JP2005337099A - 流体機械 - Google Patents

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Hisayoshi Fujiwara
尚義 藤原
Takuya Hirayama
卓也 平山
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Abstract

【課題】本発明に係る流体機械によれば、小型であっても要冷却部の冷却が十分に行えるケーシングレス、オイルレスの流体機械を提供する。
【解決手段】本流体機械は、ヘリカル機構部2とこれを駆動する電動機部4を有する流体機械において、電動機部4はアウターロータ型からなり、回転軸3を支持する軸受部材44に固定された固定子41と、ロータフレーム45を介して回転軸3に固定され、固定子41の外側に配置された回転子42とで構成され、ロータフレーム45のフレーム部45bに通風孔45b1が形成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は流体機械に係り、特にケーシングレス、オイルレスで、アウターロータ型の電動機部によりヘリカル機構部を駆動する流体機械に関する。
流体を圧縮する圧縮機には、レシプロタイプの他にロータリタイプの圧縮機が普及しているが、圧縮機構部にヘリカルブレードを採用したヘリカル圧縮機も採用されつつある。
近年、ヘリカル圧縮機の小型化が要求されているが、従来のヘリカル圧縮機は、ケーシングを有しており、大型であり、このような小型化の要求には応えられない。
そこで、特許文献1のような流体機械が提案されている。この特許文献1の流体機械は、圧縮による熱とモータ発熱による温度上昇を抑えるため冷却が必要になるので、シャフト先端に冷却用ファンを取り付け、冷却する構造をとる。また、電動機部には、インナーロータ型モータが採用され、シャフト先端にファンが取り付けられ、空気がモータから圧縮部内部を流れて冷却する構造になっている。また、圧縮機部は円柱構造であり、電動機部と圧縮機部の外径はほぼ同じに形成されており、ファンを取り付ける場合においても、ほぼ同等の外径を選択することによって、全体として円柱形状を維持したコンパクトな構造に構成できる。
しかし、流体機械の一層の小型化を訴求する場合、シリンダ径を小さくするのに伴いファン径も小さくする必要があるが、ファンを小径化するとファン風量が少なくなり、同じ能力の流体機械であれば冷却不足になるおそれがある。
特開2004−92518号公報([0025]、図1)
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、小型であっても要冷却部の冷却が十分に行えるケーシングレス、オイルレスの流体機械を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明に係る流体機械は、シリンダ内に偏心配置されたローラと、このローラの外周面に形成された螺旋状溝と、この螺旋状溝に出没自在に嵌められた螺旋状のブレードとからなるヘリカル機構部および、このヘリカル機構部を駆動する電動機部を有する流体機械において、前記電動機部はアウターロータ型からなり、回転軸を支持する軸受部材に固定された固定子と、ロータフレームを介して前記回転軸に固定され、前記固定子の外側に配置された回転子とで構成され、前記ロータフレームのフレーム部に通風孔が形成されたことを特徴とする。
また、本発明に係る流体機械は、シリンダ内に偏心配置されたローラと、ローラの外周面に形成された螺旋状溝と、この螺旋状溝に出没自在に嵌められた螺旋状のブレードからなるヘリカル機構部および、このヘリカル機構部を駆動する電動機部を有する流体機械において、前記電動機部はアウターロータ型からなり、回転軸を支持する軸受部材に固定された固定子と、ロータフレームを介して回転軸に固定され、前記固定子の外側に配置された回転子とで構成され、前記ロータフレームの円筒部の外周面にファンを設けたことを特徴とする。
本発明に係る流体機械によれば、小型であっても要冷却部の冷却が十分に行えるケーシングレス、オイルレスの流体機械を提供することができる。
以下、本発明に係る流体機械の第1実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る流体機械の第1実施形態としての縦型ヘリカル圧縮機の縦断面図である。
図1に示すように、本第1実施形態の縦型ヘリカル圧縮機1は、ヘリカル機構部2と、このヘリカル機構部2を回転軸3を介して駆動する電動機部4を有している。
ヘリカル機構部2は、円筒形状のシリンダ21と、このシリンダ21内に偏心配置されたローラ22と、このローラ22の外周面に形成された螺旋状溝22aと、この螺旋状溝22aに出没自在に嵌められた螺旋状のブレード23とからなっており、ローラ22とシリンダ21間に、吸込口24側から、吐出口25側に向かい徐々にその容積が減少する複数の圧縮室26をシリンダ21の軸方向に沿って区画形成している。
電動機部4は固定子41と、この外周に設けられ回転する回転子42を有するアウターロータ型からなり、固定子41は回転軸3を支持する軸受部材である副軸受部27の固定子固定部材43に外嵌して固定されており、回転子42はロータフレーム45を介して回転軸3に固定されている。
回転軸3は、その一側が副軸受部27に設けられた単列玉軸受27aによって支持され、他側が主軸受部28に設けられた単列玉軸受28aによって支持され、さらに、クランク部3aが2箇所設けられており、各々単列玉軸受29、ローラクランク22bを介してローラ22をシリンダ21内で偏心回転させるようになっている。
図1および図2に示すように、ロータフレーム45は、有底扁平円筒状をなし、円筒状の円筒部45aには回転子42が嵌合されており、底部を形成する円板状のフレーム部45bには、通風孔45bが放射状に複数形成されており、さらに、フレーム部45bの中心部には内方に突出するボス45b2が形成されており、このボス45b2およびこのボス45b2に嵌合された小径有底円筒状の取付部材45b3を介して、ロータフレーム45は、回転軸3に螺着されている。
また、ロータフレーム45は、シリンダ21の外周とほぼ同一の外径を有しており、従って、ヘリカル機構部2と電動機部4の外径もほぼ同一になり、縦型ヘリカル圧縮機1が全体として円柱形状でコンパクトな構造になっている。
なお、ロータフレーム45と回転軸3の間は、キー(図示せず)などによる回り止めを設け、あるいはCリング等で抜け止めを行ってもよい。図1中、符号5はローラ22の自転を防止するオルダム機構である。
電動機部4は固定子巻線41aからの口出し線(図示せず)が、固定子42の内周側を通って、固定子41と副軸受2の間から外部に導かれるようになっており、通風孔45bは内側に位置する固定子41からの熱を逃がす構造になっている。
本第1実施形態のヘリカルコンプレッサは、上述のような構造を有するので、ヘリカル機構部2が円柱構造とし、ヘリカル機構部2と電動機部4の外径をほぼ近い値にすることが可能となり、全体として円柱形状でコンパクトな構造が可能である。
また、固定子41内を流れる空気を通風孔45bから排気することにより熱を逃がして、要冷却部である巻線は十分に冷却される。さらに、電動機部4をアウターロータ型にすることにより、ヘリカル機構部2による流体、例えば空気の圧縮行程において、固定子41の外周側に設けられた回転子42が回転する構造になるので、回転子42の周速が大きくなり、回転子の外周面にファンを設ければ、長手方向にファンを設けなくても、冷却風量が得られ、要冷却部であるシリンダ21の外周とローラ22の内周側の圧縮作用部位の冷却が可能となる。
次に本発明に係る流体機械の第2実施形態について説明する。
本第2実施形態は上記第1実施形態のフレーム部に設けられた通風孔の周囲一側に斜めに立ち上がる立上部を設けたものである。
例えば、図3〜図5に示すように、縦型ヘリカル圧縮機1に設けられたロータフレーム45のフレーム部45bには、通風孔45bが放射状に複数形成され、これらの通風孔45bの周囲一側、すなわち外周部と中央部をつなぐ腕部45bに斜めに立ち上がる立上部45bが設けられている。これにより、縦型ヘリカル圧縮機1の外形寸法(外径×長さ)をほとんど大きくすることなく、ロータフレーム45にファン機能を持たせることができ、特に電動機部4の冷却に有効となり、さらに、別個のファンを設ける必要がないので、コストダウンが図れる。
なお、他の構成は図1に示す縦型ヘリカル圧縮機と異ならないので、同一符号を付して説明は省略する。
また、本発明に係る流体機械の第3実施形態について説明する。
本第3実施形態は上記第1実施形態のロータフレームの円筒部の外周面にファンを設けたものである。
例えば、図6に示すように、縦型ヘリカル圧縮機1に設けられたロータフレーム45の円筒部45aの外周面45aには、軸流ファン45cが設けられている。なお、フレーム部の通風孔は、必ずしも設ける必要はない。
本発明に係る流体機械に採用されるアウターロータ型と従来の流体機械に採用されるインナーロータ型を同じモータ径で比較すると、回転する側の回転子径は、アウターロータ型の方が大きくなり、回転子にファンを取り付けて冷却する構造では、ファン径に従ってより多くの風量を確保できる。結果、周囲温度が高い使用条件まで広い範囲においてオイルレスコンプレッサとして使用可能になる。また、回転子の外周側にファンを設けることができるので、コンプレッサの軸方向の長さを従来の構造に比べて短くすることができる。さらに、要冷却部であるシリンダ21の外周とローラ22の内周側の圧縮作用部位に、回転子42が回転により、図6中下側から上側へ空気が流れ、上記2箇所は効果的に冷却され、さらに、固定子41の熱を逃がすことができ、要冷却部である巻線は十分に冷却される。
また、本発明に係る流体機械の第4実施形態について説明する。
本第4実施形態は上記第3実施形態のファンの外周にカバーを設けたものである。
例えば、図7に示すように、縦型ヘリカル圧縮機1のロータフレーム45に設けられた軸流ファン45cの外周に円筒状のカバー6が設けられている。
これにより、ロータフレーム45の回転に伴う冷却性能がさらに向上するとともに、軸流ファン45cに触れる危険を回避できる。
また、本発明に係る流体機械の第5実施形態について説明する。
上記第4実施形態はロータフレームに軸流ファンを設けたのに対して、本第5実施形態はロータフレームに遠心ファンを設けたものである。
例えば、図8に示すように、縦型ヘリカル圧縮機1に設けられたロータフレーム45には、遠心ファン45cが設けられている。
これにより、ロータフレーム45の回転に伴う冷却性能が向上するとともに、周囲に排気でき、据付場所の自由度が増す。
また、本発明に係る流体機械の第6実施形態について説明する。
本第6実施形態は上記第5実施形態のファンの吸気側にベルマウスを設けたものである。
例えば、図9に示すように、縦型ヘリカル圧縮機1に設けられたロータフレーム45には、遠心ファン45cが設けられ、この遠心ファン45cの吸気側には扁平円筒状のベルマウス45dが設けられている。これにより、ロータフレーム45の回転に伴う冷却性能が向上するとともに、据付場所の自由度が増し、さらに、静圧と風量をよりよく確保できる。
なお、上記各実施形態では縦型ヘリカル圧縮機を例に採り説明したが、縦型流体機械のみならず、横型流体機械でも同様の効果が得られる。
本発明に係る流体機械の第1実施形態の横型ヘリカル圧縮機の縦断面図。 図1の横型ヘリカル圧縮機に用いられるロータフレームの平面図。 本発明に係る流体機械の第2実施形態の横型ヘリカル圧縮機の縦断面図。 図3の横型ヘリカル圧縮機に用いられるロータフレームの平面図。 図4のロータフレームのフレーム部の断面図。 本発明に係る流体機械の第3実施形態の横型ヘリカル圧縮機の縦断面図。 本発明に係る流体機械の第4実施形態の横型ヘリカル圧縮機の縦断面図。 本発明に係る流体機械の第5実施形態の横型ヘリカル圧縮機の縦断面図。 本発明に係る流体機械の第6実施形態の横型ヘリカル圧縮機の縦断面図。
符号の説明
1…縦型ヘリカル圧縮機、2…ヘリカル機構部、3…回転軸、4…電動機部、21…シリンダ、22…ローラ、22a…螺旋状溝、23…ブレード、26…圧縮室、41…固定子、42…回転子、44…副軸受部、45…ロータフレーム、45a…円筒部、45b…フレーム部、45b…通風孔。

Claims (2)

  1. シリンダ内に偏心配置されたローラと、このローラの外周面に形成された螺旋状溝と、この螺旋状溝に出没自在に嵌められた螺旋状のブレードとからなるヘリカル機構部および、このヘリカル機構部を駆動する電動機部を有する流体機械において、前記電動機部はアウターロータ型からなり、回転軸を支持する軸受部材に固定された固定子と、ロータフレームを介して前記回転軸に固定され、前記固定子の外側に配置された回転子とで構成され、前記ロータフレームのフレーム部に通風孔が形成されたことを特徴とする流体機械。
  2. シリンダ内に偏心配置されたローラと、このローラの外周面に形成された螺旋状溝と、この螺旋状溝に出没自在に嵌められた螺旋状のブレードからなるヘリカル機構部および、このヘリカル機構部を駆動する電動機部を有する流体機械において、前記電動機部はアウターロータ型からなり、回転軸を支持する軸受部材に固定された固定子と、ロータフレームを介して回転軸に固定され、前記固定子の外側に配置された回転子とで構成され、前記ロータフレームの円筒部の外周面にファンを設けたことを特徴とする流体機械。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010144620A (ja) * 2008-12-18 2010-07-01 Aisin Seiki Co Ltd 電動ポンプ

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