JP2005334711A - 造粒化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】螺旋状回転体の外周面と移送筒機体の内周面との間の移送空間を移送される被処理物は移送筒機体の内周面に形成された複数個の抵抗凸部と螺旋状回転体の軸部に形成された複数個の攪拌凸部との間で外方と内方とに衝突を繰り返し、この繰り返しにより被処理物を良好に攪拌することができ、造粒化効率を高めることができる造粒化装置を提供する。
【解決手段】被処理物Wを移送案内可能な移送筒機体2と、移送筒機体内に設けられ、移送筒機体内の被処理物を移送可能な軸部4a及び軸部外周面に形成された螺旋羽根部4bからなる螺旋状回転体4と、移送筒機体内から移送されてくる被処理物を固定刃盤8と回転刃盤9との対向間隙により形成された移送経路において造粒化して排出可能な造粒化機構7とを備えてなる。
【選択図】図2
【解決手段】被処理物Wを移送案内可能な移送筒機体2と、移送筒機体内に設けられ、移送筒機体内の被処理物を移送可能な軸部4a及び軸部外周面に形成された螺旋羽根部4bからなる螺旋状回転体4と、移送筒機体内から移送されてくる被処理物を固定刃盤8と回転刃盤9との対向間隙により形成された移送経路において造粒化して排出可能な造粒化機構7とを備えてなる。
【選択図】図2
Description
本発明は例えば畳、もみがら、雑草、竹等の植物廃材、幹、枝、葉等の木質廃材の植繊化、肥料化、燃料化、廃プラスチック等の減容固化、燃料化等に用いられる造粒化装置に関するものである。
従来、この種の造粒化装置として、被処理物を移送案内可能な移送筒機体と、該移送筒機体内に設けられ、該移送筒機体内の被処理物を移送可能な螺旋状回転体と、該移送筒機体内から移送されてくる被処理物を該固定刃盤と該回転刃盤との対向間隙に形成された移送経路において造粒化して排出可能な造粒化機構とを備えてなる構造のものが知られている。
この移送筒機体内の螺旋状回転体により造粒化機構へ被処理物を移送するに際し、造粒化効率を高めるため、被処理物を充分に攪拌すると共に被処理物を摩擦抵抗により自己発熱させ、被処理物の温度を充分に高めて移送しなければならないことがある。
特開2002−370040号公報
しかしながらこれら従来構造の場合、螺旋状回転体により移送時において、被処理物の温度を充分な温度に高めることができず、例えば、廃プラスチック含有の廃棄物において、プラスチック溶融による固化を得ることができないことがあるという不都合を有している。
本発明はこれらの不都合を解決することを目的とするもので、本発明のうちで、請求項1記載の発明は、被処理物を移送案内可能な移送筒機体と、該移送筒機体内に設けられ、該移送筒機体内の被処理物を移送可能な軸部及び軸部外周面に形成された螺旋羽根部からなる螺旋状回転体と、該移送筒機体内から移送されてくる被処理物を該固定刃盤と該回転刃盤との対向間隙により形成された移送経路において造粒化して排出可能な造粒化機構とを備えてなり、上記移送筒機体の内周面に複数個の抵抗凸部を形成し、上記螺旋状回転体の軸部に複数個の攪拌凸部を形成してなることを特徴とする造粒化装置にある。
又、請求項2記載の発明は、上記螺旋羽根部の螺旋ピッチを移送方向後方から前方に向くに従って短くなるように設定してなることを特徴とするものであり、又、請求項3記載の発明は、螺旋状羽根体の軸部の外径を移送方向後方から前方に向くに従って大径になるように設定してなることを特徴とするものである。
本発明は上述の如く、請求項1記載の発明にあっては、上記移送筒機体の内周面に複数個の抵抗凸部を形成し、上記螺旋状回転体の軸部に複数個の攪拌凸部を形成しているから、螺旋状回転体の外周面と移送筒機体の内周面との間の移送空間を移送される被処理物は移送筒機体の内周面に形成された複数個の抵抗凸部と螺旋状回転体の軸部に形成された複数個の攪拌凸部との間で外方と内方とに衝突を繰り返し、この繰り返しにより被処理物を良好に攪拌することができ、造粒化効率を高めることができ、かつ、この攪拌による摩擦により被処理物の自己発熱が促進され、被処理物に含まれる含有プラスチックの加熱溶融により造粒化物を良好に固化することができる。
又、請求項2記載の発明にあっては、上記螺旋羽根部の螺旋ピッチを移送方向後方から前方に向くに従って短くなるように形成しているから、螺旋状回転体の外周面と移送筒機体の内周面との間の移送空間を移送される被処理物を確実に圧縮減容することができ、被処理物の自己発熱を促進することができ、又、請求項3記載の発明にあっては、上記螺旋状羽根体の軸部の外径を移送方向後方から前方に向くに従って大径になるように形成しているから、螺旋状回転体の外周面と移送筒機体の内周面との間の移送空間を移送される被処理物を確実に圧縮減容することができ、被処理物の自己発熱を促進することができる。
図1乃至図8は本発明の実施の形態例を示し、図1乃至図6は第一形態例、図7は第二形態例、図8は第三形態例である。
図1乃至図6は第一形態例において、1は機台であって、機台1上に移送筒機体2を横設し、移送筒機体2の一方側上部に被処理物Wを投入する投入口部3を設けると共に移送筒機体2内に軸部4a及び軸部4a外周面に形成された螺旋羽根部4bからなる螺旋状回転体4を回転自在に内装し、機台1に回転駆動機構5を配設し、この場合、機台1に駆動用モータ5aを配設すると共に減速機5bを配設し、駆動用モータ5aの主軸と減速機5bとの間にベルト伝動機構5cを介装すると共に減速機5bの出力軸を螺旋状回転体4に連結し、この螺旋状回転体4を回転駆動機構5により被処理物Wを移送する方向に回転させ、しかして、被処理物Wを螺旋状回転体4の外周面と移送筒機体2の内周面との間の移送空間Kにより移送方向Mへと移送するように構成している。
6は移動機構、7は造粒化機構であって、この場合、図2、図3の如く、造粒化機構7は、略円錐状内周面に刃部8aをもつ固定刃盤8及び略円錐状外周面に刃部9aをもつ回転刃盤9からなり、この固定刃盤8の刃部8aと回転刃盤9の刃部9aとの対向間隙Rに被処理物Wを破砕して造粒化可能な移送経路が形成され、又、螺旋状回転体4の先端部に支持軸部4cを一体に形成し、支持軸部4cの端部を軸受部10により軸受すると共に支持軸部4cに回転刃盤9を廻止状態で軸方向に摺動着脱自在に設け、かつ、上記移送筒機体2を機台1にガイド片6a・6aにより回転刃盤9に対して進退移動自在に配設し、更に、上記回転駆動機構5の減速機5bと移送筒機体2との間に油圧シリンダであるシリンダ6b・6bをピン6c・6cにより架設し、更に、ストッパー機構11として、上記ガイド片6a・6aにブラケット11a・11aを立設し、ブラケット11a・11aにストッパーボルト11b・11bを螺着横設し、移送筒機体2の後部にストッパー片11c・11cを設け、移動機構6のシリンダ6b・6bのヘッド側若しくはロッド側に図外の制御弁から圧油を供給し、シリンダ6b・6bを進退駆動して移送筒機体2を進退移動制御し、固定刃盤8と回転刃盤9との対向間隙Rを可変制御するように構成されている。
12は抵抗凸部、13は攪拌凸部であって、この場合、図5、図6の如く、上記移送筒機体2の内周面に8個の抵抗凸部12を等配状に形成し、螺旋状回転体4の軸部4aに3個の断面半円状の攪拌凸部13を等配状に形成して構成している。
この実施の第一形態例は上記構成であるから、人為的又は自動的に、畳、もみがら、雑草、竹等の植物廃材や幹、枝、葉等の木質廃材等の被処理物Wを投入口部3より移送筒機体2内に投入すると共に螺旋状回転体4を回転駆動機構5により回転させると、図2の如く、被処理物Wは螺旋状回転体4の外周面と移送筒機体2の内周面との間の移送空間Kにより混練、圧縮減容されつつ移送され、この移送筒機体2内の移送空間Kから移送されてくる被処理物Wは造粒化機構7の固定刃盤8と回転刃盤9との対向間隙Rにより形成された移送経路に移送され、この移送経路において、被処理物Wは造粒化され、排出されることになる。
この場合、上記移送筒機体2の内周面に複数個の抵抗凸部12を形成し、上記螺旋状回転体4の軸部4aに複数個の攪拌凸部13を形成しているから、螺旋状回転体4の外周面と移送筒機体2の内周面との間の移送空間Kを移送される被処理物Wは移送筒機体2の内周面に形成された複数個の抵抗凸部12と螺旋状回転体4の軸部4aに形成された複数個の攪拌凸部13との間で外方と内方とに衝突を繰り返し、この繰り返しにより被処理物Wを良好に攪拌することができ、造粒化効率を高めることができ、かつ、この攪拌による摩擦により被処理物Wの自己発熱が促進され、被処理物Wに含まれる含有プラスチックの加熱溶融により造粒化物を良好に固化することができる。
図7の第二形態例は別例構造を示し、この場合、上記第一形態例にあっては、上記螺旋羽根部4bの螺旋ピッチPを同ピッチにすると共に上記軸部4aの外径dを同外径にしているが、この第二形態例にあっては、螺旋羽根部4bの螺旋ピッチPを移送方向M後方から前方に向くに従って短くなるように形成している。
この第二形態例にあっては、螺旋状回転体4の外周面と移送筒機体2の内周面との間の移送空間Kを移送される被処理物Wを確実に圧縮減容することができ、被処理物Wの自己発熱を促進することができる。
図8の第三形態例は別例構造を示し、この場合、上記第一形態例にあっては、上記螺旋羽根部4bの螺旋ピッチPを同ピッチにすると共に上記軸部の外径dを同外径にしているが、この第三形態例にあっては、上記軸部4aの外径dを移送方向M後方から前方に向くに従って大径になるように形成している。
この第三形態例にあっても、螺旋状回転体4の外周面と移送筒機体2の内周面との間の移送空間Kを移送される被処理物Wを確実に圧縮減容することができ、被処理物Wの自己発熱を促進することができる。
尚、本発明は上記実施の形態例に限られものではなく、例えば移送筒機体2、螺旋状回転体4、造粒化機構7、固定刃盤8、回転刃盤9、抵抗凸部12、攪拌凸部13の構造等は適宜設計して変更されるものである。
以上、所期の目的を充分達成することができる。
W 被処理物
2 移送筒機体
4 螺旋状回転体
7 造粒化機構
8 固定刃盤
9 回転刃盤
12 抵抗凸部
13 攪拌凸部
2 移送筒機体
4 螺旋状回転体
7 造粒化機構
8 固定刃盤
9 回転刃盤
12 抵抗凸部
13 攪拌凸部
Claims (3)
- 被処理物を移送案内可能な移送筒機体と、該移送筒機体内に設けられ、該移送筒機体内の被処理物を移送可能な軸部及び軸部外周面に形成された螺旋羽根部からなる螺旋状回転体と、該移送筒機体内から移送されてくる被処理物を該固定刃盤と該回転刃盤との対向間隙により形成された移送経路において造粒化して排出可能な造粒化機構とを備えてなり、上記移送筒機体の内周面に複数個の抵抗凸部を形成し、上記螺旋状回転体の軸部に複数個の攪拌凸部を形成してなることを特徴とする造粒化装置。
- 上記螺旋羽根部の螺旋ピッチを移送方向後方から前方に向くに従って短くなるように設定してなることを特徴とする請求項1記載の造粒化装置。
- 上記螺旋状羽根体の軸部の外径を移送方向後方から前方に向くに従って大径になるように設定してなることを特徴とする請求項1又は2記載の造粒化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004153848A JP2005334711A (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | 造粒化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004153848A JP2005334711A (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | 造粒化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005334711A true JP2005334711A (ja) | 2005-12-08 |
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Family Applications (1)
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JP2004153848A Pending JP2005334711A (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | 造粒化装置 |
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JP (1) | JP2005334711A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107774370A (zh) * | 2017-10-12 | 2018-03-09 | 纪美 | 一种用于大米制作米粉工艺的自动化加工设备 |
CN110521310A (zh) * | 2019-09-13 | 2019-12-03 | 欧其琴 | 一种市政园林土壤环保型土壤修复处理装置 |
WO2023242890A1 (ja) * | 2022-06-13 | 2023-12-21 | エム・テクニック株式会社 | 分散機及びその使用方法 |
WO2024034002A1 (ja) * | 2022-08-09 | 2024-02-15 | エム・テクニック株式会社 | 分散機及びその使用方法 |
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2004
- 2004-05-24 JP JP2004153848A patent/JP2005334711A/ja active Pending
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