JP2005336770A - 衝立 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、表裏双方からの鑑賞に際しても好適な外観を保つとともに、従来の固定的な観念に囚われない使用用途に富んだ衝立を提供することにある。
【解決手段】 左右框1b,1dと上下桟1a,1cとを矩形に枠組みして枠体1を形成し、該枠体1の内側面に沿って連続した溝Rを設けると共に、この溝Rに沿って枠体1に囲まれた空間Sに装飾パネル3を嵌挿し、また下桟1cには、枠体1を起立させる脚台2を取り付けており、前記左右框1b,1d及び上下桟1a,1cのいずれか一側1a,1b,1c,1dは、他側1a,1b,1c,1dからの脱着を可能に形成してあり、且つ前記一側1a,1b,1c,1dの脱着時、他側1a,1b,1c,1dの溝4,Rのパネル3差込端側を開放して前記装飾パネル3を出入自在に形成していることを特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】 左右框1b,1dと上下桟1a,1cとを矩形に枠組みして枠体1を形成し、該枠体1の内側面に沿って連続した溝Rを設けると共に、この溝Rに沿って枠体1に囲まれた空間Sに装飾パネル3を嵌挿し、また下桟1cには、枠体1を起立させる脚台2を取り付けており、前記左右框1b,1d及び上下桟1a,1cのいずれか一側1a,1b,1c,1dは、他側1a,1b,1c,1dからの脱着を可能に形成してあり、且つ前記一側1a,1b,1c,1dの脱着時、他側1a,1b,1c,1dの溝4,Rのパネル3差込端側を開放して前記装飾パネル3を出入自在に形成していることを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
本発明は主に、室内外の装飾や間仕切り等を目的として利用される衝立に関するものである。
衝立は例えば、室内開口部の間仕切り、あるいは室内外を彩る装飾品として広く利用されていた。
特開平7−100044号公報
従来の衝立は、枠体によって囲まれた空間の一面側に、写真やポスター等が被覆された装飾パネルを収納し、他面側には無地の支持板を前記パネルに宛がうようにしたものが主流であった。このことから例えば、間仕切り的な利用をした場合には、枠体の他面側から支持板が露わとなって室内外の美観を損ねてしまい、衝立の他面側を表に見せないような使い方に限らざるを得ない不都合があった。
また枠体に囲まれた空間に装飾パネルを収納した後は、枠体の至る所に配置された複数の止具を前記支持板の端縁に掛ける手間があったため、衝立の使用期間が長くなるにつれて装飾パネルの交換が煩わしくなり、ついには利用されなくなるケースも多い。
本発明は、表裏双方からの鑑賞に際しても好適な外観を保つとともに、従来の固定的な観念に囚われない使用用途に富んだ衝立を提供することにある。
本発明のうち請求項1記載の発明は、左右框と上下桟とを矩形に枠組みして枠体を形成し、該枠体の内側面に沿って連続した溝を設けると共に、この溝に沿って枠体に囲まれた空間へ装飾パネルを嵌挿し、また下桟には、枠体を起立させる脚台を取り付けてあり、前記左右框及び上下桟のいずれか一側は、他側からの脱着を可能に形成してあり、且つ前記一側の脱着時、他側の溝内のパネル差込端側を開放し、前記装飾パネルを出入自在に形成していることを特徴とする。
ここで溝は、左右框及び上下桟の内側面に直接設けてもよいし、あるいは断面コ字型をなす樹脂部材を前記内側面に這わせてもよく、枠体に囲まれた空間内への装飾パネルの嵌挿を行える形態をなすものであれば特に限定するものではない。また溝の深さ・形状は、該溝内に装飾パネルを差し入れた際に、装飾パネルの端縁が枠体の前後に抜け出ないものであればよい。また装飾パネルとは、この種の衝立に飾られるごく一般的なものを意味しており、具体的には、デザインガラスやポスター、写真などが挙げられる。
このように形成すると、上下桟又は左右框のいずれか一側を他側から脱着することで、枠体内側面に設けた溝が開放されるので、このまま前記溝内に沿って装飾パネルを嵌挿して枠体に囲まれた空間に収納し、さらに脱着したいずれか一側の左右框、又は上下桟を他側に再び取り付けることで、枠体に囲まれた空間に装飾パネルを他のパネルと取替ができる状態で収容できる。しかも、装飾パネルの端縁のみを前記溝を介して枠体から支持することで、装飾パネルの表裏面の双方を室内外に向けて飾ることができる。
また本発明のうち請求項2記載の発明は、前記溝内には、嵌挿された装飾パネルとのパッキング材を介在しているので、例えばデザインガラスや摺りガラスのように、パネルの表裏面に凹凸のある立体的な加工が施されたものでは、その収納時、溝の内壁面との間で接触箇所と非接触箇所とが生じるが、これに対してパッキング材がパネル表裏面の凹凸に対応して変形・密着し、非接触面による隙間を埋めて溝とパネルとの間に緊密に介在することで、パネルの態様に関係なく接触箇所/非接触箇所の隔たりが解消される。
パッキング材は、装飾パネルの表裏面の凹凸を吸収できる程度に変形するものであればよく、例えばゴムや樹脂、発泡スチロール等が挙げられる。
本発明のうち請求項3記載の発明では、前記脚台は、枠体のいずれか一側に着脱可能に形成してあるので、装飾パネルに描画されたデザインの構図や、あるいは室内外とのマッチングによって、枠体を様々な向きに変えて飾ることができる。
枠体と脚台との取付箇所は、枠体の向きを様々変えても脚台から起立した状態を保つ必要があり、例えば、枠体の断面形状・大きさを統一する一方、脚台の一面側に前記枠体を受ける窪みを設けたものや、あるいは、脚台に枠体への取付を可能とするクリップのような把持具を取り付けてもよい。
本発明のうち請求項1記載の発明によれば、表裏面双方からの装飾パネルの鑑賞が行えるので装飾品としての体裁が良く、しかも、枠体からの装飾パネルの取り替えも自在に行えるので、間仕切りや看板等への転用といった多様な用途に対応できる機能美も有している。
また本発明のうち請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の効果に加えて、装飾パネルの態様を選ばずに、該パネルをしっかりと枠体内に保持できる。
本発明のうち請求項3記載の発明によれば、請求項1及び2記載の発明の効果に加えて、装飾パネルの構図に合わせ、枠体の向きを適宜変えて起立させられるので、本衝立の用途を一層拡げられる。
次に、本発明による衝立の一実施形態を各図面に基づいて以下に説明する。
尚、本実施形態では、装飾パネルとしてデザインガラス3を適用している。
尚、本実施形態では、装飾パネルとしてデザインガラス3を適用している。
まず、本衝立の構成を図1、図2及び図3を参照して説明すると、左右框1b,1dと上下桟1a,1cとから矩形に枠組みした枠体1と、上面に設けた窪み10が下桟1cの底部側を挟持する脚台2とからなるものである。さらに本衝立の各部位の詳細については、前記上桟1aの左右両端部に、下方に突出した差込杆6,6をそれぞれ備える一方、左右框1b,1dの上端部には前記各差込杆6,6の受穴7,7を設けており、これにより上桟1aの左右框1b,1d上側からの脱着を自在としている。また左右框1b,1d及び上下桟1a,1cのすべての内側面には、枠体1の枠組み後に連続するような凹溝Rを有する把持部材4を這わせている(図3参照)。そして、この把持部材4と左右框1b,1d及び上下桟1a,1cとの取り付けについては、左右框1b,1d及び上下桟1a,1cの内側面に、それぞれが内向きに対向する各突出片9,9を設けており、当該各突出片9,9の先端間に、凹溝Rを枠体1に囲まれた空間S側に向くようにして前記把持部材4を嵌入し、該把持部材4を離脱不能に固定している。
尚、符号5はネジであり、上桟1aの脱着時、差込杆6,6を受穴7,7へ嵌挿した際、上桟1aと左右框1b,1dの各々のネジ穴が一致するので、そこに前記ネジ5を羅合して各々の結合力を高めている。
尚、符号5はネジであり、上桟1aの脱着時、差込杆6,6を受穴7,7へ嵌挿した際、上桟1aと左右框1b,1dの各々のネジ穴が一致するので、そこに前記ネジ5を羅合して各々の結合力を高めている。
また前記凹溝R内にはゴムパッキング8を詰めている。このゴムパッキング8は凹溝Rに嵌挿されたデザインガラス3との間に介在するが、この際にゴムパッキング8は、デザインガラス3表裏面の凹凸に合わせて変形・密着し、凹溝Rとデザインガラス3表裏面との非接触面を埋めるので、凹溝R内でのデザインガラス3の前後左右の隙間に前記ゴムパッキング8が介在することとなる。このことから、デザインガラス3の端縁の全周に亘ってゴムパッキング8が介在することで、デザインガラス3が枠体1から弾性的に支持され、例えば、本衝立の落下や他物との接触といった不意な事態においても、デザインガラス3への衝撃の伝達が緩和される。
そして枠体1へのデザインガラス3の嵌挿については具体的に、上桟1aを左右框1b,1dから脱着することで行われる。ここで上桟1aの脱着時には、左右框1b,1dの上側の各受穴7,7が開放するが、これに伴って各把持部材4の凹溝Rの上端側もそれぞれ開放するので、この凹溝Rに沿ってデザインガラス3を上方から差し入れることで、デザインガラス3の端縁は、ゴムパッキング8に接触しながら徐々に下方側へ嵌挿されていき、最終的に、左右框1b,1dと下桟1cの三方に囲まれた状態でデザインガラス3が保持される。この状態から先の段階で脱着した上桟1aの各差込杆6,6を、再び左右框1b,1dの各受穴7,7に差し込み、さらに両側からネジ5,5で羅合することで、枠体1にデザインガラス3を収納する作業が終了する(図3参照)。
次に図4に示すものは、左框1bを下側に置き、装飾パネル3に描かれたデザインの構図に合わせて枠体1を横向きにしたものである。
この場合にはまず、当初枠体1が縦向きに置かれていた際の下桟1cから脚台2,2を取り外し、次いで、この脚台2,2の窪み10,10を当初の左框1bに挟持し、この左框1bを下側にして枠体1を起立させたものである。また本実施形態の衝立は、左右框1b、1d及び上下桟1a,1cの型材の大きさ・断面形状が統一されている。従って、枠体1のいずれの箇所においても脚台2の窪み10によって挟持可能となり、枠体1を様々な向きに変えて脚台2から起立できる。
この場合にはまず、当初枠体1が縦向きに置かれていた際の下桟1cから脚台2,2を取り外し、次いで、この脚台2,2の窪み10,10を当初の左框1bに挟持し、この左框1bを下側にして枠体1を起立させたものである。また本実施形態の衝立は、左右框1b、1d及び上下桟1a,1cの型材の大きさ・断面形状が統一されている。従って、枠体1のいずれの箇所においても脚台2の窪み10によって挟持可能となり、枠体1を様々な向きに変えて脚台2から起立できる。
1 枠体
1a 上桟
1b 左框
1c 下桟
1d 右框
2 脚台
3 デザインガラス(装飾パネル)
4 把持部材(溝)
8 ゴムパッキング(パッキング材)
R 凹溝(溝)
S 空間
1a 上桟
1b 左框
1c 下桟
1d 右框
2 脚台
3 デザインガラス(装飾パネル)
4 把持部材(溝)
8 ゴムパッキング(パッキング材)
R 凹溝(溝)
S 空間
Claims (3)
- 左右框(1b,1d)と上下桟(1a,1c)とを矩形に枠組みして枠体(1)を形成し、該枠体(1)の内側面に沿って連続した溝(4,R)を設けると共に、この溝(4,R)に沿って枠体(1)に囲まれた空間(S)へ装飾パネル(3)を嵌挿し、また下桟(1c)には、枠体(1)を起立させる脚台(2)を取り付けてあり、
前記左右框(1b,1d)及び上下桟(1a,1c)のいずれか一側(1a,1b,1c,1d)は、他側(1a,1b,1c,1d)からの着脱を可能に形成してあり、且つ前記一側(1a,1b,1c,1d)の脱着時には、他側(1a,1b,1c,1d)の溝(4,R)のパネル(3)差込端側を開放し、前記装飾パネル(3)を出入自在に形成していることを特徴とする衝立。 - 前記溝(R)内には、嵌挿された装飾パネル(3)とのパッキング材(8)を介在していることを特徴とする請求項1記載の衝立。
- 前記脚台(2)は、枠体(1)のいずれの側(1a,1b,1c,1d)においても取付可能に形成していることを特徴とする請求項1又は2記載の衝立。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004154934A JP2005336770A (ja) | 2004-05-25 | 2004-05-25 | 衝立 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011157770A (ja) * | 2010-02-02 | 2011-08-18 | Yoshida Sash Kk | 自立型間仕切り |
JP2012530265A (ja) * | 2009-06-12 | 2012-11-29 | ドレイパー,インコーポレイテッド | 張設式投影スクリーン組立体 |
-
2004
- 2004-05-25 JP JP2004154934A patent/JP2005336770A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9110362B2 (en) | 2009-06-12 | 2015-08-18 | Draper, Inc. | Tensioned projection screen assembly |
US9551920B2 (en) | 2009-06-12 | 2017-01-24 | Draper, Inc. | Tensioned projection screen assembly |
US10018901B2 (en) | 2009-06-12 | 2018-07-10 | Draper, Inc. | Tensioned projection screen assembly |
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