JP2005343591A - 検品システムおよび検品台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、両手で持たなければ運ぶことができない米袋等の大型商品を積み込む場合にも、大型商品の積み込み作業と商品コードの読み取り作業とを並行して行うことができ、出荷検品作業の作業効率を向上させることができる検品システムおよび検品台車を提供することを課題とする。
【解決手段】 固定スキャナ72は、定置式スキャナであり、センタポール76に上下に可動自在に環装された環装部77から水平方向に延出した支持軸78の先端にバーコード読み取り面721を上向きにして取り付けられている。固定スキャナ72によって商品をカゴ車に積み込む過程で商品に表示されているバーコードをスキャンして商品コードを読み取り、読み取った商品コードと出荷情報とを照合することによって、カゴ車に積み込まれた商品の出荷検品を行う。
【選択図】 図3

Description

本発明は、商品の検品を行う検品システムおよび検品台車に関し、特に配送センターに入荷される商品の検品(以下、入荷検品と称す)と、配送センターから出荷される商品の検品(以下、出荷検品と称す)とを行う検品システムおよび検品台車に関する。
配送センターにおいて、店舗に出荷する商品を複数の商品棚から選択してコンテナに積み込む積み込み作業が行われており、出荷する商品および数量等の出荷情報を表示する表示部と、商品に表示されているバーコードをスキャンして商品コードを読み取るハンドスキャナとを搭載し、商品が積み込まれるコンテナを運搬可能な台車を用いて、コンテナへの商品の積み込みと共に出荷検品を行う検品システムが知られている。
このような検品システムでは、台車の表示部に表示された出荷情報に従って出荷担当者が、台車に積み込む商品について、その商品コードをハンドスキャナよって読み取ると共にその商品の数を入力し、その都度実際に積み込んだ商品および数量と出荷情報とが照合され、出荷情報によって指示された全ての商品のコンテナへの積み込みが終わると、そのコンテナに識別番号を付された状態で店舗に出荷される(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来技術では、片手で持てるような小型商品であれば、片手でハンドスキャナを持ち、他方の手で小型商品を積み込みながら、その都度ハンドスキャナによって商品コードを読み取ることが可能であるが、両手で持たなければ運ぶことができない米袋等の大型商品を積み込む場合には、大型商品を積み込む際にハンドスキャナを手放す必要があり、大型商品の積み込み作業と商品コードの読み取り作業とを並行して行うことができないため、出荷検品作業の作業効率が低下してしまうという問題点があった。
特開2002−179221号公報
本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、両手で持たなければ運ぶことができない米袋等の大型商品を積み込む場合にも、大型商品の積み込み作業と商品コードの読み取り作業とを並行して行うことができ、出荷検品作業の作業効率を向上させることができる検品システムおよび検品台車を提供する点にある。
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
請求項1記載の発明の要旨は、出荷する商品の商品コードおよび数量を含む出荷情報が記憶された検品管理装置と、カゴ車に積み込む前記商品の出荷検品を行う検品台車とからなる検品システムであって、前記検品台車には、前記検品管理装置から前記出荷情報を無線で受信する出荷情報受信手段と、該出荷情報受信手段によって受信された前記出荷情報を表示する表示手段と、前記商品を前記カゴ車に積み込む過程で前記商品に表示されているバーコードをスキャンして前記商品コードを読み取る定置式スキャナである固定スキャナと、該固定スキャナによって読み取られた前記商品コードと前記出荷情報とを照合することによって、前記カゴ車に積み込まれた商品を出荷検品する出荷検品手段とが搭載されていることを特徴とする検品システムに存する。
また請求項2記載の発明の要旨は、商品コードおよび数量からなる出荷情報に基づいてカゴ車に積み込む商品の出荷検品を行う検品台車であって、前記出荷情報を表示する表示手段と、前記商品を前記カゴ車に積み込む過程で前記商品に表示されているバーコードをスキャンして前記商品コードを読み取る定置式スキャナである固定スキャナと、該固定スキャナによって読み取られた前記商品コードと前記出荷情報とを照合することによって、前記カゴ車に積み込まれた商品を出荷検品する出荷検品手段とを具備することを特徴とする検品台車に存する。
また請求項3記載の発明の要旨は、前記固定スキャナは、バーコード読み取り面を上向きにして取り付けられていることを特徴とする請求項2記載の検品台車に存する。
また請求項4記載の発明の要旨は、前記固定スキャナは、前記バーコード読み取り面の角度を調整可能に取り付けられていることを特徴とする請求項3記載の検品台車に存する。
また請求項5記載の発明の要旨は、前記固定スキャナは、上下方向および水平方向に可動自在に取り付けられていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の検品台車に存する。
また請求項6記載の発明の要旨は、前記カゴ車を接続するカゴ車接続手段を具備することを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の検品台車に存する。
本発明の検品システムおよび検品台車は、定置式スキャナである固定スキャナによって商品をカゴ車に積み込む過程で商品に表示されているバーコードをスキャンして商品コードを読み取り、読み取った商品コードと出荷情報とを照合することによって、カゴ車に積み込まれた商品を出荷検品するように構成することにより、両手で持たなければ運ぶことができない米袋等の大型商品を積み込む場合にも、大型商品をカゴ車に積み込む過程で商品に表示されているバーコードをスキャンして商品コードを読み取ることができるため、大型商品の積み込み作業と商品コードの読み取り作業とを並行して行うことができ、出荷検品作業の作業効率を向上させることができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る検品システムの実施の形態が用いられる物流システムのシステム構成図であり、図2は、本発明に係る検品システムの実施の形態の構成を示すブロック図であり、図3は、本発明に係る検品台車の実施の形態の構成を示す概略斜視図であり、図4は、図3に示す固定スキャナの可動範囲を説明するための側面図および上面図であり、図5は、図3に示すカゴ車接続部の動作を説明するための上面図および側面図であり、図6は、図3に示す検品台車にカゴ車を接続した状態を示す概略斜視図であり、図7は、図3に示す無線端末機の構成を示すブロック図である。
本実施の形態の検品システム1は、商品の配送センターにおいて入出荷される商品の検品を管理するシステムであり、図1を参照すると、複数の店舗における商品の発注を一括して管理する本部に設置された発注管理サーバ2とインターネット等のネットワークによって接続され、発注管理サーバ2には、さらに店舗に設置された店舗端末3と、メーカに設置されたメーカ端末4とが接続されている。
発注管理サーバ2は、店舗端末3から商品の発注を依頼する発注情報として商品を特定するJAN(Japanese Article Number)コード等の商品コードおよび数量を受信し、複数の店舗から発注された商品を集計した後、メーカ端末4に配送センターへの納品を指示する納品指示情報として商品コードおよび数量を送信する。メーカ端末4によって納品指示情報を受信したメーカは、納品指示情報に基づいて商品の納品手配を行い、商品コードおよび数量と、入荷予定日時、商品を配送するトラックの車番とからなる納品確認情報をメーカ端末4から発注管理サーバ2に送信する。
発注管理サーバ2から検品システム1には、メーカからの商品の入荷を知らせる入荷情報が送信され、検品システム1から発注管理サーバ2には、メーカから納品された商品の検品、すなわち入荷検品結果を知らせる入荷実績情報が送信される。入荷情報は、メーカ端末4から発注管理サーバ2に送信された納品確認情報に対応する情報であり、入荷伝票番号と、商品コードおよび数量と、入荷予定日時、商品を配送するトラックの車番とからなる。入荷実績情報は、入荷情報に基づいて入荷検品した結果であり、入荷伝票番号と、商品コードおよび入荷された実数量と、入荷日時とからなる。
また、発注管理サーバ2から検品システム1には、店舗への商品の出荷を指示する店舗納品情報が送信され、検品システム1から発注管理サーバ2には、店舗に出荷する商品の出荷検品結果を知らせる出荷実績情報が送信される。店舗納品情報は、店舗端末3から発注管理サーバ2に送信された発注情報に対応する情報であり、出荷伝票番号と、店舗コードと、商品コードおよび数量と、出荷予定日時とからなる。出荷実績情報は、店舗納品情報に基づいて出荷検品した結果であり、出荷伝票番号と、店舗コードと、商品コードおよび数量と、出荷日時と、商品を積み込んだカゴ車番号と、商品を配送するトラックの車番とからなる。
検品システム1は、図2を参照すると、検品管理装置5と、ハンディターミナル6と、検品台車7と、出荷する商品を積み込むカゴ車9とによって構成され、検品管理装置5は、送受信部51と、入荷情報管理部52と、入荷情報記憶部53と、出荷情報管理部54と、出荷情報記憶部55と、在庫情報記憶部56と、レーザプリンタ等の印字部57と、無線通信部58とからなる。
送受信部51は、ネットワークを介して発注管理サーバ2と各種情報の送受信を行う機能を有し、発注管理サーバ2から受信した入荷情報を入荷情報管理部52に出力すると共に、発注管理サーバ2から受信した店舗納品情報を出荷情報管理部54に出力する。また、送受信部51は、入荷情報管理部52から入力された入荷実績情報と、出荷情報管理部54から入力された出荷実績情報とを発注管理サーバ2に送信する。
在庫情報記憶部56は、配送センターに一時保管されている商品が登録されている在庫情報を記憶する記憶手段であり、在庫情報と共に、商品の配送センター内での保管場所を示すロケーション情報が記憶されている。
入荷情報管理部52は、送受信部51から入力された入荷情報を入荷情報記憶部53に記憶させると共に、入荷情報に基づく入荷リストを印字部57によって印字させる。また、入荷情報管理部52は、ハンディターミナル6によって行われた入荷検品結果を入荷実績情報として送受信部51に出力すると共に、入荷検品が行われた商品を在庫情報記憶部56に記憶されている在庫情報に登録する。入荷リストは、入荷検品を行う入荷担当者に対して出力されるものであり、入荷情報が可視情報として印字されていると共に、入荷伝票番号がバーコードとして印字されている。
出荷情報管理部54は、送受信部51から入力された店舗納品情報にロケーション情報を付加した出荷情報を出荷情報記憶部55に記憶させると共に、出荷情報に基づく出荷リストを印字部57によって印字させる。また、出荷情報管理部54は、検品台車7によって行われた出荷検品結果を出荷実績情報として送受信部51に出力すると共に、出荷検品が行われた商品を在庫情報記憶部56に記憶されている在庫情報から消去する。出荷リストは、出荷検品を行う出荷担当者に対して出力されるものであり、店舗納品情報が可視情報として印字されていると共に、少なくとも出荷伝票番号がバーコードとして印字されている。
無線通信部58は、ハンディターミナル6および検品台車7と無線で情報通信を行う機能を有しており、ハンディターミナル6から受信した入荷検品に係る情報を入荷情報管理部52に出力すると共に、入荷情報管理部52から入力された入荷情報をハンディターミナル6に送信する。また、無線通信部58は、検品台車7から受信した出荷検品に係る情報を出荷情報管理部54に出力すると共に、出荷情報管理部54から入力された出荷情報を、検品台車7に出力する。
検品台車7は、図3を参照すると、無線端末機70と、ハンドスキャナ71と、固定スキャナ72と、ラベルプリンタ73と、バッテリ74とが台車部75に搭載されている。なお、図3においては、無線端末機70と、ハンドスキャナ71、固定スキャナ72およびラベルプリンタ73とを接続する信号ケーブルが省略されていると共に、バッテリ74と、無線端末機70、ハンドスキャナ71、固定スキャナ72およびラベルプリンタ73とを接続する電源ケーブルが省略されている。
無線端末機70は、図3および図7を参照すると、表示部701と、入力部702と、アンテナ703と、無線通信部704と、出荷検品管理部705と、出荷情報記憶部706と、ラベル生成部707とからなり、台車部75に垂直に立設されたセンタポール76に回動可能に取り付けられ、センタポール76を中心にした回転によって表示部701および入力部702の向きを変更することができるようになっている。
表示部701は、液晶ディスプレイ等の表示手段であり、検品管理装置5から受信した出荷情報が表示され、出荷担当者は、表示部701に表示された出荷情報を参照することで出荷する商品をカゴ車9に積み込むことができる。
入力部702は、ハンドスキャナ71で読み取った情報を修正する修正入力や、出荷伝票番号、商品コード等を直接入力するために用いる入力手段である。
無線通信部704は、検品管理装置5と無線で情報通信を行う機能を有しており、出荷検品管理部705から入力された出荷伝票番号および出荷検品結果を検品管理装置5に送信すると共に、検品管理装置5から受信した店舗納品情報を出荷検品管理部705に出力する。
出荷検品管理部705は、ハンドスキャナ71によって出荷リストから読み取った出荷伝票番号を無線通信部704に出力すると共に、無線通信部704から入力された出荷情報を出荷情報記憶部706に記憶させる。また、出荷検品管理部705は、ハンドスキャナ71もしくは固定スキャナ72で読み取った商品コードと出荷情報記憶部706に記憶させた出荷情報とを照合することによって、出荷担当者によってカゴ車9に積み込まれた商品を検品し、ハンドスキャナ71もしくは固定スキャナ72で読み取った商品コードが出荷情報に含まれていない場合や、出荷する数量を超えた場合には、表示部701にエラーメッセージを表示したり、図示しないブザー等の音声出力手段からエラー音を出力したりして出荷担当者にエラー通知を行う。
ラベル生成部707は、ラベルプリンタ73を用いて出荷情報記憶部706に記憶された出荷情報に基づいて、出荷伝票番号がバーコードとして表示されるSCMラベル(Shipping Carton Making Label)を印字する。
固定スキャナ72は、バーコードに照射する光点を自動的に直線的に移動させて情報を読み取る定置式スキャナであり、図3を参照すると、センタポール76に上下に可動自在に環装された環装部77から水平方向に延出した支持軸78の先端にバーコード読み取り面721を上向きにして取り付けられ、上下方向の位置を調整することができる構成になっている。また、固定スキャナ72は、図4(a)を参照すると、支持軸78の先端に上下方向に回動可能に取り付けられており、固定スキャナ72のバーコード読み取り面721の角度を調整することができる構成になっている。さらに、環装部77は、図4(b)に矢印で示すように、センタポール76に対して回動可能に環装されており、固定スキャナ72の水平方向の位置を調整することができる構成になっている。
台車部75の底板の前後には、図3および図5(a)を参照すると、カゴ車9を接続するためのカゴ車接続部80と、カゴ車9の着脱を制御するペダル81とが延出するように取り付けられている。カゴ車接続部80およびペダル81は、図5(b)、(c)に示すように、台車部75の底板の裏面に取り付けられており、図5(c)に矢印Aで示すように、ペダル81を踏み込むことによって、ペダル81に連動する中間部材82によってカゴ車接続部80の先端部が、図5(c)に矢印Bで示すように、下方向に移動されるように構成されている。従って、図5(b)に示す状態では、カゴ車接続部80の先端部がカゴ車9と係合して台車部75とカゴ車9とが接続され、図5(c)に示す状態では、カゴ車接続部80の先端部とカゴ車9と係合が解消されて台車部75とカゴ車9とを切り離される。なお、図5においては、カゴ車接続部80およびペダル81が取り付けられている台車部75の底板のみが示されており、その他の構成は省略されている。
カゴ車9は、店舗に出荷する商品を積み込む台車であり、図6に示すように、検品台車7に接続された状態で、商品の積み込みが行われる。また、カゴ車9には、固有のカゴ車番号がバーコードとして印字されているカゴ車ラベル91が貼付されている。
次に、本実施の形態の動作について図8および図9を参照して詳細に説明する。
図8は、本発明に係る検品システムの実施の形態の入荷検品動作を説明するためのフロー図であり、図9は、本発明に係る検品システムの実施の形態の出荷検品動作を説明するためのフロー図である。
まず、検品システム1による入荷検品動作について図8を参照して詳細に説明する。
メーカ端末4から納品確認情報を受信した発注管理サーバ2は、受信した納品確認情報に対応する、入荷伝票番号と、商品コードおよび数量と、入荷予定日時と、商品を配送するトラックの車番とからなる入荷情報を検品システム1に送信する(ステップA1)。
発注管理サーバ2からの入荷情報は、検品管理装置5の送受信部51によって受信されて入荷情報管理部52に出力される。入荷情報管理部52は、送受信部51から入力された入荷情報を入荷情報記憶部53に記憶させると共に(ステップA2)、入荷情報に基づく入荷リストを印字部57によって印字させる(ステップA3)。印字された入荷リストには、入荷情報が可視情報として印字されていると共に、入荷伝票番号がバーコードとして印字されており、入荷検品を行う入荷担当者に手渡される。
メーカから配送センターに商品が入荷されると、入荷担当者は、ハンディターミナル6によって入荷リストに印字されたバーコードをスキャンして該当する入荷伝票番号を読み取る(ステップA4)。ハンディターミナル6によって読み取られた入荷伝票番号は、検品管理装置5の無線通信部58に送信され、入荷伝票番号を受信した無線通信部58は、受信した入荷伝票番号を入荷情報管理部52に出力する。入荷情報管理部52は、入力された入荷伝票番号に対応する入荷情報を入荷情報記憶部53から読み出し、無線通信部58を介してハンディターミナル6に送信する(ステップA5)。
次に、入荷担当者は、ハンディターミナル6で入荷された商品に表示されているバーコードをスキャンして商品コードを読み取ることによって、入荷検品処理を行い(ステップA6)、読み取った商品コードと入荷情報とを照合した結果、すなわち入荷検品結果が
ハンディターミナル6から検品管理装置5の無線通信部58に送信される。
ハンディターミナル6からの入荷検品結果を受信した無線通信部58は、受信した入荷検品結果を入荷情報管理部52に出力し、入荷情報管理部52は、ハンディターミナル6によって行われた入荷検品結果を入荷実績情報として送受信部51を介して発注管理サーバ2に送信すると共に(ステップA7)、入荷検品が行われた商品を在庫情報記憶部56に記憶されている在庫情報に登録する(ステップA8)。
次に、検品システム1による出荷検品動作について図9を参照して詳細に説明する。
発注管理サーバ2は、店舗端末3から受信した発注情報に対応する、出荷伝票番号と、店舗コードと、商品コードおよび数量と、出荷予定日時とからなる店舗納品情報を検品システム1に送信する(ステップB1)。
発注管理サーバ2からの店舗納品情報は、検品管理装置5の送受信部51によって受信されて出荷情報管理部54に出力される。出荷情報管理部54は、送受信部51から入力された店舗納品情報にロケーション情報を付加した出荷情報を出荷情報記憶部55に記憶させると共に(ステップB2)、出荷情報に基づく出荷リストを印字部57によって印字させる(ステップB3)。印字された出荷リストには、出荷情報が可視情報として印字されていると共に、出荷伝票番号がバーコードとして印字されており、出荷検品を行う出荷担当者に手渡される。
出荷担当者は、検品台車1のハンドスキャナ71によって出荷リストに印字されたバーコードをスキャンして出荷検品を行う出荷伝票番号を読み取り(ステップB4)、出荷検品管理部705は、ハンドスキャナ71によって読み取られた出荷伝票番号を無線通信部704によって検品管理装置5に送信する。出荷伝票番号を受信した無線通信部58は、受信した出荷伝票番号を出荷情報管理部54に出力する。出荷情報管理部54は、入力された出荷伝票番号に対応する出荷情報を出荷情報記憶部55から読み出し、無線通信部58を介して検品台車1に送信する(ステップB5)。
検品管理装置5からの出荷情報は、無線端末機70の無線通信部704によって受信され、出荷検品管理部705に出力される。出荷検品管理部705は、無線通信部704から入力された出荷情報を出荷情報記憶部706に記憶させると共に、表示部701に表示させる。
次に、出荷担当者は、検品台車1にカゴ車9を接続すると共に、ハンドスキャナ71によってカゴ車ラベル91に印字されているバーコードをスキャンしてカゴ車番号を読み取る。ハンドスキャナ71によって読み取られたカゴ車番号は、出荷検品管理部705によって無線通信部704を介して検品管理装置5に送信され、出荷情報記憶部55に出荷情報と共に記憶される。
次に、出荷担当者は、表示部701に表示された出荷情報を参照することで、出荷する商品を複数の商品棚から選択してカゴ車9に積み込む積み込み作業を行い、この出荷担当者による積み込み作業に並行して出荷検品処理が行われる(ステップB6)。出荷検品処理は、出荷担当者が出荷する商品をカゴ車9に積み込む過程で商品に表示されているバーコードを固定スキャナ72のバーコード読み取り面721にかざし、固定スキャナ72によって商品に表示されているバーコードをスキャンして商品コードを読み取り、出荷検品管理部705が固定スキャナ72で読み取った商品コードと出荷情報記憶部706に記憶させた出荷情報とを照合することによって、カゴ車9に積み込まれた商品をその都度検品する。なお、固定スキャナ72によって同一の商品コードが予め定められた所定時間(数秒程度)内に2回以上読み込まれた場合には、同一の商品に表示されているバーコードが繰り返してスキャンされたものとして、2回目以降の読み込みは、キャンセルされる。
なお、固定スキャナ72は、上下方向および水平方向に可動自在に構成されていると共に、固定スキャナ72のバーコード読み取り面721の角度を調整できるように構成されているため、出荷する商品をカゴ車9に積み込む際に、商品に表示されているバーコードをバーコード読み取り面721にかざしやすい位置に固定スキャナ72を配置されることができる。
出荷情報によって指示された全ての商品のカゴ車9への積み込みが終わると、出荷検品管理部705は、出荷検品結果を無線通信部704によって検品管理装置5に送信すると共に、ラベル印字をラベル生成部707に指示し、ラベル生成部707は、ラベルプリンタ73を用いて出荷情報記憶部706に記憶された出荷情報に基づくSCMラベルを印字する(ステップB7)。出荷担当者は、印字されたSCMラベルをカゴ車9に貼付すると共に、検品台車9からカゴ車9を切り離してトラックへの積み込みを行う。
検品台車7からの出荷検品結果は、検品管理装置5の無線通信部58によって受信され、出荷情報管理部54に出力される。出荷情報管理部54は、無線通信部58から出荷検品結果が入力されると、カゴ車9を配送するトラックの配車手配を行い、手配したトラックの車番を出荷伝票番号に関連づけて出荷情報記憶部55に記憶させる(ステップB8)。
トラックへの積み込みを行う際には、ハンディターミナル6によってカゴ車9に貼付されたSCMラベルに印字されているバーコードをスキャンして出荷伝票番号を読み取ると共に、カゴ車9を積み込むトラックの車番を読み取り(ステップB9)、読み取られた出荷伝票番号およびトラックの車番は、検品管理装置5に送信される。なお、トラックの車番は、ハンディターミナル6に手入力するようにしても良い。
ハンディターミナル6からの出荷伝票番号およびトラックの車番は、検品管理装置5の無線通信部58によって受信され、出荷情報管理部54に出力される。出荷情報管理部54は、出荷情報記憶部55を参照することで、トラックへの積み込みの可否、すなわち出荷伝票番号とトラックの車番とが関連づけられているかを判断し(ステップB10)、判断結果を無線通信部58によってハンディターミナル6に送信する。
ハンディターミナル6からの判断結果を受信したハンディターミナル6は、トラックへの積み込みの可否を出荷担当者に文字や音によって通知し(ステップB11)、トラックへの積み込みが可の場合には、トラックへの積み込みが行われ、トラックへの積み込みが否の場合には、トラックを替えてステップB9に戻る。
出荷情報管理部54は、ステップB10で出荷伝票番号とトラックの車番とが関連づけられているかを判断した場合には、出荷実績情報を送受信部51によって発注管理サーバ2に送信すると共に(ステップB12)、出荷検品が行われた商品を在庫情報記憶部56に記憶されている在庫情報から消去する(ステップB13)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、定置式スキャナである固定スキャナ72によって商品をカゴ車9に積み込む過程で商品に表示されているバーコードをスキャンして商品コードを読み取り、読み取った商品コードと出荷情報とを照合することによって、カゴ車9に積み込まれた商品を出荷検品するように構成することにより、両手で持たなければ運ぶことができない米袋等の大型商品を積み込む場合にも、大型商品をカゴ車9に積み込む過程で商品に表示されているバーコードをスキャンして商品コードを読み取ることができるため、大型商品の積み込み作業と商品コードの読み取り作業とを並行して行うことができ、出荷検品作業の作業効率を向上させることができるという効果を奏する。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
本発明に係る検品システムの実施の形態が用いられる物流システムのシステム構成図である。 本発明に係る検品システムの実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明に係る検品台車の実施の形態の構成を示す概略斜視図である。 図3に示す固定スキャナの可動範囲を説明するための側面図および上面図である。 図3に示すカゴ車接続部の動作を説明するための上面図および側面図である。 図3に示す検品台車にカゴ車を接続した状態を示す概略斜視図である。 図3に示す無線端末機の構成を示すブロック図である。 本発明に係る検品システムの実施の形態の入荷検品動作を説明するためのフロー図である。 本発明に係る検品システムの実施の形態の出荷検品動作を説明するためのフロー図である。
符号の説明
1 検品システム
2 発注管理サーバ
3 店舗端末
4 メーカ端末
5 検品管理装置
6 ハンディターミナル
7 検品台車
9 カゴ車
51 送受信部
52 入荷情報管理部
53 入荷情報記憶部
54 出荷情報管理部
55 出荷情報記憶部
56 在庫情報記憶部
57 印字部
58 無線通信部
70 無線端末機
71 ハンドスキャナ
72 固定スキャナ
73 ラベルプリンタ
74 バッテリ
75 台車部
76 センタポール
77 環装部
78 支持軸
80 カゴ車接続部
81 ペダル
82 中間部材
91 カゴ車ラベル
701 表示部(表示手段)
702 入力部
703 アンテナ
704 無線通信部
705 出荷検品管理部(出荷検品手段)
706 出荷情報記憶部
707 ラベル生成部
721 バーコード読み取り面



Claims (6)

  1. 出荷する商品の商品コードおよび数量を含む出荷情報が記憶された検品管理装置と、カゴ車に積み込む前記商品の出荷検品を行う検品台車とからなる検品システムであって、
    前記検品台車には、前記検品管理装置から前記出荷情報を無線で受信する出荷情報受信手段と、
    該出荷情報受信手段によって受信された前記出荷情報を表示する表示手段と、
    前記商品を前記カゴ車に積み込む過程で前記商品に表示されているバーコードをスキャンして前記商品コードを読み取る定置式スキャナである固定スキャナと、
    該固定スキャナによって読み取られた前記商品コードと前記出荷情報とを照合することによって、前記カゴ車に積み込まれた商品を出荷検品する出荷検品手段とが搭載されていることを特徴とする検品システム。
  2. 商品コードおよび数量からなる出荷情報に基づいてカゴ車に積み込む商品の出荷検品を行う検品台車であって、
    前記出荷情報を表示する表示手段と、
    前記商品を前記カゴ車に積み込む過程で前記商品に表示されているバーコードをスキャンして前記商品コードを読み取る定置式スキャナである固定スキャナと、
    該固定スキャナによって読み取られた前記商品コードと前記出荷情報とを照合することによって、前記カゴ車に積み込まれた商品を出荷検品する出荷検品手段とを具備することを特徴とする検品台車。
  3. 前記固定スキャナは、バーコード読み取り面を上向きにして取り付けられていることを特徴とする請求項2記載の検品台車。
  4. 前記固定スキャナは、前記バーコード読み取り面の角度を調整可能に取り付けられていることを特徴とする請求項3記載の検品台車。
  5. 前記固定スキャナは、上下方向および水平方向に可動自在に取り付けられていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の検品台車。
  6. 前記カゴ車を接続するカゴ車接続手段を具備することを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の検品台車。


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