JP2005345536A - 画像形成装置における現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 現像装置を現像器と、交換可能なトナー収納容器の2室に分割し、トナー収納容器と現像器の間に設けた開口部からトナーを追加補給できるようにした現像装置において、トナー収納容器の交換時に、現像器からトナーがこぼれにくく、ロータリー型ラックの回転によっても現像器からトナー収納容器へのトナーへの戻りを画像品質に影響を及ぼさない程度に押さえ、かつ、トナーの供給過剰や供給不良を起こさずにトナー収納容器から現像器へのトナー供給が常に現像に最適な量だけ行われて、良好な画質を長期にわたって維持できる画像形成装置における現像装置を提供する。
【解決手段】 現像器側開口の下端を、トナー担持体が像担持体に対面する位置において、現像器に設けられた供給ローラの周面下端より高く形成し、かつ、各トナー供給用開口に、トナー収納容器装着に際して開き、取り外しに際して閉じるよう構成したシャッタ部材を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機などの画像形成装置に用いられる現像装置に係り、特に、1成分現像剤を使用し、トナー担持体や供給ローラを配した現像器と、該現像器にトナーを供給するトナー収納容器との間にトナー供給用の開口が設けられた隔壁を有する画像形成装置における現像装置に関するものである。
電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機などの画像形成装置において使用される現像装置は、現像剤にトナーとキャリアとを使用した2成分現像方式、キャリアを使用せずにトナーのみを使用した1成分現像方式のものが知られている。
1成分現像方式の現像装置においては、装置本体内に収容されたトナーを供給ローラによりトナー担持体表面に送り込み、このトナー担持体に規制部材を圧接させてトナー量を規制すると共に摩擦帯電させ、トナー担持体を回転させてトナーを像担持体と対面する現像領域に導いて像担持体上に形成された静電潜像を現像し、トナー担持体表面に残ったトナーは供給ローラによってトナー担持体表面から離脱させると共に新たなトナーをトナー担持体に供給するようにしており、低コストな現像装置を提供するには有利なシステムである。
しかしながら、トナー担持体表面に規制部材を圧接させてトナー担持体によって搬送されるトナー量を規制するようにした場合、粒径の大きなトナーがトナー担持体から離脱されて粒径の小さなトナーが先に現像に使用されるようになり、また現像後のトナー担持体上に残っているトナーを離脱させる場合においても、粒径の大きなトナーがトナー担持体から離脱されるようになり、次第に現像装置内に粒径の大きなトナーの割合が増加し、形成される画像の画質が低下するという問題があった。
そのため、現像装置における供給ローラやトナー担持体を配した現像器とトナー収納容器との間に隔壁を設けて分離したり、現像器とトナーを収容したトナーコンテナを分離可能にし、隔壁や現像器とトナーコンテナとが接する位置に開口部を設け、トナー担持体から離脱したトナーがトナー収納容器やトナーコンテナに戻らないようにした現像装置が用いられている。こういった現像装置では、トナー収納容器の開口幅が大きい場合、トナー補給の長手方向の均一性はあるものの、トナー収納容器内のトナーと現像器のトナーの入れ替わりが起こりやすく、トナー残量が減少した時の画像劣化度が著しい。また、トナー収納容器の開口幅が大きい場合、現像器交換時にトナーこぼれが発生しやすい。また、トナー収納容器を交換し、現像器の供給ローラに直接トナーを補給する構成の現像装置では、トナー収納容器の開口幅が狭い場合、極所的なトナー補給になるため、長手方向のトナー均一性が保たれない。
一方、カラー画像形成装置においてはこのような1成分現像剤を用い、カラー画像形成装置で使用する色数分の現像装置を回転可能に構成した円筒状のロータリー型ラックに支持させ、それぞれの色に対応した現像器のトナー担持体を、像担持体に順次対面させるようにしたロータリー型の現像装置が用いられるようになっている。
しかしながら、ロータリー型現像装置においては、せっかく隔壁を設けたり現像器とトナーコンテナを分離しても、ロータリーラックが回転することによって現像器とトナー収納容器の上下関係が変化してトナー供給過剰が起き、カブリが発生したり、現像器の粒径の大きなトナーがトナー収納容器やトナーコンテナに戻されてしまい、隔壁を設けたり現像器とトナーコンテナを分離した効果がなくなって、粒径の小さなトナーだけが先に現像に使用されて粒径の大きなトナーが残り、次第に形成される画像の画質が低下するという問題が依然として存在した。
さらに現像時に、何らかの理由でトナー収納容器やトナーコンテナから現像器内に新トナーが入ることで粉圧が大きく変わると、既に帯電したトナーと新しいトナーが混ざり、荷電不良が生じて画質が低下するという問題も生じる。
こういった問題に対処するため従来では、現像器に対してトナーを追加補給する追加補給タイブの現像装置が提案され、この追加補給タイブの1成分現像装置では、現像器内のトナー残量を検知し、その検知結果に基づいてトナー収納容器から現像器とは独立して駆動する補給ローラ等を用いて現像器にトナーを補給するようにしている。
しかしながらこのような現像装置においては、多量に補給された補給トナーが現像器に直行した場合、カブリなどの画像不良を引き起こすため、現像器内でトナーを十分に撹拌させる撹拌手段が必要となる。ところがこのようにすると、現像器に撹拌スペースを確保する必要があり、装置の小型化が難しいとともに現像器だけでなく、トナー収納容器にも撹拌手段を必要とするため複雑な構成となって、コスト的にも不利であった。
一方、無補給タイブの現像装置のなかには、例えば特許文献1に示されているように、現像装置をトナー収納容器と現像器の2室に分割し、トナー収納容器と現像器が分離可能ではないものの、トナー収納容器から現像器へのトナー追加補給を簡易且つコンパクトな構成で達成できるよう、トナー収納容器と現像器を隔てる壁に開口を設け、その開口に逆流防止弁を設けると共にこの逆流防止弁の自由端に、逆流防止弁が大きく開いたときに現像器側の供給ローラに当接する突起を設け、トナーの現像器への過剰補給、現像器からトナー収納容器へのトナーの逆流を防止すると共に、カブリや粒径選別による画質低下を防止した現像装置が提案されている。
特開2003−255687
しかしながら、この特許文献1に示された現像装置では、例えばトナー収納容器だけを切り離してトナーコンテナのように構成して交換可能にしようとすると、トナー収納容器もしくは現像器のどちらかの開口がトナー収納容器交換時には開放された状態になり、多量のトナーがコボレやすいという問題があった。また、逆流防止弁を通過して追加補給されたトナーが直接供給ローラを経由してトナー担持体に送られてしまうため、逆流防止弁を通過するトナー量が多いときには画像上にカブリの問題が発生しやすく、また、逆流防止弁に突起をつけているため、供給ローラと突起のクリアランス設定に余裕があまりなく、設定のバラツキによっては、逆流防止弁の可動範囲が制限されてトナー供給不良などを起こすなどの問題があった。
そのため本発明においては、トナー担持体や供給ローラを配した現像器と、この現像器にトナーを供給し、着脱可能としたトナー収納容器とをロータリー型のラックに複数配し、それぞれの現像器とトナー収納容器が接する位置の隔壁にトナー供給用の開口を有する画像形成装置における現像装置において、簡易な手段でトナー収納容器の着脱に際してトナーこぼれを起こさず、ロータリー型ラックの回転によっても現像器からトナー収納容器へのトナーへの戻りを画像品質に影響を及ぼさない程度に押さえ、かつ、トナーの供給過剰や供給不良を起こさずにトナー収納容器から現像器へのトナー供給が常に現像に最適な量だけ行われて、良好な画質を長期にわたって維持できる画像形成装置における現像装置を提供することが課題である。
上記課題を解決するため本発明になる現像装置は、
像担持体上に形成された潜像を現像するトナー担持体及び該トナー担持体へトナーを運ぶ供給ローラとを有して回転可能に構成した円筒状のロータリー型ラックに固定され、該ロータリー型ラックの回転により、前記トナー担持体が順次前記像担持体に対面する位置に運ばれる複数の現像器と、該各現像器に隣接して前記ロータリー型ラックまたは前記現像器に着脱可能に構成されたトナー収納容器とからなり、該各トナー収納容器と前記各現像器とが接する各隔壁に、それぞれトナー供給用開口を有する画像形成装置における現像装置において、
前記各トナー供給用開口は、前記トナー担持体が前記像担持体に対面する位置において、前記現像器に設けられた供給ローラ周面下端より高く形成されており、前記各トナー供給用開口には、前記トナー収納容器装着に際して開き、取り外しに際して閉じるよう構成したシャッタ部材が設けられていることを特徴とする。
このように現像装置を構成することにより、トナー収納容器、または現像器からトナーこぼれを起こすことなくトナー収納容器の着脱を行うことが可能となると共に、ロータリー型ラックの回転によっても現像器からトナー収納容器へのトナーの戻りを画像品質に影響を及ぼさない程度に押さえ、良好な画質を長期にわたって維持できる画像形成装置における現像装置を提供することができる。
また、前記課題を解決するため本発明になる現像装置は、
像担持体上に形成された潜像を現像するトナー担持体及び該トナー担持体へトナーを運ぶ供給ローラとを有して回転可能に構成した円筒状のロータリー型ラックに固定され、該ロータリー型ラックの回転により、前記トナー担持体が順次前記像担持体に対面する位置に運ばれる複数の現像器と、該各現像器に隣接して前記ロータリー型ラックまたは前記現像器に着脱可能に構成されたトナー収納容器とからなり、該各トナー収納容器と前記各現像器とが接する各隔壁に、それぞれトナー供給用開口を有する画像形成装置における現像装置において、
前記現像器側開口の下端は、前記トナー担持体が前記像担持体に対面する位置において、前記現像器に設けられた供給ローラ周面下端より高く形成されており、前記供給ローラは、軸方向両端部における外径が、軸方向中心における外径より小さく形成されていることを特徴とする。
このように現像装置を構成することにより、ロータリー型ラックの回転によっても現像器からトナー収納容器へのトナーの戻りを画像品質に影響を及ぼさない程度に押さえることが可能となり、また、供給ローラの回転に伴い、供給ローラの中心部から端部にかけての径の減少に伴う傾斜でトナーが供給ローラの中心から端部の方に流れてゆき、前記開口がたとえば連続的に設けられていなくても供給ローラの軸方向全般にトナーをまんべんなく行き渡らせることができ、良好な画質を長期にわたって維持できる画像形成装置における現像装置を提供することができる。
また、前記各トナー供給用開口は、前記トナー担持体が前記像担持体に対面する位置において、前記トナー収納容器側開口の下端が現像器側開口の下端より低くなるよう形成することにより、より、現像器からトナー収納部へのトナーの戻りが少なくなる。
さらに、前記現像器側開口は、前記供給ローラにおける軸方向長さの20%以上60%以下の長さを有し、かつ、供給ローラ外径の30%以上50%以下の開口高さとすることにより、トナー収納容器内のトナーと現像器内のトナーの入れ替わりが起こりにくく、また、トナー収納容器を交換し、現像器の供給ローラに直接トナーを補給する構成の現像装置では、トナー収納容器の開口幅が狭い場合、極所的なトナー補給になって長手方向のトナー均一性が保たれないが、上記したような開口率とすることにより、プリント枚数が増加しても画像品質の低下が少ない安定したプリント画像を得ることができる現像装置を構成することが可能である。
このように現像装置を構成することにより、簡易な手段でトナー収納容器の着脱に際してトナーこぼれを起こさず、ロータリー型ラックの回転によっても現像器からトナー収納容器へのトナーへの戻りを画像品質に影響を及ぼさない程度に押さえ、かつ、トナーの供給過剰や供給不良を起こさずにトナー収納容器から現像器へのトナー供給が常に現像に最適な量だけ行われるようにでき、良好な画質を長期にわたって維持できる画像形成装置における現像装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明になる画像形成装置における現像装置の構成概略を示した図、図2は本発明になる現像装置のトナー収納部と現像器のトナー供給用開口に設けたシャッタの開閉機構を説明するための図、図3、図4はトナー供給用開口における供給ローラの軸方向長さに対する開口率と外形に対する開口率による画像品質を調べた結果を示した表、図5は本発明になる画像形成装置における現像装置に用いる供給ローラの形状を示した図、図6は本発明になる現像装置をロータリー型現像装置に応用した画像形成装置の構成概略を示した断面図である。
図中同一構成要素には同一番号が付してあり、1は本発明になる現像装置をロータリー型現像装置2に組み込んだ画像形成装置、2はカラー画像形成に使用する例えばブラック(B)3、マゼンタ(M)3、シアン(C)3、イエロー(Y)3のトナー収納容器3と、それぞれのトナー収納容器に対応してブラック(B)4、マゼンタ(M)4、シアン(C)4、イエロー(Y)4の現像器4とが設けられたロータリー型現像装置で、このロータリー型現像装置2は、それぞれの色の現像器4を、順次感光体(像担持体)5に対向した現像位置となるよう回転させて、感光体(像担持体)5上の潜像を現像する。6は帯電装置、7は例えばレーザなどを用いた露光装置、8はクリーニング装置、9は中間転写ベルト、10は一次転写ローラ、11は二次転写ローラ、12は記録媒体搬送路、13は定着装置、14は排出部、15は中間転写ベルト9のクリーニング装置、16は記録媒体、17は現像装置本体、20は本発明のロータリー型現像装置2を構成する筒状ラックである。
30はトナー収納容器側開口、31はトナー収納容器3のトナー送り部材、32はトナー収納容器側開口30の容器内側に設けられたトナー収納容器側シャッタ、33はトナー収納容器3を現像器4に装着するとき、トナー収納容器側シャッタ32を現像器4側に設けられた突起50と係合して開くための突起、34はトナー収納容器側シャッタ32を閉じる方向に押圧するためのスプリング、35は現像器側シャッタ47を開くためにトナー収納容器3の外側に設けられた突起、36はトナー収納容器側シャッタ32に設けられた突起33の動作範囲を確保するために設けられたスリット、40は現像器4を構成してトナーを担持するトナー担持体、41はトナー担持体45にトナーを供給するウレタンスポンジなどで構成した供給ローラ、42はトナー担持体40上のトナー層厚を規制すると共にトナーを帯電させる規制部材、43はシール部材44をトナー担持体40側に押しつけるための押圧部材でウレタンスポンジなどを用いる。45は現像器側開口、46はトナーの滞留部、47は現像器4側開口45における容器内側に設けられた現像器側シャッタ、48はトナー収納容器3を現像器4に装着するとき、現像器側シャッタ47をトナー収納容器3側に設けられた突起35と係合して開くための突起、49は現像器側シャッタ47を閉じる方向に押圧するためのスプリング、50はトナー収納容器3側シャッタ32を開くために現像器4の外側に設けられた突起、51は現像器4側シャッタ47に設けられた突起48の動作範囲を確保するために設けられたスリット、52は供給ローラ41の軸方向中心、53は同じく供給ローラ41における端部である。
本発明になる現像装置は、図1に構成概略を示したように、感光体(像担持体)5と僅かな間隔を有して対向するようにトナー担持体40を位置させ、このトナー担持体40と感光体(像担持体)5とを逆方向(例えばトナー担持体40が時計回りであれば感光体(像担持体)5が逆時計回り)に回転させて、トナー担持体40と感光体(像担持体)5とが対向する現像領域において、それぞれ上方から下方に移動するようにしている。また、この現像装置においては、現像装置本体17の内部に着脱可能としたトナー収納容器3内にトナーを収容させると共に、トナー収納容器3内にトナー送り部材31を回転可能に設けている。そしてトナー収納容器3内に収容されたトナーは、トナー送り部材31により、トナー収納容器3と現像器4とが接する隔壁に設けたトナー収納容器3側開口(トナー補給口)30と現像器4側開口(トナー供給開口部)45を通し、現像器4におけるトナー滞留部46に供給するようにしている。
また、このようにしてトナーが供給されるトナー滞留部46内には、外周部に発泡された弾性層を有するローラ状の供給ローラ41をトナー担持体40に圧接させるようにして設け、供給ローラ41とトナー担持体40と同方向(例えばトナー担持体40が時計回りであれば供給ローラ41も時計回り)に回転させて、両者が接触する部分で互いに逆方向に移動させるようにし、この供給ローラ41からトナー滞留部46におけるトナーをトナー担持体40に供給するようにしている。
そして、前記トナー収納容器3側開口(トナー補給口)30と現像器4側開口(トナー供給開口部)45とは、トナー収納容器3側開口30の下端が現像器4側開口45の下端より低くなるよう形成され、トナー収納容器3から現像器4側へのトナー送り出しを容易にすると共に、現像器4におけるトナーの滞留部46からトナー収納容器3へトナーが戻るのを最小限に押さえるようにしている。
また現像器4側開口45の下端Aは、供給ローラ41の周面下端Bより高く形成されており、そのため、例えばこの現像装置17をロータリー型現像装置として回転させても、現像器4からトナー収納容器3へのトナーの戻りを画像品質に影響を及ぼさない程度に押さえることが可能となる。
さらに、現像器4側開口(トナー供給開口部)45は、供給ローラ41における軸方向長さの20%以上60%以下の長さで、供給ローラ外径の30%以上50%以下の開口高さとしてあり、このようにすることにより、後述する実施例からも明らかなようにトナー収納容器3内のトナーと現像器4内のトナーの入れ替わりが起こりにくい。また、トナー収納容器3を交換し、現像器4の供給ローラに直接トナーを補給する構成の現像装置では、トナー収納容器3の開口幅が狭い場合、極所的なトナー補給になって長手方向のトナー均一性が保たれないが、上記したような開口率とすることにより、後記する実施例に示したように、プリント枚数が増加しても画像品質の低下が少ない安定したプリント画像を得ることができる現像装置を構成することが可能となる
そして、本発明における現像器4を構成する供給ローラ41は、図5に示したように、その軸方向中心52より端部53の外径が小さく形成されている。この供給ローラ41の中心部52から端部53にかけての径の減少に伴う傾斜を設けることで、供給ローラ41の回転に伴い、トナーが供給ローラ41の中心52から端部の方に流れてゆき、前記した現像器4側開口(トナー供給開口部)45が供給ローラ41における軸方向長さの20%以上60%以下の長さで、供給ローラ外径の30%以上50%以下の開口高さに形成されていることと相まって、トナー収納容器3内のトナーと現像器4内のトナーの入れ替わりが起こりにくく、前記開口30、45が例えば連続的に設けられていなくても、供給ローラ41の軸方向全般にまんべんなくトナーを行き渡らせて均一性が確保できる。その結果、プリント枚数が増加した場合も、画像品質の低下が少ない安定したプリント画像を得ることができる現像装置を構成することが可能である。
そして、トナー担持体40の回転方向上流側に向けて延びた板状の規制部材42の端部をトナー担持体40に接触させ、トナー担持体40から余分なトナーを離脱させて現像領域に搬送されるトナーの量を規制すると共に、このトナーを帯電させ、静電気力により保持させる。そして、トナー担持体40に保持されたトナーは感光体(像担持体)5と対向する現像領域に搬送されるが、この現像領域においては、前記したようにトナー担持体40と感光体(像担持体)5とがそれぞれ上方から下方に移動するように回転され、さらに、トナー担持体40に図示しない現像バイアス電源から直流電圧に交流電圧が重畳された現像バイアス電圧を印加させて、トナー担持体40と感光体(像担持体)5との間に振動電界を作用させることで、感光体(像担持体)5に形成された静電潜像部分にトナー担持体40からトナーを供給して現像が行われる。
なお、本実施例では、上記のようにトナー担持体40と感光体(像担持体)5とを現像領域においてわずかな間隔を介して対向させて現像を行うよう説明してきたが、トナー担持体40と感光体(像担持体)5とを現像領域において接触させて現像を行うようにすることも可能である。また、静電潜像の現像後にトナー担持体40に残ったトナーを現像装置本体17に戻すが、トナー担持体40に残ったトナーを現像装置本体17に戻す位置には、押圧部材43によりシール部材44がトナー担持体40に押し付けられてトナーが外部に漏れるのを防止している。さらに、トナー担持体40に残ったトナーは、前記のようにトナー担持体40と接触する部分において逆方向に移動する供給ローラ41によってトナー担持体40から離脱され、離脱されたトナーは、供給ローラ41によって搬送されてトナー滞留部46におけるトナーと混合させられ、前記したようにこの供給ローラ41からトナー担持体40に新たなトナーが供給される。
また本発明の現像装置は、トナー収納容器3が着脱可能に構成されている場合、そのトナー収納容器3と現像器4の開口部30、45に詳細を図2に示したように、装着に際して開き、取り外しに際して閉じるよう構成したシャッタ部材32、47が設けられている。
まずトナー収納容器3のシャッタ部材32は、図2(A)に示したように、トナー収納容器側開口30の容器内側に設けられ、トナー収納容器3を取り外したときにシャッタ部材32を閉じるため、シャッタ部材32を閉じる方向に押圧するスプリング34と、トナー収納容器3を現像器4に装着するとき、現像器4側に設けられた突起50と係合してトナー収納容器側シャッタ32を開くための突起33が設けられている。また、トナー収納容器3側には、このトナー収納容器側シャッタ32を開くための突起33が移動する範囲にわたってスリット36と、現像器4側のシャッタ47を開閉するための突起35が設けられている。
一方、現像器4側シャッタ47は、図2(B)に示したように、現像器4側開口45における容器内側に設けられ、トナー収納容器3が取り外されたときにシャッタ部材47を閉じるため、シャッタ部材47を閉じる方向に押圧するスプリング44と、トナー収納容器3が現像器4に装着されるとき、トナー収納容器3側に設けられた突起35と係合して現像器4側シャッタ47を開くための突起48が設けられている。また、現像器4側には、この現像器4側シャッタ47を開くための突起48が移動する範囲にわたってスリット51と、トナー収納容器3側のシャッタ32を開閉するための突起50が設けられ、さらにこれらシャッタ32、47は、それぞれ、図示していない案内用スライド機構が設けられてその中をスライドできるようになっている。
そのため、トナー収納容器3を現像器4に装着すると、トナー収納容器3におけるシャッタ32に設けられた突起33が現像器4側の突起50と係合し、一方現像器4側シャッタ47は、突起48がトナー収納容器3側突起35に係合して図2(C)に示したように、トナー収納容器3におけるスプリング34に抗してシャッタ32を押し上げ、現像器4側におけるスプリング49に抗してシャッタ47が押し下げられるから、それぞれの開口30、45をトナーが通り抜けられるようになる。また、トナー収納容器3を現像器4から取り外すと、トナー収納容器3におけるスプリング34、現像器4側におけるスプリング49によってシャッタ32とシャッタ47が元の位置に戻され、それぞれの開口30、45は閉じられる。
このように現像装置を構成することにより、本発明の現像装置をロータリー型としても、トナー収納容器3、または現像器4からトナーこぼれを起こすことなくトナー収納容器3の着脱を行うことが可能となると共に、ロータリー型現像装置を回転させても、現像器4からトナー収納容器3へのトナーの戻りを画像品質に影響を及ぼさない程度に押さえ、良好な画質を長期にわたって維持できる画像形成装置における現像装置を提供することができる
以上が本発明の画像形成装置における現像装置の構成であるが、図6はこのように構成した現像装置を組み込んだロータリー型現像装置2を有する画像形成装置1の構成概略であり、以下、この図6を用い、この画像形成装置について簡単に説明する。なお、以下の説明では、本発明の現像装置をロータリー型現像装置2に組み込んだ場合を例に説明するが、本発明はこういったロータリー型現像装置に組み込んだ場合だけでなく、単色の画像形成装置に用いる単一の現像装置としても適用できることはあきらかである。
この図6に示した画像形成装置におけるロータリー型現像装置2は、図1示した現像装置本体17における現像器4とトナー収納容器3とを、円筒状のラックに例えばブラック(B)4、マゼンタ(M)4、シアン(C)4、イエロー(Y)4の現像器4として固定し、その各現像器4、4、4、4に隣接させて、ブラック(B)3、マゼンタ(M)3、シアン(C)3、イエロー(Y)3のトナー収納容器3が、円筒状ラックまたは各現像器4、4、4、4に、図示していない位置決め部材および結合部材によって着脱可能に支持されている。
そして待機状態においては、ロータリー型現像装置2における例えばブラック(B)用現像器4が感光体(像担持体)5に対向した現像位置となるようにされている。そして、図示していない制御装置に画像データが送られてくると、その画像データはブラック(B)、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の各色のデータに分解され、一方感光体(像担持体)5が帯電装置6で均一に帯電される。
そして最初にブラック(B)のデータが露光装置7に与えられて感光体(像担持体)5が露光され、潜像が形成されるとそれが現像器4で現像されてトナー画像となり、そのトナー画像が一次転写バイアスを与えられた一次転写ローラ10によって中間転写ベルト9に転写される。トナー画像が中間転写ベルト9に転写された後に感光体(像担持体)5に残った残トナーは、クリーニング装置8でクリーニングされ、次の画像形成が行われる。なお、中間転写ベルト9に接する二次転写ローラ11とクリーニング装置15は、全ての色のトナー画像が中間転写ベルト9に重ね合わせて転写されるまで、この中間転写ベルト9から離間させられている。
こうしてブラック(B)のトナー画像の形成が済むとロータリー型現像装置2が回転し、次のマゼンタ(M)の現像器4が感光体(像担持体)5に対向した現像位置とされ、先に分解されたマゼンタ(M)の画像データが露光装置7に与えられて露光が行われる。そして感光体(像担持体)5上に潜像が形成されてそれが現像器4で現像されてトナー画像となり、中間転写ベルト9上に転写されているブラック(B)のトナー画像の上に重ね合わせて転写される。
そして同様の動作がシアン(C)、イエロー(Y)の画像データで繰り返され、全ての色のトナー画像が中間転写ベルト9に転写されてフルカラートナー画像とされると、先に中間転写ベルト9から離間されていた2次転写ローラ11とクリーニング装置15が中間転写ベルト9に接触させられ、記録媒体16が記録媒体搬送路12を通って二次転写ローラ11の位置する二次転写位置に送り込まれて、フルカラートナー画像が記録媒体16に転写される。
こうしてフルカラートナー画像が転写された記録媒体16は、さらに定着装置13に送られて熱と圧力で定着され、排出部14に排出される。そして中間転写ベルト9上に残った残トナーは、クリーニング装置15によってクリーニングされ、次の画像形成に備えられる。
そしてトナー収納容器3を着脱に際しては、前記した図2で説明したように、トナー収納容器3を現像器4に装着すると、トナー収納容器3におけるシャッタ32に設けられた突起33が現像器4側の突起50と係合し、一方現像器4側シャッタ47は、突起48がトナー収納容器3側突起35に係合して図2(C)に示したように、トナー収納容器3におけるスプリング34に抗してシャッタ32を押し上げ、現像器4側におけるスプリング49に抗してシャッタ47が押し下げられるから、それぞれの開口30、45をトナーが通り抜けられるようになり、また、トナー収納容器3を現像器4から取り外すと、トナー収納容器3におけるスプリング34、現像器4側におけるスプリング49によってシャッタ32とシャッタ47が元の位置に戻され、それぞれの開口30、45は閉じられる。
以上が本発明の現像装置を組み込んだロータリー型現像装置を有する画像形成装置の動作説明であるが、以下、図3、図4に示したトナー供給用開口30、45における供給ローラ41の軸方向長さに対する開口率と、外径に対する開口率によって画像品質がどう変わるかを調べた結果の表を用い、本発明の現像装置の具体例について説明する。
この図3、図4に示した表の実験に用いた画像形成装置は、φ30mmの感光体(像担持体)5を周速160mm/secで駆動し、φ16mm、周速240mm/secのトナー担持体40を200μmのギャップで対面させてトナー担持体40と感光体(像担持体)5を逆方向に回転させ、現像領域でトナー担持体40と感光体(像担持体)5とが、それぞれ上方から下方に移動するようにした。また、供給ローラ41は、φ14mm、標準セル径300μm、アスカーF硬度60度、厚み2.5mmの発泡ウレタンを、押し込み量0.6mm、周速200mm/secでトナー担持体40と同方向に回転させ、接触部分においてこれらが逆方向に移動するようにした。
また、規制部材42には厚さ0.1mmのSUSを、トナーは重量平均粒径8.0μmのものを用い、トナー担持体40と感光体(像担持体)5との間に正帯電性バイアス400V、PP(ピークtoピーク)1600Vで周波数2kHzのAC成分を重畳したバイアスを印加し、トナー収納容器3と現像器4の接する位置の隔壁に、供給ローラ41における径方向の中心と開口部の幅方向の中心が略一致するように開口30、45を設けてロータリー型現像装置に組み込んだものである。
そして図3の表は、現像器4側開口45を、供給ローラ41における軸方向長さの10%から70%まで、開口高さを供給ローラ41における外径の20%から60%まで変化させて、(a)は画像濃度30%のハーフ画像が5%を占める原稿を5000枚、(b)はベタ(画像濃度100%)の画像が5%を占める原稿を5000枚印字したものであり、図4は、供給ローラ41として、最大径φ14mm、中心部から端部に向かって径が細くなり、端部の径がφ13.8mm、標準セル径300μm、アスカーF硬度60度、厚み2.5mmの発泡ウレタンを、中心部押し込み量0.6mm、周速200mm/secでトナー担持体と同方向に回転させ、接触部分においてこれらが逆方向に移動するようにして、図3の場合と同様、現像器4側開口45を、供給ローラ41における軸方向長さの10%から70%まで、開口高さを供給ローラ41における外径の20%から60%まで変化させて、(a)は画像濃度30%のハーフ画像が5%を占める原稿を5000枚、(b)はベタ(画像濃度100%)の画像が5%を占める原稿を5000枚印字したものである。
そして、それぞれの画像の状態を○は良好、△は良好ではないが問題ないレベル、×は悪いとして表したもので、この結果から明らかなように、まず図3の例では、(a)は現像器4側開口45が供給ローラ41における軸方向長さの20%から60%まで、開口高さが供給ローラ41における外径の20%から50%までなら良好か良好ではないが問題ないレベルであり、(b)では、現像器4側開口45が供給ローラ41における軸方向長さの20%から70%まで、開口高さが供給ローラ41における外径の30%から60%までなら良好か良好ではないが問題ないレベルである。そのためこの結果から、現像器4側開口45が供給ローラ41における軸方向長さの20%から60%以下、開口高さが供給ローラ41における外径の30%から50%までなら良好か良好ではないが問題ないレベルであることがわかる。
また図4の例では、(a)は現像器4側開口45が供給ローラ41における軸方向長さの10%から60%まで、開口高さが供給ローラ41における外径の20%から50%までなら良好か良好ではないが問題ないレベルであり、(b)では、現像器4側開口45が供給ローラ41における軸方向長さの20%から70%まで、開口高さが供給ローラ41における外径の30%から60%までなら良好か良好ではないが問題ないレベルである。そのためこの結果から、図3の場合と同様、現像器4側開口45が供給ローラ41における軸方向長さの20%から60%以下、開口高さが供給ローラ41における外径の30%から50%までなら良好か良好ではないが問題ないレベルであることがわかる。
このように、現像器3側開口45の下端を、現像器3に設けられた供給ローラ41の周面下端より高く形成し、各トナー供給用開口30、45を、トナー収納容器3側開口30の下端が現像器4側開口45の下端より低くなるよう形成し、各トナー供給用開口30、45には、トナー収納容器3の装着に際して開き、取り外しに際して閉じるよう構成したシャッタ部材32、47を設けることで、トナー収納容器3、または現像器4からトナーこぼれを起こすことなくトナー収納容器3の着脱を行うことが可能となると共に、ロータリー型ラック20を回転しても、現像器4からトナー収納容器3へのトナーの戻りを画像品質に影響を及ぼさない程度に押さえ、良好な画質を長期にわたって維持できる画像形成装置における現像装置を提供することができる。
また、現像器3側開口45の下端を、現像器3に設けられた供給ローラ41の周面下端より高く形成すると共に、供給ローラ41を、軸方向両端部53における外径が軸方向中心52における外径より小さく形成することにより、ロータリー型ラック20の回転によっても現像器4からトナー収納容器3へのトナーの戻りを画像品質に影響を及ぼさない程度に押さえることが可能となると共に、供給ローラ41の回転に伴い、供給ローラ41の中心部52から端部53にかけての径の減少に伴う傾斜でトナーが供給ローラ41の中心52から端部53の方に流れてゆき、開口30、45がたとえば連続的に設けられていなくても供給ローラ41の軸方向全般にトナーをまんべんなく行き渡らせることができ、良好な画質を長期にわたって維持できる画像形成装置における現像装置を提供することができる。
また、各トナー供給用開口30、45は、トナー担持体40が像担持体5に対面する位置において、トナー収納容器3側開口30の下端が現像器4側開口45の下端より低くなるよう形成することにより、より、現像器4からトナー収納部3へのトナーの戻りが少なくなる。
さらに、前記現像器3側開口45は、前記供給ローラ41における軸方向長さの20%以上60%以下の長さを有し、かつ、供給ローラ41の外径の30%以上50%以下の開口高とすることにより、トナー収納容器3内のトナーと現像器4内のトナーの入れ替わりが起こりにくく、また、トナー収納容器3を交換し、現像器4の供給ローラに直接トナーを補給する構成の現像装置では、トナー収納容器3の開口幅が狭い場合、極所的なトナー補給になって長手方向のトナー均一性が保たれないが、上記したような開口率とすることにより、プリント枚数が増加しても画像品質の低下が少ない安定したプリント画像を得ることができる現像装置を構成することが可能である。
本発明によれば、ロータリー型現像装置に組み込んでも、トナー収納容器の着脱に際してトナーこぼれを起こさず、ロータリー型ラックの回転によっても現像器からトナー収納容器へのトナーへの戻りを画像品質に影響を及ぼさない程度に押さえ、かつ、トナーの供給過剰や供給不良を起こさずにトナー収納容器から現像器へのトナー供給が常に現像に最適な量だけ行われて、良好な画質を長期にわたって維持できる画像形成装置における現像装置を提供することができる。
本発明になる画像形成装置における現像装置の構成概略を示した図である。 本発明になる現像装置のトナー収納部と現像器のトナー供給用開口に設けたシャッタの開閉機構を説明するための図である。 トナー供給用開口における供給ローラの軸方向長さに対する開口率と外径に対する開口率による画像品質を調べた結果を示した表である。 トナー供給用開口における供給ローラの軸方向長さに対する開口率と外形に対する開口率による画像品質を調べた結果を示した表である。 本発明になる画像形成装置における現像装置に用いる供給ローラの形状を示した図である。 本発明になる現像装置をロータリー型現像装置に応用した画像形成装置の構成概略を示した断面図である。
符号の説明
3 トナー収納容器
4 現像器
17 現像装置本体
30 トナー収納部側開口
31 トナーの送り部材
40 トナー担持体
41 供給ローラ
42 規制部材
43 押圧部材
44 シール部材
45 現像器側開口
46 トナーの滞留部

Claims (4)

  1. 像担持体上に形成された潜像を現像するトナー担持体及び該トナー担持体へトナーを運ぶ供給ローラとを有して回転可能に構成した円筒状のロータリー型ラックに固定され、該ロータリー型ラックの回転により、前記トナー担持体が順次前記像担持体に対面する位置に運ばれる複数の現像器と、該各現像器に隣接して前記ロータリー型ラックまたは前記現像器に着脱可能に構成されたトナー収納容器とからなり、該各トナー収納容器と前記各現像器とが接する各隔壁に、それぞれトナー供給用開口を有する画像形成装置における現像装置において、
    前記現像器側開口の下端は、前記トナー担持体が前記像担持体に対面する位置において、前記現像器に設けられた供給ローラ周面下端より高く形成されており、前記各トナー供給用開口には、前記トナー収納容器装着に際して開き、取り外しに際して閉じるよう構成したシャッタ部材が設けられていることを特徴とする画像形成装置における現像装置。
  2. 像担持体上に形成された潜像を現像するトナー担持体及び該トナー担持体へトナーを運ぶ供給ローラとを有して回転可能に構成した円筒状のロータリー型ラックに固定され、該ロータリー型ラックの回転により、前記トナー担持体が順次前記像担持体に対面する位置に運ばれる複数の現像器と、該各現像器に隣接して前記ロータリー型ラックまたは前記現像器に着脱可能に構成されたトナー収納容器とからなり、該各トナー収納容器と前記各現像器とが接する各隔壁に、それぞれトナー供給用開口を有する画像形成装置における現像装置において、
    前記現像器側開口の下端は、前記トナー担持体が前記像担持体に対面する位置において、前記現像器に設けられた供給ローラ周面下端より高く形成されており、前記供給ローラは、軸方向両端部における外径が、軸方向中心における外径より小さく形成されていることを特徴とする画像形成装置における現像装置。
  3. 前記各トナー供給用開口は、前記トナー担持体が前記像担持体に対面する位置において、前記トナー収納容器側開口の下端が現像器側開口の下端より低くなるよう形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載した画像形成装置における現像装置。
  4. 前記現像器側開口は、前記供給ローラにおける軸方向長さの20%以上60%以下の長さを有し、かつ、供給ローラ外径の30%以上50%以下の開口高さを有していることを特徴とする請求項1または2に記載した画像形成装置における現像装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008096853A (ja) * 2006-10-14 2008-04-24 Konica Minolta Business Technologies Inc トナー収納容器、現像装置、カラー画像形成装置及びトナー収納容器の製造方法
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US8045891B2 (en) 2007-08-17 2011-10-25 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Rotary developing apparatus rotatably accommodating a plurality of developer units, developer unit and image forming apparatus including rotary developing apparatus
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CN107590212A (zh) * 2017-08-29 2018-01-16 深圳英飞拓科技股份有限公司 一种人脸图片的入库系统及方法

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