JP2005342429A - 経管栄養剤セットおよび経管栄養剤の投与方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】容器のコストを抑えつつ、患者や看護者に不快感を与えることなく粘体状の栄養剤を投与できる経管栄養剤セットおよび経管栄養剤の投与方法を提供する。
【解決手段】生体内部の消化管に連通された投与手段を通して経管栄養剤Fを投与する経管栄養法に使用される経管栄養剤セット10であって、経管栄養剤セット10が、消化管内に直接投与される経管栄養剤Fと、経管栄養剤Fが収容された栄養剤収容室11aを備えた容器11とからなり、容器11が、投与手段に接続され、投与手段と栄養剤収容室11a内との間を連通させる供給部12と、栄養剤収容室11a内に加圧空気を供給するための加圧部13とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】生体内部の消化管に連通された投与手段を通して経管栄養剤Fを投与する経管栄養法に使用される経管栄養剤セット10であって、経管栄養剤セット10が、消化管内に直接投与される経管栄養剤Fと、経管栄養剤Fが収容された栄養剤収容室11aを備えた容器11とからなり、容器11が、投与手段に接続され、投与手段と栄養剤収容室11a内との間を連通させる供給部12と、栄養剤収容室11a内に加圧空気を供給するための加圧部13とを備えている。
【選択図】図1
Description
意識障害、拒食、重度の誤嚥、誤嚥性肺炎、食事量の不足等の障害や疾患など何らかの原因で水分や栄養を経口摂取することが困難であったり、また、経口摂取のみでは十分な水分・栄養がとれない患者には、経静脈的栄養法や経鼻経管栄養法、間歇的経口経管栄養法、食道瘻・胃瘻・腸瘻等の外瘻を介した経管栄養法といった代償的栄養法により水分・栄養を摂取させており、かかる水分や栄養の補給には、通常、事前に調製された栄養剤が使用される。
本発明は、水分や栄養を経口摂取することが困難な患者に、栄養・水分を経管栄養法によって補給するために使用される栄養剤セットおよび栄養剤の投与方法に関する。
本発明は、水分や栄養を経口摂取することが困難な患者に、栄養・水分を経管栄養法によって補給するために使用される栄養剤セットおよび栄養剤の投与方法に関する。
従来から、経静脈的栄養法および経管栄養法のいずれの場合も、患者に栄養を供給する場合には、液体状の薬剤や静脈栄養剤等が使用されており、通常、経静脈的栄養法では点滴用のチューブを介して患者の静脈に供給され、経管栄養法では外瘻に接続されたチューブを介して胃等の消化管に栄養剤が供給される。
しかるに、従来のいずれの方法でも、薬液や静脈栄養剤等は重力による滴下によってバッグから静脈等に供給されているため、バッグをチューブが取り付けられた位置よりも高い位置に保持しておく必要がある。そして、薬液や静脈栄養剤等の投与には非常に時間がかかるため、その間は、トイレに行くときであっても、常にバッグを高い位置に保持しなければならず、患者にとって非常に不自由な状態となる。
しかるに、従来のいずれの方法でも、薬液や静脈栄養剤等は重力による滴下によってバッグから静脈等に供給されているため、バッグをチューブが取り付けられた位置よりも高い位置に保持しておく必要がある。そして、薬液や静脈栄養剤等の投与には非常に時間がかかるため、その間は、トイレに行くときであっても、常にバッグを高い位置に保持しなければならず、患者にとって非常に不自由な状態となる。
かかる問題を解決する技術として、従来例1、2の技術が開発されている(特許文献1、2)。
従来例1、2の技術は、経静脈的栄養法による薬液の投与に使用される容器であって、隔壁によって隔離された2つの室を有している。そして、この容器は、一方の室内に薬液が封入されており、他方の室には空気が供給できるように構成されている。このため、空気室に加圧空気を供給すれば、その空気の圧力によって薬液を加圧することができ、薬液を押すことができる。すると、容器の位置にかかわらず、容器から静脈に向けて薬液を供給することができる。
従来例1、2の技術は、経静脈的栄養法による薬液の投与に使用される容器であって、隔壁によって隔離された2つの室を有している。そして、この容器は、一方の室内に薬液が封入されており、他方の室には空気が供給できるように構成されている。このため、空気室に加圧空気を供給すれば、その空気の圧力によって薬液を加圧することができ、薬液を押すことができる。すると、容器の位置にかかわらず、容器から静脈に向けて薬液を供給することができる。
しかるに、従来例1、2の技術では、容器内を2つの室を隔壁によって分離する必要があるので、容器の構造が複雑になるし、また、容器の製造コストが高くなる。また、容器は使い捨てであるが、薬液は少なくとも1日に3回投与されるため、容器のコストが高くなれば、患者の負担が非常に重くなる。
上記のごとく、経静脈的栄養法における患者の負担を軽減するための容器は開発されているが、経管栄養法における患者の負担を軽減するための容器は、現在のところ開発されていない。
本発明はかかる事情に鑑み、容器のコストを抑えつつ、患者や看護者に不快感を与えることなく粘体状の栄養剤を経管栄養法によって投与できる経管栄養剤セットおよび経管栄養剤の投与方法を提供することを目的とする。
第1発明の経管栄養剤セットは、生体内部の消化管に連通された投与手段を通して経管栄養剤を投与する経管栄養法に使用される経管栄養剤セットであって、該経管栄養剤セットが、消化管内に直接投与される経管栄養剤と、該経管栄養剤が収容された栄養剤収容室を備えた容器とからなり、該容器が、前記投与手段に接続され、前記投与手段と前記栄養剤収容室内との間を連通させる供給部と、該栄養剤収容室内に加圧空気を供給するための加圧部とを備えていることを特徴とする。
第2発明の経管栄養剤セットは、第1発明において、前記容器が、前記栄養剤収容室の圧力を一定の圧力以下に保つ圧力調整部を備えていることを特徴とする。
第3発明の経管栄養剤セットは、第1または2発明において、前記容器に、前記栄養剤収容室と外部との間を連通させる連通口が形成されており、該容器が、前記連通口を気密に密封する密封機構を備えていることを特徴とする。
第4発明の経管栄養剤セットは、第1、2または3発明において、前記経管栄養剤が、健常者が摂取する食材を破砕して形成された粘体状食材であることを特徴とする。
第5発明の経管栄養剤セットは、第4発明において、前記粘体状食材が、破砕された食材に、アミラーゼを含む消化剤を含有させて形成されていることを特徴とする。
第6発明の経管栄養剤セットは、第1、2、3、4または5発明において、前記容器の栄養剤収容室内において、前記供給部と前記加圧部との間に前記供給部に向って接近離間可能な隔離部材が設けられており、該隔離部材が、前記栄養剤収容室内に加圧空気が供給されると、前記供給部を通過する経管栄養剤の流れの方向に沿って移動して前記供給部に接近するように配設されていることを特徴とする。
第7発明の経管栄養剤の投与方法は、粘体状の経管栄養剤が収容された容器から、生体内部の消化管に前記経管栄養剤を投与するための投与方法であって、前記容器内に、直接空気を供給することを特徴とする。
第8発明の経管栄養剤の投与方法は、粘体状の経管栄養剤が収容された容器から、生体内部の消化管に前記経管栄養剤を投与するための投与方法であって、加圧空気が供給されると膨らむ加圧用袋と、該加圧用袋の外面に設けられ、該加圧用袋の外面との間に物体を挟んで保持する保持部とを備えた加圧装置において、前記加圧用袋の外面と前記保持部との間に前記容器を配置し、前記加圧用袋に加圧空気を供給することを特徴とする。
第2発明の経管栄養剤セットは、第1発明において、前記容器が、前記栄養剤収容室の圧力を一定の圧力以下に保つ圧力調整部を備えていることを特徴とする。
第3発明の経管栄養剤セットは、第1または2発明において、前記容器に、前記栄養剤収容室と外部との間を連通させる連通口が形成されており、該容器が、前記連通口を気密に密封する密封機構を備えていることを特徴とする。
第4発明の経管栄養剤セットは、第1、2または3発明において、前記経管栄養剤が、健常者が摂取する食材を破砕して形成された粘体状食材であることを特徴とする。
第5発明の経管栄養剤セットは、第4発明において、前記粘体状食材が、破砕された食材に、アミラーゼを含む消化剤を含有させて形成されていることを特徴とする。
第6発明の経管栄養剤セットは、第1、2、3、4または5発明において、前記容器の栄養剤収容室内において、前記供給部と前記加圧部との間に前記供給部に向って接近離間可能な隔離部材が設けられており、該隔離部材が、前記栄養剤収容室内に加圧空気が供給されると、前記供給部を通過する経管栄養剤の流れの方向に沿って移動して前記供給部に接近するように配設されていることを特徴とする。
第7発明の経管栄養剤の投与方法は、粘体状の経管栄養剤が収容された容器から、生体内部の消化管に前記経管栄養剤を投与するための投与方法であって、前記容器内に、直接空気を供給することを特徴とする。
第8発明の経管栄養剤の投与方法は、粘体状の経管栄養剤が収容された容器から、生体内部の消化管に前記経管栄養剤を投与するための投与方法であって、加圧空気が供給されると膨らむ加圧用袋と、該加圧用袋の外面に設けられ、該加圧用袋の外面との間に物体を挟んで保持する保持部とを備えた加圧装置において、前記加圧用袋の外面と前記保持部との間に前記容器を配置し、前記加圧用袋に加圧空気を供給することを特徴とする。
第1発明によれば、加圧部から加圧空気を供給すれば、加圧空気の圧力によって経管栄養剤を加圧することができる。すると、経管栄養剤を供給部から投与手段に供給でき、投与手段から消化管内に供給することができる。しかも、加圧空気によって経管栄養剤を直接加圧するため、栄養剤収容部内に隔壁などを設けなくてもよいので、容器の構造を簡単にすることができ、容器の製造コストも低減することができる。
第2発明によれば、栄養剤収容部内の圧力を一定以下に保つことができるから、栄養剤収容部内から投与手段、つまり、消化管内に供給される経管栄養剤の流速を一定の速度以下に保つことができるから、患者に負担がかかることを防ぐことができる。
第3発明によれば、連通口から栄養剤を栄養剤収容部内に供給することができるから、所望の栄養剤を投与することができる。そして、密封機構によって連通口を気密に密封すれば、栄養剤収容部内に加圧空気を加えても、その空気が連通口から漏れることを防ぐことができる。
第4発明によれば、粘体状食材が、健常者が摂取する食材を破砕して形成しているから、一般家庭でも簡単に作ることができ、自宅での療養を可能とすることができる。
第5発明によれば、粘体状食材が、破砕された食材にアミラーゼを含む消化剤を含有させているから、澱粉を含む食材であっても、直接消化管に投与することができる。すると、粘体状食材を作るときに、食材に澱粉が含まれているか否かを考えなくてもよいので、一般家庭でも粘体状食材を簡単かつ安心して作ることができる。
第6発明によれば、加圧空気を供給すると、隔離部材が供給部に接近するから、経管栄養剤を加圧することができる。そして、隔離部材が、供給部に接近するときに、供給部を通過する経管栄養剤の流れの方向に沿って移動するように配設されているから、経管栄養剤をスムースに供給部から押し出すことできる。
第7発明によれば、加圧空気を供給すれば、加圧空気の圧力によって経管栄養剤を加圧することができるから、経管栄養剤を容器から消化管内に供給することができる。しかも、加圧空気によって経管栄養剤を直接加圧するため、容器を特別な構造とする必要がなく、容器の製造コストも低減することができる。そして、経管栄養剤の投与に特別な装置が不要であるから、場所を問わず経管栄養剤の投与を行うことができる。
第8発明によれば、加圧用袋に加圧空気を供給すると、加圧用袋が膨らんで、容器が保持部に押し付けられ、外部から加圧されることになる。すると、経管栄養剤を加圧することができるから、経管栄養剤を容器から消化管内に供給することができる。
第2発明によれば、栄養剤収容部内の圧力を一定以下に保つことができるから、栄養剤収容部内から投与手段、つまり、消化管内に供給される経管栄養剤の流速を一定の速度以下に保つことができるから、患者に負担がかかることを防ぐことができる。
第3発明によれば、連通口から栄養剤を栄養剤収容部内に供給することができるから、所望の栄養剤を投与することができる。そして、密封機構によって連通口を気密に密封すれば、栄養剤収容部内に加圧空気を加えても、その空気が連通口から漏れることを防ぐことができる。
第4発明によれば、粘体状食材が、健常者が摂取する食材を破砕して形成しているから、一般家庭でも簡単に作ることができ、自宅での療養を可能とすることができる。
第5発明によれば、粘体状食材が、破砕された食材にアミラーゼを含む消化剤を含有させているから、澱粉を含む食材であっても、直接消化管に投与することができる。すると、粘体状食材を作るときに、食材に澱粉が含まれているか否かを考えなくてもよいので、一般家庭でも粘体状食材を簡単かつ安心して作ることができる。
第6発明によれば、加圧空気を供給すると、隔離部材が供給部に接近するから、経管栄養剤を加圧することができる。そして、隔離部材が、供給部に接近するときに、供給部を通過する経管栄養剤の流れの方向に沿って移動するように配設されているから、経管栄養剤をスムースに供給部から押し出すことできる。
第7発明によれば、加圧空気を供給すれば、加圧空気の圧力によって経管栄養剤を加圧することができるから、経管栄養剤を容器から消化管内に供給することができる。しかも、加圧空気によって経管栄養剤を直接加圧するため、容器を特別な構造とする必要がなく、容器の製造コストも低減することができる。そして、経管栄養剤の投与に特別な装置が不要であるから、場所を問わず経管栄養剤の投与を行うことができる。
第8発明によれば、加圧用袋に加圧空気を供給すると、加圧用袋が膨らんで、容器が保持部に押し付けられ、外部から加圧されることになる。すると、経管栄養剤を加圧することができるから、経管栄養剤を容器から消化管内に供給することができる。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1の(A)は本実施形態の経管栄養剤セット10の概略説明図であり、(B)は圧力調整部14を備えた経管栄養剤セット10の概略説明図である。同図に示すように、経管栄養剤セット10は、生体の消化管に直接投与される経管栄養剤Fと、この経管栄養剤Fを収容した容器11とから構成されている。
図1の(A)は本実施形態の経管栄養剤セット10の概略説明図であり、(B)は圧力調整部14を備えた経管栄養剤セット10の概略説明図である。同図に示すように、経管栄養剤セット10は、生体の消化管に直接投与される経管栄養剤Fと、この経管栄養剤Fを収容した容器11とから構成されている。
経管栄養剤Fは、例えば、1,000〜60,000ミリパスカル秒、好ましくは5,000〜30,000ミリパスカル秒程度の粘度となるように調製されたものであり、基本的には、栄養成分を含む主剤と、この主剤に粘度を付与するための増粘剤とから構成されている。主剤は、例えば、医薬品として認可された経腸栄養剤や医薬品として認可を受けていない市販の流動食等である。増粘剤は、例えばグアーガム、カラギーナン、カルボキシメチルセルロース、キサンタンガム,フェヌグリークガム、キチン、キトサン、ポビドン、ヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチン等のうち一種又は二種以上を組み合わせたものであるが、特に限定はない。
なお、経管栄養剤Fは、所定の粘度となるのであれば、増粘剤を含まないものでもよい。
なお、経管栄養剤Fは、所定の粘度となるのであれば、増粘剤を含まないものでもよい。
図1に示すように、容器11は、その内部に、前記経管栄養剤Fを収容する中空な栄養剤収容室11aを備えている。この容器11の下端には、供給部12が液密かつ気密に取り付けられている。この供給部12は、例えば、栄養剤収容室11a内部と外部との間を連通させる図示しない連通通路が設けられた管状の部材である。
また、容器11の上部には、加圧部13が液密に取り付けられている。この加圧部13には、栄養剤収容室11a内部と外部との間を連通させる図示しない空気通路が設けられている。
また、容器11の上部には、加圧部13が液密に取り付けられている。この加圧部13には、栄養剤収容室11a内部と外部との間を連通させる図示しない空気通路が設けられている。
このため、加圧部13の空気通路を通して、加圧空気を容器11の栄養剤収容室11a内に供給すれば、加圧空気の圧力によって栄養剤収容室11a内の経管栄養剤Fを加圧することができる。そして、経管栄養剤Fに加わる圧力が外部の気圧よりも高くなっていれば、供給部12の連通通路を通して、経管栄養剤Fは容器11の栄養剤収容室11aから外部に排出されるのである。
なお、加圧部13を設ける位置やその構造は特に限定されないが、供給部12から離れた位置に配設すると、効果的に経管栄養剤Fを加圧でき、効果的に供給部12から経管栄養剤Fを排出できるので、好適である。
なお、加圧部13を設ける位置やその構造は特に限定されないが、供給部12から離れた位置に配設すると、効果的に経管栄養剤Fを加圧でき、効果的に供給部12から経管栄養剤Fを排出できるので、好適である。
つぎに、本実施形態の経管栄養剤セット10を使用して、生体に経管栄養剤Fを投与する方法について説明する。
図2は本実施形態の経管栄養剤セット10を使用して経管栄養剤Fを投与する作業の概略説明図である。同図において、符号2は、一端が食道または胃、腸等の消化管(以下、胃等という)に配置され、他端が人体の外部に配置されたチューブを示している。このチューブ2は、経鼻・経口経管栄養法の場合には口又は鼻から挿入され、胃瘻等経管栄養法の場合には胃等に造設された外瘻3に留置される。このチューブ2および外瘻3が、特許請求の範囲にいう投与手段である。
なお、胃瘻等経管栄養法を採用した場合には、造設された外瘻3に留置されるチューブ2の長さが短くなるため、チューブ2内に残留する経管栄養剤の量を少なくできるので、経管栄養剤Fを効率よく使用することができ、チューブ2の洗浄作業が容易になる。
図2は本実施形態の経管栄養剤セット10を使用して経管栄養剤Fを投与する作業の概略説明図である。同図において、符号2は、一端が食道または胃、腸等の消化管(以下、胃等という)に配置され、他端が人体の外部に配置されたチューブを示している。このチューブ2は、経鼻・経口経管栄養法の場合には口又は鼻から挿入され、胃瘻等経管栄養法の場合には胃等に造設された外瘻3に留置される。このチューブ2および外瘻3が、特許請求の範囲にいう投与手段である。
なお、胃瘻等経管栄養法を採用した場合には、造設された外瘻3に留置されるチューブ2の長さが短くなるため、チューブ2内に残留する経管栄養剤の量を少なくできるので、経管栄養剤Fを効率よく使用することができ、チューブ2の洗浄作業が容易になる。
本実施形態の経管栄養剤セット10を使用して、経管栄養剤Fを人体の消化管に投与する場合、まず、経管栄養剤セット10の容器11の供給部12を、人体に留置されているチューブ2の他端に液密に取り付ける。
ついで、容器11の加圧部13を、加圧空気供給手段15のチューブ17を介して手動のポンプや電動ポンプ等の加圧空気供給手段15の加圧空気供給器16に接続する。
この状態から、加圧空気供給器16によって加圧空気を加圧部13を通して容器11の栄養剤収容室11a内に供給すれば、経管栄養剤Fが供給部12の連通通路を通して、チューブ2内に供給される。そして、加圧空気供給器16によって加圧空気を連続して供給すれば、経管栄養剤Fが連続してチューブ2内に供給されるから、チューブ2から消化管内に経管栄養剤Fが供給されるのである。
ついで、容器11の加圧部13を、加圧空気供給手段15のチューブ17を介して手動のポンプや電動ポンプ等の加圧空気供給手段15の加圧空気供給器16に接続する。
この状態から、加圧空気供給器16によって加圧空気を加圧部13を通して容器11の栄養剤収容室11a内に供給すれば、経管栄養剤Fが供給部12の連通通路を通して、チューブ2内に供給される。そして、加圧空気供給器16によって加圧空気を連続して供給すれば、経管栄養剤Fが連続してチューブ2内に供給されるから、チューブ2から消化管内に経管栄養剤Fが供給されるのである。
なお、加圧部13に、栄養剤収容室11a内の空気等が逆流することを防ぐ逆止弁を設けてもよい。この場合、加圧空気供給器16が手動ポンプ等としたときのように、加圧空気が間欠的に供給される場合であっても、栄養剤収容室11a内の圧力変動を小さくすることができるし、加圧空気が供給されていないときに、栄養剤収容室11a内の空気や経管栄養剤Fが加圧部13を通ってチューブ17等に逆流することを防ぐことができる。
また、図1(B)のように、容器11に、栄養剤収容室11a内の圧力を、例えば、大気圧に対して300mmHg以上とならないように調整する、減圧弁等の圧力調整部14を設けておけば、消化管内への経管栄養剤Fの投与速度が所定の速度以上となることを防ぐことができるから、患者に負担がかかることを防ぐことができる。
なお、圧力調整部14を設ける位置やその構造は特に限定されず、加圧部13に設けてもよい。
なお、圧力調整部14を設ける位置やその構造は特に限定されず、加圧部13に設けてもよい。
なお、経静脈的栄養法の場合には、栄養剤に雑菌が混入した場合、カテーテル感染や敗血症等の問題が生じるため、必ず栄養剤は密封された状態でかつ外気に触れないように投与する必要があるが、経管栄養法の場合、投与する栄養剤に大気中に存在する雑菌が混入したとしても特別な問題が生じることがないでの、本願のごとく、経管栄養剤Fを直接加圧空気によって加圧することができるのである。
そして、加圧空気によって経管栄養剤Fを直接加圧するような構成とすれば、容器11の栄養剤収容部11a内を、経管栄養剤Fを収容する室と、加圧空気が供給される室とを隔離する隔壁等を設けなくてもよいので、容器11の構造を簡単にすることができ、容器11の製造コストも低減することができる。
そして、加圧空気によって経管栄養剤Fを直接加圧するような構成とすれば、容器11の栄養剤収容部11a内を、経管栄養剤Fを収容する室と、加圧空気が供給される室とを隔離する隔壁等を設けなくてもよいので、容器11の構造を簡単にすることができ、容器11の製造コストも低減することができる。
なお、容器11の栄養剤収容部11a内に隔壁を設けてもよいが、経管栄養剤Fの粘度が1,000〜60,000ミリパスカル秒となるように調製されたものである場合には、以下のごとき構成とするのが好適である。
図4において、符号11cは、容器11の栄養剤収容部11a内に設けられた隔離部材を示している。この隔離部材11cは、供給部12と加圧部13との間において、液密かつ気密に栄養剤収容部11aを分離するように設けられている。この隔離部材11cは、供給部12に対して接近離間可能に設けられており、容器11の栄養剤収容部11a内に経管栄養剤Fが充填された状態では、供給部12から離間した状態となり(図4(A))、かつ、加圧部13から加圧空気が供給されると供給部12を通過する経管栄養剤Fの流れの方向(図4(B)では矢印aの方向)に沿って移動するように配設されている。
このため、加圧部13から加圧空気が供給されると、隔離部材11cが供給部12に向って、供給部12を通過する経管栄養剤Fの流れの方向に沿って移動して、経管栄養剤Fを加圧するから、隔離部材11cによって、経管栄養剤Fをスムースに供給部12から押し出すことできる。
とくに、隔離部材11cを、容器11の栄養剤収容部11a内に経管栄養剤Fが充填された状態では、供給部12が設けられている部分と反対側の栄養剤収容部11aの内面に沿って配置されるような形状としておけば(図4(A))、隔離部材11cを設けたことによって栄養剤収容部11a内に充填できる経管栄養剤Fの量が減ることを防ぐことができる。
図4において、符号11cは、容器11の栄養剤収容部11a内に設けられた隔離部材を示している。この隔離部材11cは、供給部12と加圧部13との間において、液密かつ気密に栄養剤収容部11aを分離するように設けられている。この隔離部材11cは、供給部12に対して接近離間可能に設けられており、容器11の栄養剤収容部11a内に経管栄養剤Fが充填された状態では、供給部12から離間した状態となり(図4(A))、かつ、加圧部13から加圧空気が供給されると供給部12を通過する経管栄養剤Fの流れの方向(図4(B)では矢印aの方向)に沿って移動するように配設されている。
このため、加圧部13から加圧空気が供給されると、隔離部材11cが供給部12に向って、供給部12を通過する経管栄養剤Fの流れの方向に沿って移動して、経管栄養剤Fを加圧するから、隔離部材11cによって、経管栄養剤Fをスムースに供給部12から押し出すことできる。
とくに、隔離部材11cを、容器11の栄養剤収容部11a内に経管栄養剤Fが充填された状態では、供給部12が設けられている部分と反対側の栄養剤収容部11aの内面に沿って配置されるような形状としておけば(図4(A))、隔離部材11cを設けたことによって栄養剤収容部11a内に充填できる経管栄養剤Fの量が減ることを防ぐことができる。
また、図3に示すように、容器11を、その切り離し部11dを切り取ることによって栄養剤収容室11aと外部との間を連通させる連通口11bが形成されるように構成しておけば、容器11の栄養剤収容室11aに、別途調製した経管栄養剤Fである粘体状食材MFを投入することができる。すると、容器11の連通口11bを、例えば、ヒートシールやクリップ等の密封部材25によって気密に密封すれば、加圧部13から加圧空気を供給しても、その加圧空気や粘体状食材MFが連通口11bから漏れることを防ぐことができる。すると、連通口11bから所望の栄養剤を容器11の栄養剤収容室11aに入れれば、所望の栄養剤を患者に投与することができる。
しかも、粘体状食材MFは、患者に投与する直前に調製すればよくなり、粘体状食材MFの保存性を考慮しなくてもよくなるし、健常者が摂取する食材であっても、その食材を、例えばミキサーなどによって破砕し、適宜増粘剤を添加して所定の粘度に調製しさえすれば、患者に摂取させることができるから、一般家庭でも簡単に作ることができ、自宅での療養を可能とすることができる。
とくに、破砕された食材にアミラーゼを含むジアスターゼ等の消化剤を含有させて粘体状食材MFとすれば、本来なら口腔内で咀嚼時に唾液によって消化される澱粉を含む、例えば、ご飯や芋などの穀物類などが材料に含まれていても、アミラーゼが澱粉を分解するので、直接胃に投与することができる。すると、粘体状食材MFを作るときに、食材に澱粉が含まれているか否かを考えなくてもよいので、一般家庭でも粘体状食材MFを安心して作ることができる。
そして、粘体状食材MFの粘度を投与する直前に自由に変えることができるから、患者の体調などにあわせて最適な粘度を有する粘体状食材MFを投与することができる。
なお、胃よりも下流側に当たる腸に直接粘体状食材MFを投与する場合には、アミラーゼだけでなく、例えば、タンパク質や脂肪等の各種物質を分解する酵素を粘体状食材MFに含有させておけば、粘体状食材MFに含まれる各種物質の分解が進んだ状態で、患者に投与することができるから、患者の各種栄養の吸収が容易になり、また、腸等に負担がかかることを防ぐことができる。
とくに、破砕された食材にアミラーゼを含むジアスターゼ等の消化剤を含有させて粘体状食材MFとすれば、本来なら口腔内で咀嚼時に唾液によって消化される澱粉を含む、例えば、ご飯や芋などの穀物類などが材料に含まれていても、アミラーゼが澱粉を分解するので、直接胃に投与することができる。すると、粘体状食材MFを作るときに、食材に澱粉が含まれているか否かを考えなくてもよいので、一般家庭でも粘体状食材MFを安心して作ることができる。
そして、粘体状食材MFの粘度を投与する直前に自由に変えることができるから、患者の体調などにあわせて最適な粘度を有する粘体状食材MFを投与することができる。
なお、胃よりも下流側に当たる腸に直接粘体状食材MFを投与する場合には、アミラーゼだけでなく、例えば、タンパク質や脂肪等の各種物質を分解する酵素を粘体状食材MFに含有させておけば、粘体状食材MFに含まれる各種物質の分解が進んだ状態で、患者に投与することができるから、患者の各種栄養の吸収が容易になり、また、腸等に負担がかかることを防ぐことができる。
上記の密封部材25が、特許請求の範囲にいう密封機構であるが、密封機構は、連通口11bを気密かつ液密に密封することができる構成であればよく、特に限定はない。
そして、密封機構を、キャップの開閉により外部と容器11の栄養剤収容室11aとの間を連通したり密封したりできる、例えば、スパウト構造等とすれば、特別に連通口11bを設けなくてもよいので、好適である。
さらになお、連通口11bは、後で密封できるのであれば、どのような方法によって形成してもよく、とくに限定はない。
そして、密封機構を、キャップの開閉により外部と容器11の栄養剤収容室11aとの間を連通したり密封したりできる、例えば、スパウト構造等とすれば、特別に連通口11bを設けなくてもよいので、好適である。
さらになお、連通口11bは、後で密封できるのであれば、どのような方法によって形成してもよく、とくに限定はない。
また、本実施形態の経管栄養剤セット10や口栓付きソフトバッグ等に収容された市販の粘体状の栄養剤(以下、経管栄養剤セット10等という)を、以下のごとき、加圧装置20によって加圧して、粘体状の経管栄養剤Fを投与することも可能である。
図5に示すように、加圧装置20は、中空な袋である加圧用袋21と、この加圧用袋21の外面に設けられた、例えば網等の保持部24とを備えている。加圧用袋21は、チューブ23を介して手動のポンプや電動ポンプ等の加圧空気供給器22に接続されており、加圧空気が供給されると膨らむように形成されている。また、保持部24は、その内面と加圧用袋21の外面との間に隙間ができ、その間に物体を挟んで保持できるように取り付けられている。
この加圧装置20の保持部24の内面と加圧用袋21の外面との間に経管栄養剤セット10等を配置し(図5(A)、(B))、その状態で、加圧空気供給器22から加圧用袋21に加圧空気を供給すれば加圧用袋21が膨らむから、経管栄養剤セット10等が加圧用袋21の外面によって保持部24に押し付けられて加圧される(図5(C))。すると、その加圧力によって、経管栄養剤セット10等から経管栄養剤Fが押し出されるから、チューブ2を通して、経管栄養剤Fを患者に投与することができる。
図5に示すように、加圧装置20は、中空な袋である加圧用袋21と、この加圧用袋21の外面に設けられた、例えば網等の保持部24とを備えている。加圧用袋21は、チューブ23を介して手動のポンプや電動ポンプ等の加圧空気供給器22に接続されており、加圧空気が供給されると膨らむように形成されている。また、保持部24は、その内面と加圧用袋21の外面との間に隙間ができ、その間に物体を挟んで保持できるように取り付けられている。
この加圧装置20の保持部24の内面と加圧用袋21の外面との間に経管栄養剤セット10等を配置し(図5(A)、(B))、その状態で、加圧空気供給器22から加圧用袋21に加圧空気を供給すれば加圧用袋21が膨らむから、経管栄養剤セット10等が加圧用袋21の外面によって保持部24に押し付けられて加圧される(図5(C))。すると、その加圧力によって、経管栄養剤セット10等から経管栄養剤Fが押し出されるから、チューブ2を通して、経管栄養剤Fを患者に投与することができる。
本発明の経管栄養剤セットは、粘体状の経管栄養剤を患者に投与することに非常に適しており、看護者の負担も非常に軽減することができる。
2 チューブ
3 外瘻
10 経管栄養剤セット
11 容器
11a 栄養剤収容室
11b 連通口
11c 隔離部材
12 供給部
13 加圧部
14 圧力調整部
20 加圧装置
21 加圧用袋
24 保持部
3 外瘻
10 経管栄養剤セット
11 容器
11a 栄養剤収容室
11b 連通口
11c 隔離部材
12 供給部
13 加圧部
14 圧力調整部
20 加圧装置
21 加圧用袋
24 保持部
Claims (8)
- 生体内部の消化管に連通された投与手段を通して経管栄養剤を投与する経管栄養法に使用される経管栄養剤セットであって、
該経管栄養剤セットが、消化管内に直接投与される経管栄養剤と、該経管栄養剤が収容された栄養剤収容室を備えた容器とからなり、
該容器が、
前記投与手段に接続され、前記投与手段と前記栄養剤収容室内との間を連通させる供給部と、
該栄養剤収容室内に加圧空気を供給するための加圧部とを備えている
ことを特徴とする経管栄養剤セット。 - 前記容器が、前記栄養剤収容室の圧力を一定の圧力以下に保つ圧力調整部を備えている
ことを特徴とする請求項1記載の経管栄養剤セット。 - 前記容器に、前記栄養剤収容室と外部との間を連通させる連通口が形成されており、
該容器が、前記連通口を気密に密封する密封機構を備えている
ことを特徴とする請求項1または2記載の経管栄養剤セット。 - 前記経管栄養剤が、健常者が摂取する食材を破砕して形成された粘体状食材である
ことを特徴とする請求項1、2または3記載の経管栄養剤セット。 - 前記粘体状食材が、破砕された食材に、アミラーゼを含む消化剤を含有させて形成されている
ことを特徴とする請求項4記載の経管栄養剤セット。 - 前記容器の栄養剤収容室内において、前記供給部と前記加圧部との間に前記供給部に向って接近離間可能な隔離部材が設けられており、
該隔離部材が、
前記栄養剤収容室内に加圧空気が供給されると、前記供給部を通過する経管栄養剤の流れの方向に沿って移動して前記供給部に接近するように配設されている
ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の経管栄養剤セット。 - 粘体状の経管栄養剤が収容された容器から、生体内部の消化管に前記経管栄養剤を投与するための投与方法であって、
前記容器内に、直接空気を供給する
ことを特徴とする経管栄養剤の投与方法。 - 粘体状の経管栄養剤が収容された容器から、生体内部の消化管に前記経管栄養剤を投与するための投与方法であって、
加圧空気が供給されると膨らむ加圧用袋と、該加圧用袋の外面に設けられ、該加圧用袋の外面との間に物体を挟んで保持する保持部とを備えた加圧装置において、前記加圧用袋の外面と前記保持部との間に前記容器を配置し、前記加圧用袋に加圧空気を供給する
ことを特徴とする経管栄養剤の投与方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004168835A JP2005342429A (ja) | 2004-06-07 | 2004-06-07 | 経管栄養剤セットおよび経管栄養剤の投与方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2004
- 2004-06-07 JP JP2004168835A patent/JP2005342429A/ja active Pending
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