返送されない場合には、ステップ8gからステップ8hに移行して、ここで位置情報収集管理テーブル134の実施結果欄に“NG”を書き込む。
これに対し上記一定時間以内に位置情報取得サーバSVPから緯度経度情報が返送されたとする。この場合スケジュール管理サーバSVSaは、ステップ8dにより位置情報収集管理テーブル134の実施結果欄に“OK”を書き込む。続いて、ステップ8eに移行し、ここでスケジュールIDをもとにスケジュールデータベース132から該当するスケジュール情報の「場所名」を読み出す。そしてステップ8fにより、上記読み出された「場所名」と上記返送された緯度経度情報とを相互に対応付け、新たに発行した「場所ID」及び「ユーザID」と共に場所位置対応テーブル133に格納する(ステップ8f)。図5にその記憶結果の一例を示す。
以後同様にスケジュール管理サーバSVSaは、現在時刻が位置情報収集管理テーブル134に記憶された各位置情報収集時刻になるごとに、位置情報取得サーバSVPから、該当する位置情報発信デバイスPDが在圏するPHS基地局BS又はタグリーダTRの緯度経度情報を取得する。そして、取得された緯度経度情報を「場所名」に対応付けて場所位置対応テーブル134に記憶する。
以上述べたように第1の実施形態では、スケジュール管理サーバSVSaにおいて、スケジュールデータベース132に登録されたスケジュール情報に含まれる「場所名」の位置情報が未登録の場合に、当該スケジュール情報に含まれる行動開始時刻及び終了時刻をもとに位置情報収集時刻を計算して位置情報収集管理テーブル134に記憶する。そして、この記憶された位置情報収集時刻になったとき、位置情報取得サーバSVPから該当する位置情報発信デバイスPDが在圏するPHS基地局BS又はタグリーダTRの緯度経度情報を取得し、取得された緯度経度情報を「場所名」に対応付けて場所位置対応テーブル134に記憶するようにしている。
したがって、ユーザは「日時」及び「場所名」を含むスケジュール情報を自身の携帯情報端末MSで入力してスケジュール管理サーバSVSaに登録するだけで、上記「場所名」に対応する緯度経度情報の取得、及びこの取得された緯度経度情報をスケジュール情報に含まれる「場所名」に対応付けて場所位置対応テーブル134に記憶する処理が、スケジュール管理サーバSVSaにより自動的に実行される。このため、緯度経度情報の登録に係わるユーザの負担は大幅に軽減され、かつ緯度経度情報を正確に登録することが可能となる。
また、行動開始時刻から終了時刻までの時間帯中の中間時刻を算出し、この算出された中間時刻を位置情報収集時刻とするようにしている。このため、ユーザの目的場所における滞在時間が前後に多少ずれたとしても、目的場所に対応する緯度経度情報の取得とその対応付けを正確に行うことが可能となる。
さらに、ユーザ情報データベース131に登録された端末特定情報により位置情報取得対象のデバイスのアクセス情報を管理している。このため、ユーザが携帯情報端末MSとは別に位置情報発信デバイスPDを所持している場合でも、アクセス先を誤ることなく常に確実に緯度経度情報を取得することが可能となる。
さらに、スケジュール情報の入力中における検索ボタンの押下に応じて、スケジュール管理サーバSVSaから要求元の携帯電話端末MS1へ場所名の入力候補リストを送信し、ユーザがこの入力候補リストの中から一つを選択することで、選択された場所名とこの場所名を表す場所IDを入力可能としている。このため、登録済みの場所名を再度入力する場合には、入力候補の選択操作により簡易に入力することが可能となる。
(第2の実施形態)
図9は、この発明に係わるスケジュール管理システムの第2の実施形態を示す概略構成図であり、前記図1と同一部分には同一符号を付してある。
第2の実施形態のシステムは、ユーザがGPS(Global Positioning System)を利用した測位機能付きの携帯情報端末MPSを所持する場合に、ユーザの位置登録要求操作をトリガとして携帯情報端末MPSにより現在位置の緯度経度情報を測定し、この測定された緯度経度情報を有線通信網NW1又は移動通信網NW2を介してスケジュール管理サーバSVSbに伝送する。そして、スケジュール管理サーバSVSbにおいて、上記伝送された緯度経度情報の測定時刻と最も近い日時を含むスケジュール情報を選択し、このスケジュール情報に含まれる「場所名」と上記伝送された緯度経度情報とを相互に対応付けて登録するものである。
図10は、この実施形態に係わるシステムで使用されるスケジュール管理サーバSVSbの機能構成を示すブロック図である。なお、同図において前記図2と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
データ記憶部13bには、ユーザ情報データベース131、スケジュールデータベース132及び場所位置対応テーブル133が格納されている。一方、プログラムメモリ14には、この発明に係わる新たな機能を実現するためのアプリケーション・プログラムとして、スケジュール登録プログラム141と、第2の位置情報収集プログラム144と、場所位置対応テーブル作成プログラム145がそれぞれ格納されている。
このうち第2の位置情報収集プログラム144は、測位機能付き携帯情報端末MPSから当該端末MPSにおいて算出された現在位置の緯度経度情報がユーザID及びパスワードと共に送られた場合に、ユーザID及びパスワードをもとに送信元ユーザの認証を行う。そして、ユーザの正当性が確認された場合に、上記測位機能付き携帯情報端末MPSから送られた緯度経度情報を受信する。
場所位置対応テーブル作成プログラム145は、上記受信された緯度経度情報の測定時刻(現在時刻)と最も近い日時を含むスケジュール情報をスケジュールデータベース132から読み出す。そして、その時間差が一定時間以内であれば、当該スケジュール情報に含まれる「場所名」と上記受信された緯度経度情報とを相互に対応付けて場所位置対応テーブル133に記憶する。
次に、以上のように構成されたシステムの動作を、スケジュール管理サーバSVSbの制御手順に従い説明する。図11は、位置情報の取得及び登録処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
スケジュール情報の登録を終了するとユーザは、その後当該スケジュール情報に記載された目的地(場所)に移動したところで、自身が所持する測位機能付き携帯情報端末MPSにおいて位置情報の登録要求操作を行う。この操作では、測位指示コマンドと、ユーザID及びパスワードが入力される。上記測位指示コマンドの入力に応じて測位機能付き携帯情報端末MPSは、図11に示すようにステップ11aによりGPSを利用した測位演算を行い、自端末の現在位置を表す緯度経度情報を算出する。そして、ステップ11bにおいて、上記算出された緯度経度情報を、上記入力されたユーザID及びパスワードと共にスケジュール管理サーバSVSbへ送信する。
これに対しスケジュール管理サーバSVSbは、上記緯度経度情報、ユーザID及びパスワードが到来すると、先ずステップ11cにおいて、受信されたユーザID及びパスワードをもとにユーザ認証を行う。そして、発信ユーザがユーザ情報データベース131に登録されていなかったり、また登録されていてもパスワードが異なる場合には、そのまま処理を終了する。
一方、発信ユーザの正当性が確認されると、スケジュール管理サーバSVSbはステップ11dに移行し、現在時刻に最も近い日時が記載されたスケジュール情報をスケジュールデータベース132から読み出す。そして、読み出されたスケジュール情報の日時と現在時刻との差が一定時間内であるか否かをステップ11eで判定し、一定時間外の場合には該当するスケジュール情報は存在しないと判断してそのまま処理を終了する。
これに対し上記時間差が一定時間内であれば、ステップ11fにより当該スケジュール情報から「場所名」を抽出する。そして、この抽出された「場所名」と、上記受信された緯度経度情報とを相互に対応付け、新たに発行した「場所ID」及び「ユーザID」と共に場所位置対応テーブル133に格納する(ステップ11g)。
上記場所位置対応テーブル133への格納を終了すると、スケジュール管理サーバSVSbは登録完了通知を生成し、生成された登録完了通知を要求元の測位機能付き携帯情報端末MPSへ送信する。なお、ユーザの正当性が確認できなかったり、時間差が一定時間以内のスケジュールが見つからなかった場合には、登録失敗通知を要求元の測位機能付き携帯情報端末MPSへ送信する。上記登録完了通知及び登録失敗通知の送信には、例えば電子メールが用いられる。したがって、ユーザは位置情報の登録完了の有無を自身の携帯情報端末MPSで確認することができる。
以上述べたように第2の実施形態では、スケジュール情報の登録後に、測位機能付き携帯情報端末MPSにおいてユーザの現在位置を表す緯度経度情報を算出し、算出された緯度経度情報を位置情報登録要求としてスケジュール管理サーバSVSbへ送信する。そしてスケジュール管理サーバSVSbにおいて、現在時刻に最も近い日時が記載されたスケジュール情報をスケジュールデータベース132から読み出し、読み出されたスケジュール情報に記載された「場所名」と上記送られた緯度経度情報とを相互に対応付けて、場所位置対応テーブル133に格納するようにしている。
したがって、ユーザはスケジュール情報登録後に位置情報の登録要求操作を行うだけで、スケジュール管理サーバSVSbの場所位置対応テーブル133に「場所名」に対応付けて緯度経度情報を登録することが可能となる。このため、緯度経度情報の登録に係わるユーザの負担は大幅に軽減され、かつ緯度経度情報を正確に登録することが可能となる。
また、携帯情報端末MPSが備えるGPS測位機能を使用して緯度経度情報を登録するようにしているので、位置情報取得サーバSVPを使用した位置情報取得手順と位置情報発信デバイスPDを不要にすることができ、これによりシーケンスの簡単化及びユーザの費用負担を軽減することができる。
(第3の実施形態)
図12は、この発明の第3の実施形態に係わるスケジュール管理システムで使用されるスケジュール管理サーバSVScの機能構成を示すブロック図である。なお、同図において前記図2及び10と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
プログラムメモリ14には、この発明に係わる新たな機能を実現するためのアプリケーション・プログラムとして、スケジュール登録プログラム141と、第3の位置情報収集プログラム146と、場所位置対応テーブル作成プログラム147がそれぞれ格納されている。
このうち第3の位置情報収集プログラム146は、携帯情報端末MSから位置情報登録要求がユーザID及びパスワードと共に送られた場合に、先ず上記受信されたユーザID及びパスワードをもとに送信元ユーザの認証を行う。そして、ユーザの正当性が確認された場合に、ユーザ情報データベース131に登録されている端末特定情報をもとに、位置取得対象となるユーザが所持する位置情報発信デバイスPDに対しアクセスし、当該位置情報発信デバイスPDが在圏するPHS基地局BS又はタグリーダTRからその緯度経度情報を収集する。
場所位置対応テーブル作成プログラム147は、上記受信された緯度経度情報の測定時刻(現在時刻)と最も近い日時を含むスケジュール情報をスケジュールデータベース132から読み出す。そして、その時間差が一定時間以内であれば、当該スケジュール情報に含まれる「場所名」と上記受信された緯度経度情報とを相互に対応付けて場所位置対応テーブル133に記憶する。
次に、以上のように構成されたシステムの動作を、スケジュール管理サーバSVSbの制御手順に従い説明する。図13は、位置情報の取得及び登録処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
スケジュール情報の登録を終了するとユーザは、当該スケジュール情報に記載された目的地(場所)に移動したところで、自身が所持する携帯情報端末MSにおいて位置情報の登録要求操作を行う。この操作では、位置登録要求コマンドと、ユーザID及びパスワードが入力される。上記位置登録要求コマンドの入力に応じて携帯情報端末MSは、上記入力されたユーザID及びパスワードを含む位置情報登録要求をスケジュール管理サーバSVScへ送信する。
これに対しスケジュール管理サーバSVScは、上記位置情報登録要求が到来すると、先ずステップ14aにおいて、受信されたユーザID及びパスワードをもとにユーザ認証を行う。そして、要求元のユーザがユーザ情報データベース131に登録されていなかったり、また登録されていてもパスワードが一致しない場合には、そのまま処理を終了する。
一方、要求元のユーザの正当性が確認されると、スケジュール管理サーバSVScはステップ14bに移行し、ここで上記受信されたユーザIDをもとにユーザ情報データベース131から端末特定情報を読み出す。そして、この読み出された端末特定情報をもとに、位置情報取得対象の端末が測位機能付き携帯情報端末MPSであるか位置情報発信デバイスPDであるかを判定する。この判定の結果、位置情報発信デバイスPDであれば、位置情報取得要求を当該位置情報発信デバイスPDのアクセス情報と共に位置情報取得サーバSVPへ送信する。
位置情報取得サーバSVPは、スケジュール管理サーバSVScから位置情報取得要求及び位置情報発信デバイスPDのアクセス情報を受信すると、このアクセス情報をもとに位置情報発信デバイスPDが在圏するPHS基地局BS又はタグリーダTRに対しアクセスし、当該PHS基地局BS又はタグリーダTRからその緯度経度情報を収集する。そして、収集された緯度経度情報を要求元のスケジュール管理サーバSVScへ送信する。
スケジュール管理サーバSVScは、上記位置情報取得要求を送信すると、ステップ14c及びステップ14hにより位置情報取得サーバSVPからの緯度経度情報の返送を監視する。そして、上記位置情報取得要求の送信後から一定時間が経過しても緯度経度情報が返送されない場合には、そのまま処理を終了する。
これに対し上記一定時間以内に位置情報取得サーバSVPから緯度経度情報が返送されたとする。この場合スケジュール管理サーバSVScは、ステップ14dにより、現在時刻に最も近い日時が記載されたスケジュール情報をスケジュールデータベース132から読み出す。そして、読み出されたスケジュール情報の日時と現在時刻との差が一定時間内であるか否かをステップ14eで判定し、一定時間外の場合には該当するスケジュール情報は存在しないと判断してそのまま処理を終了する。
これに対し上記時間差が一定時間内であれば、ステップ14fにより当該スケジュール情報から「場所名」を抽出する。そして、この抽出された「場所名」と、上記受信された緯度経度情報とを相互に対応付け、新たに発行した「場所ID」及び「ユーザID」と共に場所位置対応テーブル133に格納する(ステップ14g)。図5にその記憶結果の一例を示す。
上記場所位置対応テーブル133への格納を終了すると、スケジュール管理サーバSVScは登録完了通知を生成し、生成された登録完了通知を要求元の携帯情報端末MSへ送信する。なお、ユーザの正当性が確認できなかったり、時間差が一定時間以内のスケジュールが見つからなかった場合には、登録失敗通知を要求元の携帯情報端末MSへ送信する。上記登録完了通知及び登録失敗通知の送信には、例えば電子メールが用いられる。したがって、ユーザは位置情報の登録完了の有無を自身の携帯情報端末MSで確認することができる。
以上述べたように第3の実施形態では、スケジュール情報の登録後に、ユーザの位置情報登録操作に応じて携帯情報端末MSからスケジュール管理サーバSVScに位置情報登録要求を送信する。スケジュール管理サーバSVScは、ユーザ認証を行ったのち、位置情報取得サーバSVPに対し位置情報取得要求を送信して、位置情報取得サーバSVPから該当する位置情報発信デバイスPDが在圏するPHS基地局BS又はタグリーダTRの緯度経度情報を取得する。また、現在時刻に最も近い日時が記載されたスケジュール情報をスケジュールデータベース132から読み出し、読み出されたスケジュール情報に記載された「場所名」と、上記取得された緯度経度情報とを相互に対応付けて、場所位置対応テーブル133に格納するようにしている。
したがって、前記第2の実施形態と同様に、ユーザはスケジュール情報登録後に位置情報の登録要求操作を行うだけで、スケジュール管理サーバSVScの場所位置対応テーブル133に「場所名」に対応付けて緯度経度情報を登録することが可能となる。このため、緯度経度情報の登録に係わるユーザの負担は大幅に軽減され、かつ緯度経度情報を正確に登録することが可能となる。
また、位置情報の取得はスケジュール管理サーバSVScの制御の下で位置情報取得サーバSVPにより行われる。このため、ユーザは測位機能付き携帯情報端末MPSを所持していなくても、位置情報発信デバイスPDを所持していれば、緯度経度情報の登録を行うことができる。
(その他の実施形態)
第2の実施形態においては、ユーザ端末MSから送信される位置情報登録要求をトリガとして、スケジュール管理サーバSVSbがスケジュール情報に含まれる場所と上記伝送された現在位置情報とを対応付けて場所位置対応テーブル133に格納するようにした。しかし、それに限るものではなく、スケジュール管理サーバSVSbにおいて、ユーザ端末MSから伝送されたスケジュール情報に含まれる日時をもとにユーザの位置情報取得タイミングを設定し、この設定されたタイミングになったとき、位置情報取得要求をユーザ端末MSへ伝送する。ユーザ端末MSでは、上記伝送された位置情報の取得要求に応じて、自身が備える例えばGPS測位機能により自端末の現在位置を測定し、測定された現在位置情報をスケジュール管理サーバSVSbへ送信する。スケジュール管理サーバSVSbでは、上記現在位置情報が伝送された場合に、スケジュール識別情報をもとにスケジュールデータベース132から対応するスケジュール情報を読み出し、読み出されたスケジュール情報に含まれる場所と上記伝送された現在位置情報とを対応付けて場所位置対応テーブル133に格納するように構成してもよい。
第1の実施形態では、(行動開始時刻−終了時刻)/2により中間時刻を算出し、この算出された中間時刻を位置情報収集時刻として設定するようにしたが、開始時刻又は終了時刻を位置情報収集時刻として設定するようにしてもよい。
その他、ユーザ端末及び位置情報発信デバイスの種類、スケジュール作成支援装置の構成及び制御手順とその内容、スケジュール情報の内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明に係わるスケジュール管理システムの第1の実施形態を示す概略構成図。 図1に示すシステムで使用されるスケジュール管理サーバの機能構成を示すブロック図。 図2に示すスケジュール管理サーバに設けられるユーザ情報データベースの一例を示す図。 図2に示すスケジュール管理サーバに設けられるスケジュールデータベースの一例を示す図。 図2に示すスケジュール管理サーバに設けられる場所位置対応テーブルの一例を示す図。 図2に示すスケジュール管理サーバに設けられる位置情報収集管理テーブルの一例を示す図。 図1に示したシステム及び図2に示したスケジュール管理サーバによるスケジュール情報の登録処理手順と処理内容を示すフローチャート。 図1に示したシステム及び図2に示したスケジュール管理サーバによる位置情報の取得及び登録処理手順と処理内容を示すフローチャート。 この発明に係わるスケジュール管理システムの第2の実施形態を示す概略構成図。 図9に示すシステムで使用されるスケジュール管理サーバの機能構成を示すブロック図。 図9に示したシステム及び図10に示したスケジュール管理サーバによる位置情報の取得及び登録処理の手順と内容を示すフローチャート。 この発明に係わるスケジュール管理システムの第3の実施形態で使用されるスケジュール管理サーバの機能構成を示すブロック図。 図12に示したスケジュール管理サーバによる位置情報の取得及び登録処理の手順と内容を示すフローチャート。 図7に示したスケジュール情報の登録処理において携帯情報端末に表示される登録画面の一例を示す図。
符号の説明
SVSa,SVSb,SVSc…スケジュール管理サーバ、SVP…位置情報取得サーバ、MS…携帯情報端末、PD…位置情報発信デバイス、BS…PHS基地局、TR…タグリーダ、MPS…測位機能付き携帯情報端末、NW1…有線通信網、NW2…移動通信網、11…CPU、12…バス、13…データ記憶部、14…プログラムメモリ、15…ネットワークインタフェース、131…ユーザ情報データベース、132…スケジュールデータベース、133…場所位置対応テーブル、134…位置情報収集管理テーブル、141…スケジュール登録プログラム、142…第1の位置情報収集プログラム、143,145,147…場所位置対応テーブル作成プログラム、144…第2の位置情報収集プログラム、146…第3の位置情報収集プログラム。

Claims (18)

  1. ユーザが所持するユーザ端末と、スケジュール作成支援装置と、位置情報取得装置との間で、通信ネットワークを介して通信を行うことにより、ユーザのスケジュール情報の作成を支援するスケジュール作成支援方法であって、
    前記ユーザ端末において、少なくとも日時、場所及び行動内容を含むスケジュール情報の入力を受け付け、入力されたスケジュール情報を当該ユーザ端末から前記スケジュール作成支援装置へ通信インタフェース手段により伝送する過程と、
    前記スケジュール作成支援装置において、前記ユーザ端末から伝送されたスケジュール情報を、ユーザ及びスケジュールをユニークに識別するためのユーザ識別情報及びスケジュール識別情報に対応付けてスケジュール記憶手段に格納する過程と、
    前記スケジュール作成支援装置において、前記伝送されたスケジュール情報に含まれる日時をもとに、当該スケジュール情報の送信元となるユーザの位置情報を取得するためのタイミングを設定する過程と、
    前記設定されたタイミングになったとき、位置情報の取得要求をユーザ識別情報と共に前記スケジュール作成支援装置から前記位置情報取得装置へ通信インタフェース手段により伝送する過程と、
    前記位置情報取得装置において、前記伝送された位置情報の取得要求及びユーザ識別情報に基づいて該当するユーザの現在位置情報を取得し、取得された現在位置情報を当該位置情報取得装置から前記スケジュール作成支援装置へ通信インタフェース手段により伝送する過程と、
    前記現在位置情報が伝送された場合に、前記スケジュール作成支援装置において前記スケジュール識別情報をもとに前記スケジュール記憶手段から対応するスケジュール情報を読み出し、読み出されたスケジュール情報に含まれる場所と前記伝送された現在位置情報とを対応付けて場所位置対応記憶手段に格納する過程と
    を具備することを特徴とするスケジュール作成支援方法。
  2. ユーザが所持するユーザ端末と、スケジュール作成支援装置との間で、通信ネットワークを介して通信を行うことにより、ユーザのスケジュール情報の作成を支援するスケジュール作成支援方法であって、
    前記ユーザ端末において、少なくとも日時、場所及び行動内容を含むスケジュール情報の入力を受け付け、入力されたスケジュール情報を当該ユーザ端末から前記スケジュール作成支援装置へ通信インタフェース手段により伝送する過程と、
    前記スケジュール作成支援装置において、前記ユーザ端末から伝送されたスケジュール情報を、ユーザ及びスケジュールをユニークに識別するためのユーザ識別情報及びスケジュール識別情報に対応付けてスケジュール記憶手段に格納する過程と、
    前記ユーザ端末において、自端末の現在位置を測定し、測定された現在位置を表す情報を当該ユーザ端末から前記スケジュール作成支援装置へ通信インタフェース手段により伝送する過程と、
    前記スケジュール作成支援装置において、前記伝送された現在位置情報の取得時刻に対応する日時を含むスケジュール情報を前記スケジュール記憶手段から読み出し、読み出されたスケジュール情報に含まれる場所と前記伝送された現在位置情報とを対応付けて場所位置対応記憶手段に格納する過程と
    を具備することを特徴とするスケジュール作成支援方法。
  3. ユーザが所持するユーザ端末と、スケジュール作成支援装置と、位置情報取得装置との間で、通信ネットワークを介して通信を行うことにより、ユーザのスケジュール情報の作成を支援するスケジュール作成支援方法であって、
    前記ユーザ端末において、少なくとも日時、場所及び行動内容を含むスケジュール情報の入力を受け付け、入力されたスケジュール情報を当該ユーザ端末から前記スケジュール作成支援装置へ通信インタフェース手段により伝送する過程と、
    前記スケジュール作成支援装置において、前記ユーザ端末から伝送されたスケジュール情報を、ユーザ及びスケジュールをユニークに識別するためのユーザ識別情報及びスケジュール識別情報に対応付けてスケジュール記憶手段に格納する過程と、
    前記ユーザ端末において、位置情報登録要求の入力を受け付け、入力された位置情報登録要求を当該ユーザ端末から前記スケジュール作成支援装置へ通信インタフェース手段により伝送する過程と、
    前記位置情報登録要求が伝送されたとき、送信元ユーザの位置情報を取得するための要求をユーザ識別情報と共に前記スケジュール作成支援装置から前記位置情報取得装置へ通信インタフェース手段により伝送する過程と、
    前記位置情報取得装置において、前記伝送された位置情報の取得要求及びユーザ識別情報に基づいて該当するユーザの現在位置情報を取得し、取得された現在位置情報を当該位置情報取得装置から前記スケジュール作成支援装置へ通信インタフェース手段により伝送する過程と、
    前記スケジュール作成支援装置において、前記伝送された現在位置情報の取得時刻に対応する日時を含むスケジュール情報を前記スケジュール記憶手段から読み出し、読み出されたスケジュール情報に含まれる場所と前記伝送された現在位置情報とを対応付けて場所位置対応記憶手段に格納する過程と
    を具備することを特徴とするスケジュール作成支援方法。
  4. ユーザが所持するユーザ端末と、スケジュール作成支援装置との間で、通信ネットワークを介して通信を行うことにより、ユーザのスケジュール情報の作成を支援するスケジュール作成支援方法であって、
    前記ユーザ端末において、少なくとも日時、場所及び行動内容を含むスケジュール情報の入力を受け付け、入力されたスケジュール情報を当該ユーザ端末から前記スケジュール作成支援装置へ通信インタフェース手段により伝送する過程と、
    前記スケジュール作成支援装置において、前記ユーザ端末から伝送されたスケジュール情報を、ユーザ及びスケジュールをユニークに識別するためのユーザ識別情報及びスケジュール識別情報に対応付けてスケジュール記憶手段に格納する過程と、
    前記スケジュール作成支援装置において、前記伝送されたスケジュール情報に含まれる日時をもとに、当該スケジュール情報の送信元となるユーザの位置情報を取得するためのタイミングを設定する過程と、
    前記設定されたタイミングになったとき、位置情報の取得要求を前記スケジュール作成支援装置から前記ユーザ端末へ通信インタフェース手段により伝送する過程と、
    前記伝送された位置情報の取得要求に応じ、前記ユーザ端末が自端末の現在位置を測定し、測定された現在位置を表す情報を当該ユーザ端末から前記スケジュール作成支援装置へ通信インタフェース手段により伝送する過程と、
    前記現在位置を表す情報が伝送された場合に、前記スケジュール作成支援装置において前記スケジュール識別情報をもとに前記スケジュール記憶手段から対応するスケジュール情報を読み出し、読み出されたスケジュール情報に含まれる場所と前記伝送された現在位置情報とを対応付けて場所位置対応記憶手段に格納する過程と
    を具備することを特徴とするスケジュール作成支援方法。
  5. 前記タイミングを設定する過程は、前記伝送されたスケジュール情報に含まれる日時が行動開始時刻と終了時刻とにより表される場合に、この行動開始時刻から終了時刻までの時間帯中の中間時刻を算出し、算出された中間時刻をユーザの位置情報を取得するためのタイミングとして設定することを特徴とする請求項1又は4記載のスケジュール作成支援方法。
  6. ユーザがユーザ端末とは別に位置情報発信デバイスを所持している場合に、
    前記位置情報の取得要求を前記スケジュール作成支援装置から前記位置情報取得装置へ伝送する過程は、前記ユーザ識別情報として、前記位置情報発信デバイスのアクセス情報を前記位置情報取得装置へ伝送し、
    前記現在位置情報を取得して前記スケジュール作成支援装置へ伝送する過程は、前記伝送されたアクセス情報をもとに位置情報発信デバイスに対しアクセスすることにより当該位置情報発信デバイスから現在位置情報を取得し、取得された現在位置情報を位置情報取得装置から前記スケジュール作成支援装置へ通信インタフェース手段により伝送することを特徴とする請求項1又は3記載のスケジュール作成支援方法。
  7. 前記ユーザ端末において、前記スケジュール情報の入力期間中に場所の検索要求の入力を受け付け、入力された検索要求を当該ユーザ端末から前記スケジュール作成支援装置へ通信インタフェース手段により伝送する過程と、
    前記スケジュール作成支援装置において、前記伝送された検索要求に応じて前記場所位置対応記憶手段から場所の入力候補リストを読み出し、読み出された場所の入力候補リストを当該スケジュール作成支援装置から前記要求元のユーザ端末へ通信インタフェース手段により伝送する過程と、
    前記ユーザ端末において、前記伝送された場所の入力候補リストから一つを選択するための選択要求の入力を受け付け、入力された選択要求を当該ユーザ端末から前記スケジュール作成支援装置へ通信インタフェース手段により伝送する過程と、
    前記スケジュール作成支援装置において、前記伝送された選択要求に応じて前記場所位置対応記憶手段から該当する場所を読み出し、読み出された場所を前記ユーザ端末から伝送されるスケジュール情報に含めてスケジュール記憶手段に格納する過程と
    を、さらに具備することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のスケジュール作成支援方法。
  8. ユーザが所持するユーザ端末、及び位置情報取得装置との間で、通信ネットワークを介して通信を行うことにより、前記ユーザのスケジュール情報の作成を支援するスケジュール作成支援装置であって、
    前記ユーザ端末から送信される、少なくとも日時、場所及び行動内容を含むスケジュール情報を受信する手段と、
    前記受信されたスケジュール情報を、ユーザ及びスケジュールをユニークに識別するためのユーザ識別情報及びスケジュール識別情報に対応付けてスケジュール記憶手段に格納する手段と、
    前記受信されたスケジュール情報に含まれる日時をもとに、当該スケジュール情報の送信元となるユーザの位置情報を取得するためのタイミングを設定する手段と、
    前記設定されたタイミングになったとき、位置情報の取得要求をユーザ識別情報と共に前記位置情報取得装置へ送信する手段と、
    前記位置情報の取得要求及びユーザ識別情報の送信に応じ、前記位置情報取得装置から返送される該当ユーザの現在位置情報を受信する手段と、
    前記現在位置情報が受信された場合に、前記スケジュール識別情報をもとに前記スケジュール記憶手段から対応するスケジュール情報を読み出し、読み出されたスケジュール情報に含まれる場所と前記受信された現在位置情報とを対応付けて場所位置対応記憶手段に格納する手段と
    を具備することを特徴とするスケジュール作成支援装置。
  9. ユーザが所持するユーザ端末との間で通信ネットワークを介して通信を行うことにより、前記ユーザのスケジュール情報の作成を支援するスケジュール作成支援装置であって、
    前記ユーザ端末から送信される、少なくとも日時、場所及び行動内容を含むスケジュール情報を受信する手段と、
    前記受信されたスケジュール情報を、ユーザ及びスケジュールをユニークに識別するためのユーザ識別情報及びスケジュール識別情報に対応付けてスケジュール記憶手段に格納する手段と、
    前記ユーザ端末から送信される、当該ユーザ端末の現在位置情報を受信する手段と、
    前記受信された現在位置情報の取得時刻に対応する日時を含むスケジュール情報を前記スケジュール記憶手段から読み出し、読み出されたスケジュール情報に含まれる場所と前記伝送された現在位置情報とを対応付けて場所位置対応記憶手段に格納する手段と
    を具備することを特徴とするスケジュール作成支援装置。
  10. ユーザが所持するユーザ端末、及び位置情報取得装置との間で、通信ネットワークを介して通信を行うことにより、前記ユーザのスケジュール情報の作成を支援するスケジュール作成支援装置であって、
    前記ユーザ端末から送信される、少なくとも日時、場所及び行動内容を含むスケジュール情報を受信する手段と、
    前記受信されたスケジュール情報を、ユーザ及びスケジュールをユニークに識別するためのユーザ識別情報及びスケジュール識別情報に対応付けてスケジュール記憶手段に格納する手段と、
    前記ユーザ端末から送信される位置情報登録要求を受信する手段と、
    前記位置情報登録要求が受信されたとき、送信元ユーザの位置情報を取得するための要求をユーザ識別情報と共に前記位置情報取得装置へ送信する手段と、
    前記位置情報の取得要求及びユーザ識別情報の送信に応じ、前記位置情報取得装置から返送される該当ユーザの現在位置情報を受信する手段と、
    前記現在位置情報が受信された場合に、当該受信された現在位置情報の取得時刻に対応する日時を含むスケジュール情報を前記スケジュール記憶手段から読み出し、読み出されたスケジュール情報に含まれる場所と前記受信された現在位置情報とを対応付けて場所位置対応記憶手段に格納する手段と
    を具備することを特徴とするスケジュール作成支援装置。
  11. ユーザが所持するユーザ端末との間で通信ネットワークを介して通信を行うことにより、前記ユーザのスケジュール情報の作成を支援するスケジュール作成支援装置であって、
    前記ユーザ端末から送信される、少なくとも日時、場所及び行動内容を含むスケジュール情報を受信する手段と、
    前記受信されたスケジュール情報を、ユーザ及びスケジュールをユニークに識別するためのユーザ識別情報及びスケジュール識別情報に対応付けてスケジュール記憶手段に格納する手段と、
    前記受信されたスケジュール情報に含まれる日時をもとに、当該スケジュール情報の送信元となるユーザの位置情報を取得するためのタイミングを設定する手段と、
    前記設定されたタイミングになったとき、位置情報の取得要求を前記ユーザ端末へ送信する手段と、
    前記位置情報の取得要求に応答して、前記ユーザ端末から送信される当該ユーザ端末の現在位置情報を受信する手段と、
    前記現在位置情報が受信された場合に、前記スケジュール識別情報をもとに前記スケジュール記憶手段から対応するスケジュール情報を読み出し、読み出されたスケジュール情報に含まれる場所と前記受信された現在位置情報とを対応付けて場所位置対応記憶手段に格納する手段と
    を具備することを特徴とするスケジュール作成支援装置。
  12. 前記タイミングを設定する手段は、前記受信されたスケジュール情報に含まれる日時が行動開始時刻と終了時刻とにより表される場合に、この行動開始時刻から終了時刻までの時間帯中の中間時刻を算出し、算出された中間時刻をユーザの位置情報を取得するためのタイミングとして設定することを特徴とする請求項8又は11記載のスケジュール作成支援装置。
  13. ユーザがユーザ端末とは別に位置情報発信デバイスを所持している場合に、
    前記位置情報の取得要求を前記位置情報取得装置へ送信する手段は、前記ユーザ識別情報として、前記位置情報発信デバイスのアクセス情報を前記位置情報取得装置へ送信することを特徴とする請求項8又は10記載のスケジュール作成支援装置。
  14. 前記ユーザ端末から送信される、場所の検索要求を受信する手段と、
    前記受信された検索要求に応じて、前記場所位置対応記憶手段から場所の入力候補リストを読み出し、読み出された場所の入力候補リストを前記要求元のユーザ端末へ送信する手段と、
    前記場所の入力候補リストの送信に対し、前記ユーザ端末から送信される場所の選択要求を受信する手段と、
    前記受信された選択要求に応じて、前記場所位置対応記憶手段から該当する場所を読み出し、読み出された場所を前記ユーザ端末から伝送されるスケジュール情報に含めてスケジュール記憶手段に格納する手段と
    を、さらに具備することを特徴とする請求項8乃至11のいずれかに記載のスケジュール作成支援装置。
  15. ユーザが所持するユーザ端末、及び位置情報取得装置との間で、通信ネットワークを介して通信を行うことにより前記ユーザのスケジュール情報の作成を支援する処理を、コンピュータにより実行するスケジュール作成支援装置で使用される支援プログラムであって、
    前記ユーザ端末から送信される、少なくとも日時、場所及び行動内容を含むスケジュール情報を受信する処理と、
    前記受信されたスケジュール情報を、ユーザ及びスケジュールをユニークに識別するためのユーザ識別情報及びスケジュール識別情報に対応付けてスケジュール記憶手段に格納する処理と、
    前記受信されたスケジュール情報に含まれる日時をもとに、当該スケジュール情報の送信元となるユーザの位置情報を取得するためのタイミングを設定する処理と、
    前記設定されたタイミングになったとき、位置情報の取得要求をユーザ識別情報と共に前記位置情報取得装置へ送信する処理と、
    前記位置情報の取得要求及びユーザ識別情報の送信に応じ、前記位置情報取得装置から返送される該当ユーザの現在位置情報を受信する処理と、
    前記現在位置情報が受信された場合に、前記スケジュール識別情報をもとに前記スケジュール記憶手段から対応するスケジュール情報を読み出し、読み出されたスケジュール情報に含まれる場所と前記受信された現在位置情報とを対応付けて場所位置対応記憶手段に格納する処理と
    を、前記コンピュータに実行させることを特徴とする支援プログラム。
  16. ユーザが所持するユーザ端末との間で通信ネットワークを介して通信を行うことにより前記ユーザのスケジュール情報の作成を支援する処理を、コンピュータにより実行するスケジュール作成支援装置で使用される支援プログラムであって、
    前記ユーザ端末から送信される、少なくとも日時、場所及び行動内容を含むスケジュール情報を受信する処理と、
    前記受信されたスケジュール情報を、ユーザ及びスケジュールをユニークに識別するためのユーザ識別情報及びスケジュール識別情報に対応付けてスケジュール記憶手段に格納する処理と、
    前記ユーザ端末から送信される、当該ユーザ端末の現在位置情報を受信する処理と、
    前記受信された現在位置情報の取得時刻に対応する日時を含むスケジュール情報を前記スケジュール記憶手段から読み出し、読み出されたスケジュール情報に含まれる場所と前記伝送された現在位置情報とを対応付けて場所位置対応記憶手段に格納する処理と
    を、前記コンピュータに実行させることを特徴とする支援プログラム。
  17. ユーザが所持するユーザ端末、及び位置情報取得装置との間で、通信ネットワークを介して通信を行うことにより前記ユーザのスケジュール情報の作成を支援する処理を、コンピュータにより実行するスケジュール作成支援装置で使用される支援プログラムであって、
    前記ユーザ端末から送信される、少なくとも日時、場所及び行動内容を含むスケジュール情報を受信する処理と、
    前記受信されたスケジュール情報を、ユーザ及びスケジュールをユニークに識別するためのユーザ識別情報及びスケジュール識別情報に対応付けてスケジュール記憶手段に格納する処理と、
    前記ユーザ端末から送信される位置情報登録要求を受信する処理と、
    前記位置情報登録要求が受信されたとき、送信元ユーザの位置情報を取得するための要求をユーザ識別情報と共に前記位置情報取得装置へ送信する処理と、
    前記位置情報の取得要求及びユーザ識別情報の送信に応じ、前記位置情報取得装置から返送される該当ユーザの現在位置情報を受信する処理と、
    前記現在位置情報が受信された場合に、当該受信された現在位置情報の取得時刻に対応する日時を含むスケジュール情報を前記スケジュール記憶手段から読み出し、読み出されたスケジュール情報に含まれる場所と前記受信された現在位置情報とを対応付けて場所位置対応記憶手段に格納する処理と
    を、前記コンピュータに実行させることを特徴とする支援プログラム。
  18. ユーザが所持するユーザ端末との間で通信ネットワークを介して通信を行うことにより前記ユーザのスケジュール情報の作成を支援する処理を、コンピュータにより実行するスケジュール作成支援装置で使用される支援プログラムであって、
    前記ユーザ端末から送信される、少なくとも日時、場所及び行動内容を含むスケジュール情報を受信する処理と、
    前記受信されたスケジュール情報を、ユーザ及びスケジュールをユニークに識別するためのユーザ識別情報及びスケジュール識別情報に対応付けてスケジュール記憶手段に格納する処理と、
    前記受信されたスケジュール情報に含まれる日時をもとに、当該スケジュール情報の送信元となるユーザの位置情報を取得するためのタイミングを設定する処理と、
    前記設定されたタイミングになったとき、位置情報の取得要求を前記ユーザ端末へ送信する処理と、
    前記位置情報の取得要求に応答して、前記ユーザ端末から送信される当該ユーザ端末の現在位置情報を受信する処理と、
    前記現在位置情報が受信された場合に、前記スケジュール識別情報をもとに前記スケジュール記憶手段から対応するスケジュール情報を読み出し、読み出されたスケジュール情報に含まれる場所と前記受信された現在位置情報とを対応付けて場所位置対応記憶手段に格納する処理と
    を、前記コンピュータに実行させることを特徴とする支援プログラム。
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