JP2005341011A - 折り畳み式携帯無線機 - Google Patents

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善宏 金崎
Nozomi Kokubu
望 国府
Kota Aoki
恒太 青木
Yutaka Saito
裕 斎藤
Akitaka Takeuchi
昭孝 竹内
Takeya Nagano
健也 長野
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Abstract

【課題】上部筐体と下部筐体とをヒンジ部で連結して開閉自在にした折り畳み式携帯無線機において、筐体の開状態及び閉状態の両方において高いアンテナ性能が確保できる小型な携帯無線機を提供すること。
【解決手段】上部筐体に内蔵した導体板15とヒンジ金具5との電気的接続を、ホール素子17で制御する高周波スイッチ16によって接続するか開放するかを切り換える。筐体を開いた状態では、高周波スイッチ16がオンになるように設定し、筐体を閉じた状態では、高周波スイッチ16がオフになるように設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、内蔵アンテナを用いた折り畳み式携帯無線機に関する。
折り畳み式携帯無線機は、上部筐体と下部筐体をヒンジ部で連結して開閉自在な機構を有するものであり、開いた状態と閉じた状態の2つの状態をとり得る。この携帯無線機に搭載するアンテナの構成形態として、近年、デザイン性や取り扱いやすさという理由からアンテナを筐体内部へ内蔵する要望が高まっている。
従来の折り畳み式携帯無線機の筐体に内蔵されるアンテナとしては、上部筐体の一部を構成する導体をアンテナ素子として用い、下部筐体から給電線を用いて給電する構成が知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2)。
また、他の内蔵アンテナの構成として、図3(a)に示すように、上部筐体の一部を構成する導電性フレーム19を導電性のヒンジ部2を介して整合回路11及び無線回路12から給電することで、下ケース10に内蔵した回路基板4と導電性フレーム19とをダイポールアンテナとして動作させる構成がある。この構成によれば、上部筐体と下部筐体を開いた状態において高いアンテナ性能が得られる。
特開2001−156898号公報(第5頁、図1) 特開2002−335180号公報(第5頁、図3)
しかしながら従来の折り畳み式無線機では、上記の図3(b)のように、上部筐体と下部筐体を閉じた状態においては、導電性フレーム19と回路基板4が平行に近接するため放射抵抗が低下しアンテナ性能が劣化するという課題があった。
この課題を解決する方法の一つとして、専用のアンテナ素子を追加する方法も考えられるが専用のアンテナ素子を追加するための空間が筐体内部に必要となるので携帯無線機の小型化が困難になる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、筐体を閉じた場合における高いアンテナ性能を確保すること、そして同時に携帯無線機の小型化を実現することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る折り畳み式携帯無線機は、前記上部筐体内に設けた導体板と、前記ヒンジ部に回動可能でかつ電気的導通が確保されたヒンジ機構導体部と、前記下部筐体内に設けた回路基板から前記ヒンジ機構導体部に給電するヒンジ部給電手段と、前記ヒンジ機構導体部と前記導体板とを電気的に接続するか開放するかを切り換える高周波スイッチを備えている。
上記構成によれば、筐体を閉じた場合における高いアンテナ性能を確保した上で携帯無線機の小型化を実現できる。
また、本発明に係る折り畳み式携帯無線機は、前記上部筐体と前記下部筐体の開閉状態を検出した結果に応じて前記高周波スイッチを制御する開閉検出制御手段を備え、前記開
閉検出制御手段は筐体の開状態では前記高周波スイッチを接続状態とし、閉状態では前記高周波スイッチを開放状態となるように制御する。
上記構成によれば、筐体の開状態及び閉状態の両方において高いアンテナ性能が確保でき、かつ、携帯無線機を小型化することができる。
また、本発明に係る折り畳み式携帯無線機は、携帯無線機の動作状態を検出した結果に応じて前記高周波スイッチを制御する動作状態検出制御手段を備え、前記動作状態検出制御手段は筐体の通話状態又は通信状態においては前記高周波スイッチを接続状態とし、待受状態では前記高周波スイッチを開放状態となるように制御する。
上記構成によれば、携帯無線機の動作状態に応じた高いアンテナ性能が確保でき、かつ、携帯無線機を小型化することができる。
また、本発明に係る折り畳み式携帯無線機は、前記上部筐体と前記下部筐体が閉じられた状態において、前記ヒンジ機構導体部と前記回路基板とが重なることがないように構成される。
上記構成によれば、特に閉状態において高いアンテナ性能が得られる。
本発明によれば、筐体の開状態及び閉状態の両方において高いアンテナ性能が確保でき、かつ、専用のアンテナ素子を追加する必要がないため携帯無線機を小型化することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明に係る第1の実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機を示す基本的構成図である。図1(a)は正面図、図1(b)は側面図を示す。
図1において、上フレーム1と上ケース9は絶縁体である樹脂の成型品であり、上フレーム1と上ケース9により上部筐体(100)が構成される。この上部筐体内部に導体板15が配置される。導体板15は、回路基板のグランドパターンをアンテナ動作を説明するために模擬したものである。
上フレーム1と上ケース9とヒンジ金具5はネジ6で固定される。ヒンジ金具5及びヒンジ金具8は金属などの導電性材料で構成され、導電性の回転軸7によって回転自由に接続される。ヒンジ部2を構成する要素であるヒンジ金具5、ヒンジ金具8及び回転軸7がすべて電気的に接続されている。
導体板15の側端部とヒンジ金具5の一部とが高周波スイッチ16を介して電気的に接続される。高周波スイッチ16はピンダイオードなどで構成される高周波切換回路であり、そのオン、オフによって導体板15とヒンジ金具5とを高周波的に短絡するか開放するかを制御する。高周波スイッチ16はホール素子17によって制御される。
下ケース10は樹脂により形成されており、回路基板4とヒンジ金具8を内蔵し、回路基板4とヒンジ金具8は間隙Gを確保して電気的には接続されていない。ここで、ヒンジ
金具8と回路基板4上のグランドパターンとの間隔Gを極力離すように(例えば2mm以上)構成することがアンテナ性能上望ましい。
回路基板4に搭載した無線回路12は整合回路11と給電端子3を介してヒンジ金具8に給電される。ヒンジ金具8と給電金具3はネジ14にて接続される。
仮に高周波スイッチ16がオンの場合、導体板15がヒンジ金具5、ヒンジ金具8及び回転軸7から構成されるヒンジ部2を介して整合回路11から給電されることになり、ヒンジ部2及び導体板15と回路基板4がダイポールアンテナとして動作することになる。
ここで、下ケース10には永久磁石18が内蔵されており、上部筐体と下部筐体とが閉じられた場合には、永久磁石18とホール素子17が近接するが、上部筐体と下部筐体とが開かれた場合には、永久磁石18とホール素子17との間隔が大きくなる。
このとき、ホール素子17は近傍に磁界がない場合に高周波スイッチ16をオンさせるように設定すると、上部筐体と下部筐体とが開かれた場合には、ヒンジ部2及び導体板15と回路基板4がダイポールアンテナとして動作する。この場合、高いアンテナ性能が得られる。特に、携帯無線機を使用者が保持して耳に密着させた通話状態における高いアンテナ利得が得られる。
次に、図2に示すように、上部筐体と下部筐体とが閉じられた場合には、永久磁石18とホール素子17が近接し、高周波スイッチ16がオフとなる。この場合、ヒンジ金具5と導体板15の電気的な接続が開放される。この状態においては、ヒンジ部2を構成するヒンジ金具5、ヒンジ金具8及び回転軸7がアンテナ素子として動作し、このアンテナ素子が無線回路12から整合回路11と給電端子3を介して給電されることになる。
ここで、導体板15がヒンジ部2から開放されているため、導体板15上にはアンテナ電流が分布しない。このことにより、図3に示す従来の携帯無線機のように放射抵抗の低下が発生しない。したがって、上部筐体と下部筐体とが閉じられた場合には、ヒンジ部2がアンテナ素子として動作することにより、高いアンテナ性能が得られる。特に、上部筐体と下部筐体とを閉じた待受状態における高いアンテナ効率が確保できる。
また、ヒンジ金具8の長さL1とヒンジ金具5の長さL2を同程度に設定しておき、すなわち、ヒンジ部2と回路基板4との間隙及びヒンジ部2と導体板15との間隙の位置を一致させておくことがアンテナ性能上望ましい。または、上部筐体内のヒンジ導体部、すなわちヒンジ金具5と回路基板4とが閉状態において重なる面積を最小に抑えれば、ヒンジ導体部と回路基板4との逆位相電流を抑えることができ、その結果放射抵抗が高くなるためアンテナ性能が高くなる。
上記説明したように、本実施形態の折り畳み式携帯無線機では、筐体の開状態及び閉状態の両方において高いアンテナ性能が確保でき、かつ、専用のアンテナ素子を追加する必要がないため携帯無線機を小型化することができる。
なお、導体板15は、上フレーム1を構成する導電性フレームであってもよく、この場合には、導電性フレームとヒンジ金具5との間隔を一定以上、例えば2mm以上に確保するために、樹脂製スペーサを挟むなどの絶縁処理を施すことが閉じ状態のアンテナ性能上望ましい。
また、高周波スイッチ16を切り換える方法は、開閉状態を検出し切り換える方法に限らず、通話状態や待受状態などの携帯無線機の動作状態に連動して切り換える方法であっ
てもよい。例えば、通話状態や待受状態などの携帯無線機の動作状態を検出した結果に応じて前記高周波スイッチを制御する動作状態検出制御手段を備え、前記動作状態検出制御手段は筐体の通話状態又は通信状態においては前記高周波スイッチを接続状態とし、待受状態では前記高周波スイッチを開放状態となるように制御する切り換える方法であってもよい。
以上の述べたように、本発明に係る折り畳み式携帯無線機によれば、筐体の開状態及び閉状態の両方において高いアンテナ性能が確保でき、かつ、専用のアンテナ素子を追加する必要がないため携帯無線機の小型化が期待でき、携帯電話機などの携帯無線装置に適用できる。
(a)本発明の第1の実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機を開いたときの正面図(b)第1の実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機を開いたときの側面図 第1の実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機を閉じたときの側面図 (a)従来の折り畳み式携帯無線機を開いたときの正面図(b)従来の折り畳み式携帯無線機を閉じたときの構成を示す側面図
符号の説明
1 上フレーム
2 ヒンジ部
3 給電端子
4 回路基板
5 ヒンジ金具
6 ネジ
7 回転軸
8 ヒンジ金具
9 上ケース
10 下ケース
11 整合回路
12 無線回路
14 ネジ
15 導体板
16 高周波スイッチ
17 ホール素子
18 永久磁石
100 上部筐体

Claims (4)

  1. 上部筐体と下部筐体とをヒンジ部で連結して開閉自在にした折り畳み式携帯無線機であって、
    前記上部筐体内に設けた導体板と、
    前記ヒンジ部に回動可能でかつ電気的導通が確保されたヒンジ機構導体部と、
    前記下部筐体内に設けた回路基板から前記ヒンジ機構導体部に給電するヒンジ部給電手段と、
    前記ヒンジ機構導体部と前記導体板とを電気的に接続するか開放するかを切り換える高周波スイッチとを備えたことを特徴とする折り畳み式携帯無線機。
  2. 前記上部筐体と前記下部筐体の開閉状態を検出した結果に応じて前記高周波スイッチを制御する開閉検出制御手段を備え、前記開閉検出制御手段は前記上部筐体と前記下部筐体が開いた状態では前記高周波スイッチを接続状態とし、前記上部筐体と前記下部筐体が閉じた状態では前記高周波スイッチを開放するように制御したことを特徴とする請求項1記載の折り畳み式携帯無線機。
  3. 携帯無線機の動作状態を検出した結果に応じて前記高周波スイッチを制御する動作状態検出制御手段を備え、前記動作状態検出制御手段は筐体の通話状態又は通信状態においては前記高周波スイッチを接続状態とし、待受状態では前記高周波スイッチを開放状態となるように制御したことを特徴とする請求項1記載の折り畳み式携帯無線機。
  4. 前記上部筐体と前記下部筐体が閉じた状態において、前記ヒンジ機構導体部と前記回路基板とが重なることがないように構成したことを特徴とする請求項1又は2又は3記載の折り畳み式携帯無線機。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009054093A1 (ja) * 2007-10-24 2009-04-30 Panasonic Corporation 折畳式携帯無線機

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