JP2005346235A - 座標検出装置、座標検出装置の制御方法、座標検出装置の制御プログラム及び座標検出装置の制御方法のプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

座標検出装置、座標検出装置の制御方法、座標検出装置の制御プログラム及び座標検出装置の制御方法のプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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【課題】 本発明は、座標検出装置、座標検出装置の制御方法、座標検出装置の制御プログラム及び座標検出装置の制御方法のプログラムを記録した記録媒体に関し、例えば車載装置に適用して、従来に比して軌跡の検出精度を向上する。
【解決手段】 タッチパネル本体への非接触が所定回数だけ連続して検出されるまでの間、繰り返し座標値を検出して通知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、座標検出装置、座標検出装置の制御方法、座標検出装置の制御プログラム及び座標検出装置の制御方法のプログラムを記録した記録媒体に関し、例えば車載装置に適用することができる。本発明は、タッチパネル本体への非接触が所定回数だけ連続して検出されるまでの間、繰り返し座標値を検出して通知することにより、従来に比して軌跡の検出精度を向上することができるようにする。
従来、車載装置であるカーナビゲーション装置においては、例えば特開平10−141974号公報に開示されているように、タッチパネルによりメニューの選択を受け付けることにより動作を切り換えるようになされており、このようなタッチパネルにおいては、座標値の誤検出を防止するために、特開2003−296030号公報等に種々の工夫が提案されるようになされている。
すなわち図7に示すように、タッチパネルTは、透明シート材によるタッチパネル本体T1とタッチパネル本体T1の駆動回路T2とにより形成され、タッチパネル本体T1は、1組の透明シート材T4、T5を積層して形成される。ここで抵抗感圧式のタッチパネルTにおいて、この1組の透明シート材T4、T5は、それぞれX方向及びY方向に延長する対向する2辺に電極X1、X2、Y1、Y2が形成され、またこれらの電極X1、X2、Y1、Y2に接続されてなる透明抵抗体膜がそれぞれ一方の面に形成される。タッチパネル本体T1は、これら透明抵抗体膜が対向するように、また押圧箇所でこの対向する透明抵抗体膜が接触するように、この1組の透明シート材T4、T5が積層されて形成される。
タッチパネルTは、駆動回路T2により、例えば一方の側の透明シート材T4の電極X1、X2に電圧を印加して他方の透明シート材T5側の電極Y1、Y2により電圧を検出することにより、指等の接触が検出される。また一方の透明シート材T4の電極X1、X2に所定電圧を共通に印加した状態で、他方のシート材T5の対向する電極Y1、Y2でそれぞれ検出される1組の電圧を比較することにより、この対向する電極Y1、Y2に係る方向の座標値が検出される。タッチパネルTは、この電圧の印加、検出を1組のシート材T4、T5で切り換えることにより、X方向及びY方向の座標値を検出するようになされている。
このような接触検出原理、座標検出原理に係るタッチパネルTにおいては、駆動回路T2に設けられた中央処理ユニット(CPU)T6により図8に示す処理手順を実行することにより、タッチパネル本体T1への接触、非接触を検出し、また接触箇所の座標値を検出する。
すなわち中央処理ユニットT6は、この処理手順を開始すると、ステップSP1からステップSP2に移り、タッチパネル本体T1への接触を検出するタッチ入力判定回路の機能ブロックをオン動作させ、一方の側の透明シート材T4に電圧を印加してステップSP3に移る。ここで中央処理ユニットT6は、他方のシート材T5で検出される電圧を所定のしきい値THにより判定することにより、タッチパネルへの指等の接触を検出する。
ここでタッチパネルへの接触が検出されない場合、中央処理ユニットT6は、ステップSP3からステップSP4に移り、上位のコントローラに既にタッチパネルへの非接触を通知済みか否か判断する。ここで否定結果が得られると、中央処理ユニットT6は、ステップSP5に移って上位のコントローラにタッチパネルへの非接触を通知した後、ステップSP2に戻るのに対し、ステップSP4で肯定結果が得られると、ステップSP4から直接ステップSP2に戻る。
これに対してタッチパネルへの接触が検出されると、中央処理ユニットT6は、ステップSP3からステップSP6に移り、ここで上位のコントローラにタッチパネルへの接触を通知済みか否か判断する。ここで否定結果が得られると、中央処理ユニットT6は、ステップSP6からステップSP7に移り、上位のコントローラにタッチパネルへの接触を通知した後、ステップSP8に移るのに対し、ステップSP6で肯定結果が得られると、ステップSP6から直接ステップSP8に移る。
このステップSP8において、中央処理ユニットT6は、X座標電圧検出回路に係る機能ブロックをオン動作させ、Y方向に延長してなる側の1組の電極Y1、Y2に所定の共通電圧を印加する。また続くステップSP9において、残るシート材T4側の対向する電極X1、X2の各電圧を検出して処理することにより、X座標値を検出する。また続くステップSP10において、Y座標電圧検出回路に係る機能ブロックをオン動作させ、X方向に延長してなる側の電極X1、X2に所定の共通電圧を印加する。また続くステップSP11において、残るシート材T5側の対向する電極Y1、Y2の各電圧を検出して処理することにより、Y座標値を検出する。中央処理ユニットT6は、続くステップSP12において、このようにして検出したX座標値、Y座標値を上位のコントローラに通知し、ステップSP2に戻る。
これによりタッチパネルTでは、この処理手順を繰り返して、指等の接触が検出されると、上位のコントローラにタッチパネルへの接触を検出し、この接触が途切れるまでの間、接触箇所の座標値を繰り返し検出して上位のコントローラに通知するようになされている。また接触が途切れると、上位のコントローラに非接触を通知するようになされている。
このようなタッチパネルTにおいては、上述したステップSP3のタッチパネルへの接触判定に係るしきい値THの設定により接触の検出に係る感度を可変することができ、このしきい値THを高い電圧に設定して感度を低下させることにより、接触の誤検出を防止するようになされ、さらには確実に接触が確保された状態で座標値を検出して座標値の誤検出を防止するようになされている。
これに対して上位のコントローラにおいては、タッチパネルTへの接触が通知された後、タッチパネルTへの非接触が通知されるまでの間、タッチパネルTの中央処理ユニットT6から繰り返し通知される座標値を取得する。コントローラは、この取得した座標値を平均値化して処理することにより、さらには連続する座標値をばらつき処理することにより、高い信頼性により点接触による座標値を検出するようになされている。またこのようなタッチパネルへの接触が通知された後、タッチパネルへの非接触が通知されるまでの間に得られる連続する座標値により、タッチパネルへの接触の軌跡を検出するようになされている。
ところで車載装置においては、ナビゲーション機能に加えて、オーディオ、ビデオの再生機能を有する装置が提案されるようになされている。このような車載装置は、カーナビゲーション装置、カーオーディオ装置等を個々に車両に搭載する場合に比して、少ないスペースにより簡易に車両に搭載することができる。しかしながらこのような車載装置においては、ナビゲーションに係る操作、情報表示に加えて、これらオーディオ、ビデオのコンテンツに係る操作、情報表示が必要になり、これによりユーザーの負担が増大する。この場合、従来のメニューの選択による動作の切り換えに加えて、例えば特開平11−85398号公報等に提案されているように、タッチパネルによる線画の入力を検出して動作を切り換えることにより、このようなユーザーの負担を軽減することができると考えられる。
しかしながら従来のタッチパネルにおいては、このように車載装置においてメニューの選択検出、線画の入力検出に適用して、実用上、未だ不十分な問題がある。
すなわち線画の入力検出にあっては、タッチパネルにより得られる連続する座標データを取得してタッチパネルへの接触の軌跡を検出するものであり、このようなタッチパネルへの接触の軌跡においては、タッチパネルへの押圧力が種々に変化する。特に車載装置においては、駐車中にタッチパネルを操作する場合、交差点で進路を変更している際に助手席の搭乗者が操作する場合等、種々の条件により操作されることにより、このようなタッチパネルへの押圧力の変化が著しい。
これにより図9に示すように、軌跡を描いている間に、タッチパネルへの押圧力がタッチパネルへの接触判定に係るしきい値THを跨いで変化する場合が発生し、この場合、上位のコントローラにおいては正しく1つの軌跡に係る座標値を認識できなくなる。すなわちこの図9の例では、「ON」により示すタッチパネルへの接触の通知から、「OFF」により示す続くタッチパネルへの非接触の通知までの間、それぞれタッチパネルから座標データが取得されてコントローラに通知されることにより、この場合、座標データD1〜D3、座標データD4、D5、座標データD6、D7による3種類の座標入力がコントローラに通知されることになり、コントローラにおいては、これら3種類の座標入力が1つの軌跡に係る座標データであるとは認識し得ず、これによりこの場合、この1つの軌跡の入力を正しく検出できなくなる。
特開平10−141974号公報 特開2003−296030号公報 特開平11−85398号公報等
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、従来に比して軌跡の検出精度を向上することができる座標検出装置、座標検出装置の制御方法、座標検出装置の制御プログラム及び座標検出装置の制御方法のプログラムを記録した記録媒体を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため請求項1の発明においては、座標検出装置に適用して、前記タッチパネル本体への接触を検出すると、前記上位のコントローラに前記タッチパネル本体への接触を通知すると共に、前記座標値の検出、該検出した座標値の前記上位のコントローラへの通知、前記タッチパネル本体への非接触の検出を繰り返し、前記タッチパネル本体への非接触が所定の非接触回数だけ連続して検出されると、前記上位のコントローラに前記タッチパネル本体への非接触を通知すると共に、前記座標値の検出、該検出した座標値の前記上位のコントローラへの通知を中止する。
また請求項2の発明においては、座標検出装置の制御方法に適用して、前記タッチパネル本体への接触を検出して、前記上位のコントローラに前記タッチパネル本体への接触を通知する接触検出の処理と、前記接触検出の処理による前記タッチパネル本体への接触の検出により処理を開始して、前記座標値の検出、該検出した座標値の前記上位のコントローラへの通知を繰り返す座標値検出処理と、前記接触検出の処理による前記タッチパネル本体への接触の検出により処理を開始して、前記タッチパネル本体への非接触の検出を繰り返す非接触検出の処理とを有し、前記非接触検出の処理により、前記タッチパネル本体への非接触が所定の非接触回数だけ連続して検出されると、前記上位のコントローラに前記タッチパネル本体への非接触を通知すると共に、座標値検出処理、前記非接触検出の処理を中止し、前記接触検出の処理を開始する。
また請求項20の発明においては、座標入力装置の制御プログラムに適用して、前記タッチパネル本体への接触を検出して、前記上位のコントローラに前記タッチパネル本体への接触を通知する接触検出の処理と、前記接触検出の処理による前記タッチパネル本体への接触の検出により処理を開始して、前記座標値の検出、該検出した座標値の前記上位のコントローラへの通知を繰り返す座標値検出処理と、前記接触検出の処理による前記タッチパネル本体への接触の検出により処理を開始して、前記タッチパネル本体への非接触の検出を繰り返す非接触検出の処理とを有し、前記非接触検出の処理により、前記タッチパネル本体への非接触が所定の非接触回数だけ連続して検出されると、前記上位のコントローラに前記タッチパネル本体への非接触を通知すると共に、座標値検出処理、前記非接触検出の処理を中止し、前記接触検出の処理を開始する。
また請求項21の発明においては、座標入力装置の制御プログラムを記録した記録媒体に適用して、この制御プログラムは、前記タッチパネル本体への接触を検出して、前記上位のコントローラに前記タッチパネル本体への接触を通知する接触検出の処理と、前記接触検出の処理による前記タッチパネル本体への接触の検出により処理を開始して、前記座標値の検出、該検出した座標値の前記上位のコントローラへの通知を繰り返す座標値検出処理と、前記接触検出の処理による前記タッチパネル本体への接触の検出により処理を開始して、前記タッチパネル本体への非接触の検出を繰り返す非接触検出の処理とを有し、前記非接触検出の処理により、前記タッチパネル本体への非接触が所定の非接触回数だけ連続して検出されると、前記上位のコントローラに前記タッチパネル本体への非接触を通知すると共に、座標値検出処理、前記非接触検出の処理を中止し、前記接触検出の処理を開始する。
請求項1の構成により、座標検出装置に適用して、前記タッチパネル本体への接触を検出すると、上位のコントローラに前記タッチパネル本体への接触を通知すると共に、前記座標値の検出、該検出した座標値の前記上位のコントローラへの通知、前記タッチパネル本体への非接触の検出を繰り返し、前記タッチパネル本体への非接触が所定の非接触設定回数だけ連続して検出されると、前記上位のコントローラに前記タッチパネル本体への非接触を通知すると共に、前記座標値の検出、該検出した座標値の前記上位のコントローラへの通知を中止すれば、タッチパネル本体への接触が弱くなって一時的に非接触との検出結果が得られた場合でも、軌跡の座標値を検出することができ、また確実に非接触となった場合に限って、非接触を通知することができ、これらにより従来に比して軌跡の検出精度を向上することができる。
これにより請求項2、請求項20、請求項21の構成によれば、従来に比して軌跡の検出精度を向上することができる座標検出装置の制御方法、座標検出装置の制御プログラム及び座標検出装置の制御方法のプログラムを記録した記録媒体を提供することができる。
本発明によれば、従来に比して軌跡の検出精度を向上することができる。
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施例を詳述する。
(1)実施例の構成
図2は、本発明の実施例に係る車載装置1に係るコンテンツ提供システムを示す斜視図である。この車載装置1は、ナビゲーション装置の機能と、オーディオ、ビデオを再生するコンテンツ提供装置の機能とを有するマルチメディア端末であり、矢印Aにより示すように、車両に設けられた車載用クレードル2Aにセットして使用できるようになされている。
このためこの車載装置1においては、下側端面に各種データの入出力に係る端子等が設けられ、車載用クレードル2Aにセットした場合には、この下側端面の端子により車載用クレードル2Aに接続されて電源の供給等を受け、さらに動作に必要な各種のデータ等を入出力できるようになされている。
また車載装置1は、この車載用クレードル2Aから取り外して持ち帰り、矢印Bにより示すように、例えば家庭に設けられた家庭用クレードル2Bにセットすることにより、この家庭用クレードル2Bを介してコンピュータ3、テレビジョン受像機4に接続できるように構成される。
車載装置1は、このような家庭用クレードル2Bを介したコンピュータ3との接続においては、マルチメディア端末としての動作に必要な各種ファイルのアップロード、ダウンロードに供される。このためコンピュータ3においては、この車載装置1に対応するアプリケーションプログラムの起動により、家庭用クレードル2Bを介してコンピュータ3に保持された所定のファイルを車載装置1にアップロードし、またこれとは逆に車載装置1から所定のファイルをダウンロードできるようになされている。この車載装置1においては、このようなアップロード、ダウンロードに供するファイルとして、AVコンテンツに係るファイル、電子メール、ナビゲーションに供する地図のファイルが適用され、さらにAVコンテンツに係るファイルとしては、映画、テレビ番組等のファイル、音楽ファイルが適用されるようになされている。
これに対して家庭用クレードル2Bを介したテレビジョン受像機4との接続においては、マルチメディア端末として各種コンテンツをテレビジョン受像機4を介してユーザーに提供できるようになされ、さらにはテレビジョン受像機4に地図を表示してナビゲーションの機能に係るルート検索等の処理を実行できるようになされている。
これらのためこの車載装置1は、車載時にコンテンツ等を表示する表示画面11が正面に形成され、この表示画面11の右側、上方に電源スイッチ12が設けられる。またこの電源スイッチ12とは逆側の操作パネルに、上方より、順次、ソース、プログラム、メニュー、ディスプレイ、地図、音量の操作子13P〜18Pが設けられるようになされている。
図3は、この車載装置1を関連する構成と共に示すブロック図である。車載装置1は、車載用クレードル2Aを介して、外部ユニット21に接続される。ここでこの外部ユニット21は、例えば座席の下や、センターコンソールの内部に設けられ、チュナー部23、光ディスクドライブ24等が設けられる。
ここでチュナー部23は、車載装置1の制御により、テレビジョン放送波、道路交通情報通信システム(VICS: Vehicle Information and Communication System )に係る交通情報を受信し、受信結果に係るビデオデータ、オーディオデータ、交通情報を車載用クレードル2Aに出力する。これによりこの車載装置1では、車載用クレードル2Aにセットして、テレビジョン放送を楽しむことができるようになされ、また交通情報を取得してユーザーに通知できるようになされている。
光ディスクドライブ24は、同様の車載装置1の制御により、DVD(Digital Versatile Disk)、コンパクトディスク等の光ディスクを再生してビデオデータ、オーディオデータを車載用クレードル2Aに出力する。これによりこの車載装置1は、車載用クレードル2Aにセットして、AUX入力により各種光ディスクによるAVコンテンツを楽しむことができるようになされている。
これに対して車載用クレードル2Aは、GPS部22、オーディオの出力部27が設けられる。ここでGPS部22は、GPS(Global Positioning System )に係る現在位置検出装置であり、車載装置1の制御により、現在位置を検出して出力する。これにより車載装置1では、車載用クレードル2Aにセットした場合には、このGPS部22で検出される現在位置の情報によりナビゲーションの処理を実行できるようになされている。
出力部27は、この車載装置1からオーディオデータ、音声データを取得し、これらデータをアナログ信号に変換してFM放送波により、さらには外部出力端子を介して出力する。これにより車載装置1においては、車載用クレードル2Aにセットされた場合には、この出力部27からの有線、無線によるオーディオ出力によりこの車載装置1が搭載されている車両のカーオーディオ装置28にオーディオ信号、音声信号を出力し、このカーオーディオ装置28を介してオーディオ信号及び音声信号を出力するようになされている。
なお家庭用クレードル2Bにおいては、同様の出力部が設けられ、このようなオーディオ信号、音声信号、ビデオ信号を有線により出力できるように構成され、これにより車載装置1をセットしてテレビジョン受像機4により各種AVコンテンツを提供できるようになされている。
これらにより車載装置1では、車載用クレードル2Aへのセットによりこの車載用クレードル2Aのインターフェース(I/F)25に接続されて、このインターフェース25との間で外部ユニット21に係る各種のデータを入出力するインターフェース(I/F)26が設けられるようになされている。
しかしてこのインターフェース26は、コントローラ33の制御により動作し、この車載装置1が車載用クレードル2Aにセットされた場合、外部ユニット21との間で種々のデータを入出力し、またこの入出力に係るデータをバスBUSとの間で入出力するようになされている。これに対してこの車載装置1が家庭用クレードル2Bにセットされた場合、コンピュータ3との間でアップロード、ダウンロードに係るデータを入出力するようになされている。
また車載装置1において、インターフェース(I/F)31は、コントローラ33の制御により、この車載装置1の側面に設けられたカードスロットから挿入されるメモリカード32との間で種々のデータを入出力し、またこのデータをバスBUSとの間で入出力する。これにより車載装置1では、メモリカード32を介して例えば電子スチルカメラで取得した静止画を取り込むことができるようになされ、またこれとは逆に取り込んだ静止画をメモリカード32に記録できるようになされている。
通信ユニット34は、無線通信LAN(Local Area Network)に係る送受信装置であり、コントローラ33の制御によりバスBUSに出力されるデータをネットワークに送出し、またネットワークを介して所望するデータを取得してバスBUSに出力する。これによりこの車載装置1では、この通信ユニット34を介してインターネットに接続し、また電子メールを送受できるようになされている。
ハードディスク装置(HDD)35は、この車載装置1の処理に係るプログラム、コンテンツ等を記録して保持し、コントローラ33の制御によりこれらのデータをバスBUSに出力する。これによりハードディスク装置35は、インターフェース26、31を介して外部機器から入力される各種ファイルのデータ、通信ユニット34を介して取得した各種のデータ、これら外部機器に出力するデータ、電子メールに係るデータ等を保持し、必要に応じてバスBUSに出力するようになされている。なおこのプログラムにおいては、事前のインストールにより提供されるようになされているものの、これに代えて、インターフェース26、31を介した記録媒体からのダウンロードにより、又は通信ユニット34を用いたネットワークからのダウンロードによりハードディスク装置35に記録するようにしてもよい。なおこの場合、記録媒体においては、光ディスク、メモリカード、磁気テープ等、種々の記録媒体を広く適用することができる。
表示部37は、図2について上述した表示画面11を形成する例えば液晶表示装置により構成され、コントローラ33の制御により各種コンテンツ、地図等を表示する。
入力部38は、この表示画面11に配置されたタッチパネル39による操作を検出するタッチパネルに係る構成、リモートコマンダー40から出力される遠隔制御信号を受信する受信部41、ソース、プログラム等の操作子13P〜18Pの操作を検出するインターフェースにより構成され、これらで検出されるユーザーによる操作をコントローラ33に通知する。これによりこの車載装置1では、表示画面11の側方に設けられた操作子13P〜18Pの操作により、表示画面11に設けられたタッチパネル39の操作により、さらにはリモートコマンダー40の操作により、動作の切り換え等を実行できるようになされている。
しかしてリモートコマンダー40は、車載装置1に設けられた操作子13P〜18Pに対応する操作子、表示画面11におけるメニューの選択に係るスクロール等の操作子が設けられ、これら操作子の操作に応動して赤外線による遠隔制御信号を出力するようになされている。
コントローラ33は、演算処理手段であり、入力部38を介して検出されるリモートコマンダー35等の操作に応動してハードディスク装置35に記録されたプログラムを実行することにより、ユーザーの操作に応動してナビゲーションの処理を実行し、また各種コンテンツをユーザーに提供する。
すなわちコントローラ33は、ユーザーによりテレビジョン放送の受信が指示されると、インターフェース26、25を介してチュナー部23にテレビジョン放送の受信を指示し、またユーザーによる指示に応動して受信チャンネルの切り換えを指示する。またこのようにしてチュナー部23で受信して得られるビデオデータ及びオーディオデータをインターフェース26を介して入力し、ビデオデータについては表示部37に表示する。またオーディオデータについては出力部27を介してカーオーディオ装置28に出力する。これによりテレビジョン放送に係るコンテンツをユーザーに提供する。またユーザーによりハードディスク装置35に記録された映像コンテンツの鑑賞が指示されると、映像コンテンツに係るファイルの再生をハードディスク装置35に指示し、テレビジョン放送を受信する場合と同様にハードディスク装置35から出力されるビデオデータ及びオーディオデータをユーザーに提供する。またユーザーによりハードディスク装置35に記録された音楽コンテンツの再生が指示されると、同様にして音楽コンテンツの再生をハードディスク装置35に指示し、ハードディスク装置35から出力されるオーディオデータを出力部27から出力する。またこれらの処理において、再生対象のコンテンツの切り換えがユーザーにより指示されると、ハードディスク装置35から読み出すファイルを変更して同様の処理を繰り返す。
またユーザーにより地図の表示が指示されると、GPS部22から現在位置の情報を取得し、この現在位置の情報を基準にしてハードディスク装置35に記録した地図データをロードする。またこのロードした地図データにより表示部37で地図を表示する。またAUX入力に係るコンテンツの視聴が指示されると、インターフェース26を介して光ディスクドライブ24の動作を制御し、光ディスクドライブ24から出力される映像コンテンツ、音楽コンテンツに係るデータを取得する。またこの取得した映像コンテンツ、音楽コンテンツのデータを各部で処理し、これらのコンテンツをユーザーに提供する。またユーザーの指示により、このようにして得られるコンテンツをハードディスク装置35に記録する。またインターネットの閲覧が指示されると、ブラウザソフトを起動して通信ユニット34によりインターネットに接続し、通信ユニット34より得られる映像等を表示部37で表示し、また音声データを出力部27により出力する。また電子メールに係る処理が指示されると、メーラーを起動してハードディスク装置35に保持された電子メールを表示部37で表示し、またこのような表示に供する電子メールを通信ユニット34を介して取得する。またユーザーによる電子メールの入力を受け付け、この電子メールを通信ユニット34を介して送信する。また静止画の閲覧が指示されると、インターフェース31を介してメモリカード32をアクセスすることにより、またハードディスク装置35をアクセスすることにより、処理対象に係る静止画ファイルを取得し、この静止画ファイルに係る静止画を表示部37で表示する。
またユーザーによる指示によりこのような静止画ファイルをメモリカード32、ハードディスク装置35との間で入出力し、さらにはメモリカード32、ハードディスク装置35の記録より削除する。またユーザーによりナビゲーションの処理が指示されると、ユーザーにより目的地等の入力を受け付け、またGPS部22から現在位置の情報を取得し、これらの情報によりルート検索の処理を実行する。コントローラ33は、このようにして検出したルートによりユーザーを道案内するように、ユーザーの設定に応じて各種の情報を出力する。
これらの処理においてコントローラ33は、ユーザーによるリモートコマンダー40、タッチパネル39の操作に応動してメニューを表示してユーザーにより各種の操作を受け付け、またタッチパネル39を介して検出されるユーザーによる線画の入力により各種の操作を受け付ける。このためコントローラ33は、タッチパネル39への接触が通知されると、この接触に対応するタッチパネル39への非接触が通知されるまでの間で、タッチパネル39より順次得られる複数の座標データ群の処理により、メニューの選択を受け付け、また線画による入力を受け付ける。
しかしてこの実施例において、コントローラ33は、この線画による入力の受け付けにより、例えば地図を表示した状態でタッチパネル39上で時計回りに円弧の軌跡を描いた場合、表示中の地図の縮尺を拡大し、またこれとは逆にタッチパネル39上で反時計回りに円弧の軌跡を描いた場合、表示中の地図の縮尺を縮小する。また軌跡の方向であるベクトルを検出し、このベクトルの方向に地図の表示をスクロールさせる。これらにより車載装置1は、いちいち目視により確認してメニューを選択しなくても、感覚的なタッチパネル39の操作により表示等を種々に切り換えることができるようになされ、その分、ユーザーによる使い勝手を向上できるようになされている。
このような線画による座標データの信頼性を確保するために、コントローラ33は、電源起動時、一連の処理に係るパラメータをタッチパネル39に通知し、タッチパネル39においては、この通知されたパラメータにより接触、非接触を検出し、さらには座標値を検出して上位のコントローラ33に通知する。
このためタッチパネル39は、抵抗体膜を有してなるシート材の積層体によるタッチパネル本体39Aが設けられ、演算処理手段であるサブCPU39Bにより所定の処理プログラムを実行して、タッチパネル本体39Aを駆動する駆動回路39Bの動作を制御することにより、タッチパネル本体39Aの1つの抵抗体膜に電圧を印加して他方の抵抗体膜より検出される電圧を処理し、タッチパネル本体39Aへの接触、非接触を検出すると共に、タッチパネル本体39Aへの接触箇所の座標値を検出する。
なおこの実施例において、このサブCPU39Cに係る処理プログラムにおいては、この車載装置1に事前にインストールされて提供されるようになされているものの、この処理プログラムにおいては、インターネット等のネットワークを介したダウンロードにより提供、変更するようにしてもよく、また記録媒体に記録して提供、変更するようにしてもよい。なおこのような記録媒体においては、光ディスク、メモリカード、磁気ディスク、着脱可能なハードディスク装置等、種々の記録媒体を広く適用することができる。
図1は、この処理プログラムによるサブCPU39Cの処理手順を示すフローチャートである。サブCPU39Cは、電源が立ち上げられると、この処理手順を開始し、ステップSP21からステップSP22に移る。ここでサブCPU39Cは、コントローラ33との間のデータ通信により、この処理手順に係るパラメータを取得し、この取得したパラメータを設定し、対応する変数を初期化する。ここでサブCPU39Cは、タッチパネル本体39Aへの接触の検出基準TH、1回の座標値の検出に供するサンプリング回数M、このサンプリング回数Mにより検出される座標値の信頼性の判定基準ΔD、タッチパネル本体39Aへの接触が検出された直後の無効とすべき座標値の検出数M1、タッチパネル本体39Aへの非接触が検出された直前の無効とすべき座標値の検出数M2、検出した座標値の通知周期T、検出した座標値と前回検出した座標値との差分の移動判定座標値L、座標値検出等の動作を切り換えるタッチパネル本体39Aへの非接触回数Nを、パラメータにより指定できるようになされ、これによりこれらのパラメータにより図1の処理手順を実行して、従来に比して軌跡の検出精度を向上できるようになされている。
しかしてサブCPU39Cは、これらのパラメータを設定すると、ステップSP22からステップSP23に移り、タッチ入力判定回路の機能ブロックをオン動作させ、図8について供述したと同様にしてタッチパネル本体39Aに電圧を印加し、続くステップSP24でタッチパネル本体39Aへの指等の接触を検出する。このステップSP24における処理において、サブCPU39Cは、ステップSP21で通知されたパラメータの1つであるタッチパネル本体39Aへの接触の検出基準THにより、タッチパネル本体39Aへの接触圧に応じて変化するタッチパネル本体39Aの出力電圧を判定し、これによりタッチパネル本体39Aへの指等の接触を検出する。これによりこの実施例においては、タッチパネル本体39Aにおける接触の検出感度をコントローラ33により種々に設定することができるようになされ、必要に応じて検出感度を変更して、点、軌跡の検出精度を向上できるようになされている。
この実施例においては、このタッチパネル39Aにおける接触検出の感度が従来に比して高感度となるように、この接触検出に係るパラメータが設定され、これにより例えば交差点で車両が進路を変更しているような場合のように、十分な押圧力によりタッチパネル39を押圧操作できない場合でも、確実にユーザーによるタッチパネル39の操作を検出するようになされている。
しかしてサブCPU39Cは、ステップSP24でタッチパネル本体39Aへの接触が検出されると、ステップSP24からステップSP25に移り、ここでタッチパネルへの接触をコントローラ33に既に通知済みか否か判断する。ここで否定結果が得られると、サブCPU39Cは、ステップSP25からステップSP26に移り、コントローラ33にタッチパネル本体39Aへの接触を通知した後、ステップSP27に移る。これに対してステップSP25で肯定結果が得られると、サブCPU39Cは、ステップSP25からステップSP27に移る。
このステップSP27において、サブCPU39Cは、タッチパネル本体39Aへの非接触の検出により動作を切り換える条件に係る変数nを値0に初期化した後、ステップSP28に移り、X座標電圧検出回路に係る機能ブロックをオン動作させ、図8について上述したと同様にしてタッチパネル本体39Aに座標値検出用の電圧を印加する。また続くステップSP29において、X座標値検出処理を実行し、この電圧の印加によるタッチパネル39Aからの出力電圧の処理により、押圧箇所に係るX座標値を検出する。
また続くステップSP30において、Y座標電圧検出回路に係る機能ブロックをオン動作させ、図8について上述したと同様にしてタッチパネル本体39Aに座標値検出用の電圧を印加する。また続くステップSP31において、Y座標値検出処理を実行し、この電圧の印加によるタッチパネル39Aからの出力電圧の処理により、押圧箇所に係るY座標値を検出する。
サブCPU39Cは、続くステップSP32において、座標通知処理を実行し、ステップSP29、31で検出した座標値をコントローラ33に通知した後、ステップSP23に戻る。これによりサブCPU39Cは、ユーザーによるタッチパネル本体39Aの押圧が検出されると、この処理手順を繰り返し、押圧箇所の座標値を検出してコントローラ33に通知するようになされている。
しかしてこのようにして座標値を検出して、タッチパネル本体39Aへの非接触が検出されると、サブCPU39CはステップSP24で否定結果が得られることにより、ステップSP24からステップSP34に移る。ここでサブCPU39Cは、タッチパネル本体39Aへの接触を通知した後であるか否か判断し、否定結果が得られると、ステップSP23に戻るのに対し、肯定結果が得られると、ステップSP34-1に移る。ここでサブCPU39Cは、タッチパネル本体39Aへの非接触の検出により動作を切り換える条件に係る変数nが、コントローラ33からのパラメータの設定に係る、座標値検出等の動作を切り換えるタッチパネル本体39Aへの非接触回数Nとなったか否か判断する。ここで否定結果が得られると、サブCPU39Cは、ステップSP34からステップSP35に移り、この変数nを値1だけインクリメントしてステップSP28に移る。
これによりサブCPU39Cは、図9との対比により図4に示すように、例えば時点t1においてタッチパネル本体39Aへの非接触が検出された場合でも、パラメータの設定による回数Nだけこの非接触が連続して検出されない限りは、座標値の検出を継続するようになされ、またコントローラ33には、タッチパネル本体39Aへの非接触を通知しないようになされている。しかしてこのようにしてタッチパネル本体39Aへの非接触が検出された場合であっても、この非抵触の検出が軌跡の入力に係る一時的なものの場合があり、このような軌跡の入力に係る一時的な非接触にあっては、僅かながらユーザーによりタッチパネル本体39Aが押圧されていて、精度は劣るものの座標値を検出することができる場合がある。しかしてこの場合、この実施例によれば、一連のユーザーによる操作により入力される1つの軌跡を1群の座標群として検出することができる。これによりこの実施例においては、従来に比して軌跡の検出精度を向上できるようになされている。
またこのような非接触とする検出基準をコントローラにより設定できるようにして、タッチパネル39の使用条件によって、検出基準を種々に変更できるようになされ、これにより点、軌跡の検出精度を向上してユーザーによる使い勝手を向上するようになされている。
これによりサブCPU39Cは、このようなタッチパネル本体39Aへの非接触が連続して検出されると、順次変数nがアップカウントされ、遂にはステップSP34−1で否定結果が得られることになる。これによりサブCPU39Cは、ステップSP34−1からステップSP36に移り、ここで既にコントローラ33にタッチパネル本体39Aへの非接触を通知したか否か判断し、否定結果が得られると、ステップSP37でタッチパネル本体39Aへの非接触をコントローラ33に通知した後、ステップSP23に戻るのに対し、ステップSP36で肯定結果が得られると、ステップSP36から直接ステップSP23に戻る。
これにより例えばこの回数Nが3回に設定されている場合にあって、図4に示すように、座標値D8の検出の際にタッチパネル本体39Aの非接触が検出された後、押圧の低下が継続している場合、続いて座標値D9を検出した後、続いて座標値を検出する処理周期でタッチパネル39への非接触をコントローラ33に通知するようになされている。
図5は、図1のX座標検出処理を示すフローチャートである。サブCPU39Cは、この処理手順を開始すると、ステップSP41からステップSP42に移り、このX座標検出処理が、タッチパネル本体39Aへの接触が検出された直後の、パラメータにより設定された無効とすべき座標値の検出回数M1以内の処理か否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステップSP42からステップSP43に移り、元の処理手順に戻る。
これに対してステップSP43で否定結果が得られると、サブCPU39Cは、ステップSP42からステップSP44に移り、このX座標検出処理が、タッチパネル本体39Aへの非接触が検出される直前の、パラメータにより設定された無効とすべき座標値の検出回数M2以内の処理か否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステップSP44からステップSP43に移り、元の処理手順に戻る。
これらによりこの実施例においては、タッチパネル本体39Aへの接触が検出された直後のタッチパネル本体39Aへの押圧力が不安定な状況、タッチパネル本体39Aへの非接触が検出される直前のタッチパネル本体39Aへの押圧力が不安定な状況においては、必要に応じて座標値を検出しないようになされ、これにより高い信頼性により座標値を検出するようになされている。またこのような座標値を検出しないようにする回数を上位のコントローラ33により設定可能とすることにより、タッチパネル39の使用条件によって、検出基準を種々に変更できるようになされ、これにより点、軌跡の検出精度を向上してユーザーによる使い勝手を向上するようになされている。
なお、このようにタッチパネル本体39Aへの非接触の検出直前の所定回数の座標値検出を無効とすることにより、サブCPU39Cは、このX座標検出処理に係る検出結果をこの無効とする回数M2の分だけ遅延させてコントローラ33に通知するようになされている。
サブCPU39Cは、ステップSP44で否定結果が得られると、ステップSP44からステップSP45に移り、ここでサンプリング回数の変数mを初期化する。続いてサブCPU39Cは、ステップSP46に移り、X座標値を検出した後、続くステップSP47において、変数mを値1だけインクリメントし、続くステップSP48において、この変数mがパラメータにより設定されたサンプリング回数Mと等しい値になったか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステップSP46に戻る。
これによりサブCPU39Cは、コントローラ33により設定された回数Mだけ、タッチパネル本体39Aからの出力電圧のサンプリングを繰り返してX座標値の検出を繰り返し、コントローラ33により指示された数だけX座標値を検出すると、ステップSP47で肯定結果が得られることにより、ステップSP49に移る。ここでコントローラ33は、このようにして検出した複数個のX座標値を、パラメータにより設定された信頼性の判定基準ΔDにより判定して十分な信頼性により検出されているか否か判断する。ここでこの実施例においては、この信頼性の判定基準ΔDが、X座標値の許容し得るばらつきの範囲により設定され、これによりサブCPU39Cは、この複数のX座標値より最大値及び最小値を検出し、この最大値及び最小値の差分値を検出する。またこの差分値を判定基準ΔDにより判定し、これにより検出した座標値の信頼性を判定する。
サブCPU39Cは、このステップSP48において、信頼性に欠けるとの判定結果が得られると、ステップSP49からステップSP50に移り、この検出した座標値を無効な座標値に設定してステップSP43に移る。これに対してステップSP49において、信頼性を有するとの判定結果が得られると、ステップSP49からステップSP51に移り、この検出した複数の座標値を平均値化して有効な座標値に設定し、ステップSP43に移る。
これによりサブCPU39Cは、タッチパネル本体39Aへの非接触が検出された後においても座標値を検出するようにして、検出される座標値の信頼性を確保するようになされている。しかして図4に示す例においては、これにより座標値データD8、D9の信頼性が低い場合には、この座標データD8、D9については、コントローラ33に通知しないようになされている。
しかしてこの実施例においては、この信頼性の判定基準ΔDについても、コントローラ33により設定できるようになされ、これにより必要に応じて判定基準ΔDを種々に設定して、高い信頼性により、点、軌跡の座標を検出できるようになされている。
なおY座標検出処理においては、検出対象の座標が異なる点を除いて、この図5に示すX座標値検出処理と同一の処理手順により実行される。これによりサブCPU39Cにおいては、X座標、Y座標の双方について、十分な信頼性を確保するようになされている。
これに対して図6は、座標通知処理を示すフローチャートである。サブCPU39Cは、この処理手順を開始すると、ステップSP61からステップSP62に移り、ステップSP29及びSP31で検出したX座標値及びY座標値の双方が、有効な座標値か否か判断する。ここで肯定結果が得られると、サブCPU39Cは、ステップSP63に移り、検出した座標値の通知周期Tに係る変数tを値1だけインクリメントした後、続くステップSP64において、検出した座標値を一時メモリに記録する。また続くステップSP65において、パラメータにより設定された検出した座標値の通知周期Tが変数tと等しいか否か判断し、ここで肯定結果が得られると、ステップSP65からステップSP66に移り、メモリに保持してなるこの通知周期Tの分の座標値を平均値化する。
また続くステップSP67において、この平均値による座標値から、タッチパネル本体39Aへの接触の検出により最初にコントローラ33に通知した座標値を基準にした差分データlを計算する。サブCPU39Cは、続くステップSP67−1において、この差分データlが、あらかじめ設定された移動判定基準量Lより大きいか否か判断し、ここで否定結果が得られると、検出した座標値をコントローラ33に通知することなく、ステップSP69に移って元の処理に戻る。これに対してステップSP67−1で肯定結果が得られると、ステップSP67-2に移って、検出した座標値をコントローラ33に通知する。また続くステップSP68で変数tをリセットし、またステップSP67における平均値算出基準の座標値を、新たに検出した座標値により更新し、ステップSP69に移ってこの処理手順を終了する。
これによりサブCPU39Cは、コントローラ33により設定された通知周期Tの分だけ、平均値化により纏めて検出した座標値をコントローラ33に通知するようになされ、さらに一段と高い信頼性により座標値を検出するようになされている。またあらかじめ設定した移動判定座標量Lを越える座標変化が起こった場合にのみ座標値を通知することにより、一定点のタッチ入力が続き、検出される座標が大きく変化しない場合等にあっては、無駄な座標値の通知を中止するようになされ、これにより座標値の通知に係るコントローラ33の負担を軽減するようになされている。
これに対してステップSP62で否定結果が得られると、サブCPU39Cは、ステップSP63からステップSP70に移る。またステップSP65で否定結果が得られると、この場合もサブCPU39Cは、ステップSP65からステップSP70に移る。ここでサブCPU39Cは、タッチパネル本体39Aへの非接触をコントローラ33に通知する場合か否か判断し、ここで肯定結果が得られると、ステップSP66に移り、それまでの座標値検出結果を平均値化してコントローラ33に通知する。これに対してステップSP70で否定結果が得られると、サブCPU39Cは、ステップSP70からステップSP89に移り、元の処理手順に戻る。
(2)実施例の動作
以上の構成において、この車載装置1においては、(図2及び図3)、車内に設けられた車載用クレードル2Aに載置することにより、車両より電源の供給を受け、また車両に設けられた外部ユニット21、カーオーディオ装置28等に接続され、これにより車両で使用可能となる。車載装置1では、電源スイッチ12の操作により電源が立ち上げられ、ナビゲーションに利用できるようになされ、またハードディスク装置35に記録された音楽、映像コンテンツ、テレビジョン放送によるコンテンツを楽しむことができ、さらには現在位置を確認することができる。
このようにしてコンテンツ、現在位置等の確認に供する車載装置1においては、リモートコマンダー40の操作により、又は表示画面に設けられたタッチパネル39の操作により、ユーザーによる操作に応動して対応するアプリケーションプログラムがコントローラ33により実行されて、例えばテレビジョン放送によるコンテンツを楽しむことができるようになされ、また例えば音楽を視聴しながら、例えば地図を表示して現在位置を確認することができる。
これらのうち、タッチパネル39による操作においては、タッチパネル39に設けられたサブCPU39Cにより所定の処理プログラムを実行することにより(図1)、タッチパネル本体39Aを形成する一方の抵抗体膜に所定の電圧を印加して、他方の抵抗体膜より得られる電圧を所定の検出基準THで判定することにより、タッチパネル本体39Aの接触が検出される。またこの接触の検出がコントローラ33に通知され、同様の抵抗体膜から得られる電圧の処理により、X座標値、Y座標値が検出されてコントローラ33に通知され、タッチパネル本体39Aへの非接触の検出により座標値の検出が中止されると共に、この非接触がコントローラ33に通知される。
これによりコントローラ33において、タッチパネル本体39Aへの接触が通知されて、非接触が通知されるまでの間、このサブCPU39Cから順次通知される座標値が処理されて、メニューの選択、線画の入力が検出され、これらの選択、入力に対応して例えばユーザーの所望するアプリケーションプログラムが立ち上げられ、さらには地図の縮尺が切り換えられる。しかしてこの実施例においては、このようなメニューの選択に加えて、線画の入力によっても、動作を種々に切り換えることができるようになされ、これによりいちいち表示画面を目視しなくても、感覚的な操作により動作等を切り換えることができるようになされ、その分、ユーザーの負担を軽減して安全運転に供することができるようになされ、快適な車内空間を形成できるようになされている。
しかしながら車載装置1においては、走行中に搭乗者によりタッチパネル39が操作される場合もあり、これにより線画による入力にあっては、種々に押圧力が変化する。これにより1つの軌跡による入力をコントローラ33で検出できない場合も考えられる。
このためこの実施例においては、タッチパネル本体39Aへの接触の検出に供する検出基準THが従来に比して低い電圧に設定され、これにより接触検出の感度が、従来に比して高感度に設定されて、少ない押圧力によりタッチパネル本体39Aが操作されている場合でも、タッチパネル本体39Aへの接触を検出し、さらには座標値を検出するようになされ、これにより押圧力が種々に変化する場合でも、確実に軌跡による入力を検出できるようになされている。
またこのようにしてタッチパネル本体39Aへの接触を検出して、タッチパネル本体39Aへの接触を検出する検出基準THを用いてタッチパネル本体39Aへの非接触を検出し、タッチパネル本体39Aへの非接触が所定の非接触回数Nだけ連続して検出されると、初めて座標値の検出、通知を中止し、またコントローラ33にタッチパネル本体39Aへの非接触が通知される。これによりこの実施例においては、このように接触、非接触の検出基準THを低く設定して、この検出基準TH以下となるような押圧力の低下が一時的に発生した場合にあっても、このような一時的な押圧力の低下を無視して連続する座標値を検出することができ、これにより従来に比して一段と軌跡の検出精度を向上することができる。
しかしながらこのようにタッチパネル本体39Aへの非接触が所定の非接触回数Nだけ連続して検出されて初めて座標値の検出、通知を中止する場合にあっては、押圧力の低下により検出される座標値の精度が低下する恐れある。また点による座標値についても、検出精度が低下する恐れがある。このためサブCPU39Cは、所定周期で座標値を検出するようにして、1回の座標値の検出で所定のサンプリング回数Mだけ、座標値の検出に供するタッチパネル本体39Aの出力電圧をサンプリングし、各サンプリング結果毎に座標値が検出され(図4)、これにより1回の座標値の検出において、サンプリング回数Mに対応する複数の座標値が検出される。
また信頼性の判定基準ΔDにより、この複数の座標値がこの判定基準ΔDに収まっているか否か判定され、これによりこれら複数の座標値の信頼性が判定され、信頼性を有している場合に限って、検出した座標値がコントローラ33に通知される。これによりこの実施例においては、タッチパネル本体39Aへの非接触が所定の非接触回数Nだけ連続して検出されて初めて座標値の検出、通知を中止するようにして1つの軌跡の検出精度を向上するようにして、この軌跡を構成する各座標値、さらには点に係る座標値の検出精度を向上するようになされている。
またこのようにして検出してなる1回の座標値の検出に係る複数のサンプリング結果による座標値については、平均値化されて、1つの座標値によりコントローラ33に通知される。これによってもこの実施例においては、高い信頼性により軌跡、点の座標値を検出することができるようになされている。
またさらにこの実施例においては、このようにして接触、非接触の検出により座標値を検出するようにして、接触が検出された後の所定個数M1、非接触が検出される直前の所定個数M2については、コントローラ33に通知しないようにし(図5)、これにより接触が安定していない時点での精度の劣る座標値については、処理に供しないようになされ、これによっても検出精度を向上するようになされている。
またさらにこの実施例では、座標値の通知周期Tの分だけ、繰り返し検出される座標値が蓄積されて平均値化処理され、この平均値がコントローラ33に通知される(図5)。これによりこの実施例では、コントローラ33への通知の頻度が低減されて、コントローラ33の負担が軽減されるようになされている。またこの平均値化により座標値のばらつきを低減し、さらに一段と検出精度を向上するようになされている。
またこのコントローラ33への座標値の通知が、差分データの形式により実行され、これによりこの車載装置1における他の処理の負担を軽減するようになされている。
しかしてこの車載装置1では、このサブCPU39Cにおける各種の処理基準がコントローラ33により設定される。すなわち接触、非接触の検出基準TH、1回の座標値の検出に供するサンプリング回数M、このサンプリング回数Mにより検出される座標値の信頼性の判定基準ΔD、タッチパネル本体39Aへの接触が検出された直後の無効とすべき座標値の検出数M1、タッチパネル本体39Aへの非接触が検出された直前の無効とすべき座標値の検出数M2、検出した座標値の通知周期T、座標値検出等の動作を切り換えるタッチパネル本体39Aへの非接触回数Nが、コントローラ33により設定される。
これによりこの実施例においては、これらの設定により、必要に応じて点の座標値の検出に適するように、また軌跡の検出に適するように、さらには装置の使用条件に応じて、これらの条件を種々に設定して座標値を検出することができ、これによっても一段と検出精度を向上できるようになされている。また必要に応じて検出精度を種々に設定することもできるようになされている。
(3)実施例の効果
以上の構成によれば、タッチパネル本体への非接触が所定回数だけ連続して検出されるまでの間、繰り返し座標値を検出して通知することにより、従来に比して軌跡の検出精度を向上することができる。これにより線画による入力による軌跡、この軌跡によるベクトルの検出精度を向上することができ、その分、この車載装置1におけるGUIの自由度を向上することができる。
またこの非接触の回数を上位のコントローラにより設定することにより、及び又はタッチパネル本体39Aへの接触の検出基準を上位のコントローラにより設定することにより、必要に応じて点に座標値の検出に適するように、また軌跡の検出に適するように、さらには装置の使用条件に適するように、これらを種々に設定して座標値を検出することができ、一段と検出精度を向上することができる。
またこのとき検出した座標値の信頼性を判定してコントローラへの座標値の通知を中止することにより、タッチパネル本体への非接触が所定回数だけ連続して検出されるまでの間、繰り返し座標値を検出するようにして、座標値の検出精度を確保することができる。
具体的に、複数回によるサンプリング回数により検出される複数の座標値が、一定の誤差範囲に収まるか否かの判定により、信頼性を判定することにより、タッチパネル本体への非接触が所定回数だけ連続して検出されるまでの間、繰り返し座標値を検出するようにして、座標値の検出精度を確保することができる。
また上位のコントローラにより、誤差範囲を設定することにより、及び又はこのサンプリング回数を設定することにより、必要に応じて点に座標値の検出に適するように、また軌跡の検出に適するように、さらには装置の使用条件に適するように、種々に設定して種々の検出精度により座標値を検出することができる。
また接触検出の直後の所定個数の座標値、及び又は非接触検出直前の所定個数の座標値については、コントローラへの通知を中止することによっても、座標値の検出精度を向上することができる。
また上位のコントローラにより、これら接触検出に係る所定個数及び又は非接触検出に係る所定個数を設定することにより、装置の使用条件に応じて、種々の検出精度により座標値を検出することができる。
また上位のコントローラにより設定された座標値の通知の周期により、検出した座標値を通知することにより、この上位のコントローラの負担を軽減することができる。
この実施例においては、実施例1に上述した構成に係る車載装置において、サブCPU39Cに設定する各種のパラメータを、コントローラ33における処理に応じて、適宜、変更する。
すなわちコントローラ33においては、メニューのみによりユーザーによる操作を受け付ける場合、タッチパネル本体39Aへの接触検出の検出基準THを高い電圧に設定し、これによりタッチパネル本体39Aへの接触検出の感度を低下させる。しかして車内においては、誤ってタッチパネルに触れてしまう場合もあり、これによりコントローラ33は、このような場合に誤って表示を切り換えないようになされている。
またメニューのみによりユーザーによる操作を受け付ける場合、非接触の通知基準である連続する非接触回数Nを、少ない回数に設定する。これによりこの実施例では、ユーザーにより選択されたメニューを確実に検出できるようになされている。
またメニューのみによりユーザーによる操作を受け付ける場合、1回の座標検出に供するサンプリング回数M、接触検出直後の無効とすべき座標値の検出数M1、非接触検出直前の無効とすべき座標値の検出数M2を多くし、また座標値の通知周期Tを長く設定し、これらにより点による座標値の検出精度を向上する。
また信頼性の判定基準ΔDを小さく設定し、これによっても点による座標値の検出精度を向上する。
これに対してメニューと線画とによりユーザーの入力を受け付ける場合、又は線画のみによりユーザーの入力を受け付ける場合、コントローラ33は、これらの設定を元の設定に戻し、軌跡の検出精度を向上する。
この実施例のように、サブCPU39Cの処理に係る各種の基準を、上位のコントローラ33により変更すれば、コントローラ33の処理に適するように、タッチパネルにおける座標検出の精度等を設定することができる。
なお上述の実施例2においては、コントローラにおける入力受け付けに係る処理に応じて各種の設定を変更する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、コントローラにおける具体的な処理に応じて各種の設定を変更するようにしてもよい。すなわち軌跡よりベクトルを検出して操作方向を検出する場合と、軌跡よりユーザーにより指定された範囲を検出する場合とで設定を変更するようにして、それぞれベクトル、範囲の検出に適した条件により座標値を検出することができる。またアプリケーションプログラムにより設定を変更するようにしてもよい。
また上述の実施例2においては、コントローラにおける処理に応じて各種の設定を変更する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、機器の使用条件に応じて各種の設定を変更するようにしてもよい。すなわち上述した車載装置においては、車内で使用する場合と、屋内で使用する場合とがあり、屋内で使用する場合には、車内で使用する場合に比してタッチパネルの操作に係る押圧力が安定していると言える。これによりこのような車内で使用する場合と、屋内で使用する場合とで設定を変更して、ユーザーによる使い勝手を向上できると考えられる。
またこのような使用条件による設定の変更にあっては、ユーザーに応じて設定を変更するようにしてもよい。すなわちユーザーによっては、強い押圧力により線画を入力する場合も考えられ、これとは逆に弱い押圧力により線画を入力する場合も考えられる。これにより例えば接触の判定基準TH等をユーザーに応じて、さらにはユーザーによる操作に応動して適宜変更して、座標検出の各種の基準を適切に設定できる。またユーザーによっては、大きな軌跡によりゆっくりと線画を入力する場合もあり、これとは逆に小さな軌跡により素早く線画を入力する場合もある。これらの場合に、座標値の通知周期を変更して上位のコントローラに通知する座標値の数が大きく異ならないようにし得、その分、コントローラ33における負担を軽減することができる。
また上述の実施例においては、サブCPU39Cの処理に係る各種の条件をコントローラ33により設定する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これらの条件の何れかだけを設定するようにしてもよく、さらには実用上十分な特性を確保できる場合には、コントローラ33による設定を省略するようにしてもよい。
また上述の実施例においては、コンテンツの再生機能、カーナビゲーション機能を有する車載装置に本発明を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これらの機能のうちの一方の機能のみを有している車載装置等にも広く適用することができる。
本発明は、ナビゲーション機能、コンテンツの再生機能を有する車載装置に適用することができる。
本発明の実施例によるタッチパネルのサブCPUの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係る車載装置を示す斜視図である。 図2の車載装置のブロック図である。 図1の処理手順による動作の説明に供するタイムチャートである。 図1の処理手順におけるX座標検出処理を示すフローチャートである。 図1の処理手順における座標通知処理を示すフローチャートである。 タッチパネルの構成を示す略線図である。 従来のタッチパネルにおける処理手順を示すフローチャートである。 図8の処理手順による動作の説明に供するタイムチャートである。
符号の説明
1……車載装置、2A、2B……クレードル、11……表示画面、33……コントローラ、35……ハードディスク装置、39……タッチパネル、39A……タッチパネル本体、39B……駆動化、39C……サブCPU、40……リモートコマンダー

Claims (21)

  1. 抵抗体膜を有してなるシート材の積層体によるタッチパネル本体と、
    前記タッチパネル本体の1つの前記抵抗体膜に電圧を印加して他方の前記抵抗体膜より検出される電圧の処理により、前記タッチパネル本体への接触、非接触、前記タッチパネル本体への接触箇所の座標値を検出すると共に、前記タッチパネル本体への接触、非接触、前記座標値を上位のコントローラに通知する制御回路とを備え、
    前記制御回路は、
    前記タッチパネル本体への接触を検出すると、前記上位のコントローラに前記タッチパネル本体への接触を通知すると共に、前記座標値の検出、該検出した座標値の前記上位のコントローラへの通知、前記タッチパネル本体への非接触の検出を繰り返し、
    前記タッチパネル本体への非接触が所定の非接触回数だけ連続して検出されると、前記上位のコントローラに前記タッチパネル本体への非接触を通知すると共に、前記座標値の検出、該検出した座標値の前記上位のコントローラへの通知を中止する
    ことを特徴とする座標検出装置。
  2. 抵抗体膜を有してなるシート材の積層体によるタッチパネル本体と、
    前記タッチパネル本体の1つの前記抵抗体膜に電圧を印加して他方の前記抵抗体膜より検出される電圧の処理により、前記タッチパネル本体への接触、非接触、前記タッチパネル本体への接触箇所の座標値を検出すると共に、前記タッチパネル本体への接触、非接触、前記座標値を上位のコントローラに通知する制御回路とを備えてなる座標検出装置の制御方法において、
    前記タッチパネル本体への接触を検出して、前記上位のコントローラに前記タッチパネル本体への接触を通知する接触検出の処理と、
    前記接触検出の処理による前記タッチパネル本体への接触の検出により処理を開始して、前記座標値の検出、該検出した座標値の前記上位のコントローラへの通知を繰り返す座標値検出処理と、
    前記接触検出の処理による前記タッチパネル本体への接触の検出により処理を開始して、前記タッチパネル本体への非接触の検出を繰り返す非接触検出の処理とを有し、
    前記非接触検出の処理により、前記タッチパネル本体への非接触が所定の非接触回数だけ連続して検出されると、前記上位のコントローラに前記タッチパネル本体への非接触を通知すると共に、前記座標値検出処理、前記非接触検出の処理を中止し、前記接触検出の処理を開始する
    ことを特徴とする座標検出装置の制御方法。
  3. 前記座標値検出処理は、
    検出した座標値の信頼性を判定する信頼性判定処理を有し、
    前記信頼性判定処理による判定結果に応じて、前記上位のコントローラへの前記座標値の通知を中止する
    ことを特徴とする請求項2に記載の座標検出装置の制御方法。
  4. 前記信頼性判定処理は、
    複数回によるサンプリング回数により検出される複数の座標値が、一定の誤差範囲に収まるか否かの判定により、前記判定結果を出力する
    ことを特徴とする請求項3に記載の座標検出装置の制御方法。
  5. 前記上位のコントローラにより、前記非接触回数を設定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の座標検出装置の制御方法。
  6. 前記上位のコントローラにより、前記タッチパネル本体への接触検出の検出基準を設定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の座標検出装置の制御方法。
  7. 前記上位のコントローラにより、前記誤差範囲を設定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の座標検出装置の制御方法。
  8. 前記上位のコントローラにより、前記サンプリング回数を設定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の座標検出装置の制御方法。
  9. 前記上位のコントローラにおける処理に応じて、前記タッチパネル本体への接触検出の検出基準を変更する
    ことを特徴とする請求項2に記載の座標検出装置の制御方法。
  10. 前記上位のコントローラにおける処理に応じて、前記非接触回数を変更する
    ことを特徴とする請求項2に記載の座標検出装置の制御方法。
  11. 前記上位のコントローラにおける処理に応じて、前記サンプリング回数を変更する
    ことを特徴とする請求項4に記載の座標検出装置の制御方法。
  12. 前記座標値検出処理は、
    前記接触検出の処理による前記タッチパネル本体への接触が検出された直後の、所定個数の前記座標値については、前記上位のコントローラへの通知を中止する
    ことを特徴とする請求項2に記載の座標検出装置の制御方法。
  13. 前記上位のコントローラにより、前記所定個数を設定する
    ことを特徴とする請求項12に記載の座標検出装置の制御方法。
  14. 前記上位のコントローラにおける処理に応じて、前記所定個数を変更する
    ことを特徴とする請求項12に記載の座標検出装置の制御方法。
  15. 前記座標値検出処理は、
    前記非接触検出の処理による前記タッチパネル本体への非接触が検出された直前の、所定個数の前記座標値については、前記上位のコントローラへの通知を中止する
    ことを特徴とする請求項2に記載の座標検出装置の制御方法。
  16. 前記上位のコントローラにより、前記所定個数を設定する
    ことを特徴とする請求項15に記載の座標検出装置の制御方法。
  17. 前記上位のコントローラにおける処理に応じて、前記所定個数を変更する
    ことを特徴とする請求項15に記載の座標検出装置の制御方法。
  18. 前記上位のコントローラにより、前記座標値検出処理による前記上位のコントローラへの座標値の通知の周期を設定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の座標検出装置の制御方法。
  19. 前記上位のコントローラにおける処理に応じて、前記座標値検出処理による前記上位のコントローラへの座標値の通知の周期を変更する
    ことを特徴とする請求項2に記載の座標検出装置の制御方法。
  20. 演算処理手段による実行により座標入力装置の動作を制御する座標入力装置の制御プログラムにおいて、
    前記座標入力装置は、
    抵抗体膜を有してなるシート材の積層体によるタッチパネル本体と、
    前記タッチパネル本体の1つの前記抵抗体膜に電圧を印加して他方の前記抵抗体膜より検出される電圧の処理により、前記タッチパネル本体への接触、非接触、前記タッチパネル本体への接触箇所の座標値を検出すると共に、前記タッチパネル本体への接触、非接触、前記座標値を上位のコントローラに通知する制御回路とを備え、
    前記制御プログラムは、
    前記タッチパネル本体への接触を検出して、前記上位のコントローラに前記タッチパネル本体への接触を通知する接触検出の処理と、
    前記接触検出の処理による前記タッチパネル本体への接触の検出により処理を開始して、前記座標値の検出、該検出した座標値の前記上位のコントローラへの通知を繰り返す座標値検出処理と、
    前記接触検出の処理による前記タッチパネル本体への接触の検出により処理を開始して、前記タッチパネル本体への非接触の検出を繰り返す非接触検出の処理とを有し、
    前記非接触検出の処理により、前記タッチパネル本体への非接触が所定の非接触回数だけ連続して検出されると、前記上位のコントローラに前記タッチパネル本体への非接触を通知すると共に、前記座標値検出処理、前記非接触検出の処理を中止し、前記接触検出の処理を開始する
    ことを特徴とする座標検出装置の制御プログラム。
  21. 演算処理手段による実行により座標入力装置の動作を制御する座標入力装置の制御プログラムを記録した記録媒体において、
    前記座標入力装置は、
    抵抗体膜を有してなるシート材の積層体によるタッチパネル本体と、
    前記タッチパネル本体の1つの前記抵抗体膜に電圧を印加して他方の前記抵抗体膜より検出される電圧の処理により、前記タッチパネル本体への接触、非接触、前記タッチパネル本体への接触箇所の座標値を検出すると共に、前記タッチパネル本体への接触、非接触、前記座標値を上位のコントローラに通知する制御回路とを備え、
    前記制御プログラムは、
    前記タッチパネル本体への接触を検出して、前記上位のコントローラに前記タッチパネル本体への接触を通知する接触検出の処理と、
    前記接触検出の処理による前記タッチパネル本体への接触の検出により処理を開始して、前記座標値の検出、該検出した座標値の前記上位のコントローラへの通知を繰り返す座標値検出処理と、
    前記接触検出の処理による前記タッチパネル本体への接触の検出により処理を開始して、前記タッチパネル本体への非接触の検出を繰り返す非接触検出の処理とを有し、
    前記非接触検出の処理により、前記タッチパネル本体への非接触が所定の非接触回数だけ連続して検出されると、前記上位のコントローラに前記タッチパネル本体への非接触を通知すると共に、前記座標値検出処理、前記非接触検出の処理を中止し、前記接触検出の処理を開始する
    ことを特徴とする座標検出装置の制御プログラムを記録した記録媒体。
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