JP2005346291A - 見守り者端末及び見守り者端末用プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】被見守り者宅内の各種モニタ(センサ)から被見守り者の生活場所でリアルタイムで収集したデータを受信した見守り者端末で、被見守り者の状態が容易に理解できる形態に解析処理して表示する機能を備えた見守り者端末及び見守り者端末用プログラムを提供する。
【解決手段】被見守り者宅内(30)に設置された複数のモニタ(31a〜31c)によって収集し
た原データを解析処理した被見守り者の生活情報データを、通信網(32)を介して受信する見守り者端末(33)であって、
該見守り者端末には、前記被見守り者の生活情報データを受信して、被見守り者の所定期間の生活状態を表現する視覚データを含むコンテンツを作成するコンテンツ生成手段(33a)と、前記被見守り者宅内端末との間でデータの送受を実行する通信制御手段(33c)とを備える見守り者端末。
【選択図】 図3
【解決手段】被見守り者宅内(30)に設置された複数のモニタ(31a〜31c)によって収集し
た原データを解析処理した被見守り者の生活情報データを、通信網(32)を介して受信する見守り者端末(33)であって、
該見守り者端末には、前記被見守り者の生活情報データを受信して、被見守り者の所定期間の生活状態を表現する視覚データを含むコンテンツを作成するコンテンツ生成手段(33a)と、前記被見守り者宅内端末との間でデータの送受を実行する通信制御手段(33c)とを備える見守り者端末。
【選択図】 図3
Description
本発明は、被見守り者の生活状態をモニタする被見守り者宅内端末と、見守り者端末との間で直接データの送受を行うことが可能な見守り者端末及び見守り者端末用プログラムに関する。
高齢化社会の到来により、高齢者世帯向けの各種サービスが提案されている。
その1つとして、地域で老人世帯を見守るサービスとして、老人世帯に非常コールボタンを設置し、その非常コールボタンの操作による非常通報を受信するセンターをその地域内(例えば、消防署等)に設け、老人に異常が発生した場合に、その非常コールボタンを押してもらうことで、非常通報を受信したセンターから例えば消防署員が駆けつけるシステムがある。
その1つとして、地域で老人世帯を見守るサービスとして、老人世帯に非常コールボタンを設置し、その非常コールボタンの操作による非常通報を受信するセンターをその地域内(例えば、消防署等)に設け、老人に異常が発生した場合に、その非常コールボタンを押してもらうことで、非常通報を受信したセンターから例えば消防署員が駆けつけるシステムがある。
また、高齢者宅と契約者との間にサービス管理者が存在して、サービス管理者所有の情報センターで高齢者の生活情報を収集し、それを契約者が前記情報センターにアクセスして取得する見守りサービスシステムが知られている。(例えば、特許文献1参照)
前記見守りサービスシステムの全体構成を図1に示す。
図1において、見守りサービスを享受するサービス享受者の生活状態を検知する宅内装置1と、見守りサービスの契約を行ったサービス契約者が使用する契約者側端末2と、サービス享受者に対して各種のサービスを提供するサービス提供者が使用する提供者側端末3と、宅内装置1からの生活情報を収集、管理して各種のサービス提供を行うサービス管理装置4とが、各種通信ネットワークN1,N2を介して接続された構成となっている。
図1において、見守りサービスを享受するサービス享受者の生活状態を検知する宅内装置1と、見守りサービスの契約を行ったサービス契約者が使用する契約者側端末2と、サービス享受者に対して各種のサービスを提供するサービス提供者が使用する提供者側端末3と、宅内装置1からの生活情報を収集、管理して各種のサービス提供を行うサービス管理装置4とが、各種通信ネットワークN1,N2を介して接続された構成となっている。
前記見守りサービスシステムでは、サービス管理装置4に対して、宅内装置1はISDN回線網N1によって接続されており、契約者側端末2と提供者側端末3とはインターネットN2によって接続されている。
契約者側端末2および提供者側端末3は、一般的にはパソコンが使用される。
なお、回線網N1は、ISDNに限らず、CATV、無線LAN、ADSL、アナログ回線または専用の配線等を使用してももちろん良い。
契約者側端末2および提供者側端末3は、一般的にはパソコンが使用される。
なお、回線網N1は、ISDNに限らず、CATV、無線LAN、ADSL、アナログ回線または専用の配線等を使用してももちろん良い。
なお、契約者側端末2や提供者側端末3が携帯電話機や簡易型携帯電話機(PHS)等の移動体通信端末である場合、サービス管理装置4は、インターネットN2を介して、移動体通信端末のインターネット接続サービスやメールサービス等を行うサービスセンター5に接続される。
このサービスセンター5には、公衆回線網N3を介して各基地局6,6・・・が接続されており、各基地局6,6・・・は、そのエリア内にある契約者側端末2や提供者側端末3である移動体通信端末との間でデータの送受信を行うことになる。
このサービスセンター5には、公衆回線網N3を介して各基地局6,6・・・が接続されており、各基地局6,6・・・は、そのエリア内にある契約者側端末2や提供者側端末3である移動体通信端末との間でデータの送受信を行うことになる。
図2は、前記見守りサービスシステムにおける宅内装置1の構成を示している。
宅内装置1は、邸宅内に配線されたAC100Vの電力線11を通信路として利用し、この電力線11に接続されたネットワークコントローラ(UUI発信器)12を介してISDN回線網N1に接続されている。
また、この電力線11には、電力モニタ、テレビや照明等の家電製品の動作をモニタする家電品動作モニタ、浴室内に設置された温湿度センサ、水道管に取り付けられた水道センサ、玄関等に設置されるマットスイッチ、居間、トイレ、寝室、台所等に設置される人感センサ、サービス享受者が自発的に操作する押しボタンスイッチなどが接続されている
。
宅内装置1は、邸宅内に配線されたAC100Vの電力線11を通信路として利用し、この電力線11に接続されたネットワークコントローラ(UUI発信器)12を介してISDN回線網N1に接続されている。
また、この電力線11には、電力モニタ、テレビや照明等の家電製品の動作をモニタする家電品動作モニタ、浴室内に設置された温湿度センサ、水道管に取り付けられた水道センサ、玄関等に設置されるマットスイッチ、居間、トイレ、寝室、台所等に設置される人感センサ、サービス享受者が自発的に操作する押しボタンスイッチなどが接続されている
。
電力モニタは、サービス享受者の電力利用状況が日頃と違わないかを把握する。
家電品動作モニタは、サービス享受者が日頃から利用している電気製品の利用時間等から、生活がいつもと違わないかを見守るセンサである。
水道センサは、サービス享受者の水道利用の時刻や利用時間がいつもと違わないかを見守るセンサである。
マットスイッチや人感センサは、サービス享受者の生活パターンがいつもと違わないかを見守るセンサであり、トイレや風呂の使用時間、外出および帰宅の状況、特定の部屋の滞在時間、起床時刻や就寝時刻などを把握する。
家電品動作モニタは、サービス享受者が日頃から利用している電気製品の利用時間等から、生活がいつもと違わないかを見守るセンサである。
水道センサは、サービス享受者の水道利用の時刻や利用時間がいつもと違わないかを見守るセンサである。
マットスイッチや人感センサは、サービス享受者の生活パターンがいつもと違わないかを見守るセンサであり、トイレや風呂の使用時間、外出および帰宅の状況、特定の部屋の滞在時間、起床時刻や就寝時刻などを把握する。
ネットワークコントローラ12は、上記した各種モニタやセンサからの生活情報にかかわる信号を入力して、サービス享受者の生活行動に関する統計的データを作成し、この統計的データを生活情報として、あるいは異常の検出情報として、ISDN回線網N1を介してサービス管理装置4に送信する。
また、押しボタンスイッチが押された場合には、緊急信号をISDN回線網N1を介してサービス管理装置4に送信する。
特許第3495692号 (0019)〜(0025)
また、押しボタンスイッチが押された場合には、緊急信号をISDN回線網N1を介してサービス管理装置4に送信する。
前者の見守りサービスシステムでは、システムを運営する事業母体(サービス管理者)が必須であり、事業母体が確立するまでは、利用者はサービスを受けることができない。
そして、このような見守りサービスシステムの場合には、事業母体はシステムを設立する初期に情報センターを構築する必要があり、多大な費用を必要とする場合がある。
そして、このような見守りサービスシステムの場合には、事業母体はシステムを設立する初期に情報センターを構築する必要があり、多大な費用を必要とする場合がある。
なお、見守りサービスシステムが多くのユーザ(利用者)を見込める大規模なシステムの場合には、事業母体は情報センターの構築及び運営に掛かる費用の負担をユーザ(利用者)に分担できて効率の良いシステムとなる。
しかし、ユーザの数が小さい小規模なシステムの場合には、事業母体及びユーザの両方に負担がかかり、情報センターを設けるシステムのメリットを活かすことが難しい。
しかし、ユーザの数が小さい小規模なシステムの場合には、事業母体及びユーザの両方に負担がかかり、情報センターを設けるシステムのメリットを活かすことが難しい。
本発明の課題(目的)は、被見守り者宅内の各種モニタ(センサ)から被見守り者の生活場所でリアルタイムで収集したデータを受信した見守り者端末で、被見守り者の状態が容易に理解できる形態に解析処理して表示する機能を備えた見守り者端末、見守り者端末用プログラム及びその見守り者端末を用いた見守りシステムを提供することにある。
前記課題を解決するために、被見守り者宅内に設置された複数のモニタによって収集した原データを解析処理した被見守り者の生活情報データを、通信網を介して受信する見守り者端末であって、該見守り者端末には、前記被見守り者の生活情報データを受信して、被見守り者の所定期間の生活状態を表現する視覚データを含むコンテンツを作成するコンテンツ生成手段と、前記被見守り者宅内端末との間でデータの送受を実行する通信制御手段とを備えることを特徴とする。(請求項1)
上記構成の見守り者端末を利用することによって、従来の見守りサービスシステムでは必須であった見守りサービスを提供する事業母体(サービス管理者)の存在しない地域でも、利用者単体で安価な見守りサービスが実現できる。
また、前記コンテンツ作成手段は、見守り者端末の種類に応じた複数種類の表示画面形
式を作成することを特徴とする。(請求項2)
また、前記コンテンツ作成手段は、被見守り者の生活情報データを処理して、時間軸に沿って被見守り者が滞在した場所毎に異なる表示で連続表示することを特徴とする。(請求項3)
式を作成することを特徴とする。(請求項2)
また、前記コンテンツ作成手段は、被見守り者の生活情報データを処理して、時間軸に沿って被見守り者が滞在した場所毎に異なる表示で連続表示することを特徴とする。(請求項3)
被見守り者宅内に設置された複数のモニタによって収集した原データを解析処理した被見守り者の生活情報データを、通信網を介して見守り端末で受信して表示する見守り者端末用プログラムであって、前記見守り者端末に搭載されたコンピュータに、受信した前記被見守り者の生活情報データから、被見守り者の所定期間の生活状態を表現する視覚データを含むコンテンツを作成するコンテンツ生成手順と、前記被見守り者宅内端末との間でデータの送受を実行する通信制御手順とを実行させることを特徴とする。(請求項4)
また、前記コンテンツ作成手順は、見守り者端末の種類に応じた複数種類の表示画面形式を作成することを特徴とする。(請求項5)
また、前記コンテンツ作成手順は、被見守り者の生活情報を処理して、時間軸に沿って被見守り者が滞在した場所毎に異なる表示で連続表示することを特徴とする。(請求項6)
また、前記コンテンツ作成手順は、被見守り者の生活情報を処理して、時間軸に沿って被見守り者が滞在した場所毎に異なる表示で連続表示することを特徴とする。(請求項6)
上記請求項4〜6に記載の構成の見守り者端末用プログラムを汎用のPCや携帯電話端末にインストールすることによって、従来の見守りサービスシステムでは必須であった見守りサービスを提供する事業母体(サービス管理者)の存在しない地域でも、利用者単体で安価な見守りサービスが実現できる。
本発明の見守りシステム及び被見守り者宅内端末によれば、以下の特徴点がある。
(a)サービス運用事業者が存在しなくても、エンドユーザはシステムを利用可能である。
(b)サーバシステムに対する投資が不要(処理能力の高い機器不要、センタ施設不要)で
ある。
(c)サーバシステムの維持管理が不要(管理者不要、センタ回線不要)である。
(d)ユーザは、事業者都合に縛られず、ユーザ主導で自由に利用することが可能である。
(e)アクセス集中が発生しないため、機器構成、回線設計が容易になる。
(f)複雑なデータの関連性を保持する必要が無く、データベースを簡略化できる。
(g)システム全体として、アプリケーションが簡略化される。
(h)個人情報を第三者に預けないため、情報流出のリスクを下げることができる。
(i)ボトルネックとなるサーバのトラフィック集中を考慮する必要が無く、全てのデータ
を遅滞なく処理することが出来る。
(j)データ処理部がアプリケーション用データを生成する際に、同一機器にデータ保持部
があるため、応答性が向上する。
(a)サービス運用事業者が存在しなくても、エンドユーザはシステムを利用可能である。
(b)サーバシステムに対する投資が不要(処理能力の高い機器不要、センタ施設不要)で
ある。
(c)サーバシステムの維持管理が不要(管理者不要、センタ回線不要)である。
(d)ユーザは、事業者都合に縛られず、ユーザ主導で自由に利用することが可能である。
(e)アクセス集中が発生しないため、機器構成、回線設計が容易になる。
(f)複雑なデータの関連性を保持する必要が無く、データベースを簡略化できる。
(g)システム全体として、アプリケーションが簡略化される。
(h)個人情報を第三者に預けないため、情報流出のリスクを下げることができる。
(i)ボトルネックとなるサーバのトラフィック集中を考慮する必要が無く、全てのデータ
を遅滞なく処理することが出来る。
(j)データ処理部がアプリケーション用データを生成する際に、同一機器にデータ保持部
があるため、応答性が向上する。
図3は、本発明の見守りシステムの全体構成を示す概略図である。
図3の見守りシステムは、見守りサービスを享受する被見守り者宅30内における被見守り者の生活状態を検知する複数のモニタ(センサ)31a〜31nと、該複数のモニタの出力をリアルタイムで収集して見守り者端末に通信網を介して送信する機能を備えた被見守り者宅通信部31と、通信網32を介して接続される見守り者端末33とによって構成される。
被見守り者宅内の通信部には、複数のモニタで検出した検出出力を所定のプロトコルで送信する通信制御手段を含んでいる。
図3の見守りシステムは、見守りサービスを享受する被見守り者宅30内における被見守り者の生活状態を検知する複数のモニタ(センサ)31a〜31nと、該複数のモニタの出力をリアルタイムで収集して見守り者端末に通信網を介して送信する機能を備えた被見守り者宅通信部31と、通信網32を介して接続される見守り者端末33とによって構成される。
被見守り者宅内の通信部には、複数のモニタで検出した検出出力を所定のプロトコルで送信する通信制御手段を含んでいる。
本発明における被見守り者のデータは、以下の3階層のデータ構造を採用している。
・レベル1.「原データ」 :各種モニタから検出された出力値やデータ。
・レベル2.「生活情報データ」 :原データを解析処理して、意味づけを行ったデータ
で、このデータを基に情報種別や緊急度が定義される。
なお、情報種別としては、生活パターン情報、生活異変情報、セキュリティ情報、メ
ンテナンス情報等がある。
また、通知の方法としては、即時通知(緊急時)、バッチ通知等がある。
・レベル3.「視覚データ」 :各種モニタから得られた原データ及び生活情報デー
タと時間情報とを適宜組み合わせて、見守り者端末
の表示部に一意に再現できるデータである。
なお、視覚データとしては、文章、図、表、グラフ、画像等のサイズや修飾情報を含
む形式で記述されたものやイメージデータとして扱うものを含む。
・レベル1.「原データ」 :各種モニタから検出された出力値やデータ。
・レベル2.「生活情報データ」 :原データを解析処理して、意味づけを行ったデータ
で、このデータを基に情報種別や緊急度が定義される。
なお、情報種別としては、生活パターン情報、生活異変情報、セキュリティ情報、メ
ンテナンス情報等がある。
また、通知の方法としては、即時通知(緊急時)、バッチ通知等がある。
・レベル3.「視覚データ」 :各種モニタから得られた原データ及び生活情報デー
タと時間情報とを適宜組み合わせて、見守り者端末
の表示部に一意に再現できるデータである。
なお、視覚データとしては、文章、図、表、グラフ、画像等のサイズや修飾情報を含
む形式で記述されたものやイメージデータとして扱うものを含む。
通信部には、LAN,電話回線、携帯電話回線、光ファイバ回線等に対応するため、
RS232CまたはUSB、及びNIC(Network-Inerface-Card)のインタフェースを
備えるのが望ましい。
RS232CまたはUSB、及びNIC(Network-Inerface-Card)のインタフェースを
備えるのが望ましい。
また、通信部にスピーカ及びマイクを設置すると共に、コンテンツ生成部に、VoIP(Voice-over-IP)に対応したアプリケーションを実装して、被見守り者の異常発生時に
、ヒューマンインタフェースによる操作によって双方向通話を実現する機能を備えるのが望ましい。
、ヒューマンインタフェースによる操作によって双方向通話を実現する機能を備えるのが望ましい。
また、通信部には、押しボタン、タッチスイッチ等の被見守り者の意志を伝えるためのスイッチを設けて、このスイッチがONにされた際には、被見守り者宅内端末に登録されたURI、または電話番号にVoIPアプリケーションを介して双方向通話を実現する機能を備えるのが望ましい。
見守り者端末は、見守り者の自宅に設置されたパーソナルコンピュータや移動体通信端末(PHS,携帯電話、PAD等)の何れでも良く、コンテンツ作成部33a、表示部33b及び通信部33cを含んでいる。
コンテンツ作成部には、見守り者が視覚データとして受け取る電子文書のデータを生成する電子文書生成部(HTML,XML等)、見守り者が本物であることを確認する認証部、通信部が見守り者に対して、プッシュ型でお知らせするためのお知らせデータ生成部(Eメール、インスタントメッセージ等)、作成したお知らせデータを特定のプロトコルに従って送信するお知らせデータ送信部を備えるのが望ましい。
コンテンツ生成部には、Webサーバ、Eメール送信機能を備えるのが望ましい。
コンテンツ作成部には、見守り者が視覚データとして受け取る電子文書のデータを生成する電子文書生成部(HTML,XML等)、見守り者が本物であることを確認する認証部、通信部が見守り者に対して、プッシュ型でお知らせするためのお知らせデータ生成部(Eメール、インスタントメッセージ等)、作成したお知らせデータを特定のプロトコルに従って送信するお知らせデータ送信部を備えるのが望ましい。
コンテンツ生成部には、Webサーバ、Eメール送信機能を備えるのが望ましい。
また、見守り者端末は、1個ではなく、複数の見守り者端末を併用することも可能であり、通信網としては有線(光ファイバを含む)又は無線での公衆回線、専用回線及びインターネットを含む。
図4は、本発明における被見守り者宅30の宅内における構成を示している。
被見守り者宅30は、宅内に配線されたAC100Vの電力線11を通信路として利用し、この電力線11に接続された複数のモニタ11a〜11nの検出出力を、被見守り者宅通信部31から通信網32を介して図示しない見守り者端末33に出力される。
また、この電力線11には、図2と同様に電力モニタ、テレビや照明等の家電製品の動作をモニタする家電品動作モニタ、浴室内に設置された温湿度センサ、水道管に取り付けられた水道センサ、玄関等に設置されるマットスイッチ、居間、トイレ、寝室、台所等に設置される人感センサ、被見守り者が自発的に操作する押しボタンスイッチなどが接続されている。
被見守り者宅30は、宅内に配線されたAC100Vの電力線11を通信路として利用し、この電力線11に接続された複数のモニタ11a〜11nの検出出力を、被見守り者宅通信部31から通信網32を介して図示しない見守り者端末33に出力される。
また、この電力線11には、図2と同様に電力モニタ、テレビや照明等の家電製品の動作をモニタする家電品動作モニタ、浴室内に設置された温湿度センサ、水道管に取り付けられた水道センサ、玄関等に設置されるマットスイッチ、居間、トイレ、寝室、台所等に設置される人感センサ、被見守り者が自発的に操作する押しボタンスイッチなどが接続されている。
なお、被見守り者が見守り者と会話するために使用するマイク、スピーカを設けたり、被見守り者宅内を撮影するカメラを設けることも可能である。
さらに、図4には示されていないが、ガラスブレイクセンサ、火災センサ、ガスセンサ等のセキュリティに関するセンサを設置することも可能である。
さらに、図4には示されていないが、ガラスブレイクセンサ、火災センサ、ガスセンサ等のセキュリティに関するセンサを設置することも可能である。
電力モニタは、被見守り者宅の電力使用量を所定時間毎にチェックして、被見守り者の電力利用状況が日頃のパターンと変化しているか否かを判断する。
家電品動作モニタは、被見守り者が日頃から利用している電気製品(テレビ、照明器具等)の利用時間等をモニタして、被見守り者の生活パターンに変化が生じたか否かを判断するモニタである。
水道センサは、被見守り者の水道利用の時刻や使用量をチェックして、被見守り者の日頃のパターンから変化しているか否かモニタするセンサである。
マットスイッチや人感センサは、被見守り者が宅内のどこにいるかを検出するためのセンサであって、このセンサ出力によって被見守り者のトイレや風呂の使用時間、外出および帰宅の状況、特定の部屋の滞在時間、起床時刻や就寝時刻などの生活パターンを把握することができる。
家電品動作モニタは、被見守り者が日頃から利用している電気製品(テレビ、照明器具等)の利用時間等をモニタして、被見守り者の生活パターンに変化が生じたか否かを判断するモニタである。
水道センサは、被見守り者の水道利用の時刻や使用量をチェックして、被見守り者の日頃のパターンから変化しているか否かモニタするセンサである。
マットスイッチや人感センサは、被見守り者が宅内のどこにいるかを検出するためのセンサであって、このセンサ出力によって被見守り者のトイレや風呂の使用時間、外出および帰宅の状況、特定の部屋の滞在時間、起床時刻や就寝時刻などの生活パターンを把握することができる。
上記説明では、各種モニタ(センサ)毎に被見守り者の日頃の生活パターンとの変化を判断する機能を備えているように説明しているが、複数のモニタ(センサ)出力を被見守り者宅通信部12で収集したデータと過去の蓄積された被見守り者の日頃の生活パターンデータとの対比を総合的に実行することによって、単体のモニタ(センサ)による判断よりもより緻密な判断が可能になる。
本発明における被見守り者宅内通信部31と見守り者端末33との間のデータの送受には、被見守り者に異常が発生した場合と、見守り者からの要求(又はバッチ)に基づくものの2種類がある。
被見守り者宅内端末31が、被見守り者に異常が生じたと判断して見守り者に対して自動的に通知する例としては、
(1)トイレの在室時間15分以上
(2)入浴時間30分以上
(3)居室内連続滞在時間3時間以上
(4)在床制限(起床)時刻午前9時以降
(5)留守中の宅内進入
(6)留守中の窓・扉開閉
等の設定が可能であるが、この項目及び時間等は、被見守り者の状態に応じて適宜変更が可能である。
(1)トイレの在室時間15分以上
(2)入浴時間30分以上
(3)居室内連続滞在時間3時間以上
(4)在床制限(起床)時刻午前9時以降
(5)留守中の宅内進入
(6)留守中の窓・扉開閉
等の設定が可能であるが、この項目及び時間等は、被見守り者の状態に応じて適宜変更が可能である。
見守り者端末33に表示される被見守り者の生活情報の表示画面(コンテンツ)は、見守り者端末のコンテンツ作成部で作成される。
その1例を図5に示す。
表示画面70は、大別すると、最新情報欄701、状態表示欄702、生活パターン表示欄703からなっている。
最新情報欄701は、その情報の提供時刻とその提供時刻の前後における被見守り者の行動の様子を文書で説明する欄となっている。
また、状態表示欄702は、被見守り者の現在の様子を撮影した写真(又はイラスト)で表示する欄となっている。
また、生活パターン表示欄703は、被見守り者の生活パターンを色分けし、これを時間軸に沿って表示することで、被見守り者のその日の生活パターン(行動パターン)が一目で分かるように表示する欄となっている。
見守り者端末33では、このような報告画面70を受け取ることで、サービス享受者の現在の様子やその日1日又は複数日(前日等の過去の日も可能)の生活パターンを把握することができる。
その1例を図5に示す。
表示画面70は、大別すると、最新情報欄701、状態表示欄702、生活パターン表示欄703からなっている。
最新情報欄701は、その情報の提供時刻とその提供時刻の前後における被見守り者の行動の様子を文書で説明する欄となっている。
また、状態表示欄702は、被見守り者の現在の様子を撮影した写真(又はイラスト)で表示する欄となっている。
また、生活パターン表示欄703は、被見守り者の生活パターンを色分けし、これを時間軸に沿って表示することで、被見守り者のその日の生活パターン(行動パターン)が一目で分かるように表示する欄となっている。
見守り者端末33では、このような報告画面70を受け取ることで、サービス享受者の現在の様子やその日1日又は複数日(前日等の過去の日も可能)の生活パターンを把握することができる。
上記図5の表示画面(コンテンツ)は、表示される情報量が大きく、パーソナルコンピュータの如き、大きい画面端末における表示に向いている。
携帯電話(PHSを含む)等の表示画面の小さい見守り者端末の場合には、図6に示す如く、図5の表示の内の生活パターン(行動パターン)の部分の表示を携帯電話に適した形式にする。
携帯電話(PHSを含む)等の表示画面の小さい見守り者端末の場合には、図6に示す如く、図5の表示の内の生活パターン(行動パターン)の部分の表示を携帯電話に適した形式にする。
次に、被見守り者宅内通信部を中心とした被見守り者宅内のシステム構成の詳細な1例を図7を用いて以下に説明する。
図7において、71eは、図4の電力線11に相当するもので、被見守り者宅内に設置されたセンシング部71dの各種センサ(カメラ、マイク、スイッチを含む)から検出された生活情報を収集して後述の被見守り者宅内通信部71に伝送する宅内通信網である。
センシング部のセンサの内人感センサは必須であり、その他の各種センサは必要に応じて設置することが望ましい。
なお、電力線通信の他に、有線・無線等の他の通信手段を用いても良い。
図7において、71eは、図4の電力線11に相当するもので、被見守り者宅内に設置されたセンシング部71dの各種センサ(カメラ、マイク、スイッチを含む)から検出された生活情報を収集して後述の被見守り者宅内通信部71に伝送する宅内通信網である。
センシング部のセンサの内人感センサは必須であり、その他の各種センサは必要に応じて設置することが望ましい。
なお、電力線通信の他に、有線・無線等の他の通信手段を用いても良い。
71は被見守り者宅内通信部であって、本発明における中心的部分であって、必須の構成として信号処理部71a、データ処理部71b及びデータ保持部71cを備えている。
なお、拡張機能であるヒューマンインタフェース部71f及び信号管理部71gを被見守り者宅内端末の構成要素としても良い。
なお、拡張機能であるヒューマンインタフェース部71f及び信号管理部71gを被見守り者宅内端末の構成要素としても良い。
前記信号処理部71aには、宅内通信情報解析部71a1、時刻管理部71a3及び即時通信データ作成部71a2を備えている。
この信号処理部は、宅内通信部を介して得られるセンシング部からの被見守り者のデータ(生活情報)を解析処理して後述のデータ処理部を介して見守り者端末に送出する。
この信号処理部は、宅内通信部を介して得られるセンシング部からの被見守り者のデータ(生活情報)を解析処理して後述のデータ処理部を介して見守り者端末に送出する。
宅内通信解析部71a1では、宅内通信部を介して得られるセンシング部からの被見守り者のデータ(生活情報)を宅内移動検出、外出/帰宅検出、睡眠・起床検出、長期滞留検出、移動時間間隔検出、活動量検出、ホームセキュリティ等の観点から解析処理する機能を備えている。
即時通信データ作成部71a2は、前記宅内通信情報解析部での解析結果から、被見守り者端末33に異常が生じたと判断した場合に、見守り者端末に対して即時的に送信するデータのトリガ、及び、内容情報を作成する機能を備えている。
時刻管理部71a3は、被見守り者宅内端末の時刻情報を管理する。
データ保持部71cは、前記センシング部71dから検出された被見守り者のデータ(生活情報)及び前記信号処理部71aの解析結果に基づく即時通信データ作成部71a4が生成したデータや各種情報を保持する。
データ保持部の記憶要素としては、CF等のメモリメディア、DISK,FlashROM、RAMの内の1個或いは複数を搭載することが望ましい。
時刻管理部71a3は、被見守り者宅内端末の時刻情報を管理する。
データ保持部71cは、前記センシング部71dから検出された被見守り者のデータ(生活情報)及び前記信号処理部71aの解析結果に基づく即時通信データ作成部71a4が生成したデータや各種情報を保持する。
データ保持部の記憶要素としては、CF等のメモリメディア、DISK,FlashROM、RAMの内の1個或いは複数を搭載することが望ましい。
データ処理部71bには、即時通信データ作成部で作成された即時通信データをコミューニケーション用アプリケーション71b4を用いて見守り者端末に被見守り者に異常が発生したと判断した際に即時通信データを送信する即時通信データ送信部71b2と、前記データ保持部に保持されている被見守り者のデータ(生活情報)をバッジ又は見守り者端末からの要求に応じて送信する生活情報送信部71b3とを含んでいる。
また、参照時刻取得部71b1は、即時通信データ送信部、生活情報送信部及び各種コ
ミューニケーション用アプリケーション(プログラム)の動作時刻を管理する。
各種コミューニケーション用アプリケーション(プログラム)としては、e-mail、html、xml、インスタントメッセージ、RTP、SNTP及び専用プロトコルの内の1個或いは複数を搭載することが望ましい。
また、参照時刻取得部71b1は、即時通信データ送信部、生活情報送信部及び各種コ
ミューニケーション用アプリケーション(プログラム)の動作時刻を管理する。
各種コミューニケーション用アプリケーション(プログラム)としては、e-mail、html、xml、インスタントメッセージ、RTP、SNTP及び専用プロトコルの内の1個或いは複数を搭載することが望ましい。
拡張機能である、ヒューマンインタフェース部71fは、見守り者端末と宅内の被見守り者が操作部の操作によって被見守り者と直接会話をするための機能である。
また、拡張機能である、信号処理管理部71gには、本発明の見守り者システムのプログラムのバージョン管理を行うと共に、古いバージョンのプログラムを新しいバージョンのプログラムに入れ替えを実行する機能である。
また、拡張機能である、信号処理管理部71gには、本発明の見守り者システムのプログラムのバージョン管理を行うと共に、古いバージョンのプログラムを新しいバージョンのプログラムに入れ替えを実行する機能である。
宅外通信網72は、被見守り者宅内通信部71と見守り者端末との間の通信手段(通信網)であって、ISDN、PSTN、ADSL、PDC,PHSパケット網、有無線LAN、CATV-IP、光ファイバーIP等の1種或いは複数種を備えることが望ましい。
前記宅外通信網72を介して接続される見守り者端末73には、コンテンツ作成部73a、表示部73b及び通信部73cが含まれる。
コンテンツ作成部73aでは、通信部73cを介して受信した前記宅内通信解析部で解析処理されたデータを基に、図5又は図6に示す如き、見守り者が理解し易い形態の文字及び図表を用いた表示形態で表示部73bに表示させる機能を備えている。
コンテンツ作成部73aでは、通信部73cを介して受信した前記宅内通信解析部で解析処理されたデータを基に、図5又は図6に示す如き、見守り者が理解し易い形態の文字及び図表を用いた表示形態で表示部73bに表示させる機能を備えている。
本発明の見守り者端末及び見守り者端末用プログラムでは、被見守り者宅内の各種モニタ(センサ)からのデータを被見守り者の生活場所でリアルタイムで受信して、当該見守り端末の表示部に被見守り者の所定期間の生活状態を表現した表示画面を含むリアルタイム性の高い表示形態で被見守り者の情報を取得できるので、産業上の利用可能性は極めて大きい。
30:被見守り者宅、31a〜31n:モニタ、31:被見守り者宅内通信部、32:通信網、33:見守り者端末、33a:コンテンツ作成部、33b:表示部、33c:通信部
Claims (6)
- 被見守り者宅内に設置された複数のモニタによって収集した原データを解析処理した被見守り者の生活情報データを、通信網を介して受信する見守り者端末であって、
該見守り者端末には、
前記被見守り者の生活情報データを受信して、被見守り者の所定期間の生活状態を表現する視覚データを含むコンテンツを作成するコンテンツ生成手段と、
前記被見守り者宅内端末との間でデータの送受を実行する通信制御手段と、
を備えることを特徴とする見守り者端末。 - 前記コンテンツ作成手段は、見守り者端末の種類の大きさに応じた複数種類の表示画面形式を作成することを特徴とする請求項1に記載の見守り者端末。
- 前記コンテンツ作成手段は、被見守り者の生活情報データを処理して、時間軸に沿って被見守り者が滞在した場所毎に異なる表示で連続表示することを特徴とする請求項1に記載の見守り者端末。
- 被見守り者宅内に設置された複数のモニタによって収集した原データを解析処理した被見守り者の生活情報データを、通信網を介して見守り端末で受信して表示する見守り者端末用プログラムであって、
前記見守り者端末に搭載されたコンピュータに、
受信した前記被見守り者の生活情報データから、被見守り者の所定期間の生活状態を表現する視覚データを含むコンテンツを作成するコンテンツ生成手順と、
前記被見守り者宅内端末との間でデータの送受を実行する通信制御手順と、
を実行させることを特徴とする見守り者端末用プログラム。 - 前記コンテンツ作成手順は、見守り者端末の種類に応じた複数種類の表示画面形式を作成することを特徴とする請求項4に記載の見守り端末用プログラム。
- 前記コンテンツ作成手順は、被見守り者の生活情報を処理して、時間軸に沿って被見守り者が滞在した場所毎に異なる表示で連続表示することを特徴とする請求項4に記載の見守り者端末用プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004163576A JP2005346291A (ja) | 2004-06-01 | 2004-06-01 | 見守り者端末及び見守り者端末用プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004163576A JP2005346291A (ja) | 2004-06-01 | 2004-06-01 | 見守り者端末及び見守り者端末用プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=35498621
Family Applications (1)
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JP2004163576A Pending JP2005346291A (ja) | 2004-06-01 | 2004-06-01 | 見守り者端末及び見守り者端末用プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005346291A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2018190459A (ja) * | 2018-08-06 | 2018-11-29 | 株式会社木村技研 | 看視システム |
-
2004
- 2004-06-01 JP JP2004163576A patent/JP2005346291A/ja active Pending
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