JP2005335518A - 車両の冷却装置 - Google Patents

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Takeo Nishibori
毅雄 西堀
Noriyuki Abe
典行 阿部
Eiji Koike
栄治 小池
Osamu Saito
修 齋藤
Harumi Taketomi
春美 武富
Naoki Hotta
直己 堀田
Tsuyoshi Maeda
剛志 前田
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Abstract

【課題】 装置構成が複雑化することを防止しつつ管理温度が異なる複数の機器の温度状態を適切に制御する。
【解決手段】 車両前後方向に沿って前方から後方に向かい、順次、空調装置用コンデンサ41と、ラジエータ22と、第1冷却ファン29aおよび第2冷却ファン29bとを配置し、空調装置用コンデンサ41をラジエータ22の主流路22aに対して対向配置し、車両横方向において空調装置用コンデンサ41とラジエータ22の副流路22bとが干渉しないように設定し、ラジエータ22の主流路22aには、空調装置用コンデンサ41を経由した冷却風が当たるように設定し、ラジエータ22の副流路22bには、空調装置用コンデンサ41を経由せずに直接的に冷却風が当たるように設定した。
【選択図】 図4

Description

この発明は、例えば内燃機関及びモータ駆動によるハイブリッド車両等の車両の冷却装置に関する。
従来、例えば、エンジンを冷却する冷却水を流通させる冷却回路に具備されるラジエータに対し、このラジエータ内を流通した冷却水の一部が分流されて再度ラジエータ内を流通するようにして、ラジエータ内の主流路に加えて付加的な流路を設け、この付加的な流路を流通した冷却水、つまり主流路を流通する冷却水に比べてラジエータ内での流通経路が長くなることで相対的に低温となった冷却水によって、例えばATF(Automatic Transmission Fluid)等の作動油の温度を制御する装置(例えば、特許文献1参照)が知られている。
また、従来、例えば、車両前後方向において、空調装置用コンデンサの後方にラジエータを配置して、空調装置用コンデンサを通過した冷却風をラジエータに供給すると共に、空調装置用コンデンサを迂回してラジエータに直接に冷却風を供給可能なダンパ等の迂回通路開閉手段を備え、この迂回通路開閉手段の開閉動作を車両の運転状態に応じて制御することで、空調装置用コンデンサおよびラジエータの冷却状態を変更する冷却装置(例えば、特許文献2参照)が知られている。
米国特許第US6196168号明細書 特開平5−50862号公報
ところで、従来、内燃機関と共に車両の駆動源とされるモータを備えたハイブリッド車両では、内燃機関の冷却に加えて、モータやモータに電力を供給するインバータ等からなる高圧系の電気機器の冷却が必要となる。
しかしながら、内燃機関と高圧系の電気機器とでは互いに管理温度が異なる場合があり、例えば上述したような従来技術に係るラジエータによって複数の異なる温度の冷却水を排出させる場合であっても、これらの複数の冷却水毎に独立した冷却回路系を設けると、装置構成が複雑化すると共に車両への搭載性が損なわれるという問題が生じる。
また、例えば上述したような従来技術に係る迂回通路開閉手段によって空調装置用コンデンサおよびラジエータに対する冷却風の通風経路を変更する場合には、空調装置用コンデンサおよびラジエータに供給される各冷却風の流量に適宜の相関性が生じてしまい、空調装置用コンデンサおよびラジエータの各冷却状態を独立に制御することができないという問題が生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、装置構成が複雑化することを防止しつつ管理温度が異なる複数の機器の温度状態を適切に制御することが可能な車両の冷却装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の車両の冷却装置は、車両に搭載された空調装置用のコンデンサと、内燃機関を冷却する冷却水を放熱させるラジエータ(例えば、実施の形態での主流路22a)と、冷却水を放熱させる放熱通路(例えば、実施の形態での副流路22b)とを備え、前記放熱通路を流通した冷却水により車両に搭載された電装部品(例えば、実施の形態でのPDU14およびダウンバータ15およびモータ12)を冷却する車両の冷却装置であって、前記コンデンサは冷却風の通風方向の上流側に配置され、前記ラジエータは前記通風方向の下流側に配置され、前記放熱通路は他の冷却対象物を未経由の冷却風が直接に通風する位置に配置されることを特徴とする。
上記構成の車両の冷却装置によれば、内燃機関を冷却する冷却水はラジエータを流通して放熱し、専用の放熱通路を流通した冷却水は電装部品の冷却を行うように構成されている。そして、相対的に管理温度が低いコンデンサを経由した冷却風は相対的に管理温度が高いラジエータに供給される。
また、電装部品を冷却する冷却水を供給する放熱通路には、他の冷却対象物(例えば、空調装置用のコンデンサやラジエータ等)を未経由の冷却風が直接に供給される。
これにより、空調装置用のコンデンサやラジエータ等の他の冷却対象物の温度状態、つまり空調装置や内燃機関等の他の車載機器の作動状態に関わらずに、放熱通路に所望の冷却を行うことができ、この放熱通路から冷却水が供給される電装部品を所望の温度状態に設定することができる。
さらに、請求項2に記載の本発明の車両の冷却装置では、前記ラジエータと前記放熱通路とは一体に形成されていることを特徴とする。
上記構成の車両の冷却装置によれば、冷却水が流通する冷却回路が複雑化することを抑制し、装置構成を簡略化することができる。
さらに、請求項3に記載の本発明の車両の冷却装置では、前記放熱通路の内部を流通する冷却水は、前記内燃機関を冷却する冷却水が分流してなることを特徴とする。
上記構成の車両の冷却装置によれば、例えばラジエータを流通して冷却された冷却水の少なくとも一部が、さらに放熱通路を流通して冷却される。これにより、例えば独立した複数のラジエータや冷却回路系を備える必要無しに、管理温度が相対的に内燃機関よりも低く設定されている電装部品を適切に冷却することができる。
さらに、請求項4に記載の本発明の車両の冷却装置では、前記電装部品を収容するケースは、前記放熱通路を経由した冷却風の通風路に配置されることを特徴とする。
上記構成の車両の冷却装置によれば、放熱通路から供給される冷却水に加えて、放熱通路を経由した冷却風によって電装部品を冷却することができ、冷却系全体としての冷却効率を向上させることができる。
請求項1に記載の本発明の車両の冷却装置によれば、空調装置用のコンデンサやラジエータ等の他の冷却対象物の温度状態、つまり空調装置や内燃機関等の他の車載機器の作動状態に関わらずに、放熱通路に所望の冷却を行うことができ、この放熱通路から冷却水が供給される電装部品を所望の温度状態に設定することができる。
さらに、請求項2に記載の本発明の車両の冷却装置によれば、冷却水が流通する冷却回路が複雑化することを抑制し、装置構成を簡略化することができる。
さらに、請求項3に記載の本発明の車両の冷却装置によれば、例えば独立した複数のラジエータや冷却回路系を備える必要無しに、管理温度が相対的に内燃機関よりも低く設定されている電装部品を適切に冷却することができる。
さらに、請求項4に記載の本発明の車両の冷却装置によれば、放熱通路から供給される冷却水に加えて、放熱通路を経由した冷却風によって電装部品を冷却することができ、冷却系全体としての冷却効率を向上させることができる。
以下、本発明の車両の冷却装置の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
この実施形態に係る車両の冷却装置10は、例えば図1に示すように、内燃機関11とモータ12と変速機(T/M)13とを直列に直結した構造のハイブリッド車両1に搭載されており、このハイブリッド車両1では、内燃機関11およびモータ12の両方の駆動力は、例えばオートマチックトランスミッション(AT)あるいはマニュアルトランスミッション(MT)等の変速機(T/M)13を介して車両の駆動輪W,Wに伝達される。また、ハイブリッド車両1の減速時に駆動輪W側からモータ12側に駆動力が伝達されると、モータ12は発電機として機能していわゆる回生制動力を発生し、車体の運動エネルギーを電気エネルギーとして回収する。さらに、ハイブリッド車両1の運転状態に応じて、モータ12は内燃機関11の出力によって発電機として駆動され、発電エネルギーを発生するようになっている。
例えば3相(U相、V相、W相)のDCブラシレスモータ等からなるモータ12は、パワードライブユニット(PDU)14に接続されている。パワードライブユニット14は、トランジスタのスイッチング素子を複数用いてブリッジ接続してなるブリッジ回路を具備するパルス幅変調(PWM)によるPWMインバータを備えて構成されている。
パワードライブユニット14にはモータ12と電気エネルギー(例えば、モータ12の駆動またはアシスト動作時にモータ12に供給される供給電力や回生動作時にモータ12から出力される回生電力)の授受を行う高圧系のニッケル−水素バッテリ等を具備する蓄電装置(図示略)が接続されている。
そして、パワードライブユニット14は、制御装置(図示略)からの制御指令を受けてモータ12の駆動及び回生作動を制御する。例えばモータ12の駆動時には、制御装置から出力されるトルク指令に基づき、蓄電装置から出力される直流電力を3相交流電力に変換してモータ12へ供給する。一方、モータ12の回生動作時には、モータ12から出力される3相交流電力を直流電力に変換して蓄電装置を充電する。
このパワードライブユニット14の電力変換動作は、制御装置からPWMインバータの各スイッチング素子に入力されるパルス、つまりパルス幅変調(PWM)により各スイッチング素子をオン/オフ駆動させるためのパルスに応じて制御され、このパルスのデューティ、つまりオン/オフの比率のマップ(データ)は予め制御装置に記憶されている。
また、各種補機類からなる電気負荷を駆動するための12ボルトの補助バッテリ(図示略)は、DC−DCコンバータからなるダウンバータ(D/V)15を介して、パワードライブユニット14および蓄電装置に対して並列に接続されている。
制御装置により電力変換動作が制御されるダウンバータ15は、例えば双方向のDC−DCコンバータからなり、蓄電装置の端子電圧あるいはモータ12を回生作動または昇圧駆動した際のパワードライブユニット14の端子電圧を所定の電圧値まで降圧して補助バッテリを充電すると共に、蓄電装置の残容量(SOC:State Of Charge)が低下している場合には、補助バッテリの端子電圧を昇圧して蓄電装置を充電可能である。
なお、このハイブリッド車両1において、PDU14およびダウンバータ15は、例えば内燃機関11が収容されるエンジンルーム内において変速機13の近傍に配置されている。
この実施形態による車両の冷却装置10は、例えば図2に示すように、内燃機関11またはモータ12により駆動されるウォータポンプ(W/P)21と、ラジエータ22と、第1サーモスタット23と、第2サーモスタット24と、内燃機関11内部のウォータジャケット25と、ヒータコア26と、第1および第2温度センサ27,28と、複数(例えば、2つ)の第1冷却ファン29aおよび第2冷却ファン29bとを備えて構成されている。
この車両の冷却装置10では、例えば、ウォータポンプ21の下流側にウォータジャケット25が配置され、このウォータジャケット25を流通して相対的に高温となった冷却水は2つの第1および第2流路30a,30bに流通するようになっている。
第1流路30aには適宜のバルブ26aを介してヒータコア26が接続され、このヒータコア26は相対的に高温の冷却水を熱源として空気を加熱しており、このヒータコア26で熱交換された冷却水は第3流路30cによってウォータポンプ21へ還流する。
また、第1流路30aにはバルブ26aおよびヒータコア26を迂回して第3流路30cに接続されると共に、スロットルボディ31および換気装置をなすブリーザ32に冷却水を供給する第4流路30dが設けられている。
そして、第2流路30bは、ラジエータ22に冷却水を流通させるための第5流路30eと、例えばこの第5流路30eよりも内径が小さく形成され、第3流路30cに接続される第6流路30fとに分岐するようになっている。
なお、第2流路30bには、ウォータジャケット25から排出される冷却水の温度を検出する第1温度センサ27が備えられている。
ラジエータ22は、例えば第5流路30eに接続された入口側タンク22Aと、第1サーモスタット23を介して第3流路30cに接続された第7流路30gに接続される出口側タンク22Bと、入口側タンク22Aと出口側タンク22Bとを接続するラジエータ内部の主流路22aと、出口側タンク22Bに接続されたラジエータ内部の副流路22bとを備えて構成されている。そして、副流路22bには、例えば対向配置されたPDU14およびダウンバータ15の冷却流路14aとモータ12の冷却流路12aとへ冷却水を供給する第8流路30hが接続され、この第8流路30hは第2サーモスタット24を介して第3流路30cに接続されている。
すなわち、ラジエータ22の内部は仕切り板等によって主流路22aと副流路22bとに仕切られており、出口側タンク22Bにおいて主流路22aと副流路22bとが連通するように構成されている。
そして、第5流路30eからラジエータ22の入口側タンク22Aに導入された冷却水は、先ず、ラジエータ22内部の主流路22aを流通し、適宜の第1温度(例えば、約80℃程度等)まで冷却される。
次に、主流路22aを流通して出口側タンク22Bに導入された冷却水のうち少なくとも一部は、ラジエータ22内部の副流路22bを流通し、ラジエータ22内部での流通経路が相対的に長くなることで第1温度よりも低い適宜の第2温度(例えば、約60℃程度等)まで冷却可能とされている。
なお、第8流路30hにおける、モータ12の下流側の位置には、モータ12の冷却流路12aから排出される冷却水の温度を検出する第2温度センサ28が備えられ、この第2温度センサ28から出力される検出結果が所定温度を超える場合には、制御装置(図示略)の制御により、ラジエータ22を冷却する各冷却ファン29a,29bが作動するように設定されている。
第1および第2サーモスタット23,24は、冷却水の温度が各所定温度を超える高温状態であるときに閉状態から開状態へと変化するように設定されており、主に内燃機関11の温度調節を行う第1サーモスタット23が開状態となる所定の第1設定温度(例えば、約82℃程度)に比べて、主に高圧系の温度調節を行う第2サーモスタット24が開状態となる所定の第2設定温度(例えば、約65℃程度)の方がより低い温度に設定されている。
ラジエータ22は、例えば図3に示すように、入口側タンク22Aと出口側タンク22Bとが鉛直方向で所定間隔をおいて対向配置された縦流れ式のラジエータであり、鉛直方向上方側の入口側タンク22Aの冷媒導入口22aINから導入された冷却水は、鉛直方向下方側の出口側タンク22Bの主流側冷媒排出口22aOUTへと向かい流通するようになっている。
そして、出口側タンク22Bの冷却水のうち少なくとも一部が導入される副流路22bは、例えば、鉛直方向で所定間隔をおいて対向配置された上方側タンク31Aと下方側タンク31Bとが流路32を介して接続され、上方側タンク31Aおよび流路32内を所定領域毎に仕切る複数の上方側仕切部材31a,…,31aと、下方側タンク31Bおよび流路32内を所定領域毎に仕切る複数の下方側仕切部材31b,…,31bとが水平方向に沿って交互に配置されて構成されている。
これにより、例えば主流路22aと副流路22bとの接続部である出口側タンク22Bと下方側タンク31Bとの接続部33を介して、副流路22b内に導入された冷却水は、鉛直方向に沿って流通すると共に上方側タンク31A内と下方側タンク31B内とを複数回に亘って交互に折り返すようにして蛇行しつつ、例えば下方側タンク31B内において接続部33から所定距離だけ離間した位置に配置された副流側冷媒排出口22bOUTへと向かい流通するようになっている。
なお、主流路22aと副流路22bとの接続部である出口側タンク22Bと下方側タンク31Bとの接続部33には冷却水の温度を検出する温度センサ34が配置されている。
この車両の冷却装置10では、例えば内燃機関11の始動時等のように冷却水の温度が相対的に低い場合には、第1サーモスタット23および第2サーモスタット24が閉状態となり、例えば図2に示す流通経路Fa(例えば、図2の破線矢印Fa)のように、ウォータジャケット25から排出される冷却水は、ラジエータ22を迂回するようにしてウォータポンプ21へ還流するようになっている。
すなわち、ウォータジャケット25から排出される冷却水は、順次、第1流路30a、ヒータコア26または第4流路30d、第3流路30cを流通して、または、第2流路30b、第6流路30f、第3流路30cを流通して、ウォータポンプ21へ還流する。
そして、冷却水の温度が所定の第2設定温度(例えば、約65℃程度)よりも高くなると第2サーモスタット24が開状態となり、例えば図2に示す流通経路Fb(例えば、図2の実線矢印Fb)のように、ウォータジャケット25から排出される冷却水は、さらに、ラジエータ22へ流通するようになり、ラジエータ22の主流路22aおよび副流路22bを流通する過程でいわば2段階的に冷却された後にPDU14およびダウンバータ15およびモータ12へ供給される。
すなわち、ウォータジャケット25から排出される冷却水は、順次、第1流路30a、第5流路30e、ラジエータ22の主流路22a、副流路22b、第8流路30h、第2サーモスタット24、第3流路30cを流通して、ウォータポンプ21へ還流する。
そして、冷却水の温度が所定の第1設定温度(例えば、約82℃程度)よりも高くなると第1サーモスタット23が開状態となり、ラジエータ22の主流路22aを流通した冷却水は、さらに、第7流路30gから第1サーモスタット23を介して第3流路30cを流通し、ウォータポンプ21へ還流するようになる。
なお、この車両の冷却装置10では、ダウンバータ15またはPDU14の各温度あるいはラジエータ22を介して流通する冷却水の温度に基づくラジエータ22に対する冷却要求に応じて、冷却水を循環させるウォータポンプ21の作動を制御するようになっている。
例えば、アイドル停止時等の内燃機関11の運転停止に伴って各流路内での冷却水の循環が停止したり、アイドル運転時等の内燃機関11の低負荷運転に伴ってウォータポンプ21の出力が相対的に低下し、冷却水の循環量が低下すると、相対的に高温状態の内燃機関11のウォータジャケット25内の冷却水の温度が上昇し、冷却水の流通路内に冷却水の温度差に起因した対流(つまり、熱の伝達)が生じる。そして、この対流によって、たとえ内燃機関11の運転停止に伴ってウォータポンプ21が停止している状態であっても、相対的に高温の冷却水が内燃機関11側からPDU14およびダウンバータ15近傍に到達し、PDU14およびダウンバータ15の温度が上昇する。
ここで、ダウンバータ15またはPDU14の温度が、所定の温度よりも高くなった場合(あるいは、所定の温度以上となった場合)には、先ず、各冷却ファン29a,29bを作動させることで、エンジンルーム内の換気やラジエータ22からの放熱を促進させ、流通路内の冷却水の温度が過剰に上昇することを抑制し、PDU14およびダウンバータ15が所定の管理温度を超えて過熱状態となることを防止することができる。
さらに、このハイブリッド車両1においては、例えば図4に示すように、車両前後方向に沿って前方から後方に向かい、順次、空調装置用コンデンサ41と、ラジエータ22と、第1冷却ファン29aおよび第2冷却ファン29bとが配置され、ラジエータ22に対して対向配置された第1冷却ファン29aと第2冷却ファン29bとは、車両横方向に沿って互いに隣接しており、各冷却ファン29a,29bによる送風方向は車両前後方向に設定されている。
そして、空調装置用コンデンサ41は、ラジエータ22の主流路22aに対して対向配置され、車両横方向において空調装置用コンデンサ41とラジエータ22の副流路22bとが干渉しないように設定されている。つまり、ラジエータ22の主流路22aには、空調装置用コンデンサ41を経由した冷却風が当たるように設定され、ラジエータ22の副流路22bには、空調装置用コンデンサ41を経由せずに直接的に冷却風が当たるように設定されている。
このため、各冷却ファン29a,29bにより、例えばハイブリッド車両1の外部等から導入された冷却風のうち、ラジエータ22の主流路22aには、空調装置用コンデンサ41を経由することで、空調装置用コンデンサ41との間の熱交換によって適宜に温度が上昇した冷却風が送風される。
一方、ラジエータ22の副流路22bには、空調装置用コンデンサ41を経由しないことで温度上昇が抑制された冷却風が直接的に送風される。
なお、空調装置用コンデンサ41の管理温度は、ラジエータ22の管理温度よりも低い値に設定されている。
このため、各冷却ファン29a,29bは、ダウンバータ15またはPDU14の各温度あるいはラジエータ22を介して流通する冷却水の温度に基づくラジエータ22に対する冷却要求に加えて、空調装置用コンデンサ41に対する冷却要求に応じて作動するように設定されている。
上述した実施形態による車両の冷却装置10によれば、単一のラジエータ22の内部に主流路22aと、この主流路22aに連通する副流路22bとを設け、いわば2段階で冷却水の温度を低下可能とすることにより、装置構成や冷却水の流通流路が複雑化することを抑制しつつ、管理温度の異なる複数の系、例えば内燃機関11と、内燃機関11に比べて相対的に低温状態に設定される高圧系(例えば、PDU14およびダウンバータ15およびモータ12等)とに対して、共通の冷却水によって適切な温度管理を行うことができる。
しかも、管理温度の異なる複数の系から排出される冷却水を単一のウォータポンプ21の上流側で合流させることにより、装置構成を簡略化しつつ、各系の温度状態が所望の状態から逸脱してしまうことを容易に抑制することができる。
また、第1サーモスタット23および第2サーモスタット24を具備し、例えば内燃機関11の暖機運転時等において、冷却水がラジエータ22および高圧系を迂回して流通するように設定されていることから、系の温度を所望の温度まで上昇させる際の昇温特性を向上させることができる。
さらに、ラジエータ22に比べて相対的に管理温度が低く設定されている空調装置用コンデンサ41が、各冷却ファン29a,29bによる送風の上流側に配置され、ラジエータ22が空調装置用コンデンサ41よりも下流側に配置される場合であっても、ラジエータ22において主流路22aよりも相対的に温度が低い冷却水を排出する副流路22bに対しては、空調装置用コンデンサ41を経由していない冷却風が直接的に送風されるように設定されていることで、空調装置用コンデンサ41の温度状態に関わらずにラジエータ22の副流路22bに対する冷却効率を向上させることができる。これにより、副流路22bから排出される冷却水が供給される高圧電装機器(つまり、PDU14およびダウンバータ15およびモータ12)に対する冷却効率を向上させることができる。
さらに、ラジエータ22の副流路22bに複数の各仕切部材31a,…,31a、31b,…,31bを設け、副流路22b内に導入された冷却水が上方側タンク31A内と下方側タンク31B内とを複数回に亘って交互に折り返すようにして蛇行しつつ流通するように構成したことから、冷却水の流速を増大させ、滞留が生じることを防止することができる。しかも、この副流路22b内において、冷却水の流通方向が鉛直方向に沿って反転するように構成されていることで、冷却水の温度差に起因した対流(つまり、熱の伝達)が生じることを抑制することができる。これにより、例えば、アイドル停止時等の内燃機関11の運転停止に伴って各流路内での冷却水の循環が停止したり、アイドル運転時等の内燃機関11の低負荷運転に伴ってウォータポンプ21の出力が相対的に低下することで、相対的に高温状態の内燃機関11のウォータジャケット25内の冷却水から、高圧系(例えば、PDU14およびダウンバータ15およびモータ12等)に熱が伝達されてしまうことを抑制することができる。
また、副流路22b内において冷却水の流路長が長くなることで、副流路22b内の温度分布が滑らかに変化し、例えば温度分布における急激な温度変化に起因する破損等が生じることを防止することができる。
なお、上述した実施形態においては、複数(例えば、2つ)の第1冷却ファン29aおよび第2冷却ファン29bを備えるとしたが、これに限定されず、例えば図5に示す上述した実施形態の第1変形例に係る車両の冷却装置10のように、単一の冷却ファン29を備えてもよい。
さらに、上述した実施形態においては、ラジエータ22を縦流れ式のラジエータとしたが、これに限定されず、例えば図6に示す上述した実施形態の第1変形例に係る車両の冷却装置10のラジエータ22のように、横流れ式のラジエータとしてもよい。
この第1変形例において、ラジエータ22は、例えば図6に示すように、入口側タンク22Aと出口側タンク22Bとが水平方向で所定間隔をおいて対向配置された横流れ式のラジエータであり、水平方向一方側の入口側タンク22Aの冷媒導入口22aINから導入された冷却水は、水平方向他方側の出口側タンク22Bの主流側冷媒排出口22aOUTへと向かい流通するようになっている。
そして、出口側タンク22Bの冷却水のうち少なくとも一部が導入される副流路22bは、例えば、水平方向で所定間隔をおいて対向配置された一方側タンク51Aと他方側タンク51Bとが流路52を介して接続され、一方側タンク51Aおよび流路52内を所定領域毎に仕切る複数の一方側仕切部材51a,…,51aと、他方側タンク51Bおよび流路52内を所定領域毎に仕切る複数の他方側仕切部材51b,…,51bとが鉛直方向に沿って交互に配置されて構成されている。
これにより、例えば主流路22aと副流路22bとの接続部である出口側タンク22Bと他方側タンク51Bとの接続部53を介して、副流路22b内に導入された冷却水は、水平方向に沿って流通すると共に一方側タンク51A内と他方側タンク51B内とを複数回に亘って交互に折り返すようにして蛇行しつつ、例えば他方側タンク51B内において接続部53から所定距離だけ離間した位置に配置された副流側冷媒排出口22bOUTへと向かい流通するようになっている。
なお、主流路22aと副流路22bとの接続部である出口側タンク22Bと他方側タンク51Bとの接続部53には冷却水の温度を検出する温度センサ34が配置されている。
そして、この第1変形例に係るハイブリッド車両1においては、例えば図7に示すように、車両前後方向に沿って前方から後方に向かい、順次、空調装置用コンデンサ41と、ラジエータ22と、冷却ファン29とが配置され、ラジエータ22に対して対向配置された冷却ファン29による送風方向は車両前後方向に設定されている。
そして、空調装置用コンデンサ41は、ラジエータ22の主流路22aに対して対向配置され、車両横方向において空調装置用コンデンサ41とラジエータ22の副流路22bとが干渉しないように設定されている。つまり、ラジエータ22の主流路22aには、空調装置用コンデンサ41を経由した冷却風が当たるように設定され、ラジエータ22の副流路22bには、空調装置用コンデンサ41を経由せずに直接的に冷却風が当たるように設定されている。
このため、ダウンバータ15またはPDU14の各温度あるいはラジエータ22を介して流通する冷却水の温度に基づくラジエータ22に対する冷却要求に加えて、空調装置用コンデンサ41に対する冷却要求に応じて作動する冷却ファン29により、例えばハイブリッド車両1の外部等から導入された冷却風のうち、ラジエータ22の主流路22aには、空調装置用コンデンサ41を経由することで、空調装置用コンデンサ41との間の熱交換によって適宜に温度が上昇した冷却風が送風される。
一方、ラジエータ22の副流路22bには、空調装置用コンデンサ41を経由しないことで温度上昇が抑制された冷却風が直接的に送風される。
なお、上述した実施形態においては、ラジエータ22の内部は仕切り板等によって主流路22aと副流路22bとに仕切られており、出口側タンク22Bにおいて主流路22aと副流路22bとが連通し、主流路22aと副流路22bとが一体的に形成されるとしたが、これに限定されず、例えば図8に示す上述した実施形態の第2変形例に係る車両の冷却装置10のラジエータ22のように、例えば、主流路22aと副流路22bとを、互いの配置位置が異なる別体の第1および第2ラジエータ61,62に備えてもよい。
この場合、主流路22aを具備する第1ラジエータ61の出口側タンク22Bの主流側冷媒排出口22aOUTと、副流路22bを具備する第2ラジエータ62の下方側タンク31Bの副流側冷媒導入口22bINとが、流通管63を介して接続される。なお、第1ラジエータ61の出口側タンク22Bの主流側冷媒排出口22aOUTには、内燃機関11内部のウォータジャケット25へ冷却水を供給する第7流路30gが接続され、出口側タンク22Bに導入された冷却水は、流通管63と第7流路30gとに適宜の割合で分流するようになっている。
そして、この第2変形例に係るハイブリッド車両1においては、例えば図9に示すように、車両前後方向に沿って前方から後方に向かい、順次、第2ラジエータ62と、空調装置用コンデンサ41と、第1ラジエータ61と、冷却ファン29とが配置され、第1ラジエータ61に対して対向配置された冷却ファン29による送風方向は車両前後方向に設定されている。
そして、空調装置用コンデンサ41は、第1ラジエータ61に対して対向配置されている。
この第2変形例において、車両横方向において空調装置用コンデンサ41と第2ラジエータ62とが互いに干渉するか否かは、特に限定されず、例えば空調装置用コンデンサ41と第2ラジエータ62とが互いに干渉しないように設定された場合、第1ラジエータ61には、第2ラジエータ62のみ、または、空調装置用コンデンサ41のみを経由した各冷却風が当たることになる。また、例えば空調装置用コンデンサ41と第2ラジエータ62とが互いに干渉するように設定された場合、第1ラジエータ61には、第2ラジエータ62および空調装置用コンデンサ41、または、空調装置用コンデンサ41のみを経由した各冷却風が当たることになる。
つまり、第2ラジエータ62には、空調装置用コンデンサ41の第1ラジエータ61に対する配置状態に関わらず、例えばハイブリッド車両1の外部等から導入された冷却風が直接的に送風される。
なお、この第2変形例においては、流通管63を省略して、各ラジエータ61,62毎に独立した冷却回路を備えてもよい。
なお、上述した実施形態においては、例えば図10または図11に示すように、副流路22bのみを経由した冷却風が、例えばPDU14等の高圧電装機器を収容するケース(図示略)に当たるように設定してもよい
例えば図10に示す上述した実施形態の第3変形例に係る車両の冷却装置10においては、車両前後方向に沿って前方から後方に向かい、順次、第1冷却ファン29aおよび第2冷却ファン29bと、空調装置用コンデンサ41と、ラジエータ22とが配置され、空調装置用コンデンサ41に対して対向配置された第1冷却ファン29aと第2冷却ファン29bとは、車両横方向に沿って互いに隣接しており、各冷却ファン29a,29bによる送風方向は車両前後方向に設定されている。
そして、空調装置用コンデンサ41は、ラジエータ22の主流路22aに対して対向配置され、車両横方向において空調装置用コンデンサ41とラジエータ22の副流路22bとが干渉しないように設定されている。つまり、第2冷却ファン29bは、空調装置用コンデンサ41に加えてラジエータ22の副流路22bに対して対向配置されている。
さらに、ラジエータ22の副流路22bと、例えばPDU14等の高圧電装機器を収容するケースとの間には、副流路22bのみを経由した冷却風をPDU14等の高圧電装機器を収容するケースに導入するための筒状等の整流部材71が設けられている。
つまり、ラジエータ22の副流路22bには、空調装置用コンデンサ41を経由せずに直接的に冷却風が当たるように設定されており、さらに、この副流路22bのみを経由した冷却風がPDU14等の高圧電装機器を収容するケースに当たるように設定されている。
また、例えば図11に示す上述した実施形態の第4変形例に係る車両の冷却装置10においては、車両前後方向に沿って前方から後方に向かい、順次、空調装置用コンデンサ41と、ラジエータ22と、第1冷却ファン29aおよび第2冷却ファン29bとが配置され、ラジエータ22の主流路22aに対向配置された第1冷却ファン29aとラジエータ22の副流路22bに対向配置された第2冷却ファン29bとは、車両横方向に沿って互いに隣接しており、各冷却ファン29a,29bによる送風方向は車両前後方向に設定されている。
そして、空調装置用コンデンサ41は、ラジエータ22の少なくとも主流路22aに対して対向配置されている。
そして、ラジエータ22の副流路22bには、例えばハイブリッド車両1の外部等から導入された冷却風を、空調装置用コンデンサ41等を迂回してラジエータ22の副流路22bに直接的に導入するための導入部材72が備えられている。
また、ラジエータ22の副流路22bと、例えばPDU14等の高圧電装機器を収容するケースとの間には、副流路22bのみを経由した冷却風をPDU14等の高圧電装機器を収容するケースに導入するための筒状等の整流部材71が設けられ、この整流部材71の内部に第2冷却ファン29bが配置されている。
つまり、ラジエータ22の副流路22bには、導入部材72によって空調装置用コンデンサ41を経由せずに直接的に冷却風が当たるように設定されており、さらに、副流路22bのみを経由した冷却風が整流部材71によってPDU14等の高圧電装機器を収容するケースに当たるように設定されている。
これらの第3変形例および第4変形例によれば、ラジエータ22の主流路22aに比べて相対的に温度が低い副流路22bのみを経由した冷却風をPDU14等の高圧電装機器を収容するケースに導入するため、例えば空調装置用コンデンサ41やラジエータ22の主流路22aを経由した相対的に高温状態の冷却風がPDU14等の高圧電装機器を収容するケースに供給されてしまうことを防止して、PDU14等の高圧電装機器に対する冷却効率を向上させることができる。
しかも、第4変形例によれば、車両横方向(つまり、送風方向に直交する方向)において空調装置用コンデンサ41とラジエータ22の副流路22bとが互いに干渉するか否かに関わらずに、つまりラジエータ22の副流路22bに対する空調装置用コンデンサ41の相対配置状態に関わらずに、例えば外部等から導入された冷却風を、空調装置用コンデンサ41等を迂回してラジエータ22の副流路22bに直接的に導入することができ、各機器の配置状態に対する汎用性を向上させることができる。
なお、上述した実施の形態において、PDU14およびダウンバータ15を冷却した後の冷却水はモータ12の冷却流路12aへ供給されるとしたが、これに限定されず、例えば冷却水をモータ12の冷却流路12aを迂回して第2サーモスタット24へ流通させ、モータ12を空冷するように構成してもよい。
本発明の実施形態に係る車両の冷却装置の構成を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る車両の冷却装置の構成図である。 図1に示すラジエータの構成図である。 図1に示すラジエータおよび冷却装置用コンデンサおよび各冷却ファンの配置状態の一例を示す図である。 本発明の実施形態の第1変形例に係る車両の冷却装置の構成を示す模式図である。 図5に示すラジエータの構成図である。 図5に示すラジエータおよび冷却装置用コンデンサおよび冷却ファンの配置状態の一例を示す図である。 本発明の実施形態の第2変形例に係る車両の冷却装置のラジエータの構成図である。 本発明の実施形態の第2変形例に係る車両の冷却装置のラジエータおよび冷却装置用コンデンサおよび各冷却ファンの配置状態の一例を示す図である。 本発明の実施形態の第3変形例に係る車両の冷却装置のラジエータおよび冷却装置用コンデンサおよび各冷却ファンの配置状態の一例を示す図である。 本発明の実施形態の第4変形例に係る車両の冷却装置のラジエータおよび冷却装置用コンデンサおよび各冷却ファンの配置状態の一例を示す図である。
符号の説明
10 車両の冷却装置
14 PDU
15 ダウンバータ
21 ウォータポンプ
22 ラジエータ
22a 主流路
22b 副流路
29 冷却ファン
29a 冷却ファン
29b 冷却ファン
41 空調装置用コンデンサ

Claims (4)

  1. 車両に搭載された空調装置用のコンデンサと、内燃機関を冷却する冷却水を放熱させるラジエータと、冷却水を放熱させる放熱通路とを備え、前記放熱通路を流通した冷却水により車両に搭載された電装部品を冷却する車両の冷却装置であって、
    前記コンデンサは冷却風の通風方向の上流側に配置され、前記ラジエータは前記通風方向の下流側に配置され、前記放熱通路は他の冷却対象物を未経由の冷却風が直接に通風する位置に配置されることを特徴とする車両の冷却装置。
  2. 前記ラジエータと前記放熱通路とは一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の冷却装置。
  3. 前記放熱通路の内部を流通する冷却水は、前記内燃機関を冷却する冷却水が分流してなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両の冷却装置。
  4. 前記電装部品を収容するケースは、前記放熱通路を経由した冷却風の通風路に配置されることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1つに記載の車両の冷却装置。

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