JP2005341085A - 超音波プローブおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 圧電部材における開口率が高い超音波プローブおよびその製造方法を実現する。
【解決手段】 超音波プローブは、前面および後面を有する圧電部材(310)と、前面および後面の全面にわたってそれぞれ設けられた前面電極(320)および後面電極(330)と、後面電極の表面の一部から圧電部材の側面にかけて設けられた絶縁体層(322)と、前面電極に連続し絶縁体層の表面に沿って後面電極側まで回り込むように設けられた導電体層(324)と、圧電部材の後面側において導電体層および後面電極にそれぞれ接続される回路パターン(512,514)を有するフレキシブルプリント基板(500)と、フレキシブルプリント基板を挟んで圧電部材の後面側に設けられたバッキング部材(400)とを具備する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、超音波プローブ(probe)およびその製造方法に関し、特に、分極方向において互いに対向する1対の電極を有する圧電部材と、それら電極に接続される回路パターン(pattern)を有するフレキシブルプリント(flexible print)基板とを備えた超音波プローブ、および、そのような超音波プローブの製造方法に関する。
超音波プローブは超音波診断において超音波の送受信に用いられる。超音波プローブは超音波トランスデューサ(transducer)を有する。超音波トランスデューサは圧電部材の分極方向の前面と後面にそれぞれ電極を設けて構成される。両電極にはそれぞれ信号線が接続される。信号線としてはフレキシブルプリント基板上に形成された回路パターンが利用される。両電極への回路パターンの接続を超音波トランスデューサの後面側からできるようにするために、前面電極は後面側まで回り込むように構成される(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−276479号公報(第4頁、図6)
上記のような超音波プローブでは、後面側への前面電極の回り込み分だけ、後面電極の面積が減少する。超音波の送受信に関わる有効開口は、前面電極と後面電極が互いに対向する正味の面積で決まるので、後面電極の面積が減少することにより開口率が低下する。
そこで、本発明の課題は、圧電部材における開口率が高い超音波プローブおよびその製造方法を実現することである。
(1)上記の課題を解決するためのひとつの観点での発明は、前面および後面を有する圧電部材と、前記前面および後面の全面にわたってそれぞれ設けられた前面電極および後面電極と、前記後面電極の表面の一部から前記圧電部材の側面にかけて設けられた絶縁体層と、前記前面電極に連続し前記絶縁体層の表面に沿って前記後面電極側まで回り込むように設けられた導電体層と、前記圧電部材の後面側において前記導電体層および前記後面電極にそれぞれ接続される回路パターンを有するフレキシブルプリント基板と、前記フレキシブルプリント基板を挟んで前記圧電部材の後面側に設けられたバッキング部材と、を具備することを特徴とする超音波プローブである。
(2)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、圧電部材の前面および後面の全面にわたってそれぞれ前面電極および後面電極を設ける工程と、前記後面電極の表面の一部から前記圧電部材の側面にかけて絶縁体層を設ける工程と、前記前面電極に連続し前記絶縁体層の表面に沿って前記後面電極側まで回り込むように導電体層を設ける工程と、前記圧電部材の後面側においてフレキシブルプリント基板の回路パターンを前記導電体層および前記後面電極にそれぞれ接続する工程と、前記フレキシブルプリント基板を挟んで前記圧電部材の後面側にバッキング部材を設ける工程と、を具備することを特徴とする超音波プローブの製造方法である。
前記圧電部材の形状が直方体であることが、互いに対向する平行な1対の側面を持つ点で好ましい。前記絶縁体層が設けられる前記圧電部材の側面が互いに対向する1対の側面であることが、絶縁体層配置およびその上の導電体層配置の対称性を良くする点で好ましい。
前記圧電部材が複数個集合してアレイを構成することが、フェイズドアレイとして使用する点で好ましい。前記アレイが1次元のアレイであることが、1次元のフェイズドアレイとして使用する点で好ましい。
前記前面電極がグラウンド電極であり前記後面電極がシグナル電極であることが、グラウンド電極によるシールド効果を得る点で好ましい。前記圧電部材の材料がPZTであることが、感度の良い超音波送受信を行う点で好ましい。
(1)ひとつの観点での発明によれば、超音波プローブが、前面および後面を有する圧電部材と、前記前面および後面の全面にわたってそれぞれ設けられた前面電極および後面電極と、前記後面電極の表面の一部から前記圧電部材の側面にかけて設けられた絶縁体層と、前記前面電極に連続し前記絶縁体層の表面に沿って前記後面電極側まで回り込むように設けられた導電体層と、前記圧電部材の後面側において前記導電体層および前記後面電極にそれぞれ接続される回路パターンを有するフレキシブルプリント基板と、前記フレキシブルプリント基板を挟んで前記圧電部材の後面側に設けられたバッキング部材とを具備するので、圧電部材の開口率が高い超音波プローブを実現することができる。
(2)他の観点での発明によれば、超音波プローブの製造方法が、圧電部材の前面および後面の全面にわたってそれぞれ前面電極および後面電極を設ける工程と、前記後面電極の表面の一部から前記圧電部材の側面にかけて絶縁体層を設ける工程と、前記前面電極に連続し前記絶縁体層の表面に沿って前記後面電極側まで回り込むように導電体層を設ける工程と、前記圧電部材の後面側においてフレキシブルプリント基板の回路パターンを前記導電体層および前記後面電極にそれぞれ接続する工程と、前記フレキシブルプリント基板を挟んで前記圧電部材の後面側にバッキング部材を設ける工程とを具備するので、圧電部材の開口率が高い超音波プローブを製造する方法を実現することができる。
以下、図面を参照して発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、発明を実施するための最良の形態に限定されるものではない。図1に超音波診断装置のブロック(block)図を示す。同図に示すように、本装置は、超音波プローブ100を有する。超音波プローブ100は発明を実施するための最良の形態の一例である。本器の構成によって、超音波プローブに関する発明を実施するための最良の形態の一例が示される。
超音波プローブ100は、送受信部202に接続されている。送受信部202は、超音波プローブ100に駆動信号を与えて超音波を送波させる。送受信部202は、また、超音波プローブ100が受波したエコー信号を受信する。
送受信部202は診断情報生成部204に接続されている。診断情報生成部204は、送受信部202を通じてエコー受信信号を入力し、このエコー受信信号に基づいて診断情報を生成する。
診断情報としては、例えば、Bモード(mode)画像、カラードップラ(color Doppler)画像、ドップラスペクトラム(Doppler spectrum)画像等が生成される。Bモード画像は診断対象の断層像を表す。カラードップラ画像は、診断対象における血流等の速度分布像を表す。ドップラスペクトラム画像はドップラ信号のスペクトラムを表す。このような診断情報が、診断情報生成部204に接続された表示部206で表示される。
送受信部202、診断情報生成部204および表示部206は制御部208によって制御される。制御部208には操作部210が接続されている。操作部210は使用者によって操作され、制御部208に適宜の指令や情報を入力するようになっている。
図2に、超音波プローブ100の主要部の外観を示す。同図の(a)および(b)は互いに90゜異なる2方向から見た側面図である。(a)は超音波プローブ100の扁平面側を示し、(b)は厚み側を示す。
同図に示すように、超音波プローブ100は、本体110に柄120が付いたものとなっている。本体110は概ね半円板状の外形をなす。柄120は概ね棒状の外形をなす。本体110の円弧状に張り出した部分が超音波の送受波部112となっている。なお、送受波部112は張り出しのない平坦なものであってよい。送受波部112の内側には、超音波トランスデューサ300が設けられている。
本体110および柄120の外面は、例えばプラスチック(plastics)材料等で一体的に構成されたエンクロージャ(enclosure)となっている。ただし、送受波部112に相当する部分は、例えばシリコンゴム(silicon rubber)等の超音波透過性の良い材料で構成される。
図3に、本体110の内部の主要な構成を示す。同図の(a)は超音波プローブ100の扁平面側から見た図、(b)は(a)についてのA−A断面図、(c)は(b)において破線で囲んだ部分の拡大図である。
同図に示すように、超音波トランスデューサ300はバッキング(backing)部材400の湾曲面に沿って形成される。超音波トランスデューサ300は、コンベックスアレイ(convex array)を形成するように1次元配列された例えば128個の超音波トランスデューサである。個々の超音波トランスデューサはフレキシブルプリント基板500上の対応する回路パターンにそれぞれ接続されている。
なお、超音波トランスデューサ300は、コンベックスアレイではなくリニアアレイ(linear array)となるように構成してもよい。その場合、バッキング部材としては張り出しのない平坦な端面を持つものが用いられる。以下、コンベックスアレイの例で説明するが、リニアアレイの場合も同様である。
フレキシブルプリント基板500は(c)に示すように、バッキング部材400の先端において超音波トランスデューサ300の裏面に接する湾曲面502を有し、また、湾曲面502の両端からコンベックスアレイ300の張り出しの方向とは反対側にほぼ直角に折れ曲がった扇状のジャバラ面504を有する。
図4に、超音波トランスデューサ300、バッキング部材400およびフレキシブルプリント基板500からなる部分のさらに詳細な構成を示す。同図は、図3(c)に示した部分をさらに拡大したものに相当する。ただし上下を反転してある。
同図に示すように、超音波トランスデューサ300は、圧電部材310の前面と後面に前面電極320と後面電極330をそれぞれ設けたものとなっている。圧電部材310の形状は例えば直方体である。なお、直方体に限らず、例えば円板等適宜の形状であってよい。
圧電部材310の材料としては、例えばPZT(チタン(Ti)酸ジルコン(Zr)酸鉛(Pb))が用いられる。PZTを用いることにより超音波送受信を高感度に行うことができる。
圧電部材310は本発明における圧電部材の一例である。前面電極320は本発明における前面電極の一例である。後面電極330は本発明における後面電極の一例である。
前面電極320は圧電部材310の前面に全面にわたって設けられる。後面電極330は圧電部材310の後面に全面にわたって設けられる。なお、前面および後面は圧電部材310の分極方向において互いに対向する1対の面である。
後面電極330の表面の一部から圧電部材310の側面にかけて絶縁体層322が設けられる。絶縁体層322は圧電部材310の両側面にかけて設けられる。これによって左右の対称性が得られる。なお、絶縁体層322はどちらか片側だけとしてもよい。絶縁体層322は本発明における絶縁体層の一例である。
絶縁体層322の表面には、前面電極320に連続する導電体層324が後面電極330側まで回り込むように設けられる。これによって、導電体層324は後面電極330側まで回り込む前面電極320の延長部を構成する。導電体層332も圧電部材310の両側面にかけて設けられるが、絶縁体層322が片側だけのときはそちら側だけに設けられる。導電体層324は本発明における導電体層の一例である。
導電体層324には、フレキシブルプリント基板500の回路パターン512が接続される。後面電極330には、フレキシブルプリント基板500の回路パターン514が接続される。回路パターン514は、フレキシブルプリント基板500のベース(base)を516貫通して裏面の回路パターン514’に連続している。フレキシブルプリント基板500は本発明におけるフレキシブルプリント基板の一例である。
フレキシブルプリント基板500を挟んで、圧電部材310の後側にバッキング部材400が設けられる。バッキング部材400はフレキシブルプリント基板500が接続された圧電部材310を支持するとともに、圧電部材310の後面から放射される超音波を吸収する。バッキング部材400は本発明におけるバッキング部材の一例である。
このような構成において、フレキシブルプリント基板500の回路パターン512,514を通じて前面電極320と後面電極330の間に電圧を印加すると、圧電部材310は電歪効果により超音波を発生する。印加する電圧は、前面電極320側がグラウンド電位、後面電極330側がシグナル(signal)電位となるようにする。このようにすることにより、グラウンド電位となる前面電極320のシールド(shield)効果を利用することができる。なお、必要に応じてグラウンド電位とシグナル電位の印加を逆にしてもよい。
圧電部材310に外部から超音波が印加されると、圧電効果により前面電極320と後面電極330の間に電圧が生じる。この電圧がフレキシブルプリント基板500の回路パターン512,514’を通じて信号受信部に供給される。このときも、前面電極320をグラウンド電極、後面電極330をシグナル電極とする。なお、必要に応じてグラウンド電極とシグナル電極の関係を逆にしてもよい。
このような超音波の送受信を行うとき、前面電極320と後面電極330がそれぞれ圧電部材310の前面および後面の全面積にわたって対向しているので、圧電部材310の前面の全面が送受信用の開口となる。このため、開口率100%の送受信を行うことができる。
図5に、上記のような構造についての製造工程のフロー(flow)図を示す。本工程は、本発明の超音波プローブ製造方法を実施するための最良の形態の一例である。本工程によって、超音波プローブ製造方法に関する発明を実施するための最良の形態の一例が示される。
本工程における各工程は、それぞれ既存の適宜の製造設備を用いて遂行される。同図に示すように、工程101で、電極形成を行う。これによって、図6に示すように、圧電部材310の前面と後面にそれぞれ前面電極320と後面電極330が形成される。
次に、工程103で、例えば絶縁材料の塗布等により絶縁体層形成を行う。これによって、図7に示すように、後面電極330の一部から圧電部材310の側面にかけて絶縁体層322が形成される。
次に、工程105で、例えば導電材料のスパッタリング(sputtering)等により導電体層形成を行う。これによって、図8に示すように、絶縁体層322の表面に、前面電極320と連続しかつ後面電極330側まで回り込む導電体層324が形成される。このとき、後面電極330の絶縁体層322に覆われない部分にも導電体層332を形成し、この層の高さを導電体層324の高さに合わせることが、フレキシブルプリント基板の回路パターンへの接続を容易にする点で好ましい。これによって、電極付きの圧電部材すなわち超音波トランスデューサ300が構成される。
次に、工程107で、フレキシブルプリント基板接続を行う。図9に、フレキシブルプリント基板500の回路パターンの一例を示す。同図の(a)は表側のパターン、(b)は裏側のパターンである。なお、説明の便宜上、送受信チャンネル(channel)は10チャンネルであるとする。
同図の(a)に示すように、表側では、中央に後面電極330に対応する回路パターン514がチャンネル数だけ設けられ、その両側に前面電極320に対応する回路パターン512がチャンネル数だけ互い違いに設けられる。
裏側では、同図の(b)に示すように、回路パターン514’がチャンネル数だけ互い違いに設けられる。回路パターン514’は、ベース516を貫通する導体によって、表側の回路パターン514にチャンネルごとに連続している。
なお、回路パターン512,514’の配列は互い違いではなく、チャンネル順次の配列としてもよい。ただし、互い違いした方が隣り合う回路パターン間の距離的余裕が大きい点で好ましい。前面電極320をグラウンド側とするときは、回路パターン512にグラウン電位が与えられ、回路パターン514’に信号電位が与えられる。後面電極330をグラウンド側とするときはその逆になる。
このようなフレキシブルプリント基板500の表側に、上記のように加工された超音波トランスデューサ300が接続される。すなわち、図10に示すように、超音波トランスデューサ300をフレキシブルプリント基板500に回路パターン512,514の配置に合わせて搭載し、接着等により一体化する。
次に、工程109で、ダイシング(dicing)を行う。これによって、図11に示すように、超音波トランスデューサ300が複数の回路パターン512(514)に対応して切り離され、スリット302を隔てて隣り合う複数の超音波トランスデューサ300が形成される。
複数の超音波トランスデューサ300は1次元のアレイを構成する。超音波トランスデューサ300の1次元アレイはフェイズドアレイ(phased array)方式による超音波送受信を行うのに好都合である。なお、アレイを構成しないときはダイシングは不要である。
次に、工程111で、バッキング部材取付を行う。これによって、図12に示すように、超音波プローブの主要部が完成する。
超音波診断装置のブロック図である。 発明を実施するための最良の形態の一例の超音波プローブの構成を示す図である。 超音波プローブの主要部の構成を示す図である。 超音波プローブの主要部の詳細な構成を示す図である。 超音波プローブの主要部の製造工程のフロー図である。 製造工程の途中における部品の状態を示すである。 製造工程の途中における部品の状態を示すである。 製造工程の途中における部品の状態を示すである。 製造工程の途中における部品の状態を示すである。 製造工程の途中における部品の状態を示すである。 製造工程の途中における部品の状態を示すである。 超音波プローブの主要部の完成状態を示す図である。
符号の説明
100 超音波プローブ
300 超音波トランスデューサ
310 圧電部材
320 前面電極
322 絶縁体層
324 導電体層
330 後面電極
400 バッキング部材
500 フレキシブルプリント基板
512,514 回路パターン
516 ベース

Claims (8)

  1. 前面および後面を有する圧電部材と、
    前記前面および後面の全面にわたってそれぞれ設けられた前面電極および後面電極と、
    前記後面電極の表面の一部から前記圧電部材の側面にかけて設けられた絶縁体層と、
    前記前面電極に連続し前記絶縁体層の表面に沿って前記後面電極側まで回り込むように設けられた導電体層と、
    前記圧電部材の後面側において前記導電体層および前記後面電極にそれぞれ接続される回路パターンを有するフレキシブルプリント基板と、
    前記フレキシブルプリント基板を挟んで前記圧電部材の後面側に設けられたバッキング部材と、
    を具備することを特徴とする超音波プローブ。
  2. 前記圧電部材の形状が直方体である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の超音波プローブ。
  3. 前記絶縁体層が設けられる前記圧電部材の側面が互いに対向する1対の側面である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の超音波プローブ。
  4. 前記圧電部材が複数個集合してアレイを構成する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載の超音波プローブ。
  5. 前記アレイが1次元のアレイである、
    ことを特徴とする請求項4に記載の超音波プローブ。
  6. 前記前面電極がグラウンド電極であり前記後面電極がシグナル電極である、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5うちのいずれか1つに記載の超音波プローブ。
  7. 前記圧電部材の材料がPZTである、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項6うちのいずれか1つに記載の超音波プローブ。
  8. 圧電部材の前面および後面の全面にわたってそれぞれ前面電極および後面電極を設ける工程と、
    前記後面電極の表面の一部から前記圧電部材の側面にかけて絶縁体層を設ける工程と、
    前記前面電極に連続し前記絶縁体層の表面に沿って前記後面電極側まで回り込むように導電体層を設ける工程と、
    前記圧電部材の後面側においてフレキシブルプリント基板の回路パターンを前記導電体層および前記後面電極にそれぞれ接続する工程と、
    前記フレキシブルプリント基板を挟んで前記圧電部材の後面側にバッキング部材を設ける工程と、
    を具備することを特徴とする超音波プローブの製造方法。
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