JP2005338646A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は液晶層に混在するスペーサーによる表示ムラを解消し、安定した表示が可能な半透過型の液晶表示装置を提供する。
【解決手段】
導電膜5を備えた透明基板4を対向して配置し、両基板4の間隙に液晶層16と光透過孔15を形成した反射膜14を形成するとともに、光透過領域と光反射領域とから成り且つマトリックス状に配列した複数の画素を有する液晶パネルDPと、光透過領域を通過する光を供給するバックライトBLとを備えた液晶表示装置において、
前記2枚の透明基板4の間に、実質的に黒色のスペーサーと実質的に透明のスペーサーを混在して配置するとともに、スペーサー半径をr、1画素の光透過領域の面積をSとしたとき、πr/Sの値が0.001〜0.01とした。
【選択図】図1

Description

本発明は半透過型の液晶表示装置の構造に関するものである。
近年、液晶表示装置は小型もしくは中型の携帯情報端末やノートパソコンの他に、大型かつ高精細のモニターにまで使用されている。さらにバックライトを使用しない反射型液晶表示装置の技術も開発されており、薄型、軽量および低消費電力化に優れている。
反射型液晶表示装置には、後方に配設した基板の内面に対し凹凸形状の光反射層を形成した散乱反射型があるが、バックライトを用いないことで、周囲の光を有効に利用している。
また、光反射層に代えて、半透過膜を形成し、バックライトを設け、反射モードや透過モードに使い分ける半透過型液晶表示装置も開発されている。
この半透過型液晶表示装置によれば、太陽光、蛍光灯などの外部照明によって反射型の装置として用いたり、あるいはバックライトを装着して透過型の装置として使用するが、双方の機能を併せ持たせるために、半透過膜を使用している(特開平8−292413号参照)。また、アクティブマトリックス型半透過型液晶表示装置に同様な目的で半透過膜を使用することが提案されている(特開平7−318929号参照)。
かかるハーフミラーの半透過膜を使用すると、反射率と透過率の双方の機能をともに向上させることが難しいという課題があり、この課題を解消するために、光透過用ホールを設けた反射膜を上記の半透過膜に代えて使用した半透過型液晶表示装置が提案されている。
また、スペーサー表面に、炭素数1〜6、12〜22のアルキル基を形成することによって、湿式散布性に優れ、液晶とスペーサーとの界面で液晶分子の配向異常による光抜け発生を防いだ、液晶表示素子用スペーサー及び液晶表示装置が提案されている。(特開2003―186025号参照)
特開平8−292413号 特開平7−318929号 特開2003−186025号
従来の透過型液晶表示装置、反射型液晶表示装置、ハーフミラーを用いた半透過型液晶表示装置においては、マトリックス状に配列された各画素の全体を利用して表示を行うため、スペーサーの大きさに対して、有効な画素の大きさが大きいため、上記のようにスペーサー表面に、炭素数1〜6、12〜22のアルキル基を形成することによって配向異常による光抜け発生を防止することができた。
しかし、光透過用ホールを設けた反射膜を用いた半透過型液晶表示装置においては、画素の一部分のみが透過表示に寄与している。
ここで、2枚の基板間に配置するスペーサーは、湿式散布あるいは乾式散布によりランダムに配置されるため、光透過用ホール上に配置されるスペーサーの個数もランダムとなる。
そのため、2枚の基板間に従来の透明なスペーサーを設置した場合、黒表示時において透明なスペーサー自体と、その周辺の液晶の配向異常による白抜けが生じ、さらに、各画素における白抜けの程度は、光透過孔上に配置されたスペーサーの数に依存するため、全体的に白抜けがムラ状に見える。
また、スペーサー表面に、炭素数1〜6、12〜22のアルキル基を形成することにより配向異常による光抜けを防止することができるが、スペーサーの大きさに対して、有効な画素の大きさが小さいため、白表示において配向規制力が強すぎる場合には、黒ムラが見えてしまう。
本発明は上述の課題に鑑みて案出されたものであり、その目的は、光透過用ホールを設けた反射膜を用いた半透過型液晶表示装置であって、液晶層に混在するスペーサーによる表示ムラを解消し、安定した表示が可能な半透過型の液晶表示装置を提供することにある。
本発明の液晶表示装置は、導電膜を備えた表示面側の第1の基板と、導電膜を備えた裏面側の第2の基板とが対向して配置し、前記両基板の間隙に液晶層と光透過孔を形成した反射膜を形成するとともに、光透過領域と光反射領域とから成り且つマトリックス状に配列した複数の画素を有する液晶パネルと、前記第2の基板の外部に前記光透過領域を通過する光を供給するバックライトとを備えた液晶表示装置において、
前記液晶層に、黒色のスペーサーと実質的に透明のスペーサーとを混在して配置するとともに、該スペーサー半径をr、1画素の光透過領域の面積をSとしたとき、πr/Sの値が0.001〜0.01である。
また、黒色のスペーサーと透明のスペーサーの混在比率を20:80〜80:20の範囲に設定した。
本発明の液晶表示装置は、1つの画素領域に光反射領域と光透過領域とを具備しており、この上下2枚の基板の間の液晶層に、黒色のスペーサーと透明のスペーサーの比率を20:80〜80:20の範囲で混在して配置している。これにより、白表示のザラツキ、黒表示のザラツキやカラー表示時においてはスペーサーのムラの顕在化のない液晶表示装置となる。
以下、本発明を添付の図面を用いて詳述する。
図1は、本発明の液晶表示装置の概略構造を示す断面図である。図1は、隣接する画素部分の平面図である。
一方部材は、例えば第2の基板であり、図では下部側の透明基板4を含む部材である。具体的には透明基板4であるガラス基板の内面に光透過孔を形成したアルミニウム金属材などからなる光反射膜9を形成し、そして、この上にカラーフィルター8、アクリル系樹脂から成るオーバーコート層7、多数平行にストライプ状配列したITOから成る透明電極5および一定方向にラビングしたポリイミド樹脂から成る配向膜6が順次積層されている。なお、透明電極5と配向膜6との間に樹脂やSiO2等から成る絶縁膜を介在させてもよい。 カラーフィルター8は顔料分散方式、すなわちあらかじめ顔料(赤、緑、青)により調合された感光性レジストを基板上に塗布し、フォトリソグラフィにより形成している。
前記他方部材は、例えば第1の基板であり、図では表示面側の透明基板4を含む部材である。具体的には、透明基板4であるガラス基板の内面には多数平行にストライプ状配列したITOから成る透明電極5、および一定方向にラビングしたポリイミド樹脂から成る配向膜6が順次積層されている。また、配向膜6は透明電極5上に直接成膜形成しているが、配向膜6と透明電極5との間に樹脂やSiO2等から成る絶縁膜を介在させてもよい。
そして、このような構成の一方部材および他方部材を、たとえば200°〜260°の角度でツイストされたカイラルネマチック液晶16からなる液晶を介してシール部材により貼り合わせる。また、両部材間には液晶(以下、単に液晶層16という)の厚みを一定にするためにスペーサー10を多数個配している。
さらに一方部材の透明基板4の外側にポリカーボネイト等から成る位相差板11とヨウ素系の偏光板12とを順次形成する。また、他方部材の透明基板4の外側にポリカーボネイト等から成る第1位相差板3と第2位相差板2とヨウ素系の偏光板1とを順次形成する。これらの配設については、アクリル系の材料から成る粘着材を塗布することで行う。
そして、上述の液晶パネルDPの下部側の透明基板4に形成した偏光板12に、光源部と導光板17から成るバックライトユニットBLを密着させて配設する。
このような構造の液晶パネルDPは、2つの基板4を対向させることにより、例えば一対の透明電極5が交差して形成される画素が、また、TFTやTFDの場合には、一方の基板の透明電極で規定される画素が、マトリックス状に複数配列されることになる。
ここで、図1では、STN構造を示したが、TFT、TFDを内設して、各画素にスイッチングトランジスタを接続した液晶パネルDPでもよい。また、図1ではカラーフィルター8が下部側の透明基板4に形成されているが、表示面側の透明基板4に形成してもよい。
図2は、隣接する画素を示す平面図である。
本実施例では、透明基板4に形成した反射膜9は、Al単体やAl合金(AlTiなど)などのAlを主成分とする材料からなり、1200Åの厚さで形成されている。その他の材料としてAg、Ag合金(AgPd、AgPdCu、AgCuAu等)を1000〜1500Åの厚さで形成してもよい。
そして、反射モードは、表示面側の透明基板4から入射された外部の周囲光を利用して液晶表示を行うものあり、具体的には周囲光が画素の光反射領域を構成する反射膜14にて反射する光が表示面側の透明基板4から導出して液晶表示される。透過モードは、下部側の透明基板4の外部側に配置されたバックライトBLの光を用いて表示するものであり、具体的には、バックライトBLの光が画素の反射膜14内に形成された透過孔15(光透過領域)を介して表示面側の透明基板4から導出して液晶表示される。
次に、液晶層16に配置されたスペーサー、即ち、画素の光反射領域、光透過領域に偏在することなく分散されるスペーサーの構造について説明する。
スペーサー10は、少なくとも2種類のスペーサーからなる。即ち、実質的に透明なスペーサー10と実質的に黒色のスペーサーである。透明なスペーサーの基材は、エチレン性不飽和基を有する単量体をラジカル重合剤の下で懸濁重合することにより形成される。また、黒色のスペーサーは、上記単量体に黒色の顔料を混合したり、透明な基材の周囲を黒色皮膜で覆うことによって得られる。
尚、具体的には、黒色のスペーサーや透明のスペーサーともに半径rは、例えば3μmに設定されている。ここで、1つの画素内の透過孔15(光透過領域)の面積をSとする。
このような場合には、図3(A)や図3(B)のように表示される。尚、図3(A)は
スペーサーの散乱が均一に液晶層16内に分散され、表示ムラがない状態を示している。これに対して、図3(B)は液晶層16内のスペーサーの分散に偏在があり、透過孔15(光透過領域)に通過する光がスペーサーから受ける影響度合が、各画素で相違するため表示ムラとして見えてしまう。
つまり、近接しあう画素内にあるスペーサー、特に光透過領域に存在するスペーサーの個数が異なることによりムラが生じることになる。
ここで、スペーサー半径をr、画素における光透過孔15(光透過領域)面積をSとし、透過孔領域A、Bに存在するスペーサー個数をN、Nとすると、透過孔領域A、Bにおけるスペーサーの面積比率はそれぞれ、Nπr2/S、Nπr2/Sとなる。次に、その差は、(N−N)πr/Sとなり、この数値が大きい程ムラが見えやすくなる。そこで、この数値は、光透過孔領域の面積Sが大きくなれば小さくなり、ムラが見えにくくなる。
そこで、N−N=1としたときのπr/Sの値(下記、それぞれの光反射領域と光透過領域を有する半透過型液晶表示装置を作製し、Sの値を計算)と、黒表示での白抜け、白表示での黒点比較した結果である。
Figure 2005338646
例えば、表1における夫々πr/Sの値は、以下のように画素の大きさ、透過孔の値を調整して変化させたものでる。各画素のピッチ(実際には1画素の面積に相当)は120μm×360μm、反射膜14の光透過孔15(光透過領域)の面積は100μm×269μmとして、1画素における光反射領域の面積と光透過領域の面積は、光反射領域の面積:光透過領域の面積の関係は30:70との関係とした。この時のπr/S値は0.0010となる。
また、画素面積は100μm×300μm、反射膜14の光透過孔15の面積は、80μm×212μmとし、光反射領域の面積:光透過領域の面積を35:65との関係とした。この時のπr/S=0.0017である。
また、画素面積は80μm×240μm、反射膜14の光透過孔15の面積は60μm×201μmとし、光反射領域の面積:光透過領域の面積を25:75との関係とした。この時のπr/S=0.0023である。
また、画素面積は90μm×270μm、反射膜14の光透過孔15の面積は70μm×119μmとし、光反射領域の面積:光透過領域の面積を60:40との関係とした。この時のπr/S=0.0034である。
また、画素面積は70μm×210μm、反射膜14の光透過孔15の面積は50μm×120μmとし、光反射領域の面積:光透過領域の面積の関係は50:50との関係とした。この時のπr/S=0.0047である。
また、画素面積は60μm×180μm、反射膜14の光透過孔15の面積は40μm×128μmとし、光反射領域の面積:光透過領域の面積の関係は40:60との関係とした。この時のπr/S=0.0055である。
また、画素面積は70μm×210μm、反射膜14の光透過孔15の面積は50μm×84μmとし、光反射領域の面積:光透過領域の面積の関係は65:35との関係とした。この時のπr/S=0.0067である。
また、画素面積は70μm×210μm、反射膜14の光透過孔15の面積は50μm×72μmとし、光反射領域の面積:光透過領域の面積の関係は70:30との関係とした。この時のπr/S=0.0079である。
また、画素面積は80μm×240μm、反射膜14の光透過孔15の面積は60μm×54μmとし、光反射領域の面積:光透過領域の面積の関係は80:20との関係とした。この時のπr/S=0.0088である。
また、画素面積は60μm×180μm、反射膜14の光透過孔15の面積は40μm×70μmとし、光反射領域の面積:光透過領域の面積の関係は67:33との関係とした。この時のπr/S=0.0101である。
また、画素面積は60μm×180μm、反射膜14の光透過孔15の面積は40μm×64μmとし、光反射領域の面積:光透過領域の面積の関係は33:67との関係とした。この時のπr/S=0.0110である。
また、画素面積は70μm×210μm、反射膜14の光透過孔15の面積は50μm×48μmとし、光反射領域の部面積:光透過領域の面積=80:20との関係とした。この時のπr/S=0.0117である。
また、画素面積は60μm×180μm、反射膜14の光透過孔15の面積は40μm×53μmとし、光反射領域の面積:光透過領域の面積の関係は75:25との関係とした。この時のπr/S=0.0133である。
また、画素面積は60μm×180μm、反射膜14の光透過孔15の面積は40μm×47μmとし、光反射領域の面積:光透過領域の面積の関係は78:22との関係とした。この時のπr/S=0.0150である。
また、画素面積は60μm×180μm、反射膜14の光透過孔15の面積は40μm×43μmとし、光反射領域の面積:光透過領域の面積の関係は80:20との関係とした。この時のπr/S=0.0164である。
また、画素面積は60μm×180μm、反射膜14の光透過孔15の面積は40μm×34μmであり、光反射領域の面積:光透過領域の面積の関係は84:16との関係とした。この時のπr/S=0.0207である。
表1に示すように、透明スペーサーを200個/mmの密度で配置した液晶表示装置においては、πr/Sが0.001〜0.01の範囲においては白表示においても黒表示においても全くザラツキや表示ムラが見られないのに対して、πr/Sが0.01より大きい場合においては、白表示においてはザラツキが見られないものの、黒表示においてザラツキや表示ムラが見られる。
次に、表1に示すように、黒色スペーサーを200個/mmの密度で配置した液晶表示装置においては、πr/Sが0.001〜0.01の範囲においては白表示においても黒表示においても全くザラツキが見られないのに対して、πr/Sが0.01より大きい場合においては、黒表示においてはザラツキが見られないが白表示においてザラツキや表示ムラが見られる。
このようにπr/Sの値により、白表示でのザラツキや表示ムラ、黒表示でのザラツキや表示ムラが異なる理由について説明する。
πr/Sが大きい場合には、光透過領域に対してスペーサーが占める割合が大きいので、スペーサー起因のザラツキが視認されやすくな、表示ムラとなる。
πr/Sが小さい場合には、光透過領域に対してスペーサーが占める割合が小さいので、視認されにくくなる。
表2においては、例えば3.8インチの半透過型STN液晶表示装置を用い、(画素面積(ピッチ)は80μm×240μm、画素数は240RGB×320ドットである)、(反射膜14の光透過孔15の面積50μm×96.6μm、光反射領域面積:光透過領域面積=70:30)、透明スペーサー、黒色スペーサーそれぞれにおいて、スペーサー密度を変えた時の白表示でのザラツキ、黒表示でのザラツキ、パネルGAP(液晶層16の厚み)の均一性を比較したものである。
Figure 2005338646
透明スペーサー、黒色スペーサーともに、スペーサー10の分散密度を少なくすると液晶層16の厚みの均一性(GAP均一性)が低下する。
透明スペーサーにおいては、白表示のザラツキは全スペーサー密度において発生しないのに対し、黒表示のザラツキはスペーサー密度を少なくするほど発生が少なくなる。
黒色スペーサーにおいては、黒表示のザラツキは全スペーサー密度において発生しないのに対し、白表示のザラツキはスペーサー密度を少なくするほど発生が少なくなる。
次に、表3は、黒色のスペーサーと透明のスペーサーが混在した構造において、黒色のスペーサーと透明のスペーサーの存在比率を変えた時の、白表示でのザラツキ、黒表示でのザラツキ、液晶層16の厚みの均一性(パネルGAP均一性)を比較したものである。スペーサー密度は、パネルGAP均一性を保つため、200個/mmと一定にしている。反射膜の光透過孔15の大きさは50μm×96.6μm、光反射領域面積:光透過領域面積=70:30である。
Figure 2005338646
黒色のスペーサーの個数:透明のスペーサーの個数=0:100〜10:90の範囲においては、黒表示でのザラツキは見られないが、白表示でのザラツキが悪くなる。
また、黒色のスペーサー:透明のスペーサー=90:10〜100:0の範囲においては、白表示でのザラツキは見られないが、黒表示でのザラツキが悪くなる。
黒色のスペーサー:透明のスペーサー=20:80〜80:20の範囲においては、白表示でのザラツキ、黒表示でのザラツキとも良くなる傾向があり、黒色のスペーサー:透明のスペーサー=50:50において最も良くなる。
以上より、1つの画素内に光反射領域と光透過領域とを有し、周囲の外部の光とバックライトの光とを用いて液晶表示を行う半透過型液晶表示装置において、上下2枚の透明間に、黒色のスペーサーと透明のスペーサーの比率を20%:80%〜80%:20%の間で混在して配置することにより、2枚の基板4、4間のGAP(間隔)の均一性を維持して、黒表示、白表示においてもザラツキ等の表示ムラのない液晶表示装置ができるものである。
本発明にかかる液晶表示装置の部分断面図である 本発明の液晶表示装置に用いる反射膜の構造を説明する概略平面図である。 (A)はスペーサーの偏在がない液晶表示装置の画素部分の平面図であり、(B)は、スペーサーの偏在が生じた液晶表示装置の画素部分の平面図である。
符号の説明
1・・・・偏光板
2・・・・第二位相差フィルム
3・・・・第一位相差フィルム
4・・・・透明基板
5・・・・透明導電膜
6・・・・配向膜
7・・・・オーバーコート
8・・・・カラーフィルター
9・・・・金属反射膜
10・・・スペーサー
11・・・第三位相差フィルム
12・・・偏光板
13・・・ブラックマトリックス
14・・・反射膜
15・・・光透過孔
16・・・液晶層
BL・・・バックライト

Claims (2)

  1. 導電膜を備えた表示面側の第1の基板と、導電膜を備えた裏面側の第2の基板とが対向して配置し、前記両基板の間隙に液晶層と光透過孔を形成した反射膜を形成するとともに、光透過領域と光反射領域とから成り且つマトリックス状に配列した複数の画素を有する液晶パネルと、前記第2の基板の外部に前記光透過領域を通過する光を供給するバックライトとを備えた液晶表示装置において、
    前記液晶層に黒色のスペーサーと透明のスペーサーとを混在して配置するとともに、該スペーサー半径をr、1画素の光透過領域の面積をSとした時、πr/Sの値を0.001〜0.01に設定したことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記黒色のスペーサーと前記透明のスペーサーの混在比率を20:80〜80:20の範囲に設定したことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
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