JP2005341039A - 映像装置、セットトップボックスおよび映像装置制御方法 - Google Patents
映像装置、セットトップボックスおよび映像装置制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005341039A JP2005341039A JP2004154847A JP2004154847A JP2005341039A JP 2005341039 A JP2005341039 A JP 2005341039A JP 2004154847 A JP2004154847 A JP 2004154847A JP 2004154847 A JP2004154847 A JP 2004154847A JP 2005341039 A JP2005341039 A JP 2005341039A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video
- control data
- video signal
- top box
- operation control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
【課題】セットトップボックスと録画装置との接続形態を簡素化する。
【解決手段】セットトップボックス30の予約設定部36に対して録画したい番組を予約すると、セットトップボックス30が基地局から受信した映像信号のブランキング期間に動作制御データを挿入して映像用ケーブル54を介して録画装置40に映像信号を送信し、録画装置40は受信した映像信号から制御データ抽出部45で動作制御データを抽出し、この動作制御データに基づき映像信号に含まれる映像を録画手段44で記録媒体44に録画する。
【選択図】図1
【解決手段】セットトップボックス30の予約設定部36に対して録画したい番組を予約すると、セットトップボックス30が基地局から受信した映像信号のブランキング期間に動作制御データを挿入して映像用ケーブル54を介して録画装置40に映像信号を送信し、録画装置40は受信した映像信号から制御データ抽出部45で動作制御データを抽出し、この動作制御データに基づき映像信号に含まれる映像を録画手段44で記録媒体44に録画する。
【選択図】図1
Description
本発明は、映像装置、セットトップボックスおよび映像装置制御方法に関し、詳しくは、CATV等のようにセットトップボックスを用いてテレビジョン放送を受信するものにおいて、ビデオデッキやDVDレコーダ等のような映像装置の操作を簡便に行えるようにするものである。
ケーブルテレビ(CATV)等のデジタルテレビジョン放送は多チャンネルの番組映像が有線で重畳送信されるため、番組選択装置であるセットトップボックスをビデオデッキやテレビ受像機の上流側に介設し、ユーザが入会しているチャンネルのみを選択して視聴可能となるようにコントロールしている。その一例として、特開平11−275538号公報では、放送局側から送信される映像信号に加入者識別情報を重畳し、加入者側のセットトップボックスで受信した識別情報が加入者固有の識別情報と一致した場合にのみ番組を有効なものとして出力するシステムが開示されている。
ところで、CATVで番組録画を行う場合には、有料放送の視聴可否を判断する必要があるためセットトップボックス側に番組予約の設定を行うようになっている。
図3は従来のCATVを録画する形態の代表例を示し、CATV基地局に接続されたセットトップボックス1と録画装置2とを映像用ケーブル22および制御用ケーブル23で接続している。
図3は従来のCATVを録画する形態の代表例を示し、CATV基地局に接続されたセットトップボックス1と録画装置2とを映像用ケーブル22および制御用ケーブル23で接続している。
セットトップボックス1は、CATV基地局からの圧縮された映像信号を受信する受信手段3と、受信したMPEG映像信号をデコードするMPEGデコード部4と、ユーザの入会状況に基づいて視聴可能な映像信号のみを選択させる視聴可否制御部5と、選択された映像信号をデジタルからアナログに変換するD/A変換部6と、アナログ変換された映像信号を送信する第一送信手段10と、ユーザが操作したSTBリモコン24から番組録画等の情報を受信するリモコン受信部7と、リモコン受信部7で受信した録画情報に基づきユーザが録画したい番組を設定する予約設定部8と、録画開始・終了等の情報となる動作制御データを生成する制御データ生成部9と、動作制御データを送信する第二送信手段11とを備えている。
録画装置2は、映像信号を受信する第一受信手段12と、動作制御データを受信する第二受信手段13と、アナログ映像信号をデジタルに変換するA/D変換部14と、映像データから動画像を構成する静止画像を抽出する静止画像抽出部15と、記録媒体に番組映像の録画を行う録画手段16と、動作制御データに基づき録画手段16の動作を制御する録画機能制御部17と、録画手段16で記録媒体に保存された映像データの再生制御を行う映像再生制御部20と、D/A変換部18でアナログからデジタルに変換された映像データをデジタル方式のモニタ(受像機)26に映像ケーブル27を介して再生映像を送信する送信手段19と、録画装置用リモコン25からの録画再生等の情報を受信するリモコン受信部21とを備えている。
前記構成とすると、装置のセットアップ作業においてユーザは第一送信手段10と第一受信手段12とを映像用ケーブル22で繋げる以外にも、制御用ケーブル23を用いて第二送信手段11と第二受信手段23も繋げなければならず、接続作業が面倒であると共に配線が煩雑になる問題があった。
別の接続形態としては、セットトップボックスに接続された制御用ケーブルの先端に赤外線送信部を設け、その赤外線送信部を録画装置のリモコン受信部の近傍に配置して、赤外線通信により録画制御用データを送信する構造もあるが、この形態も制御用ケーブルが必要となることには変わりがないため、やはり配線が煩雑になる等の問題があった。
また仮に、制御用ケーブル23を廃止してセットトップボックス1に接続された録画装置2の予約録画を行おうとすれば、セットトップボックス1に対してユーザが設定した番組予約情報は録画装置2に伝送されないため、ユーザは録画装置2にも同じような予約録画の設定作業を重複して行わねばならず、2つのリモコン24、25の操作が必要になり非常に操作性が悪くなる。
以上より、セットトップボックスと録画装置との間には映像用ケーブルと制御用ケーブルとの2種類のケーブルが接続されているのが現状である。
特開平11−275538号公報
以上より、セットトップボックスと録画装置との間には映像用ケーブルと制御用ケーブルとの2種類のケーブルが接続されているのが現状である。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、セットトップボックスで受信した番組映像の録画や記録媒体の映像の再生等を行う際の作業性を損なうことなく、セットトップボックスと映像装置との接続形態を簡素化することを課題としている。
上記課題を解決するため、本発明は、基地局から送信される映像信号を番組選択用のセットトップボックスを介して受信して録画する映像装置において、
前記セットトップボックスから送信される映像信号を受信する受信手段と、
動作制御データが付加されていない映像信号と互換的な形式で前記映像信号に多重化された動作制御データを抽出する制御データ抽出部と、
前記映像信号に含まれる映像を録画する録画手段と、
前記動作制御データに基づいて前記録画手段の動作を制御する録画制御部とを備えていることを特徴とする映像装置を提供している。
前記セットトップボックスから送信される映像信号を受信する受信手段と、
動作制御データが付加されていない映像信号と互換的な形式で前記映像信号に多重化された動作制御データを抽出する制御データ抽出部と、
前記映像信号に含まれる映像を録画する録画手段と、
前記動作制御データに基づいて前記録画手段の動作を制御する録画制御部とを備えていることを特徴とする映像装置を提供している。
前記構成とすると、動作制御データが付加されていない映像信号と互換的な形式で動作制御データを多重化した映像信号(例えば、映像信号のブランキング期間に動作制御データが挿入されたもの)を受信して、制御データ抽出部で映像信号から動作制御データのみを取り出して録画の制御を行っているので、セットトップボックスから送信される信号を受信するための受信手段が1種類で済み、制御データ専用の受信手段が別途不要となるため、制御用配線が削減されてセットアップ作業が簡素化されると共に、配線が煩雑になるのを防止することができる。また、録画設定はセットトップボックス側で行ったものを自動的に受信して制御しているので、録画装置側での再度の録画操作が必要とならず、作業性を損なうこともない。さらには、動作制御データが付加されてない映像信号を受信したとしても、もともと不要なブランキング期間を用いる等して互換性をもたせているので正常に映像信号を受像することができる。
なお、本願明細書の映像装置は、ビデオデッキやDVDレコーダ等の録画装置の他にテレビやコンピュータ等の別機器に録画再生機能が内蔵されているものを含む概念である。
なお、本願明細書の映像装置は、ビデオデッキやDVDレコーダ等の録画装置の他にテレビやコンピュータ等の別機器に録画再生機能が内蔵されているものを含む概念である。
本発明は、基地局から送信される映像信号を番組選択用のセットトップボックスを介して受信し、前記映像信号または再生信号を選択的に受像機へ送信する映像装置において、
前記セットトップボックスから送信される映像信号を受信する受信手段と、
動作制御データが付加されていない映像信号と互換的な形式で前記映像信号に多重化された動作制御データを抽出する制御データ抽出部と、
記録媒体に記録された映像データを再生する再生手段と、
前記動作制御データに基づいて前記再生手段の動作を制御し、前記映像信号または再生信号を選択的に受像機へ送信させる再生制御部とを備えていることを特徴とする映像装置を提供している。
前記セットトップボックスから送信される映像信号を受信する受信手段と、
動作制御データが付加されていない映像信号と互換的な形式で前記映像信号に多重化された動作制御データを抽出する制御データ抽出部と、
記録媒体に記録された映像データを再生する再生手段と、
前記動作制御データに基づいて前記再生手段の動作を制御し、前記映像信号または再生信号を選択的に受像機へ送信させる再生制御部とを備えていることを特徴とする映像装置を提供している。
前記構成とすると、上述同様に、セットトップボックスからの信号を受信する受信手段が1つで済み、従来とデータ互換性を保ちながらも部品点数の低減および作業性の改善等を図ることができる。
前記受信手段は、前記セットトップボックスと映像用ケーブルを介して接続される構成としている。
即ち、録画制御データは、必須となる映像用ケーブル(例えば、AVケーブルやSビデオケーブル等)を通って録画装置に受信されており、専用ケーブルが不要となり部品点数を低減させることができる。
即ち、録画制御データは、必須となる映像用ケーブル(例えば、AVケーブルやSビデオケーブル等)を通って録画装置に受信されており、専用ケーブルが不要となり部品点数を低減させることができる。
また本発明は、映像信号を送信する基地局と映像装置との間に介設される番組選択用のセットトップボックスにおいて、
前記基地局から送信される映像信号を受信する受信手段と、
前記映像信号から視聴可能な映像信号を選択する視聴可否制御部と、
番組映像の録画の予約を行う予約設定部と、
前記予約設定部で設定された予約情報に基づいて映像装置に対する動作制御データを生成する制御データ生成部と、
前記映像信号に前記動作制御データを多重化し、動作制御データが付加されていない映像信号と互換的な形式で映像装置に送信する制御データ追加部とを備えていることを特徴とするセットトップボックスを提供している。
前記基地局から送信される映像信号を受信する受信手段と、
前記映像信号から視聴可能な映像信号を選択する視聴可否制御部と、
番組映像の録画の予約を行う予約設定部と、
前記予約設定部で設定された予約情報に基づいて映像装置に対する動作制御データを生成する制御データ生成部と、
前記映像信号に前記動作制御データを多重化し、動作制御データが付加されていない映像信号と互換的な形式で映像装置に送信する制御データ追加部とを備えていることを特徴とするセットトップボックスを提供している。
前記構成とすると、制御データ追加部で映像信号に動作制御データを多重化しているので、信号を送信するための送信手段が1種類で済み、制御データ専用の送信手段が別途不要となるため、制御用配線が削減されてセットアップ作業が簡素化されると共に、配線が煩雑になるのを防止できる。
また、動作制御データが付加されてない映像信号と互換性のある形式で映像信号に動作制御データを多重化しているので、このセットトップボックスの機能に対応していない従来の映像装置に対しても正常に映像信号を送信することができる。
なお、本願明細書のセットトップボックスは、番組選択用の専用ボックスの他に、当該機能を別機器(例えば、ビデオデッキやDVDレコーダやテレビやコンピュータ等)に内蔵したものを含む概念である。
また、動作制御データが付加されてない映像信号と互換性のある形式で映像信号に動作制御データを多重化しているので、このセットトップボックスの機能に対応していない従来の映像装置に対しても正常に映像信号を送信することができる。
なお、本願明細書のセットトップボックスは、番組選択用の専用ボックスの他に、当該機能を別機器(例えば、ビデオデッキやDVDレコーダやテレビやコンピュータ等)に内蔵したものを含む概念である。
本発明は、映像信号を送信する基地局と映像装置との間に介設される番組選択用のセットトップボックスにおいて、
前記基地局から送信される映像信号を受信する受信手段と、
前記映像信号から視聴可能な映像信号を選択する視聴可否制御部と、
前記映像装置の動作に関するリモコンの指示を受け取るリモコン受信部と、
前記リモコン受信部で受信した指示に基づいて前記映像装置に対する動作制御データを生成する制御データ生成部と、
前記映像信号に前記動作制御データを多重化し、動作制御データが付加されていない映像信号と互換的な形式で映像装置に送信する制御データ追加部とを備えていることを特徴とするセットトップボックスを提供している。
前記基地局から送信される映像信号を受信する受信手段と、
前記映像信号から視聴可能な映像信号を選択する視聴可否制御部と、
前記映像装置の動作に関するリモコンの指示を受け取るリモコン受信部と、
前記リモコン受信部で受信した指示に基づいて前記映像装置に対する動作制御データを生成する制御データ生成部と、
前記映像信号に前記動作制御データを多重化し、動作制御データが付加されていない映像信号と互換的な形式で映像装置に送信する制御データ追加部とを備えていることを特徴とするセットトップボックスを提供している。
前記構成とすると、上述同様に、映像装置へ信号を送信する送信手段が1つで済み、従来とデータ互換性を保ちながらも部品点数の低減および作業性の改善等を図ることができる。
前記制御データ追加部は、前記映像信号のブランキング期間に録画制御データを挿入する構成としている。
即ち、ブランキング期間に動作制御データを挿入しているので、送信データのフォーマットを既存のままで利用できると共に、もともと不要な領域であるブランキング期間を用いているため、各種の映像装置と互換性をもって正常に映像信号を送信することができる。
記動作制御データは、スタンバイON情報、録画開始情報、録画停止情報、時刻合わせ情報、再生開始情報、早送り情報、巻戻し情報、一時停止情報、停止情報のうち少なくとも1つを含んでいる。
即ち、映像装置が番組録画や再生等の各種動作を行うために必要となる情報を動作制御データとして送信している。
即ち、映像装置が番組録画や再生等の各種動作を行うために必要となる情報を動作制御データとして送信している。
また本発明は、映像信号を送信する基地局と映像装置との間に番組選択用のセットトップボックスを介設し、前記セットトップボックスに対する指示により前記映像装置の動作を制御する映像装置制御方法であって、
録画したい番組の予約あるいは前記映像装置への動作指示を、前記セットトップボックスに対して行うと、
前記セットトップボックスが前記基地局から受信した映像信号対して、動作制御データが付加されていない映像信号と互換的な形式で動作制御データを多重化して前記映像装置に送信し、
前記映像装置は、受信した前記映像信号から動作制御データを抽出し、この動作制御データに基づき映像信号に含まれる映像の録画あるいは指示された動作を行うことを特徴とする映像装置制御方法を提供している。
録画したい番組の予約あるいは前記映像装置への動作指示を、前記セットトップボックスに対して行うと、
前記セットトップボックスが前記基地局から受信した映像信号対して、動作制御データが付加されていない映像信号と互換的な形式で動作制御データを多重化して前記映像装置に送信し、
前記映像装置は、受信した前記映像信号から動作制御データを抽出し、この動作制御データに基づき映像信号に含まれる映像の録画あるいは指示された動作を行うことを特徴とする映像装置制御方法を提供している。
前記構成とすると、セットトップボックスにおいて映像信号のブランキング期間に動作制御データを挿入する等して互換性を有する状態で多重化した映像信号を送信し、映像装置において映像信号から動作制御データを抽出して録画等の動作の制御を行っているので、セットトップボックスと映像装置とを繋ぐケーブルが映像用ケーブル1種類で済み、部品点数が削減されると共にセットアップ作業が容易になり、配線の煩雑化も防止できる。
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、セットトップボックスで従来と互換性を有する状態で動作制御データを映像信号に多重化して映像装置へと送信し、映像装置では受信した映像信号から抽出した動作制御データに基づいて動作制御を行うようにしているので、セットトップボックスと映像装置とを接続するケーブルが映像用ケーブルだけで部品点数が削減され、ユーザのセットアップ作業が容易になると共に配線の複雑化も緩和できる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本実施形態のブロック図を示し、CATV基地局に接続されたセットトップボックス(STB)30と録画装置(映像装置)40とを映像用ケーブル36のみで接続している。
図1は本実施形態のブロック図を示し、CATV基地局に接続されたセットトップボックス(STB)30と録画装置(映像装置)40とを映像用ケーブル36のみで接続している。
セットトップボックス30は、CATV基地局やプロバイダ基地局等からのMPEG圧縮された映像信号を受信する受信手段31と、受信したMPEG映像信号をデコードするMPEGデコード部32と、ユーザのチャンネル毎の入会状況に基づいて視聴可能な映像信号のみを選択させる視聴可否制御部33と、選択された映像信号をデジタルからアナログに変換するD/A変換部34と、ユーザが操作したリモコン51から番組録画や再生・巻戻し・早送り・停止等の情報を受信するリモコン受信部35と、リモコン受信部35で受信した録画情報に基づき録画したい番組の設定を行う予約設定部36と、録画開始・終了や再生・巻戻し・早送り・停止等の情報となる動作制御データを生成する制御データ生成部37と、動作制御データを映像信号のブランキング期間に挿入する制御データ追加部38と、前記動作制御データが多重化された映像信号を送信する送信手段39とを備えている。
映像装置40は、前記動作制御データが多重化された映像信号を受信する受信手段41と、受信した映像信号から動作制御データを抽出する制御データ抽出部45と、アナログ映像信号をデジタルに変換するA/D変換部42と、映像データから動画映像を構成する静止画像を抽出する静止画像抽出部43と、テープやDVDやHDD等の記録媒体49に番組映像の録画を行う録画手段44と、制御データ抽出部45で抽出された動作制御データに基づき録画手段44の動作を制御する録画制御部46と、記録媒体49に保存された映像データを再生する再生手段48と、動作制御データに基づき再生手段48の再生・巻戻し・早送り・停止等の動作を制御する再生制御部47と、モニタ(受像機)52に映像ケーブル53を介して再生映像を送信する送信手段50とを備えている。
前記構成のセットトップボックス30の送信手段39と録画装置40の受信手段41とを、AVケーブルやSビデオケーブル等の映像用ケーブル54を用いてコネクタ接続している。
前記構成のセットトップボックス30の送信手段39と録画装置40の受信手段41とを、AVケーブルやSビデオケーブル等の映像用ケーブル54を用いてコネクタ接続している。
次に、番組を録画装置40に録画する手順について説明する。
CATV基地局やプロバイダ基地局からMPEG圧縮された状態で重畳送信される多チャンネルの映像信号をセットトップボックス30の受信手段31で受信した後に、MPEGデコード部32でデコードし、視聴可否制御部33においてユーザが入会しており配信可能なチャンネルをパスさせる一方、ユーザが入会していない有料放送はフィルタリングして配信させないようにする。視聴可否制御部33を通過した映像信号はD/A変換部34でデジタルからアナログに変換されて送信手段39へと送出される。
CATV基地局やプロバイダ基地局からMPEG圧縮された状態で重畳送信される多チャンネルの映像信号をセットトップボックス30の受信手段31で受信した後に、MPEGデコード部32でデコードし、視聴可否制御部33においてユーザが入会しており配信可能なチャンネルをパスさせる一方、ユーザが入会していない有料放送はフィルタリングして配信させないようにする。視聴可否制御部33を通過した映像信号はD/A変換部34でデジタルからアナログに変換されて送信手段39へと送出される。
ユーザが番組を予約録画しようとする際にはリモコン51を操作し、録画したい番組のチャンネル、録画開始時刻、録画終了時刻等の必要な録画情報をセットトップボックス30の予約設定部36に入力する。制御データ生成部37は入力された録画情報に応じて動作制御データ(スタンバイON情報、録画開始時刻、録画終了時刻、チャンネル情報、時刻合わせ情報)を生成し、制御データ追加部38により映像信号のブランキング期間に動作制御データを挿入する。
つまり、図2(A)に示すように、映像信号には不要区間としてブランキング期間が存在し、現在はそのブランキング期間には同期信号が付加されているだけであり、まだ余分な区間(A区間)が存在している。そこで、図2(B)に示すように、ブランキング区間に動作制御データを挿入して、映像信号に動作制御データを多重化している。
つまり、図2(A)に示すように、映像信号には不要区間としてブランキング期間が存在し、現在はそのブランキング期間には同期信号が付加されているだけであり、まだ余分な区間(A区間)が存在している。そこで、図2(B)に示すように、ブランキング区間に動作制御データを挿入して、映像信号に動作制御データを多重化している。
多重化された映像信号は映像用ケーブル54を通って録画装置40の受信手段41で受信され、制御データ抽出部45により同期信号を基準として映像信号から動作制御データのみが抽出される。動作制御データが抽出された後の映像信号はA/D変換部42でアナログからデジタルに変換されて静止画像抽出部43で画像抽出し、録画手段44により記録媒体(テープ、DVD、HDD等)に記録保存される。この際、録画制御部46は抽出された動作制御データに基づいて録画手段44を制御し、録画開始時刻でスタンバイ状態からON状態にして録画開始時刻から録画終了時刻まで指定チャンネルの番組録画を行う。また、動作制御データに含まれる時刻合わせ情報を用いて録画装置40の保有する時計とセットトップボックス30の保有する時計とを合致させるようにしている。
なお、動作制御データとして、録画開始時刻、録画終了時刻等の予約録画に関する情報以外にも、リアルタイムで録画を行う録画開始情報、録画停止情報を含めることが好ましい。また、動作制御データとしてCM情報を付加してもよい。つまり、CM情報としてCM開始信号とCM終了信号を映像信号のブランキング期間に挿入すれば、録画装置40側でコマーシャルを除いて録画することが可能となる。さらに、番組詳細情報として、番組タイトルや出演者等の情報を動作制御データとして映像信号のブランキング期間に挿入して送信してもよい。
次に、記録媒体49に既に保存された映像データを再生する手順について説明する。
ユーザがリモコン50を操作し、再生や巻戻しや早送りや停止等の動作情報をセットトップボックス40のリモコン受信部35に向けて送信する。すると、制御データ生成部37が入力された動作情報に応じて動作制御データ(例えば、再生開始情報、早送り情報、巻戻し情報、一時停止情報、停止情報など)を生成し、制御データ追加部38により、記録媒体49への録画を行わない映像信号(例えば、リアルタイムでモニタ52により番組視聴するための映像信号)のブランキング期間に動作制御データを挿入する。
ユーザがリモコン50を操作し、再生や巻戻しや早送りや停止等の動作情報をセットトップボックス40のリモコン受信部35に向けて送信する。すると、制御データ生成部37が入力された動作情報に応じて動作制御データ(例えば、再生開始情報、早送り情報、巻戻し情報、一時停止情報、停止情報など)を生成し、制御データ追加部38により、記録媒体49への録画を行わない映像信号(例えば、リアルタイムでモニタ52により番組視聴するための映像信号)のブランキング期間に動作制御データを挿入する。
多重化された映像信号は映像用ケーブル54を通って録画装置40の受信手段41で受信され、制御データ抽出部45により同期信号を基準として映像信号から動作制御データのみが抽出される。再生制御部47は受信した動作制御データに基づいて再生手段48を制御し、再生や巻戻しや早送りや一時停止や停止を行いながら、記録媒体49に保存された映像データの再生信号を送信手段50から映像ケーブル53を介してモニタ52に出力する。
30 セットトップボックス
31 受信手段
32 MPEGデコード部
33 視聴可否制御部
34 D/A変換部
35 リモコン受信部
36 予約設定部
37 制御データ生成部
38 制御データ追加部
39 送信手段
40 録画装置
41 受信手段
42 A/D変換部
43 静止画像抽出部
44 録画手段
45 制御データ抽出部
46 録画制御部
47 再生制御部
48 再生手段
49 記録媒体
50 送信手段
51 リモコン
52 モニタ(受像機)
53、54 映像用ケーブル
31 受信手段
32 MPEGデコード部
33 視聴可否制御部
34 D/A変換部
35 リモコン受信部
36 予約設定部
37 制御データ生成部
38 制御データ追加部
39 送信手段
40 録画装置
41 受信手段
42 A/D変換部
43 静止画像抽出部
44 録画手段
45 制御データ抽出部
46 録画制御部
47 再生制御部
48 再生手段
49 記録媒体
50 送信手段
51 リモコン
52 モニタ(受像機)
53、54 映像用ケーブル
Claims (8)
- 基地局から送信される映像信号を番組選択用のセットトップボックスを介して受信して録画する映像装置において、
前記セットトップボックスから送信される映像信号を受信する受信手段と、
動作制御データが付加されていない映像信号と互換的な形式で前記映像信号に多重化された動作制御データを抽出する制御データ抽出部と、
前記映像信号に含まれる映像を録画する録画手段と、
前記動作制御データに基づいて前記録画手段の動作を制御する録画制御部とを備えていることを特徴とする映像装置。 - 基地局から送信される映像信号を番組選択用のセットトップボックスを介して受信し、前記映像信号または再生信号を選択的に受像機へ送信する映像装置において、
前記セットトップボックスから送信される映像信号を受信する受信手段と、
動作制御データが付加されていない映像信号と互換的な形式で前記映像信号に多重化された動作制御データを抽出する制御データ抽出部と、
記録媒体に記録された映像データを再生する再生手段と、
前記動作制御データに基づいて前記再生手段の動作を制御し、前記映像信号または再生信号を選択的に受像機へ送信させる再生制御部とを備えていることを特徴とする映像装置。 - 前記受信手段は、前記セットトップボックスと映像用ケーブルを介して接続される構成としている請求項1または請求項2に記載の映像装置。
- 映像信号を送信する基地局と映像装置との間に介設される番組選択用のセットトップボックスにおいて、
前記基地局から送信される映像信号を受信する受信手段と、
前記映像信号から視聴可能な映像信号を選択する視聴可否制御部と、
番組映像の録画の予約を行う予約設定部と、
前記予約設定部で設定された予約情報に基づいて映像装置に対する動作制御データを生成する制御データ生成部と、
前記映像信号に前記動作制御データを多重化し、動作制御データが付加されていない映像信号と互換的な形式で映像装置に送信する制御データ追加部とを備えていることを特徴とするセットトップボックス。 - 映像信号を送信する基地局と映像装置との間に介設される番組選択用のセットトップボックスにおいて、
前記基地局から送信される映像信号を受信する受信手段と、
前記映像信号から視聴可能な映像信号を選択する視聴可否制御部と、
前記映像装置の動作に関するリモコンの指示を受け取るリモコン受信部と、
前記リモコン受信部で受信した指示に基づいて前記映像装置に対する動作制御データを生成する制御データ生成部と、
前記映像信号に前記動作制御データを多重化し、動作制御データが付加されていない映像信号と互換的な形式で映像装置に送信する制御データ追加部とを備えていることを特徴とするセットトップボックス。 - 前記制御データ追加部は、前記映像信号のブランキング期間に前記動作制御データを挿入する構成としている請求項4または請求項5に記載のセットトップボックス。
- 前記動作制御データは、スタンバイON情報、録画開始情報、録画停止情報、時刻合わせ情報、再生開始情報、早送り情報、巻戻し情報、一時停止情報、停止情報のうち少なくとも1つを含んでいる請求項4乃至請求項6のいずれか1項に記載のセットトップボックス。
- 映像信号を送信する基地局と映像装置との間に番組選択用のセットトップボックスを介設し、前記セットトップボックスに対する指示により前記映像装置の動作を制御する映像装置制御方法であって、
録画したい番組の予約あるいは前記映像装置への動作指示を、前記セットトップボックスに対して行うと、
前記セットトップボックスが前記基地局から受信した映像信号に対して、動作制御データが付加されていない映像信号と互換的な形式で動作制御データを多重化して前記映像装置に送信し、
前記映像装置は、受信した前記映像信号から動作制御データを抽出し、この動作制御データに基づき映像信号に含まれる映像の録画あるいは指示された動作を行うことを特徴とする映像装置制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004154847A JP2005341039A (ja) | 2004-05-25 | 2004-05-25 | 映像装置、セットトップボックスおよび映像装置制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004154847A JP2005341039A (ja) | 2004-05-25 | 2004-05-25 | 映像装置、セットトップボックスおよび映像装置制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005341039A true JP2005341039A (ja) | 2005-12-08 |
Family
ID=35494123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004154847A Withdrawn JP2005341039A (ja) | 2004-05-25 | 2004-05-25 | 映像装置、セットトップボックスおよび映像装置制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005341039A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008288704A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Sony Corp | 記録システム、受信装置および受信方法、記録装置および記録方法、並びにプログラム |
-
2004
- 2004-05-25 JP JP2004154847A patent/JP2005341039A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008288704A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Sony Corp | 記録システム、受信装置および受信方法、記録装置および記録方法、並びにプログラム |
US8312502B2 (en) | 2007-05-15 | 2012-11-13 | Sony Corporation | Recording system, receiving apparatus and receiving method, recording apparatus and recording method, and program |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4227509B2 (ja) | 通信端末装置及びその制御方法 | |
JP4929177B2 (ja) | 映像表示装置及び再生装置 | |
US8195029B2 (en) | Content viewing support apparatus and content viewing support method, and computer program | |
KR19990088059A (ko) | 기록내용표시장치및기록내용표시방법 | |
JP2007067947A (ja) | 再生装置 | |
JP2008306772A (ja) | オン・デマンドでマルチメディア・プレゼンテーションを再生する方法 | |
JPWO2005122562A1 (ja) | データ処理装置 | |
JP2006012225A (ja) | 情報処理装置 | |
JP3402993B2 (ja) | マルチチャンネル記録装置、及びマルチチャンネル再生装置 | |
JP2007511182A (ja) | 簡略化したピア・ツー・ピア記録を提供する方法及び装置 | |
US20060078285A1 (en) | Recording/reproduction apparatus, recording/reproducing method, program, and medium for the same | |
JP2004328244A (ja) | 放送受信装置、蓄積番組再生方法及び配信番組選択方法 | |
JP2005341039A (ja) | 映像装置、セットトップボックスおよび映像装置制御方法 | |
JP2010093529A (ja) | 表示装置 | |
JPH09200693A (ja) | ディジタル放送記録再生装置 | |
KR100738663B1 (ko) | Pvr 장치의 편집 방법 | |
US20070147772A1 (en) | Broadcast recording apparatus and broadcast recording method | |
JP2004241852A (ja) | Tv、vtr及びtvとvtrのセット | |
KR100722447B1 (ko) | 편집녹화 기능을 갖는 녹화장치 및 그 제어방법 | |
KR100681647B1 (ko) | Pvr의 편집 관리 시스템 및 그 제어 방법 | |
JP2005184858A (ja) | 映像・音声受信装置及びテレビジョン受像機 | |
JP2004363804A (ja) | 映像信号出力装置及び映像信号出力方法 | |
JPH11252487A (ja) | デジタル放送受信装置および映像信号記録装置 | |
JP4135157B2 (ja) | データ放送番組記録再生装置 | |
JP4412321B2 (ja) | テレビ番組送信/記録再生システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070807 |