JP2005343526A - 容器構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 容器本体に収容された収蔵物の流入、保管、又は排出時において、その収蔵物が直接外気に接触することを防止すると共に、容易に排出を行うことができる容器構造等を提供すること。
【解決手段】 内袋1を容器本体2の内部空間6に装着し、収蔵物12を内袋1の内側に収容する。内袋1には、容器本体2の内壁面に密着するライニング用内層3と、筒部5を設けたピストン用内層4が設けられている。加圧口15から加圧空間16に高圧空気を流入させると、加圧空間16側の圧力が収容空間17側の圧力よりも高くなるので、ピストン用内層4の押圧部21が収蔵物12を押圧し、収蔵物12はサイホン管14を通して排出口部11から排出される。この排出操作の進行に伴って、ピストン用内層4は内部空間6の奥側に向かって膨張していくと同時に、筒部5は、内部空間6において排出口部11から奥行方向に向かって伸張していく。
【選択図】 図5

Description

本発明は、容器本体に収容された収蔵物の流入、保管、又は排出時において、その収蔵物が直接外気に接触することを防止すると共に、容易に排出を行うことができる容器構造等に関するものである。
従来のサイホン式容器は、容器上部から容器内部底付近まで貫通したサイホン管が容器本体に装備されており、容器の内圧と容器の外圧との間に圧力差を生じさせることにより、容器内の収蔵物を外部に排出させるようになっている。このとき、内圧と外圧の気圧差を生じさせる方法として、収蔵物の排出時に容器内に高圧空気などの圧力流体を投入して、容器内を高圧にして気圧差を生じさせ、サイホン管の下方より収蔵物をサイホン管内部を経由して、上方に押し上げ容器外に排出するという方法が良く用いられる。
上記の方法では、容器の内外に気圧差を生じさせるために、一般的に高圧空気が用いられる。すると、収蔵物が直接に外気(空気)に接触し、収蔵物が酸化する等の問題があった。この問題を防ぐ手段として、高圧空気の代替として、窒素等の不活性ガスを利用する方法がある。しかしながら、この方法を用いた場合には、高圧空気に比べてコスト高となること、及び作業員の作業環境を安全に確保する必要が生じるなどの新たな問題点が発生する。
本発明は上記した問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、容器本体に収容された収蔵物の流入、保管、又は排出時において、その収蔵物が直接外気に接触することを防止すると共に、容易に排出を行うことができる容器構造等を提供することにある。
課題を解決するための手段、作用、及び発明の効果
上記課題を解決するため、本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、容器とは別に内層を設け、この内層から筒部を延設させておき、内層によって区画された加圧空間と収容空間との間に圧力差を生じさせることにより、収容空間内の収蔵物を容器外部に排出させることを見出し、基本的には本発明を完成するに至った。
すなわち第1の発明に係る容器構造は、収蔵物を収容可能な内部空間とこの内部空間を開放する開口と前記内部空間に収容された収蔵物の排出を許容する排出口部とを備えた容器本体と、前記開口を閉止する蓋部と、前記内部空間を収蔵物が収容される収容空間と圧力流体が流入される加圧空間とに区画する内層とを備えたものであって、前記内層には前記内部空間の奥行寸法とほぼ同一長さの筒部が延設され、この筒部の開口端部は前記排出口部に接続されており、前記内部空間において前記加圧空間に圧力流体を流入させることにより、前記加圧空間と前記収容空間との間に気圧差を生じさせて、前記収容空間に収容された収蔵物を前記排出口部から容器本体外に排出可能としたことを特徴とする。
このような容器構造においては、まず容器本体の蓋部を開口から取り外しておき、内層を容器本体の内部空間に装着し、内袋から延設された筒部の開口端部を排出口部に接続する。その後、蓋部で開口を閉止することにより、容器本体の内部空間は内層によって、収蔵物を収容可能な収容空間と、圧力流体が流入される加圧空間とに区画される。次に、排出口部から収蔵物を収容空間に投入する。このとき、容器本体の内部空間内においては、収蔵物は容器と内層との間に投入されることから、内層が収蔵物を覆うので、内層が空気と収蔵物とが接触するのを防ぐ状態となる。
収蔵物を排出する場合には、加圧空間に圧力流体(例えば、高圧空気)を流入させることにより、加圧空間と収容空間との間に気圧差を生じさせる。すると、内層が収蔵物を押圧するので、収蔵物は内層の筒部を通過し、排出口部から外部に排出されることで、円滑な排出操作が行われる。この排出操作の進行中には、内層は、圧力流体によって内部空間の内側(奥側)に膨張していく。また排出操作の進行と同時に、筒部は内部空間において、排出口部から奥行方向に向かって伸張していく。排出操作中には、圧力流体と収蔵物とは、内層によって区画されているので、圧力流体が収蔵物に接触することがない。このため、窒素ガス等の不活性ガスを用いる必要がないので、点検清掃時における作業員の安全性を確保することが容易となる。
上記発明において、内層は、容器本体の内部空間と実質的に等しい立体形状とされていることが好ましい。
容器本体の内壁面は、容器本体の材質をそのまま露出させておくこともできる。しかしながら、内壁面が収蔵物で汚れてしまい、排出後の点検清掃が煩雑となることに加え、収蔵物が化学薬品、溶剤等の反応性流体である場合には、容器本体の内壁面が化学変化を起こしてしまい、容器本体の寿命が短くなる虞がある。そこで、容器本体の内壁面にライニングを行うことが好ましい。ライニングは、ライニング素材の塗装、焼き付けで行うことができる。また、ライニング用内層を内壁面に密着させることが好ましい。そのようにすれば、ライニング用内層によって、収蔵物が容器本体に付着するのを防止するので、容器本体の汚れを回避でき、清掃・点検等の作業が容易となる。加えて、収蔵物と内壁面との反応を防止できる。
なお、本発明において、前記排出口部には、前記容器本体の内部空間の奥行方向にサイホン管が延設されており、前記筒部は、このサイホン管を包み込むように装着されているという構成を採用することができる。そのようにすれば、収蔵物の排出操作時には、筒部がサイホン管の外周に沿いつつ、内部空間の奥行方向に延出するので、円滑な排出操作を行うことができる。
一方、本発明において、内層の筒部がサイホン管を兼用する構造とすることができる。そのようにすれば、容器本体にサイホン管を設ける必要がないので、容器本体の構造を簡素化することが可能となり、コストを低減することができる。
また、本発明において、前記内層は、装着される容器本体側の内部空間の奥行寸法とほぼ同一長さに延設された筒部を備え、前記収蔵物と空気との接触を防止すると共に前記収蔵物に圧力を伝達するピストン用内層と、前記容器本体の内側にライニングされたライニング用内層との二層から形成されることが好ましい。そのようにすれば、ライニング用内層が、容器本体に収蔵物が付着するのを防止するので、容器本体の汚れを回避できる。更に、このライニング用内層とピストン用内層とが、一体化されて袋状に形成されていることが好ましい。そのようにすれば、内層を装着する際の操作性が良好となる。
第2の発明に係る内層は、装着される容器本体側の内部空間に収容される収蔵物を押圧可能な押圧部と、前記内部空間の奥行寸法とほぼ同一長さに延設された筒部とを備え、前記筒部の一端部分は前記収蔵物を外部に排出可能な排出口部に接続可能とされていることを特徴とする。
また、この内層は、容器本体の内側にライニングされたライニング用内層と、装着される容器本体側の内部空間に収容される収蔵物を押圧可能な押圧部と前記内部空間の奥行寸法とほぼ同一長さに延設された筒部を備え前記収蔵物と空気との接触を防止すると共に前記収蔵物に圧力を伝達するピストン用内層との二層が備えられていることが好ましい。そのようにすれば、ライニング用内層が、容器本体に収蔵物が付着するのを防止するので、容器本体の汚れを回避できる。更に、このライニング用内層とピストン用内層とが、一体化されて袋状の内袋として形成されていることが好ましい。そのようにすれば、内袋を装着する際の操作性が良好となる。
第3の発明に係る容器は、内層を装着可能な内部空間と前記内層の脱着を行う開口と圧力流体を流入可能な加圧口と内部空間に収容された収蔵物を排出可能な排出口部とを備えた容器本体と、前記開口を閉止する蓋部とを備えた容器であって、前記内層は前記内部空間を前記収蔵物が収容される収容空間と圧力流体が流入される加圧空間とに区画すると共に、前記排出口部には、前記内層から内部空間の奥行寸法とほぼ同一長さに延設された筒部の開口端部が接続可能とされており、前記加圧空間に圧力流体を流入させることにより前記加圧空間と前記収容空間との間に気圧差を生じさせて、前記収容空間に収容された収蔵物を前記排出口部から外方に排出可能としたことを特徴とする。
次に、本発明の実施形態について、詳細に説明するが、本発明の技術的範囲は、下記の実施形態によって限定されるものではなく、その要旨を変更することなく、様々に改変して実施することができる。また、本発明の技術的範囲は、均等の範囲にまで及ぶものである。
次に、本発明の実施形態について、図1〜図6を参照しつつ詳細に説明する。
本実施形態の容器構造は主として、図1及び図2に示す内袋1と、この内袋1を収容可能な容器本体2(図3)と、この容器本体2を閉止する蓋部9とから構成されている。このうち、まず図1〜図3を参照しつつ、内袋1の構成について説明する。
内袋1は、容器本体2の内側にライニングされるライニング用内層3と、このライニング用内層3の上方に設けられるピストン用内層4と、ピストン用内層4の中央に設けられる筒部5とから構成されている。両内層3,4及び筒部5は、例えばテフロン(登録商標)樹脂をコーティングした可撓性のシート材から製造することができる。
ライニング用内層3は、容器本体2の内壁面20とほぼ同一の形状に形成されており、内壁面20にほぼ密着しつつ装着される。この内層3の上端部分は、容器本体2よりも長く形成されており、ここが組付縁7とされている。組付縁7は、容器本体2の全周に沿って形成されており、容器本体2の開口8端縁から外周面側に折り曲げられた後に、蓋部9を開口8に組み付ける際に固定される。
また、ピストン用内層4は、容器本体2の内部空間6の端縁である内壁面20とほぼ同一形状とされている。内層4の端縁4Aは、内層3の組付縁7よりも僅かに内側において、溶着されることにより、両内層3,4が密着して一体化される。内層4の中央には、筒部5の径とほぼ同形状の口部4Bが設けられている。この口部4Bには、筒部5の接続端部5Aが溶着されることにより、両部材4,5が密着して一体化される。また、口部4Bの周縁から端縁4Aに到る部分は、収蔵物12を押圧する押圧部21として作用する。
筒部5は、上下方向にほぼ等径の筒状とされており、その長さは容器本体2の内部空間の奥行寸法とほぼ同一とされている。この筒部5の内径は、後述するサイホン管14の外径よりも僅かに大きく形成されている。また、筒部5の上端側には、内ネジを備えた開口端部10が設けられている。開口端部10は、後述する蓋部9の排出口部11に設けられた係合部11Bに対して、ネジ組み付けが可能とされている。
このようにして、三つの部材から一体に形成された内袋1は、図2に示すように、ライニング用内層3とピストン用内層4との二層を備えて袋状に構成されている。両内層3,4によって取り囲まれた袋部分には、収蔵物12が収容可能とされている。
次に、図3を参照しつつ、容器本体2の構成について説明する。容器本体2は、例えばドラム缶として製造することができる。容器本体2には、収蔵物12を収容可能な内袋1を装着可能な内部空間6と、図示上方に開放する開口8が設けられている。この容器本体2の開口8は、蓋部9によって閉止可能とされる(より詳細には、後述のように、蓋部9と容器本体2はリング部材13によって固定される)。容器本体2は、有底の円筒状に形成されており、その開口8はほぼ円形状とされており、開口8の縁には外径方向に向かって突設した開口縁8Aが設けられている。
また、蓋部9は、開口縁8Aと同径を備えた円板状とされている。開口縁8Aと蓋部9とは、リング部材13の組付によって、ほぼ密着した状態で組み付けられるようになっている。蓋部9の中央には、収蔵物12の排出を許容する排出口部11が備えられている。排出口部11において、蓋部9の内面側(内袋1が装着される側)には、筒部5の開口端部10を組付可能な外ネジを備えた係合部11Bが設けられている。また、排出口部11からは、容器本体2の内部空間6の方向に向かって、サイホン管14が突設されている。サイホン管14は、その上下両端方向に開放する管状に形成されており、その長さは容器本体2の上下寸法(より正確には、内部空間6の奥行寸法)よりも僅かに短くされている。また、蓋部9には、加圧用の圧力流体を内部空間6の加圧空間16側に流入可能な加圧口15が設けられている。
次に、上記のように構成された内袋1と容器本体2との組付方法について説明する。
まず、蓋部9を開口8から取り外して、容器本体2の開口8を開放しておく。ここで、内袋1を容器本体2の内部空間6に装着する。すると、内袋1のライニング用内層3が容器本体2の内壁面20に沿うようにして装着される。このとき、ライニング用内層3の外縁である組付縁7は、開口縁8Aから外方に出し、下方に折り返しておく。
次に、内袋1のピストン用内層4から延設された筒部5を蓋部9の下面側から突設されたサイホン管14の外側を包み込むようにして装着していく。筒部5でサイホン管14をほぼ覆い付けた後に、開口端部10と排出口部11の係合部11Bとをネジ係合することにより、筒部5が蓋部9と一体化される。
次に、蓋部9を開口8の上面に載置し、リング部材13を組み付けることにより、開口8を閉止すると共に、容器本体2と蓋部9とを一体化させる。こうして、内袋1と容器本体2との組付が完了すると、容器本体2の内部空間6は、内袋1のピストン用内層4によって、収蔵物12を収容可能な収容空間17(つまり、内袋1においてピストン用内層4とライニング用内層3との間)と、圧力流体が流入される加圧空間16とに区画される。
図4は、排出口部11の上端にパイプ19を接続し、ここから収蔵物12を収容空間17に投入した後の断面図である。このとき、容器本体2の内部空間6内においては、収蔵物12は内袋1の内部に投入されているので、ピストン用内層4が空気と収蔵物12とが接触するのを防ぐ状態となっている。
収蔵物12を容器本体2から排出する場合には、加圧口15から加圧空間16に圧力流体(例えば、高圧空気)を流入させる。図5には、収蔵物12の排出操作を行っている途中の様子を示した。図中には、圧力流体の流れを矢印A(より細い線で示した矢印)で示した。圧力流体を流入させると、加圧空間16側の圧力が収容空間17側の圧力よりも高くなり、両空間16,17間に気圧差が生じるため、ピストン用内層4の押圧部21が収蔵物12を押圧し、収蔵物12が筒部5の内側(より正確には、筒部5によって覆われたサイホン管14の内部)を通り、排出口部11から排出される。図5中には、収蔵物12の流れを矢印B(白抜きのより太い矢印)で示した。
このとき、圧力流体と収蔵物12とは、ピストン用内層4によって区画されているので、圧力流体が収蔵物12に接触することがない。このため、圧力流体として高圧空気を用いた場合であっても、排出操作中の収蔵物12の酸化を防ぐことができる。
また、収蔵物12の排出操作の進行中には、ピストン用内層4は圧力流体によって内部空間6の奥側に向かって膨張していく(図6を参照)。同時に、筒部5は内部空間6において、排出口部11から奥行方向(図示下方)に向かって伸張していく。
このように本実施形態によれば、容器本体2の内部空間6には、ピストン用内層4が設けられているので、容器本体2に収容された収蔵物12の流入、保管、又は排出時において、その収蔵物12が直接外気に接触することを防止すると共に、容易に排出を行うことができる容器構造を提供することができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変形して実施することもできる。
1.本実施形態では、内袋1には二層の内層3,4が設けられているが、本発明によれば、ピストン用内層4(及び、筒部5)のみを備えていればよく、必ずしもライニング用内層3を設ける必要はない。
2.本実施形態では、サイホン管14が設けられているが、本発明によれば、必ずしもサイホン管14を設ける必要はない。
本実施形態において、内袋を一体化する前の分解斜視図である。 内袋に収蔵物を収容する前の側断面図である。 容器本体の分解図である。 容器本体と内袋とを組付けた後に、内袋に収蔵物を収容したときの側断面図である。 加圧空間に圧力流体を流入させて、排出口部から収蔵物を排出させている排出操作時の側断面図である。 加圧空間に圧力流体を流入させて、排出口部から収蔵物を排出させている排出操作時の側断面図である。
符号の説明
1…内袋
2…容器本体
3…ライニング用内層
4…ピストン用内層(内層)
5…筒部
6…内部空間
8…開口
9…蓋部
10…開口端部
11…排出口部
12…収蔵物
14…サイホン管
15…加圧口
16…加圧空間
17…収容空間
20…内壁面
21…押圧部

Claims (4)

  1. 収蔵物を収容可能な内部空間とこの内部空間を開放する開口と前記内部空間に収容された収蔵物の排出を許容する排出口部とを備えた容器本体と、前記開口を閉止する蓋部と、前記内部空間を収蔵物が収容される収容空間と圧力流体が流入される加圧空間とに区画する内層とを備えた容器構造であって、
    前記内層には前記内部空間の奥行寸法とほぼ同一長さの筒部が延設され、この筒部の開口端部は前記排出口部に接続されており、前記内部空間において前記加圧空間に圧力流体を流入させることにより、前記加圧空間と前記収容空間との間に気圧差を生じさせて、前記収容空間に収容された収蔵物を前記排出口部から容器本体外に排出可能としたことを特徴とする容器構造。
  2. 前記排出口部には、前記容器本体の内部空間の奥行方向にサイホン管が延設されており、前記筒部は、このサイホン管を包み込むように装着されていることを特徴とする請求項1に記載の容器構造。
  3. 装着される容器本体側の内部空間に収容される収蔵物を押圧可能な押圧部と、前記内部空間の奥行寸法とほぼ同一長さに延設された筒部とを備え、前記筒部の一端部分は前記収蔵物を外部に排出可能な排出口部に接続可能とされていることを特徴とする内層。
  4. 内層を装着可能な内部空間と前記内層の脱着を行う開口と圧力流体を流入可能な加圧口と内部空間に収容された収蔵物を排出可能な排出口部とを備えた容器本体と、前記開口を閉止する蓋部とを備えた容器であって、前記内層は前記内部空間を前記収蔵物が収容される収容空間と圧力流体が流入される加圧空間とに区画すると共に、前記排出口部には、前記内層から内部空間の奥行寸法とほぼ同一長さに延設された筒部の開口端部が接続可能とされており、前記加圧空間に圧力流体を流入させることにより前記加圧空間と前記収容空間との間に気圧差を生じさせて、前記収容空間に収容された収蔵物を前記排出口部から外方に排出可能としたことを特徴とする容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016068390A1 (ko) * 2014-10-31 2016-05-06 왕정순 바닥면을 통해 압력을 제공하는 디스펜서의 구조 및 이를 이용한 디스펜서

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