JP2005333769A - 無停電電源システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数台のUPSに対する共通蓄電池を多群分割し、各UPSに対する共通の直流電源線に対し任意に接離可能としたことにより、共通バッテリ方式の利点である容量の低減化を維持しつつ、商用電源停電時における信頼性を改善した無停電電源システムを提供すること。
【解決手段】 複数台のUPS13に対する共通蓄電池16として、多群分割した複数の蓄電池16a,16bを用い、これら複数の蓄電池16a,16bを、それぞれ開閉器17a,17bを介して共通の直流電源線18に接続し、これら開閉器17a,17bにより各蓄電池16a,16bを共通の直流電源線18に対し任意に接離可能としたので、共通バッテリ方式の利点である容量の低減化を維持しつつ、商用電源停電時における信頼性を改善することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数台のUPS(無停電電源装置)で並列冗長システムを構成し、負荷に電力供給する無停電電源システムに関する。
従来、各種産業分野において、コンピュータなどの重要負荷に対する電源設備として、複数台のUPSにより並列冗長システムを構成した無停電電源システムが用いられている。
UPSは、周知のように、商用電源からの交流電力を直流電力に変換するコンバータと、このコンバータにより変換された直流電力または蓄電池から供給される直流電力を所定周波数の交流電力に逆変換するインバータとを有している。そして、商用電源が停電しても、蓄電池からの直流電力に基づき、負荷に対して所定周波数の交流を継続して供給可能であり、良質な交流電力の安定供給を可能とするものである。
また、並列冗長システムは、上述のUPSを複数台並列接続し、これら並列接続された複数台のUPSから負荷に電力供給するものであり、一部のUPSに故障が生じても、他の健全なUPSからの電力供給を維持し、安定した電力供給を可能としている。
このような並列冗長システムは、上述のように複数台のUPSを用いており、各UPSに直流電力を供給する蓄電池もUPS毎に同数設けられ、個別に接続されていた。すなわち、UPS毎に蓄電池を抱える個別バッテリ方式であった。このため、UPSの台数が増す毎に高価な電池の台数も増え、設備コストが上昇していた。
この設備コストの上昇を抑えるものとして、N台のUPSに対してN−1台分の蓄電池を用意し、蓄電池を抱えているUPSが故障した場合、この故障したUPSに接続されている蓄電池を、蓄電池を持たないUPSに切換えて、UPSの運転を継続するようにした発明が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この発明によれば、蓄電池台数を低減することができるが、UPSの故障有無を監視し、故障発生時は蓄電池を他の蓄電池を持たないUPSに自動的に切換え接続しなければならず、複雑な切換え制御が必要となる。
このような切換え制御を不要とするものとして、複数のUPSに対して、共通の蓄電池を設け、この蓄電池を複数のUPSの直流電路にそれぞれ接続する共通バッテリ方式がある。この場合、共通の蓄電池の容量は、並列冗長システムの責務を満足するように設定することで、低減化することができる。
例えば、互いに等しい容量の3台のUPSにより、これら3台のUPSの総容量の2/3の容量の負荷に電力を供給する並列冗長システムでは、この並列冗長システムにおける責務を1台のUPSが故障しても残りの2台のUPSにより負荷に電力可能と定義する。この場合、共通バッテリ方式における共通蓄電池の容量は、2台のUPSへの電源供給を保障できる容量であればよい。したがって、3台のUPSがそれぞれに蓄電池を抱えた前記個別バッテリ方式に比べ、共通蓄電池の容量を2/3にすることができる。
このように、並列冗長方式で負荷にUPSから電力を供給する場合、共通バッテリ方式では、個別バッテリ方式に比べ共通蓄電池の容量を小さくできるという利点がある。しかし、共通バッテリ方式では、そのバッテリの点検や故障を想定した場合、バッテリからの電力供給ができなくなるため、商用電源停電時における信頼性の観点で、個別バッテリ方式より劣っていた。
特開平5−276671号公報
このように、共通バッテリ方式は、個別バッテリ方式に比べ、共通蓄電池の容量を少なくできるものの、商用電源停電時における信頼性の観点で改善すべき問題があった。
本発明の目的は、複数台のUPSに対する共通蓄電池を多群分割し、各UPSに対する共通の直流電源線に対し任意に接離可能としたことにより、共通バッテリ方式の利点である容量の低減化を維持しつつ、商用電源停電時における信頼性を改善した無停電電源システムを提供することにある。
本発明による無停電電源システムは、交流電力を直流電力に変換するコンバータと、このコンバータにより変換された直流電力または蓄電池から供給される直流電力を所定周波数の交流電力に逆変換するインバータとを有するUPSを複数台、並列接続して並列冗長システムを構成し、負荷に電力供給する無停電電源システムであって、前記蓄電池として、複数の蓄電池を用い、これら複数の蓄電池はそれぞれ開閉器を介して共通の電源線に接続し、この共通の電源線は前記複数のUPSの各直流電路にそれぞれ接続されていることを特徴とする。
この場合、複数台の蓄電池の総電源容量は、並列冗長システムを構成する全UPSに対する最大供給電力より少なく、並列冗長システムの責務を満足する台数のUPSに対する最大供給電力に対応する値とすることができる。
本発明によれば、複数台のUPSに対する共通蓄電池として、多群分割した複数の蓄電池を用い、これら複数の蓄電池を、それぞれ開閉器を介して共通の電源線に接続し、これら開閉器により各蓄電池を共通の直流電源線に対し任意に接離可能としたので、共通バッテリ方式の利点である容量の低減化を維持しつつ、商用電源停電時における信頼性を改善することができる。
以下、本発明による無停電電源システムの一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、この実施の形態における無停電電源システム11と負荷12との関係を示すブロック図である。図1において、13はUPSで、交流電力を直流電力に返還するコンバータ13Cと、このコンバータ13Cにより返還された直流電力または後述する蓄電池から直流電路13Dを介して供給される直流電力を、所定周波数の交流電力に逆変換するインバータ13Iとを有する。これらUPS13は複数台(図の例では3台)用意され、この3台のUPS13を並列接続して並列冗長システムを構成する。
14は商用バイパス電路で、図示しない商用電源から交流電力の供給を受ける。15は切換器で、3台のUPS13からの共通電路と商用バイパス電路14とを、負荷12に対して択一的に選択切換えする。この切換器15は、通常時、3台のUPS13からの共通電路を負荷12に接続し、UPS13からの交流電力を負荷12に供給する。また、UPS13の点検時や故障時など、UPS13を使用できない場合、商用電源からの交流電力を負荷12に供給する。
前記UPS13に対し直流電力を供給する前記蓄電池16として、多群分割(図の例では2分割)した複数の蓄電池16a,16bを用いる。これら複数の蓄電池16a,16bはそれぞれ分割用の開閉器17a,17bを介して共通の電源線18に接続し、これら開閉器17a,17bにより各蓄電池16a,16bを共通の直流電源線18に対し任意に接離可能とした。この共通の電源線18は、複数のUPS13の各直流電路13Dにそれぞれ接続されている。このため、蓄電池16a,16bは、各コンバータ13Cからの直流電力により充電されると共に、商用電源停電時には、インバータ13Iに直流電力を供給する。
なお、蓄電池16に対しては、図2で示すように充電専用のコンバータ19を設けてもよい。このコンバータ19は、商用電源からの交流電力を直流電力に変換して蓄電池16を充電するものである。
ここで、複数台の蓄電池16a,16bの総電源容量は、並列冗長システムを構成する全台数(3台)のUPS13に対する最大供給電力より少なくでき、並列冗長システムの責務を満足する台数のUPS13に対する最大供給電力に対応する値とすることができる。すなわち、並列冗長システムの責務を、3台のUPS13のうち1台が故障しても、残りの2台により負荷12への電源供給を可能と定義した場合、蓄電池16a,16bの総電源容量は、3台のUPS13が必要とする電源容量に対し、前記責務を満足する2台のUPSに対する最大供給電力に対応する値(3台のUPSへの最大供給電力の2/3)とすることができる。
上記構成において、常時は分割用の開閉器17a,17bを閉じ、2台の蓄電池16a,16bを、3台のUPS13に対する共通蓄電池16として用いる。すなわち、共通バッテリ方式を採用することとなり、通常時は、3台のUPS13が、共通蓄電池16を充電しつつ、負荷12に対して必要とする電力を均等に分担して供給している。そして、商用電源が停電した場合は、負荷12が必要とする電力を、バックアップ電源である共通蓄電池16からの直流電力を逆変換して供給する。また、3台のUPS13のうち、いずれか1台が点検や故障のため停止した場合は、残りの2台のUPS13により必要とする電力を負荷12に供給する。
ここで、共通バッテリ方式では、商用電源の停電などで入力電源から供給が受けられない場合、前述のように蓄電池16が故障や点検時には、バックアップ電源である蓄電池16からの給電が不可能であり、商用電源停電時の信頼性に問題があった。
そこで、このような蓄電池16の点検や故障の際でも電源供給が可能なように、蓄電池16を分割用開閉器17a,17bにより分割して運用する。
すなわち、蓄電池16を点検する場合は、分割された蓄電池16a,16bを交互に点検することとし、いずれか一方の開閉器、例えば17aを開操作し、一方の蓄電池16aを点検する。このとき、万一、商用電源の停電が発生しても、点検対象外側の蓄電池16bから電源供給可能である。すなわち、一方の蓄電池16aが点検により使用できないときに、万一、商用電源の停電が発生しても、他方の蓄電池16bを用いて、必要最小限(通常の1/2)の電力を負荷に供給可能であり、従来の共通バッテリ方式に比べ、商用電源停電時の信頼性が向上する。また、いずれかの蓄電池が故障したときも、故障側の蓄電池を開閉器17a,17bのいずれかを開操作して切り離すことで健全側の蓄電池から電源供給が可能となる。
なお、分割用開閉器17a,17bは、前述のように、常時はクローズ状態であり、点検や故障時には、手動または自動で開放すればよい。したがって、複雑な制御を必要としない。
この実施の形態では、蓄電池16を開閉器17a,17bにより2つの蓄電池16a,16bに2分割したが、分割数を多くすれば、点検時や故障時に切り離される蓄電池の容量が少なくなる。言い換えれば、商用電源停電時に蓄電池16から供給可能な直流電力はその分多くなり、信頼性はより向上する。
このように、共通蓄電池内を多群分割し、点検や故障時のリスク分散を図ったので、共通バッテリ方式の利点を維持しつつ、その問題点を解決することができる。
本発明による無停電電源システムの一実施の形態を示すブロック図である。 本発明の他の実施の形態を示すブロック図である。
符号の説明
11 無停電電源システム
12 負荷
13 UPS
13C コンバータ
13I インバータ
13D 直流電路
16a,16b 蓄電池
17a,17b 分割用の開閉器
18 共通の直流電源線

Claims (2)

  1. 交流電力を直流電力に変換するコンバータと、このコンバータにより変換された直流電力または蓄電池から供給される直流電力を所定周波数の交流電力に逆変換するインバータとを有するUPSを複数台、並列接続して並列冗長システムを構成し、負荷に電力供給する無停電電源システムであって、
    前記蓄電池として、複数の蓄電池を用い、これら複数の蓄電池はそれぞれ開閉器を介して共通の電源線に接続し、この共通の電源線は前記複数のUPSの各直流電路にそれぞれ接続されていることを特徴とする無停電電源システム。
  2. 複数台の蓄電池の総電源容量は、並列冗長システムを構成する全UPSに対する最大供給電力より少なく、並列冗長システムの責務を満足する台数のUPSに対する最大供給電力に対応する値としたことを特徴とする請求項1に記載の無停電電源システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013101087A (ja) * 2011-11-10 2013-05-23 Mitsubishi Electric Corp 制御棒駆動装置用電源装置
JP2016529872A (ja) * 2013-08-27 2016-09-23 アマゾン テクノロジーズ インコーポレイテッド データセンタ用の共用予備電力
CN113765206A (zh) * 2021-08-02 2021-12-07 华信咨询设计研究院有限公司 一种基站精细化备电控制方法、装置及系统

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