JP2005337668A - 熱交換器 - Google Patents

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Kei Yoshitomi
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Akihiro Ito
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Abstract

【課題】 簡易な構造で熱交換性に優れた熱交換器を提供することにある。
【解決手段】 ケーシング7における冷媒が排出される出側ヘッダ2の近傍に流入管8を設け、ケーシング7における冷媒が流入する入側ヘッダ1の近傍に排出管9を設け、流入管8からケーシング7内を通って排出管9に外部流体Bを排出させるようにして、外部流体Bを入側ヘッダ1と出側ヘッダ2との間に連結されるチューブ内を流れる前記冷媒の流れに対向して流れるようにし、外部流体Bとチューブ3との接触面積を広くして、チューブ3内を流れる流体Aと外部流体Bとの熱交換の効率を向上させた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、熱交換器に関する。
従来の熱交換器には、前記熱交換器内を循環する冷媒として二酸化炭素を用い、前記冷媒と熱交換を行う外部流体として水を用いるものがある。
上述したような熱交換器の一例として、下記特許文献1には簡易な構造で耐圧性を高くすると共に、伝熱面積を大きくした熱交換器に関する技術が開示されている。この熱交換器は、対向して設けられる一対のヘッダと、前記一対のヘッダ間を連結して設けられるチューブとを外側から覆うケーシングを有している。前記熱交換器では、一方のヘッダから第2の流体として供給された高温・高圧の二酸化炭素ガスが前記チューブを介して他方のヘッダに流通している。第1の流体である水は、前記ケーシングに設けられた一方のパイプから前記ケーシング内に導かれ、前記ケーシング内の仕切によって内部を蛇行して通り、前記ケーシングに設けられた他方のパイプに導かれている。このとき、第1の流体と第2の流体との間で熱交換が行われる。
特開2003−279291号公報
上記特許文献1に記載の熱交換器では、チューブが少なく、ヘッダから前記チューブに流れる冷媒の流量が少ないので、冷媒の圧力損失が大きくなってしまう。そのため、前記熱交換器における冷媒の圧力損失を低下させると共に、前記熱交換器を高性能化するには、チューブを増やすことが考えられる。しかしながら、チューブを増やすと、前記熱交換器の構造が複雑になってしまうという問題が生ずる。
そこで、本発明は、前述した問題に鑑み提案されたもので、簡易な構造で熱交換性に優れた熱交換器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明に係る熱交換器は、冷媒が流入する入側ヘッダと、前記入側ヘッダに対向して配置され、前記冷媒が排出される出側ヘッダと、前記入側ヘッダおよび出側ヘッダの長手方向に隙間をあけて配置され、前記入側ヘッダと前記出側ヘッダとに連結されて、前記冷媒が前記入側ヘッダ側から前記出側ヘッダ側へ流れるチューブとを有し、前記入側ヘッダ、前記出側ヘッダおよび前記チューブを覆うケーシングを設けると共に、前記ケーシング内に、前記チューブ内を流れる前記冷媒の流れに対向して外部流体を流すようにしたことを特徴とする。
上述した課題を解決する第2の発明に係る熱交換器は、第1の発明に記載の熱交換器であって、前記ケーシングにおける前記出側ヘッダの近傍に流入管を設けると共に、前記ケーシングにおける前記入側ヘッダの近傍に排出管を設けて、前記流入管から流入した外部流体が前記ケーシング内を、前記チューブ内を流れる前記冷媒の流れに対向して流れて前記排出管から排出されるようしたことを特徴とする。
上述した課題を解決する第3の発明に係る熱交換器は、第1の発明または第2の発明に記載の熱交換器であって、前記チューブの長手方向に延びる板状のサイドプレートを前記入側ヘッダおよび前記出側ヘッダの端部に接合して設ける一方、前記ケーシングの開口部にフレームを設け、前記サイドプレートを前記フレームに接合させてなることを特徴とする。
上述した課題を解決する第4の発明に係る熱交換器は、第1の発明乃至第3の発明の何れかに記載の熱交換器であって、前記複数のチューブの間隔を規制するスペーサを設けたことを特徴とする。
上述した課題を解決する第5の発明に係る熱交換器は、第3の発明または第4の発明に記載の熱交換器であって、前記入側ヘッダおよび出側ヘッダの他端部に第2のサイドプレートを設けたことを特徴とする。
上述した課題を解決する第6の発明に係る熱交換器は、第1の発明乃至第5の発明の何れかに記載の熱交換器であって、前記チューブが前記チューブの長手方向に延びる複数の穴を有する扁平チューブであることを特徴とする。
上述した課題を解決する第7の発明に係る熱交換器は、第1の発明乃至第6の発明の何れかに記載の熱交換器であって、前記入側ヘッダおよび出側ヘッダは、前記冷媒が流れる複数の流路が形成されていることを特徴とする。
上述した課題を解決する第8の発明に係る熱交換器は、第2の発明乃至第7の発明の何れかに記載の熱交換器であって、前記ケーシングの側面に、前記流入管と前記排出管とを設けたことを特徴とする。
第1の発明に係る熱交換器によれば、冷媒が流入する入側ヘッダと、前記入側ヘッダに対向して配置され、前記冷媒が排出される出側ヘッダと、前記入側ヘッダおよび出側ヘッダの長手方向に隙間をあけて配置され、前記入側ヘッダと前記出側ヘッダとに連結されて、前記冷媒が前記入側ヘッダ側から前記出側ヘッダ側へ流れるチューブとを有し、前記入側ヘッダ、前記出側ヘッダおよび前記チューブを覆うケーシングを設けると共に、前記ケーシング内に、前記チューブ内を流れる前記冷媒の流れに対向して外部流体を流すようにしたことにより、前記外部流体と前記チューブとの接触面積が広くなり、前記チューブ内を流れる前記冷媒と前記外部流体との熱交換の効率が向上する。
第2の発明に係る熱交換器によれば、第1の発明に記載の熱交換器であって、前記ケーシングにおける前記出側ヘッダの近傍に流入管を設けると共に、前記ケーシングにおける前記入側ヘッダの近傍に排出管を設けて、前記流入管から流入した外部流体が前記ケーシング内を、前記チューブ内を流れる前記冷媒の流れに対向して流れて前記排出管から排出されるようしたことにより、前記ケーシング内への前記外部流体の流入、および前記ケーシング内から前記外部流体の排出を容易に行うことができる。
第3の発明に係る熱交換器によれば、第1の発明または第2の発明に記載の熱交換器であって、前記チューブの長手方向に延びる板状のサイドプレートを前記入側ヘッダおよび前記出側ヘッダの端部に接合して設ける一方、前記ケーシングの開口部にフレームを設け、前記サイドプレートを前記フレームに接合させてなることにより、前記外部流体が前記ケーシング内から外へ漏れないようになる。また、前記サイドプレートを設けたことにより、前記入側および出側ヘッダの振動が抑制される。
第4の発明に係る熱交換器によれば、第1の発明乃至第3の発明の何れかに記載の熱交換器であって、前記複数のチューブの間隔を規制するスペーサを設けたことにより、前記チューブの振動が抑制される。
第5の発明に係る熱交換器によれば、第3の発明または第4の発明に記載の熱交換器であって、前記入側ヘッダおよび出側ヘッダの他端部に第2のサイドプレートを設けたことにより、前記入側ヘッダおよび出側ヘッダの振動がさらに抑制される。
第6の発明に係る熱交換器によれば、第1の発明乃至第5の発明の何れかに記載の熱交換器であって、前記チューブが前記チューブの長手方向に延びる複数の穴を有する扁平チューブであることにより、前記冷媒が前記複数の穴に分配されて流れるので、前記冷媒が熱交換する部位が広くなり、前記扁平チューブ内を流れる前記冷媒の熱交換を効率良く行うことができる。
第7の発明に係る熱交換器によれば、第1の発明乃至第6の発明の何れかに記載の熱交換器であって、前記入側ヘッダおよび出側ヘッダは、前記冷媒が流れる複数の流路が形成されていることにより、前記流路を流れる前記冷媒の流量を維持しつつ、前記入側ヘッダおよび出側ヘッダの強度を維持することができる。
第8の発明に係る熱交換器によれば、第2の発明乃至第7の発明の何れかに記載の熱交換器であって、前記ケーシングの側面に、前記流入管と前記排出管とを設けたことにより、前記外部流体を前記ケーシング内に均一に流れ、前記外部流体と前記チューブ内の前記冷媒との熱交換を均一に行うことができるので、熱交換の効率が向上する。
以下に、本発明の第1の実施例に係る熱交換器を実施するための最良の形態を実施例に基づき具体的に説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係る熱交換器の分解図、図2は、本発明の第1の実施例に係る熱交換器の斜視図である。
図1に示す様に、本発明の第1の実施例に係る熱交換器で用いられる熱交換器本体10は、対向して配置される入側ヘッダ1および出側ヘッダ2と、入側ヘッダ1と出側ヘッダ2とに連結して設けられ、入側ヘッダ1および出側ヘッダ2の長手方向に狭い間隔、例えば数mmの間隔で配置される複数のチューブ3とを有する。入側ヘッダ1および出側ヘッダ2は長尺な略直方体状であり、前後方向に延びて配置されている。入側ヘッダ1および出側ヘッダ2には、冷媒Aを流通させる冷媒流路4が2つ並列に形成されている。このように二つの冷媒流路4が入側および出側ヘッダ1,2に形成されていることにより、冷媒流路4を流れる冷媒Aの流量を維持しつつ、入側および出側ヘッダ1,2の強度を維持することができる。入側ヘッダ1および出側ヘッダ2の互いに対向するそれぞれの内側面1aには、チューブ3を挿入する挿入孔5が複数形成されている。チューブ3は、例えば同一平面上に冷媒が流れる穴6を複数有する扁平チューブなどが挙げられる。なお、入側ヘッダ1および出側ヘッダ2とチューブ3とはロウ付けで固定される。入側ヘッダ1、出側ヘッダ2およびチューブ3は、例えばアルミニウムなどにより作られる。
入側ヘッダ1は熱交換器本体10内に冷媒Aを分配し、出側ヘッダ2は熱交換器本体10内の冷媒Aを集合させている。よって、冷媒Aは、左側の入側ヘッダ1からチューブ3を通って右側の出側ヘッダ2に流れる。冷媒Aとしては、例えば超臨界流体の二酸化炭素などが挙げられる。
図2に示すように、ケーシング7は、略直方体状の容器であり、このケーシング7内に、入側ヘッダ1および出側ヘッダ2とチューブ3とが配置される。ケーシング7の内面は、左側の入側ヘッダ1の上面1c、下面および外側面と、右側の出側ヘッダ2の上面2c、下面および外側面2bとに接する。ケーシング7の上面7aにおける出側ヘッダ2の近傍に、円柱状の流入管8が連結して設けられる。一方、ケーシング7の下面における入側ヘッダ1近傍には、円柱状の排出管9が連結して設けられる。冷却剤である外部流体Bとしては、例えば水などが用いられる。ケーシング7は、例えば合成樹脂などにより作られる。
上記のように流入管8および排出管9を設けることにより、流入管8からケーシング7内に流入した外部流体Bは、ケーシング7内を右側から左側に流れて、つまり、ケーシング7内では、外部流体Bは、チューブ3内を流れる冷媒Aの流れと対向するように流れて、排出管9から排出される。なお、外部流体Bは複数のチューブ3の間にも流れる。
このように外部流体Bが流れることにより、外部流体Bとチューブ3との接触面積が広くなり、チューブ3内を流れる冷媒Aと外部流体Bとの熱交換の効率が向上する。
なお、上記の実施例では、扁平チューブを用いて説明したが、扁平チューブ以外のチューブを用いることもできる。例えば、長手方向に波状に形成されたチューブを用いても良い。このような形状のチューブを用いることにより、外部流体Bとチューブ3との接触面積が広くなり、チューブ3内を流れる冷媒Aと外部流体Bとの熱交換の効率がさらに向上する。
以下に、本発明の第2の実施例に係る熱交換器について、図を用いて具体的に説明する。第2の実施例に係る熱交換器は、上述した第1の実施例に係る熱交換器におけるケーシングの形状を変形したものである。第2の実施例に係る熱交換器に用いられる熱交換器本体は、第1の実施例に係る熱交換器で用いられる熱交換器本体10を上下方向に配置したものであり同じ構造を有するので、同一部材には同一符号を付記してその説明を省略する。
図3は、本発明の第2の実施例に係る熱交換器からケーシングを外した状態の斜視図であり、図4は、本発明の第2の実施例に係る熱交換器に用いられるケーシングの斜視図であり、図5は、本発明の第2の実施例に係る熱交換器を側方から見た斜視図であり、図6は、本発明の第2の実施例に係る熱交換器を下方から見た斜視図である。
図3に示す様に、本発明の第2の実施例に係る熱交換器で用いられる熱交換器本体10は、入側ヘッダ1および出側ヘッダ2の長手方向が上下方向となるように配置したものである。図3では、熱交換器本体10内に冷媒を分配する入側ヘッダ1が右側に配置され、熱交換器本体10内の冷媒を集合させる出側ヘッダ2が左側に配置される。よって、冷媒Aは、チューブ3内を右側から左側に流れる。
入側ヘッダ1および出側ヘッダ2のそれぞれの上端部に接合して、板状の上部サイドプレート11が配置されている。このように上部サイドプレート11を配置することにより、熱交換器本体10の強度が向上する。上部サイドプレート11には、入側ヘッダ1に冷媒を流通させる冷媒流入パイプ(図示せず)を接続する冷媒流入部12と、出側ヘッダ2から冷媒を排出させる冷媒排出パイプ(図示せず)を接続する冷媒排出部13とがそれぞれ形成されている。冷媒流入部12には、前記冷媒流入パイプとつながる取付孔12aが形成され、冷媒排出部13には、前記冷媒排出パイプとつながる取付孔13aが形成されている。
図4に示す様に、ケーシング20は、上部が開口する略直方体状のケーシング本体21と、ケーシング本体21の前側面21aに沿って配置される流入管22と、ケーシング本体21の後側面21bに沿って配置される排出管23とを有する。流入管22および排出管23は、上下方向に長尺な略直方体状である。流入管22には、外部流体Bが流入する流入孔22a(図6参照)が形成されている。流入管22のケーシング本体21に接する側面には、流入管22の長手方向に所定の間隔でケーシング本体21に貫通する分配孔(図示せず)が複数形成されている。排出管23には、外部流体が排出する排出孔23a(図6参照)が形成されている。排出管23のケーシング本体21に接する側面には、排出管23の長手方向に所定の間隔でケーシング本体21に貫通する回収孔(図示せず)が複数形成されている。よって、流入管22から前記分配孔を通ってケーシング本体21内に外部流体は流入し、ケーシング本体21内の外部流体は前記回収孔を通って排出管23から排出される。
ケーシング本体21の上部には、フレーム24が設けられている。フレーム24には、ケーシング本体21内に熱交換器本体10を挿入可能な開口部24aが形成されている。
図5および図6に示す様に、ケーシング本体21に熱交換器本体10を入れると、熱交換器本体10の上部サイドプレート11とケーシング本体21のフレーム24とが合わされる。ボルト25により上部サイドプレート11とフレーム24とは固定される。フレーム24の上面24bには、シール材(図示せず)が塗布されており、このシール材により、フレーム24と上部サイドプレート11との間はシールされる。
このようにケーシング本体21内に熱交換器本体10を配置することにより、外部流体Bは流入管22からケーシング本体21を通って排出管23に排出される。つまり、ケーシング本体21内では、外部流体Bは、冷媒Aの流れに対向する方向に流れる。よって、外部流体Bとチューブ3との接触面積が広くなり、チューブ3内を流れる冷媒Aと外部流体Bとの熱交換の効率が向上する。また、ケーシング本体21内に外部流体Bが均一に流れ、外部流体Bと前記チューブ内の冷媒Aとの熱交換を均一に行うことができるので、熱交換の効率がさらに向上する。
以下に、本発明の第3の実施例に係る熱交換器について、図を用いて具体的に説明する。第3の実施例に係る熱交換器は、上述した第2の実施例に係る熱交換器におけるチューブの振動を抑制するようにしたものである。第3の実施例に係る熱交換器で用いられる熱交換器本体は、上記第2の実施例に係る熱交換器で用いられる熱交換器本体と同じ構造を有するので、同一部材には同一符号を付してその説明を省略する。
図7は、本発明の第3の実施例に係る熱交換器からケーシングを外した状態の分解図である。
図7に示すように、本発明の第3の実施例に係る熱交換器で用いられる熱交換器本体10は、左右に対向して配置される一対の入側ヘッダ1と出側ヘッダ2との間に連結して、複数のチューブ3が配置されている。スペーサ30が、複数のチューブ3に差し込まれて配置されている。このスペーサ30は、櫛状になっており、所定の間隔に配置される複数の歯31を有する。前記所定の間隔と、ヘッダ1,2に形成される複数の挿入孔5の間隔とが一致し、前記所定の間隔、つまり前記複数の歯31の間にチューブ3が差し込まれるようになっている。
このようにスペーサ30を複数のチューブ3に差し込むことにより、チューブ3の間隔が規制され、チューブ3の振動は抑制される。なお、スペーサ30を複数配置しても良く、このようにスペーサを複数配置することにより、チューブの振動はさらに抑制される。
以下に、本発明の第4の実施例に係る熱交換器について、図を用いて具体的に説明する。第4の実施例に係る熱交換器は、上述した第2の実施例に係る熱交換器におけるヘッダの振動をさらに抑制するようにしたものである。第4の実施例に係る熱交換器で用いられる熱交換器本体は、上記第2の実施例に係る熱交換器で用いられる熱交換器本体と同じ構造を有するので、同一部材には同一符号を付してその説明を省略する。
図8は、本発明の第4の実施例に係る熱交換器の斜視図である。
図8に示すように、本発明の第4の実施例に係る熱交換器で用いられる熱交換器本体10では、入側ヘッダ1および出側ヘッダ2のそれぞれの下端部に接合して、第2のサイドプレートである板状の下側サイドプレート41が配置されている。この下側サイドプレート41の幅W1は、入側ヘッダ1および出側ヘッダ2の幅と略一致している。下側サイドプレート41の長さW2は、入側ヘッダ1,出側ヘッダ2間の長さよりも大きくなっている。ただし、下側サイドプレート41は、ケーシングのフレームに形成される開口部より小さくなっている。
このような下側サイドプレート41を入側ヘッダ1および出側ヘッダ2の下端部に配置することにより、入側ヘッダ1および出側ヘッダ2の振動は抑制される。
本発明の第1の実施例に係る熱交換器の分解図である。 本発明の第1の実施例に係る熱交換器の斜視図である。 本発明の第2の実施例に係る熱交換器からケーシングを外した状態の斜視図である。 本発明の第2の実施例に係る熱交換器に用いられるケーシングの斜視図である。 本発明の第2の実施例に係る熱交換器を側方から見た斜視図である。 本発明の第2の実施例に係る熱交換器を下方から見た斜視図である。 本発明の第3の実施例に係る熱交換器からケーシングを外した状態の分解図である。 本発明の第4の実施例に係る熱交換器の斜視図である。
符号の説明
1 第1ヘッダ
2 第2ヘッダ
3 チューブ
7 ケーシング
8 流入管
9 排出管

Claims (8)

  1. 冷媒が流入する入側ヘッダと、前記入側ヘッダに対向して配置され、前記冷媒が排出される出側ヘッダと、前記入側ヘッダおよび出側ヘッダの長手方向に隙間をあけて配置され、前記入側ヘッダと前記出側ヘッダとに連結されて、前記冷媒が前記入側ヘッダ側から前記出側ヘッダ側へ流れるチューブとを有し、
    前記入側ヘッダ、前記出側ヘッダおよび前記チューブを覆うケーシングを設けると共に、前記ケーシング内に、前記チューブ内を流れる前記冷媒の流れに対向して外部流体を流すようにしたことを特徴とする熱交換器。
  2. 前記ケーシングにおける前記出側ヘッダの近傍に流入管を設けると共に、前記ケーシングにおける前記入側ヘッダの近傍に排出管を設けて、前記流入管から流入した外部流体が前記ケーシング内を、前記チューブ内を流れる前記冷媒の流れに対向して流れて前記排出管から排出されるようした
    ことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記チューブの長手方向に延びる板状のサイドプレートを前記入側ヘッダおよび前記出側ヘッダの端部に接合して設ける一方、前記ケーシングの開口部にフレームを設け、前記サイドプレートを前記フレームに接合させてなる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱交換器。
  4. 前記複数のチューブの間隔を規制するスペーサを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の熱交換器。
  5. 前記入側ヘッダおよび出側ヘッダの他端部に第2のサイドプレートを設けたことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の熱交換器。
  6. 前記チューブが前記チューブの長手方向に延びる複数の穴を有する扁平チューブであることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載された熱交換器。
  7. 前記入側ヘッダおよび出側ヘッダは、前記冷媒が流れる複数の流路が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の熱交換器。
  8. 前記ケーシングの側面に、前記流入管と前記排出管とを設けたことを特徴とする請求項2乃至請求項7の何れかに記載の熱交換器。
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