JP2008113742A - 粘調な栄養剤を排出するための補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、粘調な栄養剤、或いは半固形化した栄養剤を患者体内に注入する際に、特別な装置を使用せずに簡単に注入操作が行え、しかも容器内に未排出の栄養剤がほとんど残らないように排出できる押圧補助具を提供することにある
【解決手段】本発明は、内腔に緩衝用流動物を封入した緩衝用流動体と、該緩衝用流動体を介して、流出(排出)されるべき別の流動物を収容した収容容器を押圧する押圧手段とを有する押圧補助具であって、前記緩衝用流動体は、前記収容容器の実質的な外面全体を被覆していることを特徴とする押圧補助具である。
【選択図】図1

Description

本発明は、半固形化した、或いは粘調な容器入りの栄養剤を容易に、且つ容器内に栄養剤をほとんど残さずに(容器外に)排出させるための押圧補助具に関する。
食道や口腔等の外傷や疾患、または手術等によって、食物を口腔から胃に送り込むことが困難となった患者では、鼻腔から胃に挿入したカテーテルや、造設した胃瘻に留置したPEG(Percutaneous Endoscopic Gastrostomy)カテーテルを使用して、栄養剤を体内に注入することが必要となる。その際、前記栄養剤が粘度の低い液体状であると、胃・食道における逆流を引き起こし易くなり、その結果、肺炎を併発する、或いは注入した栄養剤の水分を体内が吸収できず、患者が下痢し易くなる等の問題があった。
そのため、上記の経腸栄養療法を行う場合、栄養剤の流動性を下げる(粘度を上げる)目的で、半固形化した栄養剤を使用する、粘度の低い栄養剤ににトロミ剤や増粘剤を加える、こと等が一般的に行われている(特許文献1、特許文献2)。しかし、粘度の高い栄養剤を体内に注入しようすると、大きな圧力が必要となり、特別な装置が必要となる、簡単に注入できない、容器内に未排出の栄養剤が残存する、等の問題があった。
特開2006-248981号 特開2006-273804号
本発明の目的は、既述したような粘調な栄養剤、或いは半固形化した栄養剤を患者体内に注入する際に、特別な装置を使用せずに簡単に注入操作が行え、しかも容器内に未排出の栄養剤がほとんど残らないように注入できる押圧補助具を提供することにある。
本発明では、内腔に緩衝用流動物を封入した緩衝用流動体と、該緩衝用流動体を介して、流出(排出)されるべき別の流動物を収容した収容容器を押圧する押圧手段とを有する押圧補助具であって、前記緩衝用流動体は、前記収容容器の実質的な外面全体を被覆していることを特徴とする押圧補助具によって、上記課題を解決できた。
押圧手段は、単独で収容容器を押圧した場合、形状の可変な収容容器の外面全体を充分に押圧することができない。例えば、従来例である図7に示すようなものでは、内腔に空気を入れ、押圧袋7を拡大することで、押圧袋に密着した収容容器5を押圧するが、押圧袋に接した側の収容容器面は圧迫されるが、逆側の(収容)容器面は、柔軟な支持シート8の伸びによって、効率的に圧迫されることができない。即ち、押圧袋側からの押圧力によって、押圧袋側の面の収容容器は圧迫されるが、押圧袋とは逆側の支持シート側の面の収容容器は、充分に圧迫されない。上記の例は、押圧手段が気体/または液体で袋を押圧するものであるが、2枚のプレートで収容容器を圧迫する機械式押圧手段でも、それ単独で使用すると、収容容器の外面全体を充分押圧することができない。
ところが、押圧手段と収容容器との間に前記緩衝用流動体を介在させて、収容容器を押圧手段によって、押圧すると、収容容器は外面全体から、一様に圧力を受けることになり、より小さな力で押圧することが可能となり、また前記の、より小さな力で押圧しても、容器内に未排出の栄養剤を残すことなく、注液することができる。
本発明の押圧補助具を使用して、栄養剤を収容した容器を外面全体から一様に押圧することにより、大きな圧力を加えることなく、誰でもが容易に容器から粘調な栄養剤を排出することができる。さらに、特別な装置を使用する事無しに、容器内に未排出の栄養剤をほとんど残さずに、注入することができる。
本発明は、また以下に示すような様々な実施態様によって、それぞれ優れた効果を有する。その第1は、前記押圧手段が、前記緩衝用流動体を物理的、または機械的に押圧する押圧部と、その押圧状態を調節(整)する押圧調整部とからなる上記記載の押圧補助具である。〔実施態様1〕
緩衝用流動体や容器を押圧する押圧部と押圧状態を確認し、制御できる押圧調整部が分けられることによって、押圧をコントロールし易くなる。
第2は、前記押圧部が、液体/または気体等の流動物の注入、排出によって、前記緩衝用流動体の押圧状態を調整するものである実施態様1に記載の押圧補助具である。〔実施態様2〕
押圧部の押圧を、前記流動物の注入、排出によって制御すると、誰もが容易に再現性よく実施することができる。
第3は、前記押圧部が、その内腔に気体/または液体を流入・排出できる押圧用袋と、前記緩衝用流動体と収容容器とを接触して装着する装着部とを有し、前記押圧調整部が前記気体/または液体を流入・排出するための流入・排出手段と、前記押圧部と流入・排出手段とを連絡する導管と、導管に設けられた開閉弁と、前記押圧部における圧を計測できる圧力計測具とを有する実施態様2に記載の押圧補助具である。〔実施態様3〕
前記押圧手段を使用すると、患者に栄養剤を注入する際に扱い易く、且つ正確に注入操作を行うことができる。
第4は、前記押圧部が、複数の押圧板を有し、前記押圧調整部が付勢(例えば、バネ)力の大小を調整できるものである実施態様1記載の押圧補助具である。〔実施態様4〕
前記押圧部の機構を利用すると、注入操作を簡単に行うことができる。
第5は、前記緩衝用流動物が、気体/または液体である実施態様1〜4のいずれかに記載の押圧補助具である。〔実施態様5〕
前記の緩衝用流動物を使用することで、収容容器の形状に限らず、容器の形状に追従しながら、容器の外面全体を一様に押圧できる。
第6は、前記緩衝用流動物が、ゾル、またはゲル等の粘調流動物である実施態様1〜4のいずれかに記載の押圧補助具である。〔実施態様6〕
粘調流動体を使用することで、より強い押圧力を容器に与えることが可能となる。
第7は、前記緩衝用流動物が、粘度1〜50,000cp、または比重1.0〜1.1である実施態様6に記載の押圧補助具である。〔実施態様7〕
上記範囲の粘度、または比重の緩衝用流動体を使用することで、より強く、精度の高い押圧力を容器に与えることができる。
第8は、前記緩衝用流動体が、複数の隔室に前記緩衝用流動物を封入されたものである実施態様1〜7のいずれかに記載の押圧補助具である。〔実施態様8〕
収容容器の外面全体を被覆し易くすることが可能となり、外面全体から押圧することが容易となる。また、収容容器の形状に限らずに追従し易くなる。
第9は、前記隔室に、各隔室に収容できる最大収容容量の50%〜100%の範囲となるように、前記緩衝用流動物を封入した実施態様8に記載の押圧補助具である。〔実施態様9〕
上記範囲の封入状態にすることで、押圧手段による押圧調整が容易となる。
第10は、前記緩衝用流動体が、2つの隔室に緩衝用流動物を封入され、第1隔室、第2隔室とも、接触する面側の収容容器の外面面積よりも大きな外面面積を有する実施態様8、または9のいずれか項に記載の押圧補助具である。〔実施態様10〕
前記緩衝用流動体を使用することで、容器が外面全体から押圧され、未排出の残留物を少なくできる。
第11は、前記第1隔室と前記第2隔室とが連通導管によって、互いに連通され、内腔の緩衝用流動物の流通が可能となっている実施態様10に記載の押圧補助具である。〔実施態様11〕
緩衝用流動体の封入状態を調整する事が可能となり、その結果、押圧手段による押圧調整が容易となる。
第12は、前記緩衝用流動体が、縦長の隔室の各側部で環状に結合され、その環状結合体によって、前記収容容器の実質的な外面全体を取り囲まれるものである実施態様8に記載の押圧補助具である。〔実施態様12〕
収容容器の外面全体を被覆し易くすることが可能となり、外面全体から押圧することが容易となる。また、収容容器の形状に限らずに追従し易くなる。
第13は、前記収容容器に収容される流動物が、経腸栄養に使用される栄養剤である実施態様1〜12のいずれかに記載の押圧補助具である。このように、上記押圧補助具を経腸栄養剤を収容した容器に利用することで、力の弱い者でも容易に押圧することができ、しかも未排出の栄養剤を容器内に残さずに、患者に注入することができる。〔実施態様13〕
第14は、前記押圧袋が、緩衝用流動体の1部を兼ねる実施態様3、5、7、9、13のいずれに記載の押圧補助具である。後述するように、収容容器の一部が、特にそのために準備された緩衝用流動体専用封入袋で被覆されていなくとも、該当する箇所(非被覆箇所)を押圧手段の1部である押圧袋が、被覆していれば、押圧袋が緩衝用流動体の役目を果たし、外面全体を緩衝用流動体専用に形成された封入袋で被覆した場合と同じような効果(容易な排出、未残留物の低減)を得ることができる。〔実施態様14〕
以下、図面と共に本発明の好ましい実施形態について、より具体的に説明する。図1は、本発明の一例の押圧補助具1を示す。押圧補助具1は、その内腔に緩衝用流動物2を封入された緩衝用流動体3と、押圧手段4とを少なくとも有する。収容容器5の外面全体を2室に分かれた緩衝用流動体3a、3bで覆い、緩衝用流動体で前後の面を覆われた収容容器を押圧手段4に装着する。
押圧手段4は、押圧部6aと押圧調整部6bとからなる。押圧部6aは、押圧袋7と支持シート8から構成され、押圧袋7と支持シート8との隙間に収容容器5、緩衝用流動体3が装填、保持される。押圧調整部6bは、気体・液体を流入、排出するための注入ポンプ9と、押圧袋7と注入ポンプ8とを連絡する導管10、導管に装着された押圧袋7内の圧を計測するための圧力メータ11、注入ポンプ9の近傍の導管に設置された開閉弁12とを有する。図1に示すように、必要に応じてクレンメ19を装着しても良い。クレンメ19は、主に押圧袋の内圧維持の目的のために、導管10に取り付けられる。
緩衝用流動体3は、収容容器5内に気体(空気)、液体(水)等の流動物、或いはゲル、ゾル等の粘調な流動物、例えば保冷剤に使用されるポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレン・グリコール等を封入する。収容容器5内の流動物2は、追加、減量することはあまり無いが、図6に示すように、追加・減量する場合を考慮して、収容容器5に流動物の追加、減量ができるように、2室の緩衝用流動体3a、3bにそれぞれ、混注ポート14や前記両者を連絡する連通管15を設けても良い。収容容器5の材質は、外部から圧迫されても、内部の流動物が簡単に漏れ出してこないように所定の強度が必要である。収容容器5に使用するために好適な材質として、例えば可塑化塩化ビニル樹脂、エチレン-酢酸ビニル共重合体、ポリエチレンテレフタレート等が挙げられる。
或いは、緩衝用流動物2の入った収容容器5が図2に示すような縦長の隔室(6〜20個)で、隣り合った各隔室の側部20が、連結部材23で互いに結合され、それらが連なった環状の連結体24が収容容器5(図示せず)の実質的な外面全体を被覆するものであっても良い。
押圧手段については、図3に示すような、2枚のプレート21a、21bやバネ22(付勢手段)で収容容器5や緩衝用流動体3を押圧する機械的なものであっても良い。
次に、前記の押圧補助具1を使用して、収容容器5から栄養剤16を排出する方法について、図4により、簡単に説明する。先ず、栄養剤16の収容された収容容器5を開封し、患者の胃瘻に設置されたPEGカテーテル17に連結された延長チューブ18に結合する。次に、収容容器5を緩衝用流動体3a、3bで挟む。この時、収容容器5の外面全体が緩衝用流動体3で被覆されていないと、本発明の効果が充分に得られない。例えば、図8に示すように収容容器の外面全体の2割程度の部分が、緩衝用流動体3(3a、3b)で覆われていないと、未排出の栄養剤が容器内に残ってしまう恐れがある。
図4に示すように、緩衝用流動体3a、3bで外面部を覆われた収容容器5は、押圧袋7と支持シート8の隙間に装着され、注入ポンプ9によって、押圧袋7内に空気が注入される。空気の注入された押圧袋7は、緩衝用流動体3a、3bを介して収容容器5の実質的な外面全体を押圧し、容器内に未排出の栄養剤を残さずに、PEGカテーテルを介して、患者体内に栄養剤が注入される。
或いは、図5に示すように収容容器5の片側外面が緩衝用流動体3aに接した状態で、押圧袋7と支持シート8との隙間に、収容容器と緩衝用流動体とを押し込み、押圧袋7内に空気を注入する。この時、収容容器5のもう一方の片面側(押圧袋7側)に緩衝用流動体3bを装着しなくとも、緩衝用流動体を全く(3aも3bも)使用しない場合に比べて、未排出の栄養剤を低減することができた。恐らく、空気を注入した押圧袋7が、緩衝用流動体3bの役目を果たすものと考えられる。
本発明の押圧補助具、および従来から知られている押圧具を使用し、栄養剤の入った収容容器を所定の圧で押圧して、規定量を排出するまでに要した時間、および所定時間内に容器から排出された注液量、または未排出の量とを、後記の実験によって、比較した。詳細な実験方法、結果については、以下に示す。
〔実験方法〕
(1)テルモ社「テルミールソフト(300kcal/200g)」の栄養剤を排出し、洗浄後、200±1gの栄養剤を秤量・再充填し、栄養剤収容容器5とした。
(2)PEGチューブを模した内径3.0mm、長さ34cmのポリ塩化ビニル樹脂製チューブ(以下、PVCチューブ)を収容容器に接続し、チューブ先端まで栄養剤で満たした。
(3)以下に示す各緩衝用流動体3と収容容器5とを押圧袋7に組み付け、注入ポンプ9で押圧袋7内に空気を注入し、緩衝用流動体3と収容容器5とを押圧した。押圧袋内の圧力は300mmHgとした。
(4)各緩衝用流動体3を使用した場合の収容容器5からの栄養剤排出量を10秒毎に秤量した。(実験結果には、5分以降は1分毎のプロットのみ示す)
(5)使用する緩衝用流動体として、 150gゲル、150mL水、150mL空気の3種類を用いた。また、緩衝用流動物は収容容器を挟む場合(図4に示される状態)と、片面だけに置く場合(図5に示される状態)を実施した。
(6)比較として、緩衝用流動体3を使用しない場合の栄養剤排出量を秤量した。(比較例)
〔実験結果〕
Figure 2008113742




本発明の押圧補助具は、既述したような栄養剤の場合だけでなく、粘調な流動物、或いは半固形化した流動物を、(それを入れた)容器からほとんど残さずに排出する際に広く利用することが可能である。
本発明の1例の押圧補助具の実施態様を示す概略図である。 本発明の異なる押圧手段における押圧部のみの実施態様を示す概略図である。 本発明の異なる押圧手段の実施態様を示す概略図である。 本発明の一例の押圧補助具の使用状況を示す概略図である。 本発明の異なる押圧補助具の使用状況を示す概略図である。 本発明の緩衝用流動体の一例を示す概略図である。 従来の押圧具を使用した際の押圧状態を示す概略図である。 不適当な使用状態を示す概略図である。
符号の説明
1.押圧補助具
2.緩衝用流動物
3.緩衝用流動体
4.押圧手段
5.収容容器
6a.押圧部
6b.押圧調整部
7.押圧袋
8.支持シート
9.注入ポンプ
10.導管
11.圧力メータ
12.開閉弁
13.封入袋
14.混注ポート
15.連通管
16.栄養剤
17.PEGカテーテル
18.延長チューブ
19.クレンメ
20.側部
21a.上部プレート
21b.下部プレート
22.バネ
23.連結部材
24.連結体

Claims (15)

  1. 内腔に緩衝用流動物を封入した緩衝用流動体と、該緩衝用流動体を介して、流出(排出)されるべき別の流動物を収容した収容容器を押圧する押圧手段とを有する押圧補助具であって、前記緩衝用流動体は、実質的に前記収容容器の外面全体を被覆していることを特徴とする押圧補助具。
  2. 前記押圧手段が、前記緩衝用流動体を物理的、または機械的に押圧する押圧部と、その押圧状態を調節(整)する押圧調整部とからなる請求項1に記載の押圧補助具。
  3. 前記押圧部が、液体/または気体等の流動物の注入、排出によって、前記緩衝用流動体の押圧状態を調整するものである請求項2に記載の押圧補助具。
  4. 前記押圧部が、その内腔に気体/または液体を流入・排出できる押圧(用)袋と、前記緩衝用流動体と収容容器とを接触して装着する装着部とを有し、前記押圧調整部が前記気体/または液体を流入・排出するための流入・排出手段と、前記押圧部と流入・排出手段とを連絡する導管と、導管に設けられた開閉弁と、前記押圧部における圧を計測できる圧力計測具とを有する請求項3に記載の押圧補助具。
  5. 前記押圧部が、複数の押圧板を有し、前記押圧調整部が付勢力の大小を調整できるものである請求項2記載の押圧補助具。
  6. 前記緩衝用流動物が、気体/または液体である請求項1〜5のいずれかの項に記載の押圧補助具。
  7. 前記緩衝用流動物が、ゾル、またはゲル等の粘調流動物である請求項1〜5のいずれかの項に記載の押圧補助具。
  8. 前記緩衝用流動物が、粘度1〜50,000cp、または比重1.0〜1.1である請求項7に記載の押圧補助具。
  9. 前記緩衝用流動体が、複数の隔室に前記緩衝用流動物を封入されたものである請求項1〜8のいずれかの項に記載の押圧補助具。
  10. 前記隔室に、各隔室に収容できる最大収容容量の50%〜100%の範囲となるように、前記緩衝用流動物を収容した請求項9に記載の押圧補助具。
  11. 前記緩衝用流動体が、2つの隔室に緩衝用流動物を封入され、第1隔室、第2隔室とも、接触する面側の収容容器の外面面積よりも大きな外面面積を有する請求項9、または10のいずれかの項に記載の押圧補助具。
  12. 前記第1隔室と前記第2隔室とが連通導管によって、互いに連通され、内腔の緩衝用流動物の流通が可能となっている請求項11に記載の押圧補助具。
  13. 前記緩衝用流動体が、縦長の隔室の各側部で環状に結合され、その環状結合体によって、前記収容容器の実質的な外面全体を取り囲まれるものである請求項9に記載の押圧補助具。
  14. 前記収容容器に収容される流動物が、経腸栄養に使用される栄養剤である請求項1〜13のいずれかの項に記載の押圧補助具。
  15. 前記押圧袋が、緩衝用流動体の1部を兼ねるものである請求項4、6、8、10、14のいずれかの項に記載の押圧補助具。
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