JP2005334023A - 遊技体、遊技装置及び遊技システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技システム100は、車のレースのゲームを例にしたものであり、遊技装置10と、車40とを備え、遊技装置10は、遊技フィールド20と、給電部30とを備え、遊技フィールド20は、車40を走行させる環状のフィールドであり、給電部30は、電磁誘導方式によって、車40の受電部50に起電力を給電する部分であり、車40は、起電力によって遊技フィールド20を自走する自動車の模型であり、受電部50と、遊技体表示部60と、自走手段70とを備え、受電部50は、電磁誘導方式によって給電部30からの起電力を受電する部分であり、遊技体表示部60は、起電力によって演出を行う部分であり、自走手段70は、車40を自走させるためのタイヤ及びモータである。
【選択図】図1
Description
これは、競馬ゲームの見栄えを悪くするばかりでなく、遊技装置がさらに大型化してしまい、また、充電エリアに馬の模型を誘導して充電すること自体に相当の時間がかかるので、ゲームの中断を避けるには、多数の予備の馬の模型を用意する必要があった。
(1)メカ的なブラシの接触によって充電しているので、馬の模型の移動速度を制限(低速又は停止)する必要があった。
(2)接触部に電気的なノイズ(信号やデータの乱れ)が発生し、他の回路に影響を及ぼすことがあった。
(3)接触部が摩耗し、交換清掃等のメンテナンスを行う必要があった。
(4)馬の模型の移動方向を制限(充電エリアに誘導)する必要があった。
請求項1の発明は、電磁誘導方式によって外部からの起電力を受電する受電部(50)を備え、その起電力によって動作を行う遊技体である。
(1)電磁誘導方式によって外部からの起電力を受電し、その起電力によって動作を行う遊技体としたので、遊技体に電源を組み込む必要がなくなり、コストダウンが図れ、また、電源の容量や、寿命も考慮しなくてよくなり、メンテナンスの手間も省くことができる。
図1は、本発明による遊技システムの実施例1を示す図である。
実施例1による遊技システム100は、車のレースのゲームを例にしたものであり、遊技装置10と、車(遊技体)40等とを備える。
遊技フィールド20は、車40を走行させる環状のフィールドであり、この遊技装置10の本体となる遊技装置本体(不図示)に接続されている。
遊技装置本体は、遊技装置10を制御するメインシステムと、遊技装置本体に視覚的及び/又は聴覚的な情報を表示(以下、演出という。)させる本体表示部とを備える。
図2は、実施例1の遊技システムを示すブロック図であって、図2(A)は、システム全体を示す図、図2(B)は、給電部30を示す図、図2(C)は、受電部50を示す図である。
図2(A)に示すように、給電部30は、メインシステム80とは接続されているが、受電部50とは、空間的に分離されており、接続されていない。
遊技装置10と車40との間で送受信される制御信号は、自由に設定することができるが、本実施例では、以下のように設定している。
給電コイル34−1、34−4は、制御信号を送信していない。
給電コイル34−2、34−5は、モータの回転数を下げる制御信号と、ストップランプを点灯させる制御信号とを送信している。
給電コイル34−3、34−6は、モータの回転数を上げる制御信号と、ヘッドライトを赤、青、緑のいずれかの色に点灯させる制御信号とを送信している。
一方、受電コイル51は、識別信号を送信している。
車40は、各給電コイル34上を通過すると充電され、また、コースの曲がり角である給電コイル34−2、34−5上を通過すると、カーブに合わせてスピードを下げるとともに、ストップランプを点灯し、さらに、給電コイル34−3、34−6上を通過すると、スピードを上げるとともに、制御信号に基づいてヘッドライトを点灯する。
一方、遊技装置10は、車40からの識別信号に基づいて車40の位置を検出し、本体表示部に、順位の表示や、ゴール時の演出等を行わせる。
(1)電磁誘導方式によって遊技装置10から車40に起電力を給電しているので、車40に電源を組み込む必要がなくなり、コストダウンが図れ、また、電源の容量や、寿命も考慮しなくてよくなり、メンテナンスの手間も省くことができる。
(2)電磁誘導方式によって起電力を給電しているので、動きが不安定な車40であっても、移動の方向や速度を制限することなく、スムーズに充電することができる。
(4)従来の磁力によって引っ張る方式ではないので、構造が簡略化し、低コストに製造でき、メンテナンスも容易である。
(6)走行中に充電することができるので、あらたな充電スペースは、不要である。
(8)電気的エネルギーを充電する充電回路53を備えるので、車40の各動作を安定して行うことができる。
なお、前述した実施例1と同様な機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に統一した符号を付して、重複する説明や図面を適宜省略する。
実施例2による遊技システム100Aは、業務用メダルゲームの抽選機に使用されるボールゲームを例にしたものであり、遊技装置10Aと、ボール(遊技体)40Aとを備える。
遊技装置10Aは、中央に孔(不図示)を有するスリ鉢状のテーブル(遊技フィールド)20Aと、テーブル20Aに設けられた2つの給電部30とを備える。
ボール40Aは、テーブル20A上を転がる球であり、内部に受電部50を備え、各ボール40Aには、それぞれ異なる装置番号が設定されている。
遊技装置10Aは、ボール40Aから受信した識別信号に基づいて演出を行う。
実施例3による遊技システム100Bは、実施例2の遊技システム100Aと近いタイプであり、遊技装置10Bに、給電部30を有するガイドレール90が取り付けられている。
ボール40Aは、ガイドレール90の給電コイル34上で充電され、テーブル20Aに送り出されるときに、制御信号を受信し、テーブル20A上で指定された演出を行う。
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)遊技体は、車や、ボールの例で説明したが、例えば、馬、自転車、モーターバイク、モーターボート、人、動物等の模型であってもよい。
(2)遊技体は、単体で使用してもよい。このようにすれば、起電力を給電することによって、特別な遊技装置がなくても、演出や動作を楽しむことができる。
(4)給電部30や受電部50は、密閉することができるので、水の中等の導電環境下でゲームを展開させてもよい。
(6)実施例1では、環状の遊技フィールドの例で説明したが、例えば、山、谷、ヘアピンカーブ(鋭く曲がるカーブ)等を有する変化に富んだ遊技フィールドにしてもよい。
(8)実施例2と実施例3とを組み合わせてもよい。
20 遊技フィールド
20A テーブル
30 給電部
31 変復調回路
32 発信回路
33 ドライバ回路
34 給電コイル
40 車
40A ボール
50 受電部
51 受電コイル
52 受電回路
53 充電回路
54 記憶回路
55 受信制御回路
56 変復調回路
60 遊技体表示部
60L 各色ランプ
70 自走手段
70M モータ
80 メインシステム
90 ガイドレール
100、100A、100B 遊技システム
Claims (10)
- 電磁誘導方式によって外部からの起電力を受電する受電部を備え、その起電力によって動作を行う遊技体。
- 請求項1に記載の遊技体において、
自走するための自走手段を備えること、
を特徴とする遊技体。 - 請求項1に記載の遊技体において、
視覚的及び/又は聴覚的な情報を表示する遊技体表示部を備えること、
を特徴とする遊技体。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の遊技体において、
受電した前記起電力の電気的エネルギーを充電する充電部を備えること、
を特徴とする遊技体。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の遊技体において、
前記受電部は、前記起電力によって異なる制御信号を送信及び/又は受信すること、
を特徴とする遊技体。 - 請求項5に記載の遊技体において、
前記制御信号に基づいて動作を変更すること、
を特徴とする遊技体。 - 外部からの起電力を受電し、その起電力によって動作を行う遊技体を使用する遊技装置であって、
電磁誘導方式によって前記起電力を給電する給電部を備える遊技装置。 - 請求項7に記載の遊技装置において、
前記給電部は、前記起電力によって異なる制御信号を送信及び/又は受信すること、
を特徴とする遊技装置。 - 請求項7又は請求項8に記載の遊技装置において、
この遊技装置の本体となる遊技装置本体に設けられ、視覚的及び/又は聴覚的な情報を表示する本体表示部を備え、
前記本体表示部は、前記制御信号に基づいて表示を変更すること、
を特徴とする遊技装置。 - 電磁誘導方式によって起電力を給電する給電部を備える遊技装置と、
前記給電部からの前記起電力を受電する受電部を備え、その起電力によって動作を行う遊技体と、
を含む遊技システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004153002A JP2005334023A (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | 遊技体、遊技装置及び遊技システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004153002A JP2005334023A (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | 遊技体、遊技装置及び遊技システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005334023A true JP2005334023A (ja) | 2005-12-08 |
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Family Applications (1)
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JP2004153002A Pending JP2005334023A (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | 遊技体、遊技装置及び遊技システム |
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2004
- 2004-05-24 JP JP2004153002A patent/JP2005334023A/ja active Pending
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