JP2005345219A - 発熱抵抗体式空気流量計 - Google Patents

発熱抵抗体式空気流量計 Download PDF

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Abstract

【課題】空気流量計の温度特性補正回路の調整用外付け素子の接続端子の数を減らす。IC内に温度特性補正用のモノリシック抵抗を組み込んでも、拡散ばらつきの影響をほとんど受けない空気流量計を実現させる。
【解決手段】発熱抵抗体式空気流量計において、空気流量計の回路温度により出力が変化する空気流量信号の温度特性を、温度特性補正回路40により補正する。温度特性補正回路40は、周囲の温度に感応して変化する補正用の温度特性信号を発生し、この温度特性信号を所定の比率の信号に変える。所定の比率に変えられた信号は、空気流量信号に加算されて出力調整回路20に入力され、空気流量信号の温度特性が補正される。上記比率調整用の抵抗44、45は空気流量計のIC3に端子ESを介して外付けされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、発熱抵抗体を用いた空気流量計であり、例えば、自動車のエンジン制御などの吸入空気流量測定装置に使用される発熱抵抗体式空気流量計に関する。
本発明に関連する従来の発熱抵抗体式空気流量計の構成を、図2を用いて説明する。この従来例は、特開平9−203650号公報に開示されている。
発熱抵抗体1は、抵抗値が温度依存特性を有する感温抵抗体により構成され、測定対象となる空気流路に配置される。発熱抵抗体1は、図示省略しているが、実際には、流量検出素子(抵抗2)および図示されない温度補償用の感温抵抗体と共に、ホイートストンブリッジ回路等に組み込まれる。そして、発熱抵抗体1に流れる加熱電流は、加熱電流制御回路10により、発熱抵抗体1が空気温度に対して所定の発熱温度(抵抗値)を保つように制御される。
この加熱電流は、空気流量に応じて変化するので、加熱電流を電流検出抵抗2により電圧変換することにより、流量検出信号V2が得られる。
加熱電流は、空気流量が零でも発熱抵抗体1に流れる。したがって、流量検出信号V2は、出力調整回路20を用いて増幅のほかに零点調整され、流量特性信号Voutになる。零点の調整に必要な基準電圧Voは、内部基準電源回路30によって供給される。
流量計を構成する抵抗素子や内部基準電源回路は、回路の温度変化により抵抗などの特性が変化し、それによって流量特性信号Voutが変化するので、その温度特性(出力変化)を補正する必要がある。
温度特性の補正は、複数の分圧抵抗体31,32,33,34を用いて行なわれる。そのうちの一つが調整用抵抗である。そして、予め2点間の温度に対する流量計の出力変化(傾き)を調べ、その出力変化を打ち消すための補正信号を発生するように調整用抵抗の抵抗値が調整されている。さらに、3点間の温度に対する流量計の出力変化(非直線)を調べて、その直線性を補正する信号を出力するために抵抗35の抵抗値が調整されている。このような調整は、レーザトリミングする方法が簡便である。
内部基準電源回路30は、シリコンのバンドギャップを利用したバンドギャップ基準電源回路により構成する。この電源回路30と加熱電流制御回路10と、出力調整回路20
は、一部の抵抗を除いて半導体集積回路(IC)3で一体に形成される。
上記回路構成において、温度特性の補正回路を、IC3に集積したトランジスタを用いて回路を構成すると、流量計の部品点数を少なくでき、回路基板を小形にできる。
温度特性補正用の調整抵抗は、調整のためにIC3の外付けされる。バンドギャップ基準電源回路において、前記調整用抵抗のみを外付けにし、その他はIC内にモノリシック抵抗として形成することは、次の理由により好ましくない。
すなわち、モノリシック抵抗は、拡散ばらつきにより、基準電圧の温度特性がばらつく。このため、流量計の特性調整が困難となる。したがって、バンドギャップ基準電源回路の調製用抵抗を外付けにした場合には、流量計の精度を確保するために、電源回路の全部の抵抗を外付けにする必要がある。
このため、図2の実施例では、2点間の温度特性を調整する調整抵抗31,32,33,34が外付けされる。また、バンドギャップ基準電源回路の直線補正用の調整抵抗(上記調整抵抗とは温度係数が異なる)35を組み合せて構成している。したがって、ICに設ける端子は3ケ以上が必要となる。ICの接続端子が増加すると、空気流量計の小型化および低コスト化に障害となる。
特開平9−203650号公報
本発明の課題は、温度特性補正回路の調整用外付け素子の接続端子の数を減らし、しかもIC内に温度特性補正用のモノリシック抵抗を組み込んでも、拡散ばらつきの影響をほとんど受けない空気流量計を実現させることにある。
本発明は、基本的には、次のように構成される。
すなわち、発熱抵抗体式空気流量計において、空気流量計の回路温度により出力が変化する空気流量信号の温度特性を、温度特性補正回路により、次のようにして補正する。
この温度特性補正回路は、周囲の温度に感応して変化する補正用の温度特性信号を発生する回路と、この温度特性信号を所定の比率の信号に変える回路とを有する。所定の比率に変えられた信号は、空気流量信号に加算されて出力調整回路に入力される。
上記構成によれば、空気流量信号を生成する回路に設けた抵抗素子や回路抵抗などが周囲温度(回路温度)により変化し、それによって空気流量信号の出力が変化するときに、温度特性補正回路は、その温度特性と同じ傾向を伴って変化する信号(温度特性信号)を発生させる。この信号を出力調整回路に、空気流量信号の温度による変化を打ち消すように入力すれば、空気流量信号の温度特性が補正される。この場合、空気流量信号の温度特性を適正に補正するために、前記出力調整回路に温度特性信号の比率が調整されて入力される。
上記本発明の好ましい形態は、例えば、出力調整回路は、空気流量信号を増幅する演算増幅器で構成する。温度特性補正回路は、周囲の温度によって変化する温度特性を有する電流を発生させて、この電流を所定の比率で2つに分流し、分流された電流を電圧変換することにより所定の比率の温度特性信号を形成する。そして、この所定比率の温度特性信号を上記演算増幅器の(+)(−)入力端子に入力する。
上記構成によれば、温度特性補正回路に用いる信号の比率調整用抵抗については、空気流量計の主回路を形成する半導体集積回路(IC)の外部抵抗によって構成し、その他の関連する抵抗については、IC内部のモノリシック抵抗で構成し、外部抵抗とモノリシック抵抗とが異なる温度係数であっても、温度特性補正の精度を良好に維持できる。その詳細は、実施例において、述べる。
本発明はICの接続端子1つで温特調整回路を構成できるので、IC及び流量計の高精度且つ小型化を実現できる。
図1は、本発明の第1実施例に係る発熱抵抗体式空気流量計の等価回路図である。
図1において、発熱抵抗体1、加熱電流制御回路10および流量検出素子2については、先の図2で述べた従来例と同様の構成であり、その説明を省略する。
本実施例では、空気流量計の回路の温度により出力が変化する空気流量信号の特性、すなわち、空気流量信号の温度特性を補正する温度特性補正回路40を備える。
温度特性補正回路40は、温度に応じて変化する温度特性電圧(例えば、温度に比例する温度比例電圧)Vtを発生する温度特性電圧発生回路(以下、「Vt回路」と称する)41と、温度特性電圧(温度特性信号)Vtを所定の比率に変える比率調整回路42とを備える。
バンドギャップ電源回路により構成される内部基準電源30の電圧は、抵抗44,45で分圧され、この分圧電圧値が比率調整信号Vexとして比率調整回路42に入力される。
比率調整回路42は、比率調整信号Vexに基づいて温度特性電圧Vtを所定の比率に変える。この所定の比率に変えられた信号Voff4は、空気流量信号V2に加算されて出力調整回路20に入力される。
抵抗44,45は、その直列抵抗値が零点補正信号Vesを形成する抵抗値として設定してある。零点補正信号Vesは、端子Esを介して出力調整回路20に入力される。
出力調整回路20は、例えば差動増幅回路等によって構成される。この出力調整回路42に、温度特性補正用の比率変換信号Voff4を加算した空気流量検出信号V2と、零点補正信号Vesが入力される。図5に出力調整回路20の一例を示し、例えばオペアンプ201およびそれに付随する抵抗(例えば、分圧抵抗、入力抵抗、帰還抵抗)202〜205により構成される。V2はオペアンプ201の(+)端子に入力され、Vesは分圧抵抗202、203および入力抵抗204を介して(−)端子に入力される。
出力調整回路20は、これらの入力信号を基に温度特性補正と零点調整とを伴った空気流量信号Voutを出力する。
分圧値Vexは、比率調整回路42の出力Voff4の2点間温度特性(傾き)を決定するために用いられる。すなわち、Vexは、Voff4が空気流量計の出力Voutの温度による変化を補正するに適した値になるように予め分圧抵抗44、45を調整して決定される。
ここで、IC3は、加熱電流制御回路10、出力調整回路20、内部基準電源回路30、温度特性電圧発生回路41、および比率調整回路42を含んでいる。一方、抵抗44および45は、既述したようにIC3に外付けされ、且つ温度特性が安定している厚膜抵抗によって形成される。抵抗44、45と検出抵抗2は、IC3と共にプリント回路基板上に配置され、それぞれ端子を介してIC3と接続されている。端子ESは零点調整電圧入力用であり、端子T4は比率調整電圧入力用である。
抵抗44、45の抵抗値は、空気流量計の製作の段階で例えばレーザトリミングにより決定される。すなわち、レーザトリミングに先立って、予め2点間(例えば25℃と85℃)の環境下で、既知の流量信号V2(擬似信号でもよい)を発生させて、その出力V2の温度特性を調べ、その温度特性を補正できる比率出力Voff4および零点調整電圧Vesが得られる抵抗値を求め、そのような抵抗値が得られるように抵抗44、45がレーザトリミングされる。
前述したように、空気流量計は、回路の温度変化により出力(流量信号)Voutが変化する。それは、空気流量計を構成する抵抗素子や内部基準電源回路の温度特性に起因するので、それを調整(補正)する必要がある。
空気流量信号V2に加算される出力Voff4は、流量信号V2の温度変化を相殺するので、空気流量計の出力Voutの温特特性による変化を防止することができる。
Vt回路41は、温度Tに対して、a1,a2を比例定数として、Vt=a1+a2×Tと表せるような温度特性電圧を発生する。
本実施例によれば、出力調整回路20から温度特性補正および零点補正された空気流量信号が出力される。
また、空気流量計の流量信号の出力精度を広い温度範囲で高めることができる。しかも、補正用の温度特性信号を比率調整することにより空気流量信号の温度特性を補正する場合には、比率調整抵抗44,45を除く温度特性補正用の抵抗を、IC3にモノリシック抵抗として形成しても、モノリシック抵抗同士の特性のばらつきを相殺できるミラー回路などを採用できる(詳細は、図4の回路で述べる)。したがって、温度特性補正のIC3の外付け素子用の端子を符号T4に示すように1箇所設けるだけで、流量計の温度特性調整が行い得る。
本発明の第2の実施例を、図3の等価回路図を用いて説明する。
図3において、既述した図1の符号と同一の符号は、図1の構成要素と同一或いは共通する要素を示す。本実施例は、第1実施例と基本的な構成は同様であり、相違点は、空気流量信号V2が非直線性を有する場合に、それを直線性に補正する機能を付加した点にある。
そのために、直線性補正回路46、直線性の補正量を調整する回路47、その調整回路に用いる調整抵抗48を付加したことにある。
直線性補正回路46は、一種の乗算器により構成され、その一方の入力端子には、Vt回路41の出力(温度特性電圧)Vtが入力され、他方の入力端子には、直線性補正量調整回路47で作られた直線性補正量を調整するための信号が入力される。
直線性補正量調整回路47は、Vt回路41からの出力Vtを抵抗48の値R48で割った信号(Vt/R48)を形成する。直線性補正回路46は、VtとVt/R48を乗じることにより、VLとして温度Tの2次関数であるVt/R48を出力する。
そして、出力調整回路20には、流量検出抵抗2からの流量信号V2に、比率調整回路42からの出力(温度特性補正信号)Voff4と零点補正信号Voと直線性補正量調整回路47からの出力VLを加算した信号が入力される。VLは、出力V2に含まれる温度Tに応じた非直線成分を打ち消す方向に加えられる。
出力調整回路20からは、温度特性補正と零点補正に直線性補正を加えた出力Voutが増幅されて出力される。
直線性補正回路46および直線性補正量調整回路47は、IC3に形成され、その調整用抵抗48はIC3に端子L4を介して外付けされる。
抵抗48の抵抗値R48は、空気流量計の製作過程において、レーザトリミングにより調整される。レーザトリミングに先立って、予め3点間(例えば−30℃、+25℃、70℃)の環境下で、既知の流量信号V2(擬似信号でもよい)を発生させる。そして、その出力V2の非直線性を調べ、その非直線性に基づき直線性補正量Vt/R48を求め、それに基づき抵抗値R48が得られるように抵抗48がレーザトリミングされる。抵抗48は、温度特性が安定している厚膜抵抗によって形成される。
直線性の調整が行われた後に、図1で述べたような、流量信号の2点間の温度特性調整および零点調整のための抵抗44、45のレーザトリミングが行なわれる。
本実施例によれば、空気流量計の流量信号の出力精度を広い温度範囲で高めることができ、しかも、ICの接続端子T4とL4の2端子を用いて流量計の2点温度特性調整と直線性を調整(補正)することができる。
図4は本発明の第2実施例(図3)の具体的態様をトランジスタ回路で実現した回路構成である。
図4の実施例は、出力調整回路20を構成する演算増幅器23の(+)入力端子に信号入力用の直列抵抗RM24,RM26が接続され、同じく(−)入力端子に直列抵抗RM23,RM25が接続される。RMはモノリシック抵抗を示す。
トランジスタQ7およびモノリシック抵抗RM7は、図3のVt回路(温度特性電圧発生回路)41の構成要素となる。トランジスタQ7のベースには、内部基準電源回路30の基準電圧Vesを抵抗RM1とRM2,RM3とで分圧した固定電圧VeiがVBBとして入力される。トランジスタQ7のエミッタ電位VEは、トランジスタの温度上昇(IC3の温度上昇)に伴い上昇方向に温度変化する温度特性を有する。
エミッタ電位VEは、抵抗RM7の抵抗値と電流I7の積で表され、VEが温度変化することは、電流I7が温度変化することを意味する。この電流I7の変化、すなわちVE(図3の温度特性電圧VTに相当する;I7=VE/RM7)の変化を利用することにより、温度特性調整が次のように行われる。
抵抗RM7の電流I7を、基準電圧Vesを分圧した電圧Veiを用いて表すと、
I7=VE/RM7=(Vei-VBE)/RM7 …(式1)
により示される。
電流I7は、トランジスタQ3,Q4および電流配分回路(カレントミラー回路)60A,60Bを介してI3,I4に配分される。この電流I3,I4の配分(比率)は、分圧抵抗44,45、カレントミラー回路61を構成するトランジスタQ1,Q2、配分調整用の入力トランジスタQ11,Q12,Q13,Q14、モノリシック抵抗RM81,RM82等で決定される。
内部基準電圧Vesを抵抗44,45で分圧した分圧電圧Vexは、定電流回路のトランジスタQ11を介してトランジスタQ13のベースに入力される。一方、内部基準電圧Vesをモノリシック抵抗RM1,RM2,RM3で分圧した分圧電圧Veiは、定電流回路のトランジスタQ12を介してトランジスタQ14のベースに入力される。
このVei,VexによりトランジスタQ1,Q2の電流I1,I2は式2,式3で表せる。
I1=Vex/RM81 …(式2)
I2=Vei/RM82 …(式3)
RM81=RM82に設定すると、
I1/I2=Vei/Vex …(式4)
トランジスタQ1とQ2のベース・エミッタ電圧VBEの差dVBEは、式5で表せる。
dVBE=(kT/q)×ln{I1/I2} …(式5)
ここで、kはボルツマン定数、Tは温度、qは電荷、lnは対数である。
図4に示すように、トランジスタQ1のエミッタをトランジスタQ3のベースに接続し、トランジスタQ2のエミッタをトランジスタQ4のベースに接続することにより、(式6)が成立する。
(kT/q)ln{I1/I2}=(kT/q)×ln{I4/I3} …(式6)
よって
I1/I2=I4/I3 …(式7)
式4,7より
I4/I3=Vei/Vex …(式8)
となる。すなわち、トランジスタのQ3とQ4の分流比は、外部接続端子T4からIC3のトランジスタQ11に印加する電圧Vexを調整することにより決定される。
配分された電流I4は、モノリシック抵抗RM24,26で電圧変換される。この電圧変換された信号は、温度特性電圧Vtに相当するVE(トランジスタQ7のエミッタ電位)の要素を含むものであり、また比率調整(配分)されている。この比率調整された信号V4が、トランジスタQ16からの流量検出信号V2に加算されて、オペアンプ23の(+)端子に入力される。
もう一方の配分された電流I3は、モノリシック抵抗RM23,RM25で電圧変換される。この電圧変換された信号V3は、オペアンプ23の(−)端子に入力される。なお、オペアンプ23の(−)端子には、内部基準電圧Vesを外部抵抗R18,R19などで分圧した電圧Vsnも零点補正電圧として入力される。さらに、オペアンプ23の(−)端子には、後述する電流I6を抵抗RM23,RM25で電圧変換して、流量信号V2のVL4に相当する直線性補正信号成分VioLが入力される。
上記した電圧V3,V4が、図1、図3の実施例における比率調整回路42からの出力(温度特性補正信号)Voff4に相当する。
ここで、直線性補正信号VioLの説明に先立って、温度特性電圧Vtにより生じる電流I7に対する上記したモノリシック抵抗RMn(例えばRM7,RM23〜RM26等)の温度影響について説明する。
温度特性電圧発生用のトランジスタQ7のベース・エミッタ間電圧VBEは、約-2mV/℃の温度勾配を持つので、式9のように近似できる。
VBE=VBE20−0.002(T-20) …(式9)
ここで、VBE20は、常温20℃におけるトランジスタのベース・エミッタ間電圧である。
モノリシック抵抗RMnの温度係数をα,その抵抗の20℃における抵抗値をRMn_20と置くと、
RMn=RMn_20(1+α(T-20)) …(式10)
と表せる。RM7の電流I7は(式11)で表せる。
I7={Vei-(VBE_20-0.002(T-20))}/{RM7_20(1+α(T-20))} …(式11)
ここで、VBE_20は、20℃におけるベース・エミッタ電圧である。
また、配分電流I3,I4の信号差は、式12によって表される。
Vio=(RM24+RM26)×I4−(RM23+RM25)×I3 …(式12)
RM23=RM24,RM25=RM26 …(式13)
Vio=(RM23+RM25)×(I4-I3) …(式14)
=(RM23+RM25)×I7×(Vex-Vei)/(Vex+Vei) …(式15)
=(RM23+RM25)/RM7×(Vex-Vei)/(Vex+Vei){Vei-(VBE_20-0.002(T-20))} …(式16)
=(RM23_20+RM25_20)/RM7_20×(Vex-Vei)/(Vex+Vei){Vei-(VBE_20-0.002(T-20))}
…(式17)
となる。IC3の抵抗値は同一IC内では同じ比率でばらつくので、式17から明らかなように、抵抗値ばらつきが相殺され、ICのばらつきに依存しない温特調整回路が得られる。
次に直線補正の信号成分となる電流I6について説明する。
端子L4に接続する抵抗48(抵抗値R48)は、IC3とは独立した抵抗素子であるので、モノリシック抵抗に比較して温度変化の十分少ない抵抗素子を使用することができる。
カレントミラー回路62に接続されるトランジスタQ6のベースには、内部基準電源Vesをモノリシック抵抗RM1,RM2とRM3とで分圧した電圧VBLが印加される。トランジスタQ2に流れる電流I6は、
I6=(VBL-VBE)/R48 …(式18)
となる。
電流I6は、カレントミラー62およびカレントミラー63によってモノリシック抵抗RM23に流れる。モノリシック抵抗RM23は、オペアンプ23の(−)端子に接続されているので、既述した電流I3分の信号(電圧)に加えて次のような信号が入力される。
VioL=-RM23×I6 …(式19)
=-RM23_20(1+α(T-20))×(VBL-VBE)/R48 …(式20)
=-RM23_20(1+α(T-20))×{VBL-(VBE_20-0.002(T-20))}/R48 …(式21)
式21は温度Tの2次関数となるので、端子L4に接続する抵抗R48の抵抗値を予め調整し、かつVioL成分をオペアンプ23の(−)端子に入力することにより、流量計出力の2点間温度特性に加えて温度特性直線性も補正することができる。但し、直線性の補正量はモノリシック抵抗の抵抗値ばらつきの影響を幾分受ける。
本実施例によればICにT4,L4の2つの接続端子を設けるだけで流量計の2点間温度特性と温度特性直線性を補正することができる。
本発明は、使用温度範囲が広く,小型高性能を必要とする各種センサに適用できる。
なお、上記実施例では、発熱抵抗体に流れる電流を電圧変換して空気流量信号を生成しているが、これに限定されるものではなく、例えば、発熱抵抗体の上下流に感温抵抗体を設けて両感温抵抗体の温度差に基づき空気流量を検出するなど、発熱抵抗体の加熱電流制御を利用できるものであれば、本発明の適用対象になる。
本発明の一実施例の等価回路図。 従来の一実施例の回路構成図。 本発明の一実施例の等価回路図。 本発明の一実施例の回路構成図。 上記実施例に用いる出力調整回路の具体例を示す図。
符号の説明
1…発熱抵抗体、2…電流検出抵抗、3…半導体回路基板(IC)、10…加熱電流制御回路、20…出力調整回路、23…演算増幅器、30…内部基準電源回路、40…温度特性補正回路、41…温度特性電圧発生回路、42…比率調整回路、46…直線性補正回路、44,45,46…2点間温度特性(比率調整)抵抗、47…直線性補正量調整回路、48…直線性補正量調整抵抗、Ves…内部基準電圧、V2…流量検出電圧、Vout…流量計出力信号、T4…2点間温度特性調整用IC接続端子、L4…直線性調整用IC接続端子。

Claims (7)

  1. 空気通路に配置される発熱抵抗体と、前記発熱抵抗体が所定温度を保つように前記発熱抵抗体に流れる加熱電流を制御する加熱電流制御回路と、前記発熱抵抗体の加熱電流制御を利用して空気流量信号を生成する流量検出回路と、前記空気流量信号を増幅して出力する出力調整回路と、空気流量計の回路温度により出力が変化する前記空気流量信号の温度特性を補正する温度特性補正回路とを、備え、
    前記温度特性補正回路は、周囲の温度に感応して変化する補正用の温度特性信号を発生する回路と、この温度特性信号を所定の比率の信号に変える回路とを有し、この所定の比率に変えられた信号を前記空気流量信号に加算して前記出力調整回路に入力させることを特徴とする発熱抵抗体式空気流量計。
  2. 空気通路に配置される発熱抵抗体と、
    前記発熱抵抗体が所定温度を保つように前記発熱抵抗体に流れる加熱電流を制御する加熱電流制御回路と、
    前記発熱抵抗体の加熱電流制御を利用して空気流量信号を生成する流量検出回路と、
    前記空気流量信号を入力して増幅する演算増幅器と、
    前記空気流量信号の温度特性を補正するために、周囲の温度によって電流値が変化する温度特性を有する電流を発生させて、この電流を所定の比率で分流し、分流された電流を電圧変換することにより所定の比率の信号を形成して、前記演算増幅器の(+)(−)入力端子に入力する温度特性補正回路と、を備えることを特徴とする発熱抵抗体式空気流量計。
  3. 請求項2において、前記加熱電流制御回路、前記出力調整回路、および前記温度特性補正回路は、一部の抵抗を除いて半導体集積回路で一体に形成され、前記分流される電流の比率を予め調整するための抵抗が前記半導体集積回路の外部に端子を介して取付けられ、前記分流される電流を電圧変換するための抵抗が前記半導体集積回路内に形成されるモノリシック抵抗により構成されることを特徴とする発熱抵抗体式空気流量計。
  4. 請求項3において、前記電流の比率を調整するための抵抗は、前記モノリシック抵抗とは抵抗温度係数が異なる発熱抵抗体式空気流量計。
  5. 請求項3において、前記温度特性補正回路は、前記比率調整用の抵抗の電圧値に基づいて前記温度特性を有する電流をカレントミラー回路を用いて2つに分流する発熱抵抗体式空気流量計。
  6. 請求項2において、前記演算増幅器の(+)入力端子には、前記空気流量信号に前記温度特性補正回路で生成された所定比率の信号の一方が加算されて入力され、前記演算増幅器の(−)入力端子には、前記所定比率の他方が空気流量信号の零点補正信号に加算されて入力される発熱抵抗体式空気流量計。
  7. 請求項2において、前記演算増幅器の(+)入力端子には、前記空気流量信号に前記温度特性補正回路で生成された所定比率の信号の一方が加算されて入力され、前記演算増幅器の(−)入力端子には、前記所定比率の他方が空気流量信号の零点補正信号と直線補正信号に加算されて入力される発熱抵抗体式空気流量計。
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