JP2005339940A - 面光源 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子に寿命が半永久的で消費電力が少ない固体発光素子を用い、しかも、照明光出射領域に対する導光板の大きさの比を小さくして小型化をはかることができる面光源を提供する。
【解決手段】照明光出射領域Bを含む面積の板状部10aとその一端から延長させて形成された延長部10bとを有する透明部材からなり、延長部10bの端部よりも板状部10a側の部分に、外部から延長部10b内にその端部に向けて光を入射させる入射面11が形成され、延長部10bの端部に、入射面11から前記端部に向かって入射した光を板状部10aに向けて反射する第1の反射面12が形成され、板状部10aの一方の板面に出射面13が、他方の板面に前記第1の反射面12により反射されて板状部10aに導かれた光を出射面13に向けて反射する第2の反射面が形成された導光板10と、この導光板10の前記入射面11に対向させて配置された固体発光素子19とを備えた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、液晶表示素子の照明光源等に用いられる面光源に関する。
反射表示を行なう反射型液晶表示素子の前側(表示観察側)に配置され、前記反射型液晶表示素子に向けて照明光を出射するとともに前記反射型液晶表示素子からの出射光を透過させて観察側に出射するフロントライトや、透過表示を行なう透過型液晶表示素子の後側に配置され、前記透過型液晶表示素子に向けて照明光を出射するバックライト等の照明光源に用いられる面光源は、従来、少なくとも一端に入射端面が形成され、2つの板面の一方に出射面が形成され、他方の板面に前記入射端面から入射した光を前記出射面に向けて反射する反射面が形成された導光板と、前記導光板の前記入射端面に対向させて配置された発光素子とにより構成されている。(特許文献1参照)
特開2003―149599号公報
前記面光源の発光素子には、前記導光板の入射端面の全長にわたる長さの冷陰極管が広く利用されているが、前記冷陰極管からなる発光素子を備えた面光源は、前記導光板にその入射端面の全域から光を入射させ、前記導光板の出射面の略全域から照明光を出射することができる反面、前記冷陰極管の寿命が短いため、頻繁に冷陰極管を交換しなければならず、したがって維持費が嵩むという問題をもっている。
そのため、前記発光素子に、寿命が半永久的で、しかも冷陰極管に比べて消費電力が少ないLED(発光ダイオード)等の固体発光素子を用いることが望まれている。
図10は固体発光素子を備えた従来の面光源の平面図であり、この面光源は、板状の透明部材からなり、その一端に外部から光を入射させる入射端面2が形成され、2つの板面の一方に前記入射端面2から入射した光の出射面3が形成され、他方の板面に前記入射端面から入射した光を前記出射面3に向けて反射する反射面(図示せず)が形成された導光板1と、前記導光板1の入射端面2に対向させて配置され、前記入射端面に向けて光を発する固体発光素子5とを備えている。
この面光源は、前記固体発光素子5からの光を前記導光板1にその入射端面2から入射させ、その光を前記導光板1により導いてその出射面3から出射するものであり、前記固体発光素子5から出射した光は、図に破線で示したように広がりながら導光板1内を導かれ、その出射面3の図に平行斜線を施した扇状の範囲から出射する。
なお、図10に示した面光源は、2つの固体発光素子5を前記導光板1の入射端面2の長さ方向に適当間隔で並べて配置したものであり、これらの固体発光素子5からの光を、前記導光板1の出射面3の前記2つの発光素子5の配置位置に対応した2つの扇状範囲からそれぞれ出射する。
しかし、この面光源は、前記固体発光素子5からの光が上記のように広がりながら導光板1内を導かれてその出射面3から出射するため、照明光出射領域、例えば液晶表示素子の表示エリアに対応する領域(図において鎖線で囲まれた領域)Aからその全域にわたって照明光を出射するには、前記導光板1の前記照明光出射領域Aから入射端面2までの距離Lを大きくし、前記固体発光素子5からの光が充分な幅に広がって前記照明光出射領域Aから出射するようにしなければならない。
そのため、固体発光素子5を用いた従来の面光源は、照明光出射領域に比べて前記導光板1が非常に大きく、したがって面光源が大型化してしまうという問題をもっている。
この発明は、発光素子に寿命が半永久的で消費電力が少ない固体発光素子を用い、しかも、照明光出射領域に対する導光板の大きさの比を小さくして小型化をはかることができる面光源を提供することを目的としたものである。
この発明の面光源は、照明光を出射する照明光出射領域を含む面積の板状部とその少なくとも一端から延長して形成された延長部とを有する透明部材からなり、前記延長部の端部よりも前記板状部側の部分に、外部から前記延長部内に前記端部に向けて光を入射させる入射面が形成され、前記延長部の端部に、前記入射面から前記端部に向かって入射した光を前記板状部に向けて反射する第1の反射面が形成され、前記板状部の2つの板面の一方に前記入射面から入射した光の出射面が形成され、前記板状部の他方の板面に、前記第1の反射面により反射されて前記板状部に導かれた光を前記出射面に向けて反射する第2の反射面が形成された導光板と、前記導光板の前記入射面に対向させて配置され、前記入射面に向けて光を発する固体発光素子とを備えたことを特徴とする。
すなわち、この面光源は、前記固体発光素子からの光を、前記導光板の前記延長部の端部よりも前記板状部側の部分に形成された入射面から前記延長部内に前記端部に向けて入射させ、その光を、前記延長部の端部に形成された前記第1の反射面により前記導光板の前記板状部に向けて反射して前記板状部の出射面から出射するようにしたものである。
この発明の面光源においては、前記導光板の延長部の両側面にそれぞれ、前記側面から凹入し、且つ前記延長部の端部に形成された前記第1の反射面に対向する面が前記側面から前記延長部の内方に向かって前記第1の反射面から遠くなる方向に傾いた傾斜面に形成された切欠部を設け、これらの切欠部の前記傾斜面により外部から前記延長部内に光を入射させる入射面を形成し、前記延長部内に固体発光素子を前記入射面に対向させて配置するのが望ましい。
その場合、前記固体発光素子は、前記導光板の延長部の一側面の切欠部内の固体発光素子からの光の出射方向を前記第1の反射面の中央付近よりも前記一側面側の領域に向け、前記延長部の他側面の切欠部内の固体発光素子からの光の出射方向を前記第1の反射面の中央付近よりも前記他側面側の領域に向けて配置するのが好ましい。
また、この発明の面光源においては、前記導光板の延長部を、前記導光板の板状部の出射面と第2の反射面のいずれか一方に隣接する面に、この延長部の端部に向かって前記延長部の反対面から離れる方向に傾いた傾斜面を有する形状に形成し、その傾斜面により、外部から前記延長部内に光を入射させる入射面を形成し、その入射面に対向させて固体発光素子を配置してもよい。
この発明の面光源は、照明光を出射する照明光出射領域を含む面積の板状部とその少なくとも一端から延長して形成された延長部とを有する透明部材からなり、前記延長部の端部よりも前記板状部側の部分に、外部から前記延長部内に前記端部に向けて光を入射させる入射面が形成され、前記延長部の端部に、前記入射面から前記端部に向かって入射した光を前記板状部に向けて反射する第1の反射面が形成され、前記板状部の2つの板面の一方に前記入射面から入射した光の出射面が形成され、前記板状部の他方の板面に、前記第1の反射面により反射されて前記板状部に導かれた光を前記出射面に向けて反射する第2の反射面が形成された導光板と、前記導光板の前記入射面に対向させて配置され、前記入射面に向けて光を発する固体発光素子とを備え、前記固体発光素子からの光を、前記導光板の前記延長部の端部よりも前記板状部側の部分に形成された入射面から前記延長部内に前記端部に向けて入射させ、その光を、前記延長部の端部に形成された前記第1の反射面により前記導光板の前記板状部に向けて反射して前記板状部の出射面から出射するようにしたものであるため、前記照明光出射領域からその全域にわたって照明光を出射するには、前記導光板の前記入射面から前記第1の反射面までの光路長と、前記第1の反射面から前記照明光出射領域までの光路長との和、つまり前記入射面から前記照明光出射領域までの折れ曲がり光路の長さを、前記固体発光素子からの光が充分な幅に広がって前記照明光出射領域から出射するように設定すればよい。
そのため、この面光源は、発光素子に寿命が半永久的で消費電力が少ない固体発光素子を用いたものであるが、照明光出射領域に対する前記導光板の大きさの比を小さくして小型化をはかることができる。
この発明の面光源においては、前記導光板の延長部の両側面にそれぞれ、前記側面から凹入し、且つ前記延長部の端部に形成された前記第1の反射面に対向する面が前記側面から前記延長部の内方に向かって前記第1の反射面から遠くなる方向に傾いた傾斜面に形成された切欠部を設け、これらの切欠部の前記傾斜面により外部から前記延長部内に光を入射させる入射面を形成し、前記延長部内に固体発光素子を前記入射面に対向させて配置するのがのが望ましく、このようにすることにより、前記照明光出射領域に対する前記導光板の大きさの比を充分に小さくするとともに、前記固体発光素子を含む面光源全体の平面形状を小さくし、さらに小型化することができる。
その場合、前記固体発光素子は、前記導光板の延長部の一側面の切欠部内の固体発光素子からの光の出射方向を前記第1の反射面の中央付近よりも前記一側面側の領域に向け、前記延長部の他側面の切欠部内の固体発光素子からの光の出射方向を前記第1の反射面の中央付近よりも前記他側面側の領域に向けて配置するのが好ましく、このようにすることにより、前記延長部の一側面の切欠部内の固体発光素子からの光と、前記延長部の他側面の切欠部内の固体発光素子からの光とを、充分に広い重なり面積で重ねて前記導光板の板状部の照明光出射領域の全域から出射することができる。
また、この発明の面光源においては、前記導光板の延長部を、前記導光板の板状部の出射面と第2の反射面のいずれか一方に隣接する面に、この延長部の端部に向かって前記延長部の反対面から離れる方向に傾いた傾斜面を有する形状に形成し、その傾斜面により、外部から前記延長部内に光を入射させる入射面を形成し、その入射面に対向させて固体発光素子を配置してもよく、このようにすることにより、前記照明光出射領域に対する前記導光板の大きさの比を小さくするとともに、前記固体発光素子を含む面光源全体の平面形状を前記導光板の外形と同じにし、さらに小型化することができる。
図1〜図6はこの発明の第1の実施例を示しており、図1及び図2は面光源の平面図及び側面図、図3は図1のIII―III線に沿うハッチングを省略した拡大断面図である。
この面光源は、例えば透過型液晶表示素子(図示せず)のバックライトに使用されるものであり、図1〜図3に示したように、照明光を出射する照明光出射領域、つまり前記液晶表示素子の表示エリアに対応する領域(図1において鎖線で囲まれた領域)Bの面積を含む面積の板状部10aとその少なくとも一端から延長し延長部10bとを有するアクリル樹脂板等の透明部材からなり、前記延長部10bの端部よりも前記板状部10a側の部分に、外部から前記延長部10b内に前記端部に向けて光を入射させる入射面11が形成され、前記延長部10bの端部に、前記入射面11から前記端部に向かって入射した光を前記板状部10aに向けて反射する第1の反射面12が形成され、前記板状部10aの2つの板面の一方に前記入射面11から入射した光の出射面13が形成され、前記板状部10aの他方の板面に、前記第1の反射面12により反射されて前記板状部10aに導かれた光を反射して前記出射面13から出射させる第2の反射面14が形成された導光板10と、前記導光板10の前記入射面11に対向させて配置され、前記入射面11に向けて光を発する固体発光素子19とを備えている。
なお、前記導光板10の全体の平面形状は矩形状であり、その板状部10aは、前記照明光出射領域Bよりも僅かに大きい面積の矩形または正方形部からなり、延長部10bは、その両側面間の幅が前記板状部10aの幅と同じで、端部(導光板10の一端)から前記板状部10aとの境界部までの長さが前記板状部10aの長さよりもはるかに小さい帯状部からなっている。
また、前記導光板10は、前記板状部10aから延長部10bにわたって同じ板厚を有しており、したがって、前記板状部10aの一方の板面に形成された出射面13と、前記延長部10bの前記出射面13に隣接する面は連続した面一な面であり、また前記板状部10aの他方の板面に形成された第2の反射面14と前記延長部10bの前記第2の反射面14に隣接する面も連続した面一な面である。
以下、前記板状部10aの出射面13が形成された一方の板面と前記延長部10bの前記出射面13に隣接する面とを前面、前記板状部10aの第2の反射面14が形成された他方の板面と前記延長部10bの前記第2の反射面14に隣接する面とを後面という。
そして、前記導光板10の延長部10bには、その両側面の前記板状部10aとの境界部付近にそれぞれ、前記延長部10bの側面から凹入し、且つ前記延長部10bの端部に形成された第1の反射面12に対向する面が前記側面から前記延長部10bの内方に向かって前記第1の反射面12から遠くなる方向に傾いた傾斜面に形成された切欠部15が設けられており、これらの切欠部15の前記傾斜面により、外部から前記延長部10b内にこの延長部10bの端部に向けて光を入射させる前記入射面11が形成されている。
なお、前記切欠部15の前記入射面11とは反対側の面(板状部10a側の面)は、前記入射面11に対して略直角な面に形成されており、この面の延長部10bの側面に開放する端部は前記延長部10bに僅かに入り込んでいる。
また、前記導光板10の延長部10bの端面は前記板状部10aの出射面13に対して垂直な面に形成されており、その端面の全体に反射膜16が設けられ、前記入射面11から前記延長部10bの端部に向かって入射した光を前記板状部10aに向けて反射する前記第1の反射面12が形成されている。
さらに、前記導光板10の板状部10a及び延長部10bの後面にはその全体にわたって反射シート18が貼付けられており、この反射シート18の前記板状部10aの後面に対応する部分により、前記第1の反射面12により反射されて前記板状部10aに導かれた光を前記板状部10aの前面の出射面13に向けて反射する第2の反射面14が形成されている。
なお、前記導光板10の板状部10aの後面には、図3に示したように、その全域にわたって、この板状部10aの幅方向(延長部10bの端面に形成された第1の反射面12の長さ方向と平行な方向)に沿う断面形状が三角形状の複数の溝部17が前記液晶表示素子の画素ピッチよりも小さい50〜100μm程度のピッチで形成されている。
一方、前記固体発光素子19は、赤、緑、青の3色のLED(発光ダイオード)を備え、これらのLEDの赤、緑、青の3色の発光色を混色した白色光を出射するものか、あるいは、紫外光LEDと白色蛍光膜とを備え、前記LEDから紫外光を前記白色蛍光膜に照射して前記白色蛍光材が発する白色蛍光を出射するものであり、この面光源では、2つの固体発光素子19を備え、これらの固体発光素子19を前記導光板10の延長部10bの両側面の前記切欠部15内に1つずつ前記入射面11に対向させて配置している。
さらに、この面光源では、前記固体発光素子19をそれぞれ、前記導光板10の延長部10bの一側面の切欠部15内の固体発光素子19からの光の出射方向を前記第1の反射面12の中央付近よりも前記一側面側の領域に向け、前記延長部10bの他側面の切欠部15内の固体発光素子19からの光の出射方向を前記第1の反射面12の中央付近よりも前記他側面側の領域に向けて配置している。
この面光源は、前記固体発光素子19からの光を、前記導光板10の延長部10bの端部よりも板状部10a側の部分に形成された入射面11から前記延長部10b内に前記端部に向けて入射させ、その光を、前記延長部10bの端部に形成された第1の反射面12により前記導光板10の板状部10aに向けて反射し、その反射光を、前記板状部10aの出射面13から出射するようにしたものである。
すなわち、この面光源においては、前記固体発光素子19から出射し、前記導光板10の延長部10bの端部よりも板状部10a側の部分に形成された前記入射面11から前記延長部10b内にその端部に向かって入射した光が、図3に破矢線で示したように、前記延長部10bの端部に形成された第1の反射面12により反射されて前記導光板10の板状部10aに導かれる。
なお、前記固体発光素子19から出射光は、その全周方向にある程度の広がり角をもった光であり、前記固体発光素子19から出射して前記入射面11から前記延長部10b内にその端部に向かって入射した光は、前記第1の反射面12に向かって直進するか、あるいは前記延長部10bの前面と外気(空気層)との界面または前記延長部10bの後面の反射シート18により反射されて前記第1の反射面12に入射し、また、前記第1の反射面12により反射された光は、前記板状部10aに向かって直進するか、あるいは前記延長部10bの前面と外気との界面または前記延長部10bの後面の反射シート18により反射されて前記板状部10aに導かれる。
前記板状部10aに導かれた光は、この板状部10aの第2の反射面14の複数の溝部17の間の部分及び前記板状部10aの出射面13と外気との界面で反射されながら前記板状部10a内を導かれて前記第2の反射面14の複数の溝部17のいずれかに入射し、その溝部17の延長部10b側の傾斜面と前記溝部17内の空気層との界面により前記出射面13の法線付近の方向に向けて反射され、前記出射面13と外気との界面を透過して前記出射面13の前方に出射する。
そして、この面光源では、前記導光板10の延長部10bの両側面にそれぞれ、前記延長部10bの端部に形成された第1の反射面12に対向する面が前記側面から前記延長部10bの内方に向かって前記第1の反射面12から遠くなる方向に傾いた傾斜面に形成された切欠部15を設け、これらの切欠部15の前記傾斜面により外部から前記延長部10b内に光を入射させる入射面11を形成し、前記延長部10bの一側面と他側面の前記切欠部15内にそれぞれ固体発光素子19を、前記一側面の切欠部15内の固体発光素子19からの光の出射方向を前記第1の反射面12の中央付近よりも前記一側面側の領域に向け、前記他側面の切欠部15内の固体発光素子19からの光の出射方向を前記第1の反射面12の中央付近よりも前記他側面側の領域に向けて配置しているため、これらの固体発光素子19からの光がそれぞれ広がりながら前記導光板10内を導かれ、前記板状部10aの出射面3の照明光出射領域Bから出射する。
図4は前記導光板10の延長部10bの一側面の切欠部15内に配置された一方の固体発光素子19からの光の出射範囲を示しており、この一方の固体発光素子19から出射して前記一側面の切欠部15の入射面11から入射した光は、図に破線で示したように広がりながら前記第1の反射面12により反射され、さらに広がりながら前記導光板10の板状部10aに導かれて、この板状部10aの出射面13の図に平行斜線を施した範囲、つまり前記照明光出射領域Bの一側縁付近の領域を除く大部分の領域から出射する。
また、図5は前記導光板10の延長部10bの他側面の切欠部15内に配置された他方の固体発光素子19からの光の出射範囲を示しており、この他方の固体発光素子19から出射して前記一側面の切欠部15の入射面11から入射した光は、図に破線で示したように広がりながら前記第1の反射面12により反射され、さらに広がりながら前記導光板10の板状部10aに導かれて、この板状部10aの出射面13の図に平行斜線を施した範囲、つまり前記照明光出射領域Bの他面縁付近の領域を除く大部分の領域から出射する。
そして、前記面光源は、前記一方と他方の両方の固体発光素子19からの光を前記導光板10の板状部10aの出射面13から出射するため、この面光源の照明光出射範囲は、図6に示したように、前記一方の固体発光素子19からの光の出射範囲と前記他方の固体発光素子19からの光の出射範囲との両方を含む範囲であり、したがって、前記照明光出射領域Bの全域から光を出射することができる。
なお、図4〜図6では、前記導光板10の板状部10aから延長部10bにわたって光の出射範囲を示す平行斜線を施しているが、前記延長部10bの前面から出射する光は、前記延長部10bの前面と外気との界面を透過してその前面側に漏れた極く僅かな光であり、ほとんどの光は前記板状部10aの出射面13から出射する。
このように、前記面光源は、前記固体発光素子19からの光を、前記導光板10の延長部10bの端部よりも板状部10a側の部分に形成された入射面11から前記延長部10b内にその端部に向けて入射させ、その光を、前記延長部10bの端部に形成された第1の反射面12により前記導光板10の板状部10aに向けて反射して前記板状部10aの出射面13から出射するようにしたものであるため、前記導光板10の板状部10aの照明光出射領域Bからその全域にわたって照明光を出射するには、前記導光板10の前記入射面11から前記第1の反射面12までの光路長と、前記第1の反射面12から前記照明光出射領域Bまでの光路長との和、つまり前記入射面11から前記照明光出射領域Bまでの折れ曲がり光路の長さを、前記固体発光素子19からの光が充分な幅に広がって前記照明光出射領域Bから出射するように設定すればよく、したがって、前記導光板10の板状部10aの照明光出射領域Bから前記導光板10の延長部10bの端部までの距離Laを、図10に示した従来の面光源における導光板1の照明光出射領域Aから入射端面2までの距離Lに比べて短くすることができる。
そのため、この面光源は、発光素子に寿命が半永久的で消費電力が少ない固体発光素子19を用いたものであるが、前記照明光出射領域Bに対する前記導光板10の大きさ(長さ)の比を小さくして小型化をはかることができる。
この実施例では、前記導光板10の延長部10bの両側面にそれぞれ、前記側面から凹入し、且つ前記延長部10bの端部に形成された第1の反射面12に対向する面が前記側面から前記延長部10bの内方に向かって前記第1の反射面12から遠くなる方向に傾いた傾斜面に形成された切欠部15を設け、これらの切欠部15の前記傾斜面により外部から前記延長部10b内に光を入射させる入射面を形成しているため、前記入射面11から前記第1の反射面12までの光路を、前記第1の反射面12に対し前記板状部10aの幅方向(第1の反射面12の長さ方向)に沿って斜めに傾いた光路としてその長さを稼ぐことができる。
そのため、この面光源は、前記導光板10の板状部10aの照明光出射領域Bから前記導光板10の延長部10bの端部までの距離Laが短くても、前記入射面11から前記照明光出射領域Bまでの折れ曲がり光路の長さ(入射面11から第1の反射面12までの光路長と前記第1の反射面12から照明光出射領域Bまでの光路長との和)を充分に確保し、前記照明光出射領域Bからその全域にわたって照明光を出射することができ、したがって、前記照明光出射領域Bに対する導光板10の大きさの比を充分に小さくすることができる。
しかも、この面光源は、前記導光板10の延長部10bに切欠部15を設けてその第1の反射面12に対向する傾斜面により外部から前記延長部10b内に光を入射させる入射面11を形成し、これらの切欠部15内にそれぞれ固体発光素子19を前記入射面11に対向させて配置しているため、図10に示した従来の面光源のように、導光板1の入射端面2の外側に固体発光素子5の配置スペースを確保する必要は無く、したがって、固体発光素子19を含む面光源全体の平面形状を小さくし、さらに小型化することができる。
さらに、この実施例では、前記固体発光素子19を、前記導光板10の延長部10bの一側面の切欠部15内の固体発光素子19からの光の出射方向を前記第1の反射面12の中央付近よりも前記一側面側の領域に向け、前記他側面の切欠部15内の固体発光素子19からの光の出射方向を前記第1の反射面12の中央付近よりも前記他側面側の領域に向けて配置しているため、前記延長部10bの一側面の切欠部15内の固体発光素子19からの光と、前記延長部10bの他側面の切欠部15内の固体発光素子19からの光とが充分に広い重なり面積で重ねった光を前記導光板10の板状部10aの照明光出射領域Bから出射することができる。
すなわち、この面光源は、前記導光板10の延長部10bの一側面の切欠部15内に配置された一方の固体発光素子19からの光を、図4のように前記導光板10の板状部10aの照明光出射領域Bの一側縁付近の領域を除く大部分の領域から出射し、前記延長部10bの他側面の切欠部15内に配置された他方の固体発光素子19からの光を、前記板状部10aの照明光出射領域Bの他側縁付近の領域を除く大部分の領域から出射するため、板状部10aの照明光出射領域Bから出射する光は、図6のように、前記延長部10bの一側面の切欠部15内の固体発光素子19からの光と、前記延長部10bの他側面の切欠部15内の固体発光素子19からの光とが、照明光出射領域Bの一側縁付近と他側縁付近の領域を除く大部分の領域において重なった光である。
そのため、この面光源によれば、前記照明光出射領域Bの全域から、輝度むらや、固体発光素子19の発光の帯色による色むらがほとんど目立たない照明光を出射することができる。
すなわち、図10に示した従来の面光源は、2つの固体発光素子5からの光が重なって出射する領域が、導光板1の照明光出射領域Aの中央部の三角形状領域だけであり、その両側の領域から出射する光はいずれか一方の固体発光素子5からの光であるため、前記照明光出射領域Aから出射する照明光の輝度むらが目立つ。
また、LED等からなる固体発光素子の発光色は、完全な白色では無く、青味や黄色味を帯びており、またその色味の強さにはバラツキがあるが、図10に示した従来の面光源は、前記照明光出射領域Aの中央部の2つの固体発光素子5からの光が重なって出射する三角形状領域からの出射光の色が前記2つの固体発光素子5からの光の色味の混合色であるのに対し、その両側の領域からの出射光の色がそれぞれ一方の固体発光素子5の発光色と他方の固体発光素子5の発光色に対応した色であるため、前記照明光出射領域Aから出射する照明光の色むらも目立つ。
それに対して、上記実施例の面光源は、前記導光板10の板状部10aの照明光出射領域Bのうち、一側縁付近と他側縁付近の領域を除く大部分の領域から2つの固体発光素子19からの光が重なった光が出射するため、1つの固体発光素子19からの光が出射する領域は、前記照明光出射領域Bの一側縁付近と他側縁付近の極く僅かな面積の領域であり、したがって、前記照明光出射領域Bの全域から、輝度むらや、固体発光素子19の発光の帯色による色むらがほとんど目立たない照明光を出射することができる。
図7及び図8はこの発明の第2の実施例を示す面光源の平面図及び側面図であり、この面光源も、例えば透過型液晶表示素子のバックライトに使用されるものである。
この実施例の面光源は、照明光を出射する照明光出射領域、つまり前記液晶表示素子の表示エリアに対応する領域(図7において鎖線で囲まれた領域)Cを含む面積の板状部20aとその一端から延長して形成された延長部20bとを有するアクリル樹脂板等の透明部材からなり、前記延長部20bの端部よりも前記板状部20a側の部分に、外部から前記延長部20b内に前記端部に向けて光を入射させる入射面21が形成され、前記延長部20bの端部に、前記入射面21から前記端部に向かって入射した光を前記板状部20aに向けて反射する第1の反射面22が形成され、前記板状部20aの2つの板面の一方に前記入射面21から入射した光の出射面23が形成され、前記板状部20aの他方の板面に、前記第1の反射面22により反射されて前記板状部20aに導かれた光を反射して前記出射面23から出射させる第2の反射面24が形成された導光板20と、前記導光板20の前記入射面21に対向させて配置され、前記入射面21に向けて光を発する複数の固体発光素子28とを備えている。
なお、前記導光板20の全体の平面形状は矩形状であり、その板状部20aは、前記照明光出射領域Cよりも僅かに大きい面積の矩形または正方形部からなり、延長部20bは、その両側面間の幅が前記板状部20aの幅と同じで、端部(導光板20の一端)から前記板状部20aとの境界部までの長さが前記板状部20aの長さよりもはるかに小さい帯状部からなっている。
一方、前記導光板20の延長部20bは、前記板状部20aの出射面23に隣接する面に、この延長部20bの端部に向かって前記延長部20bの反対面、つまり前記板状部20aの第2の反射面24に隣接する面から離れる方向に傾いた傾斜面を有しており、その傾斜面により、外部から前記延長部20b内に光を入射させる入射面21が形成されている。
また、前記延長部20bの端部には、その端面の高さの略中間付近から前記反対面側の部分と前記反対面との間の部分に、前記端面から前記反対面に向かって前記延長部20bの内方に傾いた傾斜面が設けられている。
以下、前記板状部20aの出射面23が形成された一方の板面と前記延長部20bの前記出射面23に隣接する面とを前面、前記板状部20aの第2の反射面24が形成された他方の板面と前記延長部20bの前記第2の反射面24に隣接する面とを後面という。
さらに、前記導光板20の板状部20a及び延長部20bの後面から前記延長部20bの端面にわたって反射シート27が貼付けられており、この反射シート27のうち、前記延長部20bの端面の前記傾斜面に対応する部分により、前記入射面21から前記延長部20b内にこの延長部20bの端部に向かって入射した光を前記板状部20aに向けて反射する第1の反射面22が形成され、前記反射シート27の前記板状部20aの後面に対応する部分により、前記第1の反射面22により反射されて前記板状部20aに導かれた光を前記板状部20aの前面の出射面23に向けて反射する第2の反射面24が形成されている。
なお、図示しないが、この実施例の面光源においても、上述した第1の実施例と同様に、前記導光板20の板状部20aの後面に、その全域にわたって、この板状部10aの幅方向に沿う断面形状が三角形状の複数の溝部を前記液晶表示素子の画素ピッチよりも小さいピッチで形成している。
一方、前記固体発光素子28は、上述した第1の実施例の固体発光素子19と同様なLED等からなる白色光発光素子であり、この実施例の面光源では、例えば5つの固体発光素子28を備え、これらの固体発光素子28を、前記導光板20の延長部20bの前面の入射面21に対向させて、前記入射面21の長さ方向に適当間隔で並べて配置している。
この面光源は、前記固体発光素子28からの光を、前記導光板20の延長部20bの前面の傾斜面により形成された入射面21から前記延長部20b内にその端部に向けて入射させ、その光を、前記延長部20bの端部に形成された第1の反射面22により前記導光板20の板状部20aに向けて反射し、その反射光を、前記板状部20aの出射面23から出射するようにしたものであり、前記第1の反射面22により反射されて前記板状部20aに導かれた光は、上述した第1の実施例と同様に、前記板状部20aの第2の反射面24の図示しない複数の溝部の延長部20b側の傾斜面と前記溝部内の空気層との界面により前記出射面23の法線付近の方向に向けて反射され、前記出射面23と外気との界面を透過して前記出射面23の前方に出射する。
このように、前記面光源は、前記固体発光素子28からの光を、前記導光板20の延長部20bの端部よりも板状部20a側の部分に形成された入射面21から前記延長部20b内にその端部に向けて入射させ、その光を、前記延長部20bの端部に形成された第1の反射面22により前記導光板20の板状部20aに向けて反射して前記板状部20aの出射面23から出射するようにしたものである。
そのため、前記導光板20の板状部20aの照明光出射領域Cからその全域にわたって照明光を出射するには、前記導光板20の前記入射面21から前記第1の反射面22までの光路長と、前記第1の反射面22から前記照明光出射領域Cまでの光路長との和、つまり前記入射面21から前記照明光出射領域Cまでの折れ曲がり光路の長さを、前記固体発光素子28からの光が充分な幅に広がって前記照明光出射領域Cから出射するように設定すればよく、したがって、前記導光板20の板状部20aの照明光出射領域Cから前記導光板20の延長部20bの端部までの距離Lbを、図10に示した従来の面光源の固体発光素子数を上記実施例と同じ(5つ)にしたときの導光板1の照明光出射領域Aから入射端面2までの距離Lに比べて短くすることができる。
そのため、この面光源は、発光素子に寿命が半永久的で消費電力が少ない固体発光素子28を用いたものであるが、前記照明光出射領域Cに対する前記導光板20の大きさ(長さ)の比を小さくして小型化をはかることができる。
しかも、この面光源は、前記導光板20の延長部20bを、前記導光板20の板状部20aの出射面23に隣接する前面に、この延長部20bの端部に向かって前記延長部20bの反対面(板状部20aの第2の反射面24に隣接する後面)から離れる方向に傾いた傾斜面を有する形状に形成し、その傾斜面により、外部から前記延長部20b内に光を入射させる入射面21を形成し、その入射面21に対向させて固体発光素子28を配置しているため、前記固体発光素子28を含む面光源全体の平面形状を前記導光板20の外形と同じにし、さらに小型化することができる。
なお、この第2の実施例の面光源では、導光板20の延長部20bの入射面21に対向させて5つの固体発光素子28を配置しているが、前記固体発光素子28の数は、任意でよい。
また、上記第2の実施例では、導光板20の延長部20bの前面(板状部20aの出射面23に隣接する面)に、外部から前記延長部20b内に光を入射させる入射面21を形成しているが、前記入射面21は、前記延長部20bの後面に形成してもよい。
図9はこの発明の第3の実施例を示す面光源の側面図であり、この面光源は、導光板20の延長部20bの後面(板状部20aの第2の反射面24に隣接する面)に、外部から前記延長部20b内に光を入射させる入射面21を形成するとともに、前記延長部20bの端面の高さの略中間付近から前記入射面21とは反対面(前面)側の部分と前記反対面との間の部分に、前記端面から前記反対面に向かって前記延長部20bの内方に傾いた傾斜面からなる第1の反射面22を形成し、前記延長部20bの後面の入射面21に対向させて固体発光素子28を配置したものである。
なお、前記導光板20は、前記第2の実施例の導光板20の延長部20bを、その前後面を逆にした形状に形成したものであり、他の構成は第2の実施例の導光板20と同じである。
ただし、この実施例では、前記導光板20の延長部20bの前面から端面にわたって反射シート27aを貼付け、この反射シート27aのうち、前記延長部20bの端面の前記傾斜面に対応する部分により第1の反射面22を形成するとともに、前記導光板20の後面のうち、前記板状部20aの後面反射シート27bを貼付けて第2の反射面24を形成している。
すなわち、この面光源は、前記固体発光素子28からの光を、前記導光板20の延長部20bの後面の傾斜面により形成された入射面21から前記延長部20b内にその端部に向けて入射させ、その光を、前記延長部20bの端部に形成された第1の反射面22により前記導光板20の板状部20aに向けて反射し、その反射光を、前記板状部20aの出射面23から出射するようにしたものであり、したがって、発光素子に寿命が半永久的で消費電力が少ない固体発光素子28を用いたものであるが、照明光出射領域に対する前記導光板20の大きさ(長さ)の比を小さくして小型化をはかることができる。
そして、この面光源は、前記導光板20の延長部20bを、前記導光板20の板状部20aの第2の反射面24に隣接する後面に、この延長部20bの端部に向かって前記延長部20bの反対面(板状部20aの出射面23に隣接する前面)から離れる方向に傾いた傾斜面を有する形状に形成し、その傾斜面により、外部から前記延長部20b内に光を入射させる入射面21を形成し、その入射面21に対向させて固体発光素子28を配置しているため、前記固体発光素子28を含む面光源全体の平面形状を前記導光板20の外形と同じにし、さらに小型化することができる。
なお、上述した第1〜第2の各実施例の面光源は、導光板10,20の出射面13,23とは反対の板面に反射シート18,27,27bを貼付けて第2の反射面14,24を形成しているが、この第2の反射面14,24は、前記導光板10,20の板面と外気(空気層)との界面で光を全反射する反射面としてもよく、その場合は、前記導光板10,20に、固体発光素子19,28からの光を出射面13,23から出射する機能と、一方の板面から入射した光を透過させて他方の板面から出射する機能とをもたせることができるため、その面光源を、反射型液晶表示素子のフロントライト等に用いることができる。
また、上記各実施例の面光源は、板状部19a,20aの一端に延長部10b,20bを有する導光板10,20を備えたものであるが、導光板を、照明光出射領域を含む面積の板状部の両端にそれぞれ延長部を有し、その両方の延長部の端部よりも前記板状部側の部分にそれぞれ、外部から前記延長部内に前記端部に向けて光を入射させる入射面が形成され、前記両方の延長部の端部にそれぞれ、前記入射面から前記端部に向かって入射した光を前記板状部に向けて反射する第1の反射面が形成され、前記板状部の2つの板面の一方に前記入射面から入射した光の出射面が形成され、前記板状部の他方の板面に、前記第1の反射面により反射されて前記板状部に導かれた光を前記出射面に向けて反射する第2の反射面が形成された構成とし、前記導光板の両方の延長部の前記入射面にそれぞれ対向させて固体発光素子を配置してもよく、その場合も、前記照明光出射領域に対する導光板の大きさの比を、導光板の両端にそれぞれ入射端面を形成し、これらの入射端面にそれぞれ対向させて固体発光素子を配置した従来の面光源に比べて小さくし、小型化をはかることができる。
この発明の第1の実施例を示す面光源の平面図。 第1の実施例の面光源の側面図。 図1のIII―III線に沿うハッチングを省略した拡大断面図。 第1の実施例の面光源における導光板の延長部の一側面の切欠部内に配置された固体発光素子からの光の出射範囲を示す図。 第1の実施例の面光源における導光板の延長部の他側面の切欠部内に配置された固体発光素子からの光の出射範囲を示す図。 第1の実施例の面光源の照明光出射範囲を示す図。 この発明の第2の実施例を示す面光源の平面図。 第2の実施例の面光源の側面図。 この発明の第3の実施例を示す面光源の側面図。 固体発光素子を備えた従来の面光源の平面図。
符号の説明
10,20…導光板、B,C…照明光出射領域、10a,20a…板状部、10a,10b…延長部、11,21…入射面、12,22…第1の反射面、13,23…出射面、14,24…第2の反射面、15…切欠部、16…反射膜、17…溝部、18,27,27a,27b…反射シート、19,28…固体発光素子。

Claims (4)

  1. 照明光を出射する照明光出射領域を含む面積の板状部とその少なくとも一端から延長して形成された延長部とを有する透明部材からなり、前記延長部の端部よりも前記板状部側の部分に、外部から前記延長部内に前記端部に向けて光を入射させる入射面が形成され、前記延長部の端部に、前記入射面から前記端部に向かって入射した光を前記板状部に向けて反射する第1の反射面が形成され、前記板状部の2つの板面の一方に前記入射面から入射した光の出射面が形成され、前記板状部の他方の板面に、前記第1の反射面により反射されて前記板状部に導かれた光を前記出射面に向けて反射する第2の反射面が形成された導光板と、前記導光板の前記入射面に対向させて配置され、前記入射面に向けて光を発する固体発光素子とを備えたことを特徴とする面光源。
  2. 導光板の延長部の両側面にそれぞれ、前記側面から凹入し、且つ前記延長部の端部に形成された第1の反射面に対向する面が前記側面から前記延長部の内方に向かって前記第1の反射面から遠くなる方向に傾いた傾斜面に形成された切欠部が設けられ、これらの切欠部の前記傾斜面により外部から前記延長部内に光を入射させる入射面が形成され、前記切欠部内に固体発光素子が前記入射面に対向させて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の面光源。
  3. 固体発光素子は、導光板の延長部の一側面の切欠部内の固体発光素子からの光の出射方向を前記第1の反射面の中央付近よりも前記一側面側の領域に向け、前記延長部の他側面の切欠部内の固体発光素子からの光の出射方向を前記第1の反射面の中央付近よりも前記他側面側の領域に向けて配置されていることを特徴とする請求項2に記載の面光源。
  4. 導光板の延長部は、前記導光板の板状部の出射面と第2の反射面のいずれか一方に隣接する面に、この延長部の端部に向かって前記延長部の反対面から離れる方向に傾いた傾斜面を有しており、その傾斜面により、外部から前記延長部内に光を入射させる入射面が形成され、その入射面に対向させて固体発光素子が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の面光源。
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WO2011099330A1 (ja) * 2010-02-12 2011-08-18 シャープ株式会社 バックライト装置および液晶表示装置ならびにテレビジョン受像機

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