JP2005332122A - サービス連携方法、サービス連携システムおよびプログラム - Google Patents

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哲矢 大石
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Abstract

【課題】サービス連携制御装置に要求される処理を低減して、連携させるサービス数の増大やユーザからのサービス要求頻度の増大に対応する。
【解決手段】サービス連携制御装置1は、連携サービスの構成部品となる全てのサービス提供装置2へのサービス実行要求に必要な入力パラメータ値と、サービスの実行結果の取得に必要な出力パラメータ値と、パラメータ間の相関関係とを記述することが可能なパラメータ帳票4を作成し、全てのサービス提供装置2に対して順番にパラメータ帳票4を転送する。サービス提供装置2は、受信したパラメータ帳票4のうち自装置に関係する入力パラメータ値を参照してサービスを実行し、パラメータ帳票4にサービスの実行結果を自装置に関係する出力パラメータ値として書き込み、パラメータ帳票4をサービス連携制御装置1に返送する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワーク上で様々なサービスが提供されている場合に、それらのサービスを連携させて実行することにより、新しいサービスを作り出してユーザに提供するサービス連携方法、サービス連携システムおよびプログラムに関するものである。
従来のサービス連携システムでは、連携の対象となる個々のサービス提供装置に対して、その提供するサービスを順番に呼び出すサービス連携制御装置を備えているが、そのとき個々のサービス提供装置へのサービス実行要求は、当該サービス提供装置で必要とされる入力パラメータで構成され、サービス提供装置からの応答としてはそのサービスの実行結果が出力パラメータとして返送されることが一般的である(例えば特許文献1、非特許文献1参照)。
特開2002−312311号公報 T.アンドリュ他(T.Andrew et al. ),「ビジネスプロセスエグゼキューションランゲージフォアウェブサービスバージョン1.1(Business Process Execution Language for Web Services Ver 1.1)」,[平成16年4月20日検索],インターネット <http://www.ibm.com/developerworks/webservices/library/ws-bpel >
しかしながら、従来のサービス連携システムでは、サービス提供装置ヘサービス実行要求を行う都度、サービス連携制御装置側で必要なパラメータの設定を行わなければならない。複数のサービスを連携させた連携サービスをユーザに提供するときには、1つのサービス提供装置の出力パラメータ値を別のサービス提供装置の入力パラメータ値として設定するような、サービス提供装置間でのパラメータ値の引渡し処理を必要とする場合が想定される。この場合は、サービス連携制御装置がサービス提供装置へのサービス要求送出毎に必要なパラメータ値の設定をする必要がある。また、当該連携サービスを繰り返し実行するような場合には、同様の処理を繰り返し実行する必要がある。
また、連携サービスの結果として個々のサービス提供装置の出力結果を用いる必要がある場合は、サービス連携制御装置側で出力結果を一時蓄積し、連携サービスの実行終了後に、一時蓄積した出力結果を使って連携サービスの最終的な出力を生成する処理が必要となる。
以上のとおり、従来のサービス連携システムでは、複数のサービス提供装置の連携を司るサービス連携制御装置に要求される処理が多岐にわたるため、連携させるサービスの数(サービス提供装置の数)が多くなったり、ユーザからのサービスの要求頻度が高くなったりしたときに対応できない可能性があった。
本発明の目的は、このような従来の課題を解決し、サービス連携制御装置に要求される処理を低減して、連携させるサービス数の増大やユーザからのサービス要求頻度の増大に対応できるサービス連携方法、サービス連携システムおよびプログラムを提供することにある。
本発明は、ネットワークを介してサービスを提供する少なくとも1つのサービス提供装置に対してサービス実行要求を行うことで、複数のサービスを連携させた連携サービスをユーザに提供するサービス連携方法において、サービス連携制御装置が連携サービスの構成部品となる全てのサービス提供装置へのサービス実行要求に必要な入力パラメータ値と、サービス提供装置によるサービスの実行結果の取得に必要な出力パラメータ値と、パラメータ間の相関関係とを記述することが可能なパラメータ帳票を作成するパラメータ帳票作成手順と、前記サービス連携制御装置が前記連携サービスの構成部品となる全てのサービス提供装置に対して順番に前記パラメータ帳票を転送するパラメータ帳票転送手順と、前記パラメータ帳票を受信したサービス提供装置が前記受信したパラメータ帳票のうち自装置に関係する入力パラメータ値のみを参照してサービスを実行するサービス実行手順と、前記サービスを実行したサービス提供装置が前記受信したパラメータ帳票に前記サービスの実行結果を自装置に関係する出力パラメータ値として書き込み、このパラメータ帳票を前記サービス連携制御装置に返送するパラメータ帳票返送手順とを備えるものである。
また、本発明のサービス連携方法の1構成例において、前記パラメータ帳票作成手順は、前記連携サービスを要求したユーザから送られた、もしくは前記サービス連携制御装置に予め登録されたサービス連携シナリオに基づいて、前記連携サービスの構成部品となる全てのサービス提供装置を特定するようにしたものである。
また、本発明のサービス連携システムにおいて、サービス連携制御装置は、連携サービスの構成部品となる全てのサービス提供装置へのサービス実行要求に必要な入力パラメータ値と、サービス提供装置によるサービスの実行結果の取得に必要な出力パラメータ値と、パラメータ間の相関関係とを記述することが可能なパラメータ帳票を作成するパラメータ帳票作成部と、前記連携サービスの構成部品となる全てのサービス提供装置に対して順番に前記パラメータ帳票を転送するサービス実行制御部とを有し、サービス提供装置は、前記サービス連携制御装置から前記パラメータ帳票を受信したとき、このパラメータ帳票のうち自装置に関係する入力パラメータ値のみを参照してサービスを実行するサービス実行部と、前記受信したパラメータ帳票に前記サービスの実行結果を自装置に関係する出力パラメータ値として書き込み、このパラメータ帳票を前記サービス連携制御装置に返送するパラメータ制御部とを有するものである。
また、本発明のサービス連携システムの1構成例において、前記パラメータ帳票作成部は、前記連携サービスを要求したユーザから送られた、もしくは前記サービス連携制御装置に予め登録されたサービス連携シナリオに基づいて、前記連携サービスの構成部品となる全てのサービス提供装置を特定するものである。
また、本発明のサービス連携プログラムは、サービス連携制御装置が連携サービスの構成部品となる全てのサービス提供装置へのサービス実行要求に必要な入力パラメータ値と、サービス提供装置によるサービスの実行結果の取得に必要な出力パラメータ値と、パラメータ間の相関関係とを記述することが可能なパラメータ帳票を作成するパラメータ帳票作成手順と、前記サービス連携制御装置が前記連携サービスの構成部品となる全てのサービス提供装置に対して順番に前記パラメータ帳票を転送するパラメータ帳票転送手順と、前記パラメータ帳票を受信したサービス提供装置が前記受信したパラメータ帳票のうち自装置に関係する入力パラメータ値のみを参照してサービスを実行するサービス実行手順と、前記サービスを実行したサービス提供装置が前記受信したパラメータ帳票に前記サービスの実行結果を自装置に関係する出力パラメータ値として書き込み、このパラメータ帳票を前記サービス連携制御装置に返送するパラメータ帳票返送手順とをコンピュータに実行させるようにしたものである。
本発明によれば、パラメータ帳票にパラメータ間の引渡し条件に基づいた相関関係が記述されているため、サービス連携制御装置で引渡し処理をすることなく、その値を入力パラメータとして必要とするサービス提供装置が値を取得可能となるという効果がある。また、本発明では、連携サービスを繰り返し実行する際に同一のパラメータ帳票を使用すれば、1回目の連携サービス実行時に相関関係を規定しておくことで、2回目以降はこの相関関係をそのまま使えば良いという効果がある。さらに、本発明では、個々のサービス提供装置で用いた入力パラメータや出力パラメータを全てパラメータ帳票に書き込んでいくため、連携サービスの結果として特定のサービス提供装置からの出力結果が必要な場合も、サービス連携制御装置でサービス提供装置の実行結果を一時記憶する処理が不要になるという効果がある。これらの効果により、連携サービス実行中のサービス連携制御装置の処理は、決められた順番に従ってサービス提供装置にサービス実行要求を行うことだけになるので、連携させるサービス数が増大したり、ユーザからのサービス要求頻度が増大したりする場合でも、対応することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面により詳細に説明する。図1に、本発明の実施の形態となるサービス連携システムの構成を示す。
本実施の形態のサービス連携システムは、サービス連携制御装置1と、サービス提供装置2と、サービス連携制御装置1とサービス提供装置2とを接続するネットワーク3とから構成されている。なお、ユーザとサービス連携制御装置1との間にネットワーク3は介在しても介在しなくてもよい。
サービス提供装置2は、外部からの実行要求に応じてネットワーク3上で予め定められた機能を実行するものであり、ソフトウェアからなるものでもよいし、ハードウェアからなるものでもよい。なお、サービス提供装置2は、単一のサービスを提供するものもあれば、1台で複数のサービスを提供するものもある。
サービス連携制御装置1は、ユーザから連携サービス実行要求を受けると、サービス連携シナリオに基づいてサービス要求すべきサービス提供装置2を特定し、サービス連携シナリオで指定される全てのサービス提供装置2のインタフェース情報を取得して、サービス提供装置毎にパラメータ帳票4へ入出力パラメータを設定する。そして、サービス連携制御装置1は、サービス連携シナリオに記載された順番に従って各サービス提供装置2に対して順番にパラメータ帳票4を添付したサービス実行要求を送出し、その応答としてサービス提供装置2からパラメータ帳票4を受信し、受信したパラメータ帳票4を添付したサービス実行要求を次のサービス提供装置2に対して送出する。このとき、サービス連携制御装置1は、パラメータ帳票4内のパラメータ値を参照する必要はない。サービス連携制御装置1は、サービス連携シナリオに記載された最後のサービス提供装置2からサービス実行結果としてパラメータ帳票4を受信すると、その実行結果をユーザに示す。
サービス提供装置2は,サービス連携制御装置1からパラメータ帳票4が添付されたサービス実行要求を受信すると、受信したパラメータ帳票4の中から自らが必要な入力パラメータを抽出して、抽出したパラメータを使ってサービスを実行する。そして、サービス提供装置2は、サービスの実行結果を出力パラメータとして記述する必要があれば、受信したパラメータ帳票4に出力パラメータを書き込んだ上で、パラメータ帳票4をサービス連携制御装置1へ返送する。
図2は、図1のサービス連携制御装置1の構成例を示すブロック図である。本実施の形態におけるサービス連携制御装置1は、図2に示されるように、ユーザインタフェース部11と、インタフェース情報収集部12と、パラメータ帳票作成部13と、サービス実行制御部14とから構成されている。
ユーザインタフェース部11は、ユーザからの連携サービス実行要求を受けると、インタフェース情報収集部12に対してサービス連携シナリオを転送する。このサービス連携シナリオには、どのサービス提供装置2をどのような順番で呼ぶのかが記載されている。サービス連携シナリオは、ユーザからの連携サービス実行要求に添付されているか、もしくはサービス連携制御装置1に予め登録されている。さらに、ユーザインタフェース部11は、サービス実行制御部14からの連携サービス実行結果をユーザに転送する。
インタフェース情報収集部12は、ユーザインタフェース部11からサービス連携シナリオを受けると、このサービス連携シナリオに記載されたサービス提供装置2についてそのインタフェース情報を取得する。サービス提供装置2のインタフェース情報には、当該サービス提供装置2にサービス実行要求するための呼び出し方法等が記載されている。このインタフェース情報は、サービス連携処理の直前にサービス提供装置2にインタフェース情報取得要求を送信して、サービス提供装置2から取得してもよいし、事前にサービス連携制御装置1で保持していてもよい。そして、インタフェース情報収集部12は、サービス連携シナリオと取得した全てのインタフェース情報とをパラメータ帳票作成部13に転送する。
パラメータ帳票作成部13は、インタフェース情報収集部12からサービス連携シナリオとインタフェース情報とを受けると、これらを基にパラメータ帳票4を作成して、サービス連携シナリオと作成したパラメータ帳票4とをサービス実行制御部14に転送する。
サービス実行制御部14は、サービス連携シナリオに記載された順番に従ってN(Nは自然数)番目のサービス提供装置2に対して、パラメータ帳票4を添付したサービス実行要求を送出し、サービス実行要求に対するサービス実行結果を正しく受信すると、このサービス実行結果からパラメータ帳票4を取得して、このパラメータ帳票4を添付したサービス実行要求を、サービス連携シナリオに記載された(N+1)番のサービス提供装置2に送出する、といった処理を繰り返す。
サービス実行制御部14は、サービス連携シナリオに記載された最後のサービス提供装置2からサービス実行結果を受信した時点で、このサービス実行結果に含まれるパラメータ帳票4をユーザインタフェース部11に転送する。
ユーザインタフェース部11は、受信したパラメータ帳票4に記載された出力パラメータに基づいて連携サービス実行結果を作成し、この連携サービス実行結果をユーザに渡す。
図3は、図1のサービス提供装置2の構成例を示すブロック図である。本実施の形態におけるサービス提供装置2は、図3に示されるように、インタフェース部21と、パラメータ制御部22と、サービス実行部23とから構成されている。
インタフェース部21は、サービス連携制御装置1からのインタフェース情報取得要求を受信した場合、事前に用意されているインタフェース情報をサービス連携制御装置1に返送する。また、インタフェース部21は、サービス連携制御装置1から、パラメータ帳票4が添付されたサービス実行要求を受けた場合、このパラメータ帳票4をパラメータ制御部22に渡し、それに対する応答としてパラメータ制御部22からパラメータ帳票4を受け取ると、パラメータ制御部22から受け取ったパラメータ帳票4をサービス実行結果としてサービス連携制御装置1に返送する。
パラメータ制御部22は、インタフェース部21からパラメータ帳票4を受けると、このパラメータ帳票4の中からサービス実行部23でのサービス実行に必要なパラメータを指定する情報とパラメータの値とを抽出し、抽出したパラメータを使ってサービス実行部23に対してサービス実行要求を行う。
サービス実行要求を受信したサービス実行部23は、要求されたサービスを実行して、サービス実行結果をパラメータ制御部22に返送する。パラメータ制御部22は、サービス実行部23からサービス実行結果を受信すると、このサービス実行結果を出力パラメータとして記述する必要があれば、パラメータ帳票4に出力パラメータを書き込んだ上で、パラメータ帳票4をインタフェース部21に返送する。
ここで、パラメータ帳票4の構成を図4を参照して説明する。パラメータ帳票4は、図4に示すようなデータが記述された電子ファイルであり、サービス提供装置2毎に必要となるパラメータを指定する情報とパラメータの値403とが記述されている。パラメータを指定する情報としては、パラメータ名401と、パラメータがサービス提供装置2への入力パラメータなのかサービス提供装置2の出力パラメータなのかを示すIN/OUT識別子402とがある。パラメータの値403としては、数値や文字列などに加えて、サービス提供装置2間でのパラメータの参照条件(パラメータ間の相関関係)を記述することができる。
図5は、インタフェース情報収集部12からサービス連携シナリオとインタフェース情報とを受け付けたときのパラメータ帳票作成部13の動作を示すフローチャートである。図5において、パラメータ帳票作成部13は、まずサービス連携シナリオを分析し(ステップ110)、サービス連携シナリオに記載されたサービス提供装置2を数えるカウンタをN=1に初期化する(ステップ120)。
続いて、パラメータ帳票作成部13は、サービス連携シナリオに記載されたN=1番目のサービス提供装置2が必要とするパラメータの情報(図4の401〜403)をインタフェース情報に基づいてパラメータ帳票4に書き込むと共に、N=1番目のサービス提供装置2の識別子404をパラメータ帳票4に書き込む(ステップ130)。このとき、サービス提供装置2の出力パラメータに関しては値403は記載されない。パラメータ帳票作成部13は、ステップ130の処理終了後、カウンタNを1カウントアップする(ステップ140)。
次に、パラメータ帳票作成部13は、サービス連携シナリオにN=2番目のサービス提供装置2が記載されているかどうかを判定する(ステップ150)。サービス連携シナリオにN=2番目のサービス提供装置2が記載されている場合には、ステップ130に戻る。こうして、ステップ130〜150の処理が、サービス連携シナリオに記載されているサービス提供装置2の順番に従ってサービス提供装置2毎に実行される。パラメータ帳票作成部13は、サービス連携シナリオに記載された全てのサービス提供装置2についてパラメータ帳票4へのパラメータの書き込みを終了した場合、こうして作成したパラメータ帳票4をサービス連携シナリオと共にサービス実行制御部14に送信する(ステップ160)。
図6は、パラメータ帳票作成部13からサービス連携シナリオとパラメータ帳票4とを受け付けたときのサービス実行制御部14の動作を示すフローチャートである。図6において、サービス実行制御部14は、まずサービス連携シナリオを分析し(ステップ210)、サービス連携シナリオに記載されたサービス提供装置2を数えるカウンタをN=1に初期化する(ステップ220)。
続いて、サービス実行制御部14は、受信したパラメータ帳票4を添付したサービス実行要求を、サービス連携シナリオに記載されたN=1番目のサービス提供装置2に対して送出する(ステップ230)。サービス実行制御部14は、N=1番目のサービス提供装置2からサービス実行結果を受信するまで待ち、サービス実行結果を受信すると(ステップ240においてYES)、カウンタNを1カウントアップする(ステップ250)。
次に、サービス実行制御部14は、サービス連携シナリオにN=2番目のサービス提供装置2が記載されているかどうかを判定する(ステップ260)。サービス実行制御部14は、N=2番目のサービス提供装置2が記載されている場合、N=1番目のサービス提供装置2から受信したサービス実行結果に含まれるパラメータ帳票4をN=2番目のサービス提供装置2に対するサービス実行要求のために取得して(ステップ270)、ステップ230に戻る。
そして、サービス実行制御部14は、ステップ270で取得したパラメータ帳票4を添付したサービス実行要求を、サービス連携シナリオに記載されたN=2番目のサービス提供装置2に対して送出する(ステップ230)。サービス実行制御部14は、N=2番目のサービス提供装置2からサービス実行結果を受信するまで待ち、サービス実行結果を受信すると、カウンタNを1カウントアップする(ステップ250)。
次に、サービス実行制御部14は、サービス連携シナリオにN=3番目のサービス提供装置2が記載されているかどうかを判定する(ステップ260)。サービス実行制御部14は、N=3番目のサービス提供装置2が記載されている場合、N=2番目のサービス提供装置2から受信したサービス実行結果に含まれるパラメータ帳票4をN=3番目のサービス提供装置2に対するサービス実行要求のために取得して(ステップ270)、ステップ230に戻る。
こうして、ステップ230〜270の処理が、サービス連携シナリオに記載されているサービス提供装置2の順番に従ってサービス提供装置2毎に実行される。サービス実行制御部14は、サービス連携シナリオに記載された全てのサービス提供装置2からサービス実行結果を受信した場合(ステップ260においてNO)、最後のサービス提供装置2から受信したサービス実行結果に含まれるパラメータ帳票4をユーザへの実行結果返送のためにユーザインタフェース部11に送信する(ステップ280)。
図7は、インタフェース部21からパラメータ帳票4を受け付けたときのパラメータ制御部22の動作を示すフローチャートである。図7において、パラメータ制御部22は、受信したパラメータ帳票4を分析し(ステップ310)、パラメータ帳票4の中から自らのサービス実行に必要なパラメータの情報(図4の401〜403)を抽出する(ステップ320)。ここで、パラメータ制御部22は、前述の参照条件により他のサービス提供装置2の出力パラメータを参照している入力パラメータがある場合には、参照先のパラメータの情報を抽出する(ステップ330,340)。最後に、パラメータ制御部22は、抽出したパラメータの情報を使ってサービス実行部23にサービス実行要求を行う(ステップ350)。
以上のように、本実施の形態では、例えば「あるサービス提供装置2の出力パラメータの値を別のサービス提供装置2の入力パラメータ値として参照する」といったパラメータ間の引渡し条件(相関関係)がある場合に、パラメータ帳票4において、入力パラメータの値記入欄に参照先の出力パラメータを示す記述がなされる。サービス提供装置2は、パラメータ帳票4が添付されたサービス実行要求を受けたときに、このパラメータ帳票4において自らが必要とする入力パラメータが別のサービス提供装置2の出力パラメータを参照している場合、参照先の出力パラメータの値を読み出し、読み出した値を入力パラメータとして用いることが可能であるため、サービス連携制御装置1で引渡し処理をすることなく、サービス提供装置2がサービスを実行可能になるという効果がある。また、本実施の形態では、連携サービスを繰り返し実行する際に同一のパラメータ帳票4を使用すれば、1回目の連携サービス実行時に相関関係を規定しておくことで、2回目以降はこの相関関係をそのまま使えば良いという効果がある。さらに、本実施の形態では、個々のサービス提供装置2で用いた入力パラメータや出力パラメータを全てパラメータ帳票4に書き込んでいくため、連携サービスの結果として特定のサービス提供装置2からの出力結果が必要な場合も、サービス連携制御装置1でサービス提供装置2の実行結果を一時記憶する処理が不要になるという効果がある。
これらの効果により、連携サービス実行中のサービス連携制御装置1の処理は、決められた順番に従ってサービス提供装置2にサービス実行要求を行うことだけになり、従来に比べてサービス連携制御装置1に要求される処理を低減することができるので、連携させるサービス数が増大したり、ユーザからのサービス要求頻度が増大したりする場合でも、対応することができる。
なお、本実施の形態では、パラメータ帳票4にサービス提供装置2を一意に特定する識別子404が記述されており、サービス提供装置2のパラメータ制御部22は、この識別子404を基に自らが必要とするパラメータを特定するようにしているが、これに限るものではない。サービス提供装置2自らが必要とするパラメータがどれであるかを認識できるのであれば、必ずしも識別子404を規定しておく必要はない。
本実施の形態のサービス連携制御装置1とサービス提供装置2の各々は、CPU、記憶装置およびインタフェースを備えたコンピュータとこれらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。このようなコンピュータにおいて、本発明のサービス連携方法を実現させるためのプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、メモリカードなどの記録媒体に記録された状態で提供される。CPUは、読み込んだプログラムを記憶装置に書き込み、前述の処理を実行する。
本発明は、数多くの多様な電子機器がネットワークに接続されたユビキタスコンピューティング環境に適用することができる。
本発明の実施の形態となるサービス連携システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるサービス連携制御装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるサービス提供装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるパラメータ帳票の構成を示す図である。 本発明の実施の形態のサービス連携制御装置におけるパラメータ帳票作成部の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態のサービス連携制御装置におけるサービス実行制御部の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態のサービス提供装置におけるパラメータ制御部の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1…サービス連携制御装置、2…サービス提供装置、3…ネットワーク、4…パラメータ帳票、11…ユーザインタフェース部、12…インタフェース情報収集部、13…パラメータ帳票作成部、14…サービス実行制御部、21…インタフェース部、22…パラメータ制御部、23…サービス実行部。

Claims (6)

  1. ネットワークを介してサービスを提供する少なくとも1つのサービス提供装置に対してサービス実行要求を行うことで、複数のサービスを連携させた連携サービスをユーザに提供するサービス連携方法において、
    サービス連携制御装置が連携サービスの構成部品となる全てのサービス提供装置へのサービス実行要求に必要な入力パラメータ値と、サービス提供装置によるサービスの実行結果の取得に必要な出力パラメータ値と、パラメータ間の相関関係とを記述することが可能なパラメータ帳票を作成するパラメータ帳票作成手順と、
    前記サービス連携制御装置が前記連携サービスの構成部品となる全てのサービス提供装置に対して順番に前記パラメータ帳票を転送するパラメータ帳票転送手順と、
    前記パラメータ帳票を受信したサービス提供装置が前記受信したパラメータ帳票のうち自装置に関係する入力パラメータ値のみを参照してサービスを実行するサービス実行手順と、
    前記サービスを実行したサービス提供装置が前記受信したパラメータ帳票に前記サービスの実行結果を自装置に関係する出力パラメータ値として書き込み、このパラメータ帳票を前記サービス連携制御装置に返送するパラメータ帳票返送手順とを備えることを特徴とするサービス連携方法。
  2. 請求項1記載のサービス連携方法において、
    前記パラメータ帳票作成手順は、前記連携サービスを要求したユーザから送られた、もしくは前記サービス連携制御装置に予め登録されたサービス連携シナリオに基づいて、前記連携サービスの構成部品となる全てのサービス提供装置を特定することを特徴とするサービス連携方法。
  3. ネットワークを介してサービスを提供する少なくとも1つのサービス提供装置と、前記サービス提供装置に対して順番にサービス実行要求を行うことで複数のサービスを連携させた連携サービスをユーザに提供するサービス連携制御装置とを備えたサービス連携システムにおいて、
    前記サービス連携制御装置は、
    連携サービスの構成部品となる全てのサービス提供装置へのサービス実行要求に必要な入力パラメータ値と、サービス提供装置によるサービスの実行結果の取得に必要な出力パラメータ値と、パラメータ間の相関関係とを記述することが可能なパラメータ帳票を作成するパラメータ帳票作成部と、
    前記連携サービスの構成部品となる全てのサービス提供装置に対して順番に前記パラメータ帳票を転送するサービス実行制御部とを有し、
    前記サービス提供装置は、
    前記サービス連携制御装置から前記パラメータ帳票を受信したとき、このパラメータ帳票のうち自装置に関係する入力パラメータ値のみを参照してサービスを実行するサービス実行部と、
    前記受信したパラメータ帳票に前記サービスの実行結果を自装置に関係する出力パラメータ値として書き込み、このパラメータ帳票を前記サービス連携制御装置に返送するパラメータ制御部とを有することを特徴とするサービス連携システム。
  4. 請求項3記載のサービス連携システムにおいて、
    前記パラメータ帳票作成部は、前記連携サービスを要求したユーザから送られた、もしくは前記サービス連携制御装置に予め登録されたサービス連携シナリオに基づいて、前記連携サービスの構成部品となる全てのサービス提供装置を特定することを特徴とするサービス連携システム。
  5. ネットワークを介してサービスを提供する少なくとも1つのサービス提供装置と、前記サービス提供装置に対して順番にサービス実行要求を行うことで複数のサービスを連携させた連携サービスをユーザに提供するサービス連携制御装置とを備えたサービス連携システムにおいて、前記サービス提供装置または前記サービス連携制御装置としてネットワーク上のコンピュータを動作させるサービス連携プログラムであって、
    前記サービス連携制御装置が連携サービスの構成部品となる全てのサービス提供装置へのサービス実行要求に必要な入力パラメータ値と、サービス提供装置によるサービスの実行結果の取得に必要な出力パラメータ値と、パラメータ間の相関関係とを記述することが可能なパラメータ帳票を作成するパラメータ帳票作成手順と、
    前記サービス連携制御装置が前記連携サービスの構成部品となる全てのサービス提供装置に対して順番に前記パラメータ帳票を転送するパラメータ帳票転送手順と、
    前記パラメータ帳票を受信したサービス提供装置が前記受信したパラメータ帳票のうち自装置に関係する入力パラメータ値のみを参照してサービスを実行するサービス実行手順と、
    前記サービスを実行したサービス提供装置が前記受信したパラメータ帳票に前記サービスの実行結果を自装置に関係する出力パラメータ値として書き込み、このパラメータ帳票を前記サービス連携制御装置に返送するパラメータ帳票返送手順とをコンピュータに実行させることを特徴とするサービス連携プログラム。
  6. 請求項5記載のサービス連携プログラムにおいて、
    前記パラメータ帳票作成手順は、前記連携サービスを要求したユーザから送られた、もしくは前記サービス連携制御装置に予め登録されたサービス連携シナリオに基づいて、前記連携サービスの構成部品となる全てのサービス提供装置を特定することを特徴とするサービス連携プログラム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010039928A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> マッピング定義データ生成装置、マッピング定義データ生成方法、プログラム

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JP2010039928A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> マッピング定義データ生成装置、マッピング定義データ生成方法、プログラム

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