JP2005343494A - 包装材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 片面にコロナ放電処理を施された熱収縮性合成樹脂フィルムに、
(a)ポリアミド系、繊維素系樹脂のうち少なくとも1種類以上から選ばれた樹脂系であり、且つ架橋剤として金属キレート化合物を含有するインキにてコロナ処理された面に印刷し、
(b)且つその印刷面に、ポリアミド系、繊維素系樹脂のうち、少なくとも1種類以上から選ばれた樹脂系からなるオーバーコートニスを重ね印刷する、
という構成の包装材。
【選択図】 なし
Description
(a)ポリアミド系、繊維素系樹脂のうち少なくとも1種類以上から選ばれた樹脂系であり、且つ架橋剤として金属キレート化合物を含有するインキにてコロナ処理された面に印刷し、
(b)且つその印刷面に、ポリアミド系、繊維素系樹脂のうち、少なくとも1種類以上から選ばれた樹脂系からなるオーバーコートニスを重ね印刷する、
という構成の包装材が前記の課題を解決することを見出し、本発明を完成した。
(A)ポリアミド系、繊維素系樹脂のうち、少なくとも1種類以上から選ばれた樹脂系であり、且つ架橋剤として金属キレート化合物を含有する印刷インキによりコロナ放電処理された面に印刷されていること。
(B)上記(A)のインキ皮膜に、ポリアミド系、繊維素系樹脂のうち、少なくとも1種類以上から選ばれた樹脂系からなるオーバーコートニスが印刷されていること。
(C)包装材の裏面(包装したときの内側の面)はインキによって印刷されていないこと。
収縮ポリプロピレンフィルム(興人社製「ポリセット」)に38ダインのコロナ放電処理を施し、その処理面に架橋剤入りポリアミド/硝化綿系インキ(大日本インキ化学工業株式会社製「XOP−1426型インキ」)を白、赤の順に印刷し、更にその上に、ポリアミド/硝化綿系オーバーコートニス(大日本インキ化学工業株式会社製「XOP−1426グロスOPニス(SF))を、溶断シール部を除いた部分に印刷し、包装材A−1を得た。
収縮ポリプロピレンフィルム(興人社製「ポリセット」)に38ダインのコロナ放電処理を施し、その処理面に架橋剤なしのポリアミド/硝化綿系インキ(大日本インキ化学工業株式会社製「XOX−1424型インキ」)を白、赤の順に印刷し、比較包装材B−1を得た。
収縮ポリプロピレンフィルム(興人社製「ポリセット」)に38ダインのコロナ放電処理を施したフィルムを、溶断シール強度確認用標準品である包装材C−1とした。
上記で得た包装材A−1、B−1及びC−1を用い、溶断シール試験を実施した。各構成において、非印刷面(未処理面)同士がシールされる様に溶断シール機(トキワ工業社製)にセットし、ショット数180個/分、シーラー温度上刃215℃、下刃80℃の条件にて各々1分間連続で溶断シールし、シールバーへのインキのつもり具合を目視で確認した。また、シール部を10mm幅に断裁し、テンシロン万能試験機 MODEL RTM−100(株式会社オリエンテック社製)を用いて溶断シール強度を測定した。結果を表1に示す。
表1に示すように、処理面に架橋剤入りポリアミド/硝化綿系インキを印刷した包装材A−1の溶断シール強度は、一般的に実用強度とされる1,000g/10mmを越えており、十分な強度を有することがわかる。またシールバーへのインキの堆積度合いもほとんど無く、良好であることが確認された。
上記A−1及びB−1を用い、その光沢値を測定した。
測定には、ビックケミー社製「マイクロ−トリ−グロス光沢計」を使用し、入射角度60°の条件で、収縮前及び収縮後の光沢を測定した。収縮条件は、市販の丸形カップ麺容器を印刷物で適度に被覆し、150℃に加温したオーブン(佐竹化学機械工業株式会社製「セーフベンドライヤN50−S4」型)にて5秒間収縮させた。結果を表2に示す。
Claims (3)
- 熱収縮性合成樹脂フィルムに文字、絵柄等の意匠を印刷した収縮オーバーラップ包装材であって、前記包装材の表面となる側にコロナ放電処理が施されており、その面に印刷されるインキが、ポリアミド系、繊維素系樹脂のうち少なくとも1種類以上から選ばれる樹脂系であり、且つ架橋剤として金属キレート化合物を含有し、前記包装材の裏面となる側には印刷インキによる印刷がされていない包装材。
- 前記の包装材の表面に印刷されたインキ皮膜に、ポリアミド系、繊維素系樹脂のうち少なくとも1種類以上から選ばれる樹脂系からなるオーバーコートニスが印刷されている、請求項1に記載の包装材。
- シール方式に溶断シールを用いる請求項1または請求項2のいずれかに記載の包装材。
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JP2004163035A JP2005343494A (ja) | 2004-06-01 | 2004-06-01 | 包装材 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015048105A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 物品の表面と外装体の裏面に印刷層を有する包装体 |
JP2016079306A (ja) * | 2014-10-17 | 2016-05-16 | サカタインクス株式会社 | 表刷り用オーバープリントニス組成物 |
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2004
- 2004-06-01 JP JP2004163035A patent/JP2005343494A/ja active Pending
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