JP2005346299A - 通信ネットワークを利用したコミュニケーションシステムおよびコミュニケーション方法 - Google Patents

通信ネットワークを利用したコミュニケーションシステムおよびコミュニケーション方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 インターネット等の通信ネットワークを利用して、旅行等の同じイベントに参加した者同士がコミュニケーションを行なえるコミュニケーションシステムを提供する 。
【解決手段】実空間上で開催されるイベントに参加しているイベント参加者90は、前記イベントのコミュニティーに参加を希望する際、携帯電話10を用いてイベントサーバ20に権利情報11および位置検出手段12で計測した位置情報を送信する。イベントサーバ20は、権利情報11の有効性の認証に成功し、かつ前記位置情報がイベント地理情報21で示されるエリア内にあることが確認されたイベント参加者90を、コミュニティー形成手段24が仮想的に形成するコミュニティー21aへの参加を許可する。コミュニケーション手段26は、前記コミュニティーに属する者同士のコミュニケーションを仲介する 。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インターネット等の通信ネットワークを利用して、旅行等の同じイベントに参加した者同士がコミュニケーションを行なえるコミュニケーションシステムに関する。
近年のインターネットの普及を受けて、実空間で開催されるイベントとインターネット等の通信ネットワークを組み合わせたシステムが数多く考案されている。
例えば、イベントを旅行とした場合、旅行会社はインターネット上に旅行に関するWebサイトを開設し、利用者は前記Webサイトを利用して、交通機関・宿等の予約および旅行先の情報収集行ない手軽に旅行計画を立てれるようになったばかりか、旅行先から通信ネットワークに接続した端末を通して前記旅行計画を閲覧することもでき、加えて旅行中の道案内や旅行記録を保存できるデータベースを備えたシステムも開示されている(例えば特許文献1)。
しかしながら、特許文献1のシステムは、旅行計画および旅行自体をサポートすること、すなわち実空間で開催されるイベントをサポートすることを目的として考案されたシステムであって、実空間で開催されるイベントに参加する者同士でコミュニケーションを行なうために開発されたシステムではない。
近年の趣味嗜好の多様化に伴い、集団でイベントに参加せずに、個人でイベントに参加するケースが増えている。例えば旅行においては、旅行代理店が企画するパッケージツアーに参加せずに、個人で旅行するケースが増え、同じ旅行目的を持つ者同士でコミュニケーションを行なえるシステムが必要になってきている。
現実の世界で実際に同じものを見聞き・経験した者同士がリアルタイムで意見を交換し合うシステムとしては、例えば、特許文献2においては、現実世界の限られた空間を感知する情報に基づき、現実に前記空間にいる者同士がリアルタイムに感想、意見を交換し合う仮想コミュニケーション空間を構築するシステムを開示している。
特開2003−150680号公報 WO00/076154号公報
しかしながら、特許文献2で開示されたシステムは、確かに現実の世界で実際に同じものを見聞き・経験した者同士がリアルタイムで意見を交換し合うシステムを実現できるが、次に述べる問題点がある。
一つ目の問題点は、仮想コミュニケーション空間を構築する手段が必要になるため、仮想コミュニケーション空間を構築するごとに、前記仮想コミュニケーション空間を構築する手段が必要になることである。
特許文献2においては、現実世界の限られた空間内において通信を可能とする通信チャンネルを提供する通信メディアによって仮想コミュニケーション空間は構築され、仮想コミュニケーション空間を構築する毎に前記通信メディアを実現する手段が必要になる。例えば、通信メディアを無線通信とする場合は、仮想コミュニケーション空間を構築する仮想コミュニケーション提供手段は、無線通信アンテナを持ち、前記無線通信アンテナで送受信可能なエリアが仮想コミュニケーション空間となる。よって、複数の仮想コミュニケーション空間を構築する場合は、無線通信アンテナを備えた複数の前記仮想コミュニケーション提供手段を設けなければならない。
複数の仮想コミュニケーション空間を構築するために、複数の前記仮想コミュニケーション提供手段を設けなければならないことは、システムを構築する費用が嵩んでしまう問題がある。例えば、仮想コミュニケーション空間を無線通信で実現し、かつ仮想コミュニケーション空間を広範囲にする場合は、無線通信アンテナは高出力になってしまい容易に設定できるものではなくなる。
二つ目の問題点は、仮想コミュニケーション空間は通信メディアで実現されるため、一度設定した仮想コミュニケーション空間のサイズを変更することが容易でないばかりか、細かく前記仮想コミュニケーション空間を設定することも容易ではなくなる。
例えば、仮想コミュニケーション空間を無線通信で実現する場合、仮想コミュニケーション空間のサイズを変更することは、無線通信アンテナの出力を調整することになる。無線通信アンテナの出力を調整する作業は大変であるばかりか、無線通信アンテナの出力を高める場合には、電波法の制限によって、仮想コミュニケーション空間のサイズを所望するサイズに拡大できない場合もある。
そこで本発明は上述の問題点を鑑みて、特別な通信メディアを必要とせずに、旅行等の実空間で開催されるイベントに参加した同じ目的を持った者同士が、前記イベントが開催されるエリア内でコミュニケーションを行なうことができる通信ネットワークを利用したコミュニケーションシステムおよび方法を提供することを目的とする。
更に、前記イベントが開催されるエリアが変更される場合でも、容易にコミュニケーションが行なえるエリアを変更でき、加えて、複数の前記イベントの開催に対しても容易に対応が取れるコミュニケーションシステムおよび方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決する第1の解決手段は、実空間上で開催されるイベントに参加するイベント参加者が所持する情報端末と、同じイベントに参加しているイベント参加者間のコミュニケーションを実現するイベントサーバから成る通信ネットワークを用いたコミュニケーションシステムであって、前記情報端末は、前記通信ネットワークを経由し前記イベントサーバと情報交換を行なう通信手段を備え、前記イベントサーバはイベントが開催される実空間上のエリアを示すイベント地理情報を記憶し、前記イベント参加者が前記イベントに参加する権利を取得したことを意味し前記情報端末から送信される権利情報の有効性を認証する権利情報認証手段と、前記イベント参加者から送信されたイベント参加者の位置情報が前記イベント地理情報で示される領域に含まれ、かつ有効性の認証に成功した前記権利情報を有する前記イベント参加者で構成するコミュニティーを前記イベントサーバ内で仮想的に形成するコミュニティー形成手段と、同じ前記コミュニティーに属する前記イベント参加者間の前記情報端末を用いたコミュニケーションを仲介するコミュニケーション手段とを少なくとも備えたことを特徴とするコミュニケーションシステムである。
第1の解決手段によれば、前記イベント参加者同士がコミュニケーションを行なえる領域は、前記イベントサーバに記憶された前記イベント地理情報で示される領域内に限られる。すなわち、前記イベント参加者同士がコミュニケーションを行なえる領域は、前記イベントサーバに記憶された前記イベント地理情報で設定されるため、前記イベント参加者同士がコミュニケーションを行なえる領域を設定するために、特別な装置は不要となり、法律等で前記コミュニケーションを行なえる領域が制約されることはない。
また、前記コミュニケーションを行なえる領域を、前記イベントサーバに記憶された前記イベント地理情報で設定できることは、前記イベントが開催される実空間上の領域に対応して、容易に複数個の前記コミュニケーションを行なえる領域を設定できる。加えて、前記コミュニケーションを行なえる領域の大きさを変更する場合も、前記イベント地理情報を変更するだけで済む。
更に、第2の解決手段は、第1の解決手段に記載のコミュニケーションシステムであって、前記コミュニティー形成手段は、前記イベントが開催されている期間中のみ前記イベントサーバ内で仮想的にコミュニティーを形成することを特徴とするコミュニケーションシステムである。
第2の解決手段によれば、前記コミュニティー形成手段が、前記イベントが開催されている期間中のみ前記イベントサーバ内で仮想的にコミュニティーを形成することで、前記イベントの開催期間外においては、同じイベントに参加しているイベント参加者間のコミュニケーションは行なえなくなる。
更に、第3の解決手段は、第1の解決手段または第2の解決手段に記載のコミュニケーションシステムであって、前記情報端末は位置情報を検出する位置情報検出手段を備えていることを特徴するコミュニケーションシステムである。
更に、第4の解決手段は、第3の解決手段に記載のコミュニケーションシステムであって、前記情報端末に備えられた前記位置情報検出手段はGPSを利用した手段であることを特徴とするコミュニケーションシステムである。
第3または第4の解決手段によれば、前記イベント参加者が所持する前記情報端末が前記位置情報検出手段を備えることで、前記イベント参加者は正確な位置情報を前記イベントサーバに送信することができる。また、前記位置情報検出手段をGPS(Global Positioning System)を利用した手段とすることで、全世界中で前記イベント参加者は位置情報を送信することででき、前記コミュニケーションを行なえる領域も全世界中で容易に設定できる。
更に、第5の解決手段は、第1の解決手段から第4の解決手段のいずれかひとつに記載されたコミュニケーションシステムであって、前記イベントサーバに備えられた前記コミュニティー形成手段は、前記コミュニティーに属する前記イベント参加者に関する情報を記述したコミュニティリストを作成する機能を備え、前記コミュニケーション手段は、前記コミュニティーに属する前記イベント参加者から送信されたメッセージを、同じコミュニティーリストに含まれる他の前記イベント参加者に転送する機能を備えていることを特徴とするコミュニケーションシステムである。
第5の解決手段によれば、コミュニティーに属する前記イベント参加者は、同じコミュニティーに属する他のイベント参加者とコミュニケーションを行なうことができる。
更に、第6の解決手段は、第1の解決手段から第4の解決手段のいずれかひとつに記載されたコミュニケーションシステムであって、前記イベントサーバに備えられた前記コミュニティー形成手段は、前記コミュニティーに属する前記イベント参加者に関する情報を記述したコミュニティーリストを作成し、作成したコミュニティーリストを前記情報端末に送信する機能を備え、前記コミュニケーション手段は前記イベントサーバを介して前記情報端末を接続しメッセージ交換を行なう手段であり、前記情報端末は送信されたコミュニティーリストからコミュニケーションを行なう相手を選択する機能を備えていることを特徴とするコミュニケーションシステムである。
第6の解決手段によれば、前記コミュニティー形成手段が前記コミュニティーリストを作成して前記情報端末に送信し、前記イベント参加者は前記コミュニティーリストを参照して、コミュニケーションを行なう相手を選択することで、コミュニティーに属する前記イベント坂者は希望する相手とのみコミュニケーションを行なうことができる。
更に、第7の解決手段は、第1の解決手段から第6の解決手段のいずれかひとつに記載のコミュニケーションシステムであって、前記情報端末は、前記イベント参加者がコミュニケーションの相手に対する要求を示した情報であるコミュニケーション条件を設定するコミュニケーション条件設定手段を備え、前記イベントサーバが具備する前記コミュニティー形成手段は、形成している前記コミュニティーを前記コミュニケーション条件に基いて前記イベント参加者用にカスタマイズする機能を備えていることを特徴とするコミュニケーションシステムである。
更に、第8の解決手段は、第7の解決手段に記載されたコミュニケーションシステムであって、前記コミュニケーション条件には、前記コミュニティーに属する前記イベント参加者間の距離に関する条件が含まれることを特徴するコミュニケーションシステムである。
更に、第9の解決手段は、第7の解決手段または第8の解決手段に記載されたコミュニケーションシステムであって、前記コミュニケーション条件には、前記コミュニティーに属する前記イベント参加者のプロフィールに関する条件が含まれることを特徴するコミュニケーションシステムである。
第7から第9の解決手段によれば、前記コミュニケーション条件に基いて前記イベント参加者用に前記コミュニティーをカスタマイズすることで、イベントに参加した同じ目的を持った者同士の中から、より細かな条件でコミュニケーションの相手を抽出することができる。
例えば距離に関する条件でコミュニケーションの相手を抽出することにより、コミュニケーションを行なえる領域内で、自分自身の近辺にいる者または近辺にいない者を抽出してコミュニケーションが行なえる。また、プロフィールに関する条件でコミュニケーションの相手を抽出することにより、年齢が近いまたは性別が同じ者を抽出してコミュニケーションが行なえる。
更に、第10の解決手段は、イベントに参加するイベント参加者が所持する情報端末と、同じイベントに参加しているイベント参加者間のコミュニティーを形成し、前記コミュニティーに属する前記イベント参加者間のコミュニケーションを、通信ネットワークを利用して実現するイベントサーバであって、前記イベントサーバには、前記イベントサーバ内に記憶されたイベントが開催される実空間上の位置を表す前記イベント地理情報で示される領域内に、前記情報端末から送信されたイベント参加者の位置情報が含まれることを調べる位置情報確認プログラムと、前記イベント参加者が前記イベントに参加する権利を取得したことを意味し前記情報端末から送信される権利情報の有効性を認証する権利情報認証プログラムと、前記情報端末の位置情報が前記イベント地理情報で示される領域に含まれ、かつ前記情報端末から送信される前記権利情報の有効性の認証に成功した前記イベント参加者で構成されるコミュニティーを、前記イベントサーバ内で仮想的に形成するコミュニティー形成プログラムと、同じ前記コミュニティーに属する前記イベント参加者間のコミュニケーションを仲介するコミュニケーションプログラムを備えたことを特徴とする前記イベントサーバである。
更に第11の解決手段は、第10の解決手段に記載のイベントサーバにおいて、前記イベントサーバに備えられたコミュニティー形成プログラムは、前記情報端末から送信され前記イベント参加者がコミュニケーションの相手に対する要求を示した情報であるコミュニケーション条件に基いて、形成している前記コミュニティーを前記イベント参加者用にカスタマイズする機能を備えていることを特徴とするイベントサーバである。
更に第12の解決手段は、イベントに参加するイベント参加者が所持し、同じイベントに参加しているイベント参加者で仮想的に形成されるコミュニティーに属する前記イベント参加者間のコミュニケーションで使用される情報端末であって、前記情報端末は、前記イベント参加者がコミュニケーションの相手に対する要求を示した情報であるコミュニケーション条件を設定するコミュニケーション条件設定手段を備えたことを特徴とする情報端末である。
第10または第11の解決手段に記載されたイベントサーバを利用することで、前記イベント参加者は携帯電話等の情報端末を利用して、同じイベントに参加しているイベント参加者間でコミュニケーションを行なえる。また、第12の解決手段に記載された前記情報端末に備えられた前記コミュニケーション条件設定手段で前記コミュニケーション条件を設定することで、前記イベント参加者は要望する条件に合致した者のみとコミュニケーションを行なうことができる。
更に第13の解決手段は、実空間上で開催されるイベントに参加するイベント参加者間のコミュニケーションを実現するコミュニケーション方法であって、前記イベント参加者が前記イベントに参加する権利を取得したことを意味し前記情報端末から送信される権利情報の有効性を認証する権利情報認証ステップと、前記イベント参加者から送信されたイベント参加者の位置情報が前記イベントが開催される領域内であることを確認する位置情報確認ステップと、前記権利情報の有効性が認証され、かつ前記位置情報が確認された前記イベント参加者で構成されるコミュニティーを通信ネットワーク上で稼動するサーバ内で仮想的に形成するコミュニティー形成ステップと、前記コミュニティーに属する前記イベント参加者間のコミュニケーションを仲介するコミュニケーション仲介ステップとを含むことを特徴とするイベント参加者間のコミュニケーション方法である。
更に第14の解決手段は、第13の解決手段に記載のイベント参加者間のコミュニケーション方法であって、前記コミュニケーション仲介ステップは、前記コミュニティーに属する前記イベント参加者を記したコミュニティーリストを生成し、前記イベント参加者に送信する工程を含むことを特徴とするイベント参加者間のコミュニケーション方法である。
更に第15の解決手段は、第14の解決手段に記載のイベント参加者間のコミュニケーション方法であって、前記前記コミュニケーション仲介ステップは、前記イベント参加者が設定する条件に基き前記コミュニティーリストをカスタマイズし、カスタマイズした前記コミュニティーリストを前記イベント参加者に送信する工程を含むことを特徴とするイベント参加者間のコミュニケーション方法である。
第13から第15の解決手段によれば、前記イベント参加者が実空間上で開催されるイベントに参加していることは、権利情報認証ステップおよび位置情報確認ステップで確認される。位置情報確認ステップによれば、前記コミュニケーションを行なえる領域を設定するために、特別な手段は必要なくなる。更に、前記コミュニティーリストを生成する工程を設けることで、前記コミュニティーに属する前記イベント参加者は、コミュニケーションを行なう相手を選択することができる。更に、前記コミュニティーリストをカスタマイズする工程を設けることで、前記イベント参加者に送信される前記コミュニティーリストに記載される者は、前記イベント参加者のコミュニケーション条件に合致した者のみなる。
これまで述べた発明によれば、前記イベント参加者同士がコミュニケーションを行なえる領域は、前記イベントサーバに記憶された前記イベント地理情報で設定されるため、前記コミュニケーションを行なえる領域を設定するために特別な手段は必要なくなる。更に、特別な通信メディアを必要とせずに、旅行等の実空間で開催されるイベントに参加した同じ目的を持った者同士のコミュニティーを仮想的に前記イベントサーバ内に形成することで、イベントに参加した同じ目的を持った者同士の間でコミュニケーションを行なうことができる。
加えて、前記イベント参加者同士がコミュニケーションを行なえる領域は、前記イベントサーバに記憶された前記イベント地理情報で設定することで、前記イベントが開催される領域が変更される場合でも、容易にコミュニケーションが行なえる領域を変更でき、加えて、複数の前記イベントの開催に対しても容易に対応が取れるコミュニケーションシステムを提供できる。
本発明の好適な実施の形態について、以下に図を参照しながら詳細に説明する。
〔実施の形態1〕
本発明の実施の形態1のコミュニケーションシステムは、実空間上で開催されるイベントに参加している者(以下、イベント参加者と記載する)が所持する情報端末を携帯電話とし、前記イベント参加者の間で仮想的にコミュニティーを形成し、コミュニティーに参加したイベント参加者(以下、コミュニティー参加者と記す)の間でコミュニケーションを行なうコミュニケーションシステムである。
<コミュニティー形成の基本原理>
まず、図を参照しながら、実空間上で開催されるイベントのイベント参加者の間で仮想的にコミュニティーを形成する基本原理について説明する。図1は、前記イベント参加者間のコミュニティーを仮想的に形成する基本原理を説明するための図である。図1においてコミュニケーションシステムは、イベント参加者90が所持する情報端末として携帯電話10と、イベント参加者間のコミュニティーを仮想的に形成する機能を備えたイベントサーバ20と、通信ネットワークとして携帯電話網80およびインターネット81とから構成される。
図1においては、イベント参加者90が所持する携帯電話10は、携帯電話網80およびインターネット81を経由してイベントサーバ20と情報交換を行なう通信手段13と、GPS衛星70を利用して携帯電話10自身の位置情報を検出する位置検出手段12とを備え、イベント参加者が前記イベントに参加する権利を取得したことを示す情報として権利情報11を少なくとも記憶している。
イベント参加者間のコミュニティーを仮想的に形成する機能を備えたイベントサーバ20は、実空間で開催されるイベントに関する情報として、実空間上でイベントが開催されるエリアを示す情報としてイベント地理情報21と、前記イベントの名称等の情報であるイベント情報22とを少なくとも記憶し、前記イベント参加者間のコミュニティーを仮想的に形成するコミュニティー形成手段24と、同じコミュニティーに属するコミュニティー参加者間のコミュニケーションを仲介するコミュニケーション手段26とを備えている。なお、コミュニティー形成手段24は、携帯電話10から送信される権利情報11の有効性を認証する権利情報認証手段23を備え、前記コミュニティーに属する者の情報を記述したコミュニティーリスト25を保持している。
コミュニティー形成手段24は、携帯電話10を所持するイベント参加者90が、実空間上で開催されるイベントに関するコミュニティーに参加する条件を満たしていることを検証するため、次の2つ条件を検証する。一つ目の条件は、イベント参加者90が実空間で開催されるイベントに参加する権利を取得していることで、二つ目の条件は、イベントが実空間上で開催されるエリアにイベント参加者90がいることである。
一つ目の条件を検証するために、コミュニティー形成手段24は、携帯電話10から送信された権利情報11の有効性を検証する。
携帯電話10から送信される権利情報11には、少なくともイベントに関する情報(イベントを識別するイベント識別番号、イベントの名称、イベントが開催される期間等)と、権利情報11の認証情報とが少なく含まれる。コミュニティー形成手段24は、前記イベントを識別する情報とイベント情報22を比較し、権利情報確認手段23を用いて前記認証情報を認証するなどして、権利情報11の有効性を認証することで、携帯電話10を所持するイベント参加者90が、実空間上で開催されるイベントに参加する権利を取得している条件を満たしていることを検証する。
二つ目の条件の検証は、携帯電話10に備えられた位置検出手段12が位置情報を計測し、携帯電話10からイベントサーバ20に計測した位置情報が送信され、コミュニティー形成手段24が前記位置情報がイベントサーバ20内で記憶されているイベント地理情報21で示されるエリア内に含まれることを検証することで実現される。
図1においては、携帯電話10に備えられた位置検出手段12はGPS衛星70を利用して、携帯電話10自身の位置情報を計測し、計測した位置情報をイベントサーバ20に送信する。イベントサーバ20に備えられたコミュニティー形成手段24は送信された位置情報が、イベントサーバ20内に記憶しているイベント地理情報21で示されるエリア内に含まれることを検証する。
上述した2つの条件を検証することで、イベントサーバ20に備えられたコミュニティー形成手段24は、携帯電話10を所持するイベント参加者90が実空間上で開催されるイベントに関するコミュニティーに参加する条件を満たしていることを検証する。そして、コミュニティー形成手段24は、前述の2つの条件を満たしたイベント参加者90に対して、イベント毎に仮想的に設けられたコミュニティーへの参加を許可し、前記コミュニティーに参加したイベント参加者90は、コミュニティー参加者としてコミュニティーリスト25に登録される。
このように前述の2つの条件を満たした複数のイベント参加者をコミュニティーリスト25に登録することで、イベント参加者間のコミュニティー25aがイベントサーバ20内で仮想的に形成される。また、イベント参加者90はコミュニティーリスト25に登録されることでコミュニティー参加者となり、同じコミュニティーのコミュニティー参加者、すなわち同じコミュニティーリストに登録された者同士は、コミュニケーション手段26によってコミュニケーションが可能になる。
例えば、図1において、イベントサーバ20内に記憶されたイベント地理情報21に対応する実空間上のエリア21aにいるイベント参加者90は、前述の2つの条件を満たしていることが検証されることでコミュニティー参加者となり、イベントサーバ20内に記憶されたイベント地理情報21に対応する実空間上のエリア21a内にいて、同じく前述の2つの条件を満たしていることが検証された他のコミュニティー参加者91または92と、イベントサーバ20に備えられたコミュニケーション手段26を介してコミュニケーションを行うことができる。
<実施の形態1のコミュニケーションシステム>
これより、実施の形態1のコミュニケーションシステム構成について、図を参照しながら詳細に説明する。図2は、実施の形態1のコミュニケーションシステムを説明するための図である。
(情報端末の説明)
実施の形態1で情報端末として用いる携帯電話110は、携帯電話110自身の位置情報を計測する位置検出手段112と、携帯電話181網およびインターネット182を経由してイベントサーバ120と情報交換する通信手段114と、イベントサーバ120から送信されるコンテンツを表示するブラウザ113と、権利情報111を記憶した記憶部115とを備えている。
位置検出手段112とは、携帯電話110自身の位置情報を計測する手段である。イベント参加者が携帯電話110を所持することで、携帯電話110の現在位置からイベント参加者の現在位置が特定できる。実施の形態1において、携帯電話110は、位置検出手段112してGPS衛星170を利用した位置検出手段を備え,GPS衛星170の信号を受信することで携帯電話110自身の正確な現在位置を計測する。
ブラウザ113は、イベントサーバ120から送信されるコンテンツを表示する手段である。利用者は、携帯電話110に備わっているブラウザを利用して、イベントサーバ120から送信されるコンテンツを閲覧・操作できる。
記憶部115とは、情報を記憶する手段で、携帯電話110が具備するメモリで実現される。記憶部115には権利情報111が少なくとも記憶されている。
図3は権利情報111を説明するための図である。権利情報111とは、前記イベントに参加する権利を取得したことを示す情報で、イベント参加者がイベントに参加する前にイベントサーバ120にアクセスし、イベントへの参加を申し込んだイベント参加者に対し、イベントサーバ120から送信される情報である。権利情報111には、イベントを特定する情報(本実施の形態ではイベントを識別できるイベント番号111aと、イベントの名称であるイベント名称111bと、イベントの開催期間を示した期間情報111c)と、イベント参加者個人に関する情報(本実施の形態ではイベント参加者を識別できるイベント参加者番号111d)と、イベントサーバ120が権利情報111を認証する際に使用する署名情報111eとが少なくとも含まれている。
通信手段114とは文字・音声・画像等の情報を交換を行なうための手段で、実施の形態1において携帯電話110には通信手段114として、無線通信機能、インターネット通信機能、文字作成/表示機能等の機能が備わっている。
実施の形態1においては、イベント参加者が所持する情報端末を携帯電話としているが、他の情報端末を用いても本発明を実現できる。例えば、GPS機能を備えたモバイルコンピュータ、GPS機能を備えたPDA(Personal Digital Assistance の略)、PHS(Personal Handyphone System の略)等のネットワーク通信が可能なコンピュータ機器を情報端末として用いることができる。
また実施の形態1においては、位置検出手段112としてGPS衛星を利用した位置検出手段を使用しているが、イベント参加者の現在位置を計測できる他の位置検出手段を用いてもよい。例えば、PHSの基地局を利用した位置検出手段や、ICタグを利用した位置検出手段である。
ここで、ICタグを利用した位置検出手段とは、イベント参加者は、イベント参加者を識別できる情報を記憶したICタグを所持し、イベントサーバに接続された複数のICタグリーダライタを設置し、イベント参加者がアクセスしたICタグリーダライタの情報から、イベントサーバがアクセスしたイベント参加者とイベント参加者の位置情報を特定する位置検出手段である。
(イベントサーバの説明)
イベントサーバ120とは、インターネット182で稼動し、実空間上で開催されるイベントのイベント参加者間のコミュニティーを仮想的に形成する機能を備えたネットワークサーバである。
イベントサーバ120は、イベント名称、イベントが開催される期間情報等の内容を記述したイベント情報122とを少なくとも記憶したイベント情報データベース121と、前記イベントのイベント参加者を記憶したイベント登録者データベース123と、前記イベントが開催される実空間上の領域(以下、イベントエリアと記す)を示すイベント地理情報125を記憶したイベント地理情報データベース124と、前記イベント毎にコミュニティーを仮想的に形成するコミュニティー形成手段127と、コミュニティー形成手段127が仮想的に形成した同じコミュニティーに属するコミュニティー参加者間のコミュニケーションを仲介するコミュニケーション手段130とから少なくとも構成されている。なお、コミュニティー形成手段127は、携帯電話110から送信される権利情報111を認証する手段として権利情報認証手段126を備え、コミュニティー毎にコミュニティー参加者を記憶したコミュニティーリスト128と、コミュニティー参加者の位置情報129とを記憶している。
イベントサーバ120に備えられたコミュニティー形成手段127は、イベント毎にイベントサーバ内で仮想的にコミュニティーを形成し、形成したコミュニティーに属するコミュニティー参加者の情報としてコミュニティーリスト128を作成する。イベント参加者からコミュニティーに参加を希望するアクセスがイベントサーバ120にあると、イベントサーバ120は、前記イベント参加者が所持する携帯電話110から送信される情報とイベントサーバ120内に記憶された情報とから、前記イベント参加者がコミュニティーに参加できるか判断する。
具体的には、コミュニティー形成手段127は、権利情報111に含まれるイベントを特定する情報とイベント情報データベース121にイベント情報122として登録されているイベントを特定する情報とが同じであることを検証し、権利情報認証手段126を用いて権利情報111に含まれる著名情報111eを認証した後、携帯電話110からイベントサーバ120にアクセスされた日時が、イベント参加者が参加を申し込んだイベントのイベント情報122で示される期間内の日時であり、かつ携帯電話110から送信される位置情報がイベント参加者が参加を申し込んだイベントのイベント地理情報125で示される領域内に含まれる場合のみ、携帯電話110を用いてイベントサーバ120にアクセスしたイベント参加者がコミュニティーに参加することを許可し、前記イベント参加者をコミュニティーリスト128に追加し、送信された位置情報をコミュニティー参加者位置情報129として記憶する。
加えて、コミュニティー形成手段127は、作成したコミュニティーリスト128を一定時間毎に更新する機能も備えている。更新する際は、コミュニティー形成手段127は、コミュニティーリスト128に記述されたコミュニティー参加者が所持する携帯電話110から最新の位置情報を取得し、イベント地理情報125で示される領域外にいるコミュニティー参加者をコミュニティーリスト128から削除する。
なお、実施の形態1においては、権利情報認証手段126はコミュニティー形成手段127に備えられているが、権利情報認証手段126は、コミュニティー形成手段127に備えられていなくとも、イベントサーバ120に備わっていればよい。
コミュニケーション手段130は、携帯電話110の通信手段114を利用したコミュニケーション手段で、コミュニティー参加者から送信されたメッセージをコミュニティーリスト128に記述されたコミュニティー参加者に転送する機能を備えている。コミュニケーション手段130としては、インターネット181を利用したチャットと称されるサービスが好適である。コミュニティー参加者からイベントサーバ120に送信されたメッセージは、同じコミュニティーに属する他のコミュニティー参加者に転送される。
図4(a)は、イベント情報データベース121に記憶されるイベント情報122を説明するための図である。図4(a)に示したように、イベント情報データベース121にはイベント情報122として、実空間上で開催されるイベントを識別するイベント番号122aおよびイベント名称122b、イベントが開催される期間情報122c等の内容を記述した情報が記憶されている。
イベント情報データベース121に記憶されるイベント番号122a、イベント名称122bおよび期間情報122cはイベントを特定する情報で、コミュニティー形成手段127は、権利情報111に含まれるイベント番号111a、イベント名称111bおよび期間情報111cと、イベント情報データベース121に記憶されるイベント番号122a、イベント名称122bおよび期間情報122cとをそれぞれ比較することで、コミュニティーに参加を希望するイベント参加者がコミュニティーに参加する条件を満たしているか検証する。また、イベント情報データベース121に記憶される情報は、イベント参加者がイベントへの参加を申し込む際にイベントサーバ120から前記イベント参加者に提供するコンテンツを作成する情報としても利用される。
図4(b)は、イベント登録者データベース123に記憶される情報説明するための図である。図4(b)に示したように、イベント登録者データベース123には、イベントを識別するイベント番号に関連付けて、イベント参加者を識別するイベント参加者番号、イベント参加者の個人情報123a(例えば、氏名、年齢および性別等)、イベント参加者の携帯電話番号(または、メールアドレス)、イベント参加者の認証情報123bが記憶されている。
ここでイベント参加者の認証情報123bとは、イベント参加者が所持する携帯電話110から送信された権利情報111の署名情報を認証するための情報である。コミュニティー形成手段127に備えられた権利情報認証手段126は、携帯電話110から権利情報111が送信されると、前記権利情報111に含まれるイベント番号とイベント参加者番号に基いてイベント登録者データベース123から認証情報123bを取得し、取得した認証情報123bを用いて権利情報111の署名情報111eを認証する。例えば、権利情報111から暗合演算で署名情報111eを生成した場合は、イベント参加者の認証情報123bは署名情報111eを生成した時に使用した暗号鍵となる。
このように、イベント情報データベース121およびイベント登録者データベース1223に記憶された情報を用いて、携帯電話10から送信された権利情報111を検証することで、コミュニティー形成手段127は、前述した一つ目の条件である「イベント参加者が実空間で開催されるイベントに参加する権利を取得していること」を検証する。
図4(c)は、イベント地理情報データベース124に記憶される情報を示した図である。イベント地理情報データベース124には、イベント番号に関連付けてイベントエリアを示すイベント地理情報125が記憶されている。実施の形態1においては、図4(c)に示したように、イベント地理情報125としてイベントエリアの基準点情報125a(緯度および経度)およびイベントエリアの距離情報125bとが記憶されている。コミュニティー形成手段127は、基準点情報125aおよび距離情報125bとを用いて円形状のイベントエリアを算出する。
このように、イベントエリアはイベントサーバ120内においては算出され求められる。よって、イベントサーバ120は、それぞれ異なる複数のイベントを同じイベントエリアに設定することもできるし、イベントエリア同士は部分的に重なっていても構わない。
図5は、算出されるイベントエリアを説明するための図である。中心点140はイベント地理情報データベース124に記憶された基準点情報125aで示される緯度および経度で特定される実空間上の位置である。イベントサーバ120で算出されるイベントエリアは基準点情報125aを中心点140とし半径141を距離情報125bとした円形状であり、図5において、算出されるイベントエリアに対応する実空間上のエリアを円形状142で示している。なお、図の地点A、Bはイベント参加者がいる実空間上の地点である。
コミュニティー形成手段127は、算出されるイベントエリアに対応する実空間上のエリアにいるイベント参加者に対してのみ、すなわち、図5においては円形状142で示されるエリア内にいるイベント参加者に対してのみ、コミュニティーへの参加を許可する。図5では、地点Aにいるイベント参加者に対してはコミュニティーへの参加を許可するが、地点Bにいるイベント参加者に対してはコミュニティーへの参加は許可しない。
このように、イベント地理情報データベース124に記憶されたイベント地理情報125を用いて、携帯電話10から送信された位置情報を検証することで、コミュニティー形成手段127は、前述した二つ目の条件である「イベントが実空間上で開催されるエリアに、イベント参加者90がいること」を検証する。
また、図5においては、イベントエリアの形状を円形状142としているが、イベントエリアの形状は楕円形、四角形、三角形等のどうような形状でもよい。また実施の形態1においては、イベント地理情報データベース124には、イベントエリアの形状を算出するために必要な情報を記憶しているが、イベントエリアを特定する地理情報をイベント地理情報データベース124に記憶してもよい。例えば、イベントエリアの形状が四角形の場合、四角形の四隅の緯度と経度をそれぞれイベント地理情報データベース124に記憶すれば、イベントサーバ120は算出することなく四角形のイベントエリアを特定できる。
<実施の形態1のコミュニケーション方法>
ここから実施の形態1に係わるコミュニケーション方法について説明する。実施の形態1のコミュニケーション方法は、イベント参加者がイベントサーバ120にアクセスしイベントへの参加を申し込むイベント申し込み工程と、イベントサーバ120がコミュニティーを形成するコミュニティー形成工程とから成る。
(イベント申し込み工程)
まずイベントに参加を希望する者がイベントへの参加を申し込み、イベントサーバ120からイベントに参加する権利を取得したことを意味する権利情報111を取得するイベント申し込み工程について説明する。図6は、イベント申し込み工程の手順を示したフロー図である。イベント申し込み工程の最初のステップは、イベントに参加を申し込む者(以下、イベント申し込み者と記す)が所持する携帯電話110を用いてイベントサーバ120にアクセスするステップである(ステップS100)。
イベントサーバ120に携帯電話110からイベントの参加を意味するアクセスがあると、イベントサーバ120は、イベント情報データベース121に記憶された情報を利用しイベントの一覧情報を作成するなどして、イベントに関する情報を携帯電話110に提供する(ステップS110)。
イベント申し込み者は前記イベントに関する情報を参照するなどして、希望するイベントに参加を申し込む。イベントに参加を申し込む際は、イベント申し込み者の個人情報(例えば氏名や自宅電話番号)、イベント申し込み者が所持する携帯電話の携帯電話番号、およびイベントに参加費が設定されている場合は参加費の課金処理に必要な情報(例えばクレジットカード番号)等の情報がイベントサーバ120に送信され、イベントサーバ120は送信された情報をイベントサーバ120内で一時的に記憶する(ステップS120)。
イベントサーバ120は、イベント申し込み者から送信された情報を確認し、必要な情報が揃っている場合(課金処理がある場合は、課金処理を行った後)には、一時的に記憶していたイベント申し込み者の情報(例えば、イベント申し込み者の個人情報)をイベント登録者データベース123に個人情報123a等として登録する(ステップS130)。なお、イベント申し込み者はイベント登録者データベース123に登録されることで、イベント参加者となる。
イベントサーバ120は、イベント申し込み者をイベント登録者データベース123に登録する際に、イベント申し込み者を認証するための情報である権利情報111と、権利情報111を認証するための情報で認証情報123bを生成する。生成した権利情報111は携帯電話110に送信され、送信された権利情報111は携帯電話110の記憶部115に記憶される。また、生成した認証情報123bはイベント申し込み者から送信された情報と共にイベント登録者データベース123に記憶される(ステップS140)。
なお、上記例では、携帯電話110からイベントサーバ120にアクセスし、イベントへの参加を申し込みしたが、携帯電話110が外部メモリ(例えば、メモリカード)に対応している場合は、イベント申し込み者が所持するパーソナルコンピュータ(Personal Computer)からイベントサーバ120にアクセスし、イベントの申し込みを行なうこともできる。この場合は、イベント申し込み者はイベントサーバ120から送信された権利情報111を前記外部メモリに記憶し、イベントに参加する時は前記外部メモリを携帯電話110に挿入して使用する。また、イベント申し込み者がパーソナルコンピュータ(Personal Computer)を用いてイベントへの参加を申し込み、権利情報111を前記イベント申し込み者が所持する携帯電話110に送信してもよい。
(コミュニティー形成工程)
コミュニティー形成工程とは、同じイベントに参加しているイベント参加者間のコミュニティーを仮想的に形成する工程で、同じコミュニティーに属するコミュニティー参加者はコミュニケーション手段130により、コミュニティー参加者間でコミュニケーションが行なえる。図7は、コミュニティー形成工程の手順を示したフロー図である。
コミュニティー形成工程の最初のステップは、携帯電話110を用いてイベント参加者がイベントサーバ120にアクセスし、コミュニティーに参加を希望するステップである。コミュニティーに参加を希望する際は、携帯電話110は位置検出手段112を用いて現在の位置情報を取得し、取得した現在の位置情報と携帯電話の記憶部115に記憶されている権利情報111とを少なくともイベントサーバ120に送信する(ステップS200)。
携帯電話110からコミュニティーに参加を希望するアクセスがあると、イベントサーバ120は、携帯電話110から送信された権利情報111に含まれるイベントを特定する情報(イベント番号111a、イベント名称111bおよび期間情報111c)が、イベント情報データベース121に記憶されている情報(イベント番号122a、イベント名称122bおよび期間情報122c)と一致するか検証する(ステップS210)。
次に、コミュニティー形成手段127に備えられた権利情報認証手段126は、権利情報111に含まれるイベント参加者番号111dに対応する認証情報123bをイベント登録者データベース123から取得する(ステップS220)。イベントサーバ120は認証情報123bを取得すると、取得した認証情報123bを用いて携帯電話110から送信された権利情報111の著名情報111eを認証する(ステップS230)。認証に成功した場合は処理を続行し、認証に失敗した場合は処理を中止する。ステップS210からステップ230が前記権利情報認証プログラムに該当する。
次に、コミュニティー形成手段127は携帯電話110からアクセスのあった日時が、イベント情報122から取得したイベント番号に対応する期間情報122cで示される期間に含まれることを確認する(ステップS240)。携帯電話110からアクセスのあった日時が期間情報122cで示される期間に含まれる場合は処理を続行し、含まれない場合は処理を中止する。
次に、コミュニティー形成手段127は取得したイベント番号に対応するイベント地理情報125をイベント地理情報データベース124から取得し、イベントエリアを演算する。実施の形態1においては、イベント地理情報データベース124から取得したイベント地理情報125を用いて円形状のイベントエリアを算出する(ステップS250)。
イベントエリアを演算したすると、コミュニティー形成手段127は携帯電話110から送信された位置情報が、算出したイベントエリアに含まれることを確認する(ステップS260)。前記位置情報が算出したイベントエリアに含まれる場合は処理を続行し、算出したイベントエリアに含まれない場合は処理を中止する。ステップS250からステップS260が前記位置情報確認プログラムに該当する。
次のステップでは、コミュニティー形成手段127はコミュニティーに参加を希望するアクセスのあったイベント参加者をコミュニティーに参加することを許可し、コミュニティー形成手段127は前記イベント参加者をコミュニティーリスト128に加え、携帯電話110から送信された位置情報をコミュニティー参加者位置情報129として記憶する。(ステップS270)。ステップS270が前記コミュニティー形成プログラムに該当する。
このように、イベントのコミュニティーに参加するには、権利情報111の有効性が検証され、イベント開催期間中に実空間上のイベントエリアにいることが条件となる。なお、コミュニティーに登録されたイベント参加者はコミュニティー参加者となり、コミュニケーション手段130によって同じコミュニティーに属する他のコミュニティー参加者とコミュニケーションが行なえる。
また、他の携帯電話110からイベントのコミュニティーに参加するアクセスがある場合は、またはコミュニティーティリスト128を作成または更新した後一定期間が経過すると、イベントサーバ120はコミュニティーリスト128に記述されたすべてのコミュニティー参加者の位置情報を携帯電話110から取得し、ステップS250以降のステップを繰り返すことでコミュニティーリスト128を更新する。
〔実施の形態2〕
実施の形態1においては、同じコミュニティーに属するコミュニティー参加者、すなわちコミュニティーリストに記述されたコミュニティー参加者同士は無条件でコミュニケーションを行なえるが、実施の形態2は、コミュニティー参加者がコミュニケーションを行なう相手に対する要求を記述したコミュニケーション条件を設定し、前記コミュニケーション条件に合致した相手とのみコミュニケーションを行なうときの実施の形態である。
実施の形態2においては、コミュニティー参加者は、コミュニケーション条件として距離条件とコミュニケーションを行なう相手のプロフィール条件によって、コミュニケーションを行なう相手をコミュニティー参加者自身の希望で制限できる。
<実施の形態2のコミュニケーションシステム>
図8は、実施の形態2のコミュニケーションシステムを説明するための図である。実施の形態2のイベントサーバ220のコミュニティー形成手段227は、コミュニティー参加者から送信されるコミュニケーション条件231を記憶し、コミュニティー形成手段227はコミュニティー参加者のコミュニケーション条件231に基いてコミュニティーリスト228をカスタマイズして、コミュニティー参加者に送信する機能を備えている。
ここで、コミュニケーション条件231とは、コミュニティー参加者がコミュニケーション行なう相手を制限するための条件で、コミュニケーションを行なう相手との距離に依存する距離条件と、コミュニケーション行なう相手のプロフィールに依存するプロフィール条件を含んでいる。
更に、実施の形態2のコミュニケーション手段230は、実施の形態1のコミュニケーション手段とは異なり、コミュニティー参加者が所持する携帯電話210間のピア ツー ピア(P2P、Person to Person)のメッセージ交換を行なう手段としている。実施の形態2のコミュニケーション手段230としては、ピア ツー ピアの文字情報を交換する手段や、インターネット282を利用してリアルタイムの音声通話を行なう手段が好適である。コミュニティー参加者は、カスタマイズされたコミュニティーリスト228に記述されている他のコミュニティー参加者を携帯電話210のブラウザ213で選択することで、選択したコミュニティー参加者とピア ツー ピアのメッセージ交換を行なうことができる。
また、実施の形態2における携帯電話210に備えられたブラウザ213には、コミュニケーション条件231をイベント参加者が任意に設定できるコミュニケーション条件設定手段213aが設けられている。コミュニケーション条件設定手段213aは、携帯電話210の記憶部211aに記憶されたアプリケーションで実現される。
なお、図8に図示した携帯電話210またはイベントサーバ120に備わっている上記以外の他の要素は、図1で説明した要素と同じであるため、ここでは説明を省く。
図8に示しているように、実施の形態2においては、イベント参加者がコミュニティーへの参加を希望する際は、ブラウザ213に備えられたコミュニケーション条件設定手段213aを用いてコミュニケーション条件231を設定し、携帯電話210からイベントサーバ220に対してコミュニケーション条件231が送信される。イベントサーバ220に備えられたコミュニティー形成手段227は実施の形態1で述べたイベント参加者の検証を実施した後、送信されたコミュニケーション条件231をコミュニケーション参加者に関連付けて記憶する。そして、コミュニティー形成手段227は、コミュニティーリスト228を送信されたコミュニケーション条件231に基いてカスタマイズし、カスタマイズしたコミュニティーリスト228を前記コミュニティー参加者に送信する。
実施の形態2において、コミュニティー参加者に送信されるコミュニティーリストは、コミュニティー参加者のコミュニケーション条件231によってカスタマイズされているため、コミュニティー参加者は設定したコミュニケーション条件231に合致する他のコミュニティー参加者とのみと、コミュニケーションを行なうことができる。
(距離条件に基くコミュニティーリストをカスタマイズ)
ここから、距離条件に基くコミュニティーリスト228のカスタマイズについて説明する。コミュニケーション条件231の距離条件とは、コミュニティー参加者はコミュニティー参加者の現在位置からの距離に基いてコミュニケーションする相手を制限する条件である。例えば、コミュニティー参加者から一定の距離内にいる他のコミュニティー参加者とのみコミュニケーションを行ないたい、もしくはコミュニティー参加者から一定の距離内にいる他のコミュニティー参加者とはコミュニケーションを行ないたくないといった条件を意味する。
距離条件に基くコミュニティーリスト228のカスタマイズは、2つの手順を踏み実行される。一つ目の手順は、コミュニティーリスト228を送信するコミュニティー参加者の距離条件に基いて、コミュニティー形成手段227が記憶しているコミュニティーリスト228から距離条件に合致するコミュニティー参加者を抽出する手順である。
コミュニティー参加者は距離条件を設定し、イベントサーバ220に設定した距離条件を送信する。イベントサーバ220に備えられたコミュニティー形成手段227は、コミュニティー形成手段227で記憶しているコミュニティー参加者の位置情報とコミュニティーリストを送信するコミュニティー参加者の位置情報とから、前記コミュニティー参加者と同じコミュニティーに属する他のコミュニティー参加者との距離を演算し、前記距離条件と比較することによって、コミュニティー形成手段227は前記コミュニティー参加者がコミュニケーションを行ないたい相手をコミュニティーリスト228から抽出する。
二つ目の手順は、一つ目の手順で抽出したコミュニティー参加者の距離条件にコミュニティーリスト228を送信するコミュニティー参加者が適合しているか判断し、適合していない距離条件を設定しているコミュニティー参加者を一つ目の手順で抽出したコミュニティー参加者から削除する手順である。
上述の一つ目の手順でコミュニティーリスト228を送信するコミュニティー参加者の距離条件を確認し、二つ目の手順で、一つ目の手順で抽出したコミュニティー参加者の距離条件を確認することで、コミュニケーションを行なう者同士はそれぞれの距離条件を満たしていることになる。
図9は、上述の一つ目の手順を説明するための図である。図9(a)はイベントエリアとイベントエリア内にいるコミュニティー参加者の位置を示した図である。図9(a)において、イベントエリア240内に記した地点241はコミュニティー参加者Aの現在位置を示し、イベントエリア240内にはコミュニティー参加者A以外にコミュニティー参加者BとCの2人のコミュニティー参加者がいるとする。地点242はコミュニティー参加者Bの現在位置で、地点243はコミュニティー参加者Cの現在位置である。なお、図9(a)においてはコミュニティー参加者Aは、半径Rの円形状241a内にいる他のコミュニティー参加者とコミュニケーションを行なう距離条件を定めているとする。
図9(b)は、図9(a)の状態におけるコミュニティーリストを説明するための図である。図9(a)の状態において、コミュニティー形成手段227が記憶しているコミュニティーリスト228は図9(b)である。コミュニティー形成手段227は、コミュニティー参加者Aにコミュニティーリスト228を送信する際は、コミュニティー形成手段227が記憶しているコミュニティー参加者位置情報229を使用して、コミュニティー参加者Aと他のコミュニティー参加者との距離を演算で求め、コミュニティー参加者Aの距離条件に合致する他のコミュニティー参加者をコミュニティーリストから抽出する。コミュニティー参加者Aの距離条件に合致する他のコミュニティー参加者をコミュニティーリストから抽出したコミュニティーリスト228が図9(c)である。図9(c)に示したように、コミュニティー参加者Aの距離条件に従えば、コミュニティー参加者Aとコミュニケーションが行なえるコミュニティー参加者は、コミュニティー参加者Aの現在位置(地点241)から半径Rの円形状241a内にいるコミュニティー参加者Bのみである。
図9(d)は、コミュニティー参加者Aの距離条件を半径Rの円形状241a外と設定したときの例である。図9(a)において、コミュニティー参加者Aの位置から半径Rの円形状241a外にいる他のコミュニティー参加者は地点243にいるコミュニティー参加者Cのみであるので、上記コミュニティー参加者Aの距離条件に従えば、コミュニティー参加者Aとコミュニケーションが行なえるコミュニティー参加者はコミュニティー参加者Cとなる。
図10は、上述の二つ目の手順を説明するための図である。図10(a)は、図9(a)に加えて、コミュニティー参加者B、Cの距離条件を図示している。図10(a)で示したように、コミュニティー参加者Aの距離条件は半径Rの円形状241a外で、コミュニティー参加者Bの距離条件は半径R1の円形状242a外、そしてコミュニティー参加者Cの距離条件は半径R2の円形243a外をそれぞれ設定している。
図10(b)は、コミュニティー参加者A,BおよびCのそれぞれの距離条件に基いて、一つ目の手順に従いをコミュニティー参加者を抽出した状況を示した図である。図10(b)において、「○」は抽出したコミュニティー参加者を示し、「×」は抽出されなかったコミュニティー参加者を示している。例えば、コミュニティー参加者Aの距離条件に基けば、前述した通り、一つ目の手順で抽出されたコミュニティー参加者はコミュニティー参加者Cのみである。
二つ目の手順においては、コミュニティー参加者Cの距離条件にコミュニティー参加者Aが適合しているか確認する。図10(b)を参照すればわかるように、コミュニティー参加者Aはコミュニティー参加者Cの距離条件に適合しているので、コミュニティー参加者Aに送信するコミュニティーリストに記述されるコミュニティー参加者はコミュニティー参加者Cのみである。
コミュニティー参加者Bに送信するコミュニティーリストについて考えてみると、図10(b)を参照すればわかるように、コミュニティー参加者Bの距離条件に基いて一つ目の手順で抽出されたコミュニティー参加者は、コミュニティー参加者Aとコミュニティー参加者Cである。ただし、二つ目の手順において、コミュニティー参加者Bはコミュニティー参加者Aの距離条件に適合していないので、コミュニティー参加者Aはコミュニティー参加者Bに送信されるコミュニティーリストから削除される。コミュニティー参加者Cにおいては、コミュニティー参加者Bは、コミュニティー参加者Cの距離条件に適合しているので、コミュニティー参加者Cはコミュニティー参加者Bに送信されるコミュニティーリストに記述される。
(プロフィール条件に基くコミュニティーリストのカスタマイズ)
ここから、コミュニティー参加者が設定するプロフィール条件に基くコミュニティーリストのカスタマイズについて説明する。プロフィール条件とは、例えばコミュニティー参加者の年齢または性別といったプロフィールに基いて、コミュニケーションを行なう相手を制限する条件である。
実施の形態2においては、イベント登録者データベース223に記憶されたイベント参加者の個人情報の項目とプロフィール条件と比較することで、コミュニケーションする相手を抽出する。コミュニティー参加者のプロフィール条件に基くコミュニティーリストのカスタマイズにおいても、距離条件に基くコミュニティーリストのカスタマイズと同様に、コミュニティーリスト228を送信するコミュニティー参加者のプロフィール条件に適合するコミュニティー参加者を抽出し、抽出したコミュニティー参加者のプロフィール条件にコミュニティーリスト228を送信するコミュニティー参加者が適合しているか確認した後に、カスタマイズしたコミュニティーリスト228を送信する。
図11は、プロフィール条件に基くコミュニティーリスト228のカスタマイズを説明するための図である。図11(a)は、イベント登録者データベース223に記憶されたイベント参加者の個人情報の項目の一例を示した図である。図11(a)に示したように、イベント登録者データベース223には個人情報の項目として、イベント参加者の年齢および性別が記憶されている。なお、図11(a)に示した個人情報は、図10(a)のコミュニティー参加者AからCのそれぞれの個人情報である。
図11(b)は、コミュニティー参加者AからCのそれぞれのプロフィール条件を示した図である。図11(b)に示したプロフィール条件において、コミュニケーションをする相手の個人情報の各項目に対する要求を記述している。例えば、コミュニティー参加者Aのプロフィール条件の年齢に関する項目は「Free」で、年齢に関しては制限を設定しないことを意味する。またプロフィール条件の性別に関する項目は「女性」で、性別に関しては「女性」をコミュニケーションの相手として要求することを意味している。プロフィール条件に基いてコミュニティー参加者を抽出する際は、プロフィール条件の各々の項目は論理積(AND論理)で抽出する。すなわち、プロフィール条件の年齢の項目および性別の項目にすべて合致した個人情報を有するコミュニティー参加者が抽出される。
図11(c)は、コミュニティー参加者AからCのそれぞれのプロフィール条件に基いて、コミュニティー参加者を抽出した状況を説明するための図である。図11(c)において、「○」は抽出したコミュニティー参加者を示し、「×」は抽出されなかったコミュニティー参加者を示している。例えば、コミュニティー参加者Aのプロフィール条件に基けば、コミュニティー参加者Bの年齢および性別ともコミュニティー参加者Aのプロフィール条件に合致ため抽出される。コミュニティー参加者Cの年齢はコミュニティー参加者Aのプロフィール条件に合致するが、性別はコミュニティー参加者Aのプロフィール条件に合致しないので抽出されない。
プロフィール条件に基いてコミュニティーリストをカスタマイズする動作について、コミュニティー参加者Cを例に取り説明する。まず、コミュニティー参加者Cのプロフィール条件に基いてコミュニティー参加者を抽出する。図11(c)に示したように、コミュニティー参加者Cのプロフィール条件に合致するコミュニティー参加者はコミュニティー参加者AおよびBである。次に抽出したコミュニティー参加者の要求プロフィールにコミュニティー参加者Cが合致しているか確認する。図11(c)に示したように、コミュニティー参加者Cはコミュニティー参加者Aのプロフィール条件に合致せず、コミュニティー参加者Cはコミュニティー参加者Bのプロフィール条件に合致するため、最終的にコミュニティー参加者Cに送信するプロフィール条件に基いてカスタマイズされたコミュニティーリストに記述されるコミュニティー参加者はコミュニティー参加者Bのみである。
このように、コミュニティ参加者が設定したコミュニケーション条件によってコミュニティーリストをカスタマイズすることで、コミュニティ参加者のコミュニケーション条件に合致したコミュニティー参加者のみとコミュニケーションを行なうことができる。例えば、図10においては、コミュニティー参加者Aの距離条件に合致するコミュニティー参加者はコミュニティー参加者Cのみであるが、図11においては、コミュニティー参加者Cはコミュニティー参加者Aのプロフィール条件に合致しない。よって図10(a)においては、コミュニティー参加者Aのコミュニケーション条件231(距離条件、プロフィール条件)にすべて合致するコミュニティー参加者は誰もいないことになる。また、コミュニティー参加者Cのコミュニケーション条件(距離条件、プロフィール条件)にすべて合致するコミュニティー参加者はコミュニティー参加者Bのみとなる。
加えて実施の形態1で説明したように、コミュニケーション条件231に時間経過に依存する条件がある場合は、コミュニティー形成手段227は作成したコミュニティーリスト228を一定時間毎に更新し、それぞれのコミュニティー参加者のコミュニケーション条件231に基いてカスタマイズしたコミュニティーリストを、それぞれのコミュニティー参加者に送信する。
例えば、コミュニケーション条件231に距離条件が設定されている場合は、時間経過と共にコミュニティー参加者の位置情報は変化するため、コミュニティーリスト228を更新する際は、コミュニティー形成手段227は、更新時のコミュニティー参加者の位置情報に基いて、コミュニティー参加者間の距離を演算し、更新されたコミュニティーリスト228に含まるコミュニティー参加者が設定しているコミュニケーション条件231に基き更新されたコミュニティーリスト228をカスタマイズし、それぞれの前記コミュニティー参加者にカスタマイズしたコミュニティーリストを送信する。コミュニティー参加者は、カスタマイズされたコミュニティーリスト228に記述されている他のコミュニティー参加者を携帯電話210のブラウザ213で選択することで、選択したコミュニティー参加者とピア ツー ピアのメッセージ交換を行なうことができる。
<コミュニケーションリストのカスタマイズ方法>
ここから、実施の形態2の特徴であるコミュニケーションリストのカスタマイズ方法について説明する。図12は、コミュニケーション条件に基くコミュニケーションリストのカスタマイズ方法を説明するためのフロー図である。実施の形態2のコミュニケーションシステムにおいても、実施の形態1と同じく、イベントの参加者となる者がイベントサーバにアクセスし前記イベントへの参加を申し込むイベント申し込み工程と、イベントのコミュニティーを形成するコミュニティー形成工程が必要であるが、イベント申し込み工程およびコミュニティー形成工程は実施の形態1と同じであるため、ここでは説明を省き、実施の形態2に係わるコミュニティーリストカスタマイズ工程のみを説明する。
(コミュニティーリストカスタマイズ工程)
実施の形態2に係わるコミュニティーリストカスタマイズ工程の最初のステップは、コミュニティー参加者からコミュニケーション条件231が送信されるステップである(ステップS300)

次のステップは、コミュニティーリストを送信するコミュニティー参加者から送信されたコミュニケーション条件231に合致する他のコミュニティー参加者を抽出するステップである(ステップS310)。このステップでは、例えばコミュニケーション条件231に距離条件が含まれる場合、他のコミュニティー参加者との距離を演算し、演算した距離が前記距離条件に合致するコミュニティー参加者が抽出される。ステップS310が、前述したコミュニティリストのカスタマイズにおける一つ目の手順である。
次のステップは、ステップS310で抽出されたコミュニティー参加者のコミュニケーション条件231に、コミュニティーリスト228を送信するコミュニティー参加者が合致するか確認するステップである(ステップS320)。例えば、コミュニケーション条件231に距離条件が含まれる場合は、ステップS310で演算した距離が合致しない距離条件を設定しているコミュニティー参加者は、ステップS310で抽出したコミュニティー参加者の中から削除される。ステップS320が、コミュニティーリスト228のカスタマイズにおける二つ目の手順である。
次のステップは、ステップS310で抽出し、かつステップS320で削除されなかったコミュニティー参加者のみ記述したコミュニティーリストを送信するステップである(ステップS330)。コミュニティー参加者は、カスタマイズされたコミュニティーリスト228に記述されている他のコミュニティー参加者を携帯電話210のブラウザ213で選択することで、選択したコミュニティー参加者とピア ツー ピアのメッセージ交換を行なうことができる。
〔実施の形態3〕
実施の形態3は、実空間上で開催されるイベントを旅行ツアーとした実施の形態である。図13は、本発明を旅行ツアーに適用した実施の形態を説明するための図である。図13に示したように、イベントサーバ520は旅行会社510に設置されている。イベント参加者すなわち旅行ツアーの参加者530は情報端末として携帯電話540を所持している。参加者530は、携帯体電話網550およびインターネット551を利用して、携帯電話540からイベントサーバ520にアクセスできる。
図14は、旅行会社510がイベントサーバ520内に設定したイベントエリアを説明する図である。図13に示しているように、旅行会社510はイベントエリアとして、一つの旅行ツアーに独立したイ3つのベントエリア560、561および562を設定し、イベントエリアを設定した情報は、イベントエリア地理情報としてイベントサーバ520に記憶されている。
参加者510が所持する携帯電話540には、旅行に申し込んだ際、権利情報が送信され、権利情報は携帯電話540の記憶部に記憶されている。参加者530は携帯電話540を利用してイベントサーバ520にアクセスすることで、前述した内容に従い、イベントエリア560、561および562のいずれかのイベントエリアにいれば、前記旅行ツアーのコミュニティーに参加することができ、イベントエリア560、561および562のいずれかのイベントエリアにいる旅行ツアーの他の参加者と携帯電話540を用いてコミュニケーションをすることができる。
コミュニティー形成の基本原理を説明する図。 実施の形態1に係わるコミュニケーションシステムの説明図。 権利情報の説明図。 イベントサーバの各データベースに記憶された情報の説明図。 イベントエリアとイベント参加者の位置情報を説明するための図。 イベントに申し込む手順を示した図。 コミュニティーの形成の手順を示した図。 実施の形態2に係わるコミュニケーションシステムを説明するための図。 距離条件に基くコミュニティーリストのカスタマイズを説明する第1図。 距離条件に基くコミュニティーリストのカスタマイズを説明する第2図。 プロフィール条件に基くコミュニティーリストのカスタマイズを説明する図。 コミュニティーリストのカスタマイズ手順を示した図。 旅行ツアーに適用した実施の形態の説明図。 旅行会社が設定したイベントエリアの説明図。
符号の説明
10、110、210 携帯電話
111、211 権利情報
113、213 ブラウザ
213a コミュニケーション条件設定手段
212、212 位置検出手段
121、221 イベント情報データベース
122、222 イベント情報
123、223 イベント登録者データベース
124、224 イベント地理情報データベース
125、225 イベント地理情報
126、226 権利情報認証手段
127、227 コミュニティー形成手段
128、228 コミュニティーリスト
129、229 コミュニティー参加者位置情報
130、230 コミュニケーション手段
231 コミュニケーション条件
20、120、220 イベントサーバ
70、170、270 GPS衛星

Claims (15)

  1. 実空間上で開催されるイベントに参加するイベント参加者が所持する情報端末と、同じイベントに参加しているイベント参加者間のコミュニケーションを実現するイベントサーバから成る通信ネットワークを用いたコミュニケーションシステムであって、前記情報端末は、前記通信ネットワークを経由し前記イベントサーバと情報交換を行なう通信手段を備え、前記イベントサーバはイベントが開催される実空間上のエリアを示すイベント地理情報を記憶し、前記イベント参加者が前記イベントに参加する権利を取得したことを意味し前記情報端末から送信される権利情報の有効性を認証する権利情報認証手段と、前記イベント参加者から送信されたイベント参加者の位置情報が前記イベント地理情報で示される領域に含まれ、かつ有効性の認証に成功した前記権利情報を有する前記イベント参加者で構成するコミュニティーを前記イベントサーバ内で仮想的に形成するコミュニティー形成手段と、同じ前記コミュニティーに属する前記イベント参加者間の前記情報端末を用いたコミュニケーションを仲介するコミュニケーション手段とを少なくとも備えたことを特徴とするコミュニケーションシステム。
  2. 請求項1に記載のコミュニケーションシステムであって、前記コミュニティー形成手段は、前記イベントが開催されている期間中のみ前記イベントサーバ内で仮想的にコミュニティーを形成することを特徴とするコミュニケーションシステム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のコミュニケーションシステムであって、前記情報端末は位置情報を検出する位置情報検出手段を備えていることを特徴するコミュニケーションシステム。
  4. 請求項3に記載のコミュニケーションシステムであって、前記情報端末に備えられた前記位置情報検出手段はGPSを利用した手段であることを特徴とするコミュニケーションシステム。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかひとつに記載されたコミュニケーションシステムであって、前記イベントサーバに備えられた前記コミュニティー形成手段は、前記コミュニティーに属する前記イベント参加者に関する情報を記述したコミュニティリストを作成する機能を備え、前記コミュニケーション手段は、前記コミュニティーに属する前記イベント参加者から送信されたメッセージを、同じコミュニティーリストに含まれる他の前記イベント参加者に転送する機能を備えていることを特徴とするコミュニケーションシステム。
  6. 請求項1から請求項4のいずれかひとつに記載されたコミュニケーションシステムであって、前記イベントサーバに備えられた前記コミュニティー形成手段は、前記コミュニティーに属する前記イベント参加者に関する情報を記述したコミュニティーリストを作成し、作成したコミュニティーリストを前記情報端末に送信する機能を備え、前記コミュニケーション手段は前記イベントサーバを介して前記情報端末を接続しメッセージ交換を行なう手段であり、前記情報端末は送信されたコミュニティーリストからコミュニケーションを行なう相手を選択する機能を備えていることを特徴とするコミュニケーションシステム。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかひとつに記載のコミュニケーションシステムであって、前記情報端末は、前記イベント参加者がコミュニケーションの相手に対する要求を示した情報であるコミュニケーション条件を設定するコミュニケーション条件設定手段を備え、前記イベントサーバが具備する前記コミュニティー形成手段は、形成している前記コミュニティーを前記コミュニケーション条件に基いて前記イベント参加者用にカスタマイズする機能を備えていることを特徴とするコミュニケーションシステム。
  8. 請求項7に記載されたコミュニケーションシステムであって、前記コミュニケーション条件には、前記コミュニティーに属する前記イベント参加者間の距離に関する条件が含まれることを特徴するコミュニケーションシステム。
  9. 請求項7または請求項8に記載されたコミュニケーションシステムであって、前記コミュニケーション条件には、前記コミュニティーに属する前記イベント参加者のプロフィールに関する条件が含まれることを特徴するコミュニケーションシステム。
  10. イベントに参加するイベント参加者が所持する情報端末と、同じイベントに参加しているイベント参加者間のコミュニティーを形成し、前記コミュニティーに属する前記イベント参加者間のコミュニケーションを、通信ネットワークを利用して実現するイベントサーバであって、前記イベントサーバには、前記イベントサーバ内に記憶されたイベントが開催される実空間上の位置を表す前記イベント地理情報で示される領域内に前記情報端末から送信されたイベント参加者位置情報が含まれることを調べる位置情報確認プログラムと、前記イベント参加者が前記イベントに参加する権利を取得したことを意味し前記情報端末から送信される権利情報の有効性を認証する権利情報認証プログラムと、前記情報端末の位置情報が前記イベント地理情報で示される領域に含まれ、かつ前記情報端末から送信される前記権利情報の有効性の認証に成功した前記イベント参加者で構成されるコミュニティーを、前記イベントサーバ内で仮想的に形成するコミュニティー形成プログラムと、同じ前記コミュニティーに属する前記イベント参加者間のコミュニケーションを仲介するコミュニケーションプログラムを備えたことを特徴とする前記イベントサーバ。
  11. 請求項10に記載のイベントサーバにおいて、前記イベントサーバに備えられたコミュニティー形成プログラムは、前記情報端末から送信される前記イベント参加者がコミュニケーションの相手に対する要求を示した情報であるコミュニケーション条件に基いて、形成している前記コミュニティーを前記イベント参加者用にカスタマイズする機能を備えていることを特徴とするイベントサーバ。
  12. イベントに参加するイベント参加者が所持し、同じイベントに参加しているイベント参加者で仮想的に形成されるコミュニティーにに属する前記イベント参加者間のコミュニケーションで使用される情報端末であって、前記情報端末は、前記イベント参加者がコミュニケーションの相手に対する要求を示した情報であるコミュニケーション条件を設定するコミュニケーション条件設定手段を備えたことを特徴とする情報端末。
  13. 実空間上で開催されるイベントに参加するイベント参加者間のコミュニケーションを実現するコミュニケーション方法であって、前記イベント参加者が前記イベントに参加する権利を取得したことを意味し前記情報端末から送信される権利情報の有効性を認証する権利情報認証ステップと、前記イベント参加者から送信されたイベント参加者の位置情報が前記イベントが開催される領域内であることを確認する位置情報確認ステップと、前記権利情報の有効性が認証され、かつ前記位置情報が確認された前記イベント参加者で構成されるコミュニティーを通信ネットワーク上で稼動するサーバ内で仮想的に形成するコミュニティー形成ステップと、前記コミュニティーに属する前記イベント参加者間のコミュニケーションを仲介するコミュニケーション仲介ステップとを含むことを特徴とするイベント参加者間のコミュニケーション方法。
  14. 請求項13に記載のイベント参加者間のコミュニケーション方法であって、前記コミュニケーション仲介ステップは、前記コミュニティーに属する前記イベント参加者を記したコミュニティーリストを生成し、前記イベント参加者に送信する工程を含むことを特徴とするイベント参加者間のコミュニケーション方法。
  15. 請求項14に記載のイベント参加者間のコミュニケーション方法であって、前記前記コミュニケーション仲介ステップは、前記イベント参加者が設定する条件に基き前記コミュニティーリストをカスタマイズし、カスタマイズした前記コミュニティーリストを前記イベント参加者に送信する工程を含むことを特徴とするイベント参加者間のコミュニケーション方法。

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