JP2005342726A - Di缶の製造方法およびdi缶の製造装置並びにボトル缶および缶基体 - Google Patents

Di缶の製造方法およびdi缶の製造装置並びにボトル缶および缶基体 Download PDF

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Abstract

【課題】 肉欠けや胴切れを生じさせることなくDI缶を形成する。また、ボトル缶および缶基体の胴部における缶軸方向上端部が凹む等の変形することを抑制する。
【解決手段】 軸線方向に進退可能に支持されたパンチ11と、パンチ11と同軸上に配設された複数のリング状のしごきダイス12〜14とを備え、パンチ11が金属製の有底筒状体Wの内部に挿入されて軸線O方向に前進することにより、有底筒状体Wの外表面を複数のしごきダイス12〜14の内表面により順次しごいて、開口部と、該開口部の缶軸方向下端に連設され缶軸方向下方に延びる胴部とを備え、該胴部の缶軸方向上部は前記開口部より薄肉とされたDI缶を製造するDI缶の製造装置10であって、パンチ11の外表面には、有底筒状体Wの、前記胴部の形成予定部における缶軸方向上端部と対応する位置に、その全周に亙って径方向内側へ凹む凹部が形成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、金属製の有底筒状体にしごき加工を施してDI缶を製造するDI缶の製造方法およびDI缶の製造装置並びにDI缶に基づいて形成されたボトル缶および缶基体に関するものである。
この種のDI缶は従来から、飲料を充填する容器としての缶基体やボトル缶を製造するのに用いられている。すなわち、缶基体の場合、DI缶の開口部にネックイン加工やフランジ加工が施され、胴部の缶軸方向上端に連設されるとともに缶軸方向上方へ向かうに従い漸次縮径した肩部と、該肩部の缶軸方向上端に連設されるとともに径方向外方へ折り曲げられたフランジ部とが形成される。その後、この缶基体に内容物が充填され、前記フランジ部に缶蓋が巻き締められることにより缶が形成される。また、ボトル缶の場合、DI缶の開口部にネックイン加工、ねじ成形加工、およびカール部形成加工等が施され、胴部の缶軸方向上端に連設されるとともに缶軸方向上方へ向かうに従い漸次縮径した肩部と、該肩部の缶軸方向上端に連設されるとともに缶軸方向上方へ延在した口金部とが形成される。その後、このボトル缶に内容物が充填された後に、前記口金部にキャップが螺着されてキャップ付ボトル缶が形成される。
これらの缶基体およびボトル缶においては、DI缶の開口部に前述のようなネックイン加工等といった過酷な加工が施されるため、このような加工に耐え得るようにDI缶の開口部は比較的厚肉にしておく必要がある。
このようなDI缶は従来から、下記特許文献1に示されるように、軸線方向に進退可能に支持されたパンチと、該パンチと同軸上に配設された複数のリング状のしごきダイスとを備えるDI缶の製造装置において、前記パンチが金属製の有底筒状体の内部に挿入されて軸線方向に前進することにより、前記有底筒状体の外表面を前記複数のしごきダイスの内表面により順次しごくことにより形成されている。つまり、金属製の有底筒状体にしごき加工を複数回施すことにより、胴部の缶軸方向上部における肉を、この胴部の缶軸方向上端に連設された開口部に順次流動させて、この開口部が厚肉とされたDI缶が形成されている。ここで、前記複数回のしごき加工のうち、特に最後のしごき加工においては、DI缶の開口部をその全周に亙って均一にしごき、かつこの部分における肉厚を全周に亙って均一にするために、このしごき率はできるだけ大きい方が望ましい。なお、しごき率とは、しごき前の肉厚としごき後の肉厚との差をしごき前の肉厚で除することにより算出されるものであって、いわゆる肉厚の減少率のことをいう。
特開平8−108235号公報
ところが、DI缶を製造するに際して、一回のしごき加工でしごき率が40%を超えると前記胴部が破断する、いわゆる胴切れが発生する可能性が高いため、このしごき率を大きくするには限界があり、前述した均一なしごきおよび均一な肉厚を実現することが困難であるという問題があった。このうち、前記均一なしごきを実現できない場合、この開口部のうち周方向でしごかれない部分が生ずる、いわゆる肉欠けが発生することになり、形成された缶基体およびボトル缶の外表面に印刷を施したときに、前記肉欠け部分が変色して容器自体の商品価値を著しく低下させるという問題がある。また、前記均一な肉厚を実現できない場合、特に缶基体において、そのフランジ部に缶蓋を全周に亙って均一に巻き締めることが困難になる虞がある。さらに、前記胴切れが発生した場合には、しごきダイスとパンチとが直に接することにより、これらの寿命を著しく低下させる虞もある。
ここで、前述のように形成されたDI缶に基づいて缶基体およびボトル缶を形成すると、これらの缶基体およびボトル缶においては、その胴部の缶軸方向上部のうち、その上端部における肉が最も前記開口部に流動させられ易いため、この上端部は特に薄肉となっている。従って、この上端部に外力が作用することによって、容易に凹み等の変形が生ずる虞もあった。
本発明は、このような背景の下になされたもので、その第1の目的は、DI缶を製造するに際して、この開口部をその全周に亙って均一にしごき、この部分における肉厚を全周に亙って均一にすること、および胴切れが発生するのを抑制することの双方を実現することができるDI缶の製造方法およびDI缶の製造装置を提供することにある。
また、第2の目的は、ボトル缶および缶基体の胴部における缶軸方向上端部に外力が作用することにより、この部分が凹む等の変形することを抑制することができる缶基体およびボトル缶を提供することにある。
このような課題を解決して、前記目的を達成するために、本発明のDI缶の製造方法は、金属製の有底筒状体にしごき加工を複数回施して、開口部と、該開口部の缶軸方向下端に連設され缶軸方向下方に延びる胴部とを備え、該胴部の缶軸方向上部は前記開口部より薄肉とされたDI缶を製造するDI缶の製造方法であって、前記有底筒状体に最後のしごき加工を施して前記DI缶を形成する際に予め、前記有底筒状体において、前記胴部の形成予定部における缶軸方向上端部を、該上端部を除く前記胴部の形成予定部における缶軸方向上部の厚さより厚くしておき、その後しごき率40%以下で前記最後のしごき加工を施すことを特徴とする。
この発明によれば、前記有底筒状体に最後のしごき加工を施して前記DI缶を形成する際に予め、前記胴部の形成予定部における缶軸方向上端部(以下、単に「厚肉部」という)を、該上端部を除く前記胴部の形成予定部における缶軸方向上部の厚さより厚くしておくので、最後のしごき加工において、前記厚肉部の肉を開口部に容易に流動させることが可能になる。従って、前記最後のしごき加工のしごき率を40%以下としても、前記開口部を全周に亙って均一にしごくことが可能になるとともに、その肉厚を全周に亙って均一にすることが可能になる。さらに、しごき率を40%以下としていることから、胴切れが発生することを確実に抑制することができる。
ここで、前記有底筒状体に少なくとも3回しごき加工を施して前記DI缶を形成するのが望ましい。この場合、最初のしごき加工により形成された前記厚肉部が、少なくとも1回しごかれ、この厚肉部の肉が前記開口部へ流動させられた後に、有底筒状体に最後のしごき加工が施され、DI缶が形成されることになる。従って、前記厚肉部に過負荷を作用させることなく、この厚肉部における肉を前記開口部に良好に流動させることが可能になり、胴切れを発生させることなく、開口部の肉厚をその全周に亙って均一にすることができるとともに、肉欠けが発生することを確実に抑制することができる。
また、本発明のDI缶の製造装置は、軸線方向に進退可能に支持されたパンチと、該パンチと同軸上に配設された複数のリング状のしごきダイスとを備え、前記パンチが金属製の有底筒状体の内部に挿入されて軸線方向に前進することにより、前記有底筒状体の外表面を前記複数のしごきダイスの内表面により順次しごいて、開口部と、該開口部の缶軸方向下端に連設され缶軸方向下方に延びる胴部とを備え、該胴部の缶軸方向上部は前記開口部より薄肉とされたDI缶を製造するDI缶の製造装置であって、前記パンチの外表面には、前記有底筒状体の、前記胴部の形成予定部における缶軸方向上端部と対応する位置に、その全周に亙って径方向内側へ凹む凹部が形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、前記パンチの外表面には、前記胴部の形成予定部における缶軸方向上端部と対応する位置に、その全周に亙って径方向内側へ凹む凹部が形成されているので、このパンチを前進させて有底筒状体をしごく過程で前記厚肉部を形成することが可能になり、前記作用効果を有するDI缶の製造方法を高効率に実現することができる。
また、本発明のボトル缶は、大径の胴部と、該胴部の缶軸方向上端に連設されるとともに缶軸方向上方へ向かうに従い漸次縮径した肩部と、該肩部の缶軸方向上端に連設されるとともに缶軸方向上方へ延在した口金部とを備えるボトル缶であって、請求項1または2に記載の製造方法により製造されたDI缶に基づいて製造され、前記胴部の缶軸方向上端部は、該上端部を除く前記胴部の缶軸方向上部における肉厚より厚くされていることを特徴とする。
また、本発明の缶基体は、大径の胴部と、該胴部の缶軸方向上端に連設されるとともに缶軸方向上方へ向かうに従い漸次縮径した肩部と、該肩部の缶軸方向上端に連設されるとともに径方向外方へ折り曲げられたフランジ部とを備え、該フランジ部に缶蓋が巻き締められる構成とされた缶基体であって、請求項1または2に記載の製造方法により製造されたDI缶に基づいて製造され、前記胴部の缶軸方向上端部は、該上端部を除く前記胴部の缶軸方向上部における肉厚より厚くされていることを特徴とする。
これらの発明によれば、前記胴部の缶軸方向上端部は、該上端部を除く前記胴部の缶軸方向上部における肉厚より厚くされているので、この部分に外力が作用することによって、凹み等の変形が発生することを抑制することができる。ところで、ボトル缶の場合、その外表面のうち、前記胴部の缶軸方向上端部が径方向外方へ最も突出した部分の一部を構成するとともに、厚肉とされた肩部と隣接しているので、この部分は特に凹みが発生し易いため、前述した変形の発生抑制効果が特に著しく奏されることになる。また、前記DI缶に基づいてボトル缶を形成する場合においては、強度上の理由により、一般にDI缶の前記開口部のうち最も肉厚の大きい部分の肉厚を、前記胴部のうち最も肉厚の小さい部分の肉厚より80μm以上大きくする必要があり、このようなDI缶を形成するには、従来では必然的に最後のしごき加工のしごき率を大きくせざるを得なかったため、前述した、前記最後のしごき加工のしごき率を40%以下としても、前記開口部を全周に亙って均一にしごくことが可能になるとともに、その肉厚を全周に亙って均一にすることが可能になるといった作用効果が特に著しく奏されることになる。
ここで、前記ボトル缶は、前記肩部および前記口金部が前記DI缶の前記開口部に少なくとも15回ネックイン加工されて形成されることが望ましい。この場合、肩部と胴部との肉厚の差が特に大きくなるので、ボトル缶に缶軸方向下方に向けた力、すなわち圧縮力が作用した場合、前記胴部の缶軸方向上端部に応力が集中し易く、座屈強度が低下する虞があるが、この部分は胴部の缶軸方向上部の中で最も厚肉とされているので、この座屈強度の低下を最小限に抑制することができる。
本発明によれば、DI缶を製造するに際して、この開口部をその全周に亙って均一にしごき、この部分における肉厚を全周に亙って均一にすること、および胴切れが発生するのを抑制することの双方を実現することができる。また、ボトル缶および缶基体の胴部における缶軸方向上端部に外力が作用することにより、この部分が凹む等の変形することを抑制することができる。
図1および図2は本発明の一実施形態に係るDI缶の製造方法を実施するためのDI缶の製造装置を示すものであって、この製造装置10は、図2に示すように、軸線O方向に進退可能に支持されたパンチ11と、該パンチ11と同軸上に配設された複数のリング状のしごきダイス12〜14とを備え、パンチ11が金属製(例えばアルミニウム合金)の有底筒状体Wの内部に挿入されて軸線O方向に前進することにより、有底筒状体Wの外表面が前記複数のしごきダイス12〜14の内表面に順次しごかれて、開口部と、該開口部の缶軸方向下端に連設され缶軸方向下方に延びる胴部とを備え、該胴部の缶軸方向上部は前記開口部より薄肉とされたDI缶が形成されるようになっている。
さらに本実施形態では、複数のしごきダイス12〜14の配設位置よりパンチ11の前進方向における後方側に、リング状の再絞りダイス15がしごきダイス12〜14と同軸的に配設されている。また、再絞りダイス15の配設位置よりパンチ11の前進方向における後方側に、軸線O方向に進退可能に支持され、内側にパンチ11が挿入されるとともに、その外周面が有底筒状体Wの内周面を支持する構成とされた円筒状のカップホルダスリーブ16が配設されている。さらに、各しごきダイス12〜14において、パンチ11の前進方向における前方(図2の左方)には、リング状のパイロットリング17が各しごきダイス12〜14と同軸的に配設されており、有底筒状体Wが各しごきダイス12〜14にしごかれる過程で、その缶軸が各ダイス12〜14の軸線Oに対して位置ずれした場合においても、パンチ11がそれぞれのダイス12〜14に衝突することを防止できるようになっている。
ところで、複数のしごきダイス12〜14は、本実施形態では、パンチ11の前進方向後方側から前方側へ向けて順次、ファーストダイス12とミドルダイス13とエンドダイス14とが軸線Oと同軸的に配設された構成となっており、つまり3つのしごきダイス12〜14を備えている。これらのしごきダイス12〜14の内径は、各しごきダイス12〜14によって、有底筒状体Wにしごき率が40%以下のしごき加工が施されるような大きさとされている。例えば、再絞りダイス16により絞り加工された有底筒状体Wが、ファーストダイス12によってしごき率40%以下でしごかれ、またファーストダイス12によりしごかれた有底筒状体Wが、ミドルダイス13によってしごき率40%以下でしごかれ、さらにミドルダイス13によりしごかれた有底筒状体Wが、エンドダイス14によってしごき率40%以下でしごかれるようになっている。
また、パンチ11は、円筒状に形成されるとともにその外表面が有底筒状体Wの内表面と接する構成とされたパンチスリーブ20と、このパンチスリーブ20の内部に配設されるとともに、その後端部がパンチスリーブ20の前進方向における後側の端面から突出したシャンク21とを備えている。シャンク21は図示しない駆動手段に連結され、この駆動手段が駆動されることにより、パンチ11が進退移動されるようになっている。
ここで、パンチスリーブ20の外表面には、図1に示すように、有底筒状体Wの、前記胴部の形成予定部における缶軸方向上端部と対応する位置に、その全周に亙って径方向内側へ凹む凹部22が形成されている。
凹部22は、パンチスリーブ20の前進方向における先端側から順次、その前進方向における後方側へ向かうに従い漸次縮径した第1傾斜部22aと、この第1傾斜部22aに連設されるとともに、軸線Oに対して平行に延在したストレート部22bと、このストレート部22bに連設されるとともに、前記後方側へ向かうに従い漸次縮径した第2傾斜部22cとを備えている。そして、第2傾斜部22cの後端は、形成するDI缶の前記開口部を形成する開口部形成部20bに連設されており、この開口部形成部20bは、パンチスリーブ20において、形成するDI缶と対応する部分のうち最も外径が小さくされている。なお、第1傾斜部22aの傾斜角度は、軸線Oに対して例えば約0.84°とされ、第2傾斜部22cの傾斜角度は、軸線Oに対して例えば約0.17°とされている。また、ストレート部22bの表面とパンチスリーブ20の先端部(凹部20aより先端側の部分)20aの外表面との距離、つまり凹部22の深さは約0.005mmとされている。
次に、以上のように構成されたDI缶の製造装置10により有底筒状体WからDI缶を製造する方法について説明する。
まず、その前進方向における後端側に位置するパンチ11およびカップホルダスリーブ16と、再絞りダイス15との間に、これら15、16と同軸上に有底筒状体Wを配置し、その後パンチ11およびカップホルダスリーブ16を前進させて、これら11、16の先端面を有底筒状体Wの内側底面に押付ける。この際、パンチ11の先端面は、有底筒状体Wの内側底面のうち、再絞りダイス15の貫通孔15aと対応した部分に押付けられる一方、カップホルダスリーブ16の先端面は、有底筒状体Wの内側底面のうち、再絞りダイス15の貫通孔15aの外周縁部と対応した部分に押付けられる。つまり、カップホルダスリーブ16は、その先端面が有底筒状体Wの内側底面を介して再絞りダイス15の一方の表面15bに衝突することにより、その前進移動が規制される。この状態で、パンチ11のみをさらに前進させることにより、有底筒状体Wを、その外表面がカップホルダスリーブ16の内表面に支持された状態で、再絞りダイス15の内側に押込み、有底筒状体Wに再絞り加工を施す。すなわち、再絞り加工によって、有底筒状体Wの底面における外周縁部が缶軸方向上方へ向けて折り曲げられ、有底筒状体Wの外径および内径が縮径されるとともに、この筒状体Wの軸方向高さが高められる。
この際の有底筒状体Wの肉厚分布を図3に示す。この図において、横軸は有底筒状体Wの外側底面からの高さ位置を示し、縦軸は肉厚を示すものであって、缶軸を中心として周方向に45°づつ間隔をあけた周方向位置ごとに、複数の前記高さ位置で測定した肉厚を示すものである。この図から、再絞り加工後の有底筒状体Wの肉厚は、底面側か開口部側(缶軸方向上方)へ向かうに従い漸次その肉厚が大きくなっていることが確認される。
その後さらに、パンチ11を前進させ、ファーストダイス12の内側にパンチ11とともに有底筒状体Wを押込み、この筒状体Wにしごき率40%以下で最初のしごき加工を施す。すなわち、パンチ11の外周面とファーストダイス12の内周面とにより有底筒状体Wの内外周面を挟み込んだ状態で、パンチ11および有底筒状体Wを前進移動させることにより、有底筒状体Wの肉を缶軸方向上方へ流動させる。ここで、パンチ11のパンチスリーブ20において、形成するDI缶と対応する部分としての先端部20a、凹部22および開口部形成部20bは、その外径がこの順に小さくされているので、このしごき加工により、有底筒状体Wの肉厚は、図4に示すように、パンチスリーブ20の前記先端部20aの缶軸方向上部と対応する部分(図4に示すA1部)、凹部22と対応する部分(図4に示すB1部)、および開口部形成部20bと対応する部分(図4に示すC1部)の順に大きくなる。
有底筒状体Wにおける前記A1部、B1部およびC1部は、本実施形態では、前記C1部がDI缶における開口部の形成予定部に相当し、前記B1部がDI缶における胴部の形成予定部の缶軸方向上端部に相当し、前記A1部が前記B1部を除く前記胴部の形成予定部における缶軸方向上部に相当する。すなわち、有底筒状体Wにおいて、DI缶の胴部の形成予定部における缶軸方向上端部B1は、この上端部B1を除く前記胴部の形成予定部における缶軸方向上部A1の厚さより厚く、この上端部B1の缶軸方向上端に連設される開口部形成予定部C1の厚さより薄くなる。なお、有底筒状体Wにおいて、パンチスリーブ20の前記先端部20aと対応する部分のうち、前記A1部を除く部分、つまりその缶軸方向下部と対応する部分(図4に示すD1部)は、前述のしごき加工によっても、その肉が缶軸方向上方へ流動され難いため、その肉厚は、前記胴部の形成予定部における缶軸方向上端部B1の肉厚以上になる。
次に、前述と同様にして、ミドルダイス13により有底筒状体Wに、しごき率40%以下でしごき加工を施す。この場合、パンチスリーブ20の前記先端部20aにより、図4の有底筒状体Wにおいて、前記胴部の形成予定部における缶軸方向上部のうちその上端部B1を除く部分A1の肉が、前記胴部の形成予定部における缶軸方向上端部B1、および開口部形成予定部C1に流動させられる。さらに、この前工程でファーストダイス12により、図4に示す有底筒状体Wの、前記胴部の形成予定部における缶軸方向上端部B1に流動させられていた肉が、開口部形成予定部C1に流動させられる。以上により、図5に示すように、胴部形成予定部の缶軸方向上部A1、B1および開口部形成予定部C1が薄肉にされ、これらA1、B1、C1の中でも特に、胴部形成予定部の缶軸方向上部A1、B1の肉が開口部形成予定部C1側へ流動させられて薄肉とされる。これにより、有底筒状体Wの缶軸方向における高さが高められるとともに、開口部形成予定部C1の肉厚が所定値以上に維持され、胴部形成予定部の缶軸方向上部A2、B2および開口部形成予定部C2を有する有底筒状体Wが得られる。
さらに、この有底筒状体Wに、ミドルダイス13と同様にして、エンドダイス14によるしごき加工、すなわち最後のしごき加工を施し、図6に示すような、胴部の缶軸方向上端部B3が、この上端部B3を除く胴部の缶軸方向上部A3より厚肉とされ、かつ開口部C3より薄肉とされるとともに、開口部C3の周方向における肉厚のばらつきが抑えられたDI缶が形成される。
ところで、本実施形態では、凹部22とパンチスリーブ20の先端との距離は、形成するDI缶において、胴部の缶軸方向上端部B3と外側底面との距離と同一とされており、図4から図6に示すように、前記胴部の形成予定部における缶軸方向上部A1、B1およびA2、B2の前記外側底面からの距離は、しごきダイス12〜14にしごかれる過程において不変であり、この缶軸方向上部A1、B1およびA2、B2は、順次しごかれ薄肉とされることにより、DI缶の胴部における缶軸方向上部A3、B3に形成される。
このように形成されたDI缶は例えば、開口部C3に少なくとも15回のネックイン加工が施されて、胴部A3、B3、D3の缶軸方向上端に連設されるとともに缶軸方向上方へ向かうに従い漸次縮径された肩部と、該肩部の缶軸方向上端に連設されるとともに缶軸方向上方へ延在する口金部とを形成した後に、この口金部にねじ成形加工、カール部形成加工が施されて、ボトル缶に形成される。このように形成されたボトル缶においては、図7および図8に示すように、胴部A4、B4、D4の缶軸方向上端部B4は、該上端部B4を除く前記胴部の缶軸方向上部A4における肉厚より厚くなる。この厚さの差は、具体的にはDI缶におけるものと略同等であるが、図7および図8に示す例では、約0.01mmとなっている。また、前記上端部B4の缶軸方向下端と、ボトル缶の外側底面との距離、および前記上端部B4の缶軸方向における長さは、DI缶若しくは形成するボトル缶のサイズ(例えば容量)によって異なり、例えばボトル缶の全長が133mmの場合、前記距離は40mm以上64mm以下、前記長さは約25mmとされ、またボトル缶の全長が164mmの場合、前記距離は50mm以上80mm以下、前記長さは約30mmとされ、またボトル缶の全長が195mmの場合、前記距離は80mm以上120mm以下、前記長さは約40mmとされる。
なお、前記DI缶に基づいて、胴部の缶軸方向上端に連設されるとともに缶軸方向上方へ向かうに従い漸次縮径した肩部と、該肩部の缶軸方向上端に連設されるとともに径方向外方へ折り曲げられたフランジ部と備え、このフランジ部に缶蓋が巻き締められることにより缶が形成される構成とされた缶基体を形成することも可能である。この場合、前記DI缶の開口部C3にネックイン加工やフランジ加工を施すことにより形成される。
以上説明したように、本実施形態によるDI缶の製造方法によれば、有底筒状体Wにエンドダイス14による最後のしごき加工を施して前記DI缶を形成する際に予め、前記胴部の形成予定部A1、B1、D1、およびA2、B2、D2における缶軸方向上端部B1、B2を、該上端部B1、B2を除く前記胴部の形成予定部A1、B1、D1、およびA2、B2、D2における缶軸方向上部A1、A2の厚さより厚くしておくので、最後のしごき加工において、前記上端部B2の肉を開口部C3に容易に流動させることが可能になる。従って、前記最後のしごき加工のしごき率を40%以下としても、開口部C3を全周に亙って均一にしごくことが可能になるとともに、その肉厚を全周に亙って均一にすることが可能になる。さらに、しごき率を40%以下としていることから、胴切れが発生することを確実に抑制することができる。
また、本実施形態によるDI缶の製造装置によれば、パンチ11の外表面に、前記上端部B1、B2と対応する位置に、その全周に亙って径方向内側へ凹む凹部22が形成されているので、このパンチ11を前進させて有底筒状体Wをしごく過程で前記上端部B1、B2を厚肉に形成することが可能になり、前記作用効果を有するDI缶の製造方法を高効率に実現することができる。
特に、本実施形態では、しごきダイスとして、ファーストダイス12、ミドルダイス13、およびエンドダイス14の3つ備え、有底筒状体Wに3回のしごき加工が施されるようになっているので、ファーストダイス12により形成された前記上端部B1が、ミドルダイス13によりしごかれ、この上端部B1の肉が前記開口部形成予定部C1へ流動させられて、前記上端部B2および前記開口部形成予定部C2が形成された後に、この有底筒状体Wがエンドダイス14によりしごかれ、DI缶が形成されることになる。つまり、エンドダイス14によりDI缶が形成される前に少なくとも一回、厚肉とされた前記上端部B1がしごかれることになる。従って、前記上端部B1、B2に過負荷を作用させることなく、この上端部B1、B2における肉を前記開口部等C2、C3に良好に流動させることが可能になり、胴切れを発生させることなく、DI缶の開口部C3の肉厚をその全周に亙って均一にすることができるとともに、肉欠けが発生することを抑制することができる。
また、本発明のボトル缶および缶基体によれば、DI缶において、前記胴部の缶軸方向上端部B3は、該上端部B3を除く前記胴部の缶軸方向上部A3における肉厚より厚くされているので、この部分B3に外力が作用することによって、凹み等の変形が発生することを抑制することができる。ところで、ボトル缶の場合、その外表面のうち、前記上端部B3が径方向外方へ最も突出した部分の一部を構成しているとともに、厚肉の肩部と隣接しているので、この部分は特に凹みが発生し易いため、前述した変形の発生抑制効果が特に著しく奏されることになる。また、前記DI缶に基づいてボトル缶を形成する場合においては、強度上の理由により、一般にDI缶の開口部C3のうち最も肉厚の大きい部分の肉厚を、胴部のうち最も肉厚の小さい部分、つまり胴部の缶軸方向上部のうち上端部B3を除く部分A3の肉厚より80μm以上大きくする必要があり、このようなDI缶を形成するには、従来では必然的に最後のしごき加工のしごき率を大きくせざるを得なかったため、前述した、前記最後のしごき加工のしごき率を40%以下としても、前記開口部を全周に亙って均一にしごくことが可能になるとともに、その肉厚を全周に亙って均一にすることが可能になるといった作用効果が特に著しく奏されることになる。
さらに、このボトル缶は、DI缶の開口部C3に少なくとも15回ネックイン加工されるので、肩部と胴部との肉厚の差が特に大きくなるため、ボトル缶に缶軸方向下方に向けた力、すなわち圧縮力が作用した場合、前記胴部A4、B4、D4の缶軸方向上端部B4に応力が集中し易く、座屈強度が低下する虞があるが、この部分B4は胴部の缶軸方向上部の中で最も厚肉とされているので、この座屈強度の低下を最小限に抑制することができる。
DI缶を製造するに際して、この開口部をその全周に亙って均一にしごき、この部分における肉厚を全周に亙って均一にすること、および胴切れが発生するのを抑制することの双方を実現することができる。また、ボトル缶および缶基体の胴部における缶軸方向上端部に外力が作用することにより、この部分が凹む等の変形することを抑制することができる。
本発明に係る一実施形態において、DI缶の製造装置のパンチ部の一部拡大断面図である。 本発明に係る一実施形態において、DI缶の製造装置を示す概略構成図である。 図2に示す再絞りダイスより再絞り加工が施されたときの有底筒状体Wの肉厚分布である。 図2に示すファーストダイスによりしごき加工が施されたときの有底筒状体Wの肉厚分布である。 図2に示すによりミドルダイスによりしごき加工が施されたときの有底筒状体Wの肉厚分布である。 図2に示すによりエンドダイスによりしごき加工が施されて形成されたDI缶の肉厚分布である。 図1および図2に示すDI缶の製造装置により形成されたDI缶に基づいて形成されたボトル缶の肉厚分布のグラフである。 図7に示すボトル缶の肉厚分布のグラフのデータを示す図である。
符号の説明
10 DI缶の製造装置
11 パンチ
12〜14 しごきダイス
22 凹部
A1、A2 上端部を除く胴部の形成予定部における缶軸方向上部
A3 上端部を除くDI缶の胴部における缶軸方向上部
A4 上端部を除くボトル缶の胴部における缶軸方向上部
B1、B2 胴部の形成予定部における缶軸方向上端部
B3 DI缶の胴部における缶軸方向上端部
B4 ボトル缶の胴部における缶軸方向上端部
C3 DI缶の開口部
O 軸線
W 有底筒状体

Claims (6)

  1. 金属製の有底筒状体にしごき加工を複数回施して、開口部と、該開口部の缶軸方向下端に連設され缶軸方向下方に延びる胴部とを備え、該胴部の缶軸方向上部は前記開口部より薄肉とされたDI缶を製造するDI缶の製造方法であって、
    前記有底筒状体に最後のしごき加工を施して前記DI缶を形成する際に予め、前記有底筒状体において、前記胴部の形成予定部における缶軸方向上端部を、該上端部を除く前記胴部の形成予定部における缶軸方向上部の厚さより厚くしておき、その後しごき率40%以下で前記最後のしごき加工を施すことを特徴とするDI缶の製造方法。
  2. 請求項1記載のDI缶の製造方法において、
    前記有底筒状体に少なくとも3回しごき加工を施して前記DI缶を形成することを特徴とするDI缶の製造方法。
  3. 軸線方向に進退可能に支持されたパンチと、該パンチと同軸上に配設された複数のリング状のしごきダイスとを備え、前記パンチが金属製の有底筒状体の内部に挿入されて軸線方向に前進することにより、前記有底筒状体の外表面を前記複数のしごきダイスの内表面により順次しごいて、開口部と、該開口部の缶軸方向下端に連設され缶軸方向下方に延びる胴部とを備え、該胴部の缶軸方向上部は前記開口部より薄肉とされたDI缶を製造するDI缶の製造装置であって、
    前記パンチの外表面には、前記有底筒状体の、前記胴部の形成予定部における缶軸方向上端部と対応する位置に、その全周に亙って径方向内側へ凹む凹部が形成されていることを特徴とするDI缶の製造装置。
  4. 大径の胴部と、該胴部の缶軸方向上端に連設されるとともに缶軸方向上方へ向かうに従い漸次縮径した肩部と、該肩部の缶軸方向上端に連設されるとともに缶軸方向上方へ延在した口金部とを備えるボトル缶であって、
    請求項1または2に記載の製造方法により製造されたDI缶に基づいて製造され、前記胴部の缶軸方向上端部は、該上端部を除く前記胴部の缶軸方向上部における肉厚より厚くされていることを特徴とするボトル缶。
  5. 請求項4記載のボトル缶において、
    前記肩部および前記口金部は、前記DI缶の前記開口部に少なくとも15回のネックイン加工が施されて形成されることを特徴とするボトル缶。
  6. 大径の胴部と、該胴部の缶軸方向上端に連設されるとともに缶軸方向上方へ向かうに従い漸次縮径した肩部と、該肩部の缶軸方向上端に連設されるとともに径方向外方へ折り曲げられたフランジ部とを備え、該フランジ部に缶蓋が巻き締められる構成とされた缶基体であって、
    請求項1または2に記載の製造方法により製造されたDI缶に基づいて製造され、前記胴部の缶軸方向上端部は、該上端部を除く前記胴部の缶軸方向上部における肉厚より厚くされていることを特徴とする缶基体。

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