JP2005331296A - 回転検出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転検出装置11は、磁気抵抗素子MRE1〜MRE4を備えるセンサチップ2aと磁気抵抗素子MRE1〜MRE4にバイアス磁界を付与するバイアス磁石5とがリードフレーム6に装着された状態で一体に樹脂モールドされて構成されている。センサチップ2aは、磁気抵抗素子MRE1〜MRE4の配設面が回転態様の検出対象となるロータの一面と平行に対向するように設けられるとともに、バイアス磁石5は、リードフレーム6を介して磁気抵抗素子の後方裏面MRE1〜MRE4に設けられている。そして、モールド材17のうち、上記ロータと対向する面の裏面側には鉄などからなる磁性体片19が装着されている。
【選択図】 図4
Description
・鉄系金属片によって形成されるもの。
あるいは、請求項5に記載の発明によるように、
・磁石片によって形成されるもの。
等々が有効である。
前述のように、磁気抵抗素子に作用する磁気ベクトルは、この磁気抵抗素子の周辺に存在する磁性体による磁気的な影響を受けてその角度が変化することがある。例えば図1(a)に例示するように、バイアス磁石MGによる磁気ベクトルの基準角度が同図に示すベクトルTVに設定されていたとしても、その周辺に磁性体AR1が存在すると、その基準ベクトルもベクトルBV1として示す態様で変化するようになる。そして、こうした不要な磁気ベクトルの変化がセンサチップSSを構成する磁気抵抗素子MRE11〜MRE14の抵抗値の変化として感知されると、このようなセンサチップSSを用いてロータの回転態様を検出する回転検出装置としての回転検出精度の低下を招くようになることは前述の通りである。なおここでも、磁気抵抗素子MRE11およびMRE12と、磁気抵抗素子MRE13およびMRE14とは、電気的には各々ハーフブリッジ回路として構成されている。
(1)磁性体片19をモールド材17の表面に装着するようにした。このため、当該回転検出装置11の配設環境によることなく高い精度を維持して被検出体であるロータRTの回転検出を行うことができるようになる。
(4)回転態様の検出対象となるロータRTがその周縁部にN極とS極とが交互に着磁された着磁ロータであるため、磁気抵抗素子MRE1〜MRE4に作用する磁気ベクトルの強度を容易に確保することができるようになる。またこれにより、上記バイアス磁界を付与するバイアス磁石5の小型化を図ることも容易となる。
・回転検出装置11の配設環境によって、磁気抵抗素子MRE1〜MRE4に作用する磁気ベクトルの基準角度が、例えば先の図2(a)に示される態様で変化する場合には、磁性体片19についてもこれを先の図2(b)に示される態様で装着する。これによっても、前記(1)〜(4)の効果と同等、あるいはそれに準じた効果が得られるようになる。また、回転検出装置11の配設環境によって、磁気抵抗素子MRE1〜MRE4に作用する磁気ベクトルの基準角度が、例えば先の図3(a)に示される態様で変化する場合には、磁性体片19についてもこれを先の図3(b)に示される態様で装着する。これによっても、やはり、前記(1)〜(4)の効果と同等、あるいはそれに準じた効果が得られるようになる。なお、磁性体片19を先の図3(b)に示される態様で装着する場合には、2つの磁性体片をモールド材17の表面に装着することとなる。
・磁性体片19の装着部位や装着態様の決定に際しては、上述した磁気シミュレーションに限らず、当該回転検出装置11が配設される実際の磁気的な環境の測定に基づいて同装着部位や装着態様を決定してもよい。
・モールド材17の表面のうち、凹部以外の表面に磁性体片19を装着してもよい。また、モールド材17に凹部がなくてもよい。
Claims (6)
- 磁気抵抗素子を備えるセンサチップと前記磁気抵抗素子にバイアス磁界を付与する磁石とがリードフレームに装着された状態で一体に樹脂モールドされてなり、前記センサチップの近傍にてロータが回転するときに前記バイアス磁界と協働して生じる磁気ベクトルの変化を前記磁気抵抗素子の抵抗値の変化として感知して前記ロータの回転態様を検出する回転検出装置において、
前記磁気抵抗素子に作用する磁気ベクトルの基準角度を調整可能な1乃至複数の磁性体片がモールド樹脂に装着されてなる
ことを特徴とする回転検出装置。 - 前記センサチップは、前記磁気抵抗素子の配設面が前記回転態様の検出対象となるロータの一面と平行に対向するように設けられるとともに、前記磁気抵抗素子にバイアス磁界を付与する磁石は、前記リードフレームを介して前記磁気抵抗素子の後方裏面に設けられてなり、前記磁性体片は、前記モールド樹脂のうち、前記ロータと対向する面の裏面側であって且つ、前記磁石と前記磁気抵抗素子との間に位置する部分にそれら磁石および磁気抵抗素子の投影面との重複も含めて装着されてなる
請求項1に記載の回転検出装置。 - 前記モールド樹脂の前記磁性体片が装着される部分には同磁性体片を収容するための凹部が設けられてなる
請求項1または2に記載の回転検出装置。 - 前記磁性体片が鉄系金属片からなる
請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転検出装置。 - 前記磁性体片が磁石片からなる
請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転検出装置。 - 前記回転態様の検出対象となるロータは、その周縁部がN極とS極とに交互に着磁された着磁ロータからなる
請求項1〜5のいずれか一項に記載の回転検出装置。
Priority Applications (1)
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JP2004148250A JP2005331296A (ja) | 2004-05-18 | 2004-05-18 | 回転検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004148250A JP2005331296A (ja) | 2004-05-18 | 2004-05-18 | 回転検出装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2005331296A true JP2005331296A (ja) | 2005-12-02 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004148250A Pending JP2005331296A (ja) | 2004-05-18 | 2004-05-18 | 回転検出装置 |
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Country | Link |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007067422A1 (en) * | 2005-12-05 | 2007-06-14 | Honeywell International Inc. | Chip on lead frame for small package speed sensor |
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2004
- 2004-05-18 JP JP2004148250A patent/JP2005331296A/ja active Pending
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